もし白鐘 直人が新人探偵時代に、信頼していた刑事に裏切られて貞操を奪われ調教されていたら?
竿役のイメージはP4U2の足立編の序盤に出て来る、足立の取り調べを担当した無能刑事さんです。なぜか立ち絵があって、なのにそこだけしか出番がない脇役なんですが、すごい小物で記憶に残っていたので。
探偵王子。
メディアは彼女をそう呼んだ。そう、彼女をだ。
白鐘直斗は女性である。白鐘と言う由緒ある探偵一家の一人娘として生まれた彼女は、家業を継ぐために男であることを自分自身に強いてきた。
女が探偵なんて――――
そんな時代錯誤な凝り固まった価値観を持つ家元、そして女であるというだけで下に見てくる警察。そんな世界で生きてきた直人は尊敬する叔父の名を汚さないために男装して探偵をすることを決意した。
そしてそうなれば、直人は自分の生まれ持った頭脳と推理力で数々の難事件を解き明かし、彼女を子供だと侮る大人共を黙らせていった。
白鐘直人の名は瞬く間に世界中を駆け巡り、叔父の名に恥じない名探偵としての看板を確立して行ったのだ。
もちろん楽な道ではなく、中には同業からの妬みや露骨な妨害もあった。それでも直人はそれら逆向に負けず犯罪と戦い続けた。
そして今、直人はその評判を警察上層部に買われ稲葉市で起こったとある連続殺人事件の協力を仰がれていた。都会のニュースでも騒がれた電柱に吊るされた死体。
殺されたのが当時注目を集めていた不倫騒動の当事者の一人と、その他殺体を発見した第一発見者であったことから連日ワイドショーで報道され、白鐘家でも話題に上るほどの謎に満ち溢れた事件。
探偵として、何よりも謎を追求する事を好む一人の人間として警察の申し出は渡りに船であった。
だが捜査の協力を受けはしたが警察と共に行動することは丁重にお断りした。過去にある警察官との間でいざこざがあってから、警察関係者との行動は控えているのだ。それに何より、捜査は一人でやる方が自由でいい。
もう一つ理由を上げるとすれば、彼女はまだ16歳。高校一年生であり、被害者の一人が通っていた八十神高校に編入して学生ネットワークから事件の捜査をするのが合理的だと睨んだからだ。そしてその操作方法は功を奏した。
巽完二。直人が犯人の次の標的だと睨んでいる少年だ。高校生の間で流行っている真夜中テレビ、そこに映し出された人間が次の殺人のターゲットになるという法則性に気づいた直人は、彼を犯人から守るためにその身辺を観察していた。
お世辞にも褒められた経歴を持つ少年ではないが、二、三会話すれば悪い人間ではないことは分かる。何よりもどのような理由があれ、人が死ぬのを黙認するのは探偵失格だ。
そして、これは打算も含まれるが……巽完二を餌に連続殺人犯を誘き出すチャンスでもあるのだ。
お気に入りの青のジャケットの襟を立て、ポケットに手を入れて路地裏を歩く。この歩き方も、服装も、全て幼い頃に見た名探偵ドラマの主人公を参考にして真似たものだが、今ではすっかり染みついてしまった。
ふと、目深に被った帽子の先から強い光を感じて直人は足を止めた。視線を上げた先には白と黒のコントラストが映える見慣れたシルエット。
日本警察の象徴でもあるパトカー、正式名称を警邏車と呼称する自動車が自分の行く手を遮るようにサイレン音もなく停車していた。
照らされるライトの眩しさに、ポケットに突っ込んでいた手を取り出し顔の前にかざして指の間から状況を見ようとするが何もわからない。自分を妬んだ警官の嫌がらせか何かかと疑った時、パトカーの運転席側のドアが開いた。
光で照らされてシルエットしか見えないが、男だ。背丈は平均男性程度だが猫背気味、こちらに向かって歩いて来る姿から年は30後半の中年男性であることが直人の類稀なる観察力で導き出せた。
そして距離が近くなった事で眩しい明かりの中でもようやくその男の正体が見えてくる。
「田中、さん……」
田中剛三。沖奈警察署から稲葉警察署に助っ人で来ている刑事であるが、直人にとっては自分が警察関係者と仕事をする事を敬遠する原因となった男。
直人の体が反射的に強張る。それに気づいているのかいないのか、彼女の前に立つ剛三は馴れ馴れしい態度で両手を広げて話しかけて来た。
「よお、直人。久しぶりだな」
田中剛三は直人の秘密を知る、家族以外で唯一の人間。
そして、直人の信頼を裏切った男。直人の気持ちを、踏みにじった男。
急速に口から水分がなくなっていくのを感じる。体が、過去の記憶を思い出して震えが止まらなくなる。直人の脳裏に、その時の事が走馬灯と呼ぶにはあまりにもはっきりと思い出された。
彼と出会ったのは、直人が東京での初めての大きな事件を担当した時だった。田中刑事が、取り調べでの被疑者への日常的な暴行による自白の強制をしていた事がバレて田舎の警察署に左遷される前。彼が東京警察署の刑事をしていた頃、まだ探偵業を始めたばかりで捜査のツテが少なかった直人は彼の助けを借りて事件を解決した。
その時の僕は少し未熟で、証拠や状況から推理を組み立てることは出来ても、肝心の証拠を見つけることは素人だった。操作の過程で不用意に何度か危ない橋を渡りかけ、そのたびに田中刑事に助けてもらったのだ。
今思えば、あれは全て直人を利用するための田中刑事の計算だったのだろう。頭は回るが捜査能力に乏しい新米探偵。そんな自分に媚を売り、後々成果を横取りする腹積りだったに違いない。
でもその時の直人は、そんな簡単な事にさえ気づかずに、警察関係者の中で唯一自分の捜査に協力してくれた田中刑事に感謝し、そして心を許してしまった。
彼に、絶対に弱味を握らせてはいけないような男に、直人は自分の誰にも言ったことのない秘密を打ち明けてしまった。
本当に、なんて馬鹿の事をしたんだと僕自身を責め立てたくなる。あの頃の僕は、自身を認めてくれる大人を欲していて、承認欲求に飢えていた。その結果、最悪の間違いを犯してしまった。
僕の秘密を知った田中刑事は…………僕の女の部分を強要した。そしてそれが、彼の中での僕の価値が成果を横取りするための馬鹿な鴨から、出世にも性欲の解消にも使える便利な女に変わった瞬間だった。
忘れようと何度思っても忘れられない悪夢の記憶。今でも直人の体には田中刑事の手が全身をまさぐる感覚が鮮明に残っている。
直人が女である事を知った彼が彼女にやった事。
ホテルの一室。
ベッドの上。
散乱した衣類。
下腹部の痛み。
そして、血。
「――――っ!!!」
フラッシュバックから戻った時、直人の目に映ったのはしかめっ面をした田中刑事の姿だった。彼は直人の方を見て、いや厳密には直人が手に持って彼に向けているモノを見て眉を顰めていたのだ。
彼がなぜそんな目で自分を見るのか最初は理解が出来なかった直人も、自分のいつの間にか上がっていた両手を見て納得した。
直人は、銃を田中刑事に向けていた。護身用として、警察の許可も得て正式に携帯を許された自動小銃を、直人は震える手で警察官に向けて構えていたのだ!
「あ、こ、来ないで! そ、それ以上、僕に近寄らないで!!」
探偵王子と世間から持て囃される人間とは思えないほど恐怖に震えた声で、直人は脅しにもなっていない少女の泣き言を田中刑事に浴びせた。
「おいおい、なに俺に向かって口ごたえしてんだよガキのくせに。さんざんベッドの上で教えただろ、直人? 大人に歯向かうな、て」
田中刑事の口調が変わる。露骨に直人を見下すような表情をしていた顔が、不快そうに歪み、邪悪なそれに変わる。直人が恐れた、田中剛三の本性が容赦なく彼女の前に姿を現す。
「大体何んだ、銃なんて向けて? 現職の刑事に銃向けるなんて、現行犯逮捕だなぁ。 お前の輝かしい功績も一瞬で無になっちまうなぁ!」
醜く顔を歪ませて、自分の思い通りにならないかつての所有物に、剛三が自分の命が危険な状態にある事も忘れて怒声をあげる。それが殊更に恐ろしくて、直人は自分が銃を握っているはずなのにまるで彼に命を握られているかのような感覚を覚えていた。
そしてふと、剛三の不機嫌を形にした醜顔が変わる。次の瞬間、彼は何事もなかったかのように、直人を騙していた頃の田中刑事としてのペルソナ(仮面)を被って、笑顔で寄り添うように語りかけて来た。
「大丈夫、お前が撃たないことはちゃんとわかってる。ちょっと混乱しただけなんだものな。誰にも言わないでいてやるよ」
「なんせ----久しぶりの、恋人との再会で驚いたんだろうしな?」
「――――っ、違う!!」
恋人。おぞましい過去の記憶。そんな言葉で片付けられるような生易しい関係ではない。
直人は忘れない、彼が自分を傷つけた事を。自分に消えない快楽を刻んだ事を。自分の心を弄んだことを。そして……自分を彼の恋人(性奴隷)にしたことを。
あの時、直人は辛うじて剛三の魔の手から逃れる事ができた。彼から逃げて、逃げて、逃げて、全てを忘れようとした。彼に壊されそうになる前に、彼と共にいた時間を…………支配されていた時間を恋しいと思うようになる前に。
白鐘直人が探偵王子と呼ばれ、数々の難事件を解決するようになるのはその一件があった後だった。剛三との日々を忘れるために、彼が自分にした非道を過去にするために、直人は努力した。そしてそれは、あと少しで叶いそうだったのだ。この稲葉市で、田中剛三と再会さえしなければ。
そう、こんなはずじゃなかった。向かう先の警察署の人員の名前を調べて、彼の名前がない事は確認していた。刻まれたトラウマから、地方の捜査にあたる時には無意識に彼と出会わないように精査していたのだ。
なのに、まさか、助っ人で別の警察署からこの男が来ているなんて!
いくらトラウマを持っていたとしても、最低限向き合っていればこんな事にはならなかったのに。そう思っても、全ては後の祭りで。
「何、無視してんだよ雌ガキの分際で」
「あっ!」
気づいた時、すでに剛三は直人の懐に入り込みその手から銃をひったくった。左手を銃の頭に添え、胸で相手を押し出すようにタックルをする事で銃を奪い取る、警察官の逮捕術に沿った基本形だ。
その光景が、直人にはやけにスローに見えた。直人なら、この状態からでも銃を奪われないようにする体術ぐらいはある。だけど直人は……。
「あっ……」
僕は、何もしないことを選んだ。
剛三さんは正しい。僕に、彼を撃つ事はできない。それは家名のためとか、人殺しが嫌だとかいうだけじゃない。
白鐘直人は、田中剛三を傷つけられない。たとえどれほど憎んで、嫌い、恐れていようとも、僕はもう彼に反抗できないよう教え込まされているんだから。
直人の手から奪われた銃を剛三は微笑みながら地面に置くと、そのまま彼女の手の届かない位置まで蹴り飛ばす。それで、直人の身を守る物は全て無くなってしまった。
「いい子だ。大人しくて従順な女は好きだ。男に媚び諂って、奴隷のように主人に従う女。それが女のあるべき姿ってもんだ、ええ? お前も俺の女なんだからわかってるだろ。どんなに男の振りしようと、そのクソみたいな女の性根は隠せないってな。だから……とっととズボンを下ろせ雌ガキ」
「…………っ!」
びくりと剛三の有無を言わさない言葉に、直人の体が恐怖で震えた。
最初、彼女は剛三の言う言葉の意味が理解できなかった。だがだんだんと言葉の内容が頭に浸透してくるに連れ、彼の望みに彼女の倫理観が最後の防波堤となって待ったをかけた。
「何を……こんな場所で……」
命令の内容もそうだが、まず直人と剛三が居る場所は人気のない路地裏とは言え午後の町内だ。いくらパトカーで入り口を塞いでいても、反対側から誰か来てしまえば意味はない。そんな場所で、ズボンを脱げと言うなど正気を疑うような注文だ。
だが剛三は邪悪な笑みを再び口に浮かべながら、大仰な身振り手振りを交えて直人を追い詰める説得を始めた。
「俺に銃を向けた事を謝罪する方法は二つだ、直人。俺の命令に昔みたいに素直に従うか、自分はもう女じゃないってここで俺に証明するかだ。だがどちらにしろ、そのズボンを脱がないといけないなぁ」
ネチャネチャと、口の中でガムでも噛んでいるのではと思うほど唾液音を混じらせた汚い喋りをしながら、剛三がいやらしく直人の体を上から下に視姦する。
彼の目にはきっと、かつて自身の言いなり人形であった頃の直人の艶姿が映っているのだろう。写真を撮らせた事はないが、それでも何十回と彼の前で裸になったのだ。胸の形も、腰のくびれも、尻の皺の数まで覚えられているはずだ。
「だからさっさと脱ぐんだよ……それとも、学校のお友達や警察にお前が男装して探偵ごっこをしている嘘つきの変態だって、知らせてやってもいいんだぞ?」
「それ……は……!」
直人は剛三の言葉に涙を目に浮かべて悔しさに臍を噛んだ。白鐘直人は探偵だ。それは生まれ持った性別なんて関係のない事実だ。
だけど時代は、社会は、ただ股の間に生殖のための棒が生えているかどうかでその価値を大きく変動させる。特に、犯罪と戦う職業に置いてその傾向は顕著だ。
もし直人が実は女なのだと警察関係者に漏れた日には、今までの功績も努力も無下にされて捜査協力の依頼さえ来なくなるかもしれない。そうでなくとも、今でさえ妬みや嫉妬による嫌がらせを受けているのだ。これが女だと分かればその風当りはより強く、そして下衆なものに変わるのは想像に難くない。
剛三はそれを知っている。警察と言う、権力を笠に着た男尊女卑の組織の見本のような場所で、誰よりもその腐った負の側面を体現しているを彼は、世間が探偵王子から少女に変わった直人にどんな手の平返しを見せるのか手に取るようにわかった。
だから彼は利用する。彼女の苦しみを、自身の立場を、ただ己の欲望を満たす為だけに。
「…………………わかり、ました」
か細い承認の言葉を吐き出すのが、今の直人の精一杯だった。
ズボンのボタンを外し、ファスナーを下ろすと直人は顔を真っ赤に染め上げながらゆっくりとズボンを自身の色白の脚に沿って下ろし始めた。
路上でズボンを脱ぐと言う行為に否応なく直人のプライドは、かつて剛三と付き合っていた頃のように脆く崩れさっていく。
彼に命令されて彼の望むような服を着させられていたあの頃の自分の姿。卑猥で、屈辱的な、男の性欲を煽る事しか考えていない淫らな衣装の数々。それを忘れた事は一度もない。
探偵王子と呼ばれるようになって変わったと思っていたのに、実際は何一つあの頃と変われてなどいなかったと言う事実に、直人の心は折れかけていた。
そして脱ぎ捨てたズボンを横足で蹴飛ばして遠くへと転がしておく。そうすると路地裏には上半身を青いブレザーに身を包みながら、下半身は下着一枚と言う知らない者が見れば露出狂にしか見えない姿になってしまう。
「パンツもだよ。そんなんで俺が満足すると思ってんのか?」
「ッ……! は、はい……」
恐喝するような声色で詰めてくる剛三に、震えながら直人は言われた通りに自身の最後の砦であったショーツへと手をかける。
次は躊躇うことさえなく、脱ぎ捨てた。
彼女の少女から女性に変わる前のうら若き秘部、かつて目前の男に開発されつくしたことで命令に従うだけで淫液を漏らすようになってしまった性器を晒してしまった。
直人の体は剛三の命令に従う度にかつての田中 剛三の恋人だった頃へと戻って行く。忘れていた……忘れたはずだと思い込んでいたあの悪夢が、最早消し去るのが不可能なほど自分の魂に染みついていたことを、反射的に元恋人の命令通りに動いてしまう体から理解してしまう。
それだけ剛三の調教は巧みで、うら若い女子高生であり由緒正しい探偵の家系の子女を声だけで発情させて淫液を垂れ流すほどに堕落させていた。
「これで…………いいですか?」
ショーツを足から抜き取った直人は、かつてのように自分が先ほどまで穿いていた脱ぎたてのショーツを剛三に向けて両手で広げて見せる。
女性物の青い下着。直人は男装をしていても過去の剛三の調教によって男物のパンツを身に着けることに忌避感を覚えるようになっていた。
欲情的な下着こそ処分したが、ある程度マシな下着は今も使用しているのだ。
その下着を再びこの男に見せることになるとは思いたくもなかったが。
「ククク、しっかりと礼儀は覚えてるみたいじゃないか。ついでに下着の染みも……ク、ハハハハハ! 全然変わってないなぁ、直人」
「……ッ!」
嗤う剛三の言う通り、直人が広げたショーツの中央には黒い染みが出来ていた。
女が性的興奮をした証。かつてのように、自分が剛三の前ではいつでも秘部で彼の剛直を咥えられるように、濡らして準備をしていたと言う証明。
それを指摘された直人は体をビクリと震わせ、しかし何も言う事ができずにいた。それは恥ずかしさのせいか、それとも屈辱によるせいか。はたまた、剛三の自分を嘲笑う言葉に性的快感を覚えたからか。
「やっぱりな。どれだけ外面を取り繕うと、所詮お前はただの女、雌なんだよ。自分に自信が持てなくて、自分を肯定してくれる誰かに簡単に溺れる弱い雌。忘れられるとでも思ってたのか?『探偵王子』、クールでミステリアスな天才少年様よ」
「ぁっ……ああっ……!」
剛三の嘲笑う言葉に、直人は何も反論できない。彼の自分の本質を突く言葉に、振り払ったはずの雌としての自分が再び顔を出して、マゾヒズムな快感を刺激させられてしまう。
「ハハッ、今のお前と真逆の肩書きだな。マスコミが今のお前の顔を見たらどんな仇名をつけるか楽しみだよ」
「そ、それは……あぁぁっ!!」
剛三の手が、直人の鼠蹊部を叩いた。それだけで、鬼畜に扱われる事に性的興奮を感じるようにされていた体は震えて、甘い雌声を出してしまう。
世間の見る自分の姿と、真逆のマゾ雌の顔を晒してしまう。
直人は探偵王子と呼ばれることを望んだことはなかった。だが確かにその名は、直人にとって自分が世間から認められる探偵となれた事の証でもあったのだ。
その証を、自分は今踏みにじっている。そんな感覚に苛まれて、直人は悔しさとそれに抵抗出来ない自分自身への怒りに震えながらも、それを覆い尽くすような快感に我を忘れてしまう事に涙した。
それしか……できなかったのだ。
「はっ、わかったら携帯を出しな」
「えっ……?」
そんな直人に、剛三がめんどくさそうに声をかける。
だが自分へのショックで呆然としていた直人は言葉の意味がわからず、思わず問い返すような響きの声を口から零してしまっていた。
瞬間、めんどくさそうな顔をしていた剛三の顔が露骨に不機嫌に変わり詰問するように声色を強めた。
「だから携帯出せって言ってるだろ。主人の命令も聞けないのか、この雌ガキが」
「ご、ごめんなさい! すぐに出します!」
調教されて剛三の恐ろしさを骨身に染み込まされている直人は、慌てて胸ポケットから携帯を取り出して剛三へと手渡す。
それを手に持ち、当たり前のように自身のポケットへとしまった剛三はニヤニヤと笑いながら直人の頭を撫でた。
「よ〜しよし、よく命令に従ったな。偉いぞ〜」
「ぁ、ぁあ……!」
その扱い方を、直人は覚えている。命令した事がうまく出来なかった自分に罵声を浴びせ、暴力を振るい、涙ながらにやっと出来た時に優しい声をかけて頭を撫でて来た剛三の姿。
それは彼の常套手段だ。直人を屈服させるために彼が用いた飴と鞭の用法。それを今、また同じようにされている。
それがわかっているのに、これが彼の自分を服従させるための手だと知っているのに、直人の心は嬉しさと安らぎを覚えてしまうのを止められない。
「次はどうすればいいかわかるな? いつもやっていたように、俺の前に跪くんだ」
「はい……」
剛三の命令に、直人はもう躊躇う事なく従った。彼の言葉に、これから自分が何をしなくてはいけないかを過去の日々を回想して悟り、剛三の股間部に顔を持ってくるように跪く。
そして、むわりと……ズボンとパンツを下ろした剛三の腰元から、あまりにも嗅ぎ慣れた雄のイカ臭さが鼻腔を刺激した。
「んっ……♡」
反射的に下腹部が震えた。何度も受け入れた事のある男の怒張に、臭いだけで形を思い出した膣が熱を持ち始めたのだ。
そしてその剛直が直人の鼻先数センチ前に露わになる。「お゛っ♡」と直人の口から無意識に下品な声が溢れた。自身の初めてを奪い、そして今日まで自身の雌穴を支配したただ一つの魔羅の存在に、彼女の脳が条件反射的に反応したのだ。
「ぁぁっ……ぁああっ……んおっ!?」
強烈な臭いを放つ剛直の先端が、鼻先に押し当てられた。鼻の形が亀頭に押されて僅かに歪み、無様な豚鼻を作らされる。
その様を見て、邪悪に笑う剛三に対しても直人は僅かな怒りや悔しさは感じても、抵抗しようなんて気概はかけらも浮かばなかった。
「ぉぉっ……ぉごっ……!」
そして鼻腔にぐりぐりと亀頭を押し付けられ、尿口から香るイカ臭さや尿の臭いが直人の鼻いっぱいに広がり、鼻が曲がりそうになる。だがその臭さを、確かに悦んでいる剛三に躾けられたマゾ恋人としての自分がいる事を直人は理解していた。
「んふぅ……っ! ふぅぅ……っ!」
そしてそのまましばらく臭いを嗅がせられる。これから自分がお世話する性器の匂いを、しっかりとまず嗅覚で味わい、確かめ、脳に刻み込まされる。
それは、剛三と体を重ねる時に必ずやらされたステップの最初の一つ目。彼に教えこまされた、雌としての作法。
だからステップ1を十分にやり終えたら、ステップ2に移らなくてはならない。
「んあぁぁ……」
直人は、自身の口を開いて舌を伸ばした。だらしなく、できるだけ無様に見えるように。それが、男の性欲を滾らせる物だと教えられたから。
それでいて伸ばした舌先を、肉棒に接触する数ミリ前で止める。それは別に、直人が直前で叛骨心を取り戻して男の命令に従うのを止めたからとか、そう言う理由ではない。
待っているのだ。許可を。主人の肉棒に舌を触れさせてもらう許しを。直人は熱の籠った瞳で上目遣いをしながら、「待て」をされたペットのように、従順に飼い主の次の言葉を求めていた。
「ククク、ちゃんと覚えていたようだな。偉いぞ、直人。しゃぶっていいぞ」
「……っ! んじゅううっ……ぢゅる……んあっ、じゅるる……!」
剛三の許しの言葉を聞いて、直人は舌を亀頭に巻き付け、尿口を、カリ首を、皮裏を、熱心に舐め上げた。
瞬間、直人の頭に在りし日の剛三の肉棒に奉仕していた自分の記憶が鮮明に思い出された。そして、その時に朝昼晩と舐めさせられた彼の決して忘れられない雄の味を。
(少し、苦味が増してる。チンカスまで、こんなに……。お風呂、入れてないのかな? それとも……僕がいなかったから、オチンポを綺麗に掃除できなかった……?)
だからこそ、その僅かな味の違いを名探偵であるが故に違和感に聡い直人は気づいてしまう。舐めた舌先から感じる肉棒にこびりついた雄汁の味に、記憶と違う理由を考えて、その仮説にぶるりと体が興奮で震えてしまう。
自身を支配していた田中刑事が、自分がいないと性器を綺麗にする事もできないのだと思うと、言葉にできない熱が胸に込み上げてしまった。
直人は、自分が加速度的にこの最低で無能な暴力刑事の女であった自分に戻っているのを感じた。そして、それも良いのかもしれないと思う自分がだんだん心の内で強くなり始めている事も。
「じゅるる……ぢゅず、ぢゅううっ!」
亀頭を舌で舐めるだけだった直人の口が、今度はその先端を口内に導いて咥えてしまう。自身の頬裏に、男の肉の塊がある懐かしい感覚に、直人は目を細めながらゆっくりとストロークを開始する。
そしてその間も、男を上目遣いで見つめる瞳は決して彼から離しはしない。なぜなら、彼は媚びるように自分を見上げる女を見下すのが好きだから。それをすると、肉棒をより固くさせると、直人は10回目を数えるフェラの時に気づいたのだ。
直人の脳裏に、次々と剛三と過ごした日々、彼に調教されて体を毎日重ねた記憶が思い出されて行く。
彼がどのように自分の価値観を壊し、命令に従順に従う雌に変え、そしてそれを幸福に思うように躾けて行ったかを。
あの時は、逃げられた。堕ちきる前に、剛三が証拠のない容疑者に暴行を働いて無理矢理自白の供述を取った事が明らかになり、本庁から飛ばされたからだ。
突然いなくなった彼に、直人の調教されて彼への依存心を植え付けられていた心はしばらく動転し、それでも時間が自身を少しずつ正常な頃の白鐘 直人へと戻してくれた。
だがそれは、あくまで記憶の底に一時的に封印しただけで、克服したわけではなかった事を、直人は口内に感じる熱い肉竿の鼓動に心満たされながら理解した。
「ぢゅるるっ……ぢゅぽぉ……ぶちゅっ、じゅぼっ……!」
剛三の肉棒を先端から根本まで咥え込むたびに、直人の外気に触れた蜜壺がきゅっと締まる。それが冷たい空気に晒されての生理的反応ではない事を、直人の冷静な部分は認めている。
自身の膣が、何度も自分を貫いて気持ち良くしてくれた男の怒張に、飼い主の呼び声に応える犬のように尻尾を振っているのだと、名探偵である直人の優秀な観察眼が、そう自分自身を分析してしまった。
「いいぞ、直人……! うっ、ふぅ……ブランクがあったから前より拙いが、それでも俺のチンポの世話の仕方は最低限心得ていたようだな」
「じゅぶぅぅ……んじゅず、ずずぅ……!」
直人の舌が剛三の言葉に応えるように艶かしく動く。口いっぱいに含んだ肉棒の茎裏を舌腹で優しくほぐし、唇を陰棒に強く吸いつけながら上下させる。
それが、この人は好きなんだと……片時も忘れる事のなかった記憶を胸に直人は口淫を続ける。
自分はもう、剛三の女になんて戻らないと決めたはずだった。あれは悪い夢で、探偵王子としての自分が本来の自分なんだと何度も言い聞かせて来た。
それは、間違いだったんだと……直人の心は自身の大きな過ちを認め始めていた。
自分は、剛三が地方に飛ばされた時に、ただ彼のいなくなったベッドで呆然と座り続けるのではなく、すぐにどんな手段を使っても彼を追って行くべきだったのだと。
「ああ……悪くはないぞ。悪くはないが、少し刺激が足りんなぁ!」
「んごぉぉっ!?」
剛三が、直人の探偵としてのトレードマークであった青の帽子を叩き飛ばすと、彼女の澄んだ海のように綺麗な青髪を荒く掴み、そのまま強引に彼女の顔を激しく上下させ始めた。
「んぼぉ、んお゛っ、お゛お゛っ、お゛ごぉ゛ッッ!!」
直人を人とも思わない、まるでオナホでオナニーするかのような獣欲任せの鬼畜なイマラチオ。直人はそれに意識を持っていかれないようにするので精一杯だった。
喉奥に叩きつけられる亀頭に苦しみ、顔面に何度もぶつかる剛三の陰毛が鼻穴に入った感覚に目を歪ませた。
ただただ苦しい自分の顔を使った剛三の自己満足オナニーに、直人は涙目で彼へと懇願するようにその加虐心に染まった瞳を見上げた。
「なんだその目は? 雌のくせに、俺のやることに文句つける気か? どうやらまだ、思い出していないようだ、な!!」
「ふぐぅぅうう゛う゛う゛ッッ!!?」
深く、強く、剛直が直人の口内に叩きつけられる。その衝撃に、直人の意識が真っ白に染まり、数瞬記憶を失ってしまう。
「お前は! 俺の! 女だ! どんな命令も! プレイも! 喜んで受け入れる! 雌豚なんだ! 忘れたか!!」
「んぶぅぅッッ! おごぉお゛お゛ッッ!! ぶぐぅぅうう゛う゛う゛ッッッ!!!」
白目を剥いた直人の体が、痙攣してビクビクと震える。あまりの荒い扱いに、死の境まで彷徨い出す。それでも剛三は、そんな直人の危機的状況にさえ気づくことなく、ただ自身の最低下劣な欲望を叩きつける。自身のちっぽけな雄のプライドに従わない下等な雌を、躾けてやる。
そしてようやくそのあわや直人を殺しかけたイマラチオは、唐突に終わりを告げた。それは単に、剛三が手を動かすのに疲れたからと言うクズな理由だが、それが直人の命を救った。
「おぼぇぇ……ッッ!」
どさりと、直人が地面に倒れる。その衝撃で意識が戻った彼女は、慌てて肺に空気を取り込もうと咳き込み、荒い呼吸を繰り返す。
そんな彼女を、聞き分けの悪い子供を見るような目で見つめながら、剛三がその倒れ込んだ直人の露出した下腹部を靴で踏みつけた。
「あぐっ!」
「いいか、直人。本当はこんな手荒な事はしたくなかったんだ。でもお前が悪いんだ。お前がイケナイ子だから、俺はこんな方法をとらなきゃ行けなくなっちまったんだぞ」
その意味を、酸素を取り込むのに必死で思考もおぼつかない直人はわからなかった。
そんな彼女の股間をぐりぐり靴先で踏みつけながら、剛三はポケットからある物を取り出した。
先ほど直人から回収した、彼女の携帯電話。
それを開き、カメラモードを起動すると、今の直人の痴態……下半身を露出させて男に股間を足蹴にされている姿を撮影し、動画を撮り、携帯のメモリーへと保存して行く。
「ぁぐっ……ぉおっ……うっ、んぎぃ……! ぁあ……はぁ、はぁ……な、何を?」
自身の上で行われていることに、ようやく輪郭を結んだ頭で問いかける直人に対して、剛三はあまりにも下衆で、人の心のないプランを告げた。
「これを、お前の連絡先に保存してある誰かに送信してやる。それが、謝罪の奉仕さえ満足にこなせなかったお前への罰だ」
「ぁっ、えっ…………っ!? な、やめ……止めてください!!」
そんな、直人の人生を完全終了させる考えを、剛三は簡単に口にした。人一人の人生を踏み躙る事に何の感慨もないと言うように。
それは警察官として最低もいい精神性だが、彼が何度も無実の容疑者を暴力でありもしない罪の自白させていた事を思えば、当然の思考回路と言うべきだろう。
「今さら後悔しても遅い。お前の探偵王子としての日々に別れを告げるんだな」
ポチリと、剛三の指が携帯の送信ボタンを押すのを、直人は走馬灯が見えそうなほどスローに進む視界の中で見ていた。自分の人生が終わる瞬間を、無限にも思えた一瞬で感じていた。
「ぁっ……ぁああッッ!!」
「ほら、送信完了。そいつがソレを見ても口を噤んでくれる奴である事でも祈るんだな」
剛三が倒れる直人の横に携帯を放り投げる。それを慌てて拾った直人は、一体剛三が誰に先ほどの直人の無様な痴態を送ったのかを確認した。
『巽 完二』
それは、自分が次の連続殺人の被害者になるかもしれないと睨んでいた少年の名前で、自分が犯行よりも先に犯人を捕まえる事で守らなければいけない相手の名だった。
「……っ!!」
それに気づくと、直人は慌てて彼に電話をかけた。先ほど自身が送ったメールを、開封する前に消去するようにと伝えるために。僅かな会話からのプロファイリングだが、根が純粋で人の頼みを無碍には出来ないタイプと直人が睨んだ彼なら、もしかしたら何も言わずに従ってくれるのではと思ったからだ。
「お願いです……出て、出てください……!」
プルルルルと電話の送信音を伝える電子音が、やけに長く感じる。それが五秒、十秒と続いて、一分と経っても電話先の相手は出ることはなかった。
「そんな……どうして……!」
焦る直人は、涙さえ流しながらなぜか電話に出てくれない不良少年の事を思った。こんなに電話を鳴らしているのに出れない理由。眠っているのか、携帯をどこかに落としたのか、はたまた…………。
「----」
その瞬間、直人の中で最悪とも言える予想が頭をよぎった。自分が彼をマークするに至った理由。連続殺人犯の次の標的。
弾かれたように、直人は連絡先から事前に調べておいた巽完二の実家、巽屋への電話番号にかけた。
プルルルルと同じ電子音を響かせた携帯は、今度は数秒と経たずに通話が可能となった。
「あの、巽完二くんは家におられますでしょうか?」
電話先の相手、彼の母親に彼の行方を確認する。一言、二言、やり取りを繰り返す。そしてその内容を聞くうちに、みるみると直人の顔は蒼白に染まって行く。
そんな急に別の意味で焦り出した少女に、彼女を追い詰めるような事をした剛三は置いて行かれたように目を白黒させるだけ。
「わかりました。もし彼が帰って来るような事があったら連絡してください」
聞くべき事を聞いて、直人は通話を終える。その指先は震えていて、自分が助けなくてはいけない人を助けられなかったと言う予感に、剛三に陵辱された時よりも心を暗くさせていた。
「ああ? なんだ、どうした?」
「ぁっ……巽、完二くんが……僕が、次の連続殺人の被害者になると睨んでいた人が……行方不明に……なりました」
絞り出すように言った今しがたの電話の内容。それに、さすがの剛三も警察官であるためか目を見開いて驚きの表情になる。
彼は直人の探偵としての観察眼の鋭さを知っている。そんな彼が次の被害者になると目星をつけたと言うのなら、それは高確率で正しく、そしてその相手が行方不明者になったと言う事は、つまり----
「で? それがどうした?」
「--------ぇ?」
だがそんな事実も、起きたかもしれない第三の殺人も、剛三にはどうでもよかった。
彼は沖奈警察署の人間で、この稲葉警察署で起きた事件を解決したところで特にメリットはない。自身の出世にも繋がらない事に、彼はやる気を出したりはしない。たとえ目の前で、人が殺されたかもしれないと言う情報を聞いたとしても、何とも思わない。
それが田中剛三と言う刑事の風上にも置けない、人間のクズの思考であった。
「それがどうしたって……人が、死んだかも……っ!」
「だからそれがなんだ? えぇ? 別にどうだっていいだろ。俺が困ることでもないし、むしろお前にとってはラッキーじゃないか。さっきのメール、読まれる心配が無くなったんだからなぁ!」
そう言うことじゃない! そう叫ぼうとした直人の心は、威圧的にこちらを見下ろす剛三の目に堰き止められた。
「それに、これはお前の失敗なんじゃないか……なぁ、探偵王子? 次に狙われるとわかっていて、みすみす死なせてしまったとしたら、それはお前の過失だよなぁ? 何が探偵王子だ、ええ? やっぱりお前は、俺の性処理をすることしか価値のない、無能な女だったってことだ!」
その言葉に、直人の弱った精神は貫かれた。自分のせいで、巽完二は死んだのだと言う事実を突きつけられて。
自分が失敗したから、彼は死んだ。
自分がちゃんと守らなかったから、彼は死んだ。
自分が犯行が起きるより先に、犯人を突き止められなかったから、彼は死んだ。
自分が、彼を殺したのだ。
「ぁっ……」
崩れる。探偵王子として培って来た自分が。
「ぁぁあっ……!」
壊れる。今まで自分が信じて来た探偵としての信念が。
「あ゛あああぁぁぁッッ……!!」
消える。最後の一線であった探偵の自分が。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……!!!!」
僕は
無能で、役立たずで、何の価値もない
探偵を名乗るのも烏滸がましい
剛三様のマゾ雌だ
「んじゅる、ちゅぱ、じゅずず……きもひいでふか、剛三様?」
「ああ、やっと素直になれたな。それでこそ、俺の女だ」
「んっ♡ うれひい、ありはとうごひゃいまひゅ♡」
そそり立つ剛三のペニスに頬を愛おし気に押し当てながら、直人は忠誠心と愛情に染まった瞳で自身の生きる全てとなった汚職刑事に感謝の言葉を伝える。
下半身だけ丸出しな変態姿を晒す直人は、ただ肉棒を奉仕するだけでなく愛しい恋人との情事を楽しむように、剛三へと媚びた眼差しを向けながら話しかける。
「ちゅっ、ちゅぱっ♡ 剛三様は、カリ裏のこの部分を僕の舌で舐められるのが好きでしたよね? ふふ、ちゃんと覚えてますよ♡」
「お、ぉおお……! よくわかっているじゃないか、直人……!」
剛三の反応を逐一確認しながら、すっかり彼の雌としての正しい自分を取り戻した直人はチンポへと唾液で濡れた舌を絡ませる。
優しく、愛情深く、ずっとお世話できなくてごめんなさいと、あなたのチンポケースがただ今戻りましたと伝えるように。
「ん、はぁぁ……♡ 僕の熱い吐息、感じてください。剛三様を想うだけで、こんなに興奮してるんですよ♡ んあぁぁ……♡」
「くっ、んおお……心地良い熱だ……! ぉ、ぉお……!」
剛三の蕩けた声と醜顔をだらしなく歪ませた彼の表情を見て、直人は嬉しさに目を細める。相手が自分の事を見ていなくても、彼が自分で感じてくれている事が、今の直人には何よりも幸せだ。
「はぁぁ……♡ すごい……血管が浮き出てる……もう、射精しちゃいそうですか……? でしたら僕の口の中に、びゅるるるって吐き捨ててください♡」
ビクビクと限界が近づき強く痙攣し始めた肉棒を指先でなぞりながら、直人は淫魔のように艶やかに笑う。
そして彼の瞳を見つめながら、大きく開いた口の中に彼の射精間近の逸物を入れる。
「あぁ、むっ……んじゅぅぅ……♡」
今回、直人は剛三から許可の言葉をもらっていない。いや、直人は許可はもらっている。彼の目を見て、何も言わずともその瞳に宿る許しの意図を感じ取った。
良い女とは、言葉通わせずともアイコンタクトだけで主人の望むものを汲み取らなくてはならない。そして世界でも有数の名探偵である直人は、持って生まれた観察眼の高さから、その技能に特別長けている。
「んじゅるる……♡ ぢゅろぉ、んっ、ぬぼぉぉぉ……♡」
熱気だけで火傷しそうなほどだと、舌で感じた主人の昂りに直人の蜜壺から粘ついた糸がたらりと垂れた。
深く咥えた亀頭が自身の頬裏を擦り、先走り汁が自身の唾液と混じって直人の好きな苦味を口いっぱいに広げる。そのあまりの美味しさに、じゅぞぞぞと亀頭に吸い付いておかわりを所望してしまう。
「ぐ、おおお……! これは……我慢できん……! 出すぞ、直人! 全部口で受け止めろ!」
「んんっ……!♡」
命令されるまでもないと、直人は根本まで剛三の肉棒を咥え込んだ。自身の唇が男の陰毛と金玉にキスをして、亀頭が喉肉にぶつかる。数分前に同じことをされた時は苦しみしか感じなかったのに、剛三の雌としての人生を選び取った直人には悦びが上回る。
そして口内でびくんと一際強く肉棒が跳ね、それから一秒とかからず亀頭から熱い雄汁が解き放たれた。
「んふぅ……っ♡ んくっ、んっ、ごきゅっ……♡」
爆発的な勢いで喉奥に飛び散った通常の白濁液よりも粘り気の強い雄の精液。それを自身の胃の中に全て送ってあげなきゃと、強い使命感を胸に直人は少量飲み込むのも一苦労なそれを、ごくごくと喉を鳴らして飲み込んでいく。
その手際は一朝一夕で身につくものではなく、昔の剛三の調教の成果だ。そしてこんなにスムーズに主人の精液を飲めるようにしてくれた彼に、直人は深い感謝を抱きながらその成果を見せようと尿口から一滴も残す事なく吸い取ってみせた。
長い射精が終わり、全ての精液が直人の胃に注がれた。従順な奴隷としての後始末のやり方も教わっている直人は、最後に頬裏を窄めて舌を巻き付けるようにしながら、下品なひょっとこ顔で肉棒を抜き取って行く。こうする事で肉茎を綺麗に唾液で掃除できるし、視覚的にも剛三を喜ばせられるからだ。
「口を開けろ」
「んあぁ……♡」
終わりに、全部を飲み込んだ事を証明するために口を大きく開いて白濁液の一つもついていない口内を見せつける。その際に、直人の小さくて可愛らしい舌が発情した犬がするように口から飛び出し、それが彼女の今の姿勢も合わさりまるで犬芸のおちんちんのようだ。
「くく、いいだろう。よくやった」
そしてしばらくの検分の末、合格をもらった直人は、何も言われずとも男の足に這いつくばり次の命令を待った。それこそまさしく、雌犬のように。
「よぉし、このまま下の方も可愛がってやるよ。パトカーのボンネットに背中を預けて脚を広げな」
「はい、わかりました剛三様♡」
その命令に、直人は即座に顔を上げて従った。自身の愛液を股間から垂れ流す体を、日本の正義と犯罪を許さない心の象徴たる白と黒のボンネットへと乗せる。
そして言われた通りに大きく脚を左右に広げると、股から流れ落ちていた興奮液が尻の割れ目を通ってパトカーを汚した。
だがそれを気に留める者は、もうこの場には誰もいない。
「本当に良い体に育ったものだな直人。もちろん、こっちの俺が揉んで大きくしてやった胸も、しっかりと育ってるよな?」
「ええ……前より2カップほど大きくなりました♡ 剛三様の乳揉みの賜物ですよ」
「ほう、2カップもか! と言うことは……くく、Dカップにまでなってるのか……!」
直人の衝撃的な告白に、剛三が真相を確かめようと彼女のジャケットを引き剥がす。そう、脱がすのではなく左右に破り捨てたのだ。
パチンッと、直人の探偵王子としての青を基調とした服のボタンが弾け飛び、その下のワイシャツがビリリッ、ビリィッと無理矢理引き裂かれてただの布切れへと変わって行く。
その剛三の自身の服をボロ布へと変えて行く行為に、直人は口を挟んだりはしない。この後どうやって帰ればいいのだとか、破り捨てた服の残骸はどうやって処理するのだとか、そんな疑問は思っても口には出さない。
それは剛三様が満足した後に、自分で考えればいいだけなのだから。
パトカーの真下に、はらりはらりと女性の破り捨てられた服が散乱して行く様はある種異常だ。後にも先にも、パトカーの上で少女の服をビリビリに引き裂いたのは剛三が最初で最後に違いない。
そしてだんだんと露わになる直人の上半身の柔肌。その胸部には白のサラシが巻かれていて、なのにその上からでも巨乳だとわかるほどに、彼女の胸はサラシを下から押し上げている。
そのサラシの布先を興奮して掴み取った剛三が、一息にそれを引き剥がした。
「お、おお……!こいつはすごい! 女子高生でここまでのモノを持っているとは!!」
「んっ……剛三様に、そこまで喜んでもらえるなら……この胸を持って生まれた甲斐があります」
サラシの圧力がなくなり、飛び出すように跳ねて露わになった直人の女子高生としては巨乳すぎるDカップの膨らみ。しかもブラジャーで綺麗に形を保つよう固定していたわけでもないのに、彼女の胸は一切垂れることなく芸術的な丸みを帯びて胸部に乗っかっているではないか。
そのあまりの魅力的な光景に、剛三は久しぶりとなる直人の豊満な乳袋へと両手を伸ばして揉みしだいた。
「んんっ♡ 剛三様の胸揉み、相変わらず激しくて、ぁあっ、素敵、です……♡」
直人の胸が形を変えるほど強く握り潰される。餅をこねくり回すように、円を描いて捏ねられ、そして乳首を摘まれるとその硬さを確かめるように指圧される。
その以前と何ら変わることのない剛三による自身の胸の揉み方に、直人は懐かしさを覚えながら喘ぎ声をあげた。
「こんなデカい乳をぶら下げながら王子を名乗りやがって……! 世間に謝れ、この!」
「んぃぃっ……!♡ ご、ごめんなさいぃ……! 王子なんて……性別を偽って、ごめんなさい! こんなデカ乳ぶら下げときながら、男を名乗ってごめんなさい! これからは正直に生きます! 男でも女でもなく、僕はマゾ雌だって、ちゃんと自覚して生きます! 世間の皆さん、応援してくれたのがこんなマゾ雌で、本当にごめんなさぃぃぃ……ッッ!!」
ぶしゅううっっ♡
叫びと共に、直人は謝罪アクメを決めて股間から愛液を迸らせる。噴射された雌臭撒き散らす液体は、パトカーのボンネットを汚し、主人である剛三の足下を汚し、そして放置されていた直人の青い帽子にまで届かせた。
かつての直人のお気に入りの帽子。でももうそれが汚れた事にさえ直人は気づかないし、気づいても気にも留めない。とっくにその帽子をかぶっていた探偵、白鐘直人は彼にとって過去の遺物なのだから。
「はっ、デカいイキ潮撒き散らしやがって! これからその締まりの悪い穴に栓をしてやる!」
「あっ……♡ はぃぃ……剛三様のオチンポで……僕の雌穴、塞いでください……♡」
そしてアクメを決めたばかりでヒクヒクと揺れる割れ目へと、剛三が亀頭を押し付ける。ぶちゅりと、膣穴と尿口が久しぶりのお互いの再会を歓迎するように淫らな音を鳴らした。
それは彼女の体が、変わる事なく剛三の雌であり続けた証拠だ。探偵のフリをし、男を騙り、どれだけ本当の自分を誤魔化そうと、剛三に躾けられた体だけはずっと直人の本性を主張し続けていたのだ。
チンポを向けられるだけで発情して愛液を流し、子宮口を緩めて妊娠準備を始めてしまう天性の淫乱マゾ雌オナホだと。
ぶちゅっと音を立てて、剛三の肉棒が直人の膣へと押し込まれて行く。十分に愛液で濡れた彼女の膣道は、愛しの主人のチンポをスムーズに迎え入れ、膣襞を締め付けて、おかえりなさいご主人様とマッサージする。
「んぉぉおお……♡ ぉぉお、剛三様のオチンポ……きたぁぁ……♡ 僕の処女を破ってくれた……僕の飼い主オチンポぉ……♡ ぁああ、ああ゛あ゛あ゛っ……♡♡」
極楽の嬌声をあげて、自身の体と一つになって行く剛三の分身の熱に心を震わせる直人。その顔には、しばらくぶりに受け入れた自身の子宮をこの世で唯一毎日白く染め上げる事が出来る雄棒への、崇拝と敬愛の念があった。
「ああぁぁっ♡ 亀頭が、子宮を突いてる……♡ んひぃぃ……っ!♡ ぁっ、ぁっ、僕の赤ちゃんが出来るお部屋、開いちゃう……♡ 剛三様が、未来の赤ちゃんのパパだって気づいて、子宮口開いて、卵子、差し出しちゃう……♡」
直人の腰を掴み、激しく腰を打ちつけ始めた剛三のピストンに、堕ちた探偵もまた率先して尻を男の腰に叩きつける。
最初はタイミングが合わなかった腰と尻の打ち合いも、直人の名探偵としての才能全てをセックスに注げば、十数秒と経たずに長年セックスし合ってお互いの体を知り尽くした男女のように、完璧なタイミングでお互いの性器を繋げ合う。
最も、実際直人と剛三は何十回も体を重ねたラブラブカップルにも負けない数セックスしてるので、未だにタイミングを合わせられない剛三が無能なのだが、それを補うのが番たる自分の役目だと少女は気にしない。
「んぁあああっ……! ほっ、ほぉぉっ……♡ だめ、剛三様のオチンポが膣をゴリゴリするの、気持ち良すぎて……ッッ!♡ イっ、イクっ……! ごめんなさい、剛三様! オチンポ貫かれての一回目のマゾアクメ決めます……っ! んッ、イ゛グッ……!!♡♡」
パチンッ、パチンッと破裂音を響かせ合う直人の体が、自身の秘部を夢中になったように貪る剛三の体を抱きしめながらぶるりと震えて絶頂を迎える。
その際にちゃんとセックス中に主人より先に果ててしまう事を謝り、回数を伝えるのが雌としての礼儀。直人の魂にまで刻まれた剛三の命令だ。
「ああぁっ……♡ これ、まずい……♡ イったのに、剛三様の腰振り、強すぎて……雑魚雌マンコの僕じゃ……またイっちゃう……っ! あっ、あっ、あっ……! ご、ごめ、ごめんなさ、またイキます! 二回目のマゾアクメ、しますっ! イ゛ギュッッーーーー!!♡♡」
連続での本気アクメ。それに二人の繋がった結合部から大量の愛液と先走り汁が飛び散り、パトカーのボンネットをまるで洗車された直後のように濡らして行く。
それでも発情した猿のように腰振りをやめず、一心不乱に久しぶりの自身の女の膣を犯す喜びに浸かる剛三を、直人は同じぐらい熱に浮かされながら両手両足で抱きしめる。
自分を徹底的に負かし、お前は雄の精子を受け入れて受精して、子供を胎で育てるのが仕事の雌なんだとわからせてくれたオチンポ。
そしてその持ち主たる、自分の人生を捧げて奉仕するに相応しい、また自分がそう遠くない未来産み落とす赤子の父となるであろう田中剛三。
その両者に、惜しみない愛情を抱きながら、直人は喘ぐ。この人以外に、自分を幸せにしてくれる男はどこにもいないのだと確信して。この人の子供以外産みたくないと、自身の決意を固めて。
それに応えるように、直人の膣肉に包まれた肉棒が膨らむ。それが射精の合図なのは、もうどれだけ荒々しいセックスをされてようと直人にはわかる。
「出して……射精してください、剛三様……♡ 僕の開いた子宮口に……剛三様の精子に受精されるのを待つ、白鐘直人の卵子を……! 真っ白になるまで、ぶちまけて……!!♡」
「ぉおお、おおおおおッッ!!」
びゅるるるるるる!!!
直人の求めるままに、子宮口とほとんど接写する位置まで埋没していた剛三の肉棒から大量の精子が吐き出される。それは彼女の子宮口を通り抜け、天才探偵王子 白鐘直人の卵巣が浮く子宮の中へと、中年汚職暴力刑事 田中 剛三の遺伝子を運んでいく。
ぶしゃ、ぶちゅと濃い白濁液が子宮の壁にこびりつき、絶対に子種が子宮口から溢れないようにその入り口さえも塞いでしまう。
そして出口のなくなった子宮内を何万という数の精子とたった一つの卵子が閉じ込められる。それがどうなるか……そんなのわかりきっている。
「直人……お前は誰の物だ?」
「はぁ、はぁ……田中剛三様の物です」
「お前は誰の女だ?」
「田中剛三様の女です!」
「お前は、誰の子供を産んで育てるんだ?」
「田中剛三様の子供以外ありえません!」
その言葉に満足したように、剛三の肉棒が白濁液の粘液塗れとなった膣穴から引き抜かれる。肉棒の支えを失った直人の体が、ボンネットに力なく倒れ込み、その開かれた膣口から子宮に収まりきらなかった濃い雄の遺伝子が漏れて正義のパトカーをより淫猥に塗装する。
そして肩で息をするのが精一杯の直人を尻目に、剛三が自身の脱ぎ捨てた衣服を拾って身だしなみを整える。
数分後には、見た目上は刑事らしい、背びれのついたスーツを着た男と、パトカーの上で全裸で倒れる少女の二人組に変わっていた。
この瞬間に第三者が来れば、レイプ現場に駆けつけた警察が少女を介抱しようとしている……と見れるのは、よほど人間の悪性を知らない無垢な人間だけだろう。
「さぁて、この続きはじっくり俺の家でやってやるよ」
剛三が直人の体を担ぎ上げると、そのままパトカーの後部座席へと雑に投げ捨てる。その際にさすがに裸の少女が乗っている事を万が一にも誰かに見られる訳にはいかないと、車の汚れを拭いた後の汚い雑巾のいくつかを直人に被せる。
曲がりなりにも先ほどまでセックスをしていた相手にする扱いではないが、久しぶりの本気セックスで体力を消耗し尽くした直人は、そんな荒い扱いにも大した反応を示すことはしなかったし、仮にあっても文句は絶対に言わないだろう。
それは、焦点の合わない目で、それでも剛三を愛おし気に見つめる直人の姿を見れば明らかだ。
「これから末永くよろしくな、ナ・オ・ト」
「ぁぁ……はい……あなた」
微睡みに包まれた思考の中で、男の自分の名前を呼ぶ嘲笑う声。それを、夫婦同士の親愛の籠った呼び方と勘違いしてしまった直人は、つい妻としての夫への呼び方で答えてしまって。
それに思わず吹き出した男が、直人の唇へとキスをしてからゆっくりと扉を閉める。
バタンッ
それは、扉が閉まった音であり、直人の探偵としての人生が閉じられた音であり、この先出会うはずだった自分の人生を一変させる生涯の友人たち、自称特別捜査隊のみんなと出会う未来が完全に閉ざされた音だった。
運転席に乗った剛三が、ボンネットに男と女の混合液をこびりつけたりパトカーを走らせる。そしてそのまま、直人を乗せてパトカーは男の自宅へと運んでいく。
後に残ったのは、路地裏の地面に散乱した探偵王子、白鐘 直人の散乱した衣服と下着だけだった。そしてそれも、若いカップルが脱ぎ散らかしていった物だとして近くの店の主人によって全てゴミに捨てられてしまった。
ここで誰に何があったのか、それが知られることは今後一切なかったのだ。
あれから一年。稲葉市で起きた連続殺人事件が解決して沖奈市に戻ってきていた剛三は、昼間からビール片手にテレビのニュース番組を見ていた。
『連続殺人事件の犯人は、高校生!?』
『稲葉市で行方不明の不良少年、捜索打ち切り』
そんな自身が関わった事件の内容がニュースキャスターによって読み上げられていくのを、剛三は興味なさげに聞き流していた。自身の手柄にならなかった終わった事件など、彼には興味がないし、ガキが一人行方不明になったなんて、もっと興味がない。
代わりに開いた地方雑誌には、同じぐらい彼にとってくだらない記事が並んでいて、唯一目を引いたのが
『今をときめく超人気アイドルりせちーの心を射止めた勝ち組少年、なんと他にも美少女現役女子高生女将と美少女格闘娘とのハーレム中!?』
なんてそこそこ面白そうな見出しの記事だ。ただアイドルが関わっているとは言え、未成年が取材対象だからか載せられている情報は少ないし、少年の苗字が河野なんてよくある苗字であることしかわからなかった。
ガチャガチャ、ガチャリ
不意に玄関の鍵が開く音が鳴った。それが、残りの少なくなってきたビールとタバコの買い出しを任せていた、最近籍を入れた同居人のものである事を悟り、気怠く剛三が玄関の扉の方へと顔を向ける。
「ただいま、あなた。ビールとタバコ、買ってきました。それと、注文してたセックス用のコスプレ衣装、『コロネットアーマー』も届いてましたよ」
開いた扉から顔を出したのは、深海のように深い海色の髪を腰まで伸ばし、聡明さと女の魅力を兼ね備えた顔立ちをした、誰もが美少女だと形容する容姿を備えた剛三の妻。
裾の丈が股下数センチ程度の白のワンピースを着て、そのお腹を臨月間近まで膨らませた彼女は、両手に紙袋を持っているのにリビングから迎えにも来ない剛三に、それでも不満なんて一つも感じずに華が咲くような笑みを浮かべて見せた。
「これで早速、ボテ腹セックスの新しいプレイを楽しめますね。どうしますか、あなた? ビールにする? タバコにする? それとも……私に、しませんか……♡ ね、パパ♡」
そんな、今日で妊娠九ヶ月目を迎えた田中剛三の新妻、田中 直人は愛する主人へと定番のセリフを使って抱きつくのだった。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ペルソナ4二弾目。りせちーの話も書いてるので、もしかしたら特捜隊メンバーコンプリートしちゃうかも。
ペルソナ4は初めてやった時はRPGに触れた事がなかったのもあって完二のダンジョンで詰んで止めてしまった思い出。その後ゴールデンでリベンジするのに長い年月かかりました。なので私の中で完二はずっと突↑入↑のイメージで固まってました。
100話達成記念で見たい陵辱系の後日談はどれ?
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オクトパストラベラー
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月が導く異世界道中
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龍が如く
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