色欲にて運命歪められし白兎 作:塩おにぎり
試食会から帰ってきたベルに待っていたのは
「さて、弁明はあるかフリュネ」
「団長、言わせてもらうけどねぇ同じ食べ物を喰い続けるのと同じで同じ男喰ってると飽きてくるのさ」
「言い分はそれでいいんだな」
フリュネの言葉を聞いてベルはある方向に視線を向ける。
その方向から歩いてきたのは主神イシュタル。
「フリュネ、これからしばらく暇を出すがその間に騒動を起こせないように【ステイタス】は封じさせてもらう」
「巫山戯んじゃないよ、【ステイタス】封じられたらアタイにどうしろってんだい!?」
「知るかよ、テメェが起こした騒動だろ。落とし前を付けるのは当然だろ」
ステイタス封印と聞いて喚き始めるフリュネにベルはバッサリと切り捨てる。
こうして、フリュネは【ステイタス】を封印され放逐されたのだった。
フリュネを裁いた翌日、ベルは【ロキ・ファミリア】
理由は先日のアイズの暴走の件についてだ。
「先日は迷惑をかけたね」
「いやぁ、僕もアイズと会えてなかったから暴走は仕方がなかったかなと・・・」
「それはしょうがないことだ。お互いに派閥の長と幹部なのだから時間を作るのは難しいのだから」
「そうですけどね・・・」
先日の件で出向くと団長室に通されフィンと話をしていた。
「それに君の所は問題が起きただろ」
「えぇ、フリュネのバカが暴走しましてね」
「それでどうしたんだい?」
「【ステイタス】を封印して無期限の放逐に入れることにしました」
「それはキツイね」
「それぐらいしておかないと今回被害にあった冒険者への詫びにはならないですからね。後は【デリング・ファミリア】にも詫び入れましたけどね」
「お互い団長として苦労しているね」
「フィンの方はまだマシだろ、こっちはフリュネが居るんだから」
そんな話をしていると、リヴェリアとアイズが入ってくる。
「ベル!!」
アイズがベルを視認すると抱きつく。
「アイズ、はしたないぞ」
そう言いながらリヴェリアはベルの対面に座る。
「それで被害額は幾らほどになるかな?」
フィンの言葉に反応してアイズがベルの顔を見てくる。
「ウチの経理担当が算出した被害額をまとめたものだ」
可愛いのは解っているがそれを
「ふむ、思ったより高くないね」
「まぁ、前回の反省を活かして壊れ物とかは外には置いてなかったし、魔法を使ったのだってウチの
そうして、【ロキ・ファミリア】との話し合いは終わったのだが・・・。
「ベル、ジャガ丸くん食べよう」
「あぁ」
アイズとの
「美味しい」
「久しぶりに食べると美味いな」
ジャガ丸くんを食べながら歩いていた。
「二人で過ごすのは何時ぶりだろうな」
「そんなに少なくないよ」
「でも、お前に寂しい思いさせてんだから同じだろ」
「優しいねベル」
「そうか?」
そうして、アイズとの