色欲にて運命歪められし白兎 作:塩おにぎり
ヘスティア様の質問に○○○が答えていく。
「リヴェリアママはいつも私達の知らないこと教えてくれるし、それによく本も一緒に読んでくれるよ。一緒にオフロに入ったりとかもしてるし。」
「「「は?」」」
その発言に
「おい愚兎、今のはどういう事だ?」
「・・・・・・・・・{えっ、嘘、ベルがリヴェリア様と、けけけけけけけ結婚してる!?いや、でも、あの子は剣姫との子供で・・・どうなってるの〜〜〜〜!?}」
ヘディンがそう言い、ヘグニは怒りを抱きながら動揺もしている。
「今は大人しくしてろ」
そんな殺意に満ちる場であっても○○○は母親について語る。
「ティオネママは関節技や絞め技を教えてくれるし、男の誘惑の仕方についても教えて・・・」
「ちょっと待ちなさい、○○○パパそれ初耳」
早すぎる勉強内容に思わず口を出してしまう
「あっ、これパパには内緒って言われてたんだ!!」
「帰ったら話をしねぇといけないことが出来たな」
さらっと家族会議が開かれる火種が出てきたが話を続ける○○○。
「私もちょっと待てなんだけど、なんでベル・クラネルと子供作ってるの!?」
そう叫ぶのはティオネ、フィン・ディムナ大好きアマゾネスも叫ぶ。
「それは五年前【ロキ・ファミリア】より早く僕がティオネとティオナを
「なるほどね」
「ティオナママは私達の遊び相手になってくれるし、」
「春姫ママは英雄譚について話してくれるんだけど、パパと内容が違ったりしてるから面白いし。尻尾がフサフサで気持ちいいんだぁ!!」
「こんっ!?」
突如として話に入れられた春姫は驚きの声を出す。
「私がベル様とのお子様を〜〜〜〜っ!?」
「春姫殿、気を確かに!?」
「命ママはお料理を教えてくれるんだ、レフィーヤママも美味しいお菓子焼いてくれるし」
「自分も!?」「私ですか!?」
まさかの自分も母親になっているということに驚愕する命とレフィーヤ。
「リリルカママはお金の数え方とかを教えて貰ってるし、ダンジョンで何が高額なのかも教えてくれるし」
「リリも!?」
別世界とはいえ想い人との間に子供が出来ていることに驚愕するリリルカ。
「リューママはアーニャさん曰く"ポンコツエルフ"らしいけどそんな所見たこと無いよ」
「そうです、私はポンコツではない・・・というか、アーニャはベルとの関係は無いのですか?」
「うん、アーニャさんは無いね」
またもや衝撃の内容を聞いたアレンは内心ホッとしていた。
「○○○、話が逸れてるぞ」
「あっ、えっと」
話が逸れていることを指摘された○○○は何を話そうと迷っているとシルさんがこう言ってきた。
「とりあえず、ママの名前全部教えてくれる?」
「うん、いいよ。アイズママ・リヴェリアママ・ティオネママ・ティオナママ・春姫ママ・命ママ・リリルカママ・リューママ・アリーゼママ・輝夜ママ・ライラママ・ネーゼママ・マリューママ・セルティママ・イスカママ・アスタママ・リャーナママ・ノインママ・アイシャママ・アスフィママ・アミッドママ・ヘルンママ・ヘイズママ・ナァーザママ・ルノアママ・クロエママ・フィルヴィスママ・アーディママ・シャクティママ・エイナママ・椿ママ・カサンドラママ・ダフネママ、私が把握してるのは
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
せめて二十人いくかいかないくらいだろうと思っていたがまさかの三十人越えをするとは思っても見なかった
「ごちそうさまでした!お風呂入ってくるー!!」
それと同時に○○○が食べ終わり風呂に向かおうとする。
「ちょっと待ちなさい、春姫に命お前らで○○○を風呂に入れてやってくれ」
「「えっ」」
「まだ一人で入らせるのは心配でな」
「解りました、行きましょう春姫殿」
「は、はい」
「一人で入れるのに・・・」
○○○が不貞腐れながら命と春姫とともに風呂にへと向かうのだった。
扉が閉まった瞬間、
「【永争せよ、不滅の雷兵】【カウルス・ヒルド】!!」
飛び出した窓から雷の矢が降り注ぐがそれら全てを無傷で逃れる。
「別世界の出来事とは言え王族を手籠めにした罪は償え、愚兎」
「哀れなる白兎は今宵骸となる」
「いや、それは無理な話だ!!」
そう言った瞬間、
「なっ・・・ぐはっ!?」
「ヘディン・・・ごはっ!?」
動揺したその一瞬の内にヘディンとヘグニの腹に一撃を見舞い意識を断った。
「ふぅ」
瞬く間に
「凄い・・・」
眼の前で起こった光景に
別世界の自分はこんなにも冒険者として高い場所にいる。
その事実だけを明確に伝えてくる光景が目の前にある。
だからこそ、思う。
もっと強くなりたいと。