色欲にて運命歪められし白兎 作:塩おにぎり
ベル・クラネル同士の対決の結果は言うまでもなく
その日の夜、【ヘスティア・ファミリア】・【ロキ・ファミリア】・元【フレイヤ・ファミリア】幹部陣で竈の館で晩餐会のようなものが開かれた。
「いやー、すごい戦いというかベル君がボッコボコされてたね」
「は、はい、すごく強かったです」
「アルゴノゥト君あそこでよく立ったね!!」
「はい、自分でもよく立てたなって思います」
ヘスティア様と
「もっと経験を積め。そうしなければこれからの探索は一筋縄じゃいかないからな」
「うん、解っている」
「あのー、ベル君そろそろ降ろして貰っても良いかな?」
「しばらくそうしていろ」
「いや、かれこれ三時間くらい吊り下げられているんだけど!?」
「だから?」
「⋯このままでもいいのでなにか食べさせて下さい」
ヘルメスの懇願は虚しく
「パパ、ヘルメス様可愛そうだよ」
しかし、ヘルメスのことを可哀想と父親にそう言う天使がいた。
「○○○ちゃん・・・!!」
「しょうがないな、これ食べさせて上げなさい」
「うん」
「ありがとうありがとう⋯うん?」
ヘルメスの前に○○○が持ってきたのは緑色の
「ヘルメス様、あーん」
「えっ、いや、その⋯」
「食べないの?」
「おいヘルメス、僕の娘がせっかく"あーん"で食べさせてくれるのに拒否するのか?」
「いただきます!!・・・」チーン
「ヘルメス様、寝ちゃったの?」
「○○○、ヘルメスが眠ってしまったならこっちに来て食べなさい」
「はーい」
料理を持って戻ってきた○○○は椅子に座り食事を再開する。
すると、ロキ様が
「
「豊饒の女主人でアーニャが考案しミアさんに拳骨とともに
「いや、ヘルメス生きとるか?」
「送還されてないで大丈夫です」
「さよか」ロキはツッコミを放棄した
こそこそ話を終えロキ様は自分の席に戻るのだった。
「そういえば○○○くん、向こうの世界とこっちの世界は君の目にどう映っているんだい?」
ふいにヘスティア様が問いかける。
それに対して○○○は・・・。
「色々あるけど【アストレア・ファミリア】がなくなってるのがびっくりした」
!?
○○○の発言に
「○○○たん、自分らの世界では【アストレア・ファミリア】はあるんか?」
ロキ様が驚きながら問いかけると○○○の返答に驚愕する。
「うん、新しく入った人以外は全員私達のママ!」
『!?』
ママつまり母親ということなのだが・・・、その瞬間
「なにか?」
「なにか?と、ちゃうわ!!自分節操なさすぎやろ!!」
「自分の眷族に毎日セクハラしてる
「うぐっ」
ロキ様は自分の言葉で
「でも、ロキの言う通り節操がなさすぎると思うよ」
それを庇うようにとは言わないが今度はヘスティア様が言葉を発する。
「自分の眷族に抱きついた上で胸を押し当ててる処女神が何言ってるんですか?」
「ぐはっ」
結果はヘスティア様も
「でも、よくそれで喧嘩とか起きてないですね」
「まぁ、そうですね」
シルさんは咎めることもせずに会話をしている。
「僕、ハーレム作ってる⋯」
「気を取り直して、○○○くん君のママであるヴァレン某君と違ったところはあるかい?{非常に癪だけど!!}」
心の声が独占欲にまみれているが放置し、そう質問された○○○は答える。
「向こうの
「・・・!!」
○○○の言葉に叫び出したい気持ちを抑えるヘスティア。
「でも、
「○○○」
「パパがダメって言うからもうこれについては言わなーい!」
「{溜まりすぎると何やねん、こっちにとっちゃ聞いときたいことなんやけど!!}」
そう内心で思いながら
「それじゃあ、向こうの世界でのママたちのことも教えてもらえるかい?」
「うん、いいよー」
その瞬間、