※この作品はR-18です。

色欲にて運命歪められし白兎   作:塩おにぎり

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第26話

性欲抑制薬の効果切れで性欲の衝動で暴走したベルは椿・アミッド・ティオネを犯しまくり、正気に戻り土下座謝罪をしていた。

 

「本当にごめんなさい」

 

しょんぼりとするベルに対してアミッドが口を開く。

 

「いえ、今回は私が薬の効果とその反動を見誤ったことが原因です。そのせいでベルさんにティオネさんや椿さんにご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした」

 

アミッドが謝罪すると、椿が口を開く。

 

「いやいや、手前もそれなりに楽しんだ故気にするな」

 

そう言いながら椿は腹部を優しく撫でながらそう言った。

 

「そうよ、アミッド私も団長に愛してもらって嬉しかったし・・・。アンタもそうでしょ?」

 

そう言いながら頬に手を当てて腹部を撫でながら顔を赤くする。

 

「そ、それ、それはそうですけど・・・。今度は優しくお願いします・・・」

 

恥ずかしそうに横を向きながらも腹部を触るアミッド。

 

「だから、団長もそうしてないでいつもの団長に戻って下さい」

 

「ティオネ、ありがとう」

 

「いえ」

 

そうして、暴走騒動は幕を閉じたのだった。

 

 

 

 

遠征から帰ってきて三日が過ぎた、時間が出来たベルは単独(ソロ)でダンジョンに来ていた。

 

「ふぅ、一人気ままに探索するのって自由だから良いよね」

 

三十七階層・白宮殿(ホワイトパレス)の玉座の間。

 

三ヶ月の次産間隔(インターバル)が満ち、玉座の間の(おう)が生まれる。

 

『オォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!』

 

階層主・骸の王(ウダイオス)

 

「さぁて、やるか」

 

その言葉とともに大剣を構える。

 

先手はウダイオス、左の巨骨の拳を振り下ろすもベルはそれを簡単に躱し肩の接合部を一撃で破壊する。

 

『オォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!?』

 

腕を失ったことに悲鳴を上げるウダイオスは地面から(パイル)が突出してくる。

 

「無駄だ」

 

突出してくる(パイル)はその一言と共に両断し足場を確保する。

 

更に地面からわらわらと雑兵のように骸骨の怪物(スパルトイ)が大量に召喚される。

 

『オォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』

 

骸の王(ウダイオス)が吼える、その瞬間地面から逆杭(パイル)が出現したと思いきや伸び続ける。

 

ウダイオスとベルの間に長大な漆黒の柱が顕現する。

 

その柱を漆黒の指骨が掴み、抜き取った。

 

漆黒(どうしょく)の柱いや、一本の剣を。

 

天然武器(ネイチャーウェポン)如き黒大剣、冒険者(ベル)からでは極厚の大剣、骸の王(ウダイオス)からすれば細枝に満たない短剣。

 

「ウダイオスが剣っ!?」

 

予想外の光景に驚くもベルはすぐに冷静さを取り戻す。

 

「まぁ、何が起こるかわからないのが迷宮(ダンジョン)だ」

 

残った腕で剣を掴むウダイオスがゆっくりと振りかぶった瞬間、肩・肘・手首の各関節が煌々と輝いたと思った時ウダイオスの右腕が霞んだ。

 

その一撃は剣山(パイル)も、雑兵(スパルトイ)も瞬く間に消し飛ばし、ベルを呑み込んだ。

 

煙が晴れると、目に入るのは焼け焦げ煙を上げる地面。

 

そして、その一撃はベルの身体にも傷をつける。

 

「中々の一撃だったが、僕には届かないみたいだ」

 

「【金星(きん)の愛を否定する全てを滅する者なり】【その大蹄にて踏み潰し蹂躙せよ】【この身は天の牡牛を拝命せし】【駆け抜けよ、女神の神意に従って】【グガランナ】」

 

「感謝するぞ、ウダイオス。」

 

大剣に金星(きん)白兎(しろ)の入り混じった白金(プラチナ)の輝光が纏う。

 

一撃、振るわれた大剣は骸の王(ウダイオス)巨躯(からだ)を、魔石を両断し灰へと帰る。

 

そして、黒大剣が怪物素材(ドロップアイテム)として残った。

 

「さて、帰るか」

 

そうして、地上に戻ったベルの持ち帰った怪物素材(ウダイオスの黒大剣)の情報にオラリオが驚愕する。

 

そして、その情報を求めて猛者(オッタル)が訪ねてきたり、鍛冶師(椿)が乗り込んできたりするのは別の話。

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