色欲にて運命歪められし白兎 作:塩おにぎり
ここは【ヘスティア・ファミリア】にある空き部屋の一つ、そこに
「それじゃあ聞かせてもらおうか、君が向こうのアイズと子供を作った理由を・・・」
「えぇ、それでは早速ですが御三方は暗黒期を経験していますよね?」
「!? まさか別世界のベル・クラネルの口からその言葉が出てくるとは思わなかったよ」
「あぁ、予想外だ」
「その口ぶりからお主もか?」
「えぇ、僕もオラリオの暗黒期を経験しています」
七年前の暗黒期、血と血で洗い続ける冒険者と
アイズの妊娠がこの最悪な状況とどう結び付くかあ疑問に思う三人。
「実は幾度となく続いた
「そこへある一人の
「その投擲物の中身が『調合』の発展アビリティ持ちの手によって製薬された媚薬を濃縮したような毒液だったんです、しかもそれは空気に触れると気化する
「ん?」「おや?」「んん?」
「しかもその毒の効果が凄まじく『耐異常』を持っているのも関係なく貫いて理性がなく動けなくなってしまったんです」
「それでその毒液を調合した
「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」
「それを聞いた僕がその男を極東で言うところのだるまのように両手足を切り飛ばして解毒方法を問い詰めると男の助かりたい一心でなのかはわかりませんでしたがあっさり答えました」
「なんなんだ、その解毒方法とやらは?」
「{マズイぞフィン}」「{あぁ、リヴェリアが怒りで爆発寸前だ}」
「それが・・・同じ毒に侵された男性の精を取り込むことです・・・、その後解毒方法を聞き出した後は頭をかち割って殺しました」
「それでお前は身動きも取れぬアイズに手を出したのか?」
そう問いかける中で静かにだが激しく魔力が迸らせるリヴェリアに対してベルは毅然とした態度で答える。
「僕は別の解毒方法・・・【ディアンケヒト・ファミリア】の【
「誰にだ?」
「向こうのリヴェリアです」
「なん・・・だと・・・」
まさかの自分が性行為を享受していたことに衝撃を隠せなかったリヴェリア。
「それで毒に侵されていた僕達はそれで解毒することが出来ました」
「それとなんですけど、その事でロキ様はブチギレ状態になって大変でした」
「だろうな」
自分達のことを大切に思ってくれているあの主神ならば怒るのは当然だろうと嬉しくも恥ずかしいが・・・。
「それで治療行為とはいえ未婚の女性二人を傷物にしてしまった責任を取ってアイズとリヴェリアの二人と婚約しました」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
「えっ?」「なに?」
告げられた衝撃の事実にリヴェリアは勿論、フィンとガレスも放心する。
「本当ですよ、だってリヴェリアとの間にも子供が居ますし」
そう言って
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「これは紛れもないね」「確かにのぅ」
フィンとガレスが言葉を重ねる中でリヴェリアは完全に思考が止まっていた。
「とりあえず、戻るとしようか・・・」
「そうだな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
フィンの言葉にガレスが答え、リヴェリアは
そして、先程の状況につながるのだった。