もし加古川飛流が歴史を変えた時、ツクヨミが自分を愛するようについでに改変していたら?
「この本によれば、偉大なる救世主加古川飛流は世界を魔王ジオウから救うと書かれている。
そして2019年、加古川飛流は予言通り右腕であるゲイツと共に魔王ジオウを討ち滅ぼし、世界を救った救世主となった。
彼の威光は世界中に響き渡り、その存在は永遠に祀られることになる。
そして世界を救った救世主は、仲間であり恋人であったツクヨミを妻とし、彼女との間に何人もの子供を儲けることになる」
「ここから先は、どうぞ自分の目で確かめるとよろしい」
2019年。東京の中心地に存在する、元からあった建物を建て壊して作り上げられた現代離れした王宮。
『救世主 加古川 飛流の宮殿』として建造されたその建物の庭には、これまた巨大な『救世主 加古川 飛流 初変身の像』と書かれた日本人男子がポーズを決めている像が鎮座されている。
その隣には最近建てられた新たな記念像『救世主 加古川 飛流とその妻ツクヨミの結婚式の像』と名された、スーツを着た男とウエディングドレスを着た美しい女性がキスをする像が並んでいる。
自己顕示欲に塗れた庭の像を通り過ぎた宮殿の中は、庭の像に負けないほどの豪華な煌びやかさとナルシズムに満ちていた。
西洋の城、ベルサイユ宮殿のような内装を真似て作られているが、置かれた絵や像は全て加古川 飛流をモデルにした自画像ばかり。
『救世主 加古川 飛流、魔王を倒した瞬間』と書かれた宗教絵のような壮大な画。
『救世主 加古川 飛流 生誕の降誕』と題したどう見てもキリストの降誕をパクったような画。
『救世主 加古川 飛流と愛妻ツクヨミの逢瀬』では裸の二人の男女が睦まじく抱き合う画。
どの画や像も必ず救世主 加古川 飛流から始まるものばかりと、最早悪趣味とも言えるほどの自己主張の強さ。
そしてその本人であり、この宮殿の主人である加古川 飛流は今まさに最奥の救世主の間でお楽しみの最中であった。
救世主の間と呼ばれる巨大なホールには、この宮殿でもとびきり煌びやかな宝石、装飾、備品の数々に包まており、加古川 飛流と言う存在を祝福する数多の調度品が芸術的な並びで配置されている。
その中心とも言える玉座のような椅子に座るのは救世主 加古川 飛流その人。
彼は一目で一級品とわかる装飾に身を包み、その頭には金色に輝く王冠をかぶっていた。だが救世主という肩書きを持つ割にはあまりにもオーラや覇気がなく、その豪華な服装が致命的なまでに見合っていない。
それも当然だろう。彼は本来救世主と呼ばれるに足る人間でもなければ、それに近しい功績を残したわけでもない。
彼は簒奪者。歴史を改変し、自分に都合の良い未来を作っただけのただの小物である。
彼は幼い頃、未来の王に選ばれなかった。選ばれたのは、その時同じバスに乗っていた常盤ソウゴという少年。加古川 飛流は何の運命も持たないただのモブキャラでしかなかった。
最初に宿ったのは恨みだった。常盤ソウゴが王に選ばれるために、自分の父と母は死んだのだと、ソウゴもまた両親を失ったているという事実から目を背けて憎んだ。
だがやがてそれは、選ばれたソウゴへの妬み、怒り、逆恨みへと変わっていく。
両親が死んだことなど、いつしかどうでもよくなり、ただ幸せそうに王になる道を進むソウゴが憎くて憎くてしょうがなくなった。
少しでも運命が違ければ、俺が選ばれる運命だったのにと、そんな突拍子もない妄想を真実だと思い込んだ。
果てには両親を殺した黒幕と手を組み、自分の命を救ってくれたソウゴを殺そうとするという、あまりにも身勝手で正当性もなければ理解もできない非道に手を染めた。
そのために、タイムジャッカーから与えられたアナザージオウⅡの力を使い、自分にとって都合の良い未来へと改変する。
自分が救世主となり、常盤ソウゴが持っていた全てを奪い去る未来へと。
そして願いは叶った。彼が変えた未来では常盤ソウゴの仲間であったゲイツとツクヨミは彼の仲間になっていた。彼らは魔王ジオウを倒すために救世主となる飛流を慕い、特にツクヨミに至っては飛流の恋人という嬉しい誤算まで付いてきたのだ。
そうなると、あとは簡単だった。現れた本来の歴史の常盤ソウゴを仲間であるゲイツとツクヨミと共に追い詰め…………殺した。
魔王は死に、飛流は救世主となった。復讐は果たされ、ソウゴから絆も力も王としても名声も全て奪い去ったのだ。
そして----
「飛流様♡ あなたの妻の加古川ツクヨミを今日も可愛がってください」
淡い黒髪を伸ばした神秘的な雰囲気を持った美しい少女、彼の妻となったツクヨミが恭しくお辞儀した。
その身なりは彼女が元々着ていた白のワンピースとは異なった、とてもエロチックな物へと変わっている。
彼女が羽織るのは後ろが透けて見えるほど薄い布きれと、下半身を隠す同じく薄い腰布だけ。
隠す気もなく露出した乳房の中心には小さな皿のような装飾品が付いており、それでかろうじて乳首だけを隠しているという卑猥さ。
さらに腰布から透けて見える股間部は前貼りのような物で割れ目を覆っているだけ。
元の清楚さなど微塵も感じないドスケベ衣装を恥ずかしがることもなく着こなしたツクヨミ、それこそが飛流の完全勝利の証だった。
「ふふ、今日も卑猥でいい姿だ。さすが俺の妻だ」
「ありがとう、あなた♡ この格好、飛流様に犯されるのを想像しながら選んだのよ」
そう愛情深く微笑むツクヨミの心に、嘘偽りは一つもない。彼女は心の底から加古川飛流を愛しているし、彼こそが最善最高の救世主なのだと確信している。
それを疑う者、異議を唱える者は皆全てツクヨミの敵であり、彼女は何度もそんな異分子を見つけては直々に処罰をしてきた。
それこそまさしく彼女が嫌悪し、打倒すべきと誓った魔王と同じ、いやそれ以上の暴虐なのだが……加古川飛流によって都合の良いように変えられたツクヨミがその事実に気づくことは生涯ないだろう。
「ほら見て、私のおまんこ。早く飛流様のザーメンが欲しくてヒクヒクしてるの」
さらりと、ツクヨミが腰元の薄いレースを指で摘んで横にずらし、淫液で濡れそぼった愛する夫の慈悲を希う秘部を露出させる。
何度も飛流のモノを受け入れているはずの陰口は、まるで清らかな乙女のような綺麗な筋を保っており、その周りに生えるわずかな陰毛が少女から女性へと変わる途上のエロティシズムをくすぐる。
「飛流様を思うだけでぐちょぐちょに濡れちゃったあなたの奥さんのツクヨミまんこ、今日もいっぱいハメて欲しい♡」
ぴらりと縦筋を横にずらし、粘り気のある雌汁を分泌する卑猥なピンク色の肉襞を愛しの夫へと晒すツクヨミ。
そこにかつてのレジスタンス、ツクヨミの姿はない。
あるのは加古川飛流に恋をし、共に魔王を倒して世界中から祝福されながら結ばれた加古川月読の姿だけ。彼女の体も心も、全てはこの偽りの救世主へと永遠に捧げられてしまったのだから。
「ああ、たっぷり可愛がってやるよ」
「あんっ♡」
伸ばされた飛流の指先がツクヨミのしっとり濡れた陰毛を掻き分けて、彼女の筋にくちゅりと触れる。そしてそのまま押し込めば、秘裂はすんなりと夫の指を内へと受け入れてぎゅっと膣肉で締め付けた。
「クク、美女は3日で飽きるって言うけど、極上の体を持ってれば一年経とうと飽きないな」
「あっ、あっ♡ う、嬉しい……飛流様♡ も、もっと、私のおまんこ、んあ……指でくちゅくちゅ、して……っ♡」
飛流の指がツクヨミの膣内をほじくり、わざと卑猥な水音が鳴るように出し入れして刺激する。指を奥まで挿れれば、膣全体がキツくしまって指肉を包み込み、指の先端を膣の浅いところまで抜けば、まるで連動するように愛液が分泌されて指を滑らせる。
かつて憎らしかった少年(常盤 ソウゴ)の仲間の少女の秘部を自分から露出させ、そこを触ってくれと懇願されながら思うまま陵辱する悦び。自分の指一つで膝をガクガクと震わせ、雌の顔を浮かばせながら甘い声をあげさせていると言う優越感。
「あっ♡ あっ♡ 飛流様、好き♡ 飛流様の指で、私イっちゃう……! イクっ……!!」
自身の膣を玩具のように好きに弄る夫の手に、ツクヨミの体がぶるりと震えて絶頂する。膣襞がぎゅううと指を締め付け、蕩ける液体が伝って落ちた。
ツクヨミの本気汁。強烈な雌臭と、ほのかな酸味を感じさせる飛流限定ラブジュース。
疲弊したレジスタンスを率いる女傑として多くの仲間たちを鼓舞し、尊敬されて来た彼女をここまで容易く果てさせられるのは、数ある平行世界の中でも加古川飛流だけしかありえまい。
「ククク……っ!」
それがわかっているからこそ、飛流はニタニタと笑いながら指についたツクヨミの愛液を舐め取った。
そして喜びを感じているのは、ツクヨミもまた同じだ。
自身を嘲笑うように見る最高最強に愛しい夫の姿。そしてそれに反するような最低最痴女の自身の姿。
「あ、ああ……っ♡」
飛流だけの性処理玩具にされているという事実がツクヨミの心を悦びで満たし、膣肉は再びだらしなく潮を吹く。
「じゃあいつも通り、誰のちんぽが欲しいか……その口と行動で教えてもらおうか?」
「……はい♡ どうか、夫である最善最高の救世主様の最強おちんぽを求めて破廉恥にもおまんこを濡らしてしまう私に、飛流様のおちんぽを突き刺してください……♡」
玉座に座る飛流の膝に見つめ合いながら座ったツクヨミが、自身の陰裂をズボンの下に隠されたペニスに擦り付けながら上半身を夫の胸へと押し付ける。
むにゅりと押しつぶされるツクヨミの以前よりも膨らみを増した乳房。色気とムチムチさを上げた雄の情欲を刺激する太腿が、飛流の腰に抱きつく。
「もう飛流様がいないと生きていけないんです……だから、お願いします♡ 加古川飛流様の愛をここに注いで……っ♡♡」
その上でゼロ距離から飛流の耳元へと愛情たっぷりの囁きを吐息と共に吹き掛けながら、ツクヨミは片手で飛流のズボンの前をくつろげて熱く滾る肉棒を取り出し、それを自らの濡れそぼった陰唇に押し当てる。
くちゅり♡ ぬぷ……っ♡ と肉をかき分けるようにして入り込んでくる熱い塊の感触に、ツクヨミの口から上擦った声が溢れた。
「あふっ……♡」
「……どうした? まだ半分も入ってないぞ?」
意地悪げに口元を歪めた飛流が軽く腰を動かして、焦らすように亀頭で秘裂の入り口を擦る。
ツクヨミの割れ目から分泌される大量の愛液を塗りたくりながらちゅくちゅくと浅く愛撫され、それが酷くもどかしくて辛い快楽となり、ツクヨミは切なげな表情で夫を見上げた。
「あぁ……っ♡ おちんぽください……私のおまんこに早く……っ」
「ふふ、ごめんごめん。ほら……望み通り俺のちんぽを入れてあげるよ」
切なげなツクヨミの姿に気を良くした飛流がゆっくりと彼女の陰唇を割開き、その膣内へと一気にペニスを突き入れる。
ぐちゅううううううううっ♡
「あぁあぁああああっ♡ あひぃいいんっ♡」
どぢゅん♡と子宮口まで突き上げられた肉棒に、ツクヨミが目を見開いて舌を突き出しながら絶頂する。媚肉が蠢いて夫のモノをきゅううと締め付け、さらなる愛撫を望んでいるかのように胎動した。
「ふぅ……相変わらずいいまんこだ」
「あ、ありがとうございます♡ 私のおまんこは飛流様専用です♡ だからどうかお好きなように動いて、突いてください♡」
「言われなくても、そうしてやるよ!」
ツクヨミの懇願するような甘い求めに、彼女の腰を掴んだ飛流が彼女を上下に揺さぶり、自身の男根をツクヨミまんこで扱き始める。
「あっ♡ あっ♡ あぅんっ♡ んあぁああっ♡」
ずっちゅ♡ ぬぷっぐちゅん♡と淫らな水音を立てて腰を突き上げる飛流。そのたびに子宮口まで突かれたツクヨミの口からは甘い声が漏れて体が跳ね、その白く綺麗な乳房が魅惑的にぷるんと揺れた。
「この変態女め……俺に犯されて嬉しいだろう?」
「はいっ♡ 嬉しいですっ♡ あんっ♡」
飛流は玉座に座ったままで、自身の膝上に乗ったツクヨミの胸の中心で輝く桜色の突起を甘噛みする。
「んひぃいっ♡ あ、ああ……っ♡」
そのまま乳房を揉みながら乳首を吸い立て、同時に腰を突き上げてツクヨミの膣奥を何度も穿つ。
その快楽に、ツクヨミは顔を蕩けさせて甘い声を上げた。
「あぅんっ♡ 飛流様ぁあっ♡ 好きぃいいい……っ」
「俺も好きだよ、月読」
「ふあっ、あぁああっ!♡」
飛流が耳元で囁くと、それだけでツクヨミは軽く絶頂を迎えてしまう。
飛流はそんな彼女の様子に満足げに笑みを深めると、さらに激しくピストン運動を繰り返した。
「ひぃっ!?♡ おちんぽぉっ!♡ あうっ♡ ああぁっ♡」
どちゅっ!♡ ばちゅんっ!!♡♡ ぐちゅうっ♡♡♡
(しゅごいっ……おちんぽすごいぃっ……さすが私の、最善最高の救世主様♡♡)
子宮口を何度もノックされながら膣内を抉られ続け、ツクヨミの思考回路が快楽と飛流への愛に蕩けていく。
彼を救世主と信じてついて行った自分は正しかった。
最低最悪の魔王、常盤ソウゴを討ち倒せたのは、加古川飛流が最善最高の救世主として魔王ジオウを倒したから。
そして……そんな救世主に恋をして、彼の妻となったのも全ては運命だったのだとツクヨミは確信する。
(ああ、私はなんて幸せなんだろう)
愛する人と結ばれ、その子供までこの先必ず宿すことができる。これ以上ない幸福を今自分は享受していると言えるだろう。
だからツクヨミの心に、現在への迷いも未来への不安も一欠片もない。これが最高のハッピーエンドで、正しい歴史なんだと心から確信している。
本来はその常盤ソウゴこそが、自分が共に戦った大切な仲間で、目前の加古川飛流がその未来を卑怯にも過去改変をして奪った元凶であるという事実すら知らずに。
「んっ♡ あんっ♡ あぁああぁっ!♡♡」
抽送が激しくなり、ツクヨミの絶頂も近づく。そしてそれを感じて飛流のピストンはさらに加速し、まるで全てを搾り取ろうとするかのようだ。
(だめ、もうイキそう……♡)
自身の膣内で跳ねる夫の男根が与える快感によって子宮が降りてきて、亀頭に吸い付いてしまう。
それを見計らったように、飛流はツクヨミの耳元に唇を近づけて囁いた。
「さあイけよ月読、俺の妻になった証を……その子宮にしっかりと刻み付けてやるよ」
「はいっ♡ イクっ!イッちゃいますっ!!♡♡」
その言葉がトリガーとなり、ツクヨミは飛流の体に抱きつきながらビクビクと体を痙攣させる。それと同時に膣内がぎゅっと締まって、まるで精液を搾り取るように蠢いた膣肉によって飛流もまた限界を迎えた。
びゅるるるるっ!!!
「あぁあああああああああっ♡♡♡!!」
子宮に叩きつけられる熱い奔流を感じ、ツクヨミは悦びの声を上げて達する。大量の精子が勢いよく解き放たれ、彼女の子宮を満たすほどに注ぎ込まれていく。
その心地良い感覚に浸りつつ、彼女は飛流の首元に顔を埋めた。彼の汗の匂いと香水の匂いが入り混じった匂いを嗅いでいるだけで幸せだと感じる。
(ああ……なんて素晴らしい日なのかしら)
魔王ジオウが死んで、これからは愛する人が支配する世界の中で夫婦として、永遠に肉欲と淫欲に染まった幸せな家庭を築いていける。
ツクヨミは思い出す。
最終決戦を前に想いを重ね合わせ、処女を捧げて夫となった最善最高の救世主加古川飛流様と、共に長いこと戦ってきたゲイツの三人で、突如現れた常盤ソウゴを迎え撃った日の事を。
『二人ともどうしたんだ!?』、『思い出して、僕たちは仲間だったじゃないか!』、なんて意味不明の戯言を宣って小賢しくも抵抗してきたジオウ。
あの時は彼の精神攻撃によって頭が痛くなってしまい、ゲイツと共に碌に戦力となることができなかった。
あの魔王が言うように、本当に私が常盤ソウゴの仲間だったような……そんな絶対にありえるはずのない記憶が浮かんでしまって、最低最悪な魔王の卑劣な罠にはまってしまった。
たった一人魔王ジオウに立ち向かう加古川飛流様の姿を、酷い頭痛に苛まれた身で見守るしかなかったあの時の私は、本当に情け無かった。
ゲイツに至っては、常盤ソウゴは本当は悪い奴じゃないのかもしれないなんて世迷言を言い出す始末で。
でも、下腹部から昨日飛流様に貫かれた処女膜の痛みと、注がれた救世主様の子種の熱を思い出した時、私の心は決まった。
動けないゲイツを置き去り、協力者であったタイムジャッカーの男から渡されていたライドウォッチを時空ドライバーに差し込んで変身した私は――――
『フィニッシュタイム!!』
【タイムジャック】
最善最高の救世主様の妻「仮面ライダーツクヨミ」として、魔王常盤ソウゴを後ろからライダーキックで刺し貫いた。
『なん……で……っ、ツクヨミ……!』
変身が解けて生身を晒しながらも、馴れ馴れしくも私の名前を呼ぶ最低最悪の魔王を、私は飛流様と共にトドメを刺した。
『俺たちの愛の力を、魔王に教えてやろうぜ、ツクヨミ』
その直前に、そう言ってきた飛流様と愛を確かめ合うディープキスをしながら、私は唖然と地面に蹲る魔王の頭をファイズフォンXで完全に息の根を止めたのだ。
憎き魔王であった男の死体は粒子となって消滅し、後には彼が所持していたと思われる「平成」と刻まれたライドウォッチだけが残り、だがそれも飛流様が全て握り潰した。
『これで、今度こそ俺の勝ちだ! は、ははははは!! ツクヨミ、よくやったぞ!』
『はい♡』
そして私は飛流様の足元に跪き、その逞しい手を取って、忠誠と愛を示すように甲にキスをし、世界を平和にした喜びを夫と共有したのだ。
(愛してる、飛流様♡)
絶頂と膣中出しの快感から思い出していた魔王討伐の日の記憶から戻って来たツクヨミは、魔王ジオウが見せた偽の記憶はやはりまやかしでしかなかった事を証明するように、飛流に抱きつきながら彼の唇を奪った。
「んちゅ♡れろっ♡じゅぷっ♡」
そしてそんな彼女の想いに答えるように、彼もまた口内に侵入して来たツクヨミの淡いピンク色の舌を自身の舌で絡めて取る。
「ちゅっ、飛流、さま♡ んちゅ、好き……愛して、る♡ れろぉっ♡」
互いの唾液を交換しあいながらキスを続ける二人。やがてどちらからともなく口を離すと、二人の間に透明な橋がかかる。
「はぁ……♡」
そんな光景を見てうっとりとした表情を浮かべるツクヨミの耳元で、加古川飛流が囁く。
「ツクヨミ、お前は俺のもの、俺だけの妻だ。常盤ソウゴなんてカスとは、何の関係もない」
「んっ、当たり前よ。私は飛流様の妻、加古川ツクヨミ。最低最悪の負け犬なんかと、接点があるわけないでしょ?」
口ではそう言いつつ、ツクヨミの体は夫の言葉に歓喜し、子宮がきゅんと疼く。
「ああ……っ♡ 飛流様、もっと言ってください♡ 私が加古川飛流の妻だって♡ 私はもう貴方だけのものだって♡♡」
「言わなくてもわかってるだろう? 俺を誰だと思っている。俺は、世界唯一の救世主。そしてお前は、そんな俺に選ばれた幸運な牝なんだ」
その言葉に、ツクヨミは飛流に抱きついていた腕を放して玉座の前に跪く。そしてそのまま上を向き、熱っぽい視線を夫であり、生涯をかけて仕える偉大なる主人へと向けた。
「はい、その通りです!」
その視線に応えるように、加古川飛流は自身の足をツクヨミの前へと突き出す。それを、偽の救世主によって魂まで虜にされてしまった哀れな月の女神は、喜んで差し出された足先を自身の舌で舐めあげるのだ。
「んちゅっ、ちゅぅぅ♡ れろぉ、ちゅるるっ♡」
「ふふふ、ふははは……ははははは!!!」
玉座に座った飛流の足指を一本ずつ口に含み、舌で丁寧に舐め上げていく。
その奉仕を満足げに見下ろしながら、加古川飛流は邪悪な高笑いを玉座の間に響かせ続ける。
そして気分を良くした彼は、この玉座の間に自身とツクヨミ以外にずっと存在していたもう一人を、ツクヨミに舐めさせている方の足とは違う足で踏みつけながら話しかけたのだ。
「お前もそう思うだろう? なあ、オーラ?」
「ふぎゅっ! は、はい! その通りです、我が王!」
今まで二人からいない者として扱われていた彼女の名は、オーラ。かつてタイムジャッカーという時を渡り歩く存在の一人であり、今では救世主 加古川 飛流の忠実で従順な雌犬。
かつての尊大さやプライドの高さはかけらも無くなり、全裸土下座状態となって背中に主人の足を乗せることが仕事の、人とも言えない底辺の存在へと堕ちてしまった。
「クク、そうやって言われた通りにしてれば、そのうちそのマンコを使ってやるよ」
「ありがとうございます! これからも誠心誠意お支えします、我が王!!」
プシュッとオーラの股間から水飛沫が飛ぶ。それは彼女が飛流の言葉に確かな興奮と喜びを感じた証。かつてのドSで高飛車な性格を徹底的に矯正され、王に傅いてヘコヘコと尻を振るのが自分の幸せだと教えこまされた負け雌の姿。
「はははは! じゃあ次はケツの穴でも奉仕してもらおうじゃないか」
「はい♡ 喜んで舐めさせていただきます!」
オーラが顔を上気させて四つん這いになり、尻を振りながら主人へと媚びた視線を送る。その姿はまさに牝犬としか言いようがなく、ツクヨミに膣中出ししたばかりの飛流の肉棒を再び勃起させるには十分な色気だ。
そして彼女がお尻を振る度、スレンダーな彼女の胸元に付けられたリングピアスが揺れる。それがまるで飼い主に褒められて喜ぶ犬の尻尾のようで、今のオーラがまさしく一匹の牝犬であることを表していた。
「あ、あの……飛流様?」
だがそんな主人とペットの関係に横槍を入れる者が現れる。ツクヨミだ。
彼女は夫である加古川飛流が自分以外の女に意識を向けることが許せないとばかりに、その豊満な胸を飛流の脚に押し付けながら上目遣いで問いかける。
「どうしたツクヨミ? そんなにオーラを睨んで」
「だって……私以外の女が飛流様のケツ穴を舐めるなんて……そんなの嫌よ」
「クク、そうか? だがオーラは俺の忠実なペットだ。そしてお前は、最善最高の救世主である俺の従順な妻のはずだ。なら、俺が誰とどうなろうが、お前に口出しする権利はないんじゃないか?」
「そ、それは……」
飛流の言葉にツクヨミがたじろぐ。確かに、今の彼女の身分は加古川飛流の妻であり、彼の所有物。その立場から考えれば、彼に愛されているのは自分一人だけで良いと考えるのは間違っている。それに何よりも……。
「それに、オーラは俺に忠誠を誓っている。なら、その忠臣に褒美を与えるのも救世主である俺の役目だろう?」
「あ……はい♡ わかりました♡」
飛流が優しく諭すように言ってきて、ツクヨミは顔を赤くしながら頷くしかなかった。
そしてそのまま四つん這いになったまま彼の足元まで移動し、自分の頭よりも高い位置にある飛流の足指へと舌を伸ばす作業に戻って行った。
「……んっ、ちゅぱっ♡れろぉっ♡」
ツクヨミの舌が爪先に触れ、その指の間に舌を差し入れていく。まるで主人に甘える忠犬のようなその姿に、オーラはごくりと喉を鳴らした。
(ああ……あの女があんな無様な姿を晒すなんて)
かつて自分と何度も敵対し、強い意志と男顔負けの戦闘センスで何度も自分の企みを常盤ソウゴと共に打ち破って来たツクヨミの変わり果てた姿に、オーラは改めて加古川飛流の強大さと邪悪さを実感する。
彼が成した事に比べれば、自分がアナザーウォッチを人生に絶望した人間に植え付けてやった事など子供の遊びでしかなかったのだと思い知らされた。
そう、オーラはツクヨミと違い、過去改変の影響を受けていない。それも当然だ。彼女は時間を支配するタイムジャッカーの構成員の一人。
時間の流れの中から切り離された存在である彼女にとって、加古川飛流がどれだけ自分の好きなように現実を書き換えても関係ない。
彼が、タイムジャッカーをも脅かす強大な力を手に入れていなければ。
「それでは、偉大なる我が王のケツの穴を、卑しい私めに舐めさせてください」
昔のオーラなら絶対にしないような卑屈な笑みと態度で、彼女は飛流のお尻の穴へと舌を伸ばす。玉座に座る彼のお尻を前から舐めるために、肉棒の根本はと顔を埋め、陰毛の中へと深く潜り込む。
「ふぐぅ……っ!」
陰毛に口を塞がれて呻き声を上げるオーラ。だがそれすらも今の彼女にとっては快楽のスパイスに過ぎない。
「れろぉっ♡ちゅぱっ♡べろっ♡」
舌を伸ばし、丹念に飛流の尻の割れ目を舐め上げるオーラ。そしてついに目的の場所に辿り着いた彼女はそのまま舌を尖らせ、その中心にある窪みへと強引に押し込んだ。
「うぐっ! オーラ、もっと優しく……っ」
「はい♡申し訳ありません我が王♡」
飛流に言われて素直に謝るオーラだが、その表情はどこか嬉しそうだ。そして彼女はそのまま舌を動かし、飛流のアナルをほじくり始める。
(ああ、我が王が私にケツ穴を舐められて情けない表情を浮かべてる……♡ もっと、私に感じてるブサ顔を見せなさいよ♡)
「んぶっ♡じゅぷっ♡れろぉお~っ♡♡」
オーラの舌がアナルの入り口を丹念に舐め回す。それはまるで男性器で膣穴を犯すように激しく、それでいて繊細に動く。彼女の舌技によって飛流は快楽と屈辱を同時に味合わされ、その股間がビクビクと脈打った。
(ああ、我が王、加古川飛流様♡ 私が、心から支えたいと思わされた、最高のご主人様♡)
加古川飛流が常盤ソウゴをツクヨミと共に殺した後、彼の事をタイムジャッカーは新たな魔王として歓待した。
その際、謀反の疑いがあるとして、リーダー格だったスウォルツが飛流の命を受けたツクヨミによって殺害されるなどのアクシデントがあったが、大多数のタイムジャッカーは飛流を認めた。
その中でオーラはタイムジャッカーの同僚だったウールと共に数少ない飛流否定派として反旗を翻したのだが……あっさりと敗北し、今の彼女になるように心を矯正されてしまったのだ。
「んちゅ♡れろぉお~~っ♡♡」
(さあ、早く無様に私の顔にくっさいザーメン射精しなさいよ。我が王のケツ穴に舌突っ込んで、うんち舐めて感じちゃうような変態女にイかされて、キモいイキ顔晒しなさい!)
だがそれでも、オーラの元々のドSな性格が完全になくなってしまったわけではない。いや、むしろ無くなっていた方が本来の彼女にとってマシだったかもしれない。
なぜなら飛流に矯正された彼女は、自身の変態プレイで気持ちよくなって射精する飛流の姿を見ることで感じてしまうと言う、ど変態なドS女となってしまったのだから。
「じゅろおぉっ♡ じゅずず〜♡」
オーラは飛流の反応を見ながらさらに激しく舌を動かす。やがて彼の尻の穴が緩み始めたところで、彼女はついに舌を腸内に侵入させた。
そしてそのまま腸内を舐め回し、唾液で濡らす。オーラの舌技によって、飛流のアナルはどんどん彼女の唾液によって溶かされていく。
「んぶっ♡じゅるっ♡」
(ああ……我が王のケツ穴が広がってるのが丸見え……♡ 素敵すぎるわ!)
オーラはその芸術的な舌使いで飛流のお尻を穿っていく。すると次第に彼の息遣いが荒くなり始め、同時にその肉棒も大きくなっていくのがわかった。
そしてついにその時が来る。
「出るぞ、オーラ!」
「ふごっ、ぉぉっ!!?」
飛流がそう叫ぶと同時に、彼の肛門がグッと締まりオーラの舌が抜けなくなる。そして引く事が出来なくなった彼女の頭の上に乗っかった肉棒から大量の精子が噴き出した。
びゅるるるる!
勢いよく飛び出したそれはオーラの顔へとかかり、彼女の美しい顔や髪を汚していく。だがそれでも彼女は嫌な顔をせずにむしろ嬉しそうな表情を浮かべていた。
(ああっ♡ なんてブサイクなイキ顔♡ 無様にイき狂ってる顔、最高すぎじゃない♡)
オーラは飛流がアナルで舌責めされて絶頂を迎える姿に興奮を覚えながらも、その精液を顔に浴びて恍惚の笑みを浮かべていた。
そして同時に自分の秘所から愛液が流れ落ちて来ていることを自覚して、さらに気分を高ぶらせる。
「ふふ、飛流様の精子、いっぱい出ましたね♡ んちゅ♡」
ようやく括約筋が緩んだのか、飛流の肛門から舌を出したオーラが愛おしそうに自身の顔に降りかかった白濁液を指で掬って口へと運ぶ。
そのまま白濁としたそれを口の中で咀嚼し、味を堪能するように舌で舐めとった。
(ああ……これが全部私の膣内に塗りたくってくれれば……♡)
そう考えてオーラは無意識に自分の秘部へと手を伸ばし、自慰を始める。そしてその様子を見ていた飛流が嘲笑うように口を開いた。
「ふふ、俺のケツ穴を舐めながら興奮してたのか?」
「ええ♡ 我が王のアナルを舐められるなんて最高の幸せですから♡」
オーラがそう言いながら、自身の股間へと手を伸ばし自慰に耽る。彼女が自身の秘所から手を離した時、そこにはびしょ濡れになった彼女の割れ目があった。
「我が王♡ どうか私のこのド変態女の穴を……使ってください♡」
飛流の前に四つん這いになりながら腰を振り、自らの手でぐちょりと濡れた蜜壺を広げるオーラ。
その淫らさは、まさに男を誘う淫魔のそれである。
だがこの場にいる淫魔は、彼女だけではない。
「飛流様♡ どうか、あなたの妻である私にも、もう一度おちんぽ突き刺してください♡」
オーラの隣に、同じく四つん這いになって秘部から愛液を滴らせるツクヨミが並ぶ。その痴態に満足そうに口元を歪めた飛流は、玉座から立ち上がり射精したばかりの肉槍を二人の尻に擦り付ける。まるで、どちらの穴から使うかを選ぶように。
「んふぅっ♡ あ、あぁ♡」
「んんっ♡ あひっ♡」
敏感な部分に当たる肉棒の熱さと硬さに、二人は敏感に反応しながら熱い吐息を漏らす。その様子を面白そうに眺めながら、飛流は勝利者としてこの光景をとことんまで堪能していた。
「クク、お前たちは最高の女だよ。俺が見込んだ通りだ」
飛流はそう言うと同時に、オーラの濡れそぼった秘所に肉棒を差し込みながら、自身の指をツクヨミのヒクヒクと喘ぐケツ穴へと挿入する。
「んっ♡あああぁっ♡」
「んおおぉっ♡♡♡」
愛する王の肉棒を膣でご奉仕できる悦びに歓喜のアクメを上げるかつてのタイムジャッカーと、排泄穴を夫に開発される快感に鼻の穴を広げてブサイクなオホ声を上げるかつて常盤ソウゴの仲間だった女。
そんな二人を見下ろしながら、飛流は不敵に笑う。
「俺の望みは……まだまだこんなものじゃない。タイムマジーンの力を使って、過去、未来に全てを最善最高の救世主として支配してやる」
加古川飛流はオーラの膣に腰を振りながら、最高の夢を思い描いて笑い続ける。
そしてその野望を妨げられる者は、もはや存在しない。仮面ライダージオウが倒れた今、他の仮面ライダーたちも彼の前に敗れ去るだろう。
そして――――
「その過程で、救世主たる俺に相応しい妻をより大勢集めないとな」
仮面ライダーたちの活躍を支えて来たヒロインたちが、加古川飛流のハーレムに入れられる事を避けることはできまい。
「さすがです、飛流様♡ どうか私のように、大勢の女性たちをあなたの魅力で救ってください。そのための助力を、惜しむ気はないわ」
ツクヨミが愛欲に狂った瞳で飛流の邪悪な企みを肯定する。彼女の中に、善悪の倫理観などもはや存在しない。あるのは加古川飛流への深い愛情と信頼。そして、狂信とも呼ぶべき彼への信仰だけだ。
「ふふ、それでこそ我が王……いいえ救世主様♡ ああ……やっぱり貴方は私のご主人様に相応しい♡」
オーラもまた、その邪悪な輝きに満ちた瞳を妖しく輝かせる。彼女の瞳の奥に宿るのは、狂気と忠誠心。そして尽きることの無い情欲だ。
「ああ、二人にはこれからたっぷりと役に立ってもらうさ。ククク、クハハハハハッッ!!!」
二人の美女を侍らせ、世界を支配する野望を語る加古川飛流の姿は、まさしく魔王。
これは、そんな真の最低最悪の魔王が数多の仮面ライダーのヒロインたちを侍らせ、ハーレムを築く物語だ。
その後、加古川飛流の屋敷に次々と新たな自己顕示欲の高い絵画や像が建てられる事になる。
それは救世主に新しい妻が出来るたびに増えていき、そのどれもが加古川飛流と新たなハーレムヒロインの愛し合う姿を描写していた。
ある絵画には、半壊した学校の中から加古川飛流様に救出された青い学生服を着た三人の女子生徒が、彼の肉棒へと感謝のキスをする瞬間が神々しく描かれていた。
別の絵画には、それこそ女神のように美しい金髪オッドアイの女性と幻想的な世界でアダムとイヴのようにまぐわう加古川飛流様が描かれている。
庭に飾られた像の中には、婦警の格好をした妻の像やまるでゲームキャラクターのような姿をした妻の像が置かれていた。
他にもコレクションルームと題された部屋には、たくさんの女性物の下着やブラジャーなどが保管され『自称天才ゲーマーNの処女喪失下着』、『怪力女のマゾイキ下着』、『美人ジャーナリストのお漏らし下着』など、全ての展示品に名前が付いている。
だが何よりも新しく作られた物の中で目を引いたのは、屋敷の一番目立つ場所に飾られている、第一、第二婦人であるツクヨミとオーラが加古川飛流様の子供を出産する瞬間を描いた絵画であった。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ジオウを見たいがためにクウガと電王とディケイドしか知らなかったのに、平成ライダーを完走したのでライダー作品の中では特別な思い入れがあったり。
ジオウの話はアギト回だけクオリティが段違いで特に好き。映画の歴代ライダーのキックラッシュはもっと好き。でもジオウの必殺技はさすがにダサいと思う。
もしFFのエロをやるならどのナンバリングが見たい?*FF7は意図的に外しています
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