ゲヘナ風紀委員長が仇敵と竿姉妹になって仲良しオナホ宣言したかった話 作:一般通過竹取の翁
「お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡イ、イグッ♡先生チンポでイグッ♡」
...私のすぐ目の前で一人の女が犯されている。初対面で冷たく私の事を見下ろしていた冷徹で口数の少ない───どこか自分に似た雰囲気を持っていた女が端正な顔を歪め一人の男に媚を売り喘いでいた。
─駄目だよサオリ、ちゃんと自分の状況を説明してあげないと。
雌を後ろから突き征服していた雄───先生が女の耳に顔を近づけ囁く。そして相手を串刺しにせんとばかりに動いていた剛直が嬲るかの様にねっとりとした動きに変わる。
「す、済まない先生♡言う♡言うから♡じ、錠前サオリは人にオ゛ォ゛ッ♡ち、違うっ♡メスオナホ錠前サオリは空崎ヒナに見られながら先生チンポでイグッ♡オナホ仲間候補にお手本アクメ見せながらイグッ♡」
─よくできました。自分で動いて良いよ。
「オ゛ォ〜♡」
凡そ人に見せてはならない下品な表情で人が言うとは思えない低俗な台詞を言い切った後、雌は得られた許可に悦びの声を上げ腰を振っていた。
「......」
目の前で起こっている事は非現実的で信じがたい事だ。正直普段の勤務で疲れた頭が見た幻覚と言われた方が納得がいく、けれど...
「......♡」
私は眼前の景色に目を奪われ、手の片方は胸、片方は股の間に伸び、片手の感触は濡れそぼった下着を感じ取った。
「...んっ♡」
そして私の身体は頭とは無関係に目の前の光景を貪り始めたのだ。
こうなったのは今から数時間前...
「...あれ?先生...?」
あれはゲヘナ学園区域の外れ、通報のあった不良グループを殲滅した帰りだった。珍しく新しい通報もなく今日中に片付けなければならない書類も無かったので、ゆっくりと学園に帰ろうと思っていた時、視界に先生を見つけたのだ。
─やあヒナおはよう、元気そうだね。
先生はいつもの優しげな顔を向けて私に微笑んだ。ああ、こんな余裕のある時に会えるなんて、今日は良い日になるかもしれない。
「ええ、おはよう先生。こんな所で何を...?」
ここはゲヘナの中でも人が殆どいない辺りだ、先生が来る所とは余り思えないが。そう思っていた時、先生の隣に誰かがいる事に気付いた。
「...貴女は...」
黒い長髪に黒いキャップ、そして鋭い目つきをした女──忘れられる筈もない、かつて私の目の前で先生を撃った錠前サオリが立っていた。
「...空崎ヒナか、また会うとはな」
「...!!」
思わず銃に手を掛け相手を見据える。
─ヒナ。大丈夫だよ。
「でも、先生...!」
─大丈夫だから。
そう先生は言うがどうしても銃から手を離せない。息が浅くなり汗が滲む。
─エデン条約。ゲヘナとトリニティを結ぶ条約を発端としたあの事件の際、私は先生を守れなかった。目の前で先生が撃たれた時の光景は今でも時折思い出す。あの一件は先生のお陰で楽になったとは言え私の心に確かな楔を打ち込んでいた。
─落ち着いて、ヒナ。
「あっ...」
気付けば先生の顔がすぐ近く、頭の上にあった。
先生は私の後ろに手を回し、ゆっくりと私の身体を抱きしめていく。
─ゆっくり深呼吸して、ゆっくりね。
「先生...」
背中をさすられながら息を吸っては吐いていく、先生の体温を感じながら深呼吸を繰り返した。
「...先生ごめんなさい、もう大丈夫だから」
...少し嘘をついた。落ち着いたのは本当だがもう少し先生の温度を感じていたかった。しかし今は二人きりでは無い、あまり人前で甘えるべきでは無いだろう、相手が錠前サオリなら尚の事だ。
「......」
彼女はじっと私を見ていたが目が合うと目を逸らした。
─ごめんねヒナ、サオリもあの時の事は気にしてたし反省してくれてるんだ。だからヒナもどうかあの時の自分を責めないでほしい。
「でも、先生...」
先程と同じ言葉を口にして私は反論しようとする、どんな事情があろうとあの時錠前サオリは先生を撃ち、私は先生を守れなかった。例え先生本人が許し、彼女が反省したのだとしても私自身の納得がいかなかった。何より彼女が率いていたアリウススクワッドはゲヘナトリニティ両学園共通の指名手配犯だ、個人的な感情を抜きにしても見逃すわけにはいかない。
─うーん困ったな、どうしようか
先生は少し考えるそぶりを見せる、その後閃いた顔をした。
─そうだサオリ!ヒナにもサオリがどれだけ『反省』したのか見せるってのはどう?
「な、何っ!?せ、先生それは本気で言っているのか!?」
─勿論本気だよサオリ、それにそろそろ今のサオリには『新しい友達』が必要だと思っていたしね。
「し、しかし...」
...何だろう。先程まで落ち着いていた錠前サオリがいつになく狼狽えている、先生の言っている『新しい友達』とはどういう事だろう。反省した姿を見せたからと言って私と彼女が仲良くなるなどあり得ないのだが...
─サオリ。
「!!」
先生が私の前に立ち錠前サオリの姿を隠す。
─心配しないで良いよ、きっと仲良くなれる。
「ンンッ♡わ、分かった先生、分かったから今は...♡」
先生の手が彼女に向かい、何かをしたと思ったら彼女から妙な声が上がった。
─ヒナ、サオリも『反省』した自分を見せたいって言ってるからここは私を信じて付いて来てくれないかな?それとも今は忙しい?
「う、ううん先生、今は時間に余裕はあるけど...」
私は反射的に言葉を返した、先程の声に面食らったのもあるが先生に誘われて断る理由が今無かったのも大きい。
─それは良かった、じゃあ少し移動しようか。ほらサオリ。
「フゥーッ♡フゥーッ♡あ、ああ、了解した...」
そうして私は先生と少し様子のおかしい彼女に付いて行く事になったのだ。