※この作品はR-18です。

マイナーキャラ妄想短編集   作:ニンニク嫌い

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 もしピュラがカーディンに弱みを握られて脅されて、彼の恋人にされてしまったら?

 ハロウィンなので、なんかハロウィンぽいの投稿しようかと思ったけどアイデアが浮かばなかったので二作品投稿する事にしました。もう一つの方を見てない人はそちらもどうぞ。


アニメオリジナル作品
RWBY(ピュラ・ニコス)


 

 

『今夜9時、時計台。セクシーな服を着て来い』

 

 その手紙を読んだ時、ピュラの心を彼女らしくない激情に掻き立てられた。件の手紙はとっくに破り捨て灰にしてしまったが、彼女の目にはその言葉が今もくっきりと残っていた。

 

 その手紙の送り主に対して強い憤りを感じながらも、ジャウネのため、みんなのためにも、ピュラにはこの屈辱に耐える以外の選択肢が存在していなかった。

 

 ピュラは自身の着るブラウスの紐の部分に意識を向けた。それはビーコンの学生である彼女の私服としては布面積の少ないタイプの服ではあるが、彼女が着る戦闘服に比べれば肌の露出の少ないものだ。だが、あの服がピュラにとって戦士としての衣装であるのに比べ、今着ているこの服は……明らかに男を誘惑するための衣装だった。

 

 ピュラは、この服をワードローブに入れた過去の自分に後悔していた。真面目な女の子として今まで生きて来て、ハントレスになるためにこの学園に入った。決して、将来の夫を探すために来たのではない。

 最も、もしこの学園生活でそのような相手を見つけることがあったのならば、告白し愛を育む可能性もやぶさかではなかった。

 だが、それはあくまでも可能性の話であり、ピュラ本来の目的ではないのだ。

 

 恋人とのロマンス、結婚、そしてベッドの上でのあれこれ……それは人間が生きる上での自然な側面で、ピュラはそんな真の愛に出会うことを夢見る人たちを軽蔑する気はない。

 だが、少なくとも今の彼女はそういう事を自分から追い求めようとするタイプではなかった。それでも、もしかしたら、素敵な人を見つけてその人との関係を進めたいと、その人のために何か可愛い服を着たいと思うかもしれないという漠然とした期待が、昔の自分にこんな服を他の私服と一緒に詰め込ませてしまったのだろう。

 

 そして、その時のピュラの価値観ではこれは可愛い服のカテゴリーに入っていたのだ。

 女を知らない男が見たら思わず目を逸らしてしまうかもしれないほど胸の谷間を露出した上半身、この涼しい夜の空気の中で、脚をほとんどカバーしていないほど短いスカート。

 これをセクシーと呼ぶのかどうかはピュラにはわからなかった。そんなことピュラは気にしたことも、考えたこともなかったし、正直に言って、ピュラは男が女性のどういった部位を好むのか一般的なことしか知らないのだ。

 

 それでも今まで会った男性の多くが自身の胸の谷間をじっと見てくることを気づいていた。多くの人は、知り合って最初の数日は、ジャウネがそうだったように自身の胸に釘付けになり、慌てて目線を逸らすのを繰り返しだ。それか、露骨に注視してからピュラの視線に気づいて、恥ずかし気に振舞うかのどっちかだった。

 

 しかし、ピュラの心の中で特に悪い意味で目立つ数人はピュラの視線など気にせず、その胸だけをいやらしい目で観察し続けていた。

 

 その数人の内の一人であるカーディンが、ピュラが近づいて来るのを視界に入れると、目線を彼女の顔からそのすぐ下へと移した。カーディンの目は月の光を浴びて輝く、ピュラの胸の谷間に無意識に吸い込まれていた。

 

 いつもの彼女の戦闘服ほどの露出ではなかったが、それでも十分強いカーディンからの視線にピュラは思わず身震いした。そして、ヒューっとわざとらしく口笛を吹く彼をピュラは睨みつけながら、その視線に赤くならないように必死に平常心を装っていく。

 

 普段は胸を注視されたところで気にもしない。少なくとも、すぐに目線を逸らし彼女と話そうとする相手には。しかし、カーディンのは……彼の視線には何か不快なものが含まれていた。

 

 それでも、ピュラは何とか自身のプライドを飲み込んで、口を開いた。

 

 

「どうだ?」

 

 ピュラはカーディンの目前、数メートルほど離れたところで立ち止まり努めて何でもない風を装って質問した。

 

 だが、その問いに対する返答は沈黙。カーディンは未だに彼女の胸をジロジロと観察し続けていた。明らかに邪な思念の籠った視線は、ピュラの背筋を蛆虫が這い回るような生理的な嫌悪感を呼び起こして震わせる。

 

「ポーズを取ってみろよ、子猫ちゃん」

 

 そしてようやく口を開いた時、カーディンは傲慢で、太々しく、しかし隠しきれないほど粘着質ないやらしさに満ちた声色で命令して来た。

 

「そのデカい胸をもっと良く俺に見せつけな」

 

 ピュラはその言葉にわずかに頬を引きつらせ、だが一呼吸置くと、言われた通り自身が考えうる可愛くて魅力的なポーズを取った。

 それは友人であるノラがよくやっているような、上半身を前に倒して両手を膝に付けてレンにお願いをするポーズ。それを普段凛々しいピュラがやっているとなればそのギャップもあってビーコン中の男たちは一発で悩殺物の破壊力だろう。

 

 だがそれは可愛くはあれど、セクシーと呼ぶには今一つで、カーディンの自分よりも何倍も強く才能のある女を好きにしていると言う下卑た欲望を満足させるには足らなかった。

 

 その目に映る軽蔑と失望、それはピュラの心を言葉よりも深く切り裂いた。

 

「それで精一杯なのか? だったら、残念だがこの書類を学校側に提出しないといけないみたいだな」

 

 カーディンは手に持った端末と、そこに写るpdfのデータをこれ見よがしにピュラに晒して嘲笑うように言った。

 

「待って!」

 

 それが何であるかを知っているからこそ、ピュラは目を見開いて叫んでいた。

 

「ご、ごめんなさい。今度はちゃんと、もっと上手くやるから」

「本当か?」

 

 カーディンは疑うように言った。もちろん、それがポーズである事はピュラにはわかっている。だがそれでも彼を満足させないことには、彼の脅迫を払いのけることができない。

 

 ピュラは唾を飲み込むと、自身の乳房の下に腕を添えるように置くと、その双丘を押し上げるように持ち上げたり、重ね合わせたりと男を誘うように強調する。

 

「んっ……」

 

 そしてわざと甘い吐息を漏らして、自身の唇に指を持ってくると舌でちろちろと唾液を塗し、その濡れた指先を露出した上乳に滑らせる。月光に照らされて、持ち上げられたおっぱいが妖しくきらめく。その淫靡な姿を晒しているのがあのピュラ・ニコスだなんて、ビーコンの生徒は愚か先生でさえ信じられまい。

 

 だがそんな自身の性格とはかけ離れた男を誘惑するポーズを取っても、カーディンは満足していないようだった。いや、満足はしているのだ。ただ、ピュラをとことんまで辱めてやろうと言う彼の見下げ果てた性根が、より淫らな誘いを彼女に無言で強要している。

 

「…………っ」

 

 それに唇を噛んで湧き上がる怒りに蓋をしたピュラは、大きく開かれたドレスの背中を見せるようにカーディンに対して背中を向けた。

 そしてもう一度大きく息を吸うと、乳房を自身で揉んだことで早くなった鼓動を感じながら、お尻を後ろに突き出し、臀部から背中を弓なり状にしならせて、夜の時計塔の真下で、まるで援交女子が男を誘うように、自身のスカートの裾を持ち上げて、その鍛え上げらて引き締まった脚の付け根の黄金のような太ももと、その上に隠れていた普段使いしている白のショーツをチラ見せするのだった。

 

「これで……どう、ですか……か、カーディン様?」

 

 最後の一言は皮肉をこめたつもりだったが、口にした瞬間、吐き気を覚えそうになった。全身を嫌悪感による寒気が襲いながら、ピュラはカーディンの視線が自身のお尻に注がれているのを、羞恥に耐えながら彼が再び何か言葉を発するまで、自身のショーツを嫌いな男に見せつけると言う屈辱を受け止め続けた。

 

「く、くくく……!」

 

 そしてピュラのその姿を見るカーディンは嘲るような感情と、そしてわずかな侮蔑があった。

 

「さすがだよ、優等生。雄を誘惑する術を心得た淫乱女そのものだ。だけど惜しいなぁ、お前のパンティはまったくセクシーじゃない。次に俺が呼んだ時にはもっと良いものを履いてこい」

 

 一体何様だと、そう言い返しそうになった口を全精神力を使って抑え付けて、ピュアは下唇を噛み締めながら屈辱に震えることしかできなかった。

 自身の下着を品評されて、セクシーじゃないからとダメ出しされる。それはピュラにとって初めての経験で、同時に間違いなく人生で最低最悪の記憶の一つになると確信する恥辱だった。

 

「私の下着? それが一体なんの関係があるって言うの?」

 

 そう言い返しながらも、彼女はこんなことを聞くこと自体が馬鹿らしいと、今の状況を客観的に見ている冷静な自分がいるのを自覚していた。

 そのカーディンが意味することは明白だ。ピュラが無意識にその答えを意識しまいと目を背けているが、その言葉の意味は、あまりにも不愉快で生理的嫌悪を抱かせるほどおぞましい物であるとわかりきっている。

 

「わかってるんだろ?」

 

 カーディンは下卑た口調で彼女に答え、ピュラを見下すように嘲笑った。そして堂々と彼女の前まで偉そうに、まるでお前の支配者は俺だと言うように足を進めて来ると、間近で彼女の魅力的な胸をじっと視姦しながら今日一番ピュラの心を波立たせたセリフを吐くのだ。

 

「彼女が彼氏に会う時にセクシーな下着を着けてくるのは当然のことだ? 少なくとも、男を本気で喜ばせたいと思っている彼女なら、な」

 

 ピュラはその言葉に隠された意味に即座に気づき、全身に怖気が走った。彼女は嫌悪感に後ろにさがらないよう、また怒りで彼に殴りかからないよう自制するので精一杯で、カーディンが自分に要求して来た関係性を脳で咀嚼し、言葉にするのにかなりの時間を要した。

 

「それは……私に、あなたの恋人になれって言ってるの?」

「さぁ? 俺は何も言ってないぜ。俺とどうなりたいか決めるのは、そっちだ。ただ----」

 

 チラリと、再びこれ見よがしに端末を見せるカーディンを殴らなかったのは、ほとんど奇跡に近かった。握り拳を血管が浮き出んほどに力を込めて、仲間の秘密とこの最低男の彼女になることを天秤にかける。

 

 だが、悩みは数瞬。誰よりも仲間を大切に思い、自分の身を犠牲にすることも厭わないピュラがどんな選択肢を選ぶかなんて、彼女自身も、そして脅迫するカーディンもよくわかっているのだから。

 

「…………………………わかった。あなたの…………彼女に、なる……」

「おいおい、告白するならもう少し言い方ってものがあるだろ?」

 

 そう言って、カーディンがピュラの頬に手を伸ばし、そのまますりすりと撫でてて来た時には、その場に我慢して立ち続けることさえ困難だった。胃液が迫り上がって来るかのような気持ち悪さ。それを無理矢理飲み込んで、この世で最も嫌悪する男の指先が自身の肌を行ったり来たりする感触を意識から何とか排除して、ピュラは人生で最も最低で最悪な愛の告白をするために口を開いた。

 

「カーディン……私を、あなたの恋人にしてほしい……」

「へぇ、あの優等生のピュラ・ニコスが俺の事を好きだったとは驚きだな」

 

 あからさまな茶番。ピュラを辱めたいだけに彼女に自身への愛の言葉を言わせようとするカーディンに、だが今の彼女は抵抗する事ができない。

 

「あ、あぁ。訓練で見かけるあなたの姿に、惹かれて」

「どう惹かれたんだ?」

「っ…………! 男らしい体格に、荒々しい戦い方に、つい目を奪われて…………それで、チームメイトを束ねる姿に見惚れて…………気づいたら、好きになっていた…………」

 

 心にもない自分がカーディンに惚れた理由を並び立てさせられて、ピュラの心は悲鳴をあげていた。今言った理由なんて、正直惚れる理由とは真逆なほどにカーディンの戦い方も、碌な戦術も組まずに足の引っ張り合いを誘発する彼のチームリーダーぶりもピュラの好みからは程遠い。

 

「そこまで言われちゃ、男としてその告白を受けないわけにはいかないな」

「----んむっ!?」

 

 そしてピュラの頬を撫でていたカーディンの手が、突如として彼女の後頭部を掴み、そして気づいた時には、彼女の唇はカーディンの唇と重なり合っていた。

 電撃が走ったかのような衝撃。自分にとってのファーストキスを奪われてしまったと言う事実に気づいた時、ピュラは咄嗟にカーディンの胸を強く押して引き離した。

 

「な、何を……!?」

「おいおい、恋人ならキスの一つや二つするもんだろ? なに恥ずかしがってんだ」

 

 何でもないとでも言うようなカーディンの姿に、ピュラの顔の熱は一気に高まってしまった。それが怒りと、ほんのわずかな乙女心が混じっている事に彼女は果たして気づいているのか。

 

「ふざけないで、こんな事まで許すつもりは『カーディン……私を、お前の恋人にしてほしい……』……っ!?」

 

 怒りの言葉を吐き出そうとしたピュラの口が、カーディンの端末から響き渡ったつい先刻自分が発した言葉で遮られてしまった。

 ニヤニヤと、録画保存データに記録された先ほどのピュラの人生初の男への告白。映像ではなくボイスオンリーであるが故に、彼女がどんな顔でその言葉を口にしているかわからない。それこそ、知らない人間が聞けば本当にあのピュラがカーディンの事が好きで告白したと勘違いしてしまうほどに。

 

「あんまり反抗的だと、これ学校の裏掲示板に流しちまおうかなぁ……」

「や、やめっ!」

 

 ピュラのチームみんなを守るための自己犠牲は、より脅迫の材料を増やして彼女を追い詰めるだけの結果に終わってしまった。

 

「わかったら、俺の恋人らしく振る舞え。いいな?」

「ぁっ………………は…………はい…………」

 

 蚊の鳴くような声だったが、それは確かにピュラ・ニコスがカーディン・ウィンチェスターに精神的に敗北した瞬間だった。

 

 そして再びカーディンがピュラに近づき、今度は彼女の背中に両手を回して抱きしめる態勢でその桜色の唇を奪ってくる。

 

「んっ……! んんっ、ちゅ、ぁっ、ふぅ……!」

 

 カーディンの硬い胸板と大きな腕に自身の体を包み込まれながら、乱暴に口内を蹂躙される。逃げようとした舌は一瞬で絡み取られ、彼の思うまま弄ばれてその感触、熱、唾液の味を深く刻み込まれてしまう。そしてピュラにとって悔しかったのが、無理矢理キスを奪われていると言っていい状況にも関わらず、彼女の中の女がこの行為に熱を持ってしまっている事だった。

 

「ふぅ……ちゅぱ、んじゅ……ふむぅ……!」

 

 頬が怒りとは別の感情で赤みを増して行くのがわかる。口裏を舌先でなぶられる度にゾクゾクと嫌悪とは違う震えが体を走る。

 

「んんっ!?」

 

 そして自身を抱きしめていたカーディンの手がゆっくりとピュラの背中から下に滑り、彼女のスカートの後ろで手を止めた。ピュラの背筋にまた震えが走り、思わず鼻から息を吸い込んでしまった。

 

 すりすり、むにむに、とスカート越しにお尻を揉まれる。肌触りや質感を堪能するような手つきに、ピュラの思考は今度こそ真っ白になった。初めて男に臀部を触られた羞恥心やら拒否感やら、ほんの僅かな興奮が入り混じって彼女から正常な思考を奪い取ってしまったのだ。

 

 だからそれは気の迷い。思わず吸い込んだカーディンの匂いが鼻孔を刺激した時、悪い匂いではなかったが、少し化粧品の匂いが強いと感じて。でも、慣れれば、私の好む匂いになるかもしれないと考えてしまったのは。

 

「んふぅ、んっ……ふぁ……っ!」

 

 そしてその一瞬の気の迷いは、この先ピュラの心を狂わせる最初のきっかけとなることを、カーディンの愛撫に確かな快楽を感じてしまっている彼女はまだ知らなかった。

 

 

 

 

 

「今日は何を着てきたんだ?」

 

 あれから、何度目ともなる時計台前での密会。カーディンは早速とばかりに不躾な質問をピュラに浴びせて来た。

 

 それを受けてピュラが明かりの中に足を踏み入れると、彼女がカーディンと恋人関係になった日と同じような服を着た彼女の姿が露わとなった。

 しかし前回と違うのは、ネックラインが少し下がり、スカートの裾がさらに高くなっていること。その上、彼女の顔は赤く染まっており、そこに怒りや悔しさと言ったものはない。まるで、恋人に新しい自分のスタイルを見せるのを恥ずかしがっているような照れが、そこにはあった。

 

 その最初の頃とは大きく変わった優等生の姿を、カーディンは彼女の変わり果てた服装と共にじっくりと堪能しながら評価を下す。

 

「まあ外見は合格点だな」

 

 カーディンは退屈そうに自身の爪の汚れを取りながら言った。

 

「それで、下の方はどうだ?」

「…………っ」

 

 ピュラは唾を飲んだ。それが暗に、彼女に自分から下着を晒すように命じているのは火を見るより明らかだ。そしてそんな最低な命令に対して、そんな理不尽な要求をして来るカーディンの目に宿る支配的な眼差しを感じて、ピュラは思わず性的興奮を感じてしまう。

 

 何度も繰り返されたカーディンとの支配者と服従者としての関係の日々は、ピュラから正常な思考を奪い去り、彼女の奥深くに存在していたマゾヒズムを掘り起こしてしまった。

 それは、あの日カーディンの誘いを断れずにセクシーな服を着て向かってしまった時から決まっていた事なのかもしれない。

 

 ピュラは気を抜けば荒くなりそうな息を抑えながら、ゆっくりとスカートの裾を持ち上げた。

 

「こ、これは……カーディン様の好みに合うだろうか?」

 

 カーディン様。最初は皮肉のつもりで言ったこの呼称も、向こうが気に入ってこれからはそう呼ぶように命令された事で呼び続ける事になった。

 そして何度となくそう呼ぶうちに、ピュラの中でカーディンを様付けで呼ぶことの皮肉や嫌悪感が薄れて、今では自然と、それこそ公共の場でも思わずそう呼んでしまいそうになるほど、彼女の中でカーディンに敬称を付ける事は当たり前になってしまった。

 

 ピュラは自身の髪の毛のように顔を赤くしながら、羞恥心でカーディンの顔を見ることが出来ずに顔を俯かせる。

 

 カーディンの瞳にはピュラの黒のレースの下着が映っていた。それも紐で結ぶタイプの、男に脱がせられる事を意図したような種類のセクシーショーツ。

 それは彼女が前回履いていた下着よりもかなり小さく、露出度の高いもの。密会の度にカーディンにダメ出しされたピュラが、日に日により卑猥に、よりエロティックな物へと自分の意思で変えて行った末に選び取った、雄を欲情させる事しか考えていないエロ下着。

 

 カーディンはニヤリと笑い、次に彼女の胸の方に視線を移す。そこでカーディンはずいぶんと面白いことに気づいた。彼女の着ているシャツの布越しに彼女の乳首の輪郭が見えているのだ。

 

「ブラをしてないのか」

 

 カーディンがその笑みをより強くしながら言った。

 

「〜〜〜〜」

 

 ピュラの顔の赤みはまるでその事実を強調するかのように彼女の胸元にまで広がる。露出面積の多い大胆な服だからこそ、その様は言葉よりも雄弁にカーディンの質問を肯定していた。

 

「………………して……ない」

 

 ピュラは正直に答えた。たった四文字の言葉を吐き出すまでに長い葛藤と、初めてグリム討伐に赴いた時以上の緊張が彼女を苛む。

 

「へぇ……どうしてだ?」

「た、ただ私が……ブラを、着けたくなかっただけで…………それだけよ」 

「嘘だな」

 

 カーディンは嘲るようにピュラを責め立てる。実際、誰が聞いても無理がある言い訳だ。根が純粋で優等生気質なピュラに、咄嗟に上手い嘘を言う才能など皆無だったと言うわけだ。

 

「本当の理由を言いな」

 

 ピュラは身震いすると、しばらく何も言わずただ立ちすくんでいた。だが逃げ場はないとわかると、観念したというように蚊の鳴くような声で告解した。

 

「あなたが……カーディン様が……気に入ると、思った……から」

「ククク、最初からそう素直に言えばいいんだよ。良い下着だ、気に入った」

 

 そのいじらしい少女の言葉に、カーディンは笑い……ピュラの耳元にわざと息を吹きかけるような距離で囁いた。

 

「んっ…………!」

 

 耳穴を抜ける暖かな息と、その増上慢な返事にピュラは思わず胸を安堵に膨らませ、そしてわずかに歓喜で震えた。

 未だ裾を持ち上げたままの自身のスカートから覗く黒のショーツに僅かな湿っけが帯びて来る。

 

「本当に……?」

 

 ピュラは不安そうにカーディンに尋ねた。

 

「あなたを喜ばせられ……」

 

 ピュラは慌てて自身の口から漏れた言葉を飲み込み、自身のスカートの裾を離した。

 

「ん? 俺を何だって?」

 

 カーディンが彼女の口から出かかった言葉を期待するように聞く。そのニヤケ笑いに、不思議と嫌悪感を感じない事にピュラは驚かなかった。

 

「い、いえ、なんでも……ない」

 

 それでも恥ずかしさやらなんとも言えない熱を覚えて、ピュラはカーディンから目を逸らした。体が熱くて、思わず冷たい空気に晒された太ももを擦り合わせてしまう。くちゅりと音がした気がした。

 

「本当か? ククク、恋人に隠し事とは悲しくなるなぁ?」

「んあっ……!」

 

 ニヤニヤしながら、カーディンがピュラの胸に手を伸ばすとまるで牛の乳を絞るように、乳首をひねる。痛みさえ感じるような荒々しい男の手つき。なのにピュラから溢れたのは、甘い艶声。

 

「教えろ。何て言おうとしたんだ? お前の彼氏様の命令だ」

「ぁあ、あっ、んんっ……!」

 

 そしてそのまま、カーディンは彼女の乳房を欲望のまま弄り始め、こねくり回したり乳首をはじいたりと好き勝手に弄ぶ

 だけどそれに対し、ピュラは一切の抗議をしなかった。したいとさえ、思えなかった。

 

「こんなに乳首を勃たせて、一体何を考えてたんだよ?」

「ぁああっ! んっ、んいっ、そ、それは……んあっ……!」

 

 カーディンの手がピュラのドレスの上半身を肩から脱がす。そうすればブラを付けていない彼女の胸を隠すものはなく、屋外でその形の良い張りのある乳房と、先端でぷくりと膨らんだ桜色の突起が露わになった。

 

 それをカーディンは直接クリクリと指の腹で刺激する。痛みを与えない、絶妙な指圧。その巧みな愛撫に、ピュラは顔を真っ赤にして送られてくる甘美な快感に喘ぐしかない。

 

「ほら、言わないとこのまま外でイカせちまうぞ? ビーコンの優等生であるピュラ・ニコスが、まさかそんなはしたないこと、したくないよな?」

「んんっ、あっ、あぁっ! わ、わかった、言う……言うから、乳首を弄るの、んんっ……! 乳首をクリクリするの、やめ、やめてっ……んああっ……!!」

 

 あのピュラ・ニコスが、乳首を愛撫されただけで簡単に陥落してしまった。それは彼女のチームメンバーが見たら目を疑うような光景で、だけどカーディンと当事者のピュラからすればもう驚きもしないこと。

 

 この時計塔での密会の日々で、すでにピュラは体の性感帯をカーディンに何度も弄ばれ、貪られ、そして開発されてしまったから。

 性欲のままに動く若い男が、それもカーディンみたいな下衆な男が、自分の命令になんでも従う恋人ちゃんに、ただ卑猥な服を着させて軽く愛撫するだけで済ますはずがないのだから。

 

 ピュラの必死の懇願に、カーディンが乳首を弄る手を止める。ようやっと消えた脳を甘く蕩けさせる刺激に、わずかな安堵と強い物寂しさを覚えてしまうピュラは、息を整えようと彼の胸に背中を預ける。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 夜の時計塔前。昼は恋人たちの憩いの場となるその場所で、男の胸に体を埋めて荒い息を吐く女なんて、誰がどう見ても恋人同士の情事の現場としか思わない。

 その事を、ピュラは理解しているのか。自分の行動が、好きな彼氏にもたれかかる彼女そのものの姿だと認識しているのか。

 

 いや、仮にわかっていても、今のピュラは気にしなかったかもしれない。

 

「ほら、やめてやったんだから早く言えよ」

「んっ!」

 

 カーディンが急かすように胸を手の平で押しつぶす。むにゅりと指の形に沿ってへこむ将来有望なハントレスの乳房に、男が征服感を刺激されてニタニタと笑う。

 そんな彼の命令に従うように、目を情欲で蕩けさせたピュラは胸を揉む彼の手に自身の手を重ねながら、先ほど噤んだ言葉の続きを口にした。

 

「あ、あなたを……喜ばせられたのかって……言おうと……した……」

「誰に、何に対してだ?」

 

 わかりきっているはずなのに、それをより詳細に伝えるよう迫るカーディンに、ピュラは体をぶるりと被虐心から来る快感に震わせながら答える。

 

「か、カーディン様に……私の、恋人に……服を、気に入ってもらえたのか……聞こうと、しました……!」

「く、ククク……それはまた、どうしてだ」

 

 カーディンが続けざまに質問してくる。それはまるで、ピュラでさえ目を逸らして見ないようにしてる真実を切開しようとしてるようで。

 その言葉に、ピュラはこの脅迫から齎された脅す者と脅される者でしかなかった関係が、長い月日を得ることで自分の中での認識が無意識に変わって行っている事を直視せざるを得なくなる。

 

 なぜ、自分がカーディンのする事に嫌悪感を抱かなくなっているのか。

 なぜ、自分が毎日時計塔前に呼び出されるたびに心震わせて、着ていく服を吟味してしまうのか。

 なぜ、自分が……カーディンを喜ばせたいと思うようになっているのか。

 

「それは……それは……!」

 

 その先を言ったら、もう戻ってこれないのに。

 

「嬉しかったからです……! カーディン様に、私の選んだ下着が、気に入ってもらえたのが、嬉しくて……! 喜んでくれてるか、知りたくて……!」

 

 言って、しまった。口に出してしまった。

 

「あ、ああ……っ!」

 

 ピュラの中で、何かが崩れた気がした。決して折れてはいけなかった柱が、ポキリと自分の意思で折ってしまったような。

 ハントレス、ピュラ・ニコスとして生きていくために重要な物を、今……カーディンに渡してしまった。

 

「ふ、ふはっ、ふはははは!!」

 

 カーディンの笑い声が、広場にこだまする。

 

 それは、自身の絶対的な勝利を確信した男の笑いだった。

 負け犬を嘲笑う、勝者の笑いだった。

 極上の雌を物にした、雄の雄叫びだった。

 

「そうかそうか、そう言う理由だったのか。可愛いところがあるじゃないか、俺のピュラは」

「んんっ……!」

 

 ひとしきり笑ったカーディンが、徐にピュラの顎を掴むと彼女の唇を奪った。荒々しく、お前は自分の女だと男が誇示するためだけの、支配欲と下卑た優越感を満たすのを目的としたキス。

 

 それを、ピュラは受け入れてしまった。自分から唇を開いて、口内に入ってくる男の舌を、自分もまた舌を伸ばして絡めてしまったから。

 

「んじゅる、じゅぱ、ぢゅず、んあっ」

 

 ピュラの口内で、カーディンの舌が暴れる。唾液を無理やり押し込められ、下品な水音を立てさせられながら、啜るように飲む事を強要される。

 

 不意に、乳房を弄るカーディンの指の動きが再開した。先ほどと同じように、いや先ほど異常に激しく、肉欲的にピュラの乳首が弄られ、乳肉が揉みほぐされる。

 

「んんっ、んふぅ……んああっ、ぁあッ!」

 

 でもそれさえも、ピュラはもう抗うことをせずに、そこから齎される快楽を、嬉しそうに享受し続けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ビーコンのランチタイム。大勢の学生が午後の授業に向けて英気を養うためにお昼を取る巨大な食堂は、午前の授業が終わったばかりとあって相当数の学生たちでごった返していた。

 

「あっ……♡」

 

 ピュラは、そんな大勢の学生たちの中にカーディンの姿を見かけると頬をピンクに染め、彼に微笑みかけた。

 そしてそのまま、チームメイトの疑問の声を無視して食堂の真ん中で食事を取るカーディンの元へと、自身の今日のランチが乗ったトレイを手に足取り軽く近づいて行く。

 

 ピュラの胸がまるで恋する乙女のように嬉しさに弾み、最近丈が短くなって太ももを大きく露出させたスカートを靡かせ、そこから微かにチラ見えする以前よりかなり肉付きの良くなったお尻を振りながら、自身のチームリーダーを常習的にいじめる男に近づいた。

 

「おはよう、カーディン……様……♡」

 

 ピュラは自身が今公の場で発した言葉の意味にぶるりと身を震わせる。

 それは、最後の部分だけわざと声量を抑えたから声をかけた彼以外には聞こえていないだろう。それでももしかしたらと言う思いが、彼女に背徳的な快感を覚えさせる。

 

「ここに座ってもいい?」

 

 そうピュラが質問したカーディンの両脇には、人が座れるようなスペースは空いていない。少なくとも彼の両脇に座る生徒の邪魔にならないように座ることはできそうにないほど、彼の近くの席は埋まっていた。

 

「ああ、お前が座りたいところに座れよ」

 

 それでも、カーディンはその申し出に頷くと……そっと体を動かし、ピュラに対して自身の膝を見せるように叩いた。

 

「……っ♡ あ、ありがとう」

 

 その意図を、ピュラはすぐに理解した。

 それは彼女が期待していたこと。

 愛する人と、やってみたいと思っていたことだ。

 

 ピュラはその誘いを熱の籠った瞳で受け止めると、洗練された動きで僅かに開いたテーブルとカーディンの足の間に、その細く引き締まった体を滑り込むように潜り込ませる。そしてそっと、ピュラ自慢のしっかりと引き締まった丸い美尻を秘密の恋人『だった』彼の太ももの上に乗せるのだ。

 

 その行動に食堂は騒然となった。

 あのビーコン新一年生一の優等生ピュラが、粗暴の悪さで有名なカーディンの膝の上に、あからさまな雌の顔をしながら大胆に座って見せたからだ。

 

 そして同時にそれは、周りで見ていた生徒たちに二人の関係性を推測させて、ある一つの答えに辿り着かせるのには十分すぎる要素。

 

 生徒の誰かが目を丸くしながら言った。

 

『あのピュラがカーディンのような男と付き合っているなんて』

 

 その呟きは、伝染するように食堂中に一気に広まっていき、数分後には大勢の生徒たちが優等生と不良生徒の奇妙な新カップルの姿に目を奪われていた。

 

「ふふ、私たちの関係……みんなにバレちゃったね……♡」

「ああ、そうだな。クク」

 

 ピュラは周りから聞こえてくる生徒たちの会話に顔を赤らめながら、カーディンの膝の上で腰をくねらせると、彼の股間にお尻を密着させる。

 一方でカーディンは、周りの喧騒に一切動揺したり気にしたりする様子もなく食事を続けていた。その太々しさに、隣で二人の様子を見ていた一般男子生徒が一周回って感動さえ覚えてしまう。

 ビーコンでも有名な美少女ピュラを膝に侍らせて、甘えた声で喋っているのに、よく普通な顔して食事なんてできるなと。

 

 だがそんなカーディンの目の前に、一口サイズに分けられたミートパイを乗せたスプーンが差し出された。

 

「はい……あ、あーん♡」

 

 そんな、恋人同士でしてみたい事トップ3の一つを、大勢の生徒に見られながらすると言う行動をとったピュラの顔はピンク色に染まっていた。

 それでも、カーディンの口前に出したスプーンは戻す事なく、お決まりの定番セリフを口にして彼が答えてくれるのを目を潤ませながら待っているのだ。

 

 そんな、すっかり自身の恋人として躾けられたかつての優等生に、カーディンが今日初めてニヤリとした顔つきを見せると。

 

「ああ、ありがとな」

 

 そう、簡素な感謝の言葉を告げて、自身の所有物が掬ってくれた料理を口にした。そして咀嚼しながら、この行動が周りからどう見えているのかを考えて優越感に頬が釣り上がるのを止められなくなった。

 

「美味しい?」

 

 ごくりと喉を鳴らして料理を飲み込んだカーディンに対して、ピュラが恥ずかしそうに背中をくねらせながら尋ねた。

 そんな彼女にカーディンはニヤニヤと笑いながら、返答の代わりに彼女の露出した小麦粉色の太ももに片手を置いて、もう片方の手で彼女を抱き寄せるように腰に腕を回した。

 

「あっ♡」

 

 そのカーディンの行動に、恋人である彼女は甘い声をあげると、スプーンを持っていない方の手を、そっと自身の太ももに置かれた彼の手に重ね合わせる。

 そんな、誰が見てもラブラブなバカップルとしか思えない行動を自分から進んでしてくるようになったピュラに、カーディンは満足そうに頷く。

 

「ああ、美味しかったぜ……ピュラ」

「んんっ……!♡」

 

 わざと彼女の耳元に囁くように言いながら、そっと彼女の太ももを擦る。

 そうすると、ピュラは気持ちよさそうに震えて、表情が淫らなものに変わる。その口から柔らかく、愛らしい熱の籠った吐息が漏れた。

 

「はぁぁ♡ それなら……よかったですぅ♡」

 

 普段の彼女ではありえないような媚びるような甘い口調。それが、彼女が好きな人であるカーディンにだけ見せる姿なのだと、周りで見ている自分の優越感を高めるために存在するモブキャラたちに見せつける。

 

 カーディンはさらに笑みを強くすると、ピュラの股間に親指を当てた。

 

「…………ぁっ!♡」

 

 それにピュラは思わず息を飲み込み、目を白黒させると、その柔らかく、キスすればたちまち男を虜にするであろう唇からわずかに、だが紛れもない喘ぎ声を漏らした。

 

「か、カーディン……様……♡」

 

 そして彼女はまるで懇願するようにカーディンの顔を上目遣いに見上げて来る。

 それが、抑えの効かない雌の求愛だと、何度も彼女にその顔をさせて来たカーディンにはよくわかった。

 

 だから彼はそれを嘲笑うように苦笑して受け止めると、首を横に振った。

 

「ここでは駄目だ。待てだ。雌犬」

「----♡♡♡」

 

 雌犬。その言葉に、ピュラの体が震えた。ビクビクッとカーディンの膝上で微かに痙攣し、そして脱力するように彼の胸板に背中を預ける。

 

 イったな、とカーディンは雌犬と呼んだだけで果てるようになってしまった堕ちた優等生を笑い…………そっと、ピュラの太ももを上になぞり、その短くなったスカートの中、彼女の何も身につけていない剥き出しの股間部の筋を、ツツツと指で撫で上げた。

 

「〜〜〜〜〜〜っ!!♡♡」

 

 それにピュラが、口から大きな喘ぎ声を漏らさないように唇を噛み締めて、悶えるのを眺めながら、カーディンは自身の勝ち組としてのランチタイムを満喫したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ♡ はぁ♡ あぁ……ッ♡♡ カーディン……さまぁ……♡」

 

 

 ピュラは顔を興奮で赤くし、息を荒げながら、すっかり自分たち愛し合う恋人同士の憩いの場となった時計台の前にいるカーディンに近づいた。

 

 彼女の胸がもはや服としての意味をなさないほど小さな腹だしブラウスの下から乳首の形が浮き出るほど膨らみ、伸ばした手は太ももの付け根までしかないスリット付きの黒のミニスカートをめくり上げ、その何も身につけていない鼠蹊部を目の前の愛しい彼に晒している。

 

 ブラジャーもショーツも、一切身につけなくなるようになってから久しいピュラは、もうそんな自身の淫らな外見を恥ずかしく思うような羞恥心なんて皆無。

 むしろ屋外で愛する男に、この自分の所有する服を改造して作った変態衣装を視姦してもらう喜びに、カーディン限定の露出癖を開花させられたピュラは興奮して蜜壺から淫汁をたらたらと足下に垂らしている。

 

「どう、かな……♡ 私の、カーディン様を思って着てきた今日のドレスは……♡ これ、ビーコンに来る前から持ってた服なんだけど、カーディン様好みに、ハサミで切って調整したの♡」

 

 ピュラは顔を激しく赤面させながら、それでも喜々として今日の自分のドレスをどう用意したかを語りだす。

 その目には、カーディンと言う自分を完全に支配した強い雄に服従する悦びを知った、無様な負け雌の媚びるよう眼差しが強く含まれていた。

 

「それに、私のここも……♡」

 

 そしてピュラは情欲に歪んだ笑みを浮かべながら、後ろを向いてその腰を折ると、滑らかな剃毛された割れ目と興奮で濡れそぼった綺麗なバラ色の下唇を、くぱぁと両手で開いて目の前の男に見せつける。

 

「私のかっこいい彼氏に、早く今日も犯してほしくて、ヒクヒクと震えてるの♡」

 

 今の彼女を形作る全ての要素が、カーディンに対する隷属と恭順を示していた。

 そしてそれはもう、二度と変えることはできない。

 

「だからお願いです、カーディン様……♡」

 

 ピュラの声の質が、恋人に愛を囁く物から絶対的な自分の上位者、持ち主に慈悲を乞うような物へと変わる。

 

 今ではビーコンの誰もが、自身のチームメイトでさえ最近渋々受け入れるに至った、ピュラとカーディンがラブラブな恋人同士と言う表面上の関係を取っ払う。

 そして曝け出すのは、カーディン・ウィンチェスターと言う雄に仕える卑しい雌奴隷としてのピュラ・ニコス。彼のチンポを扱き、生涯を彼の淫乱マゾ雌奴隷妻として捧げることを誓った本当の自分の姿。

 

「カーディン様、どうかお慈悲を……♡ もう、我慢できないんです♡ 寝ても覚めても、カーディン様のオチンポを咥える事しか考えていない、この卑しいあなた様の淫乱マゾ雌女に、オチンポをください……!♡」

 

 どこまでも浅ましいチン媚びセリフ。以前カーディンに言うように強制された時は、苦虫を何匹も噛み潰したような味を口内に広げながら「オチンポください」の一言しか言えなかった。

 

 でも今では、カーディンに媚を売る言葉を吐き出すだけで全身に幸福と悦びの電流が駆け巡る。開いた蜜壺からぷしゅ♡と愛液が潮を吹き、お尻を誘惑するように自分の意思で振ってしまう。

 ピュラ・ニコスの人生をカーディンの下劣な欲望で踏み躙られる事に、感謝さえ感じるのだ。

 

「ククク、あのピュラがここまで堕ちるとはな」

 

 そのかつて女神のようだと仲間たちから称さられた女の堕落した姿に、カーディンは自身のズボンのチャックを緩めると、そこから太く、雄々しい剛直を取り出した。

 

 その熱く存在を主張する肉の塊を見た瞬間、ピュラの心臓はさらなる早鐘を打ち、蜜壺からはチン媚びをした時以上の量の興奮液が太ももを伝って地面に小さな水たまりを作り始めた。

 

「ぁ、ぁああ♡ オチンポ……カーディン様の、オチンポぉ……っ♡」

 

 スカートをたくし上げながら、自身のご主人様を待たせないように、急いでその肉棒の前へと後ろ足で近づいて行く。カーディンに見せつける態勢となっていた蜜壺を、その雄々しく勃起する愛しの肉棒の亀頭とキスさせるために。

 

「おい、雌犬。何をしてるんだ」

 

 バチンッとカーディンの手が、そんなピュラを制止するように彼女のシミひとつない宝石のような尻肌を平手打ちした。「あひぃん!」とピュラの口から無様な悲鳴が溢れる。

 

「誰がこいつを与えてやると言った? 欲しかったら、お前が俺の女として相応しいかどうか、証明してもらわないとな」

「…………っ♡」

 

 その傲慢な雄の命令に、雌の心は震えた。自身の身も心も躾けた男の鬼畜な加虐性に、奴隷として尊敬の念さえ抱いた。

 

 だからピュラは唇を妖しく舐めると、その場でカーディンの方を向いて、忠臣のように、卑しい奴隷のように、跪いた。

 そして上目遣いで愛する主人のこちらを見下す顔を見つめ、そして鼻先数センチ先で強烈な雄臭さを放つペニスに目を滑らせた。

 

「いいえ、私はカーディン様の女としても、この大きくてかっこいいオチンポにも、相応しい女じゃない」

 

 そしてなんと、ピュラは今までのカーディンへの従属心と肉棒を無様に懇願していた自分を否定するような言葉を紡いだ。その顔には、わずかとは言え在りし日のピュラ・ニコスの清廉さと強さが宿っていた。

 

 それを、カーディンはただニヤニヤと笑って聞いていた。この言葉が、雰囲気が、これから彼女が言う最上級のカーディンを雄として讃える言葉の前菜でしかないのだとわかっているから。

 

 そしてそれを証明するように、ピュラの顔が下がる。チンポよりさらに下、カーディンの靴を履いた足へと。まるで、私は貴方様のチンポより格の低い人間ですと言うように。

 

「私のような淫乱で変態な、ハントレスと名乗ってた事さえ恥知らずな雌犬が、ハンターとして将来有望なカーディン様にわざわざオチンポを恵んでもらうなんて、厚かましいにも程があります」

 

 ビーコンアカデミーに入学する前から、ハンター養成所の一つを主席で卒業し、ミストラル王国のトーナメントで四年連続優勝を打ち立てた、未来のハンター業界を背負って立つような少女が、大した功績も実力もない、ハンターとしての素質も中堅止まり以下のカーディンを、あなたは私より素晴らしい存在だと持ち上げる。

 

 その言葉とピュラの今の平伏した姿だけで、カーディンのチンポがビクンと跳ね上がり、その怒張を強める。

 だがピュラのカーディンを自尊心を満足させる雌の忠誠に溢れた言葉は、まだ終わりではない。

 

「だから、私ピュラ・ニコスを……カーディン様の性玩具として、ムラムラした時にその欲望を吐き出すためのオナホとして、使ってください♡ 私の今までの人生全てと、これからの未来の全ては、あなたの性処理道具として消費されるためにあります♡」

 

 そんなハントレスとしての人生全てを諦めて、カーディンの性処理オナホとして永久就職すると宣言したピュラが、その言葉を証明するように主人の靴をちろちろと舌先で舐めて、掃除する。

 

「ククク、クハハハ……! ああ、いいな。なかなか魅力的な話しだ」

 

 奴隷に足を奉仕させる選ばれた王の快感に浸かりながら、カーディンは目をぎらつかせながら言った。

 

「いいぜ、お前は俺の性処理道具だ、ピュラ。早速命令だ。お前のマンコを使う前に、俺のチンポを濡らせ」

 

「はい、カーディン様♡」

 

 ピュラは彼の言葉の意味を理解し、足下に平伏していた体を持ち上げた。そしてそのままブラウスに手を伸ばすと躊躇なく脱ぎ捨て、遠くに投げ捨てる。

 ピュラの魅力的な丸みを帯びた乳房がぶるんと震えて、まろび出た。前から男子生徒全員の視線を釘付けにしていた胸は以前よりその膨らみを増して、先端で存在を主張する突起はぷっくりと固く勃起している。

 

 カーディンはその服の下に隠されていた自分の女の豊満な二つの膨らみを、ギラついた視線でねめつけた。

 

「んんっ♡ どうぞ、見てください……カーディン様の雌のおっぱい……♡」

 

 むにゅう♡ ぐにゅうう♡

 

 そんな主人の強い視線に、ピュラは応えるように自身のおっぱいを手で揉みしだき、乳首を引っ張り、形が変わるほど潰して、あなたに毎日揉まれて育った果実はこんなに淫らになりましたと主張する。

 

 カーディンはその光景を高らかに鑑賞しながら、ピュラの見事な上半身と真っ赤に染まった顔にその笑みを深めた。

 彼の肉棒はすでに限界近くにまで勃起し、その内側を流れる静脈が脈打つように震えながら、その高ぶりを示していく。

 

「ぁ、はぁ……♡ それでは、このカーディン様専用の口マンコとパイズリ用おっぱいで奉仕させてもらいます♡」

 

 そして、ピュラは口を大きく開け舌を伸ばしながら、自身の胸を持ち上げ、弄るのではなく、ご主人様が使うため、奉仕のため、そして喜ばせるために肉棒を包み込む。

 

 むぎゅうううっとカーディンのチンポが筆舌に尽くし難い、柔らかな肉の厚みに左右から潰される。何度味わっても飽きのこない、極上の快楽。ピュラ・ニコスのパイズリ。

 

「ぉ、ぉお……あったけぇ……!」

 

「んっ……♡」

 

 その温もりに光悦の表情を浮かべる愛しの主人の可愛い姿に、上目遣いで見つめるピュラの瞳は情欲に輝き、興奮して腰をくねらせて、そのミニスカートの下の丸くて健康的なお尻を跳ね上げる。

 

「本当に硬くて、熱い……。さすがカーディン様のオチンポです。私の胸を溶かしちゃいそうなぐらい。ジョーンなんかとは、大違いです♡」

 

 不意にピュラが、自身のチームのリーダーで、かつてはほのかな恋心を抱いていた少年を口に出す。

 

 唐突な自分以外の男の名前。本来ならカーディンの反感を買いそうな物だが、ピュラは知っている。彼が、自分とジョーンとを比べるセリフをピュラに言わせる事を好んでいる事を。かつてピュラがカーディンのいじめから守った少年を、一緒になって馬鹿にする彼女の姿に興奮する事に。

 

「んっ、ちゅ♡ ちゅぱ、ジョーンみたいなヘタレの軟弱者じゃ……こんなカーディン様みたいな雄々しいオチンポ様、持てるわけない♡ じゅるる♡ じゅぷ、じゅぱっ、んぁ……知ってますか、カーディン様? あのヘタレ、私がカーディン様と毎日食事するようになってから、寮のベッドでオナニーしてるみたいなんです」

 

 そして自身の胸で包んだ肉棒から、それでもその大きさのせいで収納しきれなかった剛直の先端を、ピュラは口に咥えながらジョーンへの悪口を続けて行く。

 

「むぢゅっ、ぢゅるる、ぐぼぉっ……♡ バレてないと思ってるのかな? 私がわざとカーディン様に付けられたキスマークがついた太ももを見せると、ズボンの下で無様に勃起してるの。ふふ、ほんと……キモい」

 

 激しさを増すパイズリフェラの水音に呼応するように、ピュラによるジョーンの悪口の強さも増して行く。彼を馬鹿にすればするほど口内で大きく、固くなって行くチンポに、よりその喜びを募らせながら。

 

「それに比べて、カーディン様は本当にかっこいい……♡ ん、ちゅううう♡ 私に、こんな雌の悦びを教えてくれただけじゃなく、私をみんなに見せびらかして、雄の格の違いまで雑魚雄に教え込んであげるなんて……好き、大好きです♡ んぼっ、じゅぶぅぅ、ぢゅずずず♡」

 

 ピュラがペニスを喉奥にまで咥え込み、喉肉と頬裏で吐き気を覚えながらも愛する主人の分身を愛おしそうに口の中で感じる。

 

 もうピュラの中に、なぜあんなカーディンの数万分の一の価値もないようなヘタレに想いを寄せたのか理由もわからない。むしろ最低の黒歴史と言っていいし、こうしてカーディンが喜んでくれるから口にしているだけで、彼女個人としては早く自身の記憶から消し去りたいぐらいどうでもいい雑魚雄。

 

「じゅぶ、じゅぼ、じゅぶぶ♡ ぢゅうう、んおおっっ♡」

 

「あぁ、マジで気持ちいいぜ。優等生に前の想い人馬鹿にさせながら無様なフェラ顔させてパイズリさせんの」

 

 毎日カーディンによって仕込まれたピュラのフェラテクはもう専門の者たちに引けを取らないぐらい巧みだ。しかも、ピュラの口捌きはカーディンを満足させるために特化しているから、カーディンを最も気持ちよくさせられるのは彼女以外にいないかもしれない。

 

 そんな彼女の奉仕に、カーディンの肉棒もまた限界を迎えて包まれた胸肉の中でビクンと跳ねた。

 

「んぶっ、じゅぶぶ、んごっ………ふぐぅぅ!!?♡♡」

「おら、射精するぞ! 全部飲み込みな、雌犬!!」

 

 カーディンの手が、ピュラの絹のように滑らかな緋色の髪を掴み上げ、そのまま彼女の頭を自身の股の奥深くにまで押し込む。

 その自身が串刺しにされたような感覚に、ピュラの目が一瞬白目を剥き、窒息しそうになった体が鼻口を大きく広げた女失格の無様顔を披露する。

 

 だがカーディンはそんな彼女の姿に頓着する事なく、そのまま彼女の喉奥に昂った熱を一気に放出した。

 

「んぐぅぅっ! んぎゅっ、んんんっ……!♡」

 

 最初はあまりの苦しさに反射的に離れようとしたピュラは、しかし自身の喉奥に注ぎ込まれる熱い男の子種を感じると、身震いして全ての抵抗をやめた。

 

 

「んぐぅ、んくっ、んくっ……♡ 」

 

 そしてまるで母親に抱かれた赤子のように、心底からの安心と穏やかな満足感に包まれた表情をしながら、口内に吐き出された白濁液を喉を鳴らして胃の中へと飲み込んで行く。

 

「んああ……気持ちいい……」

 

 カーディンが頭の上で陶酔したため息を吐くのを聞きながら、ピュラもまたそれに同意するように強く肉棒を啜り、胸で出し損ねを絞り出すように肉竿を根本から先までゆっくりと締め付ける。

 

 どのくらい経っただろうか。ようやくカーディンの精液がその金玉から全てピュラの胃の中へと納められた時には、彼女の股座の下にはお漏らししたのではと思うほどの愛液の水たまりが形成されていた。

 

「んっ……んあっ……♡ はぁ、はぁ……私の口マンコに射精してくれて、ありがとうございますカーディン様♡」

 

 肉棒を口から抜き取り、その汚れを自身の胸で掃除しながら、ピュラは感謝の言葉を主人に捧げる。愛情と尊敬に満ちた声色。彼女が心底からカーディンに隷属している証明。

 

 そんな彼女の色気のある堕ちた姿に、射精したばかりなのにカーディンの肉棒は再び熱を集中させ始め、その昂りを早速ぶちまけようと、ピュラをうつ伏せになるように押し倒した。

 

「きゃっ!♡」

 

 その荒々しい扱いに、ピュラは歓喜の悲鳴をあげながら喜んで地面に這いつくばる。頭を冷たい地面に押し付け、胸を地面と体の間でむにゅりと潰し、ミニスカートを履いた尻を高く掲げる雌の基本姿勢。

 

「おうおう、すっかりびしょびしょだな」

「はい……♡ カーディン様の雌犬の私は、もうずっと発情しっぱなしなんです♡」

 

 ミニスカートを捲り上げられ、パイズリフェラで先ほど自分から見せた時よりもぐちょぐちょに乱れた膣穴と尻穴の全てがカーディンに鑑賞される。

 

 そしてそのまま確認もなく、自身の蜜壺に剛直の先端があてがわれる。いや、確認なんてカーディンがする必要はない。なぜならピュラは性処理オナホだから。精を吐き出すための入れ物に、中に入れていいかなんて確認する馬鹿はいない。

 

 ずぶりっと当たり前のように雄々しくそそり立った肉棒が、ピュラの完璧なプロポーションを保ったお尻の中へと埋没して行く。

 

「ぉお、おおお゛っ……!♡」

 

 ピュラが歓喜のオホ声を響かせて、自身の膣肉を押し上げて入ってくる愛しい男の生殖棒を締め付ける。挿入していただいた歓喜に脳が幸福ドーパミンを大量放出して、結合部から追加の雌汁を吹き出させてしまう。

 

 そして程なく、コツンと彼女の最奥、子宮口へとカーディンの肉棒がぶつかり合う。もう何十回目ともなる接吻に、手慣れたように子宮口が番である男の亀頭を咥える。

 

「ぉあああっ……♡ おくぅ、カーディン様の、オチンポ……来たぁ……♡ ぁあ……おおお゛お゛ッッ!!♡♡♡」

 

 そして感慨に耽る雌犬なんて慮る事もなく、激しい腰振りをカーディンは始める。

 ばちゅん、ばちゅんと水音と肌がぶつかり合う破裂音がミックスされた音が時計塔前に高らかに響き渡り、同時に強烈な人間失格な雌の無様な嬌声がカーディンを祝うファンファーレのように高らかにあげられる。

 

「あぁんっ♡ あっ、あっ、あっ!♡ 気持ちいい♡ 気持ちいい、です……カーディン様♡ ん、ぉおおお゛っ……! 思う存分、私の子宮を突いて、抉ってくだ、さい……っ!♡ ぁああッ!♡ いい、イクッ、オチンポで子宮口叩かれて、イキゅ! イっ、イっ、イックぅぅうぅうう!!♡♡♡」

 

 ぶるりと震えたピュラの背筋が、ピンと弓形にしなって絶頂を伝える。肉棒を包む媚肉がむぎゅううと狭まり、チンポをそのまま取り込んでしまうのではないかと言うほどの強い締め付けをカーディンに齎す。

 

 それをカーディンは雌犬のくせに生意気だと言わんばかりに、無理やり腰を動かして逆に狭まった膣道を勢いよく穿ち開く。

 

「んぉおおお゛お゛お゛ッッ!?♡♡♡」

 

 その衝撃に、絶頂したばかりで敏感になっているピュラが思考をスパークされるほどの快楽を感じて叫ぶ。目を白黒させ、カーディンに押しつぶされて身動きの取れない体を、貼り付けにされた虫のように惨めにバタバタと動かして快感を逃がそうとする。

 

「ハハハ! 本当、どこまでも最高な雌犬だな!」

 

 かつては強くて屹然としていたハントレスを目指していた少女が、このような無様な姿を晒し、今ではチンポを扱くためのオナホールになっている光景に、カーディンは高笑いと共に見下ろした。

 チンポに金玉が再び大量の子種を送り始め、高まる性感がその放出の時を待っている。

 

 カーディンは望むままに腰を動かし、そんな自身の雄欲を発散する。下であまりの快楽の奔流に馬鹿みたいに喘ぐしかない女の事なんて、欠片も気にすることはない。

 それが、ピュラ・ニコスを所有物とした人生の勝ち組たる自分に与えられた特権なのだから。

 

「ぁおおおっ、はぁぁ、あくぅぅっ!♡ 好きぃ、大好きです、カーディン様♡ 私の体で、好きなだけ気持ちよくなって……!♡ 髪を引っ張っていいですっ……尻を激しくスパンキングしてもいいですっ……もっと、もっと乱暴にして、私をめちゃくちゃにしていいですから……!♡♡」

 

 そしてそれを、奴隷たるピュラも望んでいる。

 

 カーディンが彼女の望み通り、その秋の紅葉を思わせる紅いポニーテールにした髪を掴み、まるで馬の手綱を引くように強く引っ張る。

「んぎぃっ♡」と痛みと快楽の混じった悲鳴をあげてピュラが海老反りになり、まるで本当に馬に乗っているような気分にカーディンをさせる。

 

 そして雌馬に鞭を打つように、振り上げた手の平を彼女の小麦色の尻肌に叩きつける。

 

 バシンッ、バシンッと悲痛な音が鳴り、しかしそれを受けた雌馬は「あひぃっ♡ んひぃっ♡」と嬉しそうに鳴き声を上げるのだ。

 

 その一生をかけて遊べる最高の雌の姿に、カーディンの射精感は限界を迎えて……だからこそその熱いスペルマを彼女の子宮に注ぐ前に、彼らしい最低な提案をしようと思ったのだ。

 

「なぁ、ピュラ……お前、ジョーンを痛めつけて来いよ」

 

「ぉおっ……!? あっ……どういう……?」

 

 唐突なカーディンの言葉に、ピュラが快楽に染まった顔で振り返る。困惑に包まれた彼女の瞳が見たのは、どうしようもないほど邪悪な顔をした男の笑顔。その顔に、ピュラの胸がきゅん♡とときめく。

 

「あいつのこと、キモいと思ってるんだろ? だったら、これ以上俺の女であるお前に色目を使えないように、徹底的にわからせてやるんだよ」

 

 どちゅんとカーディンがピュラの体に深く言葉を刻み込ませるように、膣奥に亀頭を叩きつける。彼の言うことをだんだん理解して来たピュラが、その口を彼に負けず劣らずの邪悪な、三日月型へと変えて行く。

 

「お前が、誰の雌か。お前の本性を。しっかりとまだ幻想を抱いている童貞のヘタレ野郎に教えてやれ。そして----」

「おっ……♡」

 

 ピュラの体がカーディンの厚みのある体と地面にサンドイッチにされて押し潰される。全身の抵抗を削ぎ落とされた、射精されるのを待つだけのオナホの態勢へと変えられる。

 

「二度とハンターなんて出来ないように、終わらせろ。出来たら……孕ませてやるよ」

「〜〜〜〜!!」

 

 その宣告に、ピュラは過去最高の胸が熱く高鳴るのを感じた。たった一文字の単語に、ピュラな子宮が震え、気が早くも排卵準備を始めてしまう。

 

「はい…………はいっ!! 必ず、必ずあのヘタレをボコボコにする! カーディン様の雌犬である私で、オナニーなんてしたキモい童貞を、このビーコンから追放してみせます!!」

「良い子だ! それじゃ、その前祝いだ!」

 

 ピュラ・ニコス自らの手でジョーン・アークを叩き潰させる。その目論見が結実するのを確信したカーディンが、ついに自身の肉棒から熱い白濁液を彼女の子宮に向けて解き放つ。

 

 びゅるるるるるる!!

 

「ぁあ、ぁあああぁぁああ゛あ゛あ゛あ゛----ッッ!!!♡♡♡♡」

 

 その自分の全てを真っ白に染め上げる快楽と白濁液の奔流に、ピュラは今までの自分が本当に消え去るのを感じながら、その意識を快楽の彼方に飛ばすのだった。

 

 そして意識が消える瞬間の微睡みの中でピュラは思う。この世で何よりも幸せな、彼の子種を子宮で受け止める時間に酔いながら。

 

 

 自分の人生にこれ以上の幸福な道は存在しないだろうと。

 

 ハントレス? 秋の女神? そんなことは最早どうでもいい。自分にとって一番の幸せで、大切な事は、これから生涯を共に過ごす愛しいご主人様であるカーディン・ウィンチェスターと、彼の世界一偉大なおちんぽ様に永遠に仕え、奉仕することだけなのだから。

 

 カーディンからの脅迫を受けてから数週間。そのわずか一か月にも満たない間に、ピュラはカーディンの命令ならなんでも喜んで従う彼の性奴隷へとその身も心も変えられてしまった。

 

 だがきっとこれこそが、彼女の本来居るべき正しい居場所だったのだろう。カーディン・ウィンチェスターの足元こそがピュラ・ニコスの居場所なのだ。





 ここまでお読みいただきありがとうございます。
 作者が昔から大好きなRWBYシリーズ。二次創作少なすぎて泣いた。主人公のルビーが吹き替え版の声優さんの演技含めて好きすぎるのに、どこ探してもルビーヒロインのssがない。
 そのうち純愛系で書きたいけど、やるならチームRWBY全員でのドロドロヤンデレハーレムにしたい。



 以下、RWBY二次創作を書く際の公式からの必須記入注意文(らしい)

 これはRooster Teethによって支持があるものでは決してありません。観点や意見、思考は私自身のものです。Rooster Teethおよび[Rooster Teethのショー、キャラクター、その他の名前]はRooster Teeth Productions, LLCの商品名または登録商標です。© Rooster Teeth Productions, LLC.

100話達成記念で見たい陵辱系の後日談はどれ?

  • オクトパストラベラー
  • 月が導く異世界道中
  • 龍が如く
  • イリスのアトリエ
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 異世界はスマートフォンと共に。
  • 銀魂
  • 仮面ライダーシリーズ
  • デビルメイクライ
  • ペルソナシリーズ
  • 聖女の魔力は万能です
  • Fate/Samurai Remnant
  • 百錬の覇王と聖約の戦乙女
  • SAO
  • 名探偵コナン
  • ハズレ枠の状態異常スキル
  • 魔法科高校の劣等生
  • ハリー・ポッター
  • 悪役令嬢レベル99
  • 忍の一時
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