※この作品はR-18です。

マイナーキャラ妄想短編集   作:ニンニク嫌い

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 マリナたちに隷従の首輪を付けたベシオは、彼女たちを完全に自分の妻とする策を実行に移す。




Aランクパーティを離脱した俺は(マリナ、シルク、レイン) 後編

 

 

 マリナたち三人がベシオに絶対服従の奴隷妻となってから、あれから幾日もの時が過ぎ去った。長い陵辱の日々は少しづつ彼女たちから抵抗の意思とベシオへの嫌悪感を薄れさせて行き、その心に首輪の力とは一切関係のない服従心を育ませて行く。

 

 ゆっくりと、着実に。彼女たちのベシオの肉棒を咥え込む口の動きが積極的になり、秘部を晒して誘う顔に明らかな期待の色が見え隠れする。

 首輪によって強制されていた敬称は、彼女たちにとっていつしか自然なご主人様呼びへと変わっていた。

 

 彼女たちの瞳から、希望と言う言葉が完全に消え去り、無能で馬鹿なベシオでさえ諦めと言う色を深く宿し始めたとわかった時、三人を陥落させるための最後のメインイベントを悪辣な男は画策した。

 

「ククク……いよいよ、あの三人が完全に俺の物となる時が来たな」

 

 星々の瞬きと月明かりが窓ガラスから差し込む時間帯。サラス財閥の一人息子に相応しい、高級なアンティークが隅々まで配置された寝室で、ベシオはキングベッドにふんぞり返っていた。

 その身に寝巻きも、最低限の下着も着けず、だらしのない肥満体型と赤黒い肉棒を晒している彼の視線は、ずっと自身の部屋の入り口たる扉に向けられている。

 

 彼は待っているのだ。

 自分の子供を産む事になる、美しい妻たちが夜伽に来るのを。

 

「失礼します、ご主人様」

 

 ガチャリと、扉が開く音と共に三人の人影が部屋へと入ってくる。明かりを点けていないベシオの寝室は、彼女たちの表情や姿を捉えるには光源が少なく、そのか細い輪郭と身に付けている服の動きが動くのを見れるだけだ。

 

 だがその僅かな布切れの揺れで、ベシオは三人がちゃんと注文通りの衣装に身を包んでいる事を確認した。艶やかで扇状的な、自分と愛を誓い合う日に相応しい装いを。

 

「さあ、もっとお前たちの夫である俺の側に近寄れ。それと、夜は俺のことをなんて呼ぶかは覚えているだろう?」

 

「…………はい。あなた」

 

 ベシオのニタニタとした欲望に染まった要求に、暗闇の中にいる少女たちは従った。愛する夫にするような呼び方で、自分たちを鳥籠に閉じ込めた男を呼ぶことを許してしまう。

 

 そこに、もう首輪による強制力は必要とない。すでに彼女たちの心にベシオに逆らおうなんて意識は欠片も残されていないほど手折られているのだから。

 だから三人は『命令』されずともベシオの言う通りに彼へと近づく。その身に纏う屈辱的な服を、彼の目に晒すために。

 

「おおおお……!!」

 

 窓から差し込む月明かりが彼女たちを照らした時、ようやくその全貌が露わになる。美しい少女たちがベシオの妻になる夜に相応しい衣装。

 

 ウエディングドレスを、彼女たちは着ていたのだ。それも、ただのウエディングドレスではない、まるでセクシーランジェリーのような男の情欲を刺激するドスケベ生き恥ウエディングドレス。

 

 女性を美しく着飾る白色のドレスは胸と股間部にしか布が存在せず、それもリボンとフリルがあしらわれたビキニブラとハイレグ状のビキニパンツと言う卑猥さと淫靡さを強調した物。腰には一応レース生地のスカートを身につけているが、それはあまりにも薄く、スカート本来が持つ隠すと言う機能を欠片も果たしていない。むしろ薄い生地越しに視認できる少女たちの肉付きの良い生脚と淫靡な鼠蹊部が、より雄の肉欲を煽るエッセンスになっている。

 

 あまりにも花嫁姿と言う女性の夢を馬鹿にするようなこのドスケベ衣装を、マリナたちは『命令』による強制ではなく、自分の意思で身につけていた。

 

「実に似合ってるじゃないか! プレゼントした甲斐がある!」

 

「あ、ありがとう……ございます……」

 

 ニチャニチャとした笑みで近づいて来たベシオに、マリナが引き攣ってはいるが確かな笑顔を浮かべてお礼を告げる。それはすっかり躾けられてしまった負け犬の反応。屈辱と羞恥を感じながらも、刻まれた隷属心とベシオの雌犬としての躾けの記憶から卑屈な笑いを反射的に作ってしまうのだ。

 

 そんな変わり果てた友人の姿に、同じように躾けられてしまったシルクとレインの瞳が悲しげに伏せられる。もう自分たちの知る明るくて勝ち気で、誰に対しても間違った事には真っ向から立ち向かう勇敢な少女マリナはいないんだと、理解してしまったから。

 

「おっぱいも前より大きくなったんじゃないか? なぁ、マリナ?」

 

「んっ、ああっ……! それは、わかりませ、んんっ……!!」

 

 ベシオの手がドスケベウエディングドレスに包まれたマリナの乳房を鷲掴み、布をずらして中心の突起を直接摘む。それだけで、ベシオの言う通り以前よりも胸の膨らみを増したマリナは、開発され尽くした乳房から感じる刺激に甘い艶声を響かせる。

 

「あっ、んくぅ……っ! あっ、あっ、イッ! イクッ……イクイクッ! マリナのドスケベおっぱいを揉まれながら雑魚乳首クリクリされて、イックぅぅぅーーッッ!!」

 

 イク時はどうしてイッてしまったのかを口にしてから果てる。ベシオの奴隷妻にされてから首輪の強制力で実行されていた最低な絶頂宣言を、マリナはもう首輪が働くよりも早く口に出来てしまう。

 

 違法ポーションの過剰使用ですっかりドスケベで雑魚な性器へと変わり果てた自分の胸を卑下し、腰をくの字に曲げて股間のビキニパンツから蜜液を垂らすマリナに、ベシオから与えられる刺激を拒絶しようとする様子は皆無だ。その証拠に、ベシオに胸を揉まれて絶頂を決めたマリナの表情は隠しきれない快楽の悦びに満ちている。

 

「すっかり胸だけでイケる雌になれたな、マリナ」

 

「ふぁ……ふぁい……マリナを胸イキさせてくれて……ありがとうございます、あなた……」

 

 イッたばかりで荒い息を吐くマリナの顎下を、いつものように手でくすぐるベシオ。彼女のことを犬猫のよう扱うその手ぐさに、だが雌犬としての悦びを体に刻まれたマリナは考えるより先に感謝を主人に捧げた。

 

 そんなほとんど堕ちていると言って良い反抗的だった女剣士の姿を鑑賞し、ベシオは残りの妻二人の体へと手を伸ばす。

 

「シルク、お前の太腿もすっかりムチムチな、夫のチンポを挟み込むに相応しいエロ腿になったな」

 

「あっ……! あなたの、おかげで、すっ……んんっ!」

 

「レイン、夫のチンポを求めて常にヒクヒクとまんこをひくつかせて……俺の正妻としての自覚が出来ているじゃないか」

 

「んあっ! ふぅっ、はあっ……! 喜んでくれて、嬉しい、です……!」

 

 純白のウエディングビキニパンツから覗くシルクの褐色の太腿と、レインの薄布に包まれた女陰を撫でるベシオ。卑猥で最低な言葉で変わり果ててしまった彼女たちの体を弄る彼に、二人はマリナと同じように感謝の言葉を返すしかない。

 それどころか、長い調教の日々で躾けられた二人は自然と自身の両脚を左右に肩幅ほどまで開いて、ベシオに触りやすいように配慮してしまう。

 

「ひっあ、んんんっ……! はぁ、あっ……ふうぅっ……!」

 

 鼠蹊部を撫でられるだけで性的快感を得られるようになったシルクの口から、絶頂するには程遠い甘い刺激による切なげな喘ぎ声がこぼれ落ちる。

 潤んだ瞳で、自然と乞うような眼差しをベシオに向けた彼女と彼の視線が絡み合う。数瞬後、シルクは自身の股関節を弄ぶベシオの手を太腿でむぎゅぅっ♡と挟み込んだ。それは、自分を見つめる下卑た視線に込められた意味に気づいたから。言葉などなくとも、アイコンタクトでベシオの考えが読めてしまうほどに、ダークエルフは彼を理解している。

 

「んあっ、あなたの指が……ボクのヒダを擦って……あっ、あっ……それ、気持ち良い、です……!」

 

 そしてそれは、レインもまた同じ。自身の膣中へとビキニパンツをずらして入って来たベシオの指を締め付け、何も言われずとも腰を微細に上下させて出し入れを繰り返す。

 膣肉を擦る指がよりスムーズに奥まで入るように愛液を生成してコーティングし、指腹が敏感な部分を触れた時は率先してそこが弱点ですと報告する。

 

「ああっ……んっ……太腿で、手を挟んでるだけなのに……あっ、気持ち、いぃ……っ!」

 

「んあっ、あっ、あんっ! 指がぐちゅぐちゅって、ボクの膣奥まで……ああ゛っ!」

 

「ああ〜、これぞ極楽と言うものだ。まさしく俺に相応しい」

 

 ダークエルフの美少女腿肉で片手をマッサージされ、両想いとなったロリ美少女の膣肉でもう片方の手の指をマン圧される。ほとんど体を動かさずとも最高のサービスをしてもらえる状況を、違法魔法具の力で手に入れたいベシオは何ら恥じることもなく堪能した。

 

「はぁ、はぁ……イク……! 太腿であなたの手を挟んで、擦っているだけで……家畜以下の価値しかない、ダークエルフ族一の淫乱である私は、イッ、イキます……! イクイク、イクッ!!」

 

「あっああ゛……ッ! そこ、ボクのGスポット、です……あっ、あっ! だから、そこを擦られたら、ボクは簡単にイッ、イクイクイクイクッ! イグぅぅぅーーッッ!!!」

 

 そして何ら大した愛撫もする事なく、勝手に二人の極上の美少女は絶頂へと昇ってベシオを視覚でも聴覚でも楽しませてくれるのだ。

 かつて冷静沈着で慎み深かったシルクが太腿だけで本気アクメを決められるほどの雌畜ダークエルフとなり、大人しく控えめだったレインが自分から膣に挿入されたベシオの指を出し入れしてオナニーアクメを決める淫乱に堕ちた。

 

 その堕落を、ベシオは自身の両手に滴り落ちて来た二人の愛液で感じていた。そして、これがまだ本番前の余興でしかない事を思い、その興奮を肉棒を滾らせながら笑うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ぢゅぱっ♡ ちゅっ♡ れろぉっ♡

 

 数分後、ベシオの寝室からは絶え間なく淫らな水音が鳴り響いていた。その音の出所は、キングベッドに大の字で寝転んだベシオの、太った贅肉だらけの体から。厳密には、そんな彼のだらしない体を美しいピンク色の舌で舐め回す美少女たちの口から響いていた。

 

「ちゅぱっ、ちゅっ、ちゅるる」

 

「ああ、いいぞ。もっと、太腿で俺の顔を締め付けてくれ。ああ〜〜、そうそう、そのぐらいだ。ちゅっ、んまっ」

 

 美貌のダークエルフであるシルクが、寝転がるベシオの頭を膝枕ならぬ太腿枕で、むぎゅぅ♡ むにゅうっ♡と自身の褐色の腿肉で挟み込みながら、体を前傾させてベシオの汚い唇とディープキスを交わしている。

 彼女の雄を虜にする肉の詰まった太腿が顔を優しくマッサージする感覚を堪能しながら、麗らかな唇と柔い舌肉が自身の口内を掻き混ぜる感触に酔う。さらにシルクの口から送られる唾液は、まるで果実のように甘くてベシオの味覚さえも満足させてくれる。

 

「んあっ、れろれろ……ぢゅぶぅ……」

 

「ああ、いいぞレイン。その調子で、もっと奥まで咥えてくれ」

 

 そして部屋を震わす淫靡な水音はシルクとベシオの熱烈なディープキスが齎す物だけではない。ベシオの腰元へでは、大きく起立した彼の肉棒へと口を這わすレインがいた。自身の下腹部を彼の胸板に重ね合わせ、女陰から漏れる淫液を擦り付けるように腰を前後させながら、彼女はベシオの要求通り剛直を口いっぱいに頬張って行く。

 生暖かいレインの口内で肉棒が歓喜に震えるようにびくりと震え、先端から苦いカウパー汁を分泌する。それをわざと音を立てるようい吸い込み、残液がないように念入りに尿口を舌で舐め取る彼女は、もう立派なフェラチオ奴隷だ。

 

「あむ、んっ、ふぅ……じゅぱっ、じゅっ」

 

「ああ〜〜、気持ち良いな。指の間もちゃんと舐めて綺麗にしろよ、マリナ」

 

 そしてベシオの体で一番下。足指へと犬のようにペロペロと舌を這わせて、彼の足の汚れを懇切丁寧に舐めとるのはマリナだ。ベシオの言葉に「えへへ」と卑屈な笑みを浮かべて、望み通り臭い異臭を放つ指の間に口付けて自身の唾液でコーティングして行く姿はすっかり躾けを終えられた雌犬。

 シルクの太腿マッサージを受けるベシオには見えないだろうが、マリナの蜜壺からはドロドロと粘着質な本気汁が垂れている。

 

 ちゅぱちゅぱ、れろれろと、三人の少女たちの魅力的な口を使っての全身への奉仕は途切れる事なくベシオに快感を与え、そしてその奉仕はより献身的さを増して行く。

 シルクの空いた細指が、ベシオの乳首をクリクリと愛撫する。レインが怒張を喉奥まで咥えながら睾丸を両手で包んでマッサージした。マリナが自身の乳肉の間でベシオの足を包み込み、擬似的なパイズリを行う。

 

 それを、ベシオは一度として命令していない。指先一つ動かしていないし、目で合図もしていない。彼女たちが自分の意思で、その行動を選び取っているのだ。ベシオ・サラスへ奉仕するために。

 

「くくっ……」

 

 彼女たちの奉仕精神はもうプロの娼婦さえ及ばないだろう。ベシオによって施された性教育は、彼女たちの雄に仕える雌としての側面を強く浮き彫りにしてしまったのだ。

 もう誰がどう見ても、三人は堕ちていると思うはずだ。ベシオの奴隷妻としての調教が完了して、従順に夫に身も心も捧げる女になったのだと。

 

 だが、それが諦めと絶望による屈服であり、彼女たちが真にベシオを愛するようになったわけではない事を、下劣な貴族のバカ息子は理解している。

 彼は無能で愚かでクズではあるが、今の彼女たちから隷従の首輪を解除しようなんて思わない。もし解除すれば、間違いなくその瞬間に誰かが反旗を翻す可能性があるのを保身優先の彼はわかっていた。

 

 しかし、いつまでも彼女たちに隷従の首輪を付けたままでいるわけにはいかない。なぜならベシオは彼女たち三人が自分の妻だと見せびらかしたいのだ。マリナ、シルク、レインを侍らせて、彼女たちとラブラブな迷宮攻略でもする映像を配信して優越感に浸りたいと考えていた。

 

 その時にもし隷従の首輪がチラリとでも映り込んでしまえば、ベシオは一転大犯罪者だ。所有する事さえ固く禁じられている隷従の首輪を使用、しかも三人の少女に付けて陵辱の限りを尽くしたなど、サラス商会の一人息子と言う立場があっても死罪どころではない。最悪、ベシオのせいで商会自体が解体される恐れもある。

 もっとも、考えの浅いベシオはそこまで頭が回っておらず、さすがに隷従の首輪を使った事がバレたら怒られるよなぁ、なんてあまりに愚かすぎる甘い考えを抱いている。

 

 だからベシオは、彼女たちを隷従の首輪などがなくても自分へと服従し続ける雌に堕とす計画を考えたのだ。

 

「ああ、もう十分だ」

 

 ベシオが一言そう告げると、あれだけ献身的に彼へと奉仕していた三人が口を離す。

 献身的な花嫁姿の三人の美少女による奉仕だが、ベシオはこのままレインの口まんこへと射精するつもりはなかった。彼の目的を遂げる日の最初の射精は、三人の誰かの子宮に注ぐと決めているのだから。

 

 そしてベシオが目で合図を送ると、マリナたちは即座にベッドへと四つん這いになって尻を高く掲げた。毎日たっぷりと、朝から晩まで犯された彼女たちにはベシオの肉棒を受け入れる時の基本姿勢が染み付いている。

 すっかりベシオの肉棒を咥えるのに慣れた蜜壺を両手でくぱぁっ♡ と左右に広げて、ヒクヒクと肉ビラを震わせながら濃い淫液をシーツへと垂らす。

 小麦色の丸尻と、褐色の美尻、そして白肌の小尻が横に並んで男を誘惑する様はここが理想郷だと誰もが錯覚する淫靡さだ。

 

「ククク、相も変わらずどれも挿入し甲斐のある穴だ」

 

「ひゃ、あっ……!」

 

「んあっ……!」

 

「はうっ!」

 

 ベシオの指が広げられたシルクとレインの膣穴をくちゅくちゅとほじくり、マリナの女陰を下から上にベロリと舐めた。それだけで彼女たちは甘い艶声をあげて、追加のラブジュースを蜜壺から分泌する。すっかり敏感な性器へと開発され、ベシオに触られるだけで感じてしまう雑魚まんこだ。

 

 それを見て、ベシオは自身の計画の成功を確信した。彼女たちは、今夜確実に自分の女になりたいと、心から自分の意思でお願いをしてくると。

 

 レインの膣奥まで挿入した指に嵌められた指輪へと魔力を送るベシオ。それは隷従の首輪を介して装着者に拒否不可能の命令を送るための予兆。

 そしてこれが、マリナたちの心と体を、自分の欲望のままに陵辱するために使う最後の使用になると、ベシオは勝利の笑みを浮かべる。これから先、彼女たちは自分の意思でベシオ・サラスの妻として側にいる事を選ぶのだから。

 

「【ペシオ・サラスが命じる。マリナ、シルク、レインよ、この俺をお前たちのご主人様として、夫として生涯永遠に愛すると心から認めるまで絶頂を禁じる】」

 

 悪魔の命令が告げられた。

 

 

 

「――――――――え?」

 

 

 

 その声は、三人のうち一体誰の口から溢れたものだったか。確かなのは、その当惑の声はこの場にいる少女たち全員の意思の代弁で、そして彼女たちにベシオの言葉の意味を飲み込む暇など与えられなかった。

 

 ぐちゅりと、ベシオの亀頭がまず最初にと言うように、マリナの蜜壺へと突きつけられる。そしてそのまま、まるで犬の交尾のように彼女へと覆い被さり、その肉の怒張を上から下へと叩きつけた。

 

「おっ、おおぉおおあああ゛あ゛あ゛ーーーーッッ♡♡♡」

 

 硬い剛直が、自身の内側を押し広げて最奥まで到達し、そのまま子宮口をぶちゅんと潰す感覚にマリナが嬌声を響かせる。それは快楽と悦楽に染まった雌犬の鳴き声。ベシオの肉棒で犯される幸せを体に刻まれ、心まで完堕ち間際の負け犬の喘ぎ声だ。

 

「ぬぉぉっ! やっぱり何度挿入れても気持ちいいぞマリナ、お前の雌犬まんこは!」

「お゛ぉあっ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ ああ゛ぁっ♡」

 

 何度もベシオの物を受け入れ、彼の形を覚えさせられた彼女の膣道がこの穴の主人の帰還に歓喜をあげて吸い付き、肉竿を締め付ける。それはマリナに思考の暇を与えないほどの快楽の波を齎し、彼女はベシオの腰振りに合わせてただ豊満な胸を揺さぶって喘ぐだけの雌へと変える。

 

「ほぉっ♡ おっ、おお゛っ、ひうっ♡ んイ゛ぃッーー♡♡」

 

 かつて剣を握り、迷宮攻略の夢を語っていた少女の面影なんてどこにもない。激しい突き下ろしによってもたらされる快感に四つん這いの体勢を支える腕の力さえ無くしたマリナが、ベシオのぶくぶく太った脂肪に押し潰される。

 そのまま体重の乗ったピストンを膣奥深くに受けて、顔を淫猥に蕩けさせる様は娼婦よりもなお無様だ。

 そんな彼女のベッドシーツに押し付けられて形を変えた乳房をベシオが鷲掴み、それを力強く揉みしだきながら腰を丸尻に叩きつける。

 

「んおおお゛お゛ッッ♡♡♡」

 

 牛のような鳴き声が愛らしい赤髪の少女の口から鳴り響く。それがあまりにも面白くて、ベシオはより強く、より深くとマリナの尻に自身の腰を打ち付ける。

 

「あっ、はっ♡ んおっ♡ おお゛ッ♡ あんっ、やあぁんっ♡」

 

 バチンッ、バチンッ、バチンッとスパンキング音にも似た破裂音がこだまし、そしてそれはベシオから尻を叩かれる悦びを教育された雌犬には音だけで興奮を煽り、絶頂へと上り詰めさせてくれる最高のスパイス。

 マリナの体は自然とベシオの腰打ちに合わせて自分も尻を動かし、より気持ちの良いスパンキング音を鳴らせようとご主人様との共同作業を行い始める。

 

 そうすれば全身をマゾ雌犬として開発されたマリナが絶頂を迎えるには十分で、彼女はベシオの肉棒を感じる事だけに集中してその瞬間を味わおうと準備した。

 

 だが――――

 

 

「あっ、あっ、ああぁぁああっ…………ふえっ?」

 

 その瞬間は訪れなかった。口を大きく広げて、自分の頭を真っ白に染め上げる快楽に喜びの声をあげようとしていたマリナは、突然ストッパーをかけられたように止められた絶頂感に呆けた声をあげた。

 

「なん、で……おふぅっ!?」

 

「なんでだと? 相変わらず頭の巡りが悪い駄犬だな、マリナ。俺を心から生涯の夫だと認めない限り絶頂できないと命令しただろう?」

 

 混乱するマリナの膣奥に肉棒を抉り込みながら、ベシオがニタニタと告げる。その命令を認識する暇さえ与えなかったのは誰か、なんて真っ当な指摘はこの自分勝手を形にした男に意味はない。彼はただ、自分より冒険者としての才能に溢れたマリナを馬鹿にして愉悦に浸かりたいだけなのだから。

 

「ほっ、おっ♡ あ、あなたを……夫として、み、みひょめる、なんて、おお゛っ♡ しょ、しょんなの、する……わけ……んイ゛♡」

 

 だがここに来て、ようやくマリナに少しばかりまともな思考回路が戻ってくる。だがそれは、もうほとんど王手の状態に追い込まれた彼女にとって何の起死回生にもならない再起。

 

「ほう、それならこのままお前は一生絶頂する事はできないと言う事だ。なんせ、首輪の力は絶対なんだからなぁ」

 

「――――ッ!?」

 

(絶頂、できない? それって、私……もう二度とあの気持ち良い瞬間を迎えられないの?)

 

 ベシオの悪夢のような宣言に、絶頂の悦びを刻まれているマリナが愕然とした絶望の表情をその顔に浮かべた。

 それはあまりにもベシオの予想通りの絶望顔で、自身の手の平の上で踊る哀れな彼女へとベシオの勢いを付けたプレスピストンが叩きつけられる。

 

「あっ♡ イ゛っ、イクっ! イッ……ああッ!! イケないっ……! なんで、いやぁ……っ! イキたい、イキたい……ッ、あっ、あっ、あああッッ♡♡」

 

 肉棒が膣襞を抉る勢いがペースを増し、子宮口を潰す亀頭の威力は一突き毎にマリナの精神を崩して行く。こんなにも気持ち良いのに、絶頂を迎えそうになるたびに快感をキャンセルされて、いつしかマリナは汗で濡れた紅髪を振り乱して泣き叫んでいた。

 

「だがもしお前が俺の妻になると宣言したら、優しい俺はお前を毎日可愛がって絶頂させてやろう。この胸、膣、ケツマンコで俺のチンポを奉仕させて、マゾ雌のお前が満足するまで何度も何度も射精してやる」

 

(まい、にち……♡ 私のデカパイを揉んでもらって、おまんこ愛されて、ケツマンコまで犯してもらえる……♡ それって、なんて、なんて…………!!)

 

「ああああああッッ♡♡♡」

 

 ベシオの語る未来。毎日彼に肉棒を突き刺されて絶頂する自分の姿を想像して、マリナの心が歓喜に包まれる。本来ならそれだけで絶頂を迎えられそうな興奮が全身を満たすが、イク事の出来ない彼女は膣肉を震わせてその嬉しさを主人の肉棒へと伝えていた。

 

「ダメです、マリナ! ベシオ様の言う事を聞いてはいけません!」

 

「快楽に負けないで、マリナ! それを言ったら二度と戻って来れない!」

 

 その友人の姿に、横からマリナとベシオの愛し合う姿を見させられていたシルクとレインが悲鳴をあげた。だがその体勢は未だ四つん這いを維持していて、必死な声色に反して二人の体はぴくりとも動かない。

 ベシオが気持ちよくなる邪魔をしてはいけない。そう躾けられ、また隷従の首輪の効力も残っている二人は大切な友人が堕ちる瞬間を間近で眺めるしかないのだ。

 

 それでも、そんな友人たちの声を聞いたマリナは、快楽に染まった顔で二人へと振り向いて――――

 

「ごめんね、シルク、レイン………………私、もう……無理みたい」

 

(さようなら、先生…………)

 

 一粒の涙が、今までの彼女にお別れを告げるようにこぼれ落ちた。

 

「マリ――――」

 

「私、マリナは! これから生涯をベシオ・サラス様の忠実な雌妻として、あなたを永遠に愛する事を心から誓います!!」

 

 二人の声をかき消すように力強いマリナの宣誓。同時に、一人の少女の魂を完全に自分の物とした快感がベシオの股間を刺激して、熱い欲望が深く接吻し合ったマリナの子宮口に向けて発射された。

 

「ぁっ、あああ、ああああぁぁぁぁぁぁーーーーッッ♡♡♡♡♡」

 

 火傷しそうなほど煮えたぎった男の精子。それが自身の子宮内にびちゃびちゃと叩きつけられる感覚に、マリナの抑えられていた絶頂がリミッターを無くして一瞬で高みへと昇り詰める。

 口から舌や唾液が飛び出すのも構わず、過去最高の幸福の表情を顔いっぱいに浮かべながら、マリナは果てた。繋がり合った蜜壺から、大量の愛液が滝のように流れ落ちる。

 

 それがベシオ・サラスの妻、マリナ・サラスとして生まれ変わった彼女の、人生最初の絶頂だった。

 

「これで、お前は俺の妻だ。永遠にな」

 

「ぁっ……はいっ……♡ これから、末永く雌犬マリナを愛してください……あなた……♡」

 

 ベシオが絶頂の余韻で力の入らないマリナに軽い口付けをすると、ゆっくり剛直を彼女の膣から引き抜く。

 

 じゅぼっ♡ と音を鳴らして、マリナの愛液塗れとなった肉棒が取り出された時、栓を無くして我慢の効かなくなった彼女の女陰から、じょろろろっと愛液とは異なる透明な液体が放出される。

 それが何であるかわかっているベシオはゲラゲラとどこまでも無様な自身の妻の姿を嘲笑い、最後にベチンッと尻を叩いた。

 

「さぁ、次はお前が俺の妻となる番だなぁ。淫乱ダークエルフのシルクちゃ〜ん」

 

「うっ……や、やめっ……!」

 

 そして大切な友人が下衆な男の生涯奴隷妻になる瞬間を見てしまって絶望する二人の雌の内一人、シルクへとベシオが早くもその剛直を取り戻した肉棒を突きつける。

 

 それに対して、シルクはまるで手弱な生娘のように涙を浮かべながら逃げようとした。四つん這いのまま、お尻をふりふり♡と揺らしてベッドの端まで無様な逃走をして……当然その腰をガッツリと掴んだベシオによって肉棒を女陰へと突き刺された。

 

「お゛っーーーー♡」

 

「ふん、雑魚ダークエルフの分際で偉大な人間様から逃げられるわけがないだろう? 身の程を知れ!」

 

 肉棒を膣奥深くまで咥え込ませたまま、ベシオはシルクの柳のように細い体を持ち上げて胡座に座った自身の上へと乗せる。そして自身の亀頭が彼女の淫猥な雌穴の入り口に引っかかるまで抜き出してから、そのまま自身の肉棒へと深く尻を落とさせた。

 

「んああぁァァッッ♡♡」

 

 重力の乗った深い挿入が、シルクの最奥を突き上げる。子宮口が潰され、それどころか亀頭が胎へと入って来る感覚。それだけで恐怖も、忌避感も、全てを快楽に塗り潰された。

 

「あんっ♡ イッ♡ チンポ、子宮の中に、入って、おおお゛ッ♡ ひぐっ♡ いきなり、速くなって……ああぁぁっ♡♡」

 

 ベシオの太ももの上で、美しいダークエルフの少女が一瞬で顔を蕩けたアヘ顔へと変える。

 マリナに負けず劣らずベシオの剛直を咥えて奉仕する事に特化した、ベシオ専用淫乱まんこはスムーズに肉茎の根本まで男を受け入れる。彼女の肉付きの良い美尻がベシオの贅肉塗れの太ももとぶつかり合い、彼女の媚肉が波打つ。

 

 じゅぼっ♡ パチンッ♡ ぶぼっ♡ ぶちゅんっ♡ じゅぶっ♡

 

「あひぃ♡ おっ、おあっ、あんんッ♡ あうっ、ああっ、んぁっ、あはぁ♡」

 

 チンポを抜き差しされるシルクの陰裂から、淫液が卑猥な水音を響かせながらシーツの上へと飛び散る。その音を、シルクはダークエルフとしての優れた聴覚で人よりも強く聞き取れてしまう。

 自分の秘部から分泌された本気汁がベシオのカリ首に掻き乱されている音。汗と精液で濡れた肌と肌がぶつかり合って鳴り響く破裂音。肉棒が膣襞を抉りながら奥まで挿入され、そこで自身の子宮口と熱烈なキスをする音。

 

(耳が、犯される……♡ 頭が、ベシオ様から与えられる快楽と淫音でいっぱいになって……ダメぇ……これ、気持ち良すぎて……ッッ♡)

 

「ぁっ、イッ、イッ……! イッ………んんんっ!!」

 

 自身の誇りも矜持も、全て忘れて絶頂に上り詰めようとしたシルクの体を、隷従の首輪による魔力が駆け抜けて無理矢理その快感を奪い去る。

 それが意味する事は二つ。シルクはまだベシオを生涯の伴侶と認めていないという事。そして、それを認めなければこの先の幸せを手に入れられないという事だ。

 

「ほら、どうした? マリナのように俺を夫と認めて、俺の子供を産む未来を受け入れれば絶頂できるんだぞ?」

 

「くぅぅっ……! わ、わたひは……そんな物には、屈しませ……んほぉぉぉっ♡」

 

 ベシオの誘惑に、シルクは顔を横に振って拒絶しようとした。だが肉棒で膣奥をゴンゴンと突き上げられれば、とっくにベシオの番として彼の精子を受精する準備を整えているシルクの子宮は、嬉しそうに彼を迎え入れる悦びを全身に伝えてくる。

 

「素直になれ。お前のような卑しいダークエルフが、俺のような貴族の妻になれるなんてまたとない幸運だ。それを逃す理由がどこにある?」

 

「わ、わはひたちダークエルフは……卑しくなんへ……ぁっ、ああ゛あ゛ーーッッ♡♡」

 

 自分の種族を馬鹿にするベシオの言葉に、シルクの全身が震えて脳が快感を覚えてしまう。それは彼にダークエルフ族を馬鹿にしながら絶頂させられる日々を送らされる内に、シルクの中でダークエルフを馬鹿にする=気持ちいいと結び付けられてしまったから。

 だから彼女はどれだけ自分の種族と自分自身に誇りを持ってベシオの言葉を否定しようとしても、その彼女自身が馬鹿にされて喜んでしまうマゾ雌になっているのだ。

 

「クハハハッ! これでもまだダークエルフは卑しくないと言う気か! 何度でも言ってやろう! ダークエルフは汚らわしい劣等種だ! 雄は労働奴隷、雌はお前のように人間様のチンポを世話するしか価値のない性奴隷が相応しいんだよ! 人間様のお情けで生かしてもらってる分際でイキがるな!」

 

「あああッ♡ んおっ♡ お゛っ♡ お゛お゛お゛っっ♡」

 

(こんなこと、言われてるのに……悔しいどころか、気持ちよくて、仕方がない……っ♡ 馬鹿にされて、見下されながらおまんこ突かれるの、気持ちいいッッ!)

 

 シルクのプライドが、じゅぼじゅぼと卑猥な音を鳴らして剛直を受け入れる蜜壺のように、ベシオ・サラスへと屈服して行く。躾けられた体が、早く精神に降伏の白旗を振れと迫ってくる。

 

「んああっ♡ あひっ♡ おっ、おっ、ぉおおああッッ♡♡」

 

 ベシオの肉棒が自身の内側を上下する。ただそれだけの動作なのに、頭がおかしくなるほど気持ち良くて。無限大の幸せが、シルクの全身を支配する。こんな幸せをくれる相手が、間違っているわけがないと彼女の心を矯正して行く。

 

(ベシオ様は、正しい……? わ、私は……卑しいマゾ雌……? ダークエルフは、劣等種……)

 

 シルクの認識が肉棒で調教済み膣まんこを抉る度に、変わって行く。彼女の精神が、ベシオの言葉を正しい言葉として受け入れてしまう。自分がどうしようもないゴミ種族のマゾ雌なのだと、思い始めてしまって。

 恐ろしいのは、そうやって屈服する事に悔しさを覚えないこと。むしろ、悦びさえ感じてしまうこの感情に、シルクの心は抗う事をやめてしまった。

 

「は、い……! ごめ、ごめんなさいベシオ様! ベシオ様の言う通り、ダークエルフは生きる価値のない雑魚種族! ゴミ種族! オーク以下の害虫種族です! それなのにそんなダークエルフの私を可愛がって、正しい教育をしてくれて、妻にまでしてくれると言った優しいベシオ様に反抗しようとした私が間違ってました!」

 

 言ってしまったと、シルクは口にしてから一瞬だけ思った。しかし、直後に全身を駆け抜けたマゾ雌快楽に、言って良かった、認めて良かったと心の底から安心した。

 

「ようやく理解したか、この馬鹿雌め!」

 

「んひっ、ああっ♡ はい、私は馬鹿な雌マゾダークエルフです♡ ベシオ様のおかげで、ようやくそれを自覚できましたぁぁっ♡」

 

 汗と淫液が重なり合う二人の体から飛び散り、喘ぎ声とシルクの愛液が肉棒で掻き混ぜられる音がアンサンブルとなって部屋を震わす。それが、美しい音色にしかもうシルクには聞こえない。自分が人間に使役される家畜のような存在と認めてしまえば、ベシオから与えられる快楽のなんと甘美な心地良さか。

 

 そして、シルクについに自分の意思でダークエルフを貶めさせてやったと興奮したベシオの肉棒が、彼女の膣内で膨らむ。その意味を、ダークエルフである自分の体を内側から白く染め上げようと言う主人の考えを、シルクは理解した。

 

「シルク……!」

 

 その猛りを全力で受け止めようと膣肉を締めたシルクの耳に、聞き馴染みのある少女の声が届く。それがレインで、彼女が自分の今の姿を絶望した眼差しで見つめている事を、蕩けたアヘ顔と愛欲に潤んだ瞳で気づいたシルクは。未だ堕ちていない唯一の一人となった、大切な自分の仲間へと――――

 

「――――先に堕ちて、待ってますね」

 

 全てを悟った賢者のように、堕落したダークエルフは別れと再会を誓う、トドメの言葉を送るのだ。

 

「ベシオ様……卑しいダークエルフのシルクは、これからの長い人生を永遠にあなたの妻として捧げて、この胎でサラス家の跡取りを生涯産み続ける事を誓います」

 

 ちゅっ♡

 

 シルクが顔を後ろに回して、そこにあった下卑た男の、今では何よりも愛しい存在となったベシオの唇に誓いの口付けを捧げる。そして自分の意思で大きくお尻を持ち上げると、勢いよく爆発間際の硬く勃起した肉棒に振り下ろした。

 

「んおっ、おおおおお゛お゛お゛お゛お゛ーーーーッッ♡♡♡」

 

 びゅるるるるるるる!!

 

 肉槍が一直線に子宮口を突き抜けて、彼女の卑しいマゾ雌ダークエルフの受精待ち卵子に向けて熱い精液が注がれる。シルクの顔が元の面影も残らないほどの悦楽と興奮のアクメ顔を浮かべ、その口から女を捨てて雌へと堕ちた証たるオホ声が響き渡る。

 同時に心からベシオを生涯ただ一人の夫として認めた彼女の体から、隷従の首輪の縛りが解けて、たまりに溜まった快感が過去最高の絶頂となってシルクの思考を真っ白に淡白した。

 

「なかなか悪くない告白だったぞ、シルク」

 

「……かひゅっ……ぁっ……ぁぁっ……あへぇっ♡」

 

 ベシオが法悦のイキ顔で震えるシルクの頬を舌で舐め上げながら、彼女の膣に突き刺した肉棒を抜き取る。ぶしゃっ♡ と肉棒が膣から無くなる感覚だけで軽イキをしたシルクが、追加のラブジュースを噴き上げて、許容量を超えていた白濁液が褐色の女陰からこぼれ落ちた。

 

「クフフフフ、お友達二人はこれで俺の奴隷妻。レインちゃんはどうする気かな?」

 

「あっ……ああっ……!」

 

 そしてそんな友人の支配された姿を見て震えるしかできない少女に、ベシオは股間にイキリ立つマリナとシルクの愛液を吸った剛直を見せつける。

 それだけで心の拠り所を無くした彼女は、反射的に疼いた下腹部と高まる興奮の熱を感じて、ずっと前から秘部に出し入れしていた指にドロリとした透明な液体を振りかけてしまう。

 

「ボクは……! ボクも……っっ!」

 

 レインはそもそも、マリナやシルクよりも意思が強い方ではない。もちろん、いざという時の気迫や我の強さは持ち合わせているが、それは正常な思考と奮い立つ義憤があってこそ。

 何の希望も助けもなく、ずっと絶望と快楽に身を浸からせ続けても強く意思を保ち続けるほどの強さを、彼女は持っていない。

 

 だから――――

 

「あっ……うっ……! お願いします、ベシオ様……ボクを、あなたの妻、レイン・サラスにしてください……! ボクに、それが幸せだって心から思えるよう、愛してください……!」

 

 レインは全裸土下座をして、屈服の敗北(お嫁さん)宣言を夫となる男に捧げるのだった。

 

 

 

 

「あっ♡ あっ、んあっ♡ おチンポ、すごいぃ♡ ボクのおまんこ全部が、ゴリゴリ擦られて……! あんっ♡ あっ、あうっ♡ ベシオ様の、ベシオのおチンポ好き♡ 好きぃぃッ♡」

 

 レインが自身の膣を対面座位で貫いたベシオの体に抱きつきながら、腰を振って愛する雄棒を小さな膣道へと何度も出し入れさせる。華奢な体を精一杯男の胸板へと押し付けて、亀頭が子宮口を突き上げるたびに快感で緩みそうになる体に力を込めて。

 彼女は、自身の持てる精神力の全てを捧げて、自分たちパーティを卑怯な手段で堕とした男へと奉仕していた。

 

「ハハハッ! ついに自分から俺のチンポを咥えて腰を振ってくれたなぁ、レイン! 気持ち良いだろう? お前の夫のチンポはな!」

 

「はい! すごく、すごくすごく気持ちイイです! ボクのマンコとボクの夫のおチンポ、相性抜群で、あっんん♡ あ゛あ゛ぁぁ♡ ボクが、

 

「ガハハハハッ! そうだろう、そうだろう! お前は生まれた時から俺の物になると決まっていたんだ!」

 

「あんっ♡ ああっ♡ はい、ボクの全てはベシオの物です! ボクはずっと、ベシオの女でした! だから、どうか遠慮しないで、この膣に射精して……! この子宮は……卵子は、あなたのだから!」

 

 ベシオの傲慢な考えを、レインは肯定する。それは言葉だけでなく行動でも示そうと、彼女は愛し合う夫婦のように男の体に全身を巻き付ける。足で腰を抱きしめ、両手を背中に伸ばし、肩に頭をもたれさせ、重なり合った胸から感じる熱と鼓動に身を震わしながら、愛情の籠った艶声をあげた。

 

 長い間追い求めて来た少女の本気の求愛行動に、ベシオの興奮は最高潮に達してよりその腰振りを早くして、レインのすっかり子供を産める体に開発された膣奥へと肉棒を叩きつける。

 その荒々しいピストンを、レインは全身全霊で感受する。たとえ少しの痛みが下腹部を駆け抜けても、それをベシオへの想いで快楽なんだと打ち消す。

 

「あっ、はっ♡ ふあっ♡ んんっ、んああっ♡ 好き♡ これ、好き♡ あっ、あっ、はぁぁ♡ ベシオの亀頭で、子宮キスされるの、気持ちいい……!!」

 

(ボクはベシオの事が好き。ボクはベシオの事が大好き。ボクはベシオの事を愛してる)

 

 そしてそのセックス中も、レインは必死に自分自身に自己暗示をかけていた。ベシオを呼び捨てで呼ぶのは、そっちの方が本当に自分がこの人の事を愛しているように感じられるから。彼から与えられる刺激を全て快楽だと思えるようになれば、それはもうレインがベシオを愛してる証明に他ならないと信じているから。

 

 なぜなら、レインはまだこれだけベシオへの愛を叫びながらもまだ絶頂が出来ていないのだ。それは隷従の首輪が、彼女はまだ心からベシオを夫として認めていないと判断しているからに他ならない。

 

(好き好き好き好き好き好き! 大好き大好き大好き大好き大好き!)

 

 だからレインはベシオからの激しいセックスで全身を汗と淫液に濡らしながらも、必死にベシオへの愛を繰り返しながら自分の心を書き換える。

 ベシオにまだ拒否感や仲間を辱めた怒りを感じる間違った自分自身を消去して、自分たちをレイプして頂いた素敵な旦那様ベシオを愛する正しい自分になろうと、レインは自らの手で不可逆な洗脳を自身に施す。

 

(ベシオの奥さんになるのがボクの幸せ。ベシオの子供を産むのがボクの夢。ベシオと毎日セックスして、死ぬ時は一緒のお墓に夫婦として入れてもらうのがボクの最高の人生)

 

 ベシオの欲望に染まった下劣な顔が、だんだんと最高にカッコいいレインの理想の男性の顔に見えてくる。

 ベシオのだらしない脂肪まみれの体が、とても可愛くて、触れているだけで子宮がキュンキュンしちゃうようになって来た。

 ベシオの子供を宿したボテ腹を撫でて、彼と幸せなキスをする自分を想像しただけで、子宮が下りて来るのを感じた。

 

「好き、愛してます♡ ん、ちゅっ♡ ちゅぱっ、じゅるるっ♡」

 

「ああ、俺も愛してるぞ〜♡ この小さな体で、これからたっぷり二人の愛の結晶を育てようね〜♡」

 

 だんだんと本当の意味で愛し合う男女となって来た自分たちをより補強するように、レインはベシオの唇へとキスをする。

 窓ガラスから差し込む月明かりに照らされながら、ベッドの上でお互いを抱きしめ合い、汗と淫液を飛び散らせて、肌と肌がぶつかり合う卑猥な破裂音を響かせ重なり合う二つの影。

 

 これで、レインとベシオが運命に祝福された夫婦でないと言うのなら何だと言うのだ?

 

「あなた♡ レインだけじゃなく、私もあなたとの愛の結晶が欲しいなぁ♡」

 

「ベシオ様♡ 私もあなたの子供が欲しいです。どうか、もっとこの子宮にベシオ様の愛を注いでください♡」

 

「むおおお! もちろん忘れてないぞマリナ、シルク!」

 

 そして運命に祝福された夫婦は二人だけではないと言うように、月明かりの中に赤髪と銀髪の少女がベシオの後ろから抱きついた。

 マリナの豊満な胸とシルクの美乳が、ベシオの背中に潰れるほど強く押し当てられる。その柔らかな弾力に、レインとキスをしながらラブラブセックスするのに夢中になっていたベシオが気色の悪い声を上げながら二人の妻へと意識を向ける。

 

「私も、あなたの奥さんなんだから。ん、ちゅっ♡」

 

「私もですよ、ベシオ様。はむっ、ちゅうっ♡」

 

 そして後ろからベシオの首に手を回していた二人が、そのままレインからベシオの唇を奪うように彼へと左右からキスをする。麗らかな唇で啄むような、フレンチキス。だがそれは、ベシオの雄としての優越感と征服欲を満たすのには十分だ。

 

「そうだ! レインも、マリナもシルクも、全員俺の物だ! 俺の妻なんだからな!」

 

 自分に大好きホールドで抱きつく美少女の膣穴にチンポを突き刺しながら、別の美少女二人に後ろから抱きつかれてキスをする。

 そんな、まさしくハーレムの主にしか許されない桃源郷を、ベシオは叶えた。彼だけが、彼女たち三人を愛して、その胎に自分の遺伝子を宿した子供を孕ませる権利のあるハーレム主人公なのだ。

 

「好き、大好き……♡ ちゅっ、ちゅぱっ♡ レインを犯してる姿、最高にかっこいいよ、あ・な・た♡」

 

 ベシオの右耳をマリナが舌で舐め回しながら、夫へと愛情のこもった囁きを送る。

 

「私も、愛していますベシオ様♡ 賢くて、お優しい、私のご主人様♡ あなたの妻になれて、マリナもレインも、当然私も……世界一幸せです♡」

 

 そしてベシオの左耳を、シルクが啄むように甘噛みしながら感謝と愛の言葉を告げる。

 

「ぼ、ボクが……! ボクの方が、マリナよりもシルクよりも、世界で一番ベシオを愛しています! ちゅっ、ちゅぱっ……だから、ボクに……! ベシオの妻、レイン・サラスに、あなたの子供を一番最初に孕ませて!!」

 

 そして最後にレインが、自身の膣肉を強く肉棒で締め付けながら、ベシオの体に正面から心からの愛を込めた受精懇願とキスを送る。

 

 その瞬間、ベシオの幸福度数は最高点に到達した。

 

「ああ! 俺の子供を孕め、レイン!!」

 

「あ、あああ♡ はい、はいぃ♡ イク♡ イグイグイグッ♡ 絶対受精します! 膣中出しされて、受精アクメします! イッ、イッ、イッーーーー♡」

 

 びゅるるるるるる!!

 

「イッ、クーーーーーーーーッッ♡♡♡♡♡」

 

 ベシオの今日一番の獣欲が爆発して、白濁の奔流がレインの狭い膣内を満たし、子宮の奥深くまで子種を届かせる。下腹部が熱せられる感覚に、将来有名な魔法使いとなるはずだった少女は男に人生を捧げる女としての幸せを噛み締めながら、心から愛する夫を抱きしめて絶頂した。

 

 そして、何万と言うベシオの遺伝子を乗せた精子が、レインの胎へと侵入し、そして――――

 

 ぷつんっ

 

「ーーーーーーーーッ♡♡♡♡」

 

 絶頂していたレインの体がビクンと弓形に仰け反って痙攣する。それが、宣言通りの受精アクメを決めたのだと、理解しているのはベシオ以外のこの場の全員だ。

 

「おめでとう、レイン」

 

「私も、すぐに受精しますから」

 

「あへ……えへへへぇ♡」

 

 マリナとシルクが母になった仲間に羨望と少しの嫉妬の眼差しを向けて、愛する夫の子を孕ったレインは肉悦と陶酔に染まった柔らかな笑顔で未来の出産の日に思いを馳せた。

 

 そして今まさに念願叶ってレインを孕ませた事にさえ気づいていない愚鈍な男は、物にした三人の妻へと自身の肉棒を見せつけてニタニタと笑うのだ。

 

「さぁ、次に愛して欲しいのは誰だ?」

 

「「「……ッ♡」」」

 

 その言葉に、ベシオにまた愛されるのを待っていたマリナとシルク、膣中出しされたばかりのレインの目が期待と淫欲に光った。

 彼女たちはそれぞれベシオの肉棒の前へと跪くと、その脚を開脚して秘部を左右に開いた。

 

「次は、あたしにください♡ あなたの妻として、あたしの性器が一番気持ちよくなれるはずです♡」

 

「いいえ、私にお願いします♡ この肉厚なおまんこで、必ずベシオ様の子供を身籠りますから♡」

 

「ううん、ベシオはボクの事が一番好きなんだよね? なら、もう一度ボクと愛し合おう♡ ボクも誰よりも愛してるから♡」

 

「ククク! ああ、お前たちの夫として、全員たっぷりと愛してやる!」

 

 愛する夫の肉棒を求めて、争い合う仲良しパーティだった三人の美少女たち。その姿に満足したベシオは、そのそそり立った肉棒を彼女たちの陰裂に突き刺し、その子宮に全員が子供を宿すまで白濁液を注ぎ続けたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 冒険者ギルドが管轄する迷宮攻略配信動画。それは熟練のパーティによるトップレベルの迷宮アタックと言う誰もが盛り上がれる配信から、新進気鋭の初心者パーティにフォーカスを当ててアイドル的なブームを生み出す切り抜き動画など、冒険者たちの日々の潤いとなる様々なネタを提供してくれる。

 

 中堅冒険者による初心者に向けた迷宮攻略配信。ウケを狙った『迷宮で○○してみた』系配信。大手服飾系ギルドや鍛治師ギルドから案件をもらってそのギルドの装備、装飾の宣伝をする配信。王道を行く、複数の有名パーティによる迷宮ボスモンスターコラボ攻略配信。

 

 日夜数多くの配信動画がアップされ、それに倍する切り抜き動画が冒険者たちのネットワークを通して一般層の人間にまで広まって行く。

 その影響力は凄まじく、今では冒険者と言う職業は一括千金とロマンに命を賭ける無法者たちと言う認識から、誰もが憧れるアイドル的な存在へと地位を上げた。

 

 そして多くの人間の目に触れるからこそ、その配信動画の内容は冒険者ギルドによって厳しく検閲されている。様々な冒険者たちが毎日何十と同時に行う迷宮攻略生配信の様子、それを逐一全て監視し、問題ありと見なせば即座に配信停止をかけられる権限がギルドにはある。

 

 過剰な流血、もしくは冒険者が死亡する映像が映りそうになった時。

 冒険者、主に女性冒険者の装備が破れて恥部が露出しそうになった時。

 明らかに常軌を逸した行為、発言が確認された時。

 ギルドは視聴者の精神面や配信者のプライバシーを守るために強権を発動するのだ。

 

 だがそれは悪い事ではなく、そう言ったギルドの監視の目が配信中には常にある事を利用して、危険な場所へ赴く時の救援を伝えるための保険としてだったり、未知のモンスターの出現を即座に警告するための伝達方法だったりで、この仕組みを使う冒険者は数多い。

 

 しかし中には、その過激(R18)な内容を見たい視聴者も一定数存在する。人が死ぬところが見たい、女性冒険者が魔物に陵辱される様が見たい、そんな下劣で悍ましい性癖を持った人間は、やはりどこにだって現れる。

 

 そしてそんな人間たちによって秘密裏に作られた配信魔道具と、それで録画された映像を公開する裏冒険者配信サイト。

 主に悪徳貴族や裏社会の人間たちのみがその存在を知るサイトに、最近とある新規パーティの配信がアップされた。

 

 それはここ一ヶ月のトレンドである『サンダーパイク壊滅! オークに犯される緑髪僧侶と金髪魔法使いの隠し撮り映像』に、勝るとも劣らぬ視聴回数を記録している。

 

 その配信動画の名は『ベシオのハーレム冒険記』。

 

 

 

 

 

「はぁぁぁっ!!」

 

 赤く美しい髪をアップにした美少女が勢いよく剣を振り下ろす。その矛先は、彼女の目前にいる低級の魔物。迷宮攻略をする冒険者たちにとっては最下級とも言える雑魚モンスターだが、生物は生物。装備を身に付けていない人間並みの硬さはあるだろうその魔物の体が、少女の柔な外見で持てるとは到底思えない大剣で真っ二つに両断される。

 

「まだまだぁ!」

 

 そこからさらに赤髪の少女は、全力で上から下に振り下ろしたばかりの大剣を、まるで棒切れを扱うように軽々と斜め上に切り上げて横合いから襲ってきた魔物を切り捨てた。子供の体重ぐらいはありそうな大剣をここまで縦横無尽に振るうなど、余程の筋骨隆々とした大男でないとあり得ない。

 今の一瞬の攻防だけで、この少女が埒外の腕力の持ち主である事を多くの冒険者は察せられるだろう。

 

 だが同時に、彼女の動きが新人冒険者に毛が生えた程度の動きでしかない事も優れた冒険者なら一目で見抜いたはずだ。力任せの、スキルも何もない雑な振り回し。複数いる魔物と自分との立ち位置をまったく考えない危なっかしい動き。それでいながら、その動き自体もどこかぎこちなく、しきりに自分のお腹を気にするような素振りを見せている。

 

 なのに、剣を振るう時の構えだけは無駄に様になっていて。

 まるで、かつては確かにあったはずの戦闘スキルを、長いブランクと体調の不調で発揮できていないように。

 

「きゃっ!?」

 

 そしてそんな戦い方をしていれば、当然最下級の魔物と言えど隙を突かれるのは当然で。動きは遅いし、行動も単調だからまず攻撃を食らう事なんてないと、冒険者学校でも最弱の魔物と太鼓判を押される魔物に不意を突かれて、赤髪の少女は自身の体を守るように大剣を翳した。

 

「そこです!」

 

 だがその情け無い立ち回りをカバーするように、飛来した矢が魔物の脳天を射抜いた。一撃必殺と呼ぶべき、見事な弓射り。

 それは赤髪の少女のすぐ後方から様子を伺っていた銀髪のダークエルフによる物だった。

 

 お手本のように見事な弓の構えをする彼女もまた、本来ならかなりの腕だと評価できるのだが、明らかに立ち位置を間違えている。

 本来弓を武器とする人間は後衛か中衛より少し後ろぐらいにいるのが常識なのだが、なぜか彼女はバリバリの前衛に身を置いている。それなら、何か前線で使える特殊な能力があるのかと思うだろうが、ダークエルフの少女から感じられるそう言った力の有無は皆無。

 

 それこそ、ダークエルフなら持っていて当然の精霊の加護さえ、彼女からは感じられない。まるで、神聖な存在から堕落したためにその求愛を受けられなくなったと言うように。

 

「二人とも、離れて」

 

 そこに、さらなる別の少女の魔力を伴った声が戦場をこだまする。その声の主は青髪の小柄な少女。彼女は自身の警告に即応して、その場から退避する仲間の姿を見るや否や、自身が手に持つ魔道具に込めた力を解き放つ。

 

第五階梯魔法〈電撃(サンダーボルト)〉

 

 直後、落雷にも似た爆発的な電流が通路内を音速で駆け抜けた。それは刹那にも満たない間に、青髪の少女より前にいた魔物たちの体を塵一つ残さず蒸発させる。

 

 それは魔法使いによって放たれた雷撃で、紡がれた魔法名は中堅冒険者でも使える者が限られる上級魔法。

 そんな技を使えると言う事は、青髪の少女が少なくとも中堅冒険者級の実力を持つことの証明で、同時にそんな強力な技を最下級の雑魚敵に使う愚か者である事まで示していた。

 

「はぁはぁ……ありったけの魔力を込めて疲れちゃった……」

 

「やったぁ! さすがレインね、あんなにいた魔物たちを一網打尽にしちゃった!」

 

「ええ、これでこの階層にもう敵はいません。私たちの大勝利ですね」

 

 だがそれを、青髪の少女レインも、彼女の仲間である二人の少女、マリナとシルクも気にしない。お互いに駆け寄って、最低ランクの魔物の群れを倒したことをまるでボス戦を制したように喜び合う。

 

 なぜならこれはアピールだから。一人の男の優越感を満たすためだけのお遊びなのだ。

 

「よ〜しよし、よくやったぞ三人とも」

 

「「「あっ♡ ペシオ様♡」」」

 

 マリナたちの顔が、突如響いた第三者の声に瞳にハートマークを灯して声のした方向へと振り向く。魔物たちが出てきた方向とは真逆にある、大きな岩場の隅に今まで隠れていた肥満体の男へと猫撫で声を上げながら駆け寄るのだ。

 

「まあ、全部俺の命令通りだから俺の手柄のような物だがな! はははははッ!!」

 

 今まで冒険者学校の一年生でさえ倒せる魔物にビビって、攻撃が当たらないように逃げていた男が、あまりにも調子の良い戯言をあげる。この男がした事など、マリナたちに向けて「あ、あの魔物共をなんとかしろ!」と怒鳴りあげただけだ。

 

 しかし――――

 

「はい! 私たちが勝てたのは、ベシオ様のおかげです!」

 

「ベシオ様がずっと後ろで私たちを見ていてくれたから、私たちは安心して戦う事ができました」

 

「さすが私たちのリーダー。ううん、私たちの旦那様です♡」

 

 マリナたちは、ベシオの言葉を全面的に肯定した。何もしていない彼を持ち上げて、私たちの功績の全てはあなたのおかげですと無条件に、無根拠に彼をヨイショするのだ。

 

「ハハハ! わかっているじゃないか! さすがは俺の妻たちだ!」

 

「あんっ♡」

 

 そんな彼女たちを、ベシオは両手で自身の側に抱き寄せた。いや、抱き寄せるだけでなく、マリナの胸をむぎゅぅ♡と鷲掴み、シルクの太腿の間へと手を這わし、レインに自身の首元へと手を回させる。

 だけどその行為に、彼女たちは誰一人抵抗しないどころか喜んでより自身の肢体をベシオへと押し付けた。

 

 なぜなら三人はベシオ・サラスを心から愛しているから。そして自分たちがベシオの女であると、今この生配信を見ている雑魚雄たちにわからせるため。

 

 ジジジと音を鳴らしながら、抱き合い、愛し合う自分たちの姿を撮影して、今まさに一生消えないデジタルタトゥーとして配信を続けているカメラに向けて三人が微笑む。そしてその先で、夫とは比べ物にならないような短小チンポを慰めているだろう惨めな雄共に見せつけるように、彼女たちの舌がベシオが伸ばした舌へと空中で絡み合う。

 

「ちゅっ、ぢゅぱっ……おいおいお前たち、この配信を見てくれている連中が悔し涙を流してしまうじゃないか。急に俺たち夫婦の営みを見させられて、な」

 

 自分で彼女達を抱き寄せて、キスしやすいよう舌まで出しておきながら、ベシオがあまりなも白々しい視聴者への配慮を告げる。そしてそれが、自分たちに視聴者を煽るような事を言わせたいがための前フリであると理解しているマリナたちは、わざと艶声とリップ音をカメラが拾えるぐらい大きくして喋り出す。

 

「そんなの、あむっ♡ ちゅっ♡ ベシオ様と、夫とキスすることよりも大切じゃないです♡」

 

「はじゅっ♡ ちゅっちゅっ♡ そうですよ、あ・な・た♡ 私たちはベシオ・サラスの妻なんです。夫を最優先に考えて、何が悪いんですか?」

 

「それに、ちゅぅぅっ♡ ベシオ様ともう三十分もキスしてないから、お口が寂しかったんだ♡ はむっ、じゅぱっ♡ ボクたちは、淫乱で性欲が強いから♡」

 

「ハハハッ! そうか、それならお前たちのような淫乱な妻を持った男として応えてやらないとなぁ!」

 

 三人の美少女たちから配信中に熱烈に求められる。それをやりたいがためだけに、ベシオは迷宮攻略配信を行っているのだ。何千と言う負け犬たちの嫉妬や羨望の眼差しを想像しながら、自分の妻たちにキスの雨を降らせる事のなんたる幸せか。

 

「好き、ちゅっ♡ ちゅっ♡ 大好き……ベシオ様♡」

 

「愛しています、あなた……ちゅっ、んあっ、はむっ♡」

 

「ボクをお嫁さんにしてくれてありがとう……ん、ちゅぅぅ♡」

 

 マリナの何度も啄むような初々しいキス。

 シルクの舌をなめくじのように絡めるキス。

 レインの情熱的な深いディープキス。

 

 自分への強い愛情の籠ったセリフと共に捧げられる美少女三人のキスは、それだけでベシオの興奮を煽り、そしてこれを有象無象に見せつけていると言う行為が彼の下衆な性根を刺激して肉棒を勃起させるのだ。

 

 これに病み付きになってから、ベシオは配信を自分の雄としての優越感を高めるための道具として最大限活用していた。

 それこそ、マリナたちとのイチャラブ配信を、一つの金のなる木に変えてしまうほどに。

 

「ククク、これ以上は無料配信には載せられないな。お前たち、配信を終わらせるから最後に宣伝をしてやれ」

 

「「「はいっ♡」」」

 

 もう自身の欲望の抑えが効かなくなったベシオの言葉に、彼女たちも昂る興奮を夫と深く繋がる事で解消したいと思っているからこそ即座に頷く。

 マリナたちはベシオの気持ち悪く蕩けた顔から唇を離すと、今も生配信を続ける魔道具に向けて配信の締めくくりと、とあるお誘いを投げかけた。

 

「これを見ているみんな、これからも私たちベシオ様のハーレムパーティをよろしくね♡ 無料で見れるのはここまでだけど、もし私たちとベシオ様が愛し合う姿をもっと見たいなら、是非とも雑魚雄お財布……じゃなかった、有料会員になってね!」

 

「月額5万ほどでブロンド会員なら私たちのコスプレ写真や卑猥なセクシー下着を着けている動画を見れますよ。月額20万のシルバー会員なら、私たちがベシオ様にフェラチオ、髪コキ、脇コキ、太腿コキ、下着コキをしている動画が視聴できます」

 

「それで月に50万支払ってくれるなら、ボクたちの裸や、ベシオ様とセックスしてるシーンを見せてあげる。雑魚雄さんたちには勿体無いけど、それでシコシコして良いよ。それと、他にもアナルプレイや雌犬プレイ、排泄プレイとかのアブノーマルな動画があるけど、そっちは別途追加で課金してね」

 

 それは、冒険者組合でさえまだ取り入れていない、メンバーシップ会員への誘い。自分たちの配信を有料コンテンツへと変えることで金銭を大量に手にできる、この世界においてまったく新しい配信の形。

 それは本来なら、一般層にまである程度の所得が担保されていて、尚且つこの人の動画ならお金をつぎ込んでも見たいと思わせるだけの人気配信者にだけ許された行為だ。

 

 だがベシオの配信はそもそもが冒険者ギルドからしたら違法な動画で、それを見れるサイトにまでたどり着いた人間は、みな大なり小なりお金を持った下衆ばかり。

 そしてそんな彼らにとって、マリナたち三人は課金してでも乱れる姿を見るに足る美少女たちだった。

 

 故に、この世界にとっては初めてとも言えるメンバーシップ制配信チャンネルは、まさかの成功を収める事になるのだ。

 

「あ、お腹の子が産まれる時は出産配信もするつもりです!」

 

「そっちは特別に無料で公開するそうなので、興味がある人は見に来てください」

 

「ボクたちとベシオ様の愛の結晶が産まれる瞬間、永遠にアーカイブに残しておくから」

 

「そう言う事だ。俺の寛大な慈悲に感謝すると良い。ククク、ハハハハハハハハハッッ!!!」

 

 ブツッ

 

 最後に、自分の下腹部を愛おしく撫でる少女たちと、それを支配欲たっぷりに抱きしめる男による数ヶ月先の記念配信宣伝を配信して、動画は終わりを告げた。

 

 視聴者数16万人。好評価10万件超。それが、下劣な男の妻に堕ちた少女たちに与えられた民衆からの評価だった。

 

 

 

 

 半年後。同じサイトに新しい動画がアップロードされた。それは月間ランキング三位の『ベシオのハーレム冒険記125-獣人少女屈服お嫁さん宣言-』と二位の『壊滅したサンダーパイクの生き残り、カマラとジェミーがオークの子供を出産するまでのまとめ動画』を抜き去って一位に輝いた。

 

 その動画のタイトルの名を――――

 

 

Bat End-『ベシオのハーレム冒険記特別編-マリナ・サラス、シルク・サラス、レイン・サラスの出産アクメ結婚式』-

 





 ここまでお読みいただきありがとうございます!

 やっぱりヒロインが三人以上を超えるとどうしても長くなります。やりたいシチュが多すぎるし、隷従の首輪が便利設定すぎる。
 原作の方はアニメと漫画を少々拝見しただけですが、シルクが一番好みでした。褐色エルフはいいゾ。アニメもちょうど2クール目に入っているので興味が湧いた人はどうぞそちらも視聴してみてください。

100話達成記念で見たい陵辱系の後日談はどれ?

  • オクトパストラベラー
  • 月が導く異世界道中
  • 龍が如く
  • イリスのアトリエ
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 異世界はスマートフォンと共に。
  • 銀魂
  • 仮面ライダーシリーズ
  • デビルメイクライ
  • ペルソナシリーズ
  • 聖女の魔力は万能です
  • Fate/Samurai Remnant
  • 百錬の覇王と聖約の戦乙女
  • SAO
  • 名探偵コナン
  • ハズレ枠の状態異常スキル
  • 魔法科高校の劣等生
  • ハリー・ポッター
  • 悪役令嬢レベル99
  • 忍の一時
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