色欲にて運命歪められし白兎 作:塩おにぎり
ロキ様の自棄酒に付き合った翌日というか朝を迎えたベルは朝帰りをして
「少し寝よ」
そう言って部屋に戻ると一眠りするのだった。
「ふぁ〜〜〜〜っ、よく寝た」
そう言いながら部屋を出ると、リリルカがいた。
「リリ、おはよう」
「おはようございますベル様、もうお昼ですけどね」
呆れ気味でそう言ってくるリリルカは更に言葉を続ける。
「さっき【ロキ・ファミリア】のリヴェリア様が来て菓子折りを頂いたのですが
「うん、
「ロキ様にも困ったものですね」
「あはははっ・・・」
ロキ様の自棄酒は【ロキ・ファミリア】の団員では日常なのだが、何故他派閥の僕が付き合っているのかと言うと関係を持っている二人が所属しているからだ。
【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタイン
【
この二人とどういった流れで関係を持つことになったのかは七年前に遡る。
七年前、迷宮都市オラリオで暗黒期と呼ばれた時代、
その暗黒期にて全ての
その時、当時Lv.5だったベルとリヴェリア、Lv.3のアイズが
状況はベル達の優勢で進んでいたが、一人の
それを弾いたのは良かったが中身が飛び出した瞬間、流れが変わった。
投擲物の中身は
その毒はベル達三人を行動不能に陥らせる程で『耐異常』の発展アビリティを持っていないベルはもちろん、『耐異常』の発展アビリティを持っているリヴェリアとアイズすらそれを貫いてしまって理性がなく動けずに居た。
その
つまり、性的目的のためにその毒を作り出して使用したということだ。
その時、ベルの何かの琴線に触れその
さっきまでの浮かれ気分から死への一歩手前まで二逆転された男は毒の解毒方法を教える。
それは同じ毒を受けた男の精液を受け入れること、それを聞いたベルは男の頭をかち割って絶命させる。
そして、別の解毒方法を探そうとしたがなんとか僅かに理性を取り戻したリヴェリアに時間の浪費は避けるべきだと言われ、身体を重ねる事となった。
その後、事の全てを伝えたベル達はというとロキはブチギレ、イシュタルも状況も状況だったが顔を顰めている。
ベルは不可抗力だったとはいえ清き身体を汚した責任を取ると言い、二人と派閥を超えた婚約を果たしたのだった。
暗黒期が終わった後、アルヴの王森との騒動が起こったのは言うまでもない。
「リヴェリア、どうせなら上がっていけばよかったのに・・・」
「無理もありませんよ、今はリヴェリア様もアイズ様もお忙しいですからね」
「ふぅん、なにか僕に手伝える事ないかな?」
「ベル様はベル様の仕事をして下さい、今月の決算報告書です」
「了解、その次は?」
「極東からの商人との取引ですね」
「その次」
「【ガネーシャ・ファミリア】【アストレア・ファミリア】との
「よーし、今日も頑張ろう」
「ちなみにですが、決算報告書の確認は早急にお願いしますね」
「了解」
こうして、ベルは【イシュタル・ファミリア】団長としての仕事もこなすのだった。
一方、【ロキ・ファミリア】
「ロキずるい、私もベルに会いたいのに・・・!!」
「違うんやってアイズたん!!昨日
「なんで私とリヴェリアを誘わなかったの!!」
「いやだって、アイズたんら邪魔だから出てけ言うたやん!!それに終わるまで帰ってくんなとも言うとったやん、それで自分らも誘えって理不尽やん!!」
「・・・・・・もん!!」
「えっ?」
「もう一ヶ月もベルと会ってない、ベルに会いたい〜〜!!」
「ぎゃーーーーーっ、アイズたんのベルたん欠乏症が起きよった!!」
アイズの衝動が激しくなった頃、リヴェリアが【イシュタル・ファミリア】から帰還した。
「今【イシュタル・ファミリア】から戻ったぞ」
「リヴェリアだけベルに会いに行ったの・・・?ずるい!!」
「ベルには会えていない、ロキの酒に付き合ったおかげでぐっすりだそうだ」
「じゃあ、ロキが諸悪の根源だ」
「いや、ベルたんが飲みすぎたのはウチのせいやけど寝てるんは違うやろ!?」
「ロキ、正座」
「はい・・・」
逆らえば死ぬ、そう直感したロキは素直に正座するのだった。
すみません、アイズとリヴェリアはこうすることでしかつながりをもたせることが出来ませんでした…!!
もっと精進していきたいと思います!!