※この作品はR-18です。

マイナーキャラ妄想短編集   作:ニンニク嫌い

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 もしトロのペルソナ能力が催眠に特化したもので、彼がそれを限定的に使いこなしていたら?

 キャラのイメージは原作よりも漫画版ペルソナ1がモデルです。
 漫画版はめちゃくちゃ絵が綺麗で、原作の全くストーリーが異なる二つのルートを混ぜ合わせながら完成度の高いストーリーと、理想の作品となってます。
 特に女性人のビジュは全然最近のペルソナのキャラデザに太刀打ちできる物になっているので、見たことない人は是非一読してからこの作品を読んでみてください。


女神転生異聞録ペルソナ(アヤセ)

 

 

 

 横内 健太、クラスメイトたちの間ではトロと呼ばれる彼は学校内でもヒエラルキーの下にいる少年だった。

 肥満で、不潔で気弱、学校でも漫画を読むか居眠りするかしかしない彼を、クラスメイトたちが自分たちより劣った存在として認識するのに、そう時間はかからなかった。

 

 彼のトロというあだ名も、言動がとろいからと言う蔑称なのだ。

 そしてそれに拍車をかけるように、彼自身もそんな自分の評価を変えないどころか、学食での暴飲暴食、授業中の居眠りと問題行動を続けていたことだ。

 

 周りからの評価や目を気にせず、好きなように生きる彼は良く言えば自由人、悪く言えば社会への適応性のない人間であった。

 

 だがそんな彼も、一人の男子生徒。彼はとある女子生徒に恋をした。

 綾瀬 優香というスクールカースト上位に位置する同級生にだ。今時の女子生徒らしくファッションや流行に敏感で、ギャルという言葉がこれ以上なく似合う子だ。

 

 根暗でオタク気質な横内とは真逆な彼女のことをなぜ彼が好きになったかというと、単純に見た目が好みだったというだけだ。

 

 それで片思いのまま終わらせていればマシだったろうに、彼は無駄に行動力だけはあったのだ。

 彼女を放課後の空き教室に呼び出して告白したのだ。

 

 もし彼に、自分が周りからどう思われているかを気にする社会性や常識があればもう少しマシな結果になっただろう。

 だが彼は生まれてこの方周りに目を向けたことがなく、自己中心的な生き方を貫いてきた。

 

 だから----

 

『アヤセがあんたみたいのと付き合うとわけないじゃん。いつも同じ服装で何されてもニヤニヤ笑って、お菓子食べて漫画読んで、寝てばっかり。何が楽しいのか綾瀬、全然理解できない。もういい? 綾瀬、友達とこれからショッピングだから』

 

『ま、ま、待って! あやせちゃん、ぼ、ぼ、僕は本当に、き、き、君のこと……!』

 

『しつこい。あんた自分の顔を鏡で見たらどう? アヤセ、豚と付き合う趣味ないから』

 

『…………!! なっ、あ………!」

 

 それはそれは手ひどく振られた。

 好きな女子に自分の人間性を理解できないと全否定された上に、豚呼ばわりされるなんてどんな人間でも一生のトラウマで、それは彼にとっても例外じゃなかった。

 

 だが、彼の場合はそれをより拗らせる形となった。

 彼の自己中心的性格が、悪いのは自分ではなくて自分の告白を受けなかったアヤセが悪いのだと決めつけた。

 

 人を豚なんて言う性格ブスのくせに、僕を馬鹿にして!

 

 言いすぎたアヤセもアヤセだが、トロと呼ばれる彼もまたそう言われてもしょうがない人間性だったと言うことだ。

 

 そして、この自己中少年の逆恨みは街全体を巻き込んだとある事件をきっかけに、最悪の形でその憎悪を向けられたアヤセへと降りかかることになる。

 

 

 

「ちょっと、また私をこんなとこに呼び出してなんのつもりよトロ」

 

 心底めんどくさそうに、嫌悪感を隠しもせずにアヤセが呼び出された空き教室へと入ってくる。

 嫌なら来なければいいのに、と誰もが思うだろうが、それは今彼女たちの置かれた状況が関係していた。

 

 彼らの学校がある御影町は突如として悪魔が蔓延る魔都と化したのだ。何の前兆も、予兆もなく、町は謎の霧によって外から隔離され、中に閉じ込められた人々は悪魔の影に怯えながら身を隠すことになった。

 

 そして聖エルミン学園に通う少年少女であるアヤセやトロたちは、下校前であったことと、学校を取り囲む塀が悪魔の侵入を防ぐバリケードになったこともあって、学校に留まる方が外より安全と考えた。

 

 結果、今のアヤセたちは学校での避難生活を余儀なくされ、そんな矢先にトロから「学校の安全のことで重要な話がある」なんて言われれば、嫌でも顔ぐらいは出さなくては気になってしょうがないものだろう。

 

「ふ、ふふ……ま、待って、たよ。アヤセ、ちゃん……!」

「早いとこ、重要な話ってのしなさいよ。アヤセはトロいあんたと違って暇じゃないんだから」

 

 ズケズケと歯に衣を着せず物を言うアヤセの顔は、一分一秒でもこんなやつと同じ空間にいたくないという感情がありありと滲み出ている。

 だがそれに対して、トロは以前アヤセに振られた時とは打って変わって落ち着いていた。彼女のキツい言い方に対しても、ニヤニヤとした笑みを浮かべるだけ。

 

 えも言わぬ怖気を、アヤセは感じた。それは危機感であると、彼女はわからなかったが、ここにいてはなんか不味い気がすると直感的に足を入ってきたばかりの扉に向けようとした。

 

「も、もう遅いよ! アヤセちゃん、き、君を良い子にしてあげるよ! ペルソナ!!」

 

 トロの叫びに呼応するように、彼の体に変化が起こり、そしてそれがアヤセが見た最後の光景になった。

 

 

 

 

 ペルソナ。仮面。もう一人の自分。

 人は誰しも力を秘めたもう一人の自分を心に宿している。それは強さにも弱さにも、善にも悪にもなる可能性の力。

 

 それがトロが手に入れた力の正体だ。

 

 

「は、はは、は。やった、やったぞ」

 

 ペルソナを解放して力を行使したトロの前には、意思のない瞳をして呆然と立ち尽くすアヤセの姿があった。

 まるで人形のように、先ほどまでの驚愕に染まった表情が抜け落ちて無表情になっている。

 

「これが、僕の力だ! 僕は、僕は、すごいんだ!! は、ハハハ、ハハハハハハ!!」

 

 狂ったように笑うトロ。彼は自身のペルソナの力に、そしてそれを手にした自分こそが選ばれた人間なのだと歓喜していた。

 

 トロが発言したペルソナ。いや、厳密にはペルソナの成り損ないとも言えるその力は、本来なら一つの像となって本人の隣に現れるものが、彼の体と合体する形で根源した。

 

 あの一瞬、トロの姿は世にも悍ましい異形へと変貌し、だが幸いにも力を使ったのが数秒であったために彼は元の肥満体の体へと戻ることができていた。もしあと少しでも遅ければ、彼の意識はペルソナに飲み込まれ身も心も怪物と化していただろう。

 

 その事実をトロが知らないのは、彼にとっては不幸か否か。だがどちらにしろ、彼の願いは叶った。ペルソナによって、アヤセの意識を操ることに成功したのだから。

 

「ひ、ひひ。これでアヤセちゃんは、ぼ、僕のもの! 僕の、か、かか、彼女なんだ!」

 

 気持ち悪いほどに手を振るわせながら、トロはぶくぶくに膨れた手を意識のないアヤセの肩に乗せた。

 そして、その無防備な彼女の顔に唇を近づけると。

 

「んちゅう……!! あ、アヤセちゃんの、ふぁ、ファーストキス!! か、か、彼氏の僕が貰ったよ、ふ、ふふふ!!」

 

 その唇に汚いキスを浴びせたのだ。もしアヤセの意識があれば、その場で吐いていただろうほどの陵辱。しかも、勝手に彼氏面してのおまけ付きとあっては、彼女じゃなくても発狂もののトラウマだろう。

 

 だが今の彼女はトロのペルソナによって意識を深層奥深くに眠らされた状態。物を言うことも、現状を認識することもできない。

 

「よ、よし。こういうのは、順番が大切、なんだよね。ふふふ、合意、無しは犯罪だから、ね」

 

 今まさに強姦罪を犯した男が、そんなことを今さら言い出すあたり、彼の面の皮の厚さが伺えるが、それを指摘できる人間は誰もいない。

 

「アヤセちゃん、君は、僕の、か、か、彼女なんだ! ぼ、僕のことが、だ、大好きな、僕のお嫁さん、なんだ!」

 

 無表情で立つアヤセへと、トロがその光のない瞳を見つめながら言う。傍目には意味不明な一人言だが、ペルソナの力を理解している彼は違う。

 今のアヤセは、深層意識を剥き出しにされた催眠状態に陥っているのだ。その状態で浴びせられる言葉は、強力な暗示に等しい。

 

「き、君は、僕のことが、ずっと好きで、僕と、け、け、結婚したいと思ってる!!」

 

 アヤセの無意識に、トロの欲望丸出しの願望が刻み込まれる。彼女の中に一ミクロンも存在しなかった感情、考えが、大きな跡となって植え付けられていく。

 

 数分にもわたるトロからのいかにアヤセがトロを好きなのかの言葉の羅列が終わった時、彼女の無意識はもはや修復不可能な程に自分勝手な少年によって変えられていた。

 

「はぁ、はぁ、ここまで、すれば、もういいだろう」

 

 喋っているだけで疲れてしまうほど、体力がないあたり、本当にペルソナが無ければ何の取り柄もない少年だ。

 むしろそんな少年が力を持ってしまったからこそ、こんな事態が引き起こされたとも言えるが。

 

「ふふ、それじゃ……い、いくぞ! ペルソナ!」

 

 言葉と共に一瞬トロの体が異形化し、そしてすぐに元に戻る。

 そして同時に、今まで棒立ち状態だったアヤセの顔にみるみる正気が戻っていく。

 

「ん、あれ〜、アヤセなにしてたんだろう? あっ! きゃあ、ダーリン!!」

 

 意識を取り戻したアヤセが、トロの姿を確認するや否やその両手を広げ彼の大きな体に正面から抱きついたのだ。

 数分前ではあり得ない光景、行動。彼女の心が変えられてしまった証拠だった。

 

「んぶっ、あ、あ、アヤセちゃん!?」

「なーに〜、ダーリン? トロのアヤセに何か付いてる?」

 

 そのあまりの変わりように、催眠をしたトロの方がたじろぐほどだ。

 豚とまで呼んで嫌っていた相手をダーリンと呼んで、気持ち悪いと言ったトロの肥満体の体に顔を擦り付ける姿はあまりにも驚きで、彼の下半身を刺激するには十分すぎる。

 

「ふ、ふふふ……な、何でもないよ〜アヤセちゃん。ところで、アヤセちゃんと僕はどう言う関係だっけ?」

「えっ、なになに、ダーリンったらいけず〜。アヤセは〜、ダーリンの彼女でしょ〜。高校卒業したら、結婚するって約束した♡」

 

 天国とはまさにこの瞬間を言うのだろう。トロの気分はまさしく極楽浄土だ。ついに、あのアヤセを自分の物にした。しかも心まで完全に。

 

「そ、そうだね! ぼ、僕たちは、恋人、夫婦だよね!!」

「もう、夫婦はまだ早いよ〜、でも、アヤセも早くダーリンと結婚した〜い♡」

 

 側から見れば何と頭の悪い会話だと思うだろう。実際頭が良いとは口が裂けても言えない二人の会話は、まさにIQの低いバカップルの姿そのままだ。

 そう、誰が見てもバカップルに見えてしまうほどにアヤセがトロに向ける顔も、言葉も本気で彼を愛している女のそれなのだ。

 

 とても彼を心底嫌っていた少女の姿とは思えないその姿は、トロが手に入れたペルソナの恐ろしさを物語っている。

 

「ね、ねえ、アヤセちゃん、僕たちは、恋人なんだから、え、え、エッチしても、良いよね!!」

「えっ……!?」

 

 アヤセと相思相愛のカップルという状況を堪能したトロは、ついに本命、アヤセとのセックスを望んだ。

 童貞丸出しの荒い息と、締まりのない顔は百年の恋も冷めるような気色の悪い姿だ。

 

「もちろん、いいよー♡ アヤセも、そろそろダーリンとエッチしたいな〜って思ってたの! キャハ⭐︎ 私たちマジで相思相愛のカップルじゃん♡」

 

 だがそんな顔も今のアヤセから見れば『世界一カッコいいダーリンが一生懸命自分を求めてくれるキュートな姿』と捉えてしまう。

 

 そして答えるや否やトロから離れて意気揚々と制服を脱ぎ捨てていくアヤセの姿に、トロは言い出しっぺのくせに完全に固まっていた。

 

 彼は人生で一度として母親以外の女性とまともに会話したことがない。そしてもちろん、女性の裸なんて親に黙って借りてきたアダルト本だけの世界だ。

 

 それが今、自分の好みドストライクで、自分のことが(催眠の力で)大好きな同級生の美少女が、目の前でストリップをしようと言うのだ。経験のない男にとって、それは固まって釘付けになってしまうのも、仕方がないのかもしれない。

 

 トロの目の前で、アヤセが制服のブレザーを脱ぎ捨てる。そしてスカートのホックへと手を伸ばすと、パチンッと何の躊躇いもなく外してみせる。

 

 ストンッと、そんな音が聞こえてきそうなほどあっけなくスカートは地面に落ち、トロが夢にまで見たアヤセの下着を彼の前に晒した。

 

「ぴ、ピンク…………!!」

「んっ? そうだよー⭐︎ アヤセのお気に入りの下着なの〜」

 

 ピンクの生地の、女子高生にしては色っぽい少し大人な下着だ。てっきり、最近話題の見せパンでも履いているのだと思っていたトロにとって、いきなり現れたアヤセの生下着は股間に悪すぎた。

 

 ごくりと唾を飲むトロに構わず、アヤセは次はワイシャツのボタンを外し始めており、そう時間をかけず下着と靴下以外の全てを脱ぎ捨てしまった。

 

 アヤセのブラジャーは下と同じくピンク色の大人びたものだった。

 空き教室で、クラス一のギャルがデブのオタクの前で下着姿で立っているなんて、誰が聞いても脅されていると考える状況だが、これは完全に合意の上なのだ。

 

「どうする〜ダーリン? ここまま全部脱いじゃう〜? それとも下着付けといた方がアガる?」

 

 どうやらアヤセは恋人関係になった男には意外と尽くすタイプらしい。しっかりと男のフェチズムを理解しているのだから。

 小悪魔のように舌をぺろりと出して上目遣いで聞いてくる彼女の姿に、トロの理性は切れた。

 

「おおおお、アヤセちゃんっっ!!」

「キャッ!?」

 

 下着姿のアヤセを強引に床に押し倒し、最初に目にした時から釘付けになっていた彼女のピンクのショーツへと顔を擦り付けた。

 

「くんくんくんっ! これが、アヤセちゃんのアソコの臭い! 甘くていい匂いがするよぉ!!」

「あんっ、ダーリン、そんなとこ嗅がないで……!」

 

 ショーツに鼻を埋め、何度も深呼吸するトロに対して、さすがのアヤセも反抗するように声を上げた。最もそれはトロの行為が気持ち悪かったからとかではなく、単純に自分の恥ずかしい部分の臭いを好きな人に嗅がれたくないという乙女的な思考からだ。

 

 だが大の男、それもトロのような肥満体の人間をアヤセのような細身の少女が跳ね除けられるはずもなく。それどころか、興奮したトロは綾瀬の太ももに手を置くと、彼女の体をまんぐり返しの状態に変えてしまった。

 

「あ、ああ、アヤセちゃんの、マンコが、こんな近くに!! んひ、んひひひっ! じゅるるっ、じゅずずっ!」

「ああっ! ダーリン待って、こんな格好恥ずかし、すぎるぅ!!」

 

 ショーツに包まれたお尻を誇示するような体制になったアヤセの、その割れ目を覆う布越しにトロが口を大きく開けてしゃぶりついた。唾液の啜る音を響かせて、ピンク色のショーツが野獣と化した雄の舌によって蹂躙されていく。

 そしてもちろん、その下に隠されている秘部もまた男の舌の感触を感じて、ピクピクと反応を起こし、アヤセに決して小さくない刺激を送っていた。

 

「だ、ダーリン、待って、このままじゃ、アヤセ、い、イッちゃう、イッちゃうから、だから、まっ-----!」

 

 アヤセの小さな体が、ビクリッとわずかに揺れた。体を振るわせ、瞳を何かに耐えるように閉じたその姿は、彼女がトロによって軽イキさせられたことを意味していた。

 

「じゅる、じゅ、んっ……?」

 

 急に声が聞こえなくなったことで、暴走していたトロもようやくアヤセの異変に気づいた。彼は口を彼女の唾液で濡れ濡れになったショーツから離すと、頬を赤く染めながら荒い息をする彼女を見た。

 

「あっ、はぁ、ダーリン、上手すぎでしょ。私、初めてイッちゃったし」

「イッた? え、それって……ぼ、僕が、アヤセちゃんを……」

 

 好きな女が自分の口淫で達した。その事実は、今までトロいトロいと言われ、誰からも顧みられたことのない彼にとって、初めての成功体験。

 しかもそれは、あの学校一のギャル綾瀬 優香に心理的にも肉体的にも完全に優位に立ったことを意味していて。

 

「僕の、テクで、アヤセちゃんが感じた……。ふ、ふひっ、僕の手で……!!」

 

 それは自信となり、トロの欲望をさらに強く、傲慢に変えた。

 

「アヤセちゃん、いや、アヤセ! お前のダーリンはまだイッてもないのに、な、何お前だけ気持ちよくなってんだよ!」

「え、えっ? ど、どうしたのダーリン、急に……」

「うるさいッ! 口答えするなよ僕の女のくせに!」

「キャアッ!」

 

 自分は圧倒的上位の存在だと言う認識が、トロを文字通り人が変わったように変貌させた。彼が元々持っていた自己中な内面、今までは陰気な性格とトロい喋りで隠れていたそれが表に出てきたのだ。

 傲慢で自分勝手、そして女を自分の奴隷のように扱うクズさを。

 

「そ、そうだ。あれをやれよ、ふぇ、フェラチオ。できるだろう、アヤセ。馬鹿なお前でも彼氏のチンポを咥えて満足させるぐらい」

 

 もう止めるものがなくなったトロの下劣な欲望はどんどん加速していく。彼はアダルト本で見た女が男にする奉仕を、あのアヤセがする姿を想像し、曲がりなりにも自身の彼女へと汚い言葉を使って命令する。

 

「ん、うん……わ、わかったダーリン」

 

 突然のトロの変貌に、アヤセは怯えながらも愛する彼氏の命令だからと恐る恐る彼のズボンへと手を伸ばして行く。

 

 そしてベルトのため具を解いて、ズボンを下げた時、アヤセの嗅覚に濃厚で重圧な雄のイカ臭さが直撃した。

 

「んぐっ、んんっ……!?」

「なに、びっくりしてるんだよ。これからそれを咥えるんだからな……!」

 

 一体何日風呂に入っていないのか、強烈な悪臭をパンツの下からでも放つ逸物を、これからアヤセは咥えなくてはならない。

 そう思うだけで、アヤセの深層奥深くまで埋め込まれたトロへの愛情を持ってしても拒否感が湧いてしまう。

 

 それほどこれほどの悪臭を放つチンポを咥え込むことは、少女にとって耐え難いものなのだ。

 

「さあ、は、早く咥えろよ、アヤセ! それともお前、僕のことダーリンとか言ってるのは、口だけなのかよ……!!」

「そ、そんなことないってダーリン! アヤセ、ダーリンのこと大、大、大好きだよ♡ た、ただ、初めてだから緊張しただけ……だから……」

 

 トロからの詰問に慌てて媚びた猫撫で声で返すアヤセだが、その目をパンツの下でその大きさを誇示する汚れた肉棒に移した瞬間、目に見えて語気を縮めていく。

 

(うー、マジでこれをアヤセの口に入れなきゃダメなの? でも、ダーリンそうしないと怒っちゃうし)

 

 しばらくの逡巡、だが意を決したアヤセは勢いよく男のパンツを脱がした。

 

「---ッ!!」

 

 直後にぶつけられる鼻が曲がりそうな強烈な悪臭。だが、ここで勢いを止めれば終わりだと、アヤセは思い切ってバキバキに勃起した肉棒へと口を開けて飛び込んだ。

 

「ふおおっっ!」

 

 そんな彼女の覚悟なんてこれっぽっちも知らないトロは、チンポを包み込む生暖かい感触に、気持ちの悪い喜びの声を上げた。

 あまりの気持ちよさに、アヤセが飲み込んだチンポの先端から先走り液が漏れ、ただでさえ吐き気を覚えそうなほど酷い肉棒をより最低な物へといらない進化をさせていく。

 

「ふごぉ……!? んげっ、んおっ、んんっ……!」

 

 たまったものではないのはアヤセだろう。今にも胃液を逆流しそうになるのを耐えて、生理的に限界なはずの男の汚物をその舌と口裏で舐め取っているのだから。

 もはや彼女の口内はトロのチンカスやら何やらが発する異臭がこびりついてしまっており、しばらく臭いは取れないだろう。

 

「あぁ、いいよぉ、アヤセ。すごく気持ちいいよぉ」

 

 トロのご機嫌な声。それが唯一アヤセの意識を繋ぎ止める鎖だった。ここまでされても、彼を愛しているという植え込まれた感情は微塵も萎えてはいない。

 それどころか、トロの嬉しそうな声を聞いてアヤセの中の雄に奉仕する雌の本能が、ここに来て開花してきたのだ。

 

「んじゅ……じゅる……じゅ、じゅず……んんんっちゅ」

 

 最初はただ肉棒に沿って前後するだけだったフェラチオが、肉棒の向きを変え、舌を這わせるタイミングを変え、速度を変え、と着々と進歩していく。

 

 それは元々持っていたアヤセの才能なのか、はたまたトロのペルソナによって深層意識に彼の趣向まで伝播してしまったのか。

 どちらにせよ、アヤセは男を喜ばせる淫魔としての素養を開花させ始めたのだ。

 

「あぁ、イク、イクよ、おお、おおおっっ!」

「んぐっ……! んんんっっ---!!」

 

 そしてその見事な奉仕によって、元からセックス初心者であるトロが耐えられはずもなく、彼女の口内へと夥しい量の性液を解き放った。

 アヤセの小顔がハムスターのように膨らむほどの量の精液に、流石に彼女も耐えるのは無理だったのだろう。口を離した彼女の顔へと、なお射精の止まらないトロの肉棒から放たれた精液が直撃し、その小麦色の顔を白く塗り染めた。

 

「はぁ、はぁ、気持ちよかったよぉ、アヤセ。僕の彼女として合格だね」

「けほっ、けほっ、あはは……ダーリンが嬉しそうでアヤセも超ハッピーだよ♡」

 

 口から粘ついた精液を涎のように垂らし、顔を精液でコーティングされたアヤセはそれでも嬉しそうに愛する彼氏に笑いかける。

 

「んっ……すっごいドロドロしてる……これがダーリンの精液……」

 

 そしてアヤセはなんと口の中に残った白濁液を舌の上で転がし、その味を確かめ始めた。熱に浮かされた彼女は、本来の自分なら絶対にやらない、淫靡で男を誘惑する行動を無意識に取ってしまっている。

 

「んぐっ……意外と……悪く、ない? ちょっとしょっぱいだけで、味はほとんど無いじゃん。精液ってこんなんなんだ〜」

 

 大真面目に精液の味の感想まで言ってくるアヤセの姿は、トロに股間の猛りを再活性させるに足るものだ。

 

「ふふふ、それじゃようやく本番と行こうか、アヤセ-----」

「なにをしていますのっ!?」

 

 瞬間、鋭い女性の声がトロの言葉を遮って部屋中を貫いた。

 突然の乱入者にトロとアヤセが慌てて振り向いた先には、部屋の入り口の扉を開け放ちこちらを鋭く見つめる桐島 英理子の姿があった。

 

 

 

100話達成記念で見たい陵辱系の後日談はどれ?

  • オクトパストラベラー
  • 月が導く異世界道中
  • 龍が如く
  • イリスのアトリエ
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 異世界はスマートフォンと共に。
  • 銀魂
  • 仮面ライダーシリーズ
  • デビルメイクライ
  • ペルソナシリーズ
  • 聖女の魔力は万能です
  • Fate/Samurai Remnant
  • 百錬の覇王と聖約の戦乙女
  • SAO
  • 名探偵コナン
  • ハズレ枠の状態異常スキル
  • 魔法科高校の劣等生
  • ハリー・ポッター
  • 悪役令嬢レベル99
  • 忍の一時
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