もし剣心が東京を訪れず、神谷道場が武田観柳によって焼き払われて薫も連れ去られてしまったら?
時は明治11年。
明治維新が成り、侍と言う単語が過去の物として扱われて久しい泰平の世にあって、一大産業を成し得た男がいた。
その者の名を、武田観柳。
鉄火器と阿片、そして血をも紙幣に換える冷酷な計算高さで、彼は新政府のお膝元で莫大な屍の上に巨万の富を築き上げた。
今や京の町で彼の持つ金の力に怯えぬ者はおらず、政府高官でさえ観柳の顔色を窺う矮小な存在へと成り下がった。
ただ銭勘定がうまいだけの男が、そこまでの地位を手に入れる。
それこそがまさに、剣の時代の終焉と銭と権力の時代の到来を意味していた。
すでに剣術、流派などは時代遅れの看板。
旧時代を支え、新時代を切り拓いた武士たちは、悉く剣を満足に振ったこともない武田観柳の前に膝を降り、今日の釜飯の銭を物乞う犬となった。
どれほど優れた武力を持っていようと、どれだけ気高き意思を宿していようとも、金の前には全て無力。何の障害にも成り得ない塵芥でしかない。
そしてそれは、『人を活かす剣』なんてくだらない剣術を教えていた神谷道場も同じであった。
観柳がさらなる金を愚民たちから巻き上げるために計画していた巨大阿片工場。その建設予定地に小賢しくも居座り、立ち退こうとしない害虫。
だから観柳は、いつものように金の力でもってかたをつけた。
幾人かのゴロツキと、屋敷一つ潰せるぐらいの農器具の手配代。
観柳が神谷道場を手に入れるために支払った金は、彼にとって雀の涙程度の物であった。
もちろん彼らも剣術なんて化石を掲げて抗って来たが、現代の『びじねす』の前に結末は当に決まっている。
数日と経たない内に、門弟たちは散り散りとなり、神谷道場はその看板を粉々に粉砕された。
ただその潰した瓦礫の中に、ひとつだけ使い道のある品が残っていたのが観柳にとって嬉しい誤算であった。
神谷 薫。
神谷道場を剣豪だった父から継いだ剣術小町であり、京の町でもなかなか見ないような容姿の整った小娘。
ボロボロになった道場を背に、泣きながらも木刀を構えて立ち向かおうとして来た彼女を、観柳は戦利品として自身の屋敷へと持ち帰った。
表向きは野盗に道場を焼き払われ、住む場所を失った彼女を慈善活動として受け入れたと噂を流させて。
その実、慈善なんて言う美辞麗句とは程遠い扱いを彼女が受けている事など、誰にも知られる事なく。
「ふぅぅーーー」
黒ずんだ灰色の煙が、東京一の富豪と呼ばれるようになって久しい男の自室を満たす。
金屏風と異国の調度品が飾り立てられた彼の一室は、成金男の典型のような過剰な豪華さと統一性の無さに溢れている。
芸術性や趣きと言う物を欠片も理解しておらず、ただ高い物を手当たり次第に集めて置いているだけ。壁に立て掛けられた異国の絵画の名前も、床に敷かれた分厚い絨毯の繊維も、この部屋の主は知りもしない。
だから堂々と、調度品の劣化を早めるような甘い煙を煙管から吐き出せるのだから。
彼こそが、武田観柳。
半年前にとある道場を潰し、そこの道場主であった剣術小町を囲った悪徳商人は、煙の先に燃える阿片団子の赤々とした光を見やりながら、その先に映る『お気に入りの玩具』を悦楽の笑みと共に見やった。
「……お呼びでしょうか、観柳様」
観柳の自室の扉の前に立つ、つい先ほど入って来た美しい黒髪を後頭部で結んだ美少女、神谷薫。
自身を恨み、連れて来た当初は反抗ばかりしていた彼女が、特性の侍女服を纏って恭しく礼をしてくる姿を、観柳は阿片で気持ちよくなった頭で堪能していた。
「ふん……剣術小町などと持て囃されていた小娘が、良い格好になったものだ」
「……っ」
嘲笑が低く響き、わざと顔に至近距離から吹きかけられた阿片の煙が薫の表情を曇らせる。
だが、それだけだ。観柳を睨みつけることも、何か文句を言うこともない。ただ屈辱に耐えるように目を瞑って、その場で立ち続けるだけ。
観柳がその態度を見てどう思ったのかは分からない。
だが、鼻で笑ったのだけは確かに分かった。
「貴様なんぞには似合い過ぎて笑えてくるわ。この売女め」
「……っ……」
吐き捨てるように言われ、薫は僅かに拳を握る。怒りに握りしめたのではない。自身を襲う恐怖をこらえるかのように。
そんな少女の変化さえ、観柳にとってはお笑い種でしかないのだろう。クックックッと厭らしい含み笑いを漏らして彼女を見やると、再び煙管を咥えて女中、神谷薫の姿を堪能する。
その格好は、まさに遊女そのもの。
清楚な薫の雰囲気に合った白い着物を裁断して卑猥に改造したそれは、元々剣術で鍛えられたすらりとした四肢が大胆に露出されている。
上着は横胸部分が切り取られ、薫の健康的な生肌が曝け出されており、胸元は谷間が見えるようはだけさせられている。
特に観柳の目を楽しませるのは、膝までしか脚を隠さないよう切り取られた袴に大きく入れられたスリットと、そこから覗く吸い付きたくなるような太股。
性欲盛んな年齢である彼の目を楽しませるには十分な扇情的装いこそ、今の薫の正装。
道場を潰す際に彼女から剥ぎ取ってやった道着を、剣術小町を自身の所有物にしたと言う快感を得たいがために、わざと焼却せずに色々と改造して彼女に着させているのだ。
薫がこの服を着てこれから女中としてお世話するよう命じられた時の彼女の顔を、観柳は今も忘れていない。思い出す度に股間が滾ってしまうほど哀れな表情だったのだから。
「どうだ嬉しいだろ?お前に似合う服を用意してやった俺に、感謝くらい伝えたらどうなんだ、ええ?」
「っ……ありがとう、ございます」
観柳の問いかけに、薫は従順に返事をする。いや、従わざるを得ない。それがどれだけ屈辱であろうとも、道場を潰されてから従順な女になるまでされた恥辱の日々を思えば、薫にとってこの程度の屈辱など何倍もマシであった。
碌に食べる物も水も与えられず座敷牢に叩き込まれ、排泄の全てを管理されて、女として生まれた事を後悔する陵辱を、薫は受けた。それこそ、こんな淫らな女中服で憎い男の前に立つ事も受け入れられてしまうぐらいに。
「だがな、まだ足りん。もっと相応しい格好があるだろう?」
「え……?」
観柳の言っている意味が分からずに、薫は首を傾げる。そんな彼女を嘲笑しながら見やり、観柳は煙管を咥えて火皿を薫へと向けた。そしてそのまま、彼女の胸元から上へとゆっくりと煙を吐きかける。
「脱げ」
「……!?」
「情婦のように色っぽく脱げ。そして俺に土下座して感謝しろ」
観柳の言葉に、薫は唇を噛む。だが逆らう事は許されない。見下すような男の眼差しを浴びながら、薫はゆっくりと腰帯を解いて行く。
「んっ……」
しゅるりと言う衣擦れの音を伴って、袴が畳の上に落ちる。そして自身の白い脚露わになると、薫は突然の肌寒さからか太腿を擦り合わせてしまう。
それが、男を欲情させる仕草の一つであるとわかっていながら、彼女の躾られた体は自然とその行動を観柳の前で取ってしまうのだ。
なぜなら彼こそが、自分が欲情させなくてはいけない相手だと心身に教え込まされているから。
そして次に薫は自身の下帯を外して、白衣の襟に手をかけるとゆっくりと左右に開いて行く。元から露出していた谷間から先の柔肌が、少しずつ蝋燭の光に照らされて観柳の目前へと晒される。
湯文字は当然、身につけていない。薫の立場では、胸を覆い隠す布切れなど行為の時に脱がす手間を増やすだけの邪魔物でしかないのだから。
だから薫がゆっくりと白衣を開けて行けば、柔肌は徐々にその見える面積を広げていき……最終的には彼女の小振りだが形の良い乳房全てが丸見えになる。
その先端には綺麗な桜色の突起があり、その存在を主張するかのようにぴぃんと観柳の方へと向いていた。
そしてそこまで白衣を開けば、当然彼女の引き締まったお腹もまた露出してしまう。普段から剣を振るい、武道に生きる者として意識していた綺麗なヘソのくぼみさえ丸見えで、火照ったお腹に浮かんだ玉粒のような汗まで赤裸々に見せてしまっている。
「はぁ、はぁ……」
だが薫は、そこまで見せてもまだ股間部を観柳に晒していなかった。股下数センチ程度なら覆い隠せるぐらいの裾を持つ白衣が、彼女の秘部を隠す最後の防壁として残っているのだ。
だがそれが、脱げと言う観柳の命令に対する薫の最後の抵抗なのかと言うと、そうではなかった。
「んっ……んんっ……」
彼女はその見えそうで見えない白衣な体勢を維持しながら、甘い吐息を漏らして太腿を擦り合わせる。それが、観柳の『色っぽく脱げ』と言う命令に従順に従うのに必要なのだから。
こんな男を欲情させるような遊女のような行為、数週間前の薫なら出来もしないし、思い付きもしなかった。
だが今の薫は違う。観柳の調教は、薫を性も知らない美少女剣術家から、雄を誘惑する術を熟知した情婦へと変えてしまったのだ。
そして、白衣をたくし上げながら太腿を擦り合わせていた彼女の秘部から、ついに興奮による蜜液が太腿へと垂れ落ちれる。それが蝋燭の灯りによって卑猥に光り、つつつっと脚先まで滑って行くのを観柳が確かに見届けているのを確認して……薫はようやく白衣から手を離して床に落とした。
露わになったのは、月の光のように美しい神谷薫の陰裂。観柳によって、かつての初々しさなど欠片も見いだせないほどに敏感な女陰に変貌させられてなお、その綺麗さを保ち続ける薄い陰毛が生え揃った縦筋からは、トロトロと粘ついた愛液が漏れ出ている。
それはつまり、観柳の自身を辱めるような行為に対して薫が快感を覚えるようになっている事を示す何よりの証拠。
「っ……ぁ……」
男の前で露わになった自らの恥部を見て、薫は背筋が震えてしまう。意識とは裏腹に淫乱に蠢く己の肉体を『厭らしい』と蔑みながらも、そんな淫らな体に変わってしまった彼女を嘲るような視線で眺めている観柳の瞳に、胸が羞恥とは別の火で熱くなってしまう。
そんな薫の姿を見やった観柳は満足げな笑みを浮かべて、再び煙管を裸体を晒した彼女へと向ける。そして「ふぅぅぅ!!」と彼女の乳房と股間部へ向かって白い煙を吹きかけた。
「んっ……ぁっ……!」
着物越しではなく生で直接吹きかけられたそれは、まるで媚薬のように少女の体を蝕み、彼女の口から熱い吐息を漏れさせる。
だがその熱に浮かされたような状態であっても、彼女は決して抵抗しない。ただ従順な女として男の命令に従うのみだ。
薫は自身に向けて阿片の煙を浴びせる観柳の前で膝を降り、ゆっくりとその裸体を丸めるように土下座の姿勢を取る。そしてそのまま、頭を床に擦り付けるほど深く下げながら、観柳への感謝を紡ぐ。
「ありがとう……ございます……」
その一言は、この行為の前にも既に言わされているもの。観柳が薫を辱めるためだけに言わせた言葉。だが立って言うのと全裸土下座の姿勢でそれを言うのとでは、天と地ほどの差があった。
「何をだ?」
だがそれに、観柳は彼女の恥辱を愉しむように問い掛ける。それだけで彼女は罪悪感で胸を焼かれながら、それを快感に変えて体を疼かせて答えてしまう。
「あの道場を燃やしてくださって……」
「誰の、道場だ?」
観柳は彼女が述べる感謝の内容に、もっと詳細に話せと、土下座する薫の瑞々しい果実のような尻肉を硬い煙管の尻でペシペシと叩きながら命令する。
「ぁっ……私の……神谷道場を、燃やしてくださって……あ、ありがとう、ございます……!」
「そうだ。よくわかってるじゃないか」
薫の言葉に、観柳は至極満足そうな声を漏らすと、煙管を彼女の尻へと叩き下ろす。パチンッと綺麗な音を奏でて火の粉を尻肌に飛び散らされる痛みと屈辱を甘受しながら、薫は恭しく頭を下げて感謝の意を示し続ける。
そしてそんな彼女の目前へと、観柳の足が差し出された。南蛮製の、硬い革布によって作られた靴。その意味を、薫は次にされるであろう命令が来る前からわかっていた。
「舐めろ」
「…………はい」
小さく、掠れるほどの声で薫がその要求を呑む。そして床に頭を擦り付けたままでゆっくりと顔を上げ、観柳の足先へと舌を伸ばしていく。
「ん、ちゅっ」
そして震える唇と舌先が、革に触れる。ただそれだけで、薫の背筋を甘く駆け抜けたもの。それは決して不快感ではなかった。むしろ逆、彼女に仕込まれた女としての喜びだった。
その行為一つで湧き上がった性感に小さく声を漏らしながら、薫は観柳の靴へと舌を伸ばし、自身の唾液でコーティングするように、そのままゆっくりと舐め上げ始める。
「れろっ……んっ……ちゅっ……」
「はっ……かつては剣を掲げ、道場を持っていた娘が、今や商人の靴を舐める売女に堕ちた」
観柳の言葉に反論する事も出来ず、ただ黙って靴を舐め続ける。そんな薫の尻へと今度は観柳自身の手が触り心地を確かめるように撫で回した。
その行為に薫はビクッと体を震わせるが、それでも舌の動きは一切止める事なく靴を綺麗にし続ける。
「時代の流れってのは恐ろしいなぁ。それに乗れない者を、容赦なく無様な負け犬へと落として行く。一時代を築いた神谷活心流とやらも、その末路がこれとはなぁ!」
「ちゅぅぅ……れろっ……んんっ!」
観柳の嘲笑を浴びながら、薫は悔しげに目を瞑る。だが同時に込み上げてくる新たな感覚に、彼女は甘い声を口から響かせてしまった。
それは尻肉を鷲掴みにされ、割れ目を拡げられた事によって蜜穴を見られてしまう羞恥心と同時に訪れる、拭い切れない喜悦。
「んちゅっ……んっ……れろぉっ……!」
そんな自身の反応に困惑しながらも、薫は決して靴を舐める事を止めない。ただ従順な女として、飼い主である観柳に媚びる事しか彼女に残された道はないのだ。
「惨めだな〜。己の誇りを貶められ、屈辱を味合わされ、それでもその憎い相手に逆らう事すら出来んなんて。そんな人間にはなりたくないなぁ!」
「れろっ……ちゅっ……っ……はい……」
嘲笑を浴びながら、薫は観柳の言葉に従順に頷く。違う、私は誇りなど捨てていない。そう反論したくとも出来ないのが、彼女の置かれた状況で……そして自身のその心内の言葉でさえ、薫はもう信じられなくなっていて。
そしてそんな薫の折れかかった心に更なる重圧をかける命令が、図らずも観柳の口から投げかけられた。
「言え。お前の剣は、何の価値もない無駄な物だったと」
「――――」
一瞬、薫の体が硬直する。観柳の言葉が心の臓を刺し貫き、抉り抜いたかのように彼女の思考が停止したのだ。
その反応に観柳は眉を顰めて、急かすように薫の尻肌をぱちんっ!と叩いた。
「どうした、言え」
「っ……ぁっ……」
その衝撃にビクリと体を震わせた薫の脳内にすぎったのは、かつて神谷活心流道場で見た門下生たちの笑顔。
『ありがとう』、『先生』そう声をかけてくれる彼らがいたからこそ、自分は父から継いだ道場を守るために剣を振るい続けて来れたのだ。
彼らのために、私がこんな屈辱に負けるわけにはいかないと、薫は今日まで何度も折れそうになる心を叱咤し続けて来た。
だが――――
「何を躊躇う? もう、道場も剣も持たないお前が。ええ?」
「ぁっ――」
だが、今やもうその道場は燃えてなくなった。道場の門下生たちは、みんな神谷道場を見捨てていなくなってしまった。
「私は……」
もう何も守れない。守れなかった。人を活かす剣を継承して行くと言う父との約束も、父や仲間たちと共に過ごしたあの道場も、何もかも。
そう絶望し、全てを諦めた時……観柳が彼女の心を折るように、彼女の尻を一際強く平手打ちした。
バチンッと鳴り響く破裂音。同時に、土下座していた薫の体が萎縮したように縮こまり、その陰裂から蜜液を噴出した。
「っ……ぁぁ……わ……私の剣はっ……!」
そんな自身の反応に困惑しながら、薫はそれでも心に従って喉を震わせて声を上げる。そして同時に溢れる涙が頬を伝い、地面に垂れていた彼女の黒髪を濡らした。
それが、もしかしたら剣術小町 神谷薫の最後のプライドだったのかもしれない。
「何の価値も……ありま、せんっ……」
言ってしまった。言ってから、心が軽くなるような不思議な感覚が薫の全身を満たして行く。
まるで、幸せになる道を阻んでいた煩わしい物全てから解放されたような。ようやく、まやかしの自分から正しい自分の生き方を悟ったかのような。
「声が小さい!!」
「あぐっ!」
だがそんな薫の余韻を打ち壊すように、観柳は彼女の尻肉を再び平手打ちする。臀部へと走り抜ける痛み。だがそれに不満よりも、自分の至らなさへの申し訳なさを感じた薫は、観柳の命令に応えるたに、声を張り上げた。
「わ、私の剣術はっ、何の価値もありませんっ!! 私の人生は、何もかも無駄でした!!」
「はーはっはっはっ! そうだ、ようやく分かったか! 今どき剣術なんて飯のつまみにしかならないんだよ!」
「はい! 神谷活心流は、んあっ、時代遅れの、ああっ、お、愚かな流派でした! んひっ! 観柳様に燃やされて、当然です! あっ、あっ! ありがとう、ございます!」
自身の父が育て上げた神谷活心流を愚かと断言する裏切りにも等しい背徳感に、薫は言い知れぬ快感を覚えて、平手打ちをされ続ける股座から潮を吹いてしまう。
だがそれでも止む事のない子供を躾けるような尻への平手打ちに、薫は叩かれる度に、観柳への服従心を強く根付かされて行く。
「わ、私は……ひっ、あっ! 観柳様のおかげでっ、ああっ! ようやく目が覚めましたぁ! 私を飼ってくださって、あぐっ! ほ、本当に、心より感謝申し上げま、んんぃぃっ!!」
「そうだそうだ、それでいいんだ薫。お前の剣はもう何の価値もない。だが安心しろ。俺の奴隷としてなら使ってやるさ」
「はぁ、はぁ……あ、ありがとうごじゃいまっ……ひんっ!」
バチンッと再び平手打ちを尻に受けながら、薫の脳天に甘い痺れが駆け抜ける。それは、かつて剣を振るっていた時にも味わった事のない甘い幸福感。
その甘美な感覚に酔いしれるように、薫は涙と涎に塗れた顔を床へと押し付けて。そのまま尻だけを高く掲げた状態で、彼女は観柳の靴を必死に舐めて心からの感謝を伝える。
その従順な奴隷の姿に、観柳も満足げな笑みを浮かべて彼女の頭を靴の踵で踏みつける。
「んぐっ!」
「よく言った薫。父親が守ってきた道場を捨て、剣の誇りも、女としての誇りさえも捨てて、靴で踏まれて悦ぶ家畜。それがお前だ」
靴底でぐりぐりと頭を踏み躙られ、それなのに薫の脳髄には甘い痺れが走ってしまう。
その刺激は、まるで麻薬のように彼女から思考力を奪い去って、冷たい床に顔を這いつくばらされた状態で、彼女は観柳の言葉を肯定するように陰裂から一際強い潮をぶしゅっっ♡と放出した。
「そんな家畜のお前には、餌をやらないとな」
「ひんっ……!」
頭に乗せられた靴の感触が離れ、薫は少しだけ喪失感を覚えながらもゆっくりと顔を上げる。そこにはいつの間にか目の前で自身を凝視する観柳の姿があって、そしてその下半身を覆っていた南蛮製の装いからまろび出た肉の塊に目を奪われた。
「あ……」
それは、薫にとって何度も上の口でも下の口でも咥えさせられた観柳の肉竿。前までは気持ちの悪い、吐き気を催す物でしかなかったそれが、なぜか今では見惚れてしまうほどに目が離せない。
「咥えろ」
「はい……観柳様」
だから告げられた言葉に、薫は頬を赤く染めながら四つん這いで自ら進んで観柳へと近付き、まるで服従の証を見せ付けるようにその肉竿を咥えたのだ。
「んっ……ちゅぱっ! れろっ……んんっ!」
必死に舌を動かしながら、神谷活心流道場を継いだ剣術小町たる神谷薫が自分から男根を咥えて、淫らに鼻腔を開けながら奉仕しているなんて、誰が想像するだろうか。
道場を焼き、薫の誇りと剣への愛着を徹底的に打ち砕いた男。そんな観柳に奉仕する彼女の瞳には、もはやかつての凛々しさなど微塵も残っていなかった。
「んちゅ……れろっ……じゅっ……」
「いいぞ薫。そのままもっと奥まで咥え込め」
「んっ……んんっ!」
観柳の言葉に素直に従い、薫はさらに深く肉竿を咥え込んで行く。喉奥にまで到達したそれにえづきそうになるが、それすらも今の彼女には快感でしかなかった。
「じゅろぉぉ、んじゅ、じゅっぷぅぅ! むあっ、ぢゅろぉぉ!!」
そのまま唇で食むように締め付けながら、頭を前後に動かして頬裏を窄めて口全体で味わうようにして奉仕する。唾液を絡ませた舌で竿肌を舐め上げ、嚥下して喉奥をきゅっきゅっと絞るようにして締めれば、それが自身を躾けた男を気持ちよくさせる事に繋がると薫は知っていたから。
「っ、そうだ薫。上手いぞ……いい子だ」
観柳も薫の奉仕に満足げに声を上げながら、彼女の頭を優しく撫でてやる。そのご褒美が嬉しくて、薫は更に強く彼の肉竿を飲み込み、ひょっとこのような無様な顔を晒して吸い上げた。
「じゅぼっ、れろっ……じゅじゅず……んおっ!?」
そんな吉原の花魁にもなれそうな見事な口淫を披露していた彼女が、陰裂を押し分けて入って来る異物の感触に悶えた。それは観柳の左手の指であり、濡れそぼった膣穴へと挿入された指がゆっくりと中をかき分けながら彼女の弱点を責め上げ始める。
「んぶっ、れろぉ……んっ、んんっ!!」
突然の刺激に驚いた薫だったが、すぐにその快感を受け入れてより深く肉竿を咥え込む。そしてそれに答えるように観柳の指も動き出し、彼女の膣内を優しく撫で回した。
(あっ、あっ♡ 観柳様の指が、私の中で動いてっ♡)
ぶしゅっ♡ ぶしゃっ♡
今まで散々弄ばれ、性感を教え込まされて来た彼女の膣内は、観柳の指使いで容易く絶頂へと上り詰めさせられる。
Gスポットから順番に責められたかと思えば、次はまた膣壁全体を解すようにして優しく刺激され、緩急のついたその動きに薫はただ悶えるしか出来なかった。
(あっ、ああっ♡ ダメっ……感じ過ぎちゃ……んっ……んぶっ!?)
必死に絶頂を堪えようとしても、彼女の弱点を知り尽くした観柳の指は確実に彼女を追い詰めて行った。そして遂に観柳の親指がGスポットをぐりっと押し込んだ瞬間に、薫の中で何かが弾ける音がした。
「んぶぅっっ!?」
ぶしゃぁぁぁぁっっ♡♡
それが限界の合図であったかのように薫は肉竿を咥えたまま大きく体を震わせた。同時にその陰裂からまるで粗相をしたような大量の愛液が吹き出し、観柳の両手をぐっしょりと濡らす。
「んっ……じゅるっ、れろぉ、んぐっ!」
(ああ、気持ちいい……♡ どうして私……今までこんな幸せを拒絶してたんだろ。ただ諦めて、観柳様に身も心も捧げるだけでよかったのに……♡)
口の中でビクビクと震える肉竿に舌を這わせ、唾液を絡ませながら奉仕し続ける。その無様で惨めな自分の姿こそが自身のあるべき姿であり、そして最高の幸福だと薫は知ってしまったから。
そんな堕落しきった思考しか出来なくなった薫の姿を見ながら、観柳は彼女の頭をゆっくりと押し離した。
(あ、ああ……観柳様の珍宝が……)
口から取り出される肉棒。それに思わず舌を伸ばしてしまう薫は、すっかり観柳に躾けられた妾になってしまっていた。
そんな彼女を鼻で笑いながら、観柳は薫の濡れそぼった蜜穴を指先でなぞり、自身の滾った肉棒で薫の頬をペチンと叩く。
「もういいぞ、薫。次は、お前の女陰を使ってやろう」
「――――っっ!! は、はい!」
その言葉に、薫はまたしても軽い絶頂を決めてしまった。観柳に、自身の女陰を使ってもらえる。その甘美な言葉に子宮をキュンと疼かせながら、薫は四つん這いの体勢で尻を高く掲げる。
そしてそのまま、まるで犬が飼い主に対して尻尾を振るように、自身の調教済み満紅を左右に振るのだ。
「観柳様……私の、神谷薫の雌穴を……どうか、お使いください」
「くく、いいだろう。だが、その前にお前みたいな売女にもっと相応しい膣穴にしてやる」
蕩けきった瞳、情欲に染まった頬、興奮の熱い吐息を吐き出す口。
どれをとっても以前の神谷薫からは考えられないようなその媚びきった雌豚の仕草に、観柳は嗜虐的な笑みを浮かべながら膣口に向けて煙管から吹かせた煙を浴びせかけた。
「んひっ♡!」
その煙の刺激に、思わず薫は声を上げる。だがそれも一瞬の事であり、彼女の体に変化が起きた。
(あっ……あついぃ……♡)
まるで媚薬を嗅がされたかのように体が熱くなり、陰裂からは愛液が止めどなく溢れ出て来る。それは観柳のかけた香の作用なのだが、そんな知識など今の薫には関係ない。ただこの先に待つ快楽への期待と興奮で頭がいっぱいになるだけだったから。
「どうした?早く入れて欲しいか?」
「は、はいぃ……どうか無能で愚かな、あさましい私の卑しい雌穴を……観柳様の珍宝で、躾けてくださいっ……!」
そう言って薫が尻を振りながら媚びた声で懇願すれば、観柳は満足げな笑みを浮かべると彼女の腰を掴んでそのまま自身の肉竿へと引き寄せた。
そしてゆっくりと亀頭の先端が膣口に触れた瞬間、待ち望んでいたその感触に薫の体が歓喜に打ち震えた。
(あっ♡ ああぁっ! 来るっ!)
肉棒が自身の中に侵入して来る。その予感だけで軽く絶頂に達しそうになる薫だったが、その期待はすぐに現実となる。
ずぶぶっ♡と音を立て、観柳の肉竿が薫の中へと侵入して行く。その衝撃に薫は目を大きく見開いたまま声にならない声を上げ、まるで小便を垂れ流すように淫液を吹き散らした。
「んおっ……おぉぉ……っ!」
(す、凄いぃ……♡)
膣肉を無理矢理押し拡げられる痛みと圧迫感。だがそれ以上に彼女の心を支配したのは快楽だった。
観柳の肉棒が奥に進む度に、脳天を突き抜けるような快感が走り呼吸すらままならなくなるほどに悶絶してしまう。それと同時に膣内が激しくうねり、肉棒を更に奥へと誘い込む。
「ああぁっ……! んぎぃ……っ!」
まるで、自分の意志とは無関係に体が動いてしまっているような錯覚に陥る。それほどまでに、観柳の肉棒が与える快楽は強烈だった。
「どうだ? 阿片が染み込んだ膣襞を抉られる感覚は? お前みたいな淫乱な売女には、さいっっこうに気持ちいいだろう?」
「はいぃ……! さ、最高ですぅぅっ!! んあっ、ああぁぁああ〜〜〜!!」
観柳の言葉に応えるように薫は叫び声を上げ、その魅力的な肢体を仰け反らせた。その反応に、観柳は満足げな笑みを浮かべると、さらに深く肉竿を薫の中へと突き入れる。
「んお゛ッッ!?」
そしてついに、彼の肉棒の先端が子宮口にコツンと当たった瞬間――薫の中で何かが弾ける音がした。
それはまるで、自分の中の何か大切なものが壊れた音のように思えて。だがそれでも構わないと思えるほどに、今の彼女は幸福感に包まれていた。
「あっ……あへぇ……」
(ああ……わたし、剣士としてだけでなく、女としても観柳様に手折られちゃったんだ♡)
それはつまり、自分が観柳に負けたという事を意味していて、そして同時にその事実が何よりも嬉しくて、薫の口元が自然と緩んでしまう。
敗北する事がこんなに気持ちいいなんて、今まで知らなかった。いや、きっと知ろうともしなかったのだ。だが今は違う。だって、自分はこんなにも幸せなのだから
「あはっ……あははっ……んおっ!?」
観柳に犯されながら、薫は壊れた人形のように笑い続けた。そんな彼女を見下ろしながら、観柳もまた口元に歪んだ笑みを浮かべるとそのまま腰を動かす速度を上げる。
「あっ、ああっ! んおっ、ほっぉ!!」
(ああっ……なんで私、今まで剣なんて時代遅れなもの握ってたんだろ……もっと早く、観柳様に目をつけられた時に股を開いて媚びを売るのが、私の正しい道だったのに……♡)
パンッ!パンッ!!と肉同士がぶつかり合う音が響き渡って、その度に薫の尻肉が波打つ。その柔らかさを堪能するように観柳は彼女の腰を掴んでいた手を滑らせ、両手で柔らかな尻たぶに指を埋めながら強く揉みしだいた。
「んあっ! あひっ、んんっ!」
ただそれだけでまた軽く絶頂を迎えてしまいそうになる薫だったが、今まで培って来た剣術の心得である禅を使って心を沈めることで何とか耐えきってみせる。
自身が大切にしていた神谷活心流の技。それを道場を潰した男に身を任せているというのに使ってしまっているという背徳感が、さらに薫の被虐心を刺激して性交の快楽を高めてくれるのだ。
(ああ、そっかぁ……♡ 私が剣術を学んできたのは、こうして観柳様に最高の体と、最高の性技を与えるため♡ 私の人生の全ては、観柳様に喜んでもらうために……♡)
そう考えただけで子宮の辺りがきゅんっと疼くような感覚を覚えてしまう。もはや自分がどんな顔をしているかも分からないほどに快楽に溺れてしまって、それでも薫は幸せだった。だって、こんなにも素晴らしい快感を与えてくれる人に出会えたのだから。
「あぁっ……あひぃっ!!」
薫の蜜壺を激しく突き刺す観柳が、再び尻肉を平手で打つ。その快感にすっかり被虐癖を目覚めさせられた薫は、嬉しそうな嬌声を上げて膣穴を締め付けた。
「誰がこの東京で最も賢く、強い男だ?」
「あっ、あっ、それは……観柳様です! 観柳様こそ、この時代の勝者です!!」
観柳の言葉に、薫は必死になって彼の怒張に尻をこすりつけながら答える。その答えに満足したのか、観柳はより一層腰の動きを早めて彼女の膣内を蹂躙する。
そして観柳は、薫の更なる忠誠と堕落を確かめるように次なる質問を平手と共に叩きつける。
「では薫、そんな俺に比べてお前の父親であった神谷越路郎はどうだ?」
「……っ! …………父は、観柳様と比べる価値もない愚物でした。時代を見誤り、剣に縋るばかりの弱い男」
観柳の言葉に、薫が表情を変えたのは刹那にも満たない一瞬だった。まるで父への想いなんて欠片も残っていなかったのに、その名前を出されて初めて思い出した……そんな表情を浮かべた薫は、すぐにまた媚びた笑みを浮かべ、観柳への忠誠と自分の父の愚かさを語る。
「んあっ! あんな愚かな人の跡を継ごうとしてたなんて、自分が恥ずかしい。観柳様のような、弱者を踏み台にして成り上がる男こそ、私みたいな女が尽くすべき殿方なんですもの!」
その告白に、観柳は今日一番の邪悪な笑みを浮かべと、自身の肉棒の抽挿をさらに加速させる。子宮口を突き破るような勢いで膣内を攻め立て、同時に薫の胸へと手を伸ばしてその先端を摘まみ、勢いよく引っ張り上げた。
「あひぃっ! ああぁっ! んぎぃっ!」
今までとは比べ物にならない程の快楽に、薫の脳髄は焼き切れそうになる。だがそれでも観柳の動きが止まることはない。むしろより激しくなった腰使いが、彼女の子宮口を押し広げようとでも言わんばかりに強く叩きつけられる。
(ああ……来る……来ちゃう♡)
そして自身の膣中で、薫は確かに観柳の肉棒が膨張するのを感じた。それは、彼が自分の中へと精を放つという合図であり、同時に自分が子宮を開いて彼に胎の所有権を明け渡す事を意味する。
「あっ! あぁっ!! 来てくださいっ、観柳様ぁっ!!」
期待に胸を高鳴らせながら、薫は最後の力を振り絞って尻を高く突き上げた。その瞬間を見計らったように、一際強く肉棒が叩き付けられると、子宮口を押し潰されるような衝撃と共に熱い子種が流れ込んで来る。
びゅるるるるるるる!!
「んひっ、あああぁああ〜〜〜〜っっ!!!!」
待ち望んだその瞬間に、薫は今まで生きてきた中で最も幸福を感じる。子宮口に押し付けられた肉棒の先から溢れんばかりの精液が流し込まれ、その熱さと量は彼女の膣内を満たし尽くしてなお収まりきらず結合部から溢れさせ、彼女の尻と床を白く汚して行く。
「あっ……あぁっ……」
長い射精を終え、ようやく肉棒が引き抜かれた後も薫は絶頂の余韻に浸っていた。まるでお漏らしでもしたかのように股間から小便を漏らしながら放心するその姿は、実の父親であろうと彼女が神谷薫であるとわからないだろう。
「く……ああぁっ、あへぇ……」
「良い顔になったじゃないか、ええ? これからは、二度と俺に反抗的な目を向けるんじゃないぞ」
そんな快楽の波に飲み込まれていた薫は、観柳の手が自分の髪を掴み上げた事によって意識を取り戻す。だが無理矢理顔を上げられた彼女の目は焦点が定まらず、口の端からはだらしなくよだれが垂れた、無様なアヘ顔が固定されていた。
「あ……は、はいぃ……わかり、ましたぁ……」
それでも身も心も観柳の雌として躾けられた薫は、恍惚とした表情で従順な雌奴隷としての誓いを口にする。
そんな堕ちた剣術小町の姿を見た観柳は嬉しそうに再び煙管を吸うと、口内に溜まった煙を彼女の口へと直接注ぎ込んだ。
「んぅっ……ふぅ!? ふぐっ、んふぅ……!」
(なに、これ……頭が、ふわふわして……すごい、気持ち良い。観柳様の精液が、子宮で跳ねているのまで感じられる気がする……あ、ああ♡)
突然の事に驚きながらも、薫はそれを拒むことなく受け入れる。そして主人から送られてくる阿片の脳を蕩かす煙を肺いっぱいに吸い込み、その甘美な香りと病み付きになる酔いの感覚に、二度と消えない中毒症状を植え付けられた薫は、今度こそ夢見るようにその意識を手放してしまった。
ちょろ、ちょろろろろろろ
最後に、力の抜けた股間から人間失格の本当のお漏らしをして、その汚い水たまりに倒れ込んでしまっても、薫は幸せそうな笑みを浮かべ続けていた。
「いや、まったくこの酒は美味しいですなぁ。今の政府でも、これほどの酒を浴びるように飲むことはできませんよ。それもこれも、私が東京で一番稼いでいる商人だからこそ」
片手に並々と注がれた葡萄酒の入った瓶を持ちながら、観柳が客人に向かってその極上の味に舌鼓を打って褒め称える。
彼の言葉には些か華美な賛辞はあるが、それでも東京では滅多に見かけない真っ赤な南蛮酒の価値が高いことは事実であった。
一瓶で一般警察階級の半月分の給料をする高級葡萄酒を、浴びるように飲むことができることこそ、観柳が東京でも屈指の成功者たる証。
そしてそんな彼が客人と共に葡萄酒を飲む場所もまた、彼の膨大な財力を証明するような東京でも有数の一等地。
政府の中でも大臣ほどの位の者しか易々と訪れられないような、超高級な老舗の料亭。そこを丸ごと貸し切ってしまったと言えば、彼の凄さと彼が客人のことをどれだけ高く買っているか伺えるだろう。
「観柳様の仰る通り。私の旦那様は、東京一の金持ちなんです」
そしてそんな彼に侍る女もまた、一級の美女。観柳の左側から空いた彼の茶器に新しい葡萄酒を注ぐのは、美しい黒髪をした綺麗な女性。
「ああ、こいつは私の女房の一人でね。恵って言うんです。おい、挨拶しろ」
「はい、あなた。はじめまして、武田恵と言います。主人共々、よろしくお願いします」
武田恵。旧姓、高荷恵と言う彼女が夫である観柳の側にぴったりと寄り添いながら、客人へと頭を下げる。
その姿には、心から夫である観柳を妻として立ててあげたいと言う愛情が感じられて、彼女が男と相思相愛で結ばれたのだと伺わせた。
それこそ、彼女のこの愛と従順な姿が阿片と脅迫で形成された姿だなんて、誰も思わないほどだろう。
高荷恵は武田観柳が製造する新しい阿片の製造者だった。彼女が開発した阿片は、裏市場で出回っている既存の物よりも依存性、効果共に数倍と言う悪魔のような薬であったのだ。
もちろん、本来は医療に適切な量を使うことで未来の世界で言う麻酔薬のような効果を発揮できる医学界の革新的な発明だったのだが……いつの時代も科学の進歩に最初に目を付けるのは悪人であるように、武田観柳がそれに目を付けた。
そして技術の独占を企む観柳によって高荷恵以外の製造者は皆殺され、彼女自身も自分が作った阿片によって観柳に身も心も依存するようになるまで犯されたのだ。
「実に良い見目をしているでしょう? 私のお気に入りの一人なんですよ」
「あんっ! そんな、観柳様……嬉しい、です!」
だから今では、ニタニタと笑う観柳に腰を引かれて、その乳房を客人の前で晒されて揉みしだかれても、嘉悦の喘ぎ声をあげてしまう便女(便利な女)へと堕ちてしまった。
そして観柳に侍る美女はもう一人いる。
「おや、この酒はあまりお気に召しませんでしたか? おい、薫。別の酒を注いで差し上げろ」
「はい、観柳様」
観柳の右隣。そこで主人である観柳肩へとしなだれかかっていた年若くも、母性を感じさせる少女こそ、武田 薫。旧姓、神谷薫と名乗っていた彼女は、今やすっかり観柳の数多くいる妻の一人として、夫の偉大さを飾り立てる装飾品の一つと化していた。
「それでは、今からおつぎいたしますね。んっ……!」
そしてかつて剣術小町とさえ呼ばれていた彼女は、一切口を付けられていない客人の瓶を下げると、別の高級な酒を注ぐために自身の着物の上半身をはだけさせた。
露わになる、すっかり肉付きのよくなった薫の裸体。引き締まっていた腕の筋肉は無くなり、綺麗な美乳は一回りも大きくなって彼女の体を少女から女へと変えていた。
そしてそんな自身のお臍近くにお猪口の縁を引っ付けると、薫は顔前へと持って来た徳利を傾けて、とくとくと酒を自身の谷間へと注ぎ始める。
「ん、あっ……ぁっ、ああ……!」
胸間を流れる冷たい酒の感覚に、薫の口から甘い艶声が鳴り響く。注がれた透明な液体は、重量に沿って彼女の胸肌を流れ落ちながらお腹を伝い、お臍上で構えられたお猪口へと溜まって行くのだ。
「はぁ……はぁ……! どうぞ、こちら阿蘭陀より仕入れたヒイルになります」
そして小さなお猪口から漏れるほど注がれたお酒、未来においてはビールと呼ばれる明治の時代では超が付くほどの高級酒を、薫は恭しく客人に捧げてみせた。
「どうです、うちの薫の酒注ぎは? お望みとあらば、挟んだ太腿に酒を溜めさせて直接啜ることもできますよ。なあ、薫?」
「あっ……! は、はい……観柳様がお望みなら、喜んで」
そして谷間からお臍までを繋ぐ酒跡を舌で舐め上げる観柳の姿に、薫は蕩けた表情で艶声を上げて、夫以外の人間にそんな卑猥な接待をする事を肯定してしまう。
もし客人が望み、観柳が許可したなら、即座に薫は自身の太腿をお猪口代わりにして見知らぬ人間にヒイルを差し出すだろう。
そのお酒が、少量で飲むのに適した度数の酒ではないと言うのに。
その無知こそが、ただ高級な物を集めるだけ揃えて、その意味も嗜み方も知らない武田観柳の浅い価値観を露呈していた。
だが左手で恵の乳房を揉み、右手では薫の乳房を捏ねる観柳は、自身こそが世界を支配する賢者だとばかりに二人の美女を侍らせて嗤う。
そして、自身のこの余興に客人もまた気分を良くしていると疑わずに、その聞く者が聞けば震え上がる客人の名を呼んだ。
「どうです? 私の元で働いてくれるなら、これだけの料理や酒、それに女をいくらでも抱ける金を支払いますよ。人斬り抜刀斎殿」
人斬り抜刀斎。前政府を震え上がらせた、凄腕の剣客。幾人もの役人が彼の人斬りの前に、どんな手練れも一刀の元に血化粧に染め上げられた。
その身元も、容姿も、性別さえも謎に包まれ。ついぞ捕まることなく政府転覆を期にぽつりと消えてしまった、現代の伝説。
その男が、武田観柳の前に座っていた。
短身痩躯で赤い髪の優男。左頬に十字傷がある事を除けば、女を引っ掛けて遊んでいる遊男と言われても違和感のないその男は、しかし見に纏う雰囲気が明らかに普通の人間とは一線を画している。
武田観柳が支配する区域にたまたま流浪として訪れていた彼を、観柳が人斬り抜刀斎と知って食事の場に誘えたのはまさしく偶然であった。
自分が部下に依頼した、立ち退きを受け入れない屑どもの強制退去。そのわかりきった結果を確認しようと、妻の中でもお気に入りである恵と薫に首輪に紐を付けて向かった彼は、そこで自分の部下たち全てを木刀一本で倒していた赤髪の優男を目撃した。
自身の仕事を邪魔した人間。それに忌々しさよりも、さらなる暴力の匂いを嗅ぎつけた観柳はその男の素性を調べさせた。
そして明らかになった、人斬り抜刀斎の名前。彼を自身の部下に引き入れれば、己の基盤はより盤石な物になる。
そう意気揚々と考えた観柳が彼に商談の話をするために、最高級の料亭を貸し切り、最上級の酒を用意させて、誰もが見惚れる妻たちを連れて誘いをかけるのはすぐであった。
観柳が客人と見なした相手にかけるには最も贅沢な接待。それを受けて、今まで彼の誘いを断った人間など一人もいない。
「――――――――くだらん」
だが、こと伝説の人斬りだけは例外であった。
「………………なんだと?」
抜刀斎のそのたった一言の断りの言葉を、観柳は最初認識することができなかった。それは彼の便女である恵と薫も同じで、胸を揉まれた姿勢で呆気に取られたように固まっている。
「悪いが、拙者は誰かの元に着けるような身分の人間ではござらん。他を当たってくれ」
「ちょ……ちょっと、待って! 金ならあるぞ! 望むならお前が望むだけの待遇も用意してやる!」
だが、今度はしっかりとした文脈を持った断り文句を告げられて、観柳は慌てたように持っていた札束を食事の場にぶちまけた。
しかし、そんな札束を前にしても人斬り抜刀斎は眉一つ動かさず、ただ淡々と自身の意思を告げる。
「拙者が望むのは流浪の道の。金や名誉など、興味ないでござるよ」
「っ! なら……女か? 私の妻たちはどうだ? おい、恵、薫!」
そんな彼の態度に観柳は怒りよりも困惑を覚えてしまう。だから抜刀斎が何かを告げて立ちあがろうとする前に、彼は自身の自慢の妻二人へと命令する。
「「はっ、はい!」」
そして名前を呼ばれただけで彼の意図するところを汲み取れるほどに、様々な接待の席を共にした二人は即座に自身が見に纏っていた着物をはだけさせると、その裏からそれぞれ黒と水色の布切れを取り出した。
「どうぞ、人斬り抜刀斎様。どうかこの下着をお受け取りください」
「これは、私共からのあなた様への忠誠と……愛でございます」
それは、最近日の本へと輸入され始めた南蛮の女性の下着であった。それも、どちらも卑猥で布面積の少ない娼婦用の物。それも股部分と接着していただろう部位がしっとりと湿っていて、淫靡な臭いを漂わせている。
そんな愛液付き脱ぎ立て下着が、二人の手によって人斬り抜刀斎……剣心の目の前に差し出される。
だが最初は初めて見る物に一瞬面くらったような顔をする剣心だったが、すぐに気を取り直して首を振りその受け取りを拒絶した。
「「…………っ!!」」
それに、恵と薫が媚びた笑顔の裏で剣心に対して怒りを向けた。自分たちの夫の誘いを断ったばかりか、主人が断腸の思いで決断しただろう妻の下着を受け取ることさえ拒んだ。
(なんて、失礼な……!)
(もしここに銃があったら、今すぐ殺してやったのに!)
恵と薫。本来なら剣心と深い関係を持つ事になる二人は、正史と違って彼のことを殺したいほど憎む観柳の便女となった。
だが変なところで鈍感な部分のある剣心はそんな二人の怒りの感情など気づく事なく、話は終わったとばかりに側に置いた刀鞘を手にこの場を後にしようとする。
「まっ、待ちたまえ! よしわかった! 二人を貸してやろう! 恵も薫も、そんじょそこらの遊女とは比べものにならないほど良い女だ。この二人の性技を味わえば、お前も考えを改めるはずだ!」
しかしその剣心を、人斬り抜刀斎というネームバリューをなんとしても物にしたい観柳が、自身の妻二人を餌にしてその気にさせようと引き止める。
「ほら二人とも、抜刀斎殿にお前たちの体を教えてやれ!」
「はい、観柳様」
「……わかりました。観柳様が、そう言うのなら……」
観柳の命令に、剣心への怒りを胸の奥深くに引っ込めた二人はその場で着物を脱ぎ捨てた。そして、その生来の艶っぽさを持つ四肢を余すことなく剣心の前へ晒し、赤髪の男へむせ返る様な色香をまとって迫る。
「ふふ……抜刀斎様、遠慮せずにこちらへお座りくださいな」
「ええ、そうね。それとも、こういった事にはご興味ない?」
恵が自身の豊満な胸を寄せるように下から掬い、薫が唾液を塗した指先で自身の乳首をクリクリと触る。その、男なら誰もが生唾を飲むような美女たちの艶姿に、剣心も初めて興味を惹かれたのか、それでも剣心は不動だった。
その自分たちの魅力に一切靡かない男に、恵も薫も苛立ちを感じてしまう。それでも愛する主人である観柳様の役に立とうと、二人はその場でガニ股となって自身の蜜壺を剣心へと見せつける。
「うふふ……抜刀斎様、どうぞご覧ください。私のここ、もうこんなにぐしょぐしょに濡れているんです」
「ええ、私の万個もよ。抜刀斎様に見られているって思うだけで、もうこんなに卑猥に濡れちゃってるの。どうか、あなたの魔羅で癒してくれませんか?」
愛液を垂れ流して物欲しそうにひくつく女陰を見せびらかしながら、恵が腰を前後に振りたくり、薫が指先で筋を左右にくぱぁ♡と開いて桜色のビラビラを晒して誘惑する。
しかしそれでも剣心が動かないと見ると、恵と薫はその場で四つん這いとなってお尻を突き出す。そしてお互いに相手の尻肉を掴むと、女陰も肛門も穴の中が見えてしまうほど強く引っ張り合う。
「もしお望みなら、不浄の穴……肛門で抜刀斎様の魔羅を受け入れます」
「私と恵のうんち穴は、どちらも旦那様によって性行用の雌穴として開発完了済みです。後ろの穴で珍宝を受け入れて喘ぐ女なんて、滅多に見れるものじゃないですよ」
そしてその言葉が真実であることを示すように、二人の美女はお互いの肛門に指を入れあって、淫靡な水音を立てながらかき混ぜていく。
「ふっ、ぐっ! ああ……すごいぃ! 指でうんち穴掻き混ぜられるの、とっても気持ちいい!」
「ああんっ! うんち穴ほじくられるの、すきぃ! もっと……もっとぉ! 抜刀斎様の太い魔羅を、突き込んでください!」
くちゅくちゅ、ぬちぬちっ! と。お互いの肛門を愛撫し合う、恵と薫が嬌声を上げながらお尻の震えを強めて行く。
「あっ! ぁっ、ああ、あっ! わたひっ、もうっ……ダメぇぇ! うんち穴を指でズボズボされて、絶頂します!」
「ああぁんっ! わたしも! もうイっちゃう。抜刀斎様の目の前で、潮吹きしちゃう!」
互いの指によって撹乱された腸液の混じった愛液が、べっとりと二人の太ももを濡らしていきながら床を水溜りへと変えていく。そして激しさを増す抽送が、恵と薫は同時に絶頂へと導いた。
「「イっ、くぅうううううぅううぅぅうっ!!」」
ぷしゃあああっ♡、と二人の股間から潮が吹き上がり、剣心がいる場所の数センチ先まで本気汁を届かせる。
「はぁっ、はぁっ……!」
「んあっ……ああ……!」
やがて絶頂の余韻がゆっくりと引いていき、恵と薫が尻を持ち上げたまま呼吸を整えようと熱い吐息を漏らす。すると二人の肛門から、ぷぴぃ♡ と間抜けな音を立てて腸液混じりの愛液が飛び散り、二人の股下を淫らに汚した。
「どうです、素晴らしいでしょ? どんな変態プレイも喜んで受け入れるよう調教した、私自慢の妻たちは? そちらが条件を呑んでくれれば、二人はしばらくあなたの物だ」
「あんっ……観柳様ぁ、嬉しい……」
「あふっ……ん!ありがとうございます、観柳様!」
そしてそんな二人の髪を掴んで、抜刀斎の方へとその淫らに染まったアヘ顔を見せるよう無理矢理向かせた観柳を、しかし恵と薫は陶酔した表情で悦ぶのだ。
「もう一度言う……くだらん。拙者は貴殿の誘いにも、貴殿の奥方たちにも興味を唆られん」
その倒錯的で歪んだ男女の愛の形を、剣心は一刀両断とばかりに切り捨てた。今度こそ観柳が何か静止の言葉を告げる前に立ち上がり、出口へと足早に歩みを進める。
そして襖を開けて、この淫らな食事処を後にしようとする直前、最後に剣心は観柳たちの方を一瞥もせずに言葉を残した。
「なにより、自身の愛した女性をそう易々と他人の手に委ねようとする貴殿の性根……心底から吐き気がする」
自身を見ることもなく放たれた剣心の言葉に、観柳が思わず息を呑む。それは、その言の葉に込められた心胆を凍りつかせるような怒気を浴びてしまったから。
もし剣心が観柳の方を見ながら最後の言葉を放っていたら、それこそ彼は失禁してしまったかもしれない。
それほどまでに、剣心と観柳には力の差があったのだ。
「っ!……よくも、たかが流浪人如きが、この私に向かって……! ちくしょう!!」
だがそれでも、その恐怖を怒りで塗りつぶした観柳は立ち上がり……しかしすでに消えた剣心に、振り上げた怒りの当て先を見失った彼は自身の妻たちへと矛先を向けた。
「この、だいたいお前たちがもっとうまくあいつを誘惑していれば、こんな屈辱を受けることもなかったんだ!」
「んあああッ!! 申し訳ありません、観柳様! 愚かで至らない私を許してください!!」
「どんな罰でも受けます! 鞭打ちでも、蝋燭責めでも、浣腸でも、なんでも!! だから、私を捨てないでください!!」
ばちんっ! べちんっ! ばちぃっ!!
観柳の振り上げた手の平が、恵と薫の尻肌へと叩きつけられる。その強烈な打擲に二人は体を仰け反らせ、激痛を耐えるように唇を噛み締める。
だがそれでも二人の瞳には抵抗の意思や反抗心は見られず、観柳への忠実で絶対の服従が宿っていた。
「ごめんなさい! 本当に、ごめんなざいぃ!!」
「ありがとうごじゃいましゅぅ!! もっと叩いてください……私のような無能で価値のない卑しい雌犬を罰してくだざぁい!」
涙と鼻水を流しながら謝罪する恵と薫の尻を、観柳が何度も何度も打ち据える。その度に二人の尻は真っ赤に染まり、強く握られた箇所が手の形の痣を刻まれていく。
「お前たちには、あとで下剤をたっぷり含んだ浣腸をして、橋の上から川に向かって排泄させてやる! 自分の至らなさを反省するまで、何度もな!!」
「は、はい!ありがとうございます!! 観柳様が許してくれるまで、何度でも川に排泄します!」
「役立たずの私たちに、反省してやり直す機会を設けてくれて……本当に幸せです!!」
観柳が興奮を隠せない様子で息を荒げながら妻たちに言い放つ。その言葉に、恵と薫は歓喜した表情で涙を流して土下座するように額を地面に擦り付けた。
「ふっ!この私の誘いを蹴ったこと、必ず後悔させてやるぞ。剣心……!」
その二人を前にして、ようやく余裕を取り戻した観柳が、鼻息荒く毒づく。そしてそんな主人の姿に二人は感極まった様子で肩を震わせて、観柳への愛情と剣心への憎しみを強まるのだ。
(あの男! 次に観柳様の前に現れたら、絶対に私の阿片で廃人になるまで壊してから、一番無惨な方法で殺してやる!)
(時代遅れの剣術家が、偉大な商人である観柳様に恥をかかせるなんて! 剣を叩き折って、両手の骨を砕いてから頭を叩き割ってやるんだから!)
剣心を自身の最大の敵であると認識する恵と薫。彼女たちのその認識が変わることはこれから先、永遠にない。
なぜなら武田恵、武田薫の両名は、遥かな未来の歴史書でも大商人 武田観柳と死ぬまで連れ添った妻として名を残す事になるのだから。
「おい二人とも、このままその女陰と肛門で私の珍宝を咥えて射精させろ! 出来なければ、分かっているな!」
「「はい!観柳様ぁ!」」
そして歴史では今夜の性行で第一子を妊娠する事になっている恵と薫に向けて、剣心への怒りに震える観柳は二人の妻の事なんて欠片も労わらずにその剛直を突き刺して射精するのだった。
その数日後、夜中の橋の上で嬌声を響かせながら川に向かって何度も糞尿を注ぐ美女二人の亡霊の怪談が、明治の東京を騒がせる事になるのだが……その真相をするのは一児の母となった恵と薫、そしてその子供の父親のみである。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ありそうで少ないるろうに剣心のエロ。ビジュアルが良い子は揃っているし、人気的にももうちょっと合ってもいいんじゃないかと思います。
るろうに剣心と言えばやはり実写(とフタエノキワミ、アッー!)。未だに漫画実写化アクション映画の金字塔だと思ってます。個人的には時代劇アクションのるろうにと、現代アクションのファブルの二大巨頭のイメージ。
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