もしJガイルが生き延びて杜王町に潜伏していたら?
たくさんのアイデアを頂けて感謝します。アイデアは原作の名前を書いていただけるだけでも、作者がその作品を思い出せて書く意欲に繋がったりするので、実写でもアニメでも漫画やゲームでも、お気軽に活動報告にコメントしてください。書けるかは、やりたい作品がたくさんあるので確約出来ませんが。
『そしてこのJガイル様は、お前の妹のように可愛い女の子を侍らせて、楽しく暮らしましたとさ!!』
かつて自身が犯して殺した女の兄貴に向かってそう宣言したJガイルは、しかし相手の策によって必勝の勝ち筋を文字通り切り捨てられ、敗北することになった。
その後、追い詰められた彼は復讐に燃えるポルナレフによって針串刺しの刑に処され、その悪逆の限りを尽くした生に幕を下ろすことになる----はずであった。
M県S市のベッドタウン杜王町。日本のありふれたごく普通のこの町は、奇妙なことに全国平均の五倍以上の行方不明者が記録されていると言う知る人ぞ知るオカルトスポットとして有名であった。
決して振り返ってはいけない小道から、ボヨヨン岬と言う誕生経緯も踏まえて何ともほのぼのとした都市伝説まで様々な不思議スポットが点在している。
だがそれ以外にも、この町を有名な名所はいくつかある。あの大人気漫画家 岸辺露伴先生の自宅があったり、最近開店した一流のイタリアンレストラン「トラサルディー」と普通の観光地向けの名所も存在するのだ。
そんな普通より少し多い奇妙さと普通の町としての顔を合わせ持つのが、この杜王町と言う町であり、そしてそこに住まう者たちもまた変わった人間たちが集い行くのだ。
例えば、スタンド使いとか。
「クソォ! どこのどいつだ、このアンジェロ様に盾つきやがった野郎は!?」
杜王町の裏路地の一角で、死刑判決を受けた「日本犯罪史上最低の殺人鬼」片桐安十郎はその凶悪な顔つきを歪ませて、周りを忙しなく見回していた。
その表情には隠しきれない恐怖が宿っており、三人の少年を強姦して殺し、警官さえも手にかけたその残忍な本性をここまで震えさせる程の何かが、彼に迫っていることが否応なく見るものに理解させる。
「クソォ、クソォ!! いったいどこに隠れてやがんだァ!?」
ナイフを手に、自身の分身たるスタンド「アクア・ネックレス」を実体化させるアンジェロの体はすでにいくつもの裂傷が刻まれていた。それは彼が攻撃を受けたことを示しており、そして彼の様子から未だその襲撃者の正体を掴めていないのだ。
一体、残忍な殺人鬼たる彼に何があったのか?
その発端は一時間前に遡る。
アンジェロは死刑執行の前にスタンドの矢に刺されたことで手に入れたスタンドを使い、刑務所から脱獄。自身に矢を刺した男の勧めを受けて生まれ故郷に戻ったアンジェロは、スタンドを一般市民に取り憑かせて犯罪を起こさせると言う遊びをしながら悠々自適な娑婆生活を楽しんでいた。
そんなアンジェロの前に、思わず見ただけで勃起してしまいそうになる絶世の美少女が通りがかったのだ。それは杜王町のぶどうヶ丘高校のセーラー服を着たウェーブのかかった黒曜石のように美しい艶髪を靡かせた女子高生だった。
スラリと伸びた手足に、スカートから覗く真珠のような光沢を放つ眩い太もも。目鼻立ちのしっかりとした美貌は、それだけで同級生の男子全員を惚れさせるのには十分で、そのふっくらとしたピンク色の唇はアンジェロの目線を釘付けにするほど魔性の魅力を放っている。
(こりゃあ久しぶりに食いがいがありそうな獲物だぜ、イヒヒヒ!!)
そんな美少女を見て、殺人鬼であり連続強姦魔であるアンジェロが飛びつかない訳がない。早速少女を付け回し、ある程度人気のない所まで来たところでアクア・ネックレスを使って彼女を裏路地に誘導。ちょいと持ち物である手鏡を拝借して見えるように路地の中頃に置いておけば、簡単に釣る事ができた。
そしてまんまと暗闇に足を踏み入れた少女を後ろから羽交い締めにして、その豹のようにしなやかな体を弄ったのだ。胸を制服の上から揉み、短いスカートの中へと片手を伸ばしてそのショーツに包まれた股関節を貪る。
口をアクア・ネックレスで封じてしまえば、少女は助けを呼ぶ声を出すことも出来ずそのままアンジェロにその光玉のような体を弄ばれてしまうのは決まりきっていた。
「俺の女に手を出すとは、馬鹿なことをしたなぁ」
そんな聞き覚えのない男の声が自分の耳元から響くまでは。
「----っ、誰だ!?」
声のした方を振り向くJガイルだが、そこには誰もおらず地面に投げ捨てられた少女のメイク用の鏡が自分の方を向いて反射しているだけだ。
声はすれど気配は感じず。正体不明の何者からの接触に、アンジェロが動揺してわずかに女への拘束の手を緩めた瞬間だった。
しゅるるる!
「……ぁ? な、なんだぁこいつはぁッ!!?」
意外! それは髪の毛ッ!!
拘束した少女の髪がまるで意思を持ったかのようにうねり、アンジェロの首を締め上げたのだ!!
「よくも……よくも私のご主人様専用の体を、そのクソみたいな汚らしい手で触ったわね、このウスラボゲ!! 殺してやるわッ!」
まるで悪魔が乗り移って豹変したかのように、先ほどまで何の抵抗もできなさそうだった可愛らしい清楚な美少女がその顔を般若の如く歪めて、視線だけで人を殺せそうな殺気を持ってアンジェロに反撃してきた。
「なっ、小娘! お前、スタンド使い!?」
アンジェロが少女の正体に気づいた時には、すでに植物の蔓のように長く伸びた髪の毛は彼の四肢を絡め取り、その巨大をゴルゴダの丘に磔にされたキリストのように十字に拘束していた。
「ああ゛ぁああ゛あ゛!! 汚らわしい、汚らわしい!! 私の美貌に触れていいのはご主人様だけなのにぃぃッ!!」
そして指一本動かせなくなったアンジェロを尻目に、少女は鞄から取り出した石鹸で男に触られた箇所を狂ったように除菌し始めたではないか!
目を血走らせ、まるでそこに巨大なウジでも這っているかのように念入りに、執着的に擦る様は彼女の美貌と相まって下手なホラー映画よりも悍ましい。
(くっ……なんだあのクソアマ!? 頭おかしいんじゃねぇか!!?)
自分が今まさに強姦をしようとしていた事を棚に上げ、少女を狂人扱いしたアンジェロは何とか拘束を振り解こうとその身に力を込める。
だがその動きが髪を通じて少女、杜王町が生んだヤンデレ女、山岸由花子に伝わってしまった。ギョロリと、まるで一時停止をしたかのように体の動きを止め、その瞳孔が開いた目だけをアンジェロへと向ける。
「どこに行こうって言うの? あなたが行ける場所は、もうただ一つ。地獄だけなのよ。そのまま惨たらしく生きたまま四肢を引きちぎってあげるわ」
「ぐ、ぐおおおおッ!!?」
ミシミシミシ、とアンジェロの体が悲鳴を上げた。全身を締め上げていた髪の毛は、その用途を男の体を五分割する方へと目的を変更したのだ。
まるで万力のようにがっしりとアンジェロの体を掴んで離さない髪は、もはや鉄線のよう。事実由花子の髪はスタンドの力によって補強され、その強度は最大パワーを発揮した時は家を一軒丸々潰してしまえるほどに強大なのだ。
そんな彼女の髪の毛に捕縛された時点で、アンジェロの命運は決まっている。彼はこのまま体を引き裂かれ、ドブ川で魚の餌となる未来しか待っていない。
無策ならば----
「おごぉおッ!?」
突如、由花子の口、鼻、耳から大量の水が噴き出した。それはまるで意思持つかのように、うねり由花子の髪の毛を濡れさせていく。
「馬鹿めッ! 俺のアクア・ネックレスがさっき口に突っ込まれていた事を忘れたのかよ!! 髪の毛なんて、濡らしちまえば重さで動かせねぇだろッ!」
由花子の体に潜伏させていたアクア・ネックレスの体内からの攻撃に、由花子がもんどりを打った。そしてアンジェロの読み通り、大量の水分を含んで萎びた髪は彼を宙で拘束するための力を無くし、男の自由を許してしまう。
それはスタンドの相性が悪いのもあるが、水という利便性の余りある万能なスタンドを持ったアンジェロが強すぎた結果であり、最初にアクア・ネックレスを口内に入れられた時点で、それを取り出す術がなかった由花子の敗北は確定していたのだ。
「おぐっ、ごぼぉ……!!」
「よくもやってくれたな、このクソアマがぁッ! 穴と言う穴から水を吐き出させてやるぜ!!」
「んおおお……ッ!!?」
アンジェロの宣言と共に、アクア・ネックレスは由花子の胃を通り抜けて彼女の下の穴の出口へと標準を定めた。そして宣告通り穴と言う穴、彼女の膣穴と菊穴から大量の水を放出させた。
そのあまりの強さに一瞬で下着を水圧で破り捨て、ついでと言わんばかりに彼女のスカートまでズタズタに引き裂いていく。
一瞬にして恥部を露出した半裸状態へとされた由花子は、敗者の証と言うように無様な顔を晒しながら股から水を垂れ流す人間ホースに変えられてしまったのだ。
「まだまだこんなもんじゃ済ませねぇぜッ! お前の体の中に元々あった水分も、無様に排出させやがれ!!」
「ふぐぅぅううう……ッッ!!」
アクア・ネックレスによって今度は逆に体を宙吊りにされた由花子は、頭を地面に下半身を上にして大きく開脚されて秘部をアンジェロに見せつけるような態勢を取らされた。
そして胃液から逆流するようにせり上がり続ける水によって意識のおぼつかない状態の由花子の体が、唐突に湧いた尿意にそのモデルのような体を震わせた。
じょろろろろろろ
逆さに吊るされた彼女の股から、黄色い液体がまるで噴水のように飛び出した。それはアクア・ネックレスによって操作された故の産物で、まるで由花子と言う花瓶から綺麗な花が咲いたかのように見事に円形状に放出されて行く。
そして当然そんな事をされれば、その発射源たる由花子の体にその排尿が降り注ぐのはわかりきった事実だ。
「ぶあっはっはっは!! イヒィ、ヒィッ!! 最高だぜ、エエッ!? 俺に刃向かった女を下品なオブジェクトに変えるのはよぉッ!!」
「ぉっ……おごっ…………」
美しいかった黒髪に自身のおしっこを吸わされ、ぶどうヶ丘高校一とも男子の間で呼び声が高い由花子の美貌に黄色いしょんべんが次々と付着する。しかもそれを、水を操れるアンジェロはスタンドを使って彼女の顔についた尿を操作、何とそれを集めて彼女の鼻の穴から無理やり体内へと戻したのだ。
自身の股から無理やり噴き出させられたイカ臭い尿の匂いが鼻腔全体に広がる。だがそれに構っている余裕は今の由花子にはない。
「オラァ、もっと無様な現代アートにお前を変えてやるよ!」
「お゛っ、お゛っ、お゛ぎゅぅうう……ッッ!!?」
口を伝って下半身の穴から放出されていた水が、今度は逆に穴の中に戻っていく。突然逆流した水に彼女の膣と尻穴は方向を変えた水圧に、内壁に強い刺激を加えられて痛みとは違う感覚を無理やり呼び起こされてしまう。
そしてその反応を確認するや否や、アンジェロは再び水の向きを変えた。腹の中に戻る水流を、再び排泄させ、そしてまた腹の中へと。
「おぼぉっ、おお゛ぉ、お゛ぅ、お゛ぉ、ぉおお゛おお…………ッッ!!!?!?」
それは擬似的なセックスだ。マンコとアナルと口に、水という性器をぶち込まれてピストンされているのだ。逆さまの状態で激しく上下させられる由花子に、もう意識はほとんどない。窒息しそうな苦しみで白目を剥いて半分気絶しかかっている彼女だが、しかし女である彼女の世の男性を惑わす凹凸のはっきりした体はそのアンジェロの責めに確かに感じてしまっていた。
そして水を操るスタンドであるが故に、由花子の股からこぼれ落ちてきた液体の正体に即座に気づいたアンジェロは、よりその醜悪な欲望に染まった顔を歪めてピストンの速度を早めていく。
「おっ、おっ、おっ、おっ、おぉ……っ!!」
「ヒヒャヒャヒャ! いいぜぇ、最高に無様だぜその姿!! そのまま無様にイッちまいなぁ!!」
「おぶぅぅぅ----ッッ!!!?」
ぶしゅうううっっっ!!
顔を醜く歪められた由花子の広げられた蜜壺から、彼女がこの陵辱で感じてしまった証拠である愛液が飛び散った。それは出し入れされる水に混ざり合い、彼女の体の中へとまた戻っていく……前にアクア・ネックレスの力で器用に由花子の淫液だけを操作して自身の周りに浮かせるアンジェロ。
「クンクン……ククク、顔が良くてもアクメ汁の匂いは変わらねぇな。雌の臭いがぷんぷんするぜ……!」
彼は自身の鼻先で浮く、美少女の漏らしたばかりの新鮮な愛液の匂いを嗅ぐと、それを集めて自身のペニスを包み込ませた。
自身の肉棒を包み込む、暖かな女の淫液の塊。それをまるでオナホのように肉棒に沿って上下させれば、心地よい快感が彼の下腹部を包み込んでくる。
「ああ……っ! 気持ちいいぜ……女のマンコから漏れた汁でチンポを扱くのは最高だなぁ……! それが美少女のマン汁ともなれば極楽ってもんだ……」
「おほぉ……! おぶ、ぶぶぶっ……!! んんおおっ……ッッ!!?」
目の前で、思わず目を背けたくなるほど凄惨な陵辱を少女に課しながら、何でもないことのように自身のチンポを扱くアンジェロは、まさしく日本史上最低最悪の犯罪者と呼ばれるに相応しいクソ野郎だ。
そしてその高まった肉棒の昂りを、アンジェロは勢いよく由花子の愛液の渦に射精した。
びゅるるるっと先端から発射された白濁液は透明な女の愛液と混ざり合い、鼻に突くような雄と雌の刺激臭を放ち始める。
「ふぅ……出したらちょっとスッキリしたぜぇ……それじゃ、こいつはお返しするぜ。俺のザーメンと一緒になぁ……!」
顔を喜色に染めて、自身の子種が漂う淫液のミックスジュースをスタンドの力で操って、休むことなく水の挿入を繰り返されていた由花子の膣穴とケツ穴にぶち込んだ。
「----ッッ!!? ぉおおっ……! おおお゛ぉお…………ッ!!!」
自身を強姦する男の白濁液が、自身の愛液と共に意志を持って膣穴と直腸を駆け上る。そして逆流して来たアンジェロの遺伝子情報を載せた精子は、それぞれ由花子の子宮と胃の中へと直接収まろうと向かっていくのだ。
それを由花子は認識出来ていない。だが体が絶対に受け入れたくない異物の存在に、本能的に拒絶反応を示して悲鳴を上げたのだ。
だが泣こうが喚こうが、結果は変わらない。アンジェロの精液入り淫液は、しっかりと由花子の想い人専用のマンコとアナルの壁をわざと擦って、その粘液を貼りつかせながら彼女の子作り袋と腹の中に収まってしまう。
「クヒヒヒヒ、クシャヒャヒャヒャ!!」
彼女の体に触れることなく最低最悪の陵辱を与えたアンジェロは、高笑いしながらレイプ犯の男の精子を宿されてしまった哀れな被害者少女を嘲笑う。
「気分がいいぜえッ! テメェを犯してぶち殺した後は、この状態で学校の校庭に晒してやるよ!」
「ぶふぅぅぅ----ッッ!!!」
在学生の少女の遺体が学校の校内で発見される。それも全裸で逆さ吊りにされて、全身からションベン臭い匂いを漂わせてだ。いや、何なら股間にホースを突き刺して、リアルションベン小僧ならぬ、リアルションベン女にしてもいい。
完全に再起不能状態にされた負け犬と化した由花子の無様排出ショーを堪能しながら、アンジェロは最高の尊厳破壊死体の作り方に思いを馳せる。
彼に声をかけた謎の男の正体の事を完全に忘れ去って。
ズブリッ
「………………あっ?」
アンジェロの左肩に鈍い痛みが走るのと、直後にそこから大量の血液が迸った。
「は? あっ……あああッ!!?」
慌てて傷口を押さえ、自身のスタンドを操って血がこれ以上流れないように止血するアンジェロ。その的確な判断とは真逆に、彼の内心は混乱の極みであった。なぜなら、確かにこの場には自身と人間噴水と化した由花子以外にいなかったはずなのだから。
『なかなか良いショーだったぜ。由花子をあそこまで弄んだ腕は大したもんだ。出会いが違ければ、気の合う仲になれたのによぉ』
「だ、誰だあッ!!?」
またしても耳元から声が響き、だがその声の主は影も形もない。叫ぶアンジェロを小馬鹿にするように、声はクククと低い笑い声を漏らしながら坦々と話しかけてくる。
『その由花子は俺のペットでなぁ。色々と有効に使わせてもらってるんで、殺されると困るんだよ。でも久しぶりに面白い見せ物を見せてくれた礼に、このまま尻尾巻いて逃げるってんなら見逃してやるぜ』
「ふざけんなテメェ! どこにいやがる!? 姿を見せやがれッ!!」
ションベンを漏らしながら失神している由花子からアクア・ネックレスを呼び戻し、自身を守るように展開するアンジェロ。どんなスタンドによる攻撃か知らないが、全身を水で覆ってしまえば防御出来るかはさておき、その正体不明の攻撃の手口を察知出来ると踏んだのだ。
だが----
『交渉は決裂かい。残念だなぁ……ヒヒヒ!」
「ぐあぁあッッ……!!?」
隙間なく水で包んでいたはずの自身の脇腹がナイフで刺されたように抉られた。一切の攻撃の予兆もわからない、まるで鎌鼬のような突然の切り傷。無敵と信じて疑わなかったアクア・ネックレスがここに来て一切の機能をしなくなったのだ。
『さぁ、次はどこを突き刺してやろうか? その勃起したチンポかぁ? それとも一思いに首を掻っ切ってやろうか?』
「ひ、ひぃぃぃ……!!」
絶対の優位性を崩された小物は脆い。アンジェロは恐怖にその身を任せて、路地裏の奥へと弾かれたように走り出した。それは何人も人を殺し、脱獄までして今まさに山岸由花子に最低の陵辱を行った者とはとても思えないほど情けない撤退。
『ヒヒヒ、逃すかよ馬鹿め』
そんな残虐な犯罪者から哀れな獲物と化した男に向けて、姿なき声はこだまするように路地裏に響き、そして溶けるように消えて行く。
そして視点は冒頭へと戻ってくる。
「クソォ、クソォッ!! 俺を誰だと思ってやがる! 警官さえ殺した殺人鬼だぞ!!」
『おいおいたかが数人殺した程度で何をイキがってやがる。裏の世界じゃお前の十倍殺してる奴なんて珍しくも何ともないんだぜ』
「ギャアアアッ……!!?」
ナイフを出鱈目に振りまわすアンジェロの足が深い裂傷を刻まれて出血する。足をやられて立つことさえままならなくなった哀れな獲物は、自身のスタンドであるアクア・ネックレスでそこら中に水の塊をばら撒いていく。
だがそれは周りの壁や、放置された瓶やガラスを割るだけに終わり、何の成果も上げることはない。
『終わりだぜ。たかが東洋の猿未満のチンピラが調子に乗って俺に楯突いたのがいけねぇ。この世で自由に振る舞っていいのは、力のある奴だけなのさ。お前は惜しかったが、身の程を知らなすぎたな』
「や、やめろぉおおおッ!!」
ガシリッと、突然見えない何かに掴まれたようにアンジェロの首が手の形に締め付けられる。間違いなくスタンドによるものだが、その何かがいると思われる場所に攻撃を放っても全て空を切るだけで終わってしまう。
アンジェロは気づかないだろう、自身が割ったガラスの一つに映る、まるでホラー映画のミイラのような人影が自身の首を片手で持ち上げている光景を。
『おっと……どうやら、お前にトドメを刺したいと言う奴が間に合ったようだぜ』
「えっ…………ヒィッ!?」
謎の男の言葉と共に、暗がりからひたり、ひたりとまるで幽鬼のように姿を現したのは誰あらん、アンジェロに陵辱された山岸由花子だった。
破り捨てられたセーラー服のせいで恥部を覆う物もなく、ほとんど全裸に近しい姿で全身に黄ばんだ液体を付着させた彼女の姿は実に淫靡なはずなのに、その顔を見ればどんな男も情欲よりも恐怖をその身に刻まれることになるだろう。
まるで能面のように感情が感じられない虚無の表情。だがその身から放たれるオーラはまるで魔王のように重々しい。裏路地の気温を五度は下げたのではと思うほど、彼女の登場と共にひんやりとした冷気がアンジェロを包み、しかし彼の目には燃え盛るマグマのように煮えたぎる由花子のスタンドオーラが見えていた。
「……す…………こ……す…………ころす…………殺してやるわぁッ、このクソカスがぁッ----!!!!」
「ぎぃああああッッ!!!」
そして噴火したように放たれた由花子の強大な質量を持った髪の束は、謎の力によって拘束されて動くことのできないアンジェロを真っ正面から殴打。吹き飛びそうになった彼の足に別で伸ばしていた髪の毛を巻きつけて、無理やり自分の方へと引き寄せると、さらなる殴打の嵐を彼へと浴びせかけた。
「オラァ、オラァッ! あたしに、よくも、ご主人様の目の前で恥をかかせて、くれたわねッ!! 決してッ、決して許しはしないわこのダボカスがぁッ!!」
オラオラオラオラオラオラオラオラッ、オラァッ!!!
「ヤダバァッ……!!!」
全身の骨と言う骨を粉砕され、先ほどの意趣返しと言うように体中の穴と言う穴から血液を吹き出して再起不能にされたアンジェロ。もはや生命活動をしているのも奇跡と呼べるほど痛めつけられた彼だが、怒れる乙女の報復がこれで終わるはずがない。
しゅるるるる、と全身の骨を折られて変なオブジェクトと化したアンジェロの全身に巻きつく由花子の髪の毛。それは先ほどの屈辱のションベン噴水によってギタギタに固まっており、それがより彼女の怒髪を突く。
「五分割にすると言ったわね。でも、それでさえ生ぬるいわ」
ミシミシミシ、ギシギシッと人体から漏れてはいけない音が鳴り響く。意識も朧げだったアンジェロがその痛みに強制的に目覚めさせられるほどの激痛。
「百分割よ、ゴミは徹底的に潰してバラバラにして燃やさないとね」
それがアンジェロの聞いた最期の声となった。
『ヒヒヒ、良い女だぜ由花子。たまにプッツンしちまうのは傷だが、その残虐性に俺への忠誠心。俺のペットにとことん相応しい女だ」
そして事切れた殺人鬼の死体と下手人たる半裸の女が佇む裏路地へと、ずっと屋上から様子を伺っていた第三者が躍り出た。それはまさしくアンジェロが聞いていた謎の声の持ち主で、その男は杜王町では珍しい異国の人間であった。
だが何よりも目を引くのは、両手とも右腕と言う明らかな奇形。そして醜く歪んだ顔と、そこに走るいくつもの傷跡だろう。
そんな明らかに一般人ではない雰囲気を醸し出す男を見た由花子は、先ほどまでの激情がなかったかのようにしおらしい雌の顔へと変えて男へと近づいた。
「ご主人様! ごめんなさい、あんなチンケな男に敗北してしまうなんて。あたし、ご主人様の雌犬失格だわッ!」
男の足元に跪き、贖罪を乞う奴隷のように縋り付く由花子の姿を見て、誰が先ほど一人の人間を惨殺した女と同一人物だと思えるだろうか?
今の彼女は愛する男に嫌われてしまったと泣いて枕を濡らす乙女と何ら変わりがない。
「こんな汚れた女、もうご主人様に相応しくなれないわ。あたし、あたしッ、死んで償うわ!!」
自身のスタンドを発動して、その髪の毛を自身の首へと巻きつける由花子。彼女にとって愛する男以外に自身の痴態を見られ、あまつさえあれほどの無様を晒した自分なんて一秒でも息をするのが耐えられないほど屈辱なのだ。
「いや、その必要はないぜ由花子。お前の無様なションベンショーはなかなか面白かったぜ。あの野郎も粋な事を思いつくもんだ。今度は俺がお前にやってやろう」
「----ッ!? あたしを、許してくれるのご主人様!? そんな、ああッ! なんて幸せ……こんな幸せが……! あたしの人生で今まで一番幸せ……!!」
男のセリフに、絶望に染まっていた顔を一転、祝福を受けた敬虔な信徒のように幸福一変に染め直す。それどころか男から伝えられた、今度はご主人様直々にションベンショーをしてやると言う言葉に露出した陰部から愛液を垂れ流すほどに興奮してしまう。
屈辱の思い出を、ご主人様自らによって幸せな思い出に変えてくれるなんて、なんて優しくて素敵な男性なのかしらと、ただでさえ限界突破している好感度をより天元突破させて男への愛情と忠誠を高めていく。
「さあて、それじゃ帰って今日もたっぷりとお前の体で奉仕してもらうとしよう」
そう言って全裸よりも恥ずかしい格好の由花子を、顔に似合わずお姫様抱っこする男。その扱いに少女が顔を真っ赤にさせて陶酔したような表情で恋焦がれる男の首へと自身の腕を回す。
「あぁ……♡ ご主人様があたしをお姫様抱っこしてる……! ご主人様が……! あたしの体を……! 抱いてくださってる……ッ!!」
その扱いに乙女回路をスパークさせるほどに感涙に打ち震えている由花子だが、もちろんこんな紳士的な行動をただ男がするわけがない。
「あぁん……ッ!?」
下半身を支える方の手を女の股に滑り込ませ、その濡れた膣穴に指を挿入する男。日本人男性より遥かに太い男の指が、二本も年若い日本人女性の膣に収まっている光景は、実に犯罪的なグロテスクさとエロティシズムを醸し出している。
「このまま家に戻るまでイカなければご褒美をやるぜ。逆に、イッたら罰ゲームだ」
「んんっ……! そんな、ご主人様……!」
それはただでさえ男の指を挿れられただけで達しそうになってしまった由花子には厳しすぎる条件。だがご褒美と言う単語をチラつかされては、努力しない選択肢など彼女にはない。
なぜならご褒美は、夜に由花子が望むセックスをしてくれると言う夢のような物がほとんどなのだ。是非とも今回の陵辱を消し去るような、ラブラブ種付けセックスをしたいと思っている彼女は本気でご褒美を狙うだろう。
だが同時に罰ゲームもまた彼女にとっては捨て難い。響きだけなら本来は忌避するような物に思えるだろうが、由花子にとっては違う。
なぜなら男が与えてくる罰ゲーム、ディルドがついた電気木馬の上で一日放置や、男の尿が混じった犬の餌を四つん這いで食べたりは、由花子にとって自分の愛情を証明する絶好の機会。おままごとの恋愛をしているような連中では絶対にできないような、自分とご主人様、本気で愛し合う二人にしか出来ないプレイなのだ。
「楽しませてくれよ、由花子……ヒヒヒッ」
「はい、ご主人様の由花子で存分に楽しんで……♡」
だがどちらになるにせよ、全てに優先されるべきは愛しい主人の幸福。
かつて身勝手な愛情を押し付けるだけだった偏執的なヤンデレ少女はそこにはいない。愛する人の幸せと欲望を第一に考え、自分は男を彩る装飾品の一つであればいい。そんな献身的な大和撫子へと山岸由花子は生まれ変わったのだ。
心より愛するご主人様、Jガイル様のおかげで。
100話達成記念で見たい陵辱系の後日談はどれ?
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オクトパストラベラー
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月が導く異世界道中
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ジョジョの奇妙な冒険
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異世界はスマートフォンと共に。
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ペルソナシリーズ
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聖女の魔力は万能です
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Fate/Samurai Remnant
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百錬の覇王と聖約の戦乙女
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SAO
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名探偵コナン
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ハズレ枠の状態異常スキル
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魔法科高校の劣等生
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ハリー・ポッター
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悪役令嬢レベル99
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忍の一時