※この作品はR-18です。

色欲にて運命歪められし白兎   作:塩おにぎり

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王族妖精の恋慕
王族妖精(ハイエルフ)の初恋


私リヴェリア・リヨス・アールヴは恋をした。

 

妖精(エルフ)達の王族王族妖精(ハイエルフ)である私が恋をしたのは同胞ではなく一人のヒューマンの少年だった。

 

処女雪のように白い髪、深紅石(ルベライト)のように赤い眼、一見少女とも見間違う中性的な顔立ちを視界に捉えた瞬間胸が高鳴ってしまった。

 

その少年の名前はベル・クラネル、【イシュタル・ファミリア】所属の冒険者だった。

 

名前を最初に知ったのは彼がLv.2に器の昇華(ランクアップ)をした時、あの時はアイズも強くなることに執着していたから抑えるのに苦労した。

 

顔と名前を知った時、私の心はもっと彼に夢中になってしまった。

 

彼はたった一年という期間で私と同じ第一級冒険者(Lv.5)へと上り詰めてきた。

 

桁外れの成長速度に驚きつつも私は嬉しさが増していた。

 

まるで自分のことを追いかけてきてくれていると思うほどに・・・。

 

しかし、七年前「最悪」が訪れた。

 

それは闇派閥(イヴィルス)との大抗争『暗黒期』。

 

全ての派閥が共闘し昼夜襲ってくる闇派閥(イヴィルス)との戦闘に加え都市に住む住民の守備、全てが後手に回る。

 

そんな時、彼と共闘する時が来た。

 

その時はアイズと他の団員達も居たが彼とアイズ以外とは分断されてしまった所に闇派閥(イヴィルス)の襲撃を受けてしまう。

 

なんとか撃退できると思った矢先、ある投擲物が投げ込まれた。

 

彼がそれを弾いたのは良かったがそれは僅かな衝撃でも漏れ出るようにされていたようで底から液体五漏れ出すのだが、液体の効果が牙を向いた。

 

液体はすぐに気化を始めた瞬間、私達は膝をつく。

 

その液体の正体は媚薬を超濃縮したような毒液で『調合』持ちの闇派閥(イヴィルス)の作品のようだ。

 

『耐異常』を持つ私やアイズすら即効性のある毒を生み出した事に寒気を覚えるも疑問も生まれた。

 

それだけの腕があるのなら即効性の即死毒を作らなかったのかということ。

 

それは時機に解った、それはその闇派閥(イヴィルス)の男の目的は私とアイズ(女性上級冒険者)の身体だった。

 

私はそれを聞いた瞬間、怖気が走った。

 

私は初恋(かれ)の前で身体を穢され純潔を失うのかと。

 

アイズにしてもそうだこんな下衆に怪我させてたまるものかと立ち上がろうとするも体が言うことを聞かなかった。

 

その瞬間、闇派閥(イヴィルス)の男の悲鳴が上がった。

 

救援かと思ってなんとか体を動かすとそこには同じ毒に犯されたはずの彼が男の四肢を斬り飛ばしていた。

 

そして、男から解毒方法を聞き出すと彼は男の頭を割った。

 

解毒方法は同じ毒に侵された男の精を取り込むこと。

 

すると、彼が別の方法で解毒することを選択し【ディアンケヒト・ファミリア】のアミッド・テアサナーレを探しに行こうとする。

 

しかし、この毒に何時まで耐えれるか解らない状況で動き回るのは得策ではないことは彼も理解しているはずだ。

 

だから、彼に委ねることにし私はアイズとともに彼に純潔を捧げた。

 

その後、私はロキと神イシュタルと一悶着を起こしたがアイズとともに彼と婚約を結ぶことになった。

 

まぁ、このことが原因でアルヴの王森(故郷)とも揉めたが些事だ。

 

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