神楽、お妙、九兵衛、信女が快楽堕ちしてから、しばらくの月日が経った頃。江戸と全宇宙に徳川 喜喜から新大奥の発足が告知される。
徳川 喜喜による新幕府が発足してからしばらくの月日が経った頃、突如として新将軍たる喜喜公から茂茂公によって廃止されていた大奥を復活させるとの発表が行われた。
誰もがその突然の知らせに困惑と、しかし自分たちの生活には関係ないと江戸の市民が好き勝手に囃し立てる。だがその大奥に住まうことになる女性たちの何人かが、彼ら彼女らにとって知らない存在ではないことが分かった時、市民たちは文字通り愕然とすることになり、そして徳川 喜喜公の恐ろしさを骨身に渡って知ることになった。
そして時を同じくして全宇宙の裏社会ネットワークに向けて、喜喜公から大奥のお披露目会を行うとの御触れが流された。
遠い異国の血のわずか一地域のトップの話など、星を跨いで商売や悪事をこなす宇宙海賊や宇宙マフィア、悪辣な星の支配者たちにとって本来見向きもされないはずであった。
だが最近の地球で起きた数々の宇宙を騒然とさせる大事件の数々。サムライなる未知の種族によって潰された数々の宇宙艦隊や侵略生命体。何よりも宇宙でもその名を、逃れられぬ死の代名詞として知られた『夜王』鳳仙が、一人のサムライによって敗北して死亡したという事実は全宇宙の種族を震撼させてあまりあった。
そこに続くように、今度は二人のサムライによって宇宙三大傭兵部族の一角として、何千年もの昔からその勇名を轟かせてきた辰羅族が壊滅させられたのだ。
さらには知る物のみぞ知る、そして知っている者には宇宙三大傭兵部族よりも恐れられた白い悪魔の集団、蓮蓬族まで宇宙に進出したサムライたちによって倒され、懐柔されてしまったというではないか。
サムライとは何て化け物なのだ。
たった一人であの夜王を殺せる存在が地球には何千人もゴロゴロいるというか。
まさか宇宙最強最悪と謳われた夜兎を超える、化け物種族があんな辺境の惑星に隠れていたなんて。
恐ろしい。危険だ。決して目を離すな。
そんな思考を各惑星や大艦隊を率いるならず者たちが共有するのは遅くなかった。
だからこそ、今回のサムライの国の長が発表会なる物を開くと言った時、どこの宇宙マスコミもこぞって自社の記者を送り込んだ。そしてそれに紛れるように自分たちのスパイや偵察を派遣した星や組織は千を超えた。
何か他の星への侵略を考えているのでは?
地球が代表の思惑を少しでも知っておかなければ、怖くて商売もできない。
サムライたちの手綱を握る存在がどんな人間か確かめなくては。
結果、徳川 喜喜による新大奥の発表は生中継で宇宙中に配信されるにも関わらず、会場に訪れた天人の数はゆうに万に届くほどの規模となったのだ。
そして発表が行われる会場では、厳正なるジャンケンポンの結果において選ばれた百人の記者とそれに扮する何名かのスパイたちが、まるで政治家の記者会見を待つかのようにパイプ椅子に座らされて、目の前に置かれた長机に目を光らせていた。
『これより、地球の新たなる王 徳川 喜喜様による新大奥発表の会を執り行います』
会場内に響いた、透き通るような女性の声による始まりを告げる知らせに、全員がまるでこれから合戦でも始まるのではというほどの気概でペンとメモを用意し、百里先から人の毛穴まで見える高性能カメラと、対象の生の声をその場にいるかのようなほどリアルに保存する録音機を構えた。
ガチャリと、記者たちの後ろから聞こえた音に一斉に全員が振り向く。
会場の入り口たる大扉が開き、そこから平均的な地球人サイズの男性が歩いてくる。記者たちが座らされた左右に分かれて置かれた椅子の中間、そこに引かれたレッドカーペットの上を堂々と通過して、用意された長机の前で立ち止まる。
金髪を整えた悪くない見た目の男だ。着ている服装も金銀を散りばめられた、宇宙から見ても最高級とわかる物。だが、それだけだ。
今まで数多くの王、犯罪者、怪物を見てきた記者たちの磨き上げられた審美眼は、すぐにこの入ってきた男が凡骨……少なくとも王の器たる存在ではない小物だと即座に看破した。
それは、入ってきた男がこの発表会の主役たる徳川 喜喜であると知っていての評価である。写真や映像では知っているが、実際にこの目で見なくてはその本質はわかるまい。
その考えの元、直に見定められた喜喜の評価があれなのだ。警戒する価値のない愚物。それがこの一瞬で会場の天人たちに共有された思考であった。
「本日は、この私の新大奥発表の場にお集まりいただき、誠にありがとうございます天人の記者様方」
だがそんな事には全く気づかず、大仰な身振り手振りで自分を内心馬鹿にする記者たちに形だけの謝意を述べ、その顔から溢れる優越感を隠そうともしない喜喜は愚か者の極みだろう。
これでわかっていてその対応を取っているなら見どころがあるが、喜喜は自身を取り囲む記者たちが本気で自分という存在に尊敬と称賛の眼差しをむけていると思っている。救いようがない。
「----っ、--------! --------っ!!」
そして始まる長く中身のない言葉の数々。典型的な無能なトップにありがちな、自分の経歴とここまで上り詰めた経緯を過度に装飾して喋るだけの、ただの自慢話。
彼は目の前の記者たちが、自分についての過去の経歴をすでに頭に全て入れているとは考えないのか。時に嘘八百まで加えて、茂茂が成した功績をさも自分がやったように語っている姿は滑稽でしかない。
早くも記者たちが無駄足だったなと、いつここから抜けるかをお互いの目を見て確認しあっている。
だがここに来てようやく、完全に途中から脱線していた話を本題に戻すための修正の声が割って入った。
『喜喜様、そろそろ奥方たちの発表をしたらどうでしょうか?』
「ん…………確かに、喋りすぎてしまったな」
誰も止める者がいないと思われた喜喜の一人語りを止めた声は、先ほど始まりの合図を告げたのと同じ美しい女性の声だ。
記者たちが会場の端に目をやると、そこには司会席のような台の後ろでマイクを持つ、その美声に相応しい容姿を持った茶髪の女性がいた。
浅蘇芳色の着物の上から黄色の上着を羽織る彼女の名を、江戸のテレビに詳しい者なら即座にわかるだろう。
結野アナこと結野クリステル。みんなのお天気お姉さんとして親しまれ、朝の顔であった彼女がなぜこんな所で最低なお披露目会の司会をやっているのか。それは喜喜を見つめるほんのりと赤く染まった頬を見れば自ずとわかるだろう。
『それでは、これより徳川 喜喜公の大奥に所属する美姫たちの何名かに最初にご登場いただきましょう』
ガチャンと再び扉が開く音が会場にこだました。記者たちが飽きてきたのか胡乱げに後ろを振り向き、しかしそこから入場して来た女性たちを見た瞬間その目をカッと見開かせた。
カツンっ、カツンっ、と履いた下駄の音を一定のリズムで鳴らしながら現れた四人の女性は、皆一様に宇宙でも屈指の美女、美少女たちであったのだから。
まるで吉原の太夫のような豪華な着物を見に纏い、レッドカーペットの上を芸術のような理想の花魁歩きで通過していく彼女たちの素性を、江戸に詳しい記者たちは信じられない面持ちで眺めていた。
セミロングほどの長さの胡桃色の髪を後ろで結び、天女のような微笑みを浮かべる女性は、歌舞伎町の女王と呼ばれた志村 妙だ。サムライでさえ恐れた江戸が誇る最強の隠し玉と天人の間で噂された、絶世の美と破壊神の力を宿した女魔王。
その隣を歩く、艶やかな黒髪を腰まで届くほど伸ばし、見る物全てを魅了する聖母の笑みを浮かべた眼帯の女性が、あの柳生 九兵衛だと即座に気付けたものは一人もいない。天人が恐れたサムライ、その中でもトップクラスの実力者として裏界隈では最大級の警戒をされていた、美貌の剣客。
そして、吸いこれるのではと思うほど美しい瑠璃色の髪を長く伸ばした人形のように整った美と雰囲気を持った女性は、かつて江戸中の犯罪者たちを殺しに殺し回った最狂の女、今井 信女ではないか。宇宙を探してもそういないその美貌に惹かれて寄ってきた天人の男たちに、一生消えないトラウマを残してきた、死神の落胤。
だが何よりも記者たちの注目を集めたのが、琥珀のように綺麗なオレンジの髪を二つに結び、着物の上からでも恵まれたプロポーションを持っているとわかる、美少女から美女へと成り行くその女性の顔。
それを見た時、多くの記者があの最強の夜兎 海坊主の妻であった江華が蘇ったのだと錯覚した。それほどまでに、その女性の顔立ちはあの宇宙中の男を虜にした美女と瓜二つだったからだ。
そしてそれは間違っていない。彼女こそ海坊主の妻である江華の娘、神楽。その美貌と体つきを母親そっくりに成熟させた正統派ヒロインなのだ。
彼女の今の容姿をわかりやすく言えば、劇場版 銀魂 完結編 万事屋よ永遠なれ(完結しなかった)で登場した二年後の神楽の姿そのままなのだ。
すっかり大人びて、男を誘う蠱惑的な表情を自然に出せるほど成長した、元ジャンプヒロイン。
そんな傾国の美女四人が、喜喜の妻として会場に現れたのだ。驚愕するなと言うのが無理な話だ。
やがて彼女たちがじっくり時間をかけて喜喜の隣に位置するように立った時、彼女たちはどこからか取り出したのか、マイクを手に持つとその美しい声色を響かせた。
「ご紹介に預かりました。第十五代征夷大将軍 徳川 喜喜の妻の一人となる徳川 妙です。最初に勘違いされないように言っておきますが、私たちが将軍の大奥に入ることは私たち自身の意思です」
「私たちは将軍様と心から愛し合っているんだ」
「だからもしそれを邪魔するアルなら、そいつら全員皆殺しネ」
「○○してから、○○の○○にして愛するご主人様の前に並べてあげる」
あまりに物騒な言葉を投げかける後者二人の神楽と信女だが、これは警告なのだ。自分たちが無理やり手籠にされたとふざけた勘違いをしたどこぞの天パーがやって来たら、一切の躊躇なく殺すと言う宣告。
先んじて宇宙中に自分たちが恋愛結婚だと主張する事で、それに歯向かう連中全てを嫉妬に狂った勘違い男として処理出来るのだ。
心から愛し合っている者同士を引き裂こうなんて、馬に蹴られて死ぬ程度では許さない。この世に生まれ落ちた事を地獄に落ちても後悔する苦しみを与えてやり、その名前さえ親が赤子につける事を忌避するほどに貶めてやるのだ。
そんな二人と想いを同じくするお妙と九兵衛も、彼女たちの言葉に強く頷く。そしてそれほど強く愛し合っていることを誰が見てもわかるように、彼女たちは着物の下に隠された男女の愛の結晶を晒すのだ。
「そしてその証拠として、私たちが将軍様に絶対の忠誠と愛情を誓った証をお見せします」
お妙の言葉と同時に、四人は記者たちにむけて背中を見せるとその着物を結ぶ帯へと手をかけた。
その行為に、誰もが息を飲んで彼女たちがしようとしている常軌を逸した行動に目を、カメラを釘付けにしてしまう。
まさか、こんな大勢の前で。全宇宙に生中継をされている前でまさかそんな事……!?
だが多くの天人の思惑に反して、帯を脱ぎ捨てた彼女たちは自身を飾り立てる一着だけで金貨何百とする国宝級の着物を、バサリと脱ぎ捨てたのだ。
「--------!」
誰もが息を飲む、宝玉のごとき輝きを纏った小麦色の生肌。女神や天女、天使と女を褒めたたえる言葉でもまだ足りないほどの圧倒的な至高の美の権化がそこにはあった。
だからこそその美しい裸体の背中、首から臀部の上までにデカデカと墨汁で描かれた黒き文字が、完成された美術品に書き加えられた子供の落書きのように目立っているのだ。
【徳川 妙】
【徳川 神楽】
【徳川 九兵衛】
【徳川 信女】
その背中に、愛する男と忠誠を誓う家紋の名を誇るように記者たちに、この姿をカメラ越しに見ている宇宙中の種族に晒す彼女たちは、自身が誰の雌であるかを三千世界に知ってもらえた光悦に、体を火照らせながら感じていた。
『彼女たち四人は、喜喜様の子供を宿した褒美としてその背に徳川の名を刻むことを許された、大奥の中でも正室である御台所に選ばれた女性たちです。羨ましい……』
そんな彼女たちの淫らな姿を司会者としてコメントする結野アナの声色には、隠しきれない熱がこもっている。
だが何よりも会場にいる者たちと宇宙中でこの生中継を見ていた彼らの関心を集めたのは、結野アナが発した喜喜の子供を宿したと言うワンフレーズ。
それが意味することを誰もが想像するよりも早く、背中を向けて自身の歴史書に刻まれる名前を見せつけていた四人が振り返る。
体の前面が見えるようになった彼女たちの体は、以前の彼女たちとは大きく変わり果てていた。
ふくよかに膨らんだ胸は、彼女たち本来の大きさをそれぞれ一回りは大きく、神楽に至っては四回りも成長させた巨乳となっており、その中央で輝く桜色の突起には銀色に光り輝くピアスが取り付けられているではないか。
彼女たちの美しい双乳を、一瞬で卑猥な雄の乳袋へと変えてしまうセックスアクセサリーには徳川の家紋たる三つ葉葵がぶら下がっている。
そして一番目を引くのが、彼女たち四人の大きな妊婦腹。お腹に縦に走る正中線がくっきり浮かび上がるほどに膨れ上がった彼女たちの腹は、それが妊娠してからかなりの月日が経っていることを物語っていた。
「この通り、私の妻たちのおかげで徳川の未来は安泰です」
「あんっ……♡」
「ごしゅっ……喜喜様♡」
お妙と神楽の間に入った喜喜が彼女たちの肩を抱き寄せると、その自分の子供を孕ませた征服の証を撫で回した。
それに甘い声を漏らす二人の雌は、公の場であると言うのに喜喜の股間にズボンの上から手を伸ばしてそこを愛撫し始めるではないか。
そしてグググッとズボンを押し上げてその存在を主張する、将軍のネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲の雄としての完成度の高さに、記者たちは戦慄した。
これがサムライのてっぺんに立つNAS砲なのかと!!
その場にいる者たちが固まって動けない間も、彼女たちの喜喜のアソコを弄る指は止まらない。同時に宇宙でもトップクラスの美女二人に大勢の前で愛される優越感を覚えている喜喜もまた、お妙の妊婦として脂肪の増したお尻を揉み、神楽の最近母乳を出せるようになった巨乳を愛撫する。
「ああっ……将軍様、愛してます……♡」
「喜喜様……ううん、ご主人様……私も愛してるアル♡」
良い女を支配する、強い支配者の姿。それを宇宙中に向けて発信する喜喜はこの瞬間、確かにそれを見る全ての種族から尊敬を覚えられていた。
『んっ……♡ はぁ、はぁ……それでは、喜喜様も盛り上がってきたようなので……ふぅ……ふぅ……♡ 喜喜様の大奥を構成する側室の皆さんにも、入場していただきましょう、んんっ……♡』
唐突に、誰が聞いてもわかるほどに司会をする声に艶声を混じらせ始めた結野アナ。彼女のいる司会者の台に近い者には見えただろう、神楽とお妙が喜喜の股間を弄り出したあたりから、自身の秘部に手をやって自慰をしている彼女の姿に。
そして彼女の淫らな進行の声に答えるよに、ガチャリと三度扉が開く音が会場を駆け巡った。
目の前で行われる淫姦と、新たに現れる喜喜公の女たちの入場。どちらに目をやれば良いのか、惑う百戦錬磨の記者たち。彼らをしても、これほどの淫靡な会見なぞ一度として経験したことがないのだ。当たり前だ!!
だが開いた扉から入ってくる大勢の女性たちの、正室の彼女たちに負けず劣らずのその美貌を目にしたら、彼らの混乱はより深まる事になった。
入ってきた彼女たちの服装は、正室である女性たちの豪華さと比べたら月とスッポンの、吉原のタチの悪い娼館の女が着るような淫らな服装をしている。
大きく胸をはだけさせて肩と上乳を晒し、女によってはその豊満な胸の乳輪を露出している上半身。膝上どころか股下何センチレベルのミニサイズの着物の裾は、女たちの魅力的な太もも、鼠蹊部、尻の形を裸よりも強く誇示している。
そこには、吉原の治安を守る百華の頭領「月詠」が自身の淫らな格好に頬を赤く染めながら、恨めしげな視線を正室に選ばれた女性たちに向けていた。
そしてそんな彼女に車椅子を引かれる吉原の遊女の頂点に立つ「日輪」が、太陽と称された微笑みをただ一人の愛する男に向けている。
元御庭番衆のくの一「猿飛あやめ」が、その股からこぼれ落ちる興奮液を隠そうともせずにだらしのない笑みを浮かべてアヘっていて。
からくり家政婦である「たま」が、性処理オナホールとして改造された卑猥な体の機能を見せるように、自身の乳首を抓ってほかほかのミルクを噴出させ。
結野クリステルの式神である「外道丸」が、スカートの裾を摘み、徳川 喜喜専用と書かれたお札を貼り付けただけの秘所を主人の主人たる男に見せる。
江戸の超人気アイドルである「寺門 通」が、その手に『将軍様ラブ♡』と書かれた枕を生中継用のカメラに向かってかざしていた。
処刑人一族の一人である「池田朝右衛門」は、自身の胸を露出させて、その双乳にそれぞれ「罪人」、「執行待ち」と書かれた紙を貼り付けている。
北斗心軒というラーメン屋を営んでいた「幾松」は、そのスタイルの良さから着物の大きさが合っておらず、マイクロビキニの下着を付けた胸と臀部を露出している。
刀鍛冶であって化粧っ気が全くなかった「村田 鉄子」が、口紅やファンデーションを付けた男に媚びる女になっていた。
同じように女を捨てた男勝りな火消しであった「辰巳」もまた、その耳にピアスを付けてマニキュアをした立派な雌へと堕とされている。
狗神を奉る神殿の巫女であり、後にキャバ嬢となった「阿音」とニートになった「百音」が、元巫女らしく徳川 喜喜を神に見立てた淫らな神楽を舞っている。
結野アナと同じアナウンサーであった「花野 咲」は職業病か、カメラに向けて笑顔を浮かべながら、自身の薬指に輝く徳川の家紋の入った奴隷指輪を誇らしげに翳していた。
そしてそんな側室たちの列に司会席から移動して来て加わった、大江戸テレビの元アナウンサー「結野 クリステル」は、身に纏っていた過去の自分の服を脱ぎ捨てると、その下に着ていた将軍の女として相応しい布面積が少ない卑猥な下着と、そのケツ穴にお披露目会が始まる前からずっと挿入していた巨大なアナルプラグをテレビの前に晒すのだ。
計十二人の側室たち。正室を含めると十六人と、歴代徳川将軍の大奥と比べると大人しいと思われるかもしれないが、その全員が江戸でもトップクラスの美女、美少女であり、喜喜に対して絶対的な愛情を抱いているとなれば話は別だろう。
また喜喜の好色の手がこれで満足するわけもなく、将来さらに増えることを考えれば、最終的な大奥の規模は未知数だ。それこそ側室300人という伝説を持つ豊臣秀吉を超すやも知れん。
側室に名誉にも選ばれた全員が入室し、喜喜と正室の奥方たちの後ろに並んだ。一人でも周りの視線を集めるような容姿の女が十六人も、魅力的な体つきを惜しげもなく発露しながら横並びになっている光景は桃源郷と呼ぶに相応しい。
その魔性の魅力に、男も女も関係なく目を奪われた彼らは、扉が未だ開かれたままである事に気づかない。まるで、そこからまだ誰かが出てくるかのように開いたまま放置された扉の向こうから、幼くも力強い声が響き渡る。
「これだけの美姫全てを統べる徳川 喜喜様こそ、江戸を治める真なる将軍に相応しいでしょう。私の兄上とは、文字通り器が違いまする」
側室たちの入場に遅れて入って来たその少女の姿を見た徳川の内情を知る者たちが、まさかそこまでやるとはっ! と喜喜公のあまりの悪逆非道に戦慄した。
最後に会場に踏み入った彼女の名を、徳川 そよ。前将軍 徳川 茂茂の実の妹である。
そんな彼女が、将軍の妹らしい豪華な着物の前面を大きく開いて、高貴なる血の流れる体の恥部を晒しながらレッドカーペットを歩いているのだ。
そのわずかに膨らむ胸と陰毛一つ生えていない女陰、そしてなによりも…………大きく膨れ上がったお腹を周りに誇示しながら。
誰もが目を奪われる可愛らしい少女のボテ腹姿に、当の彼女は喜喜公の前へと歩み寄ると、まるでそこが自分の正位置だと言うようにその場で膝を付き、男の股ぐら、膨らんだ雄棒の隣へと身を寄せたのだ。
「そしてその威光を目の前で感じた私、前将軍 徳川 茂茂公の妹、徳川 そよもまた、この偉大なる第十五代目征夷大将軍 徳川 喜喜様の正室の一人として大奥の一員となる事を、ここに宣言いたしまする!」
ざわざわっと、会場中にどよめきが浸透する。それは事情を知る者たちが、その事の残酷さと恐ろしさを周りに口々に伝えているからだ。
なぜなら徳川 喜喜こそ彼女の兄、徳川 茂茂を暗殺させた張本人。つまりそよ姫にとって喜喜は、大切な兄の憎き仇であるはずなのだ。
だが今、彼女はそんな仇の子供をその子宮に宿し、男の妻となることを宇宙中に向けて宣言してしまっている。つまりあの邪悪な男は、自分が殺した男の妹までもを奪い去り、その尊厳を徹底的に陵辱したということだ。
もはや会場に、徳川 喜喜という稀代の邪悪を下に見る者は一人もいない。誰もが広い宇宙でもなかなか見ない下劣さ、醜悪さ、悪辣さを兼ね備えた新たな地球の代表に、戦々恐々とした思いを抱いていた。
「お楽しみいただけましたかな? これが私の新大奥に所属する女たち! 私の所有する雌の数々です! これで、私がどれほど支配者として優れた存在か理解できたでしょう!!」
増上慢に告げる喜喜の言葉を、しかし今回は誰も否定する言葉を持たない。それほどに目の前の光景は、千の言葉よりも絶対的な、確たる事実として見る者全てを納得させる力があった。
「この雌たちは全員私に絶対の忠誠と愛情を注ぎ、死ぬまで私にこの体を捧げ続けるでしょう。なあ、お前たち?」
ぱちん、ぱちんっ、と自身の言葉が正しいことを知らしめるように、喜喜が女たち一人一人の尻たぶを叩いていく。
それに対して、どの女性も興奮と喜悦のこもった表情で喘ぎ、肯定の返事を返す。喜喜こそが、自分たちの主人に相応しい宇宙でただ一人の男だと称賛しながら。
「さて、それではそろそろ閉会としよう。終わりの言葉は……私の正室たちが相応しい姿で言ってくれる」
最後の一人である月詠のケツを叩いて彼女の媚び声を堪能した喜喜は、愉悦のこもった笑みで自身の妻たる四人と、そよ姫を見た。
そしてその言葉を聞いた彼女たちは、即座に男の言う相応しい格好を晒して、会場とカメラの向こうにいる人に向け、
「ご主人様の命令で、ここからは私たちが将軍様大好き雌犬チン媚びガニ股腰振りポーズをしながら終わらせてもらうネ。こんな無様な私の格好をお前たちみたいな雑魚雄が見れるのは、今日だけアル。ご主人様に感謝しながら最高のオナネタにでもするがいいネ」
「私が媚びるのは将軍様だけなのよ、あなたたちにじゃないの。そこは勘違いしないでほしいわ。私のチン媚びダンスも、マンコも、ケツ穴も、この子宮の中にいる子供も、将軍様に生涯売却済みよ。だから一生手に入らない私の体の感触でも、テレビの画面に顔を擦り付けて妄想してなさい」
「お優しい喜喜様の慈悲に感謝しろ、雄にもなれないふにゃチン共。女の体に挿れたこともないそのゴミが、喜喜様一筋の私に触れることは生まれ変わってもありえないだろうが。膣穴やケツ穴のどアップでも見て、自分が雑魚雌以下の虫ケラだと、惨めな自分を認めながらオナニーするぐらいは許してやろう」
「本当なら、ご主人様以外で私に変な視線を向けた塵は○○して○○、○○からの○○をして殺してやるところだけど…………ご主人様の雌犬の私に欲情するのを、今日だけは許してあげる。あなたたちのその価値のない汚物から、誰にも受け取ってもらえない廃棄液を死ぬまで無駄撃ちし続けなさい」
絶対零度の瞳と侮蔑の言葉を記者たちとカメラに向け、だがそれと反比例するように無様なガニ股腰振りチン媚びダンスを踊って、そんな惨めな自分が大勢の人に見られ、生配信されているという快感に興奮して性感を高めて行く魂まで堕ち切った雌妻たち。
そしてそこに今日加わった新しい新妻であるそよもまた、自分と周りを貶めて愛する喜喜を持ち上げる行為の快感に目覚めてしまった。
「どうか、前将軍の妹である私の喜喜様への無様な屈服ダンスを全宇宙に届けてくださいませ! 私そよ姫は、兄上よりも夫である喜喜様を愛していまする! 兄上よりも、喜喜様の方が徳川将軍に相応しいです! 喜喜様万歳! 喜喜様万歳!! 喜喜様と私たちのラブラブな未来にばんざーーいッッ!!!」
「「「「ばんざーーーイイッッ!!!♡♡」」」」
ぶしゅううううう!!♡♡♡
生中継のカメラが最後に映したのは、愛する男とそれ以外への侮蔑の言葉を吐きながら腰を振る女たちが、カメラのレンズに向かって大量の絶頂アクメ汁を吹きかける光景だった。
第十五代征夷大将軍 徳川 喜喜。その後も多くの美女、美少女を日本中、宇宙からさえも自身の大奥に引き入れ、死ぬまでにその側室の数は500に届くほどであったと言う。
そして老衰によってこの世を去るまでのほとんどの時間を大奥で女たちと過ごし、政務の全てを自身の女たちに任せていたと言う。
彼が最終的に正室にした女の数はわかっていないが、最初の四人と前将軍の妹君は大変なお気に入りであったらしく、彼女たちはそれぞれ二桁に届くほどの子供を生涯産み落としたと伝わっている。
その後徳川の政権は正史よりも100年続き、しかし最後は百何人にも増えた後継者問題による内乱で、あまりに呆気なくその終幕を引くことになった。
そして喜喜の名は遥か未来にまで、徳川の時代を終わらせた戦犯たる好色将軍として歴史書に残ることになる。
もちろん、彼の大奥に住まう数多の女たちの名前と、彼女たちの痴態が記録された写真や録画映像もまた、歴史的資料として誰でもアクセスできるインターネット上に保存され、男たちの生まれてから死ぬまでのオナペットとして、地球から文明が滅びるまで使われ続けることになる。
Happy End〜徳川の女たち〜
ここまでお読みいただきありがとうございます。
四人は多すぎたよ。複数プレイを書ける人を改めて尊敬します。
歴史調べたらマジで十四代目将軍って大奥持ってなくて、奥さん一筋で側室も一人もいなかったらしくて将軍んんんんっっ!!ってなった。史実でもイケメンとか魂までブリーフかよ。なお十五代目はしっかり大奥を作った模様。
大奥の側室女性たちは、さらば新撰組編と洛陽決戦編の間に江戸にいるだろう女性たちで構成してます。なので四天王編の平子ちゃんや、睦奥、また子、パンデモニウムさんはいません。お登勢とキャサリンはなぜかいません。
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