100話投稿記念第一弾。
以前投稿した月が導く異世界道中(巴、澪)の後日談の後日談的な話です。
シルヴァリオの後半はもうちょっとだけ待ってください。
クズノハ商会の執務室はこの手の商会の主人が仕事場として使う部屋としては、比較的質素な趣が強い場所であった。壁に立て掛けられた絵画や照明は市井の者たちが使うには縁遠くても、ある程度成功した者ならば手の届きそうな額の物がほとんど。客人との会談のために備え付けられたソファや机は粗悪ではないが、一流の商人が見れば鼻で笑ってしまうほど貧相だ。
だが内装がそれでも、自身の見栄えに力を入れる商人は存在する。むしろ部屋の家具にお金をかけられないからこそ、最低限でも見た目と風格だけは立派に見せようとするのが新人の商売人が最初に始めなくてはいけない仕事である。
ではこの執務室の主人はそう言う商人としての努力をしている人間なのかと言えば、否だ。このクズノハ商会の主である深見真は、最低限の気品のある服を身につけてはいるが全身から滲み出ている平凡さがその服の価値を下げていた。服に着られている、と言うありがちな言葉さえも相応しくないほど彼にその服は見合っていないのだ。
覇気の感じられない顔。それを取り繕う気も欠片もないであろう締まりのない表情。そしてイケメンともブサイクとも言えない、平々凡々を形にした顔立ち。無害と言えば聞こえはいいが、要はモブ顔に近い商会主たる彼を見れば誰もがこのクズノハ商会の未来を不安視するだろう。
商売人にとって取引先に舐められないために何よりも大切にすべき『見栄』。それが一切感じられないどころか、取り繕う気もない彼の姿はそれだけでマイナスだ。
たとえその彼が、実際は魔王さえも恐れ慄く身体能力と魔力を持っていたとしても、第一人称が大切なビジネスの世界において見えないステータスに価値はないのだ。
だが、それは過去の話だ。
クズノハ商会創設者であり、『最低下劣の男』、『唾棄すべき女の敵』と呼ばれた前商会主はすでにこの世にはいない。愚かにも自分の実力を見誤り、連れの女たちを盾にして逃げた末に、魔物に喰い殺されたのだから。
以上の噂が広まってすぐにクズノハ商会の信用は地に落ちた。有用な商品の多くを扱っている他に変えの効かない優れた商会ではあったが。流石に女性を、それも息を呑むほど美しい絶世の美女二人を奴隷のように扱っている男が経営していたとあっては、誰もが二の足を踏んで商品を買おうとはしなかった。
そんな絶賛潰れるまで秒読みであった商会主を文字通り亡くしたクズノハ商会を救ったのは、なんとそのクズ男から美女たちを救った勇者、岩橋智樹であった。
彼は自分からクズノハ商会の新たな商会主になると宣言し、商会の名をイワハシ商会に改名。クズ男の悪名を、それを暴いた勇者自らが塗り潰したのだ。
それは、悪名からせっかくの優れた道具を買う事が出来ずに困っていた人々にとってまさに勇者の行いであった。誰もが智樹の行いを賛美し、またつい最近彼と婚約した二人の美女もまたキスの雨を夫へと送って褒め称えた。
だから誰もが、クズノハ商会が元々保有していた莫大な資金や道具の概念を大きくブレイクスルーするであろうアイテムの数々を独占すると言う、あからさますぎる智樹の裏の思惑を指摘する事はなかったのだ。
そして今。かつてのクズノハ商会執務室、今ではイワハシ商会大執務室と銘打たれたそこは各国から取り寄せた芸術品で埋め尽くされていた。
リミア王国の宮殿で使われていた机やソファ、絵画の数々。
グリトニア帝国が保有していた最新鋭の鎧や武器。
アイオン王国に居を構える一流の機織り職人によって作られたカーペットやカーテン。
ローレル連邦を統一する巫女が『実際』に着ていた巫女服。
そんな、いくら金を積んでも買えるはずのないような稀少品たちが当たり前のようにその部屋には無作為に陳列されているのだ。
そしてその部屋の中心、商会主が座るべき執務机の前にある本物のグリトニア帝国の玉座に座る岩橋智樹は、ニヤニヤと気持ちの悪い笑みを浮かべながら露出した下半身を妻たちに世話させていた。
「ちゅっ、じゅるるっ♡ んっ、ご主人様♡ ぢゅずっ、じゅぅぅぅ……♡」
「あっ、んんっ……♡ 好き、大好きです、旦那様ぁ♡ ちゅぅぅぅ……っ♡」
ただでさえ豪華な装束品に包まれて、いっそ下品とさえ言える華美さを誇る部屋の中で、それでも一番の美として存在する二人の女神。
それは、美しいという言葉でさえ足りないほどの美を模った現世に降臨した太陽と月の女神であった。透き通った川のせせらぎよりも美しく映える水色の長髪と、どんな一級品の黒曜石でも敵わないような肩口で揃えられた黒髪。その麗しの髪糸から覗く相貌は、この世のどんな女性よりも、それこそ女神にも比すると誰もが確信してしまうほどに整っている。
最高級カラットのルビーよりも美しい赤色の瞳と、妖艶と言う言葉に形を与えたような黒色の瞳が艶かしく愛する夫へと視線を送り、蠱惑的な二つの唇が一つのそそり立つ怒張へと接吻を交わす。
雄の醜い肉の塊。血管が浮き出るほど硬く勃起したその怒張が、彼女たちの口と触れ合っていると言うだけでまるで神聖な物のように輝いて見えるほどに、二人の女神は存在するだけで世界の見え方を変えていた。
そんな彼女たちの名を、カーマとリリス。旧名を巴と澪と、彼女たちにとって忌々しいクズ男から呼ばれていた、岩橋智樹によって救われた二人だ。
そして今では、愛する男と結ばれて毎日昼夜構わず愛し合う夫婦となった世界一幸せな女性。
「よしよし、今日も気持ち良いぞ二人とも」
「「――――ッ♡」」
世界の方が彼女たちに恋をして、彩りを豊かにしている。そう言っても過言ではないような二人の美女の頭を、智樹がまるで犬猫にするように雑に撫でる。彼女たちの完璧に整えられていた艶髪が乱れ、しかしその行いに対して二人の雌は嬉しそうに瞳と頬を愛情で赤くしながら震えた。
トロリと、彼女たちの着物から覗く肉付きの良い太ももから粘ついた液体が滴り落ちる。強い雌の匂いを香らせる本気汁。ただ頭を撫でられただけでそんな卑猥な液体を分泌できる程に愛の奴隷となった二人は、より強い愛情を示すように智樹の逸物へと唇と舌を這わすのだ。
「はむじゅるるっ……じゅるるっ、んふぅっ♡」
カーマの口が智樹の亀頭を咥え込み、舌で尿口を愛撫しながら喉奥まで飲み込んだ。人の姿形をしていようと、本質は竜である彼女は窒息の概念なんてないと言うように頬裏で肉棒を締め付け、下品なひょっとこ顔をしながら頭を上下に振って奉仕する。
「あむぅっ♡ ちゅろろっ、れろっ、ちゅるぅっ♡」
リリスの口が肉棒の根本の裏側、智樹の肛門へと口付ける。男の汚い排泄物を出す穴に、恋する乙女の顔で舌を入れてヌメヌメと動かし直腸壁を舐めとる姿は、無様なはずなのに人間離れした容姿のおかげか不思議な美しささえある。
「うおっ、ぉっ……! ああ、いい……そこっ……うっ、ふぅ……っ!」
そして極上の美女二人に献身的な奉仕をされる件の勇者は、100年の恋さえ醒めるような気持ちの悪い声を出しながら肉棒と肛門の快楽に酔っていた。
女たちに世話をさせながら、自分からは一切能動的な行動を起こす気はない智樹の姿は、座る玉座の椅子の風格もあってまるで王のようだ。もっとも、王は王でも前置詞に無能が付くタイプだろうが。
「んふっ♡ ちゅぱっ、あっ……もっと気持ちよくさせましょう、ご主人様♡」
「どうか、旦那様を心より愛する私たちの愛を、もっと受け取ってください♡」
その声を聞いた二人は、智樹の妻としてより相応しくなった豊満な胸で左右から肉棒を挟み込んだ。カーマの元から大きかったデカ乳はより柔らかさと膨らみを増し、リリスの貞淑だった胸はカーマに負けず劣らずの乳袋へと変化した。
そんな雄を喜ばせる性器となった二つの美しい双丘の間に、グロテスクな男根がむぎゅうっと先端まで包み込まれる。
「ああ、実に熱いですご主人様♡ 相も変わらず雄々しくて、強靭な魔羅。このカーマ、ご主人様の熱を胸で感じるだけで愛情が無限に高まって……んっ、イッてしまいそうです♡」
「はぁ、はぁ……♡ いけません、旦那様。私、旦那様の魔羅を胸で感じているだけで下腹部が興奮しています♡ 子宮が、そこの主人である旦那様を求めてしまいます……♡」
亀頭から根本まで、乳肉の中に埋まった智樹の分身が二人の熱気の籠った賞賛にビクンと跳ねて先走り汁がドロリと垂れた。それは彼女たちの何百カラットの宝石でも比べ物にならないような至極の乳房へと伝い、柔肌に粒のように浮かんでいた汗滴と混じって二人の女体美をより卑猥に彩って行く。
「ふふ、ご主人様も喜んでいただけているようで。では、パイズリを始めさせてもらいまする」
「どうか心良くまで、私たちの胸を堪能してください旦那様……んっ、ふぅっ♡」
そして智樹の興奮に応えるように、カーマとリリスは自身のたわわに育った胸を上下に扱き始める。その瞬間に智樹の肉棒に訪れるのは、腰が砕け、下半身が蕩けてしまったのではと思うほどの快楽。
「あっ、ぁぁあ〜〜っ!」
「ふっ、ふっ……! どうです、儂のパイズリは? いつでも射精してよろしいのですぞ」
「我慢は体に毒。旦那様は好きな時に果てて、私たちを白く染め上げてください。それが、あなたの妻の望みです」
柔らかく、それでいて適度な弾力を併せ持った二人の胸。それが手の力で形を変えながら、敏感な部分を優しく圧迫する。時に亀頭へと乳首を擦り付け、時に四つの乳房で全方位から包み込むように肉竿を締め付ける。
その全てが、心からの愛情に満ちている。智樹が最も気持ちよくなれる力加減を熟知していて。それはつまり、それだけ二人が何度もこの行為を繰り返して学習していった証。
「んっ、はぁぁっ……♡」
「あっ、んはぁぁっ……♡」
「うおっ!?」
そして智樹の性感帯を彼以上に理解し尽くしている二人は、胸間から僅かに覗く怒張の先端へと口内で溜めた熱い吐息を吹きかける。
むわぁっと亀頭を包み込む、絶世の美女二人の発情息に智樹が快感の呻き声を漏らし、肉棒が一際強く跳ね上がる。それを見てより瞳の熱を強くした二人の雌が吐息の中に喘ぎ声を混ぜながら熱い息を股間へと送って行く。
「んっ……あっ……はぁん♡ ぁっ、ぁっ……んぁあっ……♡」
「あふっ……んんっ♡ はぁっ……あっ、ひぅっ……♡」
二人の胸肉は止まることなく智樹の肉棒を摩擦し、尿口から漏れた我慢汁が胸の上下運動に巻き込まれてぐちゅぐちゅと卑猥な水音を響かせる。そしてその淫音を鳴らす二人の妻は、その美貌を紅潮させて潤んだ瞳で智樹を上目遣いに片時と離さず見つめ続けているのだ。
その全ての要素が、チート能力以外何の価値も才能もない岩橋智樹を射精に導くスパイスとなる。男根の芯が熱を持ち、女を孕ませるための子種を精製して解き放つ準備を完了させるのだ。
「射精すぞ! 顔で受け止めろ!」
「「はい、ご主人様(旦那様)♡」」
何の苦労も好感度稼ぎもせず、チート能力で無理矢理物にした二人の極上の美女によるパイズリに耐えきれず、智樹は四つの乳房の中に欲望を解放した。
ぶちゃっ、びちゃっ!と亀頭から吐き出された粘ついた精液の塊が、そのままカーマとリリスの乳肉へとぶちまけられる。二人の綺麗なクリーム色の艶肌が性根の浅い小物の精液で白く染め上げられ、谷間にたぷたぷとザーメンプールが形成された。
「んっ、はぁぁっ……♡ なんと芳しい香りでしょう。天にも昇る心地とはまさしくこの事。ご主人様の子種を鼻から吸い込むだけで、儂の子宮が震えて……んんっ! 申し訳ござらぬ、ご主人様……イッて、しまいました……♡」
「ちゅっ、ちゅぷっ♡ ぁっ……ああっ……♡ 旦那様の子種汁! 何度口にしてもたまりません……っ! 粘っこくて、頬裏や喉肉に絡みついて、私のような雌を絶対に孕ませると言う気概に満ちた精子! 幸せすぎて、イッ、イクッ……♡」
カーマとリリス、二人の股座から興奮液が迸り、智樹の拘り故に下着を身につけていない彼女たちの着物の裏側を濡らす。最高級素材と最上級の職人の技術を持って織られた着物に、もう二度と決して取れないような淫汁と雌臭がこびり着く。
だがそんな些細な事など生涯の主人であり、これより何百と産まれる自分たちの子供の父親となる男の妻となったカーマとリリスは頓着しない。むしろ愛する主人の精液で感じて濡らしてしまったなら、着物も本望だろうと信じている。
「ちろちろ……ご主人様♡♡」
「ちゅるる……旦那様♡♡」
「クク、ははは……っ! やっぱり何度味わっても最高だよ、二人とも」
そしてお互いのおっぱいに挟まれた肉棒を中心としたザーメンプールへと舌を伸ばした二人が、そのまま智樹に見せ付けるように音を鳴らしながら粘液を啜り飲んで行く。
この箱庭の如き世界において、間違いなく最上級と呼べる容姿と力を持つカーマ(無敵の蜃)とリリス(災害の黒蜘蛛)が、『チャーム』の魔眼一つでエロゲハーレム要因のヒロインのように堕ちて自身に奉仕していると言う現実。
それに早くも二射目の準備体勢に入り始めた己の分身に、智樹が満足気な悪どい笑みを浮かべながら自身とカーマたち以外の第三者へと目を向けた。
「なあ、お前も欲しいだろ?――――『竜殺し』のソフィア=ブルガさん?」
「あっ、くぅっ……! 私は、そんな……もの……っ!」
執務室の床に豪華に引かれた特注のカーペットの上。そこに、智樹が二人の妻に肉棒の奉仕をさせている間ずっと放置されていた戦乙女の如き美しい女戦士、ソフィアはいた。白銀の髪に赤のメッシュを入れた整った顔立ちをした彼女は、常に見せていた好戦的な雰囲気は影も形もなく、金色に輝く瞳を潤ませ、頬を生娘のように赤く紅潮させて悶えていた。
その身には、一切の衣服や装飾の類が身につけられておらず、彼女の戦士として引き締まった体付きも、その獰猛な精神性に反して非常にグラマラスな女体美も、全てが智樹の前に曝け出されている。
「そう強がっても、体は正直みたいだな。せっかくの高級カーペットが台無しだ」
「ううっ……うる、さい……っ!」
智樹の前でガニ股で両手を頭の後ろに組んだ屈服服従ポーズを晒すソフィアの股下には、彼女の蜜壺から滴った愛液が大量に染み込んでおねしょした跡のようなシミがカーペットに出来ている。
それを指摘されて顔を真っ赤にするソフィアだが、その表情には恥ずかしさはあれど智樹への怒りや憎しみの色が存在していない。まるで、彼にそういう類の負の感情を向ける事が女神の意思で封じられているかのように。
「そんな事言って……俺のことが好きなんだろ?」
「あっ……♡」
そしてそれは正しい。ソフィアもまた、智樹の肉棒に舌を這わせて彼の子種を咀飲している二人のように、すでに女神から与えられた『チャーム』のチート能力によって心を犯されている。
本来の正史ならば、かつて巴と澪と名乗っていた二人と同じく『チャーム』の力など欠片も効かなかった彼女だが……この世界線では女神が気まぐれでチート能力の力を強めてしまった。
ただそれだけの、しかし女神の箱庭で生きる者たちにとってあまりにも残酷な神の戯れで、ソフィアは自分の信念も培ってきた実力も鑑みる気のない男の手に堕ちたのだ。
それを証明するように、ニヤニヤとした下衆な笑みと共に放たれた智樹の勘違いしたナルシストのような言葉に、ソフィアはまるで本心を見抜かれた乙女のように顔を逸らした。その瞳の奥に、『チャーム』の力が宿った智樹の紫の眼の輝きを焼き付けながら。
智樹がソフィアを『チャーム』の魔眼で支配したのは、偶然の産物に近かった。かつての巴と澪のように、街の中で歩いていたあまりにも人目を引く美貌と雰囲気を持った彼女を智樹が見初めたのが発端だ。
カーマやリリスのような超越的な美とは違う、野生味が溢れた、人間の範疇に収まる美女であるソフィア。だがそれは決して彼女たちに劣る事を意味しない。
むしろカーマやリリスにもない褐色肌の彼女のエキゾチックな魅力は、智樹の雄を刺激する色気を持っていた。
だから勇者と呼ぶのも憚れるような性根の少年は、かつての巴のように智樹の誘いを袖にしようとしたソフィアを強化された『チャーム』の力で無理矢理従わせたのだ。その心に、強烈な自分への好意を根付かせて。
こうして、本来の史実ではこの先の戦場で智樹と彼のハーレムメンバーたちを単騎で蹂躙して下すはずだったソフィアは、本来なら片手間で軽くいなせるはずの男に戦う事なく屈服のポーズを取らされる醜態を晒す事になった。
「しょうがないな。おい、素直になれないあの雌のために、俺のどこが好きかを語ってみせてくれよ二人とも」
そして一目惚れした智樹の頼みならと、彼の前で服を脱いで恥部を見せ付けるような姿勢で『待て』の体勢を取りながらも、肝心な男性器を咥えることにはまだ抵抗があるらしいソフィアを懐柔するために、智樹は自身の精液を全て舐め終えた妻たちへと命令した。
その言葉に、カーマとリリスの瞳奥にハートが瞬き、二人ともがまるでソフィアへと夫の偉大さを見せ付けるように彼にしなだれかかりながら、智樹の望む言葉を口にする。
「ああ、ご主人様のどこが好きかなんて……そんなの多すぎますが……このカーマ、ご主人様がお望みならいくらでも語ってあげます♡」
ちゅっ、と智樹の唇にリップ音を響かせたカーマが、そのまま愛する男の頬に手をやると火傷しそうなほど熱の籠った瞳で彼を見つめた。
「まずは言うまでもなく、そのお顔。とても整った芸術品のようなご主人様の相貌です。ああ、なんと男らしく勇ましいお顔なんでしょう♡ 見ているだけで、儂たちのような雌は胸と子宮を高鳴らせてしまいます♡」
お互いの吐息がかかってしまうほどの近距離で、カーマは訥々と聞く側の方が赤面してしまいそうな賛辞の言葉を口にする。確かに優れた顔立ちをしている智樹ではあるが、それでも絶世の美女であるカーマからすれば月とスッポン程の違いがあると言うのに。彼女はまるで、智樹の方が自分などより何倍も優れていると言わんばかりに彼の容姿を褒め立てるのだ。
「この白銀に輝く艶髪……儂が生涯で見てきたどんな生命よりも、ご主人様という偉大な男に似合っています。むしろ、白銀という色はご主人様のために生まれたと言っても過言ではないのでしょう♡」
そしてカーマの指先が智樹の髪の毛の一房を優しく梳きながら過言にすぎる言葉を囁く。
カーマは何度も言うが、正体は『無敵の蜃』とまで呼ばれ畏れ崇められた太古の竜の一柱だ。その齢は数百、数千なんて言葉では足りない。それこそ世界に命と言う概念が生まれたのとほとんど時を同じくして生きている。そんな彼女が言う今まで見てきた者の中で一番と言うありがちな褒め言葉は、短命の人間が言うそれとは言葉の重みが違うのだ。
「そしてこの異なる色彩を湛えた両眼。アメシストとサファイアの輝きを取り込んだような瞳に見つめられれば、世の女性はみなご主人様の虜になってしまいます。もちろん、このカーマも……魂まで魅了されてしまいました♡」
カーマの爬虫類のように伸びた舌が、智樹の頬をべろぉ♡と舐めながら熱い眼差しを瞳に向ける。そうすれば岩橋智樹と言う少年が持つ『チャーム』のチート能力を宿した魔眼によって、恋心を焼かれながら無限に好感度を高められるのだ。
その快感と悦びに、カーマは自身が魅了されているとわかっていながら甘んじてそのチャームの力を全身全霊で甘受する。自分に運命の男が誰なのかを教えてくれた女神の力に溺れるのだ。
「では、お次はこのリリスが……んっ、旦那様のお顔はもちろん素晴らしいですが、他にも……この勇ましい体。指先一つに至るまで、勇者として完成された男性としての最上美♡」
さらにそこにリリスが智樹の胸に手を置いて、そこで起立する男性乳首を指先で愛撫しながら装飾過多な言葉を紡ぐ。爪を立てないよう、指腹で優しくこねくり回す。智樹の胸の性感帯を理解し尽くした手つき。
言わずもがな、勇者として女神に遣わされた智樹の体付きは確かに一般の市民たちよりは優れている。
しかしそれは、本来の岩橋智樹がとある日本人の人気男性モデルのビジュアルをコピーして得た仮初の物。他人が日々ケアを欠かさず、笑顔の裏で必死に磨いて得た肉体美を何の苦労もなく厚顔無恥に奪い去った産物なのだ。
そしてそれも、日本人の枠組みで見れば優れた体付きではあるが異世界の価値観から見ればありふれた中の下ほどのプロポーションだ。智樹が模倣したモデル並みの体格と筋肉を持つ男性なんて冒険者の中には大勢いるし、それ以上に優れた肉体美を磨いた男だって当然いる。
だがそんな事実は、彼に『チャーム』によって魅了され、智樹以外の男など文字通り塵にしか見えなくなってしまったリリスには関係ない。かつて心から愛した主人さえも何の躊躇もなく殺した彼女の精神は、智樹の一挙手一投足に好感度を高めるチョロインに成り果てているのだから。
「引き締まった胸の筋肉、愛らしい乳輪。手の平は剣を握り魔物を討ち倒す頼り甲斐さに満ちていて、同時に女性を恋させてしまうだけの抱擁力に溢れています♡」
ちゅっ、じゅぷっ、とリリスが智樹の手を取りその指を口に咥えて舐めしゃぶる。一本一本、親指から小指に指の隙間まで念入りに。
あっという間に自身の唾液塗れになる少年の指先に陶酔した目を向けながら、リリスは自身の長くしなやかな脚を妖艶に智樹の片足に絡みつかせた。
「そしてこの思わず目前に跪いて、その御御足の汚れを舐め取ってあげたくなる下半身。こんな素敵な脚を見てしまえば、Mの気がない女性も、旦那様に踏まれたくて仕方なくなりますわ」
――――ね、そうでしょ?
「……っ、ぁっ……!」
そう流し目でソフィアに視線を向けたリリスに、彼女は否定する事も頷く事も出来ずに智樹の足裏に目を奪われるしかなくて。だが股間から太い糸を引いて溢れる淫液が、彼女の本音を語っていた。
想像してしまったのだ。今では何千と言う魔物を屠り、伝説にのみ語られるような上位竜さえも真っ向から討ち倒した自分が、あんな容姿だけは最高に好みでかっこいいけど明らかに自分より圧倒的に格下な少年に頭を踏みつけられる瞬間を。
「――――っっ、イッ!!」
それが、言葉ではとても言い表せないほど甘美な快感を脳に送り届けてくれたから。ソフィアはガニ股姿勢のまま体を仰け反らせてぶしゅっっ♡ と今までの自分を否定するマゾアクメを決めてしまったのだ。
「ふふふ……♡」
それを見て、妖しく嗤う二人の絶世の美女。紅い瞳と琥珀の瞳を瞬かせて戦乙女を堕落させんとする彼女たちの姿は、どんな教会の宗教画に書かれた悪魔の姿より悪魔らしい。淫魔の語源に相応しい姿だ。
「そして――――」
「ええ、そして――――」
腰をヘコヘコと震わせて想像イキの余韻に浸かっている最強の女性冒険者。その哀れな末路を嘲笑いながら、二人の悪辣なる勇者の妻はそっとその指先を夫の肉棒へと置いた。
「この世界一雄々しい肉槍。これこそ、ご主人様の偉大さと強靭さを最も象徴する勇者の聖剣。儂を完膚なきまでに負かして、ご主人様の子孫を産むしか価値のない雌蜥蜴であるとわからせてくれた魔羅じゃ♡」
「これにかかればどんな神話生物も、そこに雌と言う性別があるのならば平伏するしか御座いません。『無敵の蜃』? 『災害の黒蜘蛛』? ああ、旦那様の魔羅にかかればそんなもの――――ざ・こ♡ でしかありませんでしたもの♡」
男根の先端を人差し指で左右からくすぐるように弄りながら、かつて人間たちはおろか魔人からさえも畏れられた二匹の超越生物は、心から誇らし気に過去の自分を侮蔑し、平均的長さしか持たない智樹の肉棒を褒め称えた。
その様の、なんと清々しい堕ちようだろう。誰がどう見ても二人は智樹に心酔していて、そしてそれはこの箱庭を作った女神から見ても同じ。
彼女が強化した『チャーム』の力を、あまりにも智樹が何度も重ね掛けしてしまったために、二人の魂は完全に変貌してしまっていた。女神の目には、カーマとリリスの姿は智樹の眷属のように映っただろう。それも死んでも絶対に切れることのない、永遠の主従契約を交わした神と生贄の関係に。
「そう言うことだ。お前も、これで俺の素晴らしさがわかっただろう? 大人しくその卑猥にひくつくまんこを広げて見せたら、俺の女として死ぬまで飼ってやるよ」
「――――っっ♡♡」
二人の極上の雌を両脇に侍らせながら最低の勇者が、抵抗できない雌に上から目線で慈悲を与える。そんな屈辱でしかない行いに、ソフィアの心は感じたことのないような感情の震えに悶えてしまう。これが愛なのだと、『チャーム』で洗脳された彼女は愚かにも勘違いしてしまうのだ。
「どうやら、未だ素直になれない様子。それなら、ご主人様の正妻たる儂らが導いてやるのも一興でしょう」
「なっ、あぐっ!」
それでも肝心の完堕ちチンポ懇願セリフを吐かない強情なソフィアに、いつの間にか移動したのかカーマが後ろから羽交締めしながら共に床へと倒れ込む。
カーマが下で、ソフィアが上に。露出させた臀部を智樹に対して見せつけるように縦に並ばせる体勢で。
「ええ、私たちが至近距離で旦那様と愛し合う姿を見れば、きっとあなたもすぐに愛して欲しくて堪らなくなるでしょう」
さらに仰向けの体勢でカーマに拘束されているソフィアの上に、リリスが重なり合うように覆い被さる。そうすれば智樹の前に広がるのは、上から白、褐色、クリーム色と異なる美尻と、ヒクヒクと雄を求めて揺れる三つの美しい女陰のタワー。
そのあまりの破壊力ある雄が思い描く桃源郷その物の光景に、智樹の肉棒がビキリと硬さを増した。そしてその持ち主たる勇者、岩橋智樹の顔は千年の恋さえも冷めるような醜い興奮顔を晒していて……だが永遠の愛を胸に抱かされたカーマとリリス、そしてこれから抱くようになるソフィアの熱が冷めるような事は決してない。
「さあどうぞ、ご主人様。儂らの勇者様専用まんこを、偉大な主人のデカ魔羅で満たしてくだされ」
「私たちは旦那様の卑しい愛の奴隷。旦那様の寵愛無くしては生きていけない浅ましい雌なんです。ですからどうか、この女陰に旦那様の子種をお恵みください」
「はぁ、はぁ……ああ……っ♡」
ソフィアの濡れた蜜壺を両側からサンドイッチするようにして、カーマとリリスの芸術的な縦筋が上下からぴたりと貝合わせに重ねられる。ヒクヒクと卑猥に揺れ動く膣口からは、ドロリとした粘度の高い興奮液が垂れ落ちてまだ男を知らないソフィアの陰口を熱く塗装して行く。
そんな得上級のおまんこサンドイッチを目前にして、下半身で物を考える智樹が我慢なんて出来るはずもない。本能のままに執務椅子から立ち上がってカーペットの上に重なり合う女たちに近づいた勇者は、その怒張を勢いよく自分を求めて開閉を繰り返す膣口に突き刺した。
「あ、あああ……っ♡ おかえりなさいませ、旦那様ぁ♡ あなただけのリリスの子宮は、愛する旦那様のお帰りをずっと待ち望んでいたした♡」
智樹が最初に突き刺したのは、一番上に陣取っていたリリスの美まんこ。何度使い倒しても変わらないキツさと、まるで蛸の吸盤のようにチンポに吸い付く肉襞を持った、まさしく雄に射精させるために存在しているような極上の雌穴。
それは入って来た智樹の肉棒を貪欲に締め付け、彼の亀頭を子宮口が包み込む事でよりその快感を底上げする。自身の敏感なところを全て熟知した収縮を繰り返す、文字通り自分専用の雌穴となったリリスの蜜壺に挿入しただけで射精したくなる至福を感じながら、智樹は激しく腰を打ち付けた。
「んああぁぁっ♡ 子宮が、旦那様の魔羅で押し上げられていますっ! おお゛お゛ッ! イギ、イギますっ! 旦那様に愛されて、雑魚まんこになってしまった私の膣が歓喜で震えてしまいますっっ!」
肉棒を根本まで突き刺すために力強く握ったリリスの艶尻がぶるりと震えて、結合部からだらだらと愛液が溢れ出す。ただ数回小突いただけでここまで容易く絶頂するようになったかつて他人の女だった美女の姿は、智樹の雄としての自尊心を激しく高める。
掴んだ尻肉を自身の手形が残るほど強く鷲掴み、智樹はより強く、より早く、名前さえも自分の色に染め上げた女の膣奥を攻め立てた。
「んお゛ッ♡ あっ、あ゛〜〜ッ♡♡ そんなに、んひっ、激しく腰を振られると、んあっ♡ イッ、イクのが止まらなく、ぁっ、ぁ゛っ、ッッ〜〜♡♡」
「そうだ、お前はただ俺のチンポを締め付けて、子種を吸い出す事だけを考えて喘いでいればいいんだ、この雌蜘蛛が!」
「――――っ♡♡ そ、そんな優しいお言葉をかけてくれるなんて……! 旦那様はやはり、世界一素敵な殿方でいらっしゃいます♡ ぁっ、ぁああああーーーーッッ!!」
乙女らしい恋心と淫魔のような愛欲が混ざった嬌声を上げながら、黒髪の麗人は二人の美女の上で幸せアクメをキメる。隷属する悦びに魂まで染め上げられた雌にとって嬉しすぎる夫の言葉は、聞くだけでリリスの雌を燃え上がらせ、彼女の岩橋智樹としての妻と言うアイデンティティを満たしてくれる。
そしてそんな最高の幸せと快楽に浸かる雌の姿を、ソフィアは間近で見ていた。一流の冒険者である彼女は、男女の性交を見るのは決して初めてではない。
命のやり取りを日夜行う冒険者はそれだけ性欲も旺盛な者が多い。それは戦いの興奮と、種を残さなければと言う生物としての本能が交じり合った結果であろうと、ソフィアは考えていたし、彼女も好みではないがそうやって性欲を解消する連中の事を見下してはいなかった。
だがこれは違う。戦いの高揚を晴らすためだとか、命の危機に反して子孫を残そうとか言う理由のためでは決してない。ただ気持ちよくなりたい。快楽に溺れていたい。そんなあさましい、ソフィアが唾棄するような軟弱な考えに基づく行為。
「あっ、ああっ……!!」
なのに、目が離せない。それどころか、自分も欲しいと繋がり合う男と女の結合部に女陰を押し付けようと腰を浮かしてしまう。発情してびしょびしょに濡れた陰部に、私もあの雄々しい肉槍を擦り付けて欲しいと女の本能が願っていた。
「こらこら、順番は守る物でござるよ」
だがそれを、自身を未だ羽交締めにするカーマが止めた。巧みに脚を動かして、勇者の性器に触れようとしていた腰をガッツリとホールドされる。それは上級竜を殺して名実共に人間の中で最上級の力を持つ事を証明したソフィアでさえ振り解けないほど力強く、だが目先の性欲に支配された彼女は本来なら驚くべきその事実さえも気にならない。
「あ゛っ♡ あ゛ぁぁ〜〜〜〜♡♡ 感じます! 旦那様の魔羅から熱い物が、私の膣襞を塗りたくって行くのを! ふあっ、んぃぃぃっ! もっと、もっと私の膣中を旦那様のエキスで塗り潰してください! 旦那様の伴侶として生まれた私に、夫の精液を子袋で温める幸せを、もっと感じさせてください!!」
ソフィアの耳を突く、あらゆる王族の姫や社交界の華と呼ばれた淑女を見て来た彼女の審美眼をしても、最上と言っていい美女の口から漏れる勇者の子種を求める艶声。
今頃この女性の膣中は、亀頭から漏れたカウパー汁でぬちゃぬちゃに塗装され、もうすぐ放たれる子種汁を搾り取る準備を終えているのだろうと、声だけでわかってしまう。
そしてそう時はおかず、その時は来た。
「ほら、射精すぞ! ありがたく、感謝しながら受け止めろ!」
「ぉっおおおおあああーーーーっ♡♡ ありがとうございます、旦那様ぁぁッッ!!!」
ブルリと震えた智樹が力強く腰をリリスの尻に打ち付ける。瞬間、一際高く鳴り響く美しい女性の歓喜の声とびゅるるるるっなんて音が聞こえて来そうなほど強く吐き出された精液が、重なり合った下腹部越しにソフィアの胎に感じられた。
「ーーーーっっ!」
その熱に、自分の事ではないのに、まるで自分が膣中出しされたような気持ち良さを感じてソフィアの膣から潮が吹く。彼女の子宮が、このザーメンを自分も注いでもらって受精したいと下りて来る。
「んっ……はぁぁっ♡ 素晴らしい膣中出しでした、旦那様♡ この精液、一滴も無駄には致しません……子宮内に留めた子種は全て私の体に吸収させてもらいます♡」
心底から悦楽に染まった顔と声で、リリスが夫へと膣中射精後の感謝を告げる。そうしている間にも繋がり合った性器同士の内側では、子宮に収まりきらなかった分の精液が膣襞を逆流しながら彼女の肉襞にこびり着き、それをより浸透させるように小刻みに智樹が肉棒を動かす。
じゅぽっと、ようやく智樹が精液が漏れないように塞いでいたチンポ蓋を抜き取った時、リリスの膣道は真っ白い粘着液でみっちりとコーティングされていた。
「さて、それじゃあ次は……」
そしてマーキングを終えた美女の事後の姿に浸かる事もなく、まだ残る二人の極上の雌穴を目にして固さを取り戻した肉棒の次の矢先を探す智樹。
それに、ソフィアは咄嗟に膣穴を誇示するように突き出していた。重なっていたリリスの膣穴から垂れた彼女の淫液と自身が生成した発情液でトッピングされた初物雌まんこを、この今日会ったばかりの自分の生涯の夫に捧げようと肉穴を広げていた。
だが――――
「ああっ……! ありがとうございます、ご主人様♡ このカーマを次なる子作りセックスの相手に選んでくれた事、感謝してもし足りないほど愛情が高まりを覚えてしまいます♡」
智樹が次のチンポケースに選んだのは、自身を羽交締めにするカーマであった。何十、何百と体を重ねて今では智樹専用へと開拓された彼女のトロトロに蕩けた雌穴に、剛直が媚肉を擦り上げながら突き入れられる。
「んっ……ああっ……! なんと遅々とした歩み……ご主人様は儂に魔羅の型取りをせよと仰るのですね。はぁっ、んんっ……ええ、お望みとあらば、ご主人様に今生とこれからの輪廻全ての生の忠義と愛を捧げた雌妻カーマ、無様にその役目を全うしましょう♡」
先のリリスの時と違い、今度はゆっくりと、まるで自分と言う夫の形を覚えさせるように突き進む智樹の肉棒へと、カーマの膣肉がぎゅうぅぅっ♡と絡み付く。下腹部に必死に力を入れて、しかし決して膣中の肉棒に痛みを与えない絶頂な力加減。
それは智樹の肉棒にはまるでマッサージされているような極上の圧迫快感を、そしてしているカーマ側にはなんとも物足りない刺激を与えてくる。
「お゛っ……あ゛っ……! ふぅぅっ……! ふぅぅっ……!! ぁぃいいっ……!」
肉棒が数ミリ進む度に紅石の輝きを持つ瞳の女性から漏れ出る切な気な喘ぎ声。それは絶頂するには足りず、かと言って智樹との度重なるセックスで彼の肉棒に触れるだけで感じてしまう体になった彼女には地獄のようなスローセックス。
カリ首と肉襞が接触し、擦るのではなく撫でるように通過する。先のリリスとの性交で肉竿に付着していた先走り汁の残りが、ヌチャァと膣穴に薄く広げられた。重なり合う性器から感じられる主人の熱は、カーマの愛情を高みに導いてはくれるが絶頂を感じるには後一歩足りない。
「ふはっ、無様な顔だな」
「んぁぁぁっ……! 申し訳、ありません……ご主人様……! ご主人様の魔羅を挿れられているのに……イッ、イケないのが、辛くて……!」
その浅い快感に、傾国の美女と言っていいカーマの顔がまるで一向に出てこない排便を必死に押し出そうとするような、力んだブサイク顔に染まっている。それは目にした智樹が心から楽しそうに笑い、また後ろ目に見たソフィアもまたこんな女に自分は羽交締めにされていたのかと侮蔑の視線をせずにはいられないほどみっともない。
智樹はカーマ、旧名を巴と言う彼女に過去に袖にされて恥をかかされた事を、彼女を完全に物にして子宮から産まれてくる子供の父親の権利さえ手に入れたにも関わらず、彼女を虐める事を止めなかった。
事あるごとにカーマに責苦を与えるようなハードプレイをしては、かつての品格も強者感も欠片も感じられない無様なアヘ顔での屈服懇願をさせて悦に浸かる。それが、仮にも勇者の肩書きを持つ者がする、妻への態度だった。
「お、おお゛お゛……っ! 今、ご主人様の魔羅が、儂の子宮口と接吻、致しております……! あっ、ああっ……熱い、何かが……これは、ご主人様の我慢汁でしょうか……? 儂の子宮口に、んんっ、ドクドクと注がれております……♡」
そしてそんな智樹の加虐心に満ちた自分への感情を知りながら、自身の膣中を肉棒がゆっくりと侵食して来る様を事細かに実況して夫の耳も楽しませようとするカーマはまさに良妻の鑑。
彼女は自身への智樹の態度も、過去の自分の愚かしさ故の仕方ない物だと思っている。その上で、生涯をかけてその償いをしながら彼に無償の愛を捧げるのが自分の生きる価値だと本気で信じているのだ。そう信じる都合の良い女性に、変えられてしまった。
「あっ、くうっ……! 子宮口が、ご主人様の亀頭に吸い付いて……引っ張られております……っ! お゛ッ、ぉ゛お゛っ!? ご主人様、陰核をクリクリと弄ばれられると、儂の調教された体は、尿意を我慢できませ――んいっ、おほぉぉぉおおーーーーッ♡♡」
びゅっ、びゅびゅっ、ぶしゃーーーーっっ
そして最奥まで繋がり合った性器同士の上でぷっくりと勃起したクリトリスを智樹に摘まれ、指腹で捏ねくり回された途端、カーマは背を仰け反らせて放尿した。
最初のセックスの際のおねだりオナニーでのお漏らし以来、すっかり体にクセとして残ってしまった彼女は、智樹に虐められると粗相をしてしまう変態へと堕ちていた。尿口から噴出する真っ白い体液は、加減を知らずにソフィアの愛液でシミを作っていたカーペットにより大きなおしっこ跡を広げて行く。
「そうそう、お前は余裕ぶって大物顔してるよりも、そうやってションベン漏らしながら喘いでる方がよっぽどお似合いなんだ、よ!」
「んほぉぉぉぉおおぉお゛お゛っっっ♡♡♡」
今までのスローセックスが嘘のように、勢いよくピストン運動を開始した智樹の責めに、放尿したばかりで弛緩していたカーマの体が跳ね上がって絶頂を決める。
「ああ゛んぃィィッ♡ イクッ♡ イクイクイクッッ♡ ご主人様のが強く儂の最奥を押し潰して、オ゛ッひょっ!? 敏感なとこ、引っかかって、ゴリゴリ削ってく、んぎいぃぃっ、イッ、イギュッーー♡♡」
聞いている側が恥ずかしくなるような自分がどうチンポで感じているかの克明な解説。暴力的な快感で脳を焼かれているだろうに、決して夫を喜ばせるための努力を欠かそうとしないカーマの姿に、ソフィアはなぜ自分が選ばれなかったのかを身をもって味わった。
リリスもカーマも、心から勇者のオナホ妻として身も心も捧げている。それに比べて、未だに屈服挿入種付けセックス懇願も出来ていない自分など相手にされなくて当然だと。
最も、実際は智樹が初めて食う女であるソフィアをメインディッシュとして取っておいているだけなのだが。彼のチートで都合の良いように頭の思考さえも書き換えられたソフィアにはわかるまい。
そしてそんな感慨に浸かっている間に、彼女の真下で起こっている支配する雄と支配された雌の交尾は最終局面に向かっていた。
腰を振る速度が露骨に上がった智樹が、カーマの肉付きの良い太ももを掴んで根本まで肉棒を突き刺した。どちゅん!と言う子宮が串刺しにされたような幻聴が聞こえた気がして、次の瞬間にはソフィアのお尻の下で種付けが行われた。
「んあっ、ぁああああッッ!!! 熱い、ドロドロとしたご主人様の子種が、儂の胎に注がれています……! あっ、すごい……なんと重くて、粘ついて、絶対に雌を孕ますと言う気概に満ちた精液……♡ もう、儂の懐妊も時間の問題です♡」
射精された智樹の遺伝子が詰まった精子の群れを、まるで揺籠で眠る赤子を慈しむように膣を引き締めて受け入れるカーマ。その姿は、すっかり伝説に語られる最上級竜の一角から、愛する夫の子供の母になる日を夢見る女性になっていた。
「ふふ、もうわかりましたでしょ? 旦那様が、どれだけ雄として優れた方で。この御方の女になれる事がこの世で一番の幸福なんだと言う事が」
その姿に、数ヶ月先の自分の未来の姿を重ねていたソフィアの耳に、上からリリスが囁いた。同性でさえ聞き惚れてしまうほどの熱い吐息と美声が混じった誘惑に、歴戦の冒険者であったソフィアは誘蛾灯に誘われる蛾のように呆気なく頷いてしまう。
「ならば、どうすればいいかわかっておろう? 先の儂や此奴のように、ご主人様に何と言うべきか。どんな言葉を使って、ご主人様の妻にして頂くのか」
今度は下から響いた自分を底の見えない愛欲に誘うカーマの声。道に迷った旅人を、優しく正しい道に案内するように、彼女は心からの善意でソフィアを勇者の子供を産み続けるだけの奴隷妻の未来へと導くのだ。
カーマとリリス。二人のその姿は、図らずも智樹のいた世界でその名を持っていた神と悪魔の役割を再現していて、まるで智樹に付けられた名前が元々の彼女たちの在り方を歪めたかのよう。
「
「
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「ひゃっ……わ、わひゃひは……わらしは……っ!」
上と下、両側から響き渡る甘く魅力的な誘い。それに抗う術など、鼻から『チャーム』にかかってしまっているソフィアにあるはずがない。
「さぁ、俺の女になりたかったらどうして欲しいか言ってみな」
「――――あっ」
そして最後に。
くちゅりと自身の濡れた縦筋を押し広げた智樹の熱い亀頭を感じて……それが『竜殺し』ソフィアの最後となった。
「私を、あなたの女に……偉大なる勇者、岩橋智樹様のハーレムの一人にしてください!」
瞳にハートを宿し、頬を生娘のように赤らめ、リリスとカーマにサンドイッチにされた自身の下半身を開脚する事で陰口を広げながら、ソフィアは生まれて初めてで、そしてこれから何度転生を繰り返しても唯一となる愛する男への告白を行ったのだった。
その言葉に、満面の笑みと共に智樹が腰を落として肉棒を進め、一息にソフィアの全てを奪い去った。処女膜も、『竜殺し』になるまで磨いて来た努力も、彼女が抱いていた上位竜ルトへの復讐心も、何もかも。
「あっ、ああああぁぁぁああーーーーッッ♡♡♡♡」
口から自身も知らなかったような本気アクメ声を上げながら、ソフィアはこの先無条件に智樹を持ち上げ、声をかけられただけで顔を赤らめて彼との子供を望む、そんな都合の良いハーレム要因になる未来を受け入れたのだ。
その数日後、グリトニア帝国勇者 岩橋智樹から新しい勇者パーティメンバーが発表された。先日二人の美しい妻を娶って自身のパーティに加えたばかりの彼からの新たな仲間の宣伝。しかもその仲間が、カーマやリリスのような非常に美しいが冒険者としては無名であった二人とは違う、冒険者界隈どころか四大国全土にその名と肩書きを轟かせた女性冒険者であったから、人々は沸いた。
そして大勢の観衆の前で、岩橋智樹の仲間となった事を宣言した女性の名を『竜殺し』ソフィア=ブルガ。
後世において、岩橋智樹の妻としてたくさんの子供を産んだ、何百といる彼のハーレムの内の一人だ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ツキミチ人気すごいですね。アンケート圧倒的だし、続きを求める方も以前から何人もいてそこまで気に入って頂けた方が多くて嬉しいです。ソフィアは、ツキミチ二期を見ていてこれは登場させたいなと思いプロットになかったけど加えました。その結果当初の予定のちゃんと短いエロ短編(五千文字)の目標は潰えましたが。
まったく関係ないけど、この小説書いている時に『もうすぐ』とスマホで書くと『メトロイドプライム4』と予測変換されて爆笑しました。どんだけ渇望してたんだ。
100話達成記念で見たい陵辱系の後日談はどれ?
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