色欲にて運命歪められし白兎 作:塩おにぎり
01
ここは
派閥大戦を制した【ヘスティア・ファミリア】はのどかな朝を迎えていた。
「おはようございます神様」
「おはようベル君、今日も決まってるね!!」
「そうですか、へへっ」
「おはよう、みんな」
「おはようございますベル様、ヘスティア様」
「おうおはようさんベル」
「おはようございますベル殿、ヘスティア様」
「おはようございますベル様、ヘスティア様」
「おはようございますベル、ヘスティア様」
食堂に既に【ヘスティア・ファミリア】の
「それじゃあ食べようか、いただきます!!」
『いただきます!!』
そうして、のどかな朝を迎えるのだった。
しかし、それは数十分前のこと。
現在は・・・。
「正直に白状するんだベル君!!」
「そうですよベル様、正直に仰って下さい!!」
「そうです、本当に身に覚えがないのですか!?」
「春姫殿の言う通りです、よく思い出して下さい!!」
「正直に正確に返答しなさい、今の私は加減が出来そうにない」
「「「「さぁ、ベル(君)(様)(殿)!!」」」」
「本当に知らないですってば~~~~~~~~~っ!!」
「パパ~~!!」
ヘスティア・リリルカ・春姫・リューから詰問を受けるベルのことを
「はぁ、ふざけろ」
小さく大混乱に陥っている仲間を見ながら悪態を吐くヴェルフだった。
一方、【聖火の揺籠】に子供達に会いに来ていたベルはアイズとの間に産まれた○○○の相手をしていた。
「今日は何して遊びたいんだ?」
「うんとね、ごほんよんで!!」
「うん、いいよ。それじゃあ選びに行こうか」
「うん!!」
ここ【聖火の揺籠】の書庫にはたくさんの本が置かれており、その多くは教育熱に火が入ったリヴェリアが送ったものが多くあり、幼児向けに英雄譚なども置かれている。
「さぁ、今日呼んで欲しい本を選んでみようか」
「えっとねぇ・・・、これ!!」
そう言って○○○が選んだのは「
「{こんな本あったかな?}これでいいの?」
「うん!!」
「じゃあ読める場所に移動しようね」
「はーい」
そうして、書庫の中にある椅子に座り本を開いた瞬間、眩い光に包まれた。
「{何かヤバい!!}」
そう判断するも時既に遅し、気がつけばベルはダンジョンにいた。
「は?」
そして、気付く。
「○○○がいない・・・!?」
さっきまで一緒に居た娘が居なくなっていることに・・・。
「どこの誰の仕業か知らねぇが舐めた真似しやがってこの落とし前はキッチリカタに嵌めてやる」
そう怒気を発しながらベルは地上に向かって駆け上がっていく。
幸いにもあの子の身に付けている
娘の無事を祈りながら早く会うために
○○○の所には読者の皆様各々の名前を付けて戴いて大丈夫です