今に始まり今に終わる
刀剣乱舞の"世界"で2220年8月3日。
この日、瑞葉帝国侵略軍団の一部が雪崩れ込んできた。目的は勿論、侵略。この世界の人は直ぐに防御を整えた。だが、一部と言ってもその数は100正を越えていた。直ぐにそんな防御が蹴散らされてしまった。そして3日後。刀剣乱舞の世界の地球は陥落したのだった。
陥落した地球からは面白いものも見つかった。それが刀剣男士の本霊の刀。帝国では、付喪神の存在は確認されていたが、こんなに多量に見つかったのは初めてだった。しかも、それがいくらでも増える、手入れで完治する。そんな存在は珍しく、貴重でまた、目をつけられた。
その為、刀剣男士達は分霊をそれぞれ100体程造らされたあと、皇帝の元へ送られたのであった。
・ ・ ・
「咲桜様。ご報告に上がりました。」
「ん?何処を侵略していた人?」
「はっ。刀剣乱舞の世界であります。」
「あー、あの世界ね。異空間に浮かんでいた本丸は全て打ち落とした?」
「勿論でございます。」
どうして本丸を落とすのか。そう思わなかった?それは時空間に侵入して、"世界"を移動する際にぶつかってしまう可能性が高くなるからだ。"世界"にまたがる大帝国には必要な措置なのだ。
「それじゃあ今回は一条大公爵領に編入しておいて。」
「かしこまりました。」
ちなみに前回は国家直属領に編入された。そして、一条大公爵領とは一条将輝が納める領地。大公爵である彼は多くの領地を持っている。
「それともう1つ。」
「ん、なに?」
「今回の侵略で、刀剣男士と呼ばれる刀の本霊を多数手に入れましたので献上致します。」
「そうか。褒美として、白金貨100枚をやろう。」
「ありがたき幸せ。」
そうだろう。瑞葉帝国円で100兆円だからね。
「刀は何処にある?」
「は。王座の間にて、人間の形を取らせたうえで待たせております。」
「それを早く言え!今すぐ向かう。」
ああ、楽しみだな! 攻めた"世界"で見つけたアプリゲーム『刀剣乱舞』。このゲームで見てきた夢の刀達が遂に目の間に!
「よし。入るか。おい、開けろ。」
「は!陛下のおなーりー!」
私は幹部や護衛隊、兵士が並ぶ謁見の間に足を踏み入れる。そして、究極能力『魅力之王』を発動させながら、ゆっくりと、前に進む。そして玉座に座った。
「表を上げよ。」
そういうと刀剣男士の隣に膝をつき、頭を垂れていた将輝が頭を上げた。
そして、口を開く。
「咲桜様。彼らが、刀剣男士と呼ばれる付喪神でございます。この者共は、名前を奪い相手を縛るとのこと。是非とも、あのオリジン付与を行い、神としての力を封じてくださいませ。」
「よかろう。オリジンスキル『天之支配』。」
そのスキルを発動させた瞬間、刀剣男士達の目から光が一時的に消え、再び灯った。だが、その間に起こったのは脳の書き換え。今までの上に瑞葉咲桜への絶対服従が刻みこまれた。
「皆のもの頭を垂れろ。」
そういうと刀剣男士を含め、全てのその場にいた人達が頭を垂れた。それを見て私は嫌でも支配者何だってことをまた、思いしらされた。
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〇『魅力之王』
オリジンスキル『天之支配』との相乗効果でオリジンスキル保持者にも効果がある。このスキルはオンオフが可能で、威力調整も可能。フェロモンで相手を魅力し、催眠状態に落とす。