もしクレインが町を訪れる前に、ビオラが惚れ薬を作ってしまい、それを立ち退きを迫るおじさんの前で飲んでしまったら?
「…………出来た。けど……何かしら、これ?」
年期の入った木製机の上に置かれた淡い輝きを放つ液体の入ったフラスコを見て、それを作った製作者たる少女、ビオラは無表情のまま困惑の声を漏らした。
フラスコの中身をこぼさないよう細心の注意を払いながら上や横、下から観察してみるが分かるのはどの方角から見ても綺麗なピンク色をしていると言うことだけ。
出来上がってしまった正体不明の液体に、さてどうするかと首を傾げること数秒、即座に結論は出た。
「とりあえず、飲みましょうか」
それは単純明快でとある錬金術師が聞けば卒倒しそうなほど短絡的な判断。どんな効果があるかわからない物を飲むなど、錬金術の世界で、いや人間社会でさえ戸惑われる行為。
しかし、ビオラはそういった常識からは一歩、二歩距離を置いた変人である。元々錬金術師ではないのにも関わらず、錬金術の真似事を見よう見まねで出来てしまう才能を持ち、何となくで既存の錬金術師でさえ驚かす新しい道具を生み出す彼女の技術は、常に奇天烈な発想とその独創的な性格で成り立っているのだ。
だがそういった性格になったのにももちろん理由がある。彼女は幼い時に自分が住んでいた村を怪物によって襲われ、友人も家族も、大好きだった兄も全員を失ってただ一人生き残ったという過去がある。
それ故に生きること自体に無気力で、錬金術師でさえ慎重を図るような危険な調合実験を軽々と行えてしまえるのだ。
そして今も、出来た謎の液体を易々と口にしようとするのはたとえこれを飲んで死んでも別に困らないから。そう言う諦観に満ちた人生観こそが、ビオラと言う少女の隠された闇であることを知る人間は今はまだいない。
本来なら、その闇を受け入れて彼女を助けようとしてくれる錬金術師の少年が彼女の前に現れるのだが…………その未来はこの彼女の軽率な選択で永遠に消えてなくなった。
「……っんぐ。味は無いわね。ジュースとして販売するのには無理そうね」
フラスコの中身を全て飲み干してしまったビオラは、さして残念そうでもなくそんな感想をこぼす。
ピンクなんだから桃の味でもすれば、店頭に置いてピーチ味の水として売ろうと思っていたのに、とビオラが愚痴をこぼす。
最も、それはこれから自分の体になんの支障も起きなければだが。
「……ふぅん、体に異常はなさそうね。ただの色がついただけの水だったのかしら?」
がっかり、と心中でため息を吐いて頭の中で今回やった調合の材料の組み合わせにバツをつけていたビオラの耳に、荒々しいドアを叩く音が聞こえた。
「おやおや、相変わらず誰も人がいない小汚い店だな」
店内に入ってきて早々に、嫌味で粘着質な言葉を投げかけて来た男を見てビオラは固まった。
それは彼女がよく知る人物。ビオラが営む魔法屋の店の権利を奪い、自分の店の支店を開こうと画策している商工会のおじさんだった。
暇さえあればやって来て立ち退きを迫ったり、店に対して嫌がらせをしたり数少ないお客に根も葉もない悪い噂を流す碌でも無い男。
「その様子じゃ、クロノフレームとやらはまだ出来とらんようだな。さっさとそんな夢諦めて店を畳んだらどうだ? んん?」
ビオラの悲願であるクロノフレーム、本によると死者と会うことが出来るという伝説のアイテム。未だかつて誰も作ったことも見たこともない、空想の産物と信じられてきたそれをビオラは亡き兄ともう一度会って話すために追い求めて来た。
しかし、そんなビオラの想いなどかけらも知らないし、知っても馬鹿にするだろう、歳の割に子供染みた振る舞いをする男は煽るように言葉を続ける。
対するビオラは無言だ。ただ男の方を見て固まったまま動く気配もない。男が店に入ってきてその顔を見た瞬間から、ビオラはずっとその状態なのだ。
「なんだまたダンマリか。ハッ、これだから最近のガキは! 立場が悪くなるとすぐ黙る」
好き勝手言う年寄りの唾さえ混じった罵倒を受けるビオラの内面にあるのは、怒りかはたまた無関心か。
どちらも違った。今のビオラの心を支配するのはそのどちらでもない。
男の顔を視界に入れた瞬間から、男の声を耳にした瞬間から、男の脂ぎった加齢臭のニオイを嗅いだ瞬間から、ビオラの魂は強烈な一つの感情に染め上げられたのだ。
ガタンッ
「ひっ! な、なんだ!!」
ビオラが突如カウンターを飛び越えて男の前へと降り立ったのを見て、先ほどまでイキっていた男は打って変わったように情けない声を漏らした。
この男、商工会の代表のように振る舞っているがその立場は商工会でも端っこ。
一発大きく当てて一儲けしたが、その後市場の流れを読み取れずに最近落ちぶれ気味という典型的な一発屋なのだ。
全て運によって成り上がったために、度胸や威厳は全てハリボテ、簡単に崩れ去る薄っぺらい人間なのだ。
対するビオラは魔法屋という一見どういう意図の店かわからない商売をしているが、その調合の腕はピカイチで、その筋の人間から太鼓判を押されるほど。
また幼い頃の凄惨な経験によって培われた経験で、モンスターが蠢く街の外でも平然と行動して調合に必要な材料を採取できるほどの度胸を併せ持っている。
つまり、ビオラが本気になればこんな威勢だけの老人、簡単にねじ伏せられるのだ。それを理解せず今まで調子に乗っていた男はビオラの突然の身体能力の高さに早くも萎縮されている。
「おじさん……」
「お、お前、私に何をす、しゅる気だ!」
うつむき、目元が前髪で見えない状態でズンズンと近づいてくるビオラの姿に恐れ慄いた老人は、後退りながら精一杯の虚勢を搾り出す。だがそれも呂律がまわっておらず、非常に滑稽だ。
やがて壁際に追い込まれた男は、ついに逃げ場を失い至近距離でビオラと向かい合うことになる。
腕を伸ばせば相手に触れることができるほどの距離、しかしビオラはさらに男と距離を縮めてくる。
「く、来るな!」
男の必至の言葉も届かず、ついにビオラの体は老人のふくよかな体と重なり合うほどに近くなり……そして……。
「ーーーー!!?」
「んっーーーー!」
ギュッとビオラの両腕が老人の背中に絡みつき、彼女の唇が男の唇に重ね合わされた。一回りどころか四回りほども年が離れている少女からのキスに、老人の思考が止まる。
状況が理解できず固まる男の隙間を縫うように、ビオラの男を抱きしめる腕の力が増し、彼女のまだ幼い体付きが男に擦り付けられる。
ちゅっ……じゅる……んんっ……!
淫靡な水音は、静寂に満たされていた店内には大きく響いた。熱心におじさんの唇を啄み、男の唾を自身の口内へと吸い取ることで生まれる卑猥な音は、ビオラの魔法屋を場末の安宿へと変えてしまったようだ。
「ん、はぁ…………キスって、こんなに素敵だったのね。初めてしたけど、病みつきになりそう」
ようやく離れたビオラが陶酔したような表情で甘い言葉をこぼす。その口元からはおじさんの口から奪った唾液が淫らな橋となって二人を繋ぎ、今まさに起こった異常が決して夢ではないことを証明する。
そしてそんな頬を赤らめるビオラの目には、先程までなかったはずの、まるで恋する乙女のような潤いと、妖しいハートが浮かんでいた。
「な、な、な、な!!」
言葉も思考も纏まらず、目を白黒させながら滑稽な反応しかできない男は、ただ目の前に立つ明らかにいつもと違うビオラの姿に固まるしかない。
「フフッ……」
そんな無様な大人の姿を、むしろ愛おしいものを見るかのような表情でビオラはその口元を緩めた。
それは男にとっても初めて見るビオラの笑顔。いつも無表情で、本当に感情があるのかさえ怪しかった彼女が見せた初めての笑顔は、少女の純粋さと女の魔性の魅力が合わさった蠱惑的な微笑みだった。
「驚かせちゃってごめんない、おじさん。少し先走りすぎたわね。どうしても想いを抑えきれなかったの」
そう説明するビオラは頬をほのかに赤く染め、気恥ずかしそうに両手を腰の前で結んでいた。まるで好きな男と話している時のような振る舞いに、男の中の混乱はより加速するばかりだ。
「オホンッ! もう……しちゃったわけだし。変に遠回しに言うより、直接言うべきよね」
何かを覚悟したようなビオラが気持ちを落ち着けるように深呼吸し、目を瞑ってから開く。
そして、情けなく固まったままの年が40は違うだろう男に向けて、決定的な言葉を口にした。
「好き……です。私を、あなたのお嫁さんにしてください」
「は、はぁぁ!!?」
男の何一つ状況を理解できない困惑の叫び声が、外にいる人間に聞こえなかったのは、ビオラにとって最大の不幸であったと言えるだろう。
もしここで誰か人が駆け込んでいれば、ビオラにとって一生の黒歴史となる程度で済んだのだから。
ビオラが作った謎の液体、それは世に惚れ薬と呼ばれる錬金術によって生まれるアイテムであった。
惚れ薬は飲んだ対象が最初に見た相手に対して強い愛情を抱くようになるという、名前の通りの効果を持つアイテムだ。
もちろんその悪用の危険性から錬金術師の間でも意見が分かれ、いくつかの議論の末にレシピは禁書庫行きに、許可のない調合は一切禁止されるほどに扱いの厳しいものとなっている。
だがそれも、錬金術の衰退と共にレシピ共々惚れ薬という品の存在は忘れ去られ二度と日の目を見ないはずであったのだ。
希代の調合娘ビオラの手によって天文学的数値で偶然にも完成、しかもその効果を大きく高められた、別世界の錬金術師に言わせれば品質999、特製に魅了効果++、持続性++と言っていい程の至高の惚れ薬を完成させるまでは。
それを不用意に飲んだビオラは、不運にも直後に入ってきたおじさんに惚れてしまった。それも突然男にキスをするという、本来の彼女なら絶対しないだろう行動を取ってしまうほどに強烈な愛情を伴って。
これが別の相手であれば、一生後悔するだろうがまだマシであっただろう。元々他人への興味が薄い性格であり、自分の事でさえ無気力気味なのだ。そのうち薬の効果が切れて正気に戻った後は何食わぬ顔で棘のある言葉を吐き出して店から追い出したはず。
だがよりにもよってビオラが恋してしまったのは、彼女が明確に嫌っているおじさんであり、また相手もビオラのことを疎ましく思い、彼女の店を奪おうとしている碌でもない大人であったことだ。
商工会の一員である男にとってビオラという少女は忌々しい生意気なガキという認識でしかない。
大して接客も商売もできない小娘、なのになぜか街の一等地に店を構えているのが妬ましくて仕方なかったのだ。
だからありとあらゆる手段を講じてでもその店を奪い取ろうとした。それは最近落ち目の彼自身の店のブランドの巻き返しを図るためでもあった。
もちろん他人の目がある手前、露骨な妨害はできない。彼がやったのはビオラという店主がいかに愛想が悪く、品物の品質も最悪かというのを噂として広めたり、街のチンピラに魔法屋の周りをうろつくよう手配しただけだ。
噂の内、後者の品質云々はともかく前者の噂はビオラの普段の態度から全くその通りであったために簡単に広まった。そうすれば後の方の噂の信憑性も増し、彼女の店の評判の失落に大きく貢献した。
だが彼にとって誤算だったのは、ビオラが店を単なる道楽として経営しているだけで、売上や評判などかけらも気にしていなかったことだ。
彼がどれだけ適当にでっちあげた嘘の苦情で彼女に立ち退きを迫ろうと、ビオラは決して首を縦に振らなかった。
愛想もなければ、物分かりも悪いクソガキ。
なまじ容姿が整っているだけに彼女を擁護する人間が一定数いるのも彼の怒りに火を点けていた。
いつか必ず店を奪い取り、あの女を路頭に迷わせてやる!
そう固く決意した男の目前には今、そんな憎々しい相手であるビオラが甘えるように彼の手の平に自身の頬を擦り合わせていた。
「んっ♡ おじさんの手、気持ちいいわ」
「!!??」
こんな状況、予測できるわけも理解できるわけもない。
ビオラを追い出そうと嫌がらせしていたのに、その当のビオラが彼に愛の告白をかまして甘えた子猫のように接してくるなど思いつく方が無理がある。
「び、ビオラ、これは一体どういうつもりだ……?」
「? どういうって、私が大好きなおじさんとスキンシップしてるのよ」
ようやく口に出した言葉に対する答えは、疑問をより深めるだけの意味不明な返しだ。にもかかわらずビオラは当たり前のことと言わんばかりの顔で言っているので余計に困惑が増す。
急に人が変わったビオラの理由が知りたいのだと、根気強く説明(なおかなりしどろもどろになっていた)を行いようやっとビオラも彼が何を知りたいか得心が言ったようだ。
彼女はずっと頬に当てていたおじさんの手を離すと、すたすたとカウンターの机に置いてあったフラスコを手にとって戻ってきた。
「これ、私が調合した物だけど、多分これが原因」
「は、はあ?」
直球で端的なビオラの言葉は肝心な所がいくつも抜け落ちており、男には理解不能だ。
そもそも男はビオラの魔法屋という店で売られている道具についても非常に懐疑的で、理解していないのだ。そんな彼では、ビオラの言う調合の意味もわかることはできないだろう。
「えっと……つまり私が作った謎の液体を飲んだら、おじさんのことが好きになったの」
そんな男の姿にビオラも気づいたのだろう、彼女は自分なりにわかりやすくしたつもりで詳細に説明する。それでも普通の人が聞けばなんで液体を飲んだら人を好きになるの?と首を傾げそうなざっくりしすぎな内容だ。
「ん、んん? つまり、お前は自分が作った物のせいで私を好きになってしまったというのか?」
「ええ、そうよ。こんな気持ち初めてってぐらい胸がドキドキしてる。きっとあれ、惚れ薬とかそういう類の物だったみたい」
なんとか事態をわかりやすく飲み込んだ男に、ビオラは自分に起こった変化を客観的に分析した言葉を返す。驚きなのは、彼女は自分の恋心が惚れ薬による物だと気づいていると言うことだ。
それは彼女の常に第三者目線で物事を俯瞰するように見る性格のおかげか、ビオラは自分に起こった変化を明確に理解していた。
だが同時に、この気持ちが惚れ薬による嘘だと分かっていながらそれを否定できないおじさんへの愛情の強さも認識しているのだ。
今のビオラは自分の恋心が作り物だとわかっていながらその想いに従うことを肯定していた。そうしてしまうほどに、惚れ薬の効き目が強すぎるのだ。
ビオラはそう言った事をかい摘んで男に説明した。そうすると最初は懐疑的だった彼の顔も、だんだんと邪悪で粘ついた陰険な笑みへと変わっていく。
「ほうほうほう、そういうことか。ククク、なんて間抜けな話だ。馬鹿な小娘だと思っていたが、ここまで馬鹿だとはな!」
「ひどいわおじさん。例え惚れ薬の効果だとしても、私はおじさんのこと本当に愛してるのに♡」
状況を理解し、高笑いをする男に少し不満気な視線を送るビオラだが、そこに馬鹿な小娘と言われたことへの不快感はない。
おじさんを愛する少女になった彼女にとって、かつての無愛想に彼を無視していた自分は馬鹿と言われても仕方ないと思っているからだ。
「おい、お前は私のことが好きなんだろう?」
「ええ、大好きよ」
「それなら、好きな男のためならなんでもしてくれるよな?」
「当然、私の全てを捧げてでもおじさんの役に立つつもりよ」
その言葉に、男は自分の望みが果たされる事を知った。彼はニヤニヤと気持ちの悪い笑みを浮かべながら、その願いを口にする。
「なら、この店を私に引き渡せ!」
ビオラの魔法屋を奪うこと。その目的は徹頭徹尾変わっていない。
厳密には彼が欲しいのは魔法屋ではなく、この店の立地だけなのだがそこはこの際問題ではない。重要なのは、この際に彼女から店の権利書を彼女の意思で譲歩されれば、彼は合法的に、しかもタダでこの店を手に入れられると言うことだ。
「ええ、わかったわ。それがおじさんの頼みなら」
あれほど拒絶してきた店を手放す事の意味を、今のビオラは頓着しない。ただ好きな人の願いを叶えたい、その一心で自分の唯一の財産とも言える店の受け渡しを承認してしまった。
そこからはあれよあれよと進んでしまった。奥から持ってきた店の権利書や受け渡し用の書類に自分から進んでサインをしたビオラは、あっさりと自分の店も、そしてそこにある商品の全てを男に無償で引き渡してしまったのだ。
「ククク、フハハハハハッ!! まさかこんな呆気なく全部手に入れられるとは! これもお前の間抜けさのおかげだ」
「ムゥ、褒められてるのか貶されてるのか複雑ね……」
100%馬鹿にされているが、今のビオラは相手が自分のやった事で喜んでくれていると言うだけで褒められた気になっている。
嬉しそうなおじさんの姿に、自分がしでかした事の意味も知らずビオラも可愛いらしい笑みを浮かべた。
「それで……おじさん」
「ハハハハハ、ん? なんだ一体?」
騒音苦情がきそうなほど大声で笑うおじさんに、ビオラが恥ずかしそうに間に入った。それに対して悦に浸かっていたのに水を刺された気分になった彼は、少しめんどくさそうにビオラを見やる。彼からすれば、もうビオラなど用済みもいいところなのだ。
そんな彼に、恋する乙女であるビオラは彼女にとって一番大切な答えを求めて勇気を振り絞った。
「へ、返事を……聞かせてほしくて……」
その言葉に、男の眉が訝しげに歪む。そしてすぐに彼女の意味する事を理解した。
ビオラは告白の返事を望んでいるのだ。YESかNOか、そんな簡単ながら当事者にとっては胸が張り裂けそうなほど緊張する答えを待ち望むビオラの表情は不安と期待で満ちている。
「そんなもの……」
嫌に決まっている。そう絞り出そうとした言葉は、彼自身の突如湧いた悪魔的考えによって遮られた。
彼は目線を、ビオラの愛らしい顔に向けた。愛想がないと言う店員として致命的すぎる性格をしていながら、しかしそれでもこの店のリピーターがいる原因である彼女の整った容姿。
美しいではなく可愛らしいという言葉が似合う人形のような顔と手入れの行き届いた薄茶色の髪。それが今は潤んで上気した乙女の顔つきをしているのだ。
もしここに他の男がいれば一瞬で心打たれ、彼女の虜になっていただろう。
次に視線を下へ、彼女のまだ幼い体付きを視姦する。16歳という年相応の貧相な体付きは、服の上からでも彼女の胸の小ささを伝えている。
だがそれに目を瞑れば、染み一つない綺麗な肌に、引きこもり娘とは思えないほど肉付きの良い体、何よりもまだ誰かに侵食されたこともないだろう清い状態。
男の脳裏に、裸に穿かれたビオラの姿が浮かんだ。いつもの澄ましたような表情が崩れ、快楽に喘ぎ、無様にイキ狂う光景。それが一度頭によぎったら、もう欲望を抑えることはできなかった。
「いいだろう。特別に、お前を私の女にしてやってもいいぞ」
「ーーーー!! ほん、とう? ッ、嬉しい……すごく、嬉しいわおじさん!!」
ビオラの顔が花開いたような笑顔に変わる。誰も見たことがない、彼女の預かり人であるノーランでさえ見たことがないだろう心からの笑顔。
それが今、彼女の想いを全て踏み躙ろうとしている下衆へと向けられているのだ。
「ああ、だがそれならまずやることがあるだろ? 恋人同士がすることがなぁ」
「えっ? でも、もうキスはしちゃったし」
何のことかわからない。本心からそんな表情を浮かべるビオラに、察しの悪い娘めと舌打ちしながら、男は店の外に繋がるドアにカギをかけた。これからやる行為中に、誰の邪魔も入らないようにだ。
「男と女が子供を作るためにすることだ。服を脱げ」
「え……えぇ!?」
ここにきて初めてビオラが驚きの表情を見せた。彼女自身、男が言った言葉の意味は理解している。彼女はまだ年齢的に子供だが、精神までそうではないのだ。子供が産まれるために、男女が何をするのか知識として入っている。
だがそれは、あくまで子供を作る行為としてだ。快楽目的でそう言う行為をするなどかけらも知らなかったのだ。ビオラからすれば、いきなり恋人になったばかりの相手から子供を作ろうと言われたに等しい。
「そ、そんな……いきなり子供なんて……嬉しいけど、あの……」
顔を先ほど以上に真っ赤にしてショートしたように固まってしまう彼女の脳内では、おじさんとの間に生まれた子供を抱きしめる自分と、その隣にいるおじさんの姿が映っていた。
そしてそんな未来予想図をビオラが描いているとは知りもせず、男は自分の服をさっさと脱ぎ捨てていった。
「ひゃ! お、おじさん、それって……!」
「なんだ、チンポも見たことないのか? フン、やはりただの小娘だな」
そうすると、当然男の股の間で起立する肉の塊をビオラは目にすることになる。彼女とて村育ち、異性の性器を目にしたことなどもちろんあるが、それは幼い時でなによりあんなに大きく固く勃起した逸物を見たことなどない。
目を丸くしてその肉棒を見つめるビオラだが、いつまでも服を抜き出さない彼女に剛を煮やした男が彼女へと掴みかかった。
「言われたこともできんとは、これだからガキは! とっととその貧相な体を見せろ!」
「キャッ! ご、ごめんない、おじさん!」
男の手がビオラの服に触れると、彼女の赤いドレスのような服を無理矢理引きちぎった。
大した値打ち物ではないがビオラお気に入りの服であった物を破かれても、彼女の中でおじさんへの好感度が下がることはない。むしろ手を煩わせてしまったことを後悔してしまう。
彼女の作った惚れ薬の愛情の強制力は、そんな本人の優先順位さえ容易く変動させてしまうほど強力だった。
「ふん、やはり胸はないか」
ドレスの下から出てきたのは、子供らしい白のフリル付きの下着に包まれた小さな胸。わずかに谷間ができるほどには膨らんでいるが、それでも子供の胸だ高が知れている。
下半身の方も目を通すが、そちらも色気のない下着に包まれており、面白みもない。
「いいか、これからは私が指定した下着だけ身につけろ」
「え……は、はい。おじさんがそう言うなら……」
突然の命令にビオラが戸惑ったように答える。彼女としては下着の違いなど考えたことがなく、ただ身につけれれば良い程度にしか考えたことがない。
一方おじさんは、今の時点でビオラにどんないやらしい下着を身につけさせるか想像を膨らましていた。その内買ってきた下着や服で個人的なファッションショーをやらせるのもありかも知れない、そう邪悪な考えを巡らせている。
「さて、どんな形をしているのか……ほう、綺麗な小粒だ、実に良い」
「あっ! おじさん、んっ、そこコリコリされると、ああ、変な声、でちゃう!」
「そこじゃない、乳首だ。私の女になるならちゃんと男を興奮させる単語を覚えることだ、なっ!」
「んぎぃっ! ち、ちくび引っ張られて! こんな、あ、ああっ! こんな感じ、初めて……!!」
不意におじさんがビオラの上の下着を剥ぎ取り、その下の綺麗なピンクの蕾を指で弄り回す。
その刺激に、ビオラは生まれて初めての快感を体験した。おじさんが指で乳首を潰すたびに、電流が胸から脳に走るような感覚。ビオラの手が思わずその動きを止めようと男の手へと伸びる。
「動くな、ビオラ。私の邪魔をするのか? それなら、君を私の女にするという言葉を撤回せざるを得ないなぁ」
「!! ご、ごめんなさい。んっ、好きに、いじってくだ、さい!」
伸ばした手を慌てて引っ込める。惚れ薬の効果で極限まで高められた愛情をおじさんに抱いているビオラにとって、彼から拒絶されることは死よりも恐ろしい。
両手を腰に当て、ぴしりと直立体勢でおじさんからの愛撫を受け入れる。
「レロッ」
「ひゃ、あああ! おじさん、なんで、私の胸を舐め、ああぁぁぁ!」
突如胸から感じたぬめった感覚に、全身を走り抜ける悪寒と気持ち悪さにビオラは思わず悲鳴をあげた。
自身の胸を色黒い舌を伸ばしてべろべろと唾液を伸ばす男の姿に、一瞬恋心さえ忘れて本気の困惑を向けてしまう。
「こんな若い娘の肌をこの歳になって舐められるとはなぁ。ククク、私は本当幸運だ」
「待って、おじさ、はぁっ! これ、子作りと何の、ひぐっ、関係がっ!?」
乳首の周りを舌が円を描くようになぞったと思ったら、ベロの先で乳首をこねられ、そして赤子が乳を吸うように大の男に吸引される。
何もかも未知の刺激に、ビオラの体は困惑と、しかしそれ以上の甘美な感覚に打ち震えていた。
「何って、これが恋人同士のセックスだよ。女はこうして、男を喜ばせるのが義務なんだ」
「ぎ、む?」
「そう、お前はこれから毎日、おじさんに胸を舐められて、胸を大きくするんだ」
「胸、大きく? そうすると、おじさんは嬉しい?」
「ああ、嬉しいとも。お前のような未成熟な体を私色に染め上げるんだ、今から興奮してるよ」
おじさん色に、染め上げられる。
ビオラの脳裏にあった快楽の不安や恐怖は、この一言で消え失せた。愛する人好みの体に変えられるなんて、なんて素晴らしいんだろうと歓喜に全身の体温が上がっていく。
「ーーーーして。私を、おじさん好みの女の子にして!」
「もちろん! おまえのような生意気なガキ、徹底的に調教し尽くしてやる!!」
ビオラの求める声に、男の興奮は大きく上がった。空いていた両手を彼女の下半身へと回し、その尻たぶを下着の上から揉みしだく。
「あうぃ! おじさんの手、あったかい♡ 掴まれた部分からおじさんの体温を感じて、心がポカポカしてくる♡」
「ハハハハハ、女の尻を触ったのは何年ぶりだろうな!」
「ひゃ、私のお尻気持ちいいですか、おじさ、んッ! 私は、おじさんに触られて気持ちいい、とっても幸せ、なの!!」
ビオラの尻を触るおじさんの手は実に荒々しくて、欲望に忠実、悪く言えば性行為に不慣れな人間の手つきだった。
それもそのはず、この男その性格によるものか、まともな女性とのお付き合いをしたことがないのだ。
彼と一言二言話せば、彼の嫌味で他人を下に見た性格は誰でも理解できて、彼と距離を置かせる。そんな人間に女性が寄ってくるはずもなく、彼は基本的にお金での付き合いでしか女性と関わったことがない。
詰まるところ、彼はこの歳になってもまだ独身であり、それが彼が自分の商工会での立場を気にしている理由でもあったのだ。妻がいないと言うことは、子供がいないと言うことで、子供がいないなら跡取りも彼の店にはいないのだ。
それでも普通なら店の従業員に跡を託すという選択肢もあるが、彼のこの性格とそもそも経営が下向きである現状、進んで店を継ごうと言う物好きはいなかった。
自分の店が一代で終わる。その危機感から彼は自分の店を大きくしようとして、ビオラの店を吸収しようとしていたのだ。
だがここで重要なのは、彼は女性から愛を囁かれたことがないということ。
「おじさん、好き! 大好き!」
「ーーーー!! ククク、良い、実に気分が良いなこれは!!」
彼が年齢が四回りも違うビオラを犯そうと決めた理由は、例え惚れ薬の効能とはいえ自分に愛を捧ぐ女性に枯れたはずの性欲が大きく刺激されたからだ。
彼の中ではもうビオラの年齢も、未発達な体つきもどうでも良い。ただ自分に惚れていて、どんな命令でも都合よく聞く容姿の良い女がいる。それだけで充分なのだ。
「もう我慢できん!!」
「きゃあ!! お、おじさん!?」
もう充分にビオラと言う極上の少女の体付きを堪能した今、彼の次なる行動を止める防波堤はどこにもな。
ビオラの体を近くのテーブルに仰向けに押し倒し、下着を破り捨てる。両足を左右に開かせて、彼女の未成熟ながら女としての機能を備えた秘所を丸出しにさせた。
陰毛の一つも生えていないツルツルのマンコ。しかし入り口は固く閉ざされ、その中身を見ることはできない。そんなぴっちりと閉じられた下唇へと男は中指を侵入させる。
「いぐっ、おじさんの指、お尻に入ってくる……!?」
「おおお! なんてきつい締め心地だ。指ひとつでこれとはな!」
指の触覚から感じる肉襞の感触と締め付けてくる膣穴の弾力に、思わず感嘆の声が漏れる。
これが自分をいつも邪険にする忌々しいメスガキの膣内で、それを体験したのが自分が最初なのだと思うとそこに優越感も足されて非常に気分が良い。
ゆっくりと指を奥へ奥へと押し込んでいくも、第二関節にも行かずその歩みは止まることになった。
「ほう、これがお前の処女膜か」
「はぁ、はぁ、おじさんの指、今わたしの処女膜を触ってるの?」
ビオラの初めての男である証。ビオラ自身もその存在は知っていた。愛する男に捧げるためのものだと。
そして今の彼女にとって、その相手はおじさんだ。
だがその存在を感じながら男は進むのではなく、そこまでの道を拡張することを選択した。膣内に挿入した指を第一関節のところから曲げたり戻したりしながら、穴の大きさを広げていく。
「んひぃ! 指、中で擦れて、あ"ぁぁ! 気持ちイイ、おじさんの、指で、わたし、んあああぁぁ!!」
ビオラの腰が浮いて、空中で情けなく腰をガクガクと上下させる。彼女にとって初めての絶頂だった。ただでさえ胸への愛撫で高まっていたところに、初めてのマンコへの挿入。興奮で敏感になっていた体にトドメを刺すには十分すぎた。
「おやおや、これだけでイッてしまうとは、ずいぶんと淫乱だな」
「はぁ、はぁ、はぁ。淫乱? わたしが……?」
絶頂で頭の回らないビオラの思考に、その単語はするりと入ってくる。
確かに、初めての性行為でお世辞にも上手とは言えない愛撫で絶頂してしまうのは感じ易すぎると言わざるを得ない。
そう言う知識が乏しいビオラにさえ、おじさんの口ぶりから自分の反応が敏感すぎるのは何となく想像がついた。
(わたし、淫乱……変態ってこと? 恥ずかしいけど、おじさんが言うならそうなんだろうな)
最もこれにはカラクリがあり、なんて事はない、ビオラの飲んだ惚れ薬に媚薬効果が含まれていて感度が上がっているだけなのだ。
だがそうとは知らないビオラは、愛する人の言葉というのもあって、その言葉通り自分は淫乱なんだと思い込んでしまう。
「ええ、わたしは淫乱よ♡ おじさんのことが好きで、急にキスしちゃうような変態だもの♡ でも、おじさん以外には絶対しないから、安心してね」
「ハハッ、その通りだ! お前みたいな変態で淫乱な女を受け入れるのは私ぐらいだからな!」
ビオラの媚びた言葉を気分よく受け止めながら、ついにおじさんは彼女の初めてを奪い去ろうとその肉棒を彼女の幼マンコの入り口に重ね合わせた。
「言え。 お前の口から、どうして欲しいか言え」
その言葉に対するビオラの言葉は決まっていた。彼女の中で渦巻く愛情という名の魔法が、彼と結びつくことを心待ちにしているのだ。
だからビオラは一切の躊躇いもなく言葉を発する。一瞬、刹那にも満たないわずかな時、自分を止めようとするもう一人の自分が居たような気がしたが……すぐに忘れ去った。
「ください! おじさんのおちんちんでわたしの処女を奪って、わたしをおじさんのお嫁さんに! おじさんの子供、おじさんの店を継ぐ後継ぎを産ませて! わたしみたいな馬鹿で無能で何の価値もない女を、おじさん専用孕み袋にしてください!!」
「いいだろう! その子宮で、俺の優秀な遺伝子をきっちり受け止めろ!!」
絶頂したことで愛液を垂れ流して滑りがよくなっているとは言え、まだ狭いビオラのマンコを一息で強引に貫く。
ブチチッという音が聞こえたような錯覚をビオラが感じるのと、下半身に今まで感じたことのない痛みが走ったのは同時だった。
「あっ……あぎぃぃぃ!!」
「おお、すごい! 素晴らしいぞ、ビオラ! お前は最高のオナホだ!」
悲鳴の声を漏らし、目から涙さえ溢すビオラの姿を見て、彼女に散々手間をかけさせられた男はざまあみろと言わんばかりに笑みを向ける。
これこそ、彼が見たかった光景。自分の手で苦しむビオラの姿を見れたことが彼の今までの溜飲を下げ、しかし同時に生意気な娘を痛めつけるという加虐心を目覚めさせた。
「あんっ、すごい、これがセックス……! あっ、ああっ、おじさんの物が、私の体の中に入って……んんっ♡ あったかくて、気持ちいい……♡♡」
「ひひひ、気持ちいいか? 私のような中年のチンポを咥え込んで処女を散らしたのが、そんなに嬉しいか!?」
「はい……! 嬉しい、嬉しいわ、おじさん! ううん、旦那様! 私をお嫁さんにしてくれて、ありがとう!」
ビオラの口から処女を失ったばかりとは思えないほどの喘ぎ声と、男を慕う言葉が飛び出す。
全ては惚れ薬によってもたらされた感度の増強によるものだが、そうと知らない男は自分のテクが上手いのだと勘違いしてよりその腰使いを荒々しく変える。
「このメスガキ! 男を誘惑することしか考えてない淫売! 二度と俺に逆らわないように躾けてやる!!」
「んお゛っ、あぎゅっ、うん、躾けて! あなた好みの、あなたを思うだけで発情しちゃうバカ雌を、たっぷりと調教して、二度と生意気な口を聞けないよう理解させて!!」
男はもう完全に性欲に支配されて、自分が気持ちよくなってビオラを孕ませることにしか眼中にない。
いっそ清々しいほどに自己中な男であるが、そんな男を惚れ薬の影響で愛してしまったビオラはそんな姿でさえカッコイイ、素敵っ! と好感度と情欲を上げていく。
男の肉棒が未発達な膣に出し入れされるたびに、ビオラの体が少女から子供を産める女の体へと変えられていく。
最初は肉棒を受け入れるだけで精一杯だった膣穴が、男との子供を求めてその幅を広げて、子宮口への道を開いてしまう。
「おぐっ! おちんちんが、子宮を突いてる! おじさんに、わたしのマンコ全部支配されてる!!」
「くぅ! 久しぶりの女の体! こらビオラ、私の女ならもっと媚びた声を響かせて夫を楽しませろこのダ雌が!!」
「は、はひぃぃ! お゛っ、お゛っ、おじさんの優秀なつよつよチンポが、おほぉ!♡ 私の生意気なよわよわマンコを屈服させて、んいィィ! 誰が主人か、わからせられちゃってます……!!」
愛する夫を喜ばせるために、ビオラの頭が今まで考えたこともなかった淫語の数々を捻り出す。
性格やコミュニケーション能力に難があるとはいえ、若くして店を破産させることなく経営してきたのだ、彼女の頭の良さは相当だ。そんな能力の高さを全力で男に媚びることに活用する。彼女の尊厳もプライドも粉々にする行為だが当の本人に後悔はない。
そして憎たらしかった小娘の無様なセリフに肉棒をより一層固くした男は、腰を振る速度を上げていく。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ! ビオラ! ビオラッ!!」
「あぁ、あぁあ! おじさんのチンポが大きくなってる!♡ うれしいっ、おじさん、私で気持ちよくなってくれたのね!♡ んぁあっ、すごい、チンポが……私のおまんこ穴にみっちりハマっちゃてる! あっあっ、ダメ病みつきになっちゃう!♡ もうおじさんのチンポ咥えてないと満足できなくなっちゃう! 四六時中おじさんにハメられることを考える淫乱な奥さんになっちゃう……!♡」
いつもは閑古鳥が鳴いていた魔法屋に、パンパンと肉と肉がぶつかり合う卑猥な音が木霊する。
錬金術師でさえ瞠目する叡智の詰まった品が置いてある店に、知性のかけらもない獣のような声が響き渡る。
「おほ、おっ、んほぉぉ! んひっ、ありがとう、おじさん♡ こんな私をおじさんのお嫁さんにっ、あくぅう♡ 待って、おじさんんっ、激しすぎて、言葉でなくなっちゃう♡ おじさんの、ことをッ、どれだけ好きか、ぁああっ♡ 言えなくなっちゃうの♡」
「グフフ! いいぞ、夫である私が許してやる! お前は私のチンポでただ馬鹿みたいにアヘッていればいいんだ!!」
叩きつけられる中年の肉棒がビオラの未成熟だった膣を深く抉り込み、自分専用に開発していく。それを受ける少女は一突き毎に変えられていく自身の体に歓喜のアクメで答え、愛する夫への愛情をより強く、深く心に刻み込む。
「くぅ、出すぞ! その小さい子宮で私の精子を一滴残らず飲み込んで、孕めぇ!!」
「んひぃぃぃ、はい゛ぃ、孕みます、おじさんの子どもを孕んで、おじさんの妻になります!! ん、あ゛あ゛ぁぁぁあああああアアッッ!!!」
びゅるるるるるるるる!!
膣奥にまで挿し込まれた肉棒から少女の身で受け止めるにはキツすぎる程のスペルマが吐き出される。
それは一瞬にしてビオラの孕み袋を満杯にし、溢れてなお膨大な精液が膣内全てをマーキングしていく。
やがて射精が終わり男がペニスを少女の膣から抜いた時、そこには大量の白濁液を割れ目から垂れ流しながら幸せそうに眠るビオラが残された。
「く、ふふふふ。まさかこんな幸運が巡ってくるとはな……」
少女の純潔を汚した男は、そのまま自身の精液で汚れた肉棒を気絶するビオラの顔に擦り付ける。
それは彼女の顔を使っての掃除であり、マーキングだ。この女は私の物だと言う、所有物に自分の名前を書くのと同じ行為。
男にとって、もはやビオラは人ではなく物なのだ。彼にとって都合の良いオナホ。
ビオラのおでこに、頬に、顎に、最後に唇に精液を塗り付けた男は、出し損ねた精液の残り滓を無理やり彼女の小さな唇の間からその口内へと吐き捨てた。
それを無意識に口の中で咀嚼し、ゴクリと飲み込むビオラの姿に、より一層気持ち悪い笑みを浮かべながら、男は次にどうするべきかを思案した。
そしてふと目についた空の容器。この天国のような状況を生み出した惚れ薬が入っていただろうそれを見て、男はこれからの淫欲に耽る日々を確信してさらに笑みを強く、邪悪に変えた。
「くく、まずは惚れ薬の効果が続いている間に、同じ物をたくさん作らせんとな」
数ヶ月後
「ごめんくださーい、誰かいませんか?」
魔法屋の扉を潜り、快活な印象の少女が店に踏み入れる。
腰まで届く長く美しい紅葉色の髪と、健康的な美脚が眩しい彼女の名前はリイタ・ブランシモン。最近カボックの街にやって来たばかりにも関わらず、ガルガゼット、魔物退治を生業にする者たちの一人となり、破竹の勢いで成果を上げている少女だ。
そんな彼女はとある依頼を受けて、この魔法屋へとやって来ていた。なんでもリイタを名指しで指名しての依頼ということで、私もついに有名になったのかと鼻高々にリイタは指定された依頼人の家までやって来たのだ。
「えっと、依頼人は確かビオラ夫人だったよね……」
リイタは依頼書に書かれていた依頼人の名前と肩書を思い出しながら周りを見回すが、そこは見事な閑古鳥が鳴く寂しい店内。
受付に店員の女の子が一人いるが、どう見てもリイタと同い年ほどで夫人と言えるような見た目じゃない。
間違えたかな、と依頼書を手にむむむと顔を顰めるリイタだが、そんな彼女を呆れたようなため息と共に呼びかける声があった。
「いつまで、そこに立ってるつもり。依頼人はここよ」
それは受付にいる少女の声だった。冷ややかな目でリイタを見つめる姿にはなぜか敵意が混じっているが、彼女は自分こそが依頼人だとリイタに言ってきているのだ。
「えっ、でも依頼書にはビオラ夫人って」
「私がビオラよ。こう見えても結婚してるのよ」
「うえええっ!? 嘘っ!?」
まさかの驚きの告白に、リイタは文字通り飛び上がるほどに仰天してしまった。とある事情から世間の常識に詳しいとは言えない彼女ではあるが、自分と同い年ぐらいの少女が結婚しているというのはかなり異常なことであるということはわかる。
「失礼ね、本当よ。ちゃんと指輪もあるし、教会で式もあげたんだから」
そう言ってこれ見よがしに薬指につけた指輪を誇示してくる少女、ビオラにリイタは二の句を告げなくなっていた。
つまるところあまりの衝撃に口をあんぐり開けて固まってしまっている。
「はぁ……とにかく、あなたへの依頼は簡単よ。ただちょっとこの薬を私の夫の前で飲んでもらうだけ。ね、簡単でしょ?」
そう言って、先ほどまでの無表情から一転して小悪魔のように笑う彼女は、少女とは思えないほどの色気を漂わせた、雌の顔をしていた。
アトリエシリーズは知名度の割に、ライザのアトリエを除いてエロ小説が少ないですよね。
今回のイリスのアトリエシリーズはストーリーが従来のアトリエシリーズと違って、完全に普通のRPGなのでシリーズの中では結構異色作だったり。
今作品だとビオラのキャラがやっぱり一番好きです。ぶっちゃけこのゲームの魅力は魔法屋でのクレイン、リイタ、ビオラの会話劇にあると思ってる。
イリスシリーズはとりあえず全三作品分プロットは出来てるので、そのうち投稿するかも。
100話達成記念で見たい陵辱系の後日談はどれ?
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オクトパストラベラー
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月が導く異世界道中
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龍が如く
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イリスのアトリエ
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ジョジョの奇妙な冒険
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異世界はスマートフォンと共に。
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銀魂
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仮面ライダーシリーズ
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デビルメイクライ
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ペルソナシリーズ
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聖女の魔力は万能です
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Fate/Samurai Remnant
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百錬の覇王と聖約の戦乙女
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SAO
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名探偵コナン
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ハズレ枠の状態異常スキル
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魔法科高校の劣等生
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ハリー・ポッター
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悪役令嬢レベル99
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忍の一時