もし久石密がゲーム序盤の三下走り屋である荒井に卑怯な手段を使われて負けてしまったら?
以前感想で教えてもらった作品を自分なりに原作を動画サイトで確認して書いてみました。当時このゲームを教えてくれた方、ありがとうございます。
原作を知らない方への久石密
【挿絵表示】
荒井と言う男は、走り屋の中でも下の中あたりに属する、謂わば三下的存在であった。一般人に毛が生えた程度のドラテクと、センスの欠片も感じられないデコトラ。なんなら多少腕のある素人にも簡単に負けてしまうのではないかと、走り屋仲間からも陰口を叩かれるような男。
そんな彼は、今日も今日とて走り屋御用達の高速道路のパーキングエリア…………ではなく、免許取り立てのペーパードライバーの練習用に使われる海岸沿いの国道の飲食店で今日の獲物を物色していた。
下の中とは言え、走り屋を喧伝する男がこんな若葉マーク持ちの一般人で溢れる場所にいる理由は単純で低俗。弱い物いじめだ。
走り屋にとっては御法度とも言える一般人への、それも若葉持ちへの煽り。もし走り屋間で知れ渡れば、二度と払拭できない汚名として語り継がれ、そうでなくとも警察に通報されて刑務所行きの行為。
それを荒井と言う男は、自身の憂さ晴らしのために軽率に行おうとしていた。そこに物を考える頭も、走り屋としての最低限のプライドもない。
全ては数週間前に、とある運び屋に狙ってたブツをあっさりと横取りされてしまった腹いせのために。
そんな彼の目に、美しい女が映った。たった今、外の駐車場に荒井から見ても目を見張るようなイカすデコトラを止めた女性。
「コーヒーを一つお願いできるかしら?」
店に入って来るなり色気のある美声を響かせて注文を取った彼女に、荒井は。いや、荒井だけでなく店中の人間が陶酔したように目を奪われた。
黒髪を団子上にアップで纏めてポニーテールにして垂らした、とんでもないグラマラスな体型を持つ絶世の美女。サングラスをかけた上からでもわかる、大人の色香と妖艶さを併せ持った端正な顔立ち。
身につけているスーツがパツパツになるほどの豊満な巨乳の上乳と谷間を大胆に露出した上半身に、肉厚な太ももがチラ見えするスリットの入ったタイトスカート。履いている薄地のストッキングが彼女の生足に食い込み、そのしゃぶりたくなるような肉肌を強調している。
この場にいる全ての男たちに、エロいと同じ感想を抱かせたその美貌の女の名を『久石密』。
全身を女を最も美しく見せる色である黒でコーディネートした、非合法の運び屋チーム「セインツポーター」に所属している走り屋。
そして真の素性を、警察庁警備部公安課所属の久石密警部。公安が関わるある特殊な荷物の行方を探して「セインツポーター」に潜入捜査している、日本警察が誇るトップエージェントの一人なのだ。
そんな彼女がこんな走り屋から見向きもされない国道の店に寄ったのは、別に大した理由ではない。新しく公安の協力者となった年若い走り屋との接触を終えて、その彼の姿にかつての協力者を重ねてセンチメンタルになって走っている内にここに来た。ただそれだけの偶然だ。
そしてそれは、彼女の姿を目に焼き付ける荒井には知る由もなく、そしてどうでもいい理由だ。たとえ彼女がつい先ほどまで会っていたのが、自分を完膚なきまでに負かした運び屋の少年だとしても、彼がこれからする行動に変わりはなかった。
(ああ、今日の獲物はあの女に決めたぜ)
荒井の口元が邪悪に歪む。彼はポケットから仕込みを取り出しながら、カウンターに魅力的な尻を下ろしてコーヒーを啜る久石密へと声をかけた。
「なぁ、俺と走りで勝負しろよ」
荒井が持ちかけたデコトラ勝負。それは絶対に彼に勝ち目のない戦いだった。なぜなら久石密は公安から日本トップクラスの運び屋チームへの潜入捜査官として選ばれるほど、警察組織の中でも飛び抜けたドラテクを持つ女性なのだ。
全国総数約30万人と呼ばれる警察官たちの中から、選びに選び抜かれた高い諜報員の才能と運転技術。それが、ただのチンピラドライバー程度の腕しかない荒井に出し抜けるはずがない。
もし、まともに戦ったのなら。
「うっ……くっ! なんで、急にお腹が……!?」
国道を爆走する二台のデコトラ。本来なら大きく大差をつけて、もう片方のチャチなデコトラを置き去りにしているはずの久石密が乗るデコトラが横並びにされている。
馬力もドライブテクニックも、高校生と小学生の腕力と経験並みに差があると言うのに、これは一体どう言うことか。
それは全て、デコトラの運転席で苦悶の顔を浮かべながら片手でお腹を抑える久石の顔が物語っていた。
「あのコーヒー、何か入って……! う゛っ、ううっ゛……!」
彼女から全国でも上澄みクラスのドラテクを奪っている物の正体。それは、便意だった。彼女は今、強烈な腹痛と決壊しそうな肛門の締まりと戦いながら爆走しているのだ。
全ては、荒井が仕組んだ罠。
彼が彼女が飲んでいたコーヒーに強烈な下薬剤を注いだのだ。そしてそれを彼女が飲み込むのを確認してから、いけしゃあしゃあと走りの勝負を申し込んだ。それも、負けたら相手の言う事を一つ聞くなんて条件を出して。
久石密は、当然その要求に隠されていた荒井の下卑た欲望に気づいていた。自分を負かしてこの体を貪ろうと企む、今まで何度も見てきた程度の浅い男たちと同じ輩。
本来なら、彼女はそんな男の要求など受ける事はなかった。そもそも走り屋ではなく警察官である彼女が、潜入捜査とまったく関係ない事で法律を破るわけにはいかないと。
だがこの時は、つい先ほどまで行方知れずとなったかつての協力者の面影を持った彼の弟と出会って感傷的になっていたのが災いした。過去の思い出に浸かっていた自分を最低な動機で踏み躙った、この実力を勘違いした雑魚の身の程知らずに手痛い罰を与えてやろうと。
彼女はその勝負に乗ってしまった。そしてその結果が、今の状況だ。
「う゛う゛ぅぅ……ッ!! もう、持たない……こんな……っ、負けるわけには……!」
背筋を嫌な汗が大量に流れで服に吸い付き、ハンドルを握る手には数分前から力が入っていない。それでも荒井相手に接戦に持ち込む彼女の腕は天才的で、同時に下剤まで使って圧勝できない荒井の雑魚走り屋ぶりを物語る。
(くそッ! なんてアマだこんちくしょう! どうして下剤飲んだ体で俺とこんな互角に渡り合えてんだよおかしいだろ!!)
そしてそれに腹を立てるのは、当然荒井だ。卑怯な手段まで使っての勝負で互角に戦われているとなれば、いよいよ自分と相手の元からある実力と言う名の優劣を認識せざるを得なくなる。だがそれは、彼のようなクズで弱い者をいじめを娯楽とする人種が認められるはずがない。
(ぶっ潰してやる!!)
だからそんな彼が取る方法は決まっていた。気に食わない事があればいつだって、暴力で型をつけるのだ。
「オラぁ! とっとと脱糞して負けやがれ!!」
「なっ……ん゛ぉぉ!!」
爆走するデコトラでのクラッシュ。久石密が乗るデコトラへと強烈な体当たりをかました荒井は、そのままガードレールに押し込むような形で彼女の車をサンドイッチ状態にした。
そしてそんな衝撃を加えられれば今まで限界ギリギリのところで踏ん張ってきた彼女の便意が持ち堪えられるはずがない。
「あっーーーー」
微かな絶望と諦めの声を溢して、久石密はついにハンドルから手を離す。アクセルを踏む足を折り畳む。体をくの字に変えながら、密はその快感を迎えた。
「あああああ゛あ゛あ゛ぁぁぁーーーーッッ!!!!」
大絶叫と共に、人生最悪最低の瞬間を自身の愛する相棒の上で味わわされて。久石密は女として、走り屋としての尊厳を陵辱されながら遥か格下の男に敗北した。そしてその悔しさを覚えるよりも早く、彼女は排便の感覚に脳を焼かれながら意識を消失した。
「んっ……よくもやってくれたわね」
「ははは、そんな状態で睨んだところで怖くねぇぜ」
「…………っ!」
数時間後、久石密は両手両足を縛られた状態で荒井のデコトラの荷台に転がされていた。ニヤニヤと嗤う荒井に、悔しさと怒り、そして微かな恥辱の表情を浮かべる密が今の二人の立ち位置を明確に表している。
勝者と敗者。勝ち組と負け犬。雌を所有する雄と所有された雌猫。
男の根城たるデコトラに戦利品のように詰め込まれた久石密を、彼女を卑怯な手段で負かした荒井は満足そうに眺めていた。
あの屈辱の負け方で意識を失った彼女を、荒井は運転席から連れ出して縛って人気のない山奥まで連れて来た。人が来る事は皆無の、違法な事をするにはうってつけの場所へと。
(うかつだったわ……こんな最低な男に薬を守られた事にも気づかなかったなんて……!)
自分が限りなく危険な状態にいる事を理解した密が歯噛みする。彼女が身につけているのは黒地のスーツに黒のロングブーツと薄いストッキング、そして彼女のアイコンとも言えるサングラスと一見コートを脱がされた以外は何も変わっていないように見える。
だが実際は、彼女のサイズが間違っているのではと誰もが思ったスーツに辛うじて収められていた豊満な乳房が完全に露出させられている。それだけなら、数多くの男を潜入捜査官として誘惑した久石なら眉を顰めはしても冷静さを保てただろう。
問題は、外気に触れる世の男全ての股間を見ただけで膨張させるようなデカ乳、そしてその中心でピンと立つ桜色の乳首には明らかに弄ばれたとわかる跡が残っていた事だ。
間違いなく、自分が気絶していた間にこの男によって陵辱の限りを尽くされたとわかる胸の噛み跡と塗りたくられた唾液。それが密の女としての部分に怖気を走らせ、同時にスースーする下腹部の状況にも意識をやらざるを得ない。
気絶する前に下剤による排便を経験させられた彼女の臀部からは下着が剥ぎ取られている。故に今の彼女はノーパンにタイトスカートというその筋のフェチをくすぐるような格好。しかも後処理も綺麗にされていることから、荒井が自分の秘部を見ただけに飽き足らずそこをお世話したこともわかってしまう。
「なんだ? テメェの下着がどこに行ったか心配か?」
「……っ!」
そして股間部に冷たい空気が当たる感覚に股をモジモジと擦り合わせてしまったから、それに目敏く気づいた荒井が嘲笑混じりに下着の行方を指摘した。
「たとえ美女と言えど、そのケツ穴からひり出された物まで好きになる趣味はなくてな。テメェのデコトラの運転席にクセェ排泄物と一緒に放置して来たよ。…………テメェの運転免許証も添えてなぁ……!」
「なっ……!!?」
恥ずかしさと怒りに頬を赤らめる密を見下ろしながら、荒井が最悪の事実を告げる。それはつまり、二人がレースをした国道には未だ密のデコトラが持ち主のいないまま残されているという事。
決して交通量がないわけではないあの国道に、不自然に止まったままのデコトラが放置されていれば必ず誰かが調べるなり警察に通報するだろう。そしてそんな誰かが運転席を開けると、シートに残された密の汚い排泄物とそれを受け止めた黒のショーツが見られてしまう。しかもご丁寧な事にその排便者の名前と顔付きの身分証明書まで付いて。
「あなた……! どこまで下劣な……!」
そしてそんな事になれば、久石密は社会的に終わりだ。一刻も早くデコトラを回収して粗相を片付けねばいかないのに、そんな彼女を荒井は逃すつもりは欠片もない。むしろこれから人生終了する絶世の美女の姿に暗い笑みを抑えられない。
「にしても、本当に良い体してんじゃねぇか。ええ?」
「触らないで……んあっ!?」、
そしてその昂りを発散しようと、荒井の手が密の露出する乳房をむにゅり♡と揉みしだく。荒々しい、テクニックも何もないただ女の胸の感触と弾力を貪ろうとする胸揉み。密からすれば童貞よりも酷いと言える愛撫なのに、なぜか彼女の口から溢れたのは苦悶の声ではなく艶声。形を変えるほどグニュグニュと潰される胸から、彼女は快感を覚えた。
「あんっ! あっ、ああっ! なんで、こんなので……! ううんっ! んっ、ああ゛っ! あなた、一体私に、なにを……っ!」
「クスリだよ、クスリ。どんな不感症の女でも気持ちよくオホれるようになる、キメセク用のクスリだよ。それを寝てるお前に使ってやったんだよ」
快楽に特化した非合法なドラッグ。裏の世界ではそこそこ手に入るお手頃価格でありながら、一度それを使ってセックスしたら病み付きになってしまうという中毒性の高さから事情中には使われないクスリ。それが荒井が密に注射したものだ。
「なんで、すって……! まさか、あれを……んひぃぃ!!」
数々の女性を薬物セックスの奈落に落としたその効果の強さは、縛られてレイプされている久石密が胸を揉まれただけでみっともなく喘いでいる事から伺い知れるだろう。
荒井は何度もこのクスリと下剤を使って、数々の女の走り屋を壊して来たのだ。
「ぁ゛っ、ああ゛っ! やめっ、ああ……ッ! そこ、駄目っ、クリクリしない、で……っ! あっ、あっ、ああああぁぁ……っっ!!!」
荒井の両手が密のボリュームに反してとんでもない柔らかさを誇る巨乳を捏ねるように揉み回し、そしてその中心で卑猥に揺れる乳首を指先で刺激する。なんて事のない荒井の指テクが、頭を振り乱していつも冷静で聡明さを崩さない久石密の顔を快楽に蕩けさせていく。
「ああぁっ……! いやぁ……いや……っ! こんな奴に、感じたく、あクゥッ! イキたく、ない……っ! あっ、あはァッ!」
「ははは!! なんて唆る声してやがんだ! やっぱ意識ない時よりも、意識あって嫌がってる女をクスリで気持ちよくさせんのが楽しいぜ!」
密のグラマラスなデカ乳を搾り上げる荒井の気分は、まるでホルスタインの雌牛から搾乳しているような感覚だ。手に収まりきらないほどの胸を凹むほど潰し、その先端の突起を今度は三角形になるほど強く引っ張って遊ぶ。そうすれば彼女は面白いように牛声ならぬアヘ声をあげて悶え狂う。
「ひぐぅっ! 搾らないで……私の胸、おかしくなる……っ! ああっ、ぁ゛っ、あふぅ゛ッ!! んあああ゛あ゛、ああああ゛あ゛ぁぁッッ!!」
ぎゅっ♡ ぎゅっ♡ むぎゅぅぅ♡ クリクリクリ♡ べちょぉぉ♡ ぐちゅぅぅッ♡ ペチンッ♡
本当の雌牛の搾乳のように交互に乳を搾られ、餅つきのように揉まれ、乳首をほじくられ、舌で舐められ、また捏ねられ、そして胸を平手打ちされる。
女の胸を何だと思っているのかと、普段の密ならその冷静沈着な思考を激怒に変えるような行為に、クスリで性感帯をバカにされた彼女はマゾ雌のように嬲られる悦びに喘ぐしかない。
そしてそんな卑猥な極上の美女の姿に、荒井のような男が股間の爆発を止めようと思うはずがない。
「ああ゛あ゛……っ! お゛っ、ぉお゛お……! 乳首、クリクリしながら、あっ、あっ、引っ張らないでっ……! それ、頭おかしくっ……なっ!?」
胸からの刺激だけで喘いで鳴き続ける密の目前に、荒井の怒張が露わになった。ビキビキと血管を浮き上がらせてその醜い肉のバベルの先端が、自身の胸の谷間に当てがわれる感覚に、密は生理的な嫌悪と得も言わぬ興奮が同居する感覚を覚えた。
「いやっ……やめてっ……!」
その未知の感覚に恐怖して、密は彼女らしからぬ震えた声で男に懇願した。だが強い女が弱々しく許しを乞う姿は、昂った雄を止める行動としてあまりに不適切だ。
唇の端をこれ以上となく三日月型に歪めた荒井が、彼女の弾力と柔からさを両立した巨乳の谷間へと自身の息子を埋没させて行く。
「熱っ……! ああっ、いやぁ……!」
「うおおお…………! なんて、気持ちいい胸まんこだこいつは……」
久石密の乳房は芸術である。セクシーモデルでもまずないような胸の大きさを誇っていながら、一切の弛みや肌荒れのない黄金の果実。その胸圧は暴力的な締め付けを彼女の谷間に挟み込まれたモノに与え、しかし押せば簡単に形を変える柔らかさが、雄の理想を詰め込んだチンポを挟みたくなる胸を完成させている。
そしてそのパイズリされるために生まれて来たような密の谷間へと、初めてイキリ立ったチンポを挿入した荒井は、その予想通りの、いや予想の遥か上を行く気持ちよさに脳を蕩けさせられた。
ただ肉棒がおっぱいに包まれただけ。なのにそれだけで済ませられない快感が荒井の怒張を刺激し、その先端から早くも先走り汁を溢させる。
「あっ、うぅっ……! 臭い、うっ……ぉお゛っ! 早く、離れて……ひっ、動かさない、んぃぃっ……!」
「ぉぉお……おおおおオオッッ!!」
そしてその極上の乳袋にサンドイッチされる極楽を知ってしまった荒井は、我を忘れたように腰を振る猿と化した。
バチュン♡ ブチュン♡
「あっ、んあっ! 熱い、のが……胸の中で……激しっ……んんんッ!!」
先走り汁を肝油材にした荒井の肉棒が、密の巨乳の中で上下に滑る。卑猥な音さえ響かせて胸中で乳肉の圧迫感に浸かる肉竿が、ビキビキとその怒張を強めていく。だが恐るべきは久石密の巨乳。限界まで張り詰めていく雄の性器が、すっぽりと乳房に覆い隠されていて、その先端の亀頭しか荒井には見る事が叶わない。
「ああっ……! んぃっ、あっ! やだ、変な液が顔にかかって……んはぁあ、あ゛っ!!」
肉の塊が出し入れを繰り返すたびに欲望の受け入れ先となっている密のおっぱいが、たぷん♡ たぷん♡とはち切れんばかりに淫靡に揺れる。それがより雄の怒張を締め付けて刺激巣はアクセントとなって、新たに生成された先走り汁が吹き出して彼女の美貌の顔とトレードマークたるサングラスを汚す。
「はぁッ……! あはぁ……ッ!!」
そしてその雄臭が、不覚にも密の雌を刺激した。胸をオナホのように使われている快感に、クスリで狂わされた彼女の体が興奮のボルテージを引き上げていた中での強烈なイカ臭。それは密からまともな思考を取り払わせ、その空いた空間に快楽という甘い麻薬を詰め込ませるには十分。
瞬間、荒井に馬乗りの態勢でチンポをパイズリされていた密は、そんな情けない状態で全身のバネをピンっと張り詰めさせた。性的絶頂に、登らされた。
「イッーーイクぅぅぅぅ……ッッッ!!」
ぶしゅっっ♡と両足を上斜めに伸ばして、その付け根から潮を吹き出す。下着のない密の股座から、勢いよく飛び出した愛液がデコトラの荷台の床を濡らしていく。
「おぉぉ! やばい、もうイクっ!」
そして同時に、絶頂の痙攣で揺れる胸からエクスタシーの最後の一押しをもらった荒井もまたその怒張から濃厚な白濁液を解き放った。
「あぁんっ!? うそ、これ……熱い、んんっ……! やめっ、ぉおっ……!」
揺れる彼女の乳房を強く掴んで自身の肉棒に抱き付かせながら、荒井は至極のパイズリで溜まった精液の全てを密の顔と胸中へと放出していく。
久石密の黒髪やサングラスをかけた相貌が白く染められ、妖艶な色艶を見せていた乳房がドロドロとした粘液に犯されて卑猥なオブジェクトへと変わっていく。
そして十数秒後には、男を誘惑するフェロモンを全身から香らせていた彼女の体は、強烈な雄のイカ臭さを放つようになってしまった。
だがそれほどまでに彼女を汚してもなお、荒井の興奮は止まらなかった。
「んいぃぃっ!? ま、また動かし……んボォ!?」
再び乳袋に挟まれてのピストンを開始した荒井は、開いた密の口内へと自身の怒張の先端を咥えさせた。世の男全てが夢想するパイズリフェラ。それを、久石密と言う日本でも最上位に近い美女を使って初体験しようとしているのだ。
「んおぉっ、んぶっ、んごぉっ!!」
絶世の美女である密の口から、その容姿と同じくらい気品のある声色から出た声とは思えないような嗚咽が漏れる。
ぶじゅっ、じゅぶっと荒井の物を咥える口端から唾液が溢れ、息継ぎを出来ない苦しさから白目を剥き始めた瞳から涙が流れ、先ほど射精された白濁液と混じって彼女の顔から流れ落ちた。
「はぁ!はぁ! まじかよ、エロすぎんだろ!!」
そんな無様な姿でさえ、久石密と言う女は雄を興奮させる色気に変えるのだ。あの気丈でプライドの高そうだった女が、胸と口を犯されてアヘ顔を晒している。その姿に、加虐心を覚えない男では荒井はない。そして、それを見て手心を加えるような男でも。
「んぉっ! んぶっ、んじゅっ、んごぉっ!」
荒井の腰を振るペースが上がる。密の巨乳を持ち手にして、まるでまんこを扱うような激しいピストンを彼女に見舞う。
むぎゅり♡と掴まれた乳房がペチン♡ ペチン♡と卑猥に上下に揺れながらこびり着く白濁液を汗のように撒き散らす。その様の、なんて官能的で背徳的な美しさか。
「ぉお゛お゛っ……! んごぉぉ゛! んイッ、イふうぅ…………っぅ!!」
その乱暴な扱いに、またしても密はイッた。クスリで狂わされた性感が、彼女にマゾヒズムの癖を少しずつ後戻り出来ないところまで植え付けているのだ。
宝石のような汗が彼女の全身に浮かび、健康的なクリーム色だった彼女の肌が興奮で赤く染まる。それは誰がどう見ても、彼女が荒井との行為で感じている証。
「ああ、やべぇ……! もうイッちまいそうだ……!」
汗と先走り汁と白濁液。三つの体液によってこの世の何よりも卑猥な穴と化した密の谷間を一心不乱に犯していた荒井が、早くも二度目の射精を感じてラストスパートに入る。
「んお゛っ、お゛っ、お゛っ、んん゛ん゛っっ!!」
胸をコキ穴として使われ、今度は口内へと汚い雄の欲望を放とうとする荒井を止める術が密にはない。もうすでに、彼女はまともな意識を二度に続く絶頂で彼方に飛ばして、ただ喘ぐだけのオナホになってしまっていたから。
そしてそんな彼女の口内で、ブラブラと揺れていた舌がカリ首に絡みついてグリッとその性感帯を刺激した。
「おおおおぉぉ!!」
「んっ!? んふぅぅぅぅーーーーっっ!!?」
びゅるるるるる!と消防車の放水のように勢いよく飛び出した熱汁が密の喉奥に叩きつけられる。その噴射に、さすがに危機感を感じてジタバタと縛られた体で抵抗し始めた彼女を、荒井は胸を押し潰しながら全身の体重をかけることで封殺。
「んんっ! んぐぅっ! んっ……! ん…………ふぅ……ふぅ……」
やがて無駄な抵抗をやめてただ荒井の精液を飲み込むだけの肉便器となった密。しばらく喉をこくり、ごくりと鳴らして飲み込むのも困難な粘ついた白濁液を胃へと取り込んでいく。
そしてようやく荒井が密から離れた時、彼女はもう生気を無くした目で憎まれ口さえ叩くなった。
「へへ、いい様になったじゃないか。やっぱ女はそうでなくちゃな」
「ぁっ……ぁぁ……」
ビクビクと、どうやら口内への射精でも絶頂を体験してしまって痙攣する密から、荒井は彼女のトレードマークたるサングラスを奪い去った。
白濁液と涙で濡れたそれを、荒井は何の感慨もなく地面に投げ捨てる。
そして、バキリッと踏み潰した。
「ーーーーっ」
ぶしゅっ♡と偶然か必然か、その瞬間に密の秘部から潮が吹き出した。それはまるで、潜入捜査官 久石密の終わりを表しているようで。ニヤリと笑った荒井は最後の仕上げとして、彼女の密壺に亀頭を押し当てた。
「たっぷりこっちでも楽しませてくれよ、密ちゃん」
「ぁっ……ああああ゛あ゛ぁぁあーーーーっ!!」
ぶちゅり♡と密の腰を掴んだ荒井が、そのまま勢いよく怒張を彼女の膣中へと挿入する。自身の膣内が内側から広げられ、肉襞をカリ首でゴリゴリッと抉られる感覚に、密はその巨乳をぶるん♡っと大きく揺らしながら仰け反った。
「こいつは……すげぇ……!さっきの胸まんこにも劣らねぇ、極上まんこじゃねぇか!!」
「ああっ!? あなた、私の中に、ぉぉっ、入って……! ンヒィっ、やめ、動いちゃ……あっ、あっ、あはぁぁぁっっ!!」
膣奥でゴツンッと亀頭と子宮口が熱烈な初キスをした感覚に、ようやく絶頂の余韻から戻ってきた密が自身の下腹部を支配する雄の怒張に困惑と快楽の声を漏らした。
膣道がみっちりと隙間なく埋められてしまうほどの硬く大きな肉棒。それが、クスリで敏感にされた膣襞を、一つ一つ擦り上げながら上下に動いている。
「やめ、お願い、止まって……今、敏感だから……っ、頭、壊れちゃう……! んんっ、んはぁッ!! ひぐぅっ、やめへぇぇ……おかしくなる……おかしくなるからぁ……! んいぃぃ、イグッ! イクイクイク……!!」
そのあまりの快楽の強さに、ついに密は荒井に降伏した。サングラスが取られた事で露わになった瞳から涙を流し、必死にこれ以上の快楽責めをやめてくれるように自分の人生を終わらせるような事をした男にお願いする。
それがどれほどみっともなくて、無様で、哀れで…………そして男の加虐心を刺激するものかを、天性の淫乱の素質を持っていた彼女は気づかない。
「いやぁぁ……もう、止まって……!膣中、突かないで……あっ! あっ、いっ、イクッ!!」
挿入されてから止まることのない絶頂が密の思考を狂わす。パンパンパンとリズム良く鳴り響く、自分と荒井が子供を作るための性器で繋がりあっている事を示す音色が彼女の脳を犯す。
「イクッ……またイクッ……! ぉあっ……ああ゛ぁ……ッ!! イっ、ちゃう……ああああッッ!!」
体を弓形に反らせながらの、何度目かもわからない性的絶頂。恐ろしいのは、だんだんと次の絶頂までのスパンが短くなって来ている事で。密の膣中が、荒井の肉棒によってより快楽を感じやすいようにすごい速さで開拓されている事を示している。
「ぉぉおお……っ!! もう、ダメ……っ、頭、ペニスの事しか、考えられなくなって……こんな、こんな奴に……堕とされる、なんてぇぇ……!」
「うるせぇ!! とっとと堕ちて俺のオナホになりやがれ!! この巨乳もデカケツも、これから一生俺の専用性処理道具として使ってやるからよぉ!!」
「んああああああッッ!!」
パチンッと密を躾けるように、彼女の尻を平手でスパンキングする荒井。それさえも快楽に書き換えられて嬌声を上げさせられる彼女は、そのまま自身の尻をドラムのように叩く男の楽器へと成り下がる。
「この! ケツ叩かれてイク、マゾ雌が!! どんなプレイにも感じてアクメするビッチにしてやる!! 俺をなめやがって! 女のくせに、走りで俺に勝とうとするとか調子乗ってんだよ!! 二度と運転なんか出来ないよう、一生ボテ腹妊婦に変えてやろうか!?」
「おおお゛ぉぉ!? やめ、ひぎぃ! 痛い、あっ! 痛いから、叩くの、やめっ、んああっ!!」
「何がいてぇだ! あんあん鳴きやがって! 雌豚のくせに主人に嘘をつく気か!? ええ!」
バチンッ! バチンッ!! バチュンッ!!
荒井の尻を叩く力が強くなる。密の肉付きの良いムチムチな、しかししっかりと引き締まった美尻に紅葉跡が次々と刻まれて赤く染め上げる。あまりに痛々しいその様は、密が言った通り激痛しか感じないはずだ。
「あひっ、あんっ、ご、ごめんなさい……! ごめんなさい! 気持ちいいです……お尻叩かれるの、本当は気持ち良かった、です……! だから、もうやめて……!」
だがそれもクスリが無ければ。密は確かにこの最低で最悪な陵辱に感じていた。尻たぶを走り抜ける痛覚が、確かに快感へと変わった脳を甘くイかせるのを感じていた。その証拠に、密の男の肉棒を受け入れる密壺は先ほどから愛液の量を増している。
「はっ! そうやって素直になっていれば、優しく可愛がってやるよ」
「……っ!」
荒井のDV男でしかない発言に、密は背筋をぞくぞくと震えさせてしまった。思わず自身の膣襞を締め上げて、彼の肉棒へと感謝をしてしまった。そしてそれを、下衆な男が気づかないはずがない。
「へへっ、良い子だ! 褒美に、たっぷりと膣中出ししてやる!!」
「えっ……嘘っ……いや! やめて、それだけは……あっ、あああああ!!」
びゅるるるるるる!!
繋がり合った性器が膨らみ、その先端から熱い奔流が飛び出す。先ほどまで顔と胸、口内で浴びせかけられていた白濁液の渦が、今度はコンドームも無しに密の膣へと注ぎ込まれた。
「あっ……ああっ……! 本当に、出されて……熱い……お腹、焼ける……っ!」
慌てて肉棒を抜こうとする密の体はがっつりと荒井の手によってホールドされ、逃げ場のない彼女の膣はたっぷりとその奥へと荒井の遺伝子を乗せた精子たちを受け入れさせられた。
「ぁっ……あああ……!!」
自身が今、この男の子供を宿してしまうかもしれない。それに恐怖と、それを塗り潰すような快楽の波に密は思考を攫われた。今まで何とか保って来た最後の一線が、膣中出しをきっかけにひび割れて、壊れていく。
そしてーーーー
「んほぉぉっ!? んいっ、んぉぉおおああああーーーーッッ!!!♡」
絶頂した状態で強く子宮口に叩きつけられた肉槍の一突きに、密は悦楽の感情を隠しもせずに絶叫した。折れた心と快楽を受け入れた思考に、その雄欲全開のピストンは今までの久石密を粉々にするにはあまりに強い一撃だった。
「あんっ! ま、まって……っ♡ イッ、イッてるから……♡ もう、おまんこバカになるぐらいイッてるから♡ あっ♡ あん♡ あはぁっ♡」
快楽に堕ちた密の体に覆い被さるように荒井がのしかかる。彼女の豊満にすぎる乳房を自身の胸板で潰し、絶世の美貌たる彼女の顔に強烈なキスをお見舞いする。
それは種付けプレスと言う、雌を支配し終えた雄が自分の所有物となった雌にする交尾。荒井が久石密を孕ませるためにする、本気ピストンの構え。
「んちゅぅ♡ じゅぷぅ♡ んんんっ、んぶぁっ♡」
自分が今、憎いレイプ犯に膣中出しを決められて孕まされようとしている。そんな絶対的な危機にも関わらず、おまんこを剛直でパコパコされる快感に思考を奪われてしまった密は反抗出来ない。それどころか、自分の唇に発情期の猿のようにキスして来た男との舌先まで深く繋がりあったディープキスに溺れてしまう。
「んっ、んんっ♡ ふぁ、また大きくなって……んあっ♡ 私の膣中に、また熱いの出ようとしてる……!」
「ああ、何度でも膣中出しして、今日でお前を孕ませてやるよ!!」
「ぉぉおあああっっ!!!」
決して逃げられない態勢での、妊娠を前提としたセックス。もう並々と精液を注がれた膣からぶちゅん♡と最奥まで届かなかった負け犬白濁液がカリ首のエラにひっかかって体外に排出される。
そして代わりに流し込まれるのは、外に出た分の何倍もの新しいザーメンの奔流。
「んぃぃ、奥まで突き刺されて……ぁああっ! 出てる、射精されてる……子宮に直接、精子注ぎ込まれてる……!!」
今度は種付けプレスの態勢のおかげで子宮口を突き刺して中まで亀頭を届かせた肉棒による、膣中出し。ビクンッと密の体が反応して、条件反射のように絶頂する。
びゅる! びゅるるるる! びゅっ!びゅびゅっ!!と子宮を白く染めるレイプ犯の遺伝子に、日本でもトップクラスの警察官の証である公安の久石密の体が歓喜に震えながら自分を犯す男を両手両足で抱きしめた。
両腕を自分の唇を貪る男の首後ろに、両足を射精しながらもパンパンと腰を振り続ける男の腰に。本能から出た大好きホールドを、潜入捜査官は強姦魔へと捧げたのだ。
「あっ♡ 射精した、ばっかりなのに、また動いちゃ……ああっ! 激しっ……おまんこ、どんどん開発されて……あぁっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ イクッ♡ イクッ……イグッ……♡」
そしてそれからも、終わる事のない膣中出し地獄を正気を忘れたアヘ顔で受け止め続けた久石密は…………それから数時間事、無事荒井との第一子をその子宮き宿す事になった。
その際の彼女の顔は、密を知る誰もが見た事ないほど妖艶で美しい、母となった雌の姿をしていたのだった。
かつて運び屋をしていて行方不明になった兄、竜二の行方を探していた竜一は自分に一度接触して来てから長らく連絡の取れていないグラマラスな美女、久石密の事を思い出していた。
最後に会ってからもう一年近く。彼女の上司から、事情があって彼女はもう現れないから代わりの者が君の仲介人となると伝えられてから長く経った。
たとえ警察の不祥事を隠すためとは言え、行方不明者になった竜二の無事を願ってくれていた彼女の突然の失踪は、竜一にとって未だに思考の片隅を埋める悩みの種だった。
そこにはもちろん、あんな絶世の美女とせっかくお近づきになれたのに、みすみす仲を深めるチャンスを逃してしまったと言う走り屋らしい後悔もあるのだが。
だが所詮一般人の竜一に、警察の……それも公安なんて国のトップシークレットの人材に何があったかなんて知る術はない。
唯一、風の噂で聞いたのは走り屋に見向きもされない湾岸沿いの国道で、久石密の物と思しきデコトラが見つかったのと、その運転席に何やらヤバい物があったと言う物。
だがその発見者はすでに公安によって処理されたらしく、またその発見者よりも早くデコトラを見つけた人間がいて、そいつが久石密の所有物を持ち去ったと言うのを、今協力している公安の人間と走り屋間の噂を足して突き止める事はできた。
しかしそれまでだ。それ以上、竜一に何か出来る訳も無く。彼にとって久石密はかつてデコトラ対決をした腕の良い走り屋として、思い出の中に仕舞われておく存在となり始めていた。
「ーーーーん?」
ふと、そんな時だ。
竜一は自身が乗るデコトラの隣に並んだダサいデコトラに目を止めた。センスの欠片もない改造とボディペイント。見ただけで乗り手の腕の悪さを察せられる、その吐いて捨てるほどいる三流の走り屋の車に、なぜか竜一は目を引かれた。
そして道の先の信号が赤になり、図らずもそのデコトラと横並びになる形で竜一は一時停止する事になる。そうすれば、透明な窓ガラスの先に見える運転手とその助手席に乗る人間の姿がよく見えるようになった。
「ーーなっ!?」
そしてその車内で行われていた行為に、まだ年若い竜一は顔を真っ赤にして目を逸らした。
『あんっ♡ おまんこ、指でくちゅくちゅされて気持ちいいのぉ♡』
『おら、ここが良いんだろ? 臍下をぐりぐりされんのがよぉ、このマゾ雌』
『はいぃっ♡ そこ、擦られると、私の雑魚まんこ、すぐに潮吹いちゃ……あっ、あっ、あっ♡ イッ、イクッーー♡♡」
車内で行われていたのは淫姦だった。運転席に乗る男が助手席にM字開脚の姿勢で座る女性の開いた両足の間に手を這わせ、何も身につけていない股座の女性器へと指を出し入れしている。
そして今、盗み見る形となった竜一の前で女性が背筋を逸らせてビクンッと震えた。そしてその股座から、びゅっ、びゅっと透明な液体が噴出する。
『ぁぁあ……イカせてくれて、ありがとうございます……♡』
『ハッ、変態な助手席を持って俺も大変だぜ』
走り屋たちでさえまずしないような、走行中の車内での異性との性行。やるとしら余程のヤリチンとビッチしかいないし、そしてならばそれをしている彼らはその余程の連中なのだろう。
実際、横目に見た男側は明らかにヤリチンと言っても過言ではない下品で頭の良さが欠片も感じられない風貌だ。見た目と走りは一致しないのが走り屋間の常識だが、ことその男に至ってはデコトラの改造の雑さと溢れ出る小物臭が、竜一にも初見でわかるほど男の走り屋としての才能の無さを伝えている。
だがそんな男に指を陰部に挿入されて潮を吹いた女。その女は、とてもそんな男の助手席に座っていいタイプの人間ではなかった。
一目見ただけで釘付けになるような、アメリカのモデルとも互角に戦えるグラマラスなスタイル。彼女が着ている黒のレザー製のセクシードレスをぴちぴちにしてしまうほどの豊満な胸と、完璧な長さと肉付きを持った美脚。肌肉は太陽に当てられて光り輝いて見えるほどに美しく、見えてしまっている女性器は男と何度もヤッているとは思えないほど綺麗な形を保っている。
そして何よりも、サングラスに隠されていてもわかる美しさと妖艶さ、そしてエロさを兼ね備えた女の美貌。ロングの黒髪を何か色のついたゴムでポニーテールに結んだ彼女は、竜一をしても見たことがないと思わせるほどの絶世の美女であった。
いや、一度だけそんな彼女に匹敵する女性を竜一は見たことがある。それは一年近く前、つい先ほどまで考えていた行方知れずとなった走り屋の女性。
そして一度気づくと、今再び男から女性器を手マンされてよがる彼女の姿があり得ないはずなのに彼女と繋がって来る。
あの長く伸びた黒髪……よく見たら止めているのはコンドーム、それも中に精液が入った物だが、もしあれを白の普通の髪留めに変えたら。
彼女が身につけるサングラス、記憶の中の女性と違い、縁がデコレーションされたギャルが付けるようなそれだが、それでも彼女のトレードマークと変わりはない。たとえそんな彼女の頭に、バニーの耳が追加で加わっていてもギリギリ思い出の中の女性と重ねられる。
彼女の服は、色が黒であると言うこと以外全てが違う。妖艶ながらもスタイルの良さを際立たせるコートとスーツ、タイトスカートではなく、肌にぴっちりと吸い付いて女の女体美とエロさのみを際立たせるレザー製のセクシードレス。肌の露出面積の多さも圧倒的に増えて、陰部を隠すだけのエロ衣装。先ほどから露出している下半身より下は、もう何も身につけていないに等しい。
残る身につける布は、生地の薄いアームカバーとストッキングと踵の高いヒールのみ。だがそれが、かつて竜一も見惚れた彼女のグラマラスな体を鮮明に甦らせる手がかりともなった。
だが、どうしても記憶の中の女性と結びつかない大きな変化が一つだけあった。
それは、彼女の思い出よりもさらに大きさを増した乳房と、色気と下品さを増した下半身に挟まれたお腹。
大きく膨らんだ、妊婦腹だ。
「…………っ、馬鹿かよ俺は。あんな終わってるビッチと、久石密をダブらせるとかどうかしてるぜ」
それがあまりにもクールな走り屋であった彼女の姿と合わなかったから、竜一は信号が青になったと共にアクセルを目一杯押し込んでそのカップルが乗るデコトラを引き離した。
もう二度と、あんな馬鹿な二人組に合わない事を願って。
「うわ、何だあのクソ速ぇデコトラは。くっそ、下手に勝負仕掛けなくて良かったぜ」
「んいっ、荒井様……指マン、激しい……イクッ……!」
そしてそんな竜一を見送る形になった荒井は、助手席で二度目の潮吹きアクメを決める久石密に一瞥もくれずに胸を撫で下ろした。
たまたま見かけた自分と同じ走り屋と思しきデコトラ。それに暇つぶしに喧嘩をふっかけようとした彼は、そのあまりの速度とそれを完璧に制御しきった走りに戦意喪失したのだ。
「ちっ、まあいいか。お前を手に入れてから、あんま走りだけにこだわんなくなったし」
「おお゛お゛っ♡ ありがとう、荒井様♡ 私も、荒井様と会えて、孕ませてもらって……荒井様以外、どうでもよくなったの♡」
だがそれに以前のように怒りを覚えなくなったのは、ひとえに荒井に雑に頭を犬猫のように撫でられて歓喜の声を上げる密のおかげだ。
他の走り屋でもまず手に入れられないような極上の雌を自身の女にした事で、荒井は精神的な余裕と優越感を手に入れたのだ。以来、毎日のように走りを忘れて密とセックスし合い、今ではデコトラの中でもちちくり合う日々。
それは荒井の中で走り屋への熱意を奪うには十分な堕落の生活で、また快楽堕ちした久石密にとっても、何かの間違いで元の自分に戻れないように完全不可逆な完堕ちを決めてしまうには十分すぎる時間だ。
「荒井様……♡ 愛してるわ……私、荒井様の子供を産めるのが、今から楽しみ……♡ んっ、ちゅ♡」
それこそ、レイプ犯にガチ恋して望んで出産したいと思うほどに久石密は堕ちてしまった。愛情深く荒井の口に接吻をした密は、自身の子供のパパとなる男の手を、その子が眠るお腹へと導いた。
そしてその手に優しく自身の手を重ねて、まるで夫婦で生まれて来る子供を労るように荒井と共にお腹を撫でる。
「あっ♡ 今、蹴ったみたい。やっぱり、パパの気配はわかるのね♡」
そしてトクンっと跳ねたお腹の中の子の様子を、運転席の荒井へと蠱惑的な声で伝えながら、久石密は女としての幸せに浸かるのだ。
「この子を産んだら、またいっぱい私のおまんこと胸まんこを虐めてください荒井様。だって私は、あなたの隣の席を生涯温め続ける助手席の女。もう二度とハンドルを握ることのない、荒井様に人生の操作権を譲ったサイドカーなんですから♡」
それから久石密が運転席に座る事は生涯なかった。
彼女は死ぬまで荒井の乗る車の助手席に座り続け、彼の慰み者としてあり続けたのだから。
その後、四人の子宝に恵まれた彼女が荒井とどのような生涯を辿ったのか。最後に警察のデータベースに映った久石密の姿は、速度違反取締カメラに撮影された車の助手席に乗りながらカメラに向けて中指を立てる、淫らなウエディングドレス姿であったと言う。だがそれも、誰にも確認される事なくゴミ箱の中へと消えた。
それから久石密と言う女性の存在は綺麗さっぱり消え去った。代わりに荒井密と言う女性がとある三下走り屋の助手席にいるのが確認されたが、その容貌や性格から公安課に所属していた彼女と同一人物ではないと判断された。
警察庁警備部公安課所属の久石密警部。その存在は、時と共に誰からも忘れられていったのだった。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
教えてもらうまで存在も知らなかったDS時代のシリーズ作品。レース系のゲームを湾岸とタクシーが如くでしかやった事がなかったので、プレイ動画見ていた時はバナパス持ってゲーセン入り浸っていた頃を思い出しました。
助手席の女となった密
【挿絵表示】
今年も終わりに近づく2024年。明日の投稿が間に合わなかったらこれが今年最後になるかも。
100話達成記念で見たい陵辱系の後日談はどれ?
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