※この作品はR-18です。

マイナーキャラ妄想短編集   作:ニンニク嫌い

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 もし全ての黒幕たる甲賀当主美濃部鬼道が、アニメ第一話の時点で伊賀忍たち全員を催眠支配していたら?

 頂いたアイデアを元に書いてみました。アイデアを下さった方、ありがとうございます。アイデアでは櫻羽弓香のみだったんですが、アニメを見てみて他のヒロインたちも書かないのは勿体ないと思ったので勝手に三人も追加しました、すいません。

 注意! 原作主人公が悲惨な目に合います。そういうのが苦手な方はブラウザバックをお願いします。


忍の一時(紅雪、輝麗、涼子、弓香) 前編

 

 

 櫻羽本家。それは代々伊賀忍の血筋を継いできた者たちの中で最もその血を濃く、強く受け継いで来た裏の社会では知らぬ者のない忍びの名家。

 

 山道をある特定の道順で進み、そこにあると知っている者にしかわからない極小の仕掛けを起動して、何重にも張り巡らされた上級忍者たちの監視の目から通ってよしと認められた者にしか踏み込めない、現代の隠れ里。

 

 よくネズミ一匹通さないと、優れたセキュリティシステムを評する時に口にされる文言があるが、この櫻羽家は比喩でも何でもなくそれを成す。

 山奥という動植物溢れる場所に居を構えながら文字通りネズミはおろか、羽虫の侵入さえ許しはしない。

 

 それは先に語ったようなギミック以外にも、家全体を覆うように展開された不可視の電磁波が使われているからこそ。動物や虫たちが苦手とする波長パルスを常に放出する事で、生物を使った斥候の存在さえ完全に排除しているのだ。

 

 現代科学の最先端を二世代は先取りしたような近未来ハイテクノロジーと、類稀なる身体能力と感覚を持つ人間が融合して作り出す幽玄の里。それこそが、現代の伊賀忍者の本拠地である。

 

 そしてそんな、世界のトップ諜報機関でさえ影どころか気配さえも掴む事ができない櫻羽本家に、その家の家名を持つのに今日初めて訪れた櫻羽一時は突如告げられた自身のルーツに言葉を無くしていた。

 

「一時、忍者になるのです!」

 

「……………………無理です」

 

 平々凡々、人より優れた身体能力を持つ以外取り立てて秀でた特徴のないどこにでもいる現代高校生。数時間前までそんな立場だった一時は、人生初彼女から殺されかけたのを幼馴染の少女と叔父から救われ、実の母親から自分が伊賀の19代目当主である事を告げられた。

 

 何の脈絡も、伏線もなく突然に、自分はあの歴史書にも載っている有名な忍者の末裔で、しかも忍者は今も現代社会に深く根付いていて、ただの一般人として育ってきた自分は今日からそんな忍者たちを束ねる当主になるのだと言われたのだ。

 正直誰であっても混乱は免れないような、支離滅裂で意味不明な情報量。それを受けてつい咄嗟に無理だと言ってしまった一時を責められる者など居はしない。

 

 だが当然、そんな彼の答えを許してくれる一時の母親、櫻羽弓香ではない。高校生にもなる子供を持っているとは思えないほど若々しく、しかし溢れる人妻としての色気を全身から醸し出す美女は、きっちりとした和装に身を包んだ体を張り詰めさせて、力強く息子を見つめる。

 そこに、優しくも頼り甲斐のある母親、櫻羽弓香の姿はない。亡き夫の代わりに苦境に立たされる伊賀の里を守り抜いた女傑、当主代行櫻羽弓香としての眼差しで、次期19代目当主櫻羽一時を威圧していた。

 

「…………っ」

 

 その姿に、一時は怯んだ。自身が知る母親とは思えないようなカリスマ性と組織の長としての威厳を感じさせる姿に、只人である彼は完全に怖気させられたのだ。

 

 その姿を、二人の親子を挟むように座る伊賀の重鎮たちは何も言わずに値踏みするように一時を見つめていた。彼が、自分たちを率いる当主になれる素質があるか。今は無理でも、育てればどんな大木にも勝る根を張れる玉石となれるかを。

 

 そしてそれは、否。

 今のところ、この場においてそれを信じているのは一時の母親と彼を近くでずっと見ていた里一番の手練れ、加賀時貞だけだ。

 

 他の者たちはとてもではないが、彼が伊賀の存亡を託すに足る価値ある存在とは思えなかった。それでも口を挟まないのは、今まで里を守り抜いた櫻羽弓香の卓越した長としての能力と、彼女の審美眼を信用しているからこそ。彼女が手ずから育てた息子がただの無能であるはずがないと、一時ではなく弓香を信じているのだ。

 

 そして誰もが『見』に徹しているが故に、しばらくの静寂に包まれた空間で、ようやく弓香が口を開こうとしたその時。

 

「私も、彼の意見に賛成だ」

「……!!」

 

 今まで影も形もなかった存在が、まるで空気が形を変えて人の体を形作ったと言われても信じてしまうほどに唐突に、一時のすぐ後ろに現れた。

 

「あっ……美濃部先生……!」

 

 その現れた存在、灰色の髪をボサボサに伸ばした赤目の妙齢の男にその場にいた伊賀の重鎮たちは慌てて頭を下げた。

 伊賀の代理当主たる櫻羽弓香と勝るとも劣らない存在感と覇気を纏う美濃部なる男へと、弓香へと向けるのと同じくらいの敬意を見せたのだ。

 

 そしてそれは、弓香もまた同じ。突然の男の出現に驚きはしたものの、即座に冷静さを取り戻して正座の姿勢で深く会釈を取った。

 

 それに、事情にまったく追いつけていない一時は訳もわからず混乱し、いつの間にか自身の後ろに立っていた美濃部にたたらを踏む醜態を晒す。それを見咎めた弓香が「早くあなたも頭を下げなさい……!」と強い怒りのこもった叱責を投げかけてきた事で、一時もまた慌てて礼の姿勢を取った。

 

「それで美濃部様……里の相談役であるあなたは今日はお忙しかったとお聞きしていましたが……」

「なに、思いの外早く用事が済んでな。そしたら伊賀の新しい当主が命を狙われたと聞いて飛んで来たのだ」

「そうでしたか。お忙しい中、わざわざ家にまでお越しいただき感謝します」

 

 弓香が口にした相談役と言う役職。それがこの男の立場を表すもので、些か弓香や周りの重鎮が謙りすぎているのを除けば、この重要な席に現れても不自然ではない存在だ。

 

 その男の、本当の素性に目を瞑れば。

 

「それで……先ほどの一時の意見に賛成とは、どういう?」

「そのままの意味だ。彼は当主になる事を拒んだのだろう? ならば私はその意見を支持すると言う事だ」

「…………!!」

 

 美濃部が告げた言葉に、弓香や伊賀の者たちが騒然となる。なぜなら彼が告げた事はそのまま、一時の19代目当主襲名を認めないと言うことに他ならない。

 

「美濃部様は、一時を……先代当主の息子が跡を継ぐ事は反対だと?」

「当然だ。この者は見ての通り忍びとして、最低限の心得も技術も備えておらず、秀でた君主としての才能も感じられない。これを当主として祭り上げると言う事自体、どうかしていると意見するのはおかしいかね?」

「なっ……あぐっ!?」

 

 美濃部の歯に衣を着せぬ率直な物言い。それに評価された側の一時が思わず身を乗り出そうとし、それを突然現れた二人の忍びが押さえつけた。

 

「無能くんは美濃部様が喋ってるんだから無能らしく黙ってなよ」

「美濃部様に意見しようなんて、百年早いよ」

「………っ!?」

 

 一時の四肢を見事な関節決めをして畳に沈めたのは、彼と同い年ぐらいの可愛らしい少女たちだった。

 

 向日葵のような黄色の長髪をサイドテールで纏めた美少女と、赤茶色の髪を肩口まで伸ばした愛らしい顔立ちの美少女。どちらも一時の高校に来れば学校を代表する美少女となって、男子生徒たちから告白されまくる未来が簡単に想像できてしまうような二人にゴミを見るような目をされながら取り押さえられた一時は、その視線よりも彼女たちの姿の方に意識を奪われた。

 

 二人が纏っているのは、とても肌の露出面積が多いアメリカのチアガールのような衣装。彼女たちの細い腰つきと綺麗な小麦色のお腹を晒したヘソだしノースリーブに、健康的で引き締まった脚を太ももな付け根近くまで晒したミニスカート。

 

 少し激しく動けば、ブラジャーもショーツも丸見えになってしまうような服装で、彼女たちは一時を押さえ付けているのだ。

 

「まったく、忍びの腕だけでなく目上の者への礼儀もなっていないとは……親の躾がなっていないな」

「申し訳ありません、美濃部様。息子の非礼は親である私の責任です。どうか、ご容赦を」

 

 だがそんな淫らな格好の彼女たちに違和感を持つような存在は、この場には一時以外皆無。櫻羽弓香や里の重鎮たち、あの加賀時貞でさえ何も言わずに座ったままだ。

 

 まるで、異常を正常だと思い込まさせれているように。

 

「いいだろう。輝麗、涼子、離してやれ」

「「はい、美濃部様!!」」

 

 そして弓香の誠意のこもった正座姿勢での両手を着いた謝罪、土下座を受け入れた男は一時を抑える二人の少女の名前を呼んで解放を命じる。

 それを受けた淫らな服装の少女たち、美濃部の忠実なる私兵である輝麗と涼子は即座に一時を離すと、主人たる男の両脇後ろに隙のない忍び座りで膝をついた。

 

 一時から離れ際に「ざ〜こ♡」なんて煽り言葉を置き去りにして。

 

「今のを見ても明らかだが、櫻羽一時に伊賀の当主としての器はない。故に私は、兼ねてより考えていた一計を提案しよう」

「美濃部様の……案?」

 

 二人の美少女を当然のように自身の足元に侍らせた男の言葉に、弓香や重鎮たちが活気立つ。それは戸惑いよりも、この御方なら何か妙案をくれるのではと言う期待に満ち溢れている。

 

 そして伊賀忍者相談役美濃部……真の素性を甲賀忍者現当主であり、伊賀忍者に先代甲賀当主暗殺の罪を擦りつけた伊賀忍衰退の全ての元凶、美濃部鬼道からその案が告げられた。

 

「私と当主代行櫻羽弓香が婚姻を結び、その子供を19代目当主とする。そうすれば君の愛息子である櫻羽一時はもう暗殺者に狙われる事はなく、金輪際忍びの世界に足を踏み入れる事もない」

「ーーーー!!」

 

 その提案に、誰もが目を見開いた。一時に至っては、「は?」と馬鹿みたいに口をあんぐりと開けて、何をふざけた事を言ってるんだと母親に同意を求めるように視線を向けた。向けて……その先にいた、その手があったなんてと言わんばかりに臍を噛む母を見てしまった。

 

「た、確かに……その案なら何も問題はないどころか伊賀の抱える問題も全て解決しますが……」

 

 母である弓香が口にしたのは、自分が美濃部の子供を産む事を肯定するような言葉。それに唖然と固まる一時の周りで、話を聞いていた重鎮たちまでもが素晴らしい案だと美濃部を持て囃した。

 

「な、何言ってんだ母さ……ぐえっ!?」

 

 立ち上がり、母親に詰め寄ろうとした一時の体が今度は壁に叩きつけられた。真横から一切の手加減なく振り上げられた蹴りが、彼の胴体を吹き飛ばしたのだ。

 

「ぁっ……ぐっ……! な、なんで…………紅雪!?」

「気安く私の名前を呼ばないでって、何度も言ってるでしょ。お父様の気まぐれで生かされてきた虫ケラの分際で」

 

 その蹴り足の持ち主、一時の幼馴染であり今日彼の命を救ってくれた紅雪が、顔半分を隠すマスクの上からでもわかるほどの侮蔑の表情を浮かべていた。その彼女が口にした、「お父様」と言う言葉に一時は痛みさえ忘れて目を広げた。

 

「殺すなよ、紅雪。それにはまだ利用価値がある」

「あっ……!はい、お父様……♡」

「ーーーーッ!?」

 

 一時の目の前で、紅雪の灰色に朱のメッシュが入った髪を指先で梳き、そのまま彼女の制服の隙間に手を伸ばして胸を直接触る美濃部。一時が知る彼女なら決して許しはしないだろうセクハラを、しかし紅雪は頬を赤らめて自分でさえ聞いたことのない甘い声色で返事をする。

 

「んっ、あっ……! お父様の指が、私の敏感なところ擦って、はぁ、はぁ……気持ちいいです、お父様……! もっと、私の乳首、擦って……!」

 

 まるで悪夢か何かのような光景。幼い頃から一緒にいた紅雪が、一時が見たこともないような歳の離れた男に胸を揉まれて感じている。それも目を潤めて、媚びるような声色で感想を口にしながら。

 

 ずっと信じていた常識が、たった数分間で全て崩れ去って行く。家族のように思っていた紅雪の、まったく知らない艶姿に思考を動かす事も出来ず壁に打ち付けられた姿勢のまま固まってしまう。

 

 そんな一時の止まった思考を動かしたのは、やはりと言うべきかこの場で唯一の肉親たる母の声であった。

 

「度重なる息子の失礼、申し訳ありません! ですが美濃部様……出来の悪い息子ですが、私は彼こそが次代の伊賀の当主に相応しいと信じているのです!」

 

 倒れる一時と美濃部の間に入るように、櫻羽弓香が膝をついて再びの土下座で謝罪と嘆願を告げる。当主代行としての威厳と気品さえあった最初の土下座とは違う、憐憫さえ感じる必死で情けない土下座。

 

 それは彼女の言葉通り、息子である一時を伊賀の当主にしたいと言う想いがあるからこそだろう。

 その母の姿に目を覚まされた気分になった一時は、ついに先ほどからずっと胸を苛んでいた誰も見向きもしない違和感を口を大にして叫んだ。

 

「な、なんでみんなおかしいって思わないんだよ! そいつが言ってる事もやってる事も、全部おかしいだろ!! 母さん! 紅雪! 叔父さん!! みんな目を覚ましてくれ!!」

 

 痛切な叫び声。痛む体に喝を入れて吐き出した一時の言葉は……しかし誰にも受け入れられる事はなかった。誰もが、こいつは何を言っているんだと言うような顔をして。弓香でさえ困惑したような表情で一時を見ていた。

 

 唯一、全ての元凶である美濃部鬼道を除いて。

 

「ふむ。やはり、こいつにだけは催眠電波装置の効きが悪いな。まだここに来たばかりだからか、はたまた甲賀の技術班さえ余地していない催眠電波が効かない特異体質か」

「…………は?」

 

 変わらず紅雪の胸を揉んでいる美濃部の言葉に、一時は時が止まったような錯覚を覚えた。彼が口にした言葉を、先の反動と言うようにアドレナリンが過剰生成されて思考速度を加速した脳が、緩やかになった時の中で意味を理解しようと回転する。

 

 そして『催眠』と言う、インチキ臭い霊媒師や超能力者を紹介するテレビ番組でしか聞いたことのないワードに辿り着く。

 非現実的で、あり得ないと笑ってしまうような言葉。だけど現代に生きる忍者の実在と、彼らが使う見た事もない近未来的な技術の数々が、『まさか』と言う真実に繋がる考えを一時に齎した。

 

「催眠って……じゃあ、母さんや紅雪たちは……?」

「そうだ。全員、私が紅雪に仕掛けさせた催眠電波装置で、私にとって都合が良いように思考を変えさせているのだ」

 

 こんなふうにな。そう言って、美濃部は土下座する弓香の頭の上へと自身の足を乗せて踏みつけた。「んっ!」と畳に顔面を潰される事になった彼女が苦しそうな声をあげ、しかし誰もそれを止めようとはしない。弓香も自身の頭をぐりぐりと踏み躙る美濃部の足を黙って受け入れている。

 

「……ッ! てっ、めぇぇ……ッ!!!」

 

 それを見て、一時は自分のどこにこんな力があったのか疑問に思うほどの力で壁を蹴って美濃部に殴りかかった。それは父親が亡くなってから、自分を女手一つで育ててくれた愛する母親を踏み躙る美濃部への怒りが呼び起こした、歴代伊賀忍者当主たちの血が為せた火事場の馬鹿力。

 

 常人の数倍優れた身体能力を持つ一時の、脳のリミッターが外れた事でより速度と威力を増した全力の一撃。美濃部の顔面に向かって寸分違わず放たれたそれはーーーー

 

「止めろ、お前たち」

「「「はい、美濃部様(お父様)」」」

 

 その速度に当たり前について行けるどころか、それ以上の速度での戦闘訓練を日夜積んでいる現役のくの一たちによって呆気なく迎撃された。

 

「おっ、ごぉ……っ!?」

 

「無能が調子に乗らないでって言ったの、無能にはわからなかった?」

「美濃部様に手をあげようとするなんて、身の程知らずもいいところ」

「私のお父様に拳を向けるなんて……こんな奴、見殺しにしとけばよかった」

 

 輝麗と涼子が振り上げた足が一時の鳩尾を左右から貫き、目前で完璧なタイミングで迎撃の蹴り上げを決めた紅雪の足の甲が股間を潰していた。その睾丸ごと。

 

「ぁっ、ぁぁあああああ゛あ゛あ゛!!!」

 

「これはこれは、もしかしたら生殖機能を失ってしまいでもしたか? まあそうだとしても、どうせ君の代で潰える家系だ。何も問題あるまい」

 

 男として最大最悪の激痛を味わい、地面に蹲って絶叫をあげる一時を見下ろしながら嘲笑うように美濃部は告げる。そして彼の悲鳴を讃美歌に、自身を守護した少女たちを褒めるように彼女たちの臀部を撫でた。

 

「よくやった、お前たち」

 

「あっ! そんな……っ、美濃部様の雌奴隷忍びとして、当然の事を、しただけで……はうっ!? 美濃部様の指先、私の膣穴の浅いところを触って、んんっ……!」

「わ、私も偉大なる甲賀の当主を、卑しい伊賀の雑魚雄から守っただけですから……っ、あっ、あっ! そこ、お尻の、んいっ、ケツ穴……!」

 

 黄色と茶色の二人の美少女が、三回りは歳の離れた男の指を秘部に挿入されて喘いでいる。

 だが多くの男子の初恋を奪うであろう美貌と美声を、だらしのない悦楽顔と喜色に染まった声に変えている彼女たちを見れば、少女たちが心から男からの愛撫に興奮して受け入れているとわかるだろう。

 

「あ、あの……お父様……わ、私にも……」

 

 そして両手が輝麗と涼子の下半身を弄ぶために使われているため、一人余る形となった紅雪がもじもじと恋する乙女のように瞳と太ももを震わせながら懇願した。常にクールな立ち振る舞いを保っている彼女とは思えないほど、今の彼女の表情は情欲に染まっている。

 

「今の私の手は二人で手一杯でな。褒美が欲しければ、私のアソコの匂いを嗅ぐ事を許そう」

「……っ! は、はい! ありがとうございます、お父様!!」

 

 そう言うが否や、紅雪は美濃部の前に跪き、彼の股間にマスクで下半分を覆われた顔を押し付けた。

 

「すぅーーっ! ふぅーーっ!!」

 

 ビクンッ、ビクンッと男の股間で強く息を吸う紅雪の体がそこから香る雄臭を鼻に取り込むたびに震える。目をとろんと蕩けさせ、発情したように何度も鼻先を股間に擦り付けては、もっと男の、実の父親の魔羅の匂いを嗅ごうとする変態娘。それが、紅雪と言う伊賀でも屈指の天才くの一の真の姿だ。

 

 だがそんな幼馴染の変貌を、一時は目にする事は出来なかった。あまりの激痛についに意識を飛ばしてしまった彼は、体を丸めて股間を両手で押さえながらと言うみっともない格好で気絶した。

 

 間違っても、何百年と日本の裏社会を駆け抜けてその名を聞くだけで恐怖の対象とされた伊賀忍者の末裔の姿とは、口が裂けても言えない姿。

 

「これでも、自分の息子が伊賀の次期当主に相応しいと?」

「そ、それは……」

 

 その無様な姿を見て、弓香はついに何も言えなくなってしまった。息子を溺愛する彼女をしても、今の一時の姿が19代目伊賀忍当主を務めれる男の姿だとは言うことが出来なかったのだ。

 

 だがそれでも、亡き夫との間に出来た唯一の子供。自分にとって夫の忘れ形見と言える一時に、夫の面影を重ねて立派な跡継ぎになってほしいと思って育てて来た弓香はその望みを捨てきれない。

 たとえ催眠にかけられて、美濃部の事を尊敬と敬愛に値する……亡き夫よりも頼り甲斐と心強さを感じてしまう、弓香にとって理想の男性に感じてしまっていても、譲れない一線。

 

 櫻羽弓香は、女としての欲求よりも母としての息子への愛情を選び取れる正真正銘の女傑なのだ。

 

 だからこそ、甲賀当主美濃部鬼道がどんな手段を使ってもこの女を自身の正妻にしたいと強く望ませた。

 

「それでは一つ、勝負をするとしよう。次期伊賀の当主を決めるための勝負を」

「ッ! そ、それは……本当ですか!?」

 

 その美濃部の提案に、何とか一時を当主に出来ないかと視線を彷徨わせていた弓香が瞳を向けた。今まで否定の意見ばかりを述べていた相手から垂らされたか細い糸に、最後の望みとばかりに飛びついた。

 

 それが、糸は糸でも彼女を絡み取る悪魔の垂らした糸とは知らずに。

 

「内容は簡単だ。アレが、伊賀の当主として優れているか。それを雄としての力量が問われる性技によって測ろうじゃないか。審判は当然、櫻羽弓香。君が務めると良い」

 

 それは一見、弓香に決定権の全てを委ねる、彼女に都合が良すぎる勝負の内容だった。なぜなら彼女は一時を当主にしたいと望んでいるのだ。勝負がどのように運ぼうと、彼女が一時を勝者だと言えば彼が勝つのだから。

 

 だがそれは美濃部が仕込んだ巧妙な罠。彼女に、自分の意思で息子ではなく美濃部を選ばせるための。

 

「性技のお相手は、この三人がやる。君は彼女たちがコレとそれぞれ性行する様子を見て、本当にコレが真に伊賀の当主に相応しいかを選ぶと良い」

 

 眼下で気絶する一時を足蹴にして、美濃部が自身に侍る少女たちに目配せする。自身の女である少女たち三人を、勝負とは言え一時の性行の相手に選んだ事に弓香は驚くが、不満もなく妖しく嗤う彼女たちの姿を見ればそれが罠でしかないとすぐわかっただろう。

 

 彼女たちに、紅雪も含めてまともに一時と性行する気がない事を。

 

 だがそれに気づく事なく……いや、催眠の影響で気づかないし、気づいても違和感を抱けないようにされた弓香は「自分の部下たちまで使って一時の雄としての力量を測ってくれようとするなんて、さすが美濃部様は御心が深いわ」と尊敬の念さえ抱かされていた。

 

「これが優れていると思ったなら、君の望み通りコレを19代目当主にして構わない。だが、私を選んだのなら……その時はその場で私に伊賀の全てを捧げると確約しろ。全てを、だ。当然、伊賀の当主に代々伝わる秘伝忍核もな。そして、その子宮を私に捧げろ。次期跡取りを早くに産み落とすためにな」

「…………わかったわ。その案で、勝負をしましょう」

 

 そして、どう考えても罠でしかないこの勝負を、催眠で正常な思考を奪われた弓香は、これが一時を当主にするための最善の策なのだと胸を張って受け入れたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 場所は変わり、櫻羽本家奥の寝室に櫻羽親子と美濃部、そして紅雪たち三人の美少女は身を移していた。日本の伝統を重んじる質素な伊賀家の邸宅らしい、華美な装飾のない部屋。布団と灯り様の蝋燭、そして部屋と部屋の間を遮る襖だけがあるこの場所こそが、伊賀の次期当主を決める勝負の場。

 

 その場所に彼ら以外の観客となる人間はおらず、あの会合の場にいた他の重鎮や加賀時貞はすでにこの家から追い出されている。それはいたところで勝負の勝敗には何ら左右されない存在であり、弓香にとっても自分の息子の醜態をこれ以上周りに見せたくないからでもあった。

 

 そう、弓香は自分の息子を勝たせたいと思っておきながら、一時が雄としての強さを見せられるとは欠片も信じていなかったのだ。なぜなら彼女にとって、あれほど理想の雄たる美濃部にコテンパンにされて気絶させられた一時は、すでに雄として光るところはないと目を瞑ってしまったのだから。

 どれだけ母親として溺愛していて目に入れても痛くない息子でも、女として惹かれるかと言えば別問題。

 

 勝負が始まる前から、弓香の中で雄の格付けはすでにほとんどついてしまっているのだ。それでも、19代目当主としての格付けがついたわけではないからこそ、弓香はどれだけ息子が醜態を晒そうとも、彼を次期当主に選ぼうと決めていた。

 

 たとえ、その息子が両手両足を四方の柱に縛り付けられて、目隠しに猿轡のパンイチ姿で布団に大の字で寝かされていようとも。

 

「んんん……!! んううう……!!」

 

 破けもしないロープを必死に引っ張って拘束から抜け出そうとする一時を、弓香は審判の立ち位置として部屋を見渡せる廊下側に用意された座布団の上で眺めていた。

 

 優れた忍者ならあの態勢からでも縄を解いて抜け出すのに五秒とかからない拘束を、いつまで経っても抜けられないどころか、めちゃくちゃに暴れているせいで逆に縄の縛りをキツくしている息子を、少しの失望を込めた目線で見ていた。

 

「さて、それではこれよりアレの雄としての優秀さを眺めさせてもらうとしよう。クク、最も今の醜態を見ればやるまでもないかもしれんがな」

 

 そんな彼女の隣に、美濃部が音も立てずに胡座をかいて座る。そして忍びの初歩の初歩である拘束からの脱出も出来ない一時を嘲るように笑う彼を、弓香は絞り出すように反論にもならない負け惜しみを口にした。

 

「…………っ、今の一時は忍びとしての訓練を一切受けていない未熟者です。しっかりと忍びの修練を積めば、あれぐらいの拘束はすぐに振り解いて……」

 

 振り解けるだろうか? 今あんな見苦しい醜態を晒している一時に?

 

「……っ!」

 

 そんな、一瞬とは言え息子を裏切るような考えを浮かべてしまった自身を振り払うように、弓香は首を左右に振る。その姿を、ニヤニヤと笑いながら見ている美濃部に気づく事なく。

 

「それでは、始めろ。制限時間は三十分。だが三回射精したらその時点で終了だ」

「はい、わかりました美濃部様」

 

 そして美濃部の開始の合図と共に、部屋内へと黄、赤茶、灰色の三人の美少女たちが入って来る。

 

「……!」

 

 そしてその彼女たちの格好に、まず弓香は目を見開いて驚いた。幼い頃から世話をして来た紅雪に、今日初めて見た黄瀬川輝麗と鈴ノ音涼子の三人は…………肌の露出の一切ない忍装に全身を包んで現れたのだ。

 

「なっ……あっ……!」

「おっと……どんな服で性行するかは女側の自由だからな。まあ、これも女にあんな格好で出向かせた、アレの雄としての魅力の無さを呪うんだな」

 

 それに抗議の声をあげようとした弓香を先に制するように、美濃部がいけしゃあしゃあと語る。

 

 彼女たちは全員彼の女なのだから、そんなの彼の胸先三寸でどうとでもなるはずだと、そう喉下まで出かかった言葉を弓香は飲み込み。なぜなら、確かに今の自分の息子の姿を見て、露出の多い服を着ていきたいとは母親である彼女でさえ思えなかったから。

 

「うっわ、気持ち悪いぐらいみっともないね」

「この程度の拘束も解けないなんて……本当に忍び?」

「こいつはただの一般人。何の才能も雄としての魅力もない、雑魚」

 

 縛られた一時を囲み、目元以外の全てを覆った忍装姿で話す彼女たちは露出した髪の色がなければ傍目には誰が誰かわからないだろう。

 そんな、これから性行すると言うより、一時を暗殺に来た諜報員と言って良い格好をした彼女たちは犬のフンを見るような目で彼を見下しながらどうするかを話し合う。

 

「うーん、どうする? この忍装使い捨てだし、どれだけ泥で汚れても構わないけど」

「旧世代の材質が厚い忍装が伊賀に残ってて良かったです。さすがは甲賀に何もかも負けてる時代遅れの弱小里だね。もう型落ちで、分厚すぎて手触りに違和感が出ちゃうから訓練にも使えないし、最後の役目にしっかり使ってあげないとね」

「正直忍装越しとは言え、こいつの性器とか触りたくないけど」

 

 縛られ目隠しと猿轡をされているとは言え、耳に蓋をされているわけではない一時の上であまりに惨いセリフを平然と吐く彼女たち。輝麗と涼子はともかく、幼少期を共に育った紅雪からさえもそのように言われる彼の気持ちはいかほどか。

 

 輝麗が忍装に覆われた爪先で、ちょんちょんとパンツの下の膨らみを小突く。先ほど紅雪に潰された睾丸は、甲賀の用意した薬効によって何とか一命を取り留めたらしい。

 なお無事が確認された際に、紅雪が大きな舌打ちをしたが誰もそれを咎めることはなかった。

 

 だがその薬効の副作用と言うべきか、パンツ下の彼の逸物はギンギンに勃起していて、その感覚もかなり鋭敏化されていた。そしてその事実を、櫻羽弓香は知らされていない。

 

「ニヒッ」

 

 それを見た輝麗が邪悪な、悪魔のような笑みを浮かべた。

 

 一時も弓香も知らないが黄瀬川輝麗という少女は、元はとても心優しい、他人の痛みを我が事のように泣いてくれる女の子だった。だがそれを、存亡の危機に瀕した彼女の実家、風魔の血を繋げようとした両親が他人を騙して裏切り利用する事を息を吸うように出来るように仕込んだのだ。

 

 その末に、彼女は風魔を生かすために美濃部鬼道に捧げられた。そして彼の元で快楽と催眠電波を伴う教育を施され、今の彼女……主人である美濃部以外の全ての雄を嘲笑い、侮蔑し、見下す、彼好みの雌奴隷くの一の一人となったのだ。

 

「じゃあとりあえず私から……踏むね」

 

「んぐぅぅぅ!!」

 

 輝麗の容赦のない言葉と共に、猿轡の下で声にならない呻き声を反論の声としてあげる一時のパンツ一枚の股間へと、分厚い靴底に覆われた美少女の足が振り下ろされた。

 

「あはははは! 雑魚雄らしい予想通りの雑魚反応! 女子にオチンポ踏まれて感じちゃうなんてなっさけな〜い!」

「うわぁ……男の人にはいじめられて喜ぶ雄失格人間がいるって美濃部様に教えてもらってたけど……本当にこんな気持ち悪い人、実在してたんですね」

「…………クズ」

 

 三者三様に、輝麗に股間を踏まれて悶える一時を侮蔑するセリフを吐く。そこに、彼が薬効の副作用で痛みでさえ感じてしまう状態にある事なんて顧みない。

 ただ主人である美濃部様の望むままに、徹底的なまでに櫻羽一時を雄として母親の前で貶めるだけ。

 

「ほらほら、気持ちいいのかなぁ? 私の生足でもない、忍装に包まれた足で、パンツ越しにオチンポ踏まれて、感じてるんでしょ!」

「うぐぅっ、うおおっ!!」

 

 一時の反応に気を良くした輝麗がよりサディスティックに彼の股間に足を振り下ろす。時にグリグリと足裏で踏み躙り、かと思えば優しくつま先でくすぐってやり、安心したところでまた強く踏みつける。

 

 それだけで面白いように一時は悶えた。雄失格のマゾ声を響かせた。そしてそれは、輝麗と美濃部の思惑通り彼の母である弓香にもしっかりと届いていた。

 

「ずいぶんと情けないな、アレは」

「…………ッ」

 

 美濃部が煽るように言うと、弓香は先ほどまでの弁護の言葉さえ出さずに黙って瞳を閉じた。閉じたところで、実の息子が女に逸物を踏まれて喘いでいるのは聞こえてしまうと言うのに。

 

「私なら、あんな無様は決して晒さないと言うのにな」

「あっ……!」

 

 そしてそんな彼女の肩を、隣に座る美濃部が掴み自身へと引き寄せるように抱き寄せた。彼の首元に顔を寄せるような態勢になって、慌てて振り解こうとした弓香だがその頼り甲斐のある胸元の感触に抵抗を封じられ、彼の片腕に抱かれたままの状態を許してしまう。

 

 チラリと、弓香がまるで浮気しているのがバレないか心配する人妻のように一時へと視線を送る。その先で、目隠し状態で変わらず輝麗に踏まれて悶える息子を見て、安心したような感覚が彼女の内に広がった。まるで、この愛瀬を続けられる事を喜ぶように。

 

「ふっ……」

 

 その彼女の姿を見て狙い通りだとほくそ笑んだ美濃部が、自身の雌奴隷である輝麗へと合図を送る。もう、終わらせていいぞと。

 

「了解です、美濃部様……♡」

 

 それを受けた輝麗が一時に向けたのとは百八十度違う、心からの親愛の籠った女の笑みを浮かべて返事をする。

 だがその笑みも、一時の方を向く時には元の悪辣な笑顔へと戻っていて、そしてそのまま彼女は主人の命令通りにこの雑魚雄に一回目の終わりを与えるために、今までのお遊びではない本気の責めを開始した。

 

「おおお!!」

 

 輝麗の足の使い方が、ただ逸物を踏みつけて足裏で踏み躙るだけだった単純で拙い物から、男の性感を完璧に熟知して射精させる事に特化した拷問のような蹂躙に変わる。

 

 逸物の全体を忍装の分厚い靴越しとは思えない的確な足裏マッサージで責め立て、その上で快感から痛みに変わるギリギリの領域で踏みつけて、お前は女に踏まれて喜ぶ変態なんだよと刻みつけるのも忘れない。

 

 それは美濃部に雌の悦びを教えられ、あらゆる性技を仕込まれた輝麗にとってこれぐらいの芸当は造作もないのだ。

 

「いいねぇ、いい反応だよ。もしかしてさっきのが、私の本気だと思ってた? そんなわけないでしょ。童貞臭い君みたいな童貞雑魚チンポを、忍装を付けているとは言え私がすぐに射精させられない訳ないじゃん。手加減されてるのもわからないとか、ほーんと……ざ〜こ♡」

「うぐっ……ッッ!!!」

 

 そして最後に雑魚雄のマゾ心をくすぐる煽りを入れれば、一時は呆気なくパンツ下で踏まれた逸物から自分を射精させた彼女の靴裏にもこびり付けない精子を、自身の股間にぶちまけるのだった。

 

「はーい、一発目終わり。んーっ! 余裕だったねー」

 

 精液を放たれたパンツが変色し、それが自身の靴に付く前にサッと足を離した輝麗が一仕事終えたと言うように腕を伸ばす。

 

 いや、彼女にとっては仕事以下の遊びでしかない。輝麗からすれば接点のない少年を雑に射精させただけだ。その少年が本来の歴史では自分に誰かを信じる大切さを思い出させてくれて、もう一度新しい人生を歩むきっかけをくれた相手である事など、美濃部の雌奴隷くノ一としての幸せを掴んだ彼女には知る由もない事だし、知ったとしても何の感慨もなく同じ事をしただろう。

 

 彼女にとって、愛する美濃部に仕えてこの体と培った才能を捧げる事は、どんな未来を歩んだ自分よりも幸せだと胸を張って言える物なのだから。

 

「じゃあ、次は私がしてもいいかな? ちょうど、試してみたい試作機があるんです」

 

 そしてそんな彼女に代わって次に名乗りを挙げたのは、鈴ノ音涼子。彼女は懐から手の平大の筒状の何かを取り出すと、その愛らしい純粋無垢な顔を綻ばせた。

 

「何それ?」

「これは、美濃部様に開発をお願いされていた男性捕虜専門の最新鋭オナホールなんです」

 

 だが紅雪の疑問に答えた彼女が語った内容は、そんな純粋無垢さとは真逆の卑猥な固有名詞。それを嬉々としてパンツに無様射精した一時の逸物に咥えさせようと、涼子は忍装で保護された指先で、それでも彼の精液を付着した部分に触るのは嫌なのか慎重に汚れてない部分を摘んで下半身を露出させた。

 

「えっ……小さっ」

「!!?」

 

 だが露わになった勃起した逸物が、あまりに彼女が想定していた物と違いすぎて、涼子の口から溢れるように自然とその一言が、一時の雄としてのプライドを木っ端微塵に砕くような単語が飛び出した。

 それが嘲笑増し増しの輝麗と違って、悪気のない、本当に思わず口をついて出てしまった言葉であったから、一時にとって先の足踏み以上の心的ダメージを齎した。

 

「全然美濃部様のと違う……ああ、いえ! 別に美濃部様とこんな人を比べようと思ったわけじゃないんです! ただ、私の作った拷問用オナホールの規格に合うか微妙すぎて……一応挿れたオチンポの大きさに応じて自動収縮機能は付けてあるんですが、あまりに小さすぎると取り付けたオチンポの感度を上げる電磁振動波や、内部に溜め込まれた精液の量を赤外線で透視して睾丸に精液が無くなるまで強制射精を続ける効果が十全に発揮されなくなってしまうんです…………うう、後で改良しなくちゃ」

 

 一時の逸物を見て、困ったように周りに事情を説明する彼女はまるで好きな物を他人に解説するオタクのように早口だ。

 それは、彼女は元々雑賀衆の人間、忍具の開発を一手に担う忍びの開発部門のような一族の出の人間だからだ。

 

 彼女はそこで、誰に対しても分け隔てなく接する人当たりの良い少女であった。それでいながら、女の子としての普通の幸せよりも雑賀衆としての忍具開発にかける喜びを選び取って、親の反対を押し切って忍者になる……はずだった。

 

 しかし、この世界では本来よりも早く雑賀衆が経営する工場に魔の手を伸ばした甲賀によって、家の存続を条件に自分から美濃部の元に身を捧げ……結果彼の手で雑賀も親もどうでも良くなるぐらいに快楽堕ちさせられ、自分から父親の工場に火を放った悪女となった。

 

 そしてそんな彼女の今の幸せは、美濃部の望む卑猥で変態的な性具の開発。今のように捕虜拷問用の性具から、自分たちと美濃部の愛瀬のための性具まで。一般人に流布される最先端と言う言葉の十年は先を行く科学技術をフル活用して、そんな最低のセックスグッズを作り出しているのだ。

 

「ありゃりゃ……でも彼って雑魚雄だし、十全な機能なんてむしろない方が丁度いいんじゃない?」

「ええ、こいつ程度にはそれで十分」

「そ、そうかな? 二人が言うなら……やってみますね」

 

 輝麗と紅雪が、困ったような顔をする涼子をフォローするように、それでいてどこまでも一時を馬鹿にした言葉を弓香に対しても聞こえるように言う。

 それに美濃部の胸に体を預ける弓香が確かに反応したのを横目で確認してから、涼子はそそり立つ一時の逸物へとオナホールを挿入させた。

 

「んぐぅぅぅ!!?」

 

 その瞬間、四肢を縛られた一時の全身が跳ね上がった。逸物を包み込む、あり得ないほど柔らかくて温かくて、それでいて肉竿を締め付ける弾力と、擦り刺激するためのイボイボが付いた極上と言う言葉でも足りないオナホに脳が焼かれたのだ。

 

「んっ、しょ……えい、えい……! んぅ……やっぱり全然本来の性能には及ばないみたいです。せっかく作ったのに、オチンポが小さいと快感もまともに感じられない人がいるんですね」

「ふぐうう!! んおおお!!」

 

 涼子が可愛らしいかけ声をあげながらオナホールを上下させる。たったそれだけで腰から先が自分の物でなくなったような感覚を味わうのに、これで本性能には程遠いとは……一時はこの瞬間、不覚にも短小チンポでよかったなんて、雄として最低の安心感を得てしまった。

 

「ふふふ……」

 

 それを、彼を責め立てる涼子に、それを眺める輝麗と紅雪、そして美濃部と……彼に促されて息子の顔を見てしまった弓香に悟られてしまったと気付かずに。

 

「まさか自分が雄として劣っている事を喜ぶとは……ククク、不出来な息子を持ったな」

「………………お恥ずかしいです」

 

 そしてそれを見て、ついに弓香は美濃部の息子を馬鹿にする言葉に同意してしまった。一時が、劣った男だと口に出して認めたのだ。

 

「まさか、一時があんな子に育っていたなんて……」

「育て方を間違えたな。私の子供なら、アレと違って父譲りの巨根を手に入れられのだがな……」

 

 息子の無様に嘆く母親に向けて、美濃部はニヤリと笑いながらわざとらしく自身の和服の締めを緩めた。そうすると、僅かに袴の裾下に覗く褌から彼の一目見て一時と比べるのも烏滸がましいとわかる巨根が、弓香の瞳に焼き付いた。

 

「ぁっ……!」

「どうした? 触ってみたいのか?」

 

 その雄々しさに、雄としての力強さに、思わず目を奪われて魅了されたように釘付けになった弓香の手を、美濃部は導くように自身の褌に隠れた逸物へと持っていく。

 そして、それを抵抗する事なく受け入れた彼女の手の平が、そのままそっと優しく男根を布越しに包み込んだ。

 

「なんて……大きい……」

「自慢の魔羅でね。忍び一の物だと自負している。当然……櫻羽秀時よりも、な」

「……ッ! それ……は……っ!」

 

 美濃部が持ち出した最悪の禁じ手でもある、弓香の亡くなった夫の名。それに動揺して怒りの声を上げようとした彼女は、しかし突然頭を掴まれて美濃部の逸物へと顔を押し込まれ、そこから香る強烈な強い雄の臭いを嗅いだ事で霧散させられた。

 

「よく深呼吸して嗅ぐといい。お前の夫が決して持ち得なかった長さと太さ、そして雌の好む臭いを発する我が魔羅を」

「すぅぅーー! ん、ふぅぅーー!」

 

 夫の事をあれほど愛していた弓香が、驚くほど従順に美濃部の言う通り怒張に鼻を這わせて強く深い深呼吸を繰り返す。その肉の塊から香る女の脳を致命的にダメにする臭いを、もっとたくさん吸い込んで、自分から進んで馬鹿な淫乱女になりたいと言うように。

 

 だがそんな彼女の様子も、当然のことだ。

 なぜなら美濃部鬼道が持つ逸物は女殺しの魔性の魔羅。甲賀の後継として産まれながら、あまりの病弱さに非人道的な人体実験で強制的に甲賀の長に相応しい体に魔改造された彼が後天的に備え付けられた男性器。

 

 それは日本人の成人男性の平均を大きく上回る巨根であるだけでなく、当時の甲賀のマッドサイエンティストたちが開発した女性の最も好むフェロモンを何十倍にも凝縮した臭いを放つようにされているのだ。

 

 全ては、より大きな甲賀の繁栄を望んだ美濃部鬼道の父が、様々な他の里の才ある女を堕として優秀な遺伝子を持った孫が生まれやすくするための采配。言い換えれば、彼が息子である鬼道に何の期待もしていなかった証拠であるのだが……そんな彼は実の息子の誰も予想していなかった躍進を目に止める前に、謎の事故死を遂げて闇に消えた。

 

 そして今、そんな自分の改造された雌殺しの魔羅が狙った女を堕とすのに最大限の効力を発揮しているのを、美濃部は愉快な物を見るように眺めていた。

 そして、満足そうに笑った彼は目線でこちらの様子を伺う少女たちに無言で「もう次に行っていいぞ」と告げる。

 

 それを受けて、オナホで一時を責め立てていた涼子が笑う。先ほどまでの、逸物の大きさが足りないと困った顔をしていた顔から……輝麗がしていたような雑魚雄を徹底的に侮蔑し嘲笑う、美濃部に仕える性悪女の顔へと。

 

「それじゃ、弓香さんはもう見てないし……演技はやめちゃっていいよね」

 

 その意味を、その突然の豹変の理由を、一時が気づくよりも早くその変化は訪れた。

 彼の逸物を包む拷問用オナホール。一時が短小であったが故に十全に効果を発揮していなかったはずのそれが突然、まるでスイッチが今オンになったとばかりに彼の肉棒に吸い付いた。

 

「おおおおおおお!!!」

「本当、忍びの家系の人とは思えないぐらい馬鹿なんですね。美濃部様の雑魚雌くノ一である私が、雑魚雄短小チンポ持ちを想定してオナホールを作れないと本気で思ったんだ? こんな無能を次期当主にしようとしてたなんて、伊賀は衰退するべくして衰退したんだね」

 

 愛らしい顔を卑しく歪ませた涼子から告げられた、残酷な真実。彼女の一時の短小ぶりに困り、焦っていた彼女の姿は全て演技であったと言う事実。

 だがそれについて何か考える余裕は、一時にはない。

 

 気持ちいい。気持ちいい。死ぬほど気持ちいい。それが拷問用オナホールの本気を浴びせられた一時の全て。

 

 自分が短小だからこの極悪オナホの本気を浴びなくて助かったと安心させた表情を、櫻羽弓香に見させて、彼女から息子への感情をマイナスに向けさせる。その仕事を見事果たした涼子は、もう一時個人への関心なんて消え去り、ただ自身が作った試作品の性能を測るモルモットとして彼を見ていた。

 

「3……2……1……うん、時間ぴったり!ちゃんと十秒きっかりで射精させられました!」

「んぐうううう!!」

 

 そしてタイマーを見て、自分の設計通りのタイムで雑魚雄をイカせたオナホールを彼女は嬉々として回収した。その際、たった十秒で精を搾り取られた一時の事を、彼女は一概だにしなかった。

 

 なぜなら鈴ノ音涼子にとっても、櫻羽一時はその程度の存在だから。輝麗と同じく、この世界の彼女にとって彼は、自分が心から愛してその野望の達成を願う主人、美濃部鬼道様が正妻を手に入れるための踏み台。

 

 だから思い入れなんてあるはずもなく、むしろ伊賀なんてゴミ里の無能一般人のくせに、美濃部様に踏み台としての役目を頂いたことをありがたく思って欲しいと本気で思っていた。

 

 涼子にとって大切なのは美濃部様だけ。だから親の工場を燃やしたし、甲賀の工場で自分の娘がそこの当主のチンポを咥えて喘いでいるとも知らずに、娘を思って働く父を嘲笑いながら作業量を倍に増やした。そのどれにも、涼子は心は痛まないどころか主人の役に立てたと幸せになれた。

 

 だから彼女は、もう決して元の彼女には戻らない。戻りたくないのだ。美濃部様に雌の体を支配される悦びを知らなかった、愚かな小娘である自分には。

 

「これで二回。制限時間は……うっ、まだ24分も余ってる」

「ええ? たった六分で二回も雑魚射精したの、この雑魚雄くん? うわぁ、ないわー」

「厳密には、私たちは最初の一分間どうするか悩んでいましたから、実際には五分です」

「手加減してそのペースって、忍びのくせに堪え性無さすぎるでしょ」

「しょうがないですよ、偉大なる美濃部様が率いる甲賀とは比べる価値もない雑魚忍者伊賀の、その一番弱い人なんですから。ゴミで当然です」

 

 時計を見てうんざりしたような声を漏らす紅雪に、輝麗と涼子が一時の早漏れぶりを貶す会話を繰り広げる。それを止める者は誰もおらず、唯一物申せる立場にいる弓香は宿敵の剛直に顔を突っ込んで臭いを嗅ぐのに忙しい。

 

「はぁ……もうほとんど消化試合だろうけど。念の為、徹底的にやっておかないと」

 

 かつて母のように慕っていた弓香の堕ちた姿に、軽蔑ではなく興奮と嬉しさを覚えた紅雪は……一転してそんな彼女の完堕ちを妨げる害虫、弓香の元で共に育った幼馴染であり、そしてそんな関係で結ばれていることすら吐き気を催す一時へと殺意さえこもった侮蔑を向けた。

 

 紅雪はオナホ射精の快感で頭をバグらせて放心する一時に近づくと、彼の耳元にマスクに包まれた口を近づけーー

 

「どんな気分? 幼馴染と母親両方を催眠で奪われて、お父様のハーレムメンバーに雑に射精される寝取られ男になった感想は?」

「ーーーーッ!!? んんっ、んんぐぅぅ!!」

 

 そんな、彼の快楽に犯された精神を最低の寝取られ勃起マゾ男に変える一矢を放ったのだ。

 

「輝麗と涼子が言ってたけど、本当に馬鹿で愚かな雑魚雄。私が一年も前からお父様に毎日学校終わりに呼び出されてセックスしてたこと、結局最後まで気づかなかったんだから」

「!!?」

 

 そして一時にとって、あまりに衝撃的な事実が語られる。幼い時からずっと一緒に兄妹のように育ち、同じ小学校、同じ中学、同じ高校へと入学した紅雪が、一体いつから美濃部の雌奴隷へと堕ちていたと言うのか……一時は本当に欠片も気づかなかったのだ。

 

 そう紅雪は、一年も前から美濃部鬼道に手籠にされ、彼の雌奴隷くノ一の一員となっていた。

 

 数多の忍びの一族を、金と政界への影響力で手中に収めた美濃部が、全ての忍びの一族から見目と才能ある少女を差し出させて作った彼専用のくの一部隊であり、愛人たち。

 

 全員が主人である美濃部鬼道に絶対の忠誠と愛情を誓い、忍びとしての業と子宮の所有権を捧げている。最初に輝麗と涼子が着ていた、卑猥なアメリカンチアガールみたいな服装は、そんな部隊の一員である証。

 

 紅雪は、そんな美濃部鬼道と彼のチンポに心酔する雌になりながら彼に一切気取られる事なくいつも通りの日常を演じていたのだ。

 

「私が毎日必ず決まった時間にトイレに行ってたことは知ってるな。あれはな、トイレでディルドやローターを使ったオナニー動画をお父様に送ってたんだ。私が、学校にいる間もちゃんとお父様の雌奴隷として体を開発しているのを証明するためにな」

 

「体育中、無能なお前は気づかなかったようだが同級生の何人かは勘付いていたぞ? 私がノーパンノーブラで運動しているのをな。最も、流石にその時アナルに挿れていたアナルビーズまでは気づかなかったが。お父様に一週間付けたままにするように命じられて、最終日に十三個もアナルに入ったビーズを抜いてもらうんだ。あれは、気持ちよかったな」

 

「何度か私が外泊した時、あれはお父様の夜伽の相手が私の時だ。お父様のセックスはすごくてな、あんあんなんてレベルじゃなく、んおおおって喘ぐしかない雌牛に変えられてしまう。全身をベッドに押さえ付けられて種付けピストンされるんだ。それも一発二発射精して終わりじゃない。朝まで、すごい時は次の日の夜まで。ずっっっと、チンポを咥えたまま過ごすんだ。もちろん、お父様が尿を催したら子宮で受けとめるぞ。それが雌奴隷くノ一の決まりだ」

 

「そう言えば、今年のお前の誕生日に花をプレゼントしたな。ああ、花なんて貰っても嬉しくないと言っておきながら、自室の花瓶に入れて密かに大事に育てているなんて、寝取られマゾ童貞らしい行動をしていたのは知ってる。あの花、実はあれは私とお父様のおしっこで育てた物だ。品種改良してな、人間の尿でも栄養を賄えるようにした特別性だ。私たちのおしっこで大輪を咲かせた花を大事そうに世話するお前は……最高に滑稽だった」

 

 紅雪の口から語られる数々の寝取られイベント。妹のように思っていた彼女の、自分のすぐ近くで起こっていた陵辱……いや、和姦の記録に、一時の脳は割れそうであった。そしてより彼を苦しめたのは、そんな寝取られ報告をしている間も彼女は決して一時の体に触れなかった事だ。

 

 「正直忍装越しとは言え、こいつの性器とか触りたくないけど」、そう言っていた言葉を実践するように、紅雪は絶対に一時と体が触れ合わないよう細心の注意を払っていた。

 

 それが、より一時の心を惨めにさせる。かつては一緒に手を繋いで帰ったり、大きくなってからも多少の身体的接触は許してくれた彼女が、今では皮膚一枚、忍装と言う分厚い装甲越しでも触れる事を嫌がっていると言う事実。

 

「う゛う゛う゛う゛う゛!!」

 

 なのに、それで股間に熱を感じてしまっている自分がいる。腰をヘコヘコと上下させて、届かない紅雪の体に触れて気持ちよくなろうとしている自分がいる。

 櫻羽一時は、紅雪の狙い通りどこに出しても恥ずかしい寝取られマゾ男の素質を開花させた。

 

 だが美濃部の忠実な雌奴隷くノ一である紅雪は、さらなる悪魔のような仕打ちを一時に浴びせた。

 

「聞こえる? 今あなたの鼻先数センチ真上に何かあるのを感じるでしょう? それ、私のお尻よ」

「!!?!?!?」

 

 紅雪は、自身の体を反転させて、忍装に包まれた下半身を一時の文字通り触れるか触れないかギリギリの所で静止させていた。忍装に包まれていてもわかる美尻を、フリフリと小刻みに動かして、微風を送る。こんなに近いのに、どれだけ頑張っても決して触れることの出来ない寝取られマゾ男へと。

 

「ほら、嗅げる? 忍装に包まれているけど、もしかしたら私の秘所の臭い、感じるかもしれないし」

 

 そう言えば、露骨に一時の鼻腔の穴が大きく拡大した。それを横から見ていた輝麗と涼子が「キモっ」と率直すぎる感想を口にしたが、美少女幼馴染のマン肉の臭いを嗅げるかもしれないと言うチャンスを、脳破壊されてしまった一時は身逃さない。

 

 最も、彼がどれだけ嗅覚を鋭敏化させようが紅雪の雌臭を感じることは不可能だ。忍装とは現代の忍者たちが隠密活動を行うのをサポートするために、現代より十数年進歩した技術で形作られた超科学技術。それが旧型とは言え、本人の体臭を隠せないなんてお粗末すぎる性能をしているわけがない。

 

 なので、必死に無駄な努力をしている一時を紅雪は冷めた目で見つめながら、その決して実らない頑張りに熱を注ぎ、より無様な姿を晒すように最適な煽り言葉を口にして行く。

 

「私がお父様に毎日射精されて、優れた雄の精液を子宮に受け止め、そんな雄に相応しい雌穴に育った私のおまんこ。それが、今あなたの真上にある物」

 

「目隠しされてわからないでしょうけど、ちょうど割れ目の部分があなたの鼻先にある。ああ、どれだけ私の意表を付くように顔を伸ばしても無駄。お前如き無能のブラフに引っかかるわけないでしょう?」

 

「私の両穴、どっちも何度もお父様の魔羅を受け止めたから、実は結構ガバ穴にされてるの。こうしてガニ股の、うんちする時の姿勢になってると、おまんこやケツ穴から汁が垂れてきちゃうの。ほら、今もケツ穴がヒクヒクしてる」

 

「ーーーー!!! ーーーーーーッッ!!!」

 

 ビタン!ビタンビタン!!

 まるでまな板の上で跳ね回る魚のように、全身を大の字で縛られた一時が何とか紅雪のお尻に、それが叶わなくとも体の部位のどこかに触ろうと体を上下にヘコヘコと跳ね上げる。だがそんなもの、プロの忍びである紅雪が当たるようなミスを犯すはずはなく、まるで彼が跳ねるタイミングがわかっているような完璧なタイミングで彼女は僅かに体を浮かせて逃れていた。

 

 そして一時には知り得ない事で今後も一生知ることのない事実だが、紅雪の下半身の穴は別にガバ穴ではなく、何度も性交を重ねているのに驚くほど締まりとキツさを保った極上の雌穴を保っている。

 

 それは全て、美濃部の雌奴隷くノ一となった女子たち全員に施される膣道と肛門への、特殊改造手術の賜物だ。

 それは美濃部鬼道の逸物を、女殺しの最強魔羅へと変えたように、紅雪や輝麗、涼子たちはみんな甲賀の最先端医療でどれだけセックスしてもピラピラのガバ穴にならないよう特殊なホルモンを投与されているのだ。

 

 それを偽って紅雪があんな事を言ったのは、一時みたいな童貞は身近な女の子のおまんこやケツ穴が、我慢する事もできないガバ穴愛液おしっこ垂れ流し状態になっていると思わせた方が興奮すると思ったからだ。

 

 そしてその予想通り、届かない紅雪の体に向けて激しいエアセックスを続ける一時の逸物は、もう射精間近なほどパンパンだ。あとほんのちょっとのきっかけさえあれば、簡単に彼は果てるだろう。

 

 だから彼の三回目の射精を後押しするフィナーレとして、紅雪は自身の目前で美濃部の股間で息を吸うどころか、ついに舌を伸ばして肉棒を味わおうとする弓香を見た。

 

「こんなのがお父様との子供よりも当主に相応しいなんて、まだ言えますか?」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ♡」

 

 脳をフェロモンで発情状態にされた彼女は、脳をドロドロに蕩けさせられても愛娘のような存在である紅雪からの問いに残ってた僅かな理性を使って顔を上げる。そして、全身を忍装で防備した紅雪に覆い被さられ、その下で必死に彼女の体に逸物を届かせようとしている短小童貞息子を見た。

 

 そしてーーーー

 

「無理よ……♡」

 

 そんなたった三文字の降参の言葉と共に、弓香は美濃部の剛直を口に咥え込んだ。

 

「んちゅぅぅ……! ちゅるる、じゅぼおぉ……!」

「クハハハ! ついに堕ちたか!! 息子への愛を断ち切り、目先の快楽を優先するあさましい雌へと堕落したな、櫻羽弓香!!」

「んおおおっ!! ぢゅぼっ、ぢゅぶっ!!」

 

 今まで我慢していた反動か狂ったように肉棒にしゃぶりつき、高笑いしてそんな彼女の姿を嘲笑う美濃部の声さえ耳に入らず、一心不乱に口と舌を動かす弓香。かつて伊賀忍者当主代行であった、雌。

 

「よかった。ついに弓香さんも……お母さんも、お父様の魅力に溺れてくれたんだ」

 

 そしてその変貌を、愛しく眺める紅雪。堕落した母と慕う女性の淫欲任せのひょっとこフェラ顔を、どんな彼女の笑顔よりも幸せそうだと見つめていた。

 

「ああ……どうやら弓香さんは無事お前のような雑魚雄からお父様によって寝取っていただいたぞ。聞こえるか、あのじゅぽじゅぽとなるフェラ音が」

 

 紅雪が、制限時間も三回目の射精も迎えることなく審判による判定負けをした一時を存在価値のなくなったゴミを見るような目で見やる。

 

「お前はこのまま、母親が本気の妊娠懇願をお父様に捧げながら種付けセックスされるところを鑑賞していろ……ゴミクズめ」

「んふぅぅぅぅ!!」

 

 びゅるるるる!!

 

 そして三回目の、櫻羽一時が雄失格寝取られマゾ男に完全に堕ちた事を告げる白濁液が、美濃部鬼道の完全勝利を告げるファンファーレのように高く高く、そして誰にも触れられる事なく地に落ちて行った。

 

 

 

100話達成記念で見たい陵辱系の後日談はどれ?

  • オクトパストラベラー
  • 月が導く異世界道中
  • 龍が如く
  • イリスのアトリエ
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 異世界はスマートフォンと共に。
  • 銀魂
  • 仮面ライダーシリーズ
  • デビルメイクライ
  • ペルソナシリーズ
  • 聖女の魔力は万能です
  • Fate/Samurai Remnant
  • 百錬の覇王と聖約の戦乙女
  • SAO
  • 名探偵コナン
  • ハズレ枠の状態異常スキル
  • 魔法科高校の劣等生
  • ハリー・ポッター
  • 悪役令嬢レベル99
  • 忍の一時
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