ゲヘナ風紀委員長が仇敵と竿姉妹になって仲良しオナホ宣言したかった話 作:一般通過竹取の翁
「ここは...?」
先生に連れられて歩いた先にあったのは少し古い2階建ての家の様だった。
─以前ゲヘナ区域を歩いていたら見つけてね、調べてみたら誰の土地でも無いみたいから私個人で買い取ったんだ。
「そうなの...でも先生、どうしてゲヘナ区域の、しかもこんな外れの家を...?」
私が言うのもどうなのだろうと思うけどゲヘナの治安は悪い。毎日の様に不良は暴れ、給食部は攫われ、万魔殿は問題を起こす。ましてやこんな外れでは風紀委員の目も届きにくいだろう、不良達が集まり妙な事を考えていてもおかしくはない。
「確かに先生は不良達にも慕われていると聞いているけど全員がそうじゃないでしょう、こんな所にいるって知れたら危険なんじゃ...」
─そこは大丈夫、この辺りの子達は皆サオリを見て逃げ出しちゃったから。
そう先生は言い、私は錠前サオリを見つめる。成程、業腹だが彼女の実力は高い。エデン条約事件後作られた報告書には単独でのゲリラ戦にも長けていると書かれていた、不良を追い出しテリトリーを作る程度造作もないだろう。先生のサポートがあるなら尚の事だ。
「...?待って先生、ここを彼女が守ってるって事は...」
─?ああ、この家はサオリの拠点の一つとして私が買ったんだ、そうだよねサオリ?
「ッ、そ、その通りだ先生、ここは私にとって重要な場所だからな...♡」
...目眩がした。ゲヘナとトリニティが追っている指名手配犯がよりにもよって区域内にいて、しかも先生の家を守っていただなんて。
「先生、仮にも錠前サオリは私達も追っている指名手配犯なのよ?そんな生徒に自分の、ましてやゲヘナ領の家を守らせるだなんて...」
『何よりどうして私に言ってくれなかったの?』そんな言葉がつい出そうになる所を堪えた。分かっている、先生にとっては私も錠前サオリも同じ大事な生徒だ、私に言えば余計な負担が掛かるし彼女に守らせれば彼女にとって安全な場所が増える。あくまで先生の立場からすればどちらにも得のある話だ。
(でも、それでも私は...)
思わず唇を噛み目線を下げてしまう。そうだ、さっきの言葉は建前だ。以前心折れていた私に先生はもっと自分に甘えて良いと言ってくれた。あの時の先生の言葉がどれだけ私を救ってくれたか、だからこそ私はもっと先生の役に立ちたいのだ。
(それに...)
先程先生はここは自分の家だと言った。先生の家を私が守る、そんな妄想が少し頭の中をよぎり、顔が熱くなった気がしたと同時にそれを現実にしている彼女に嫉妬している自分に気付き嫌になる。
─ヒナ、ありがとう。
「えっ?」
突然先生に礼を言われ、弾かれた様に上を向く。
─きっとヒナは私が頼らなかった事を気にしているんだよね。でも大丈夫、ヒナにはいつも助けられてるよ。
...今度こそ顔が熱くなった。私の小賢しい建前はあっさり見抜かれていた、幸運なのは後半はバレなかった事だろう。
─うん、ヒナの元気が出た所でそろそろ中に入ろうか。この中でサオリの『反省』を見てもらうつもりだから。ヒナが先に入ってくれて構わないよ。
「わ、分かったわ先生。」
熱くなった顔を隠す様に家のドアの前に近づき、ドアの取っ手を掴む。鍵はしていなかった様でキィという音と共にドアが開いた。
(......)
先生の見せたいという彼女の『反省』。この様な場所にある家で一体何を見せようというのだろう...
─駄目だよサオリ、外なのにそんなに興奮したら。
─せ、先生があんな所で私の胸を揉むから...
─折角ヒナにごめんなさいして仲良くなるチャンスなのに躊躇ってたからね、先生からの愛のムチだよ。
─あ、あんな姿を他人に見せるなど...ンギィッ♡乳首つねるのやめへっ♡
中は外見にそぐわず清潔な様だった。窓から差し込む明かりで部屋の中は見渡せる程度の薄暗さがあり、近くの壁にはスイッチがあった。
「電灯のスイッチかしら...」
スイッチを入れると明かりが付いた。明るくなった部屋を見渡してみるとどうやらリビングの様だ。ソファーやテレビが置かれており奥の方には階段が見える。
─いらっしゃいヒナ。
後ろを向けば先生と錠前サオリが立っていた。
─早速『反省』を見せたいんだけどちょっと準備がいるんだ、暫くここで待ってもらっても良いかな?
「え、ええ、構わないけれど...」
私は彼女の方をちらと見た、先程よりも落ち着かず、脚を盛んに擦り合わせている。何より顔が赤い。
「...さっきより体調が悪い様に見えるのだけれど...」
私がそう聞くと彼女は
「い、いや気にするな空崎ヒナ、少し緊張しているだけだ。『反省』の準備をしてくる」
そう言うと彼女は私の横を通り階段を上がっていった。
─私はサオリの様子を見てくるよ。ヒナはソファーにでも座っていて。テレビは観れるし雑誌も幾つか置いてあるから。
そう言って先生は上に上がって行った。
「あ、先生...」
─どうしたの?
「う、ううん、何でもない...」
─そっか。
今度こそ先生は上がって行った。
「ふう...」
ソファーに座り、息を吐く。少しリラックスして頭に浮かぶのは先程の錠前サオリの様子だった。
(さっきは体調が悪いって誤魔化したけど、あの時の彼女の様子は...)
頭を振って思考を追い出す、雑誌でも読んで気を紛らわせよう。
「...」
パラパラと紙の捲れる音だけが響く。じっくり読み込むつもりも無かったので流し読み程度だったが、それなりに興味を惹く内容だった。特に化粧品紹介のコーナーはあまりそういった物に熱心でない私の目にも留まる程だ。
「...あら?」
ふと雑誌から目を上げてみるとテレビの下にDVDの様な物が幾つか見える。
「......」
何となく適当に手に取ってみる。ジャケットは無い様で透明なケースに「5」と書かれていた。
「何かの録画かしら...」
テレビを見てみると横にDVDプレーヤーが付いている、どうやら内臓されているタイプの様だ。
「先生はテレビも観て良いって言ってたし...」
独り呟きながらDVDのケースを開ける、こんな所にあるのだから観てもいい物なのだろう。
「......」
ディスクをテレビに挿入し、電源を付ける。そしてソファーの近くのテーブルにあったリモコンを操作した。
『...○○月○○日、○○時記録開始...』
「!」
映像が流れ、そこに映ったのは先程階段を上がって行った錠前サオリだった。
『こ、これより私の行動の一部始終を映像に記録する。尚今後より円滑に行う為、シャーレの先生の協力の下、後日録画を鑑賞しながら共同で改善案を練る事とする...」
大きなベッドに腰掛けた彼女が喋り出す、どうやらこの録画の説明をしている様だ。
『今回は前回の経験を活かし、より難度の高い方法を実践で学ぶ事とする、では先生、先ずはいつもの準備からよろしく頼む...」
そう彼女が両腕を頭の後ろに回しながらカメラに向かって言うと男性が現れる、先生だ。先生は彼女に近付き彼女の後ろに回ると...
『んっ♡』
胸を揉み始めた。
「...!?」
私は反射的にリモコンを使い音量を下げた。そうしている最中にも映像は進んでいく。
『こ、この動きは乳房をマッサージする事で乳房の血流を良くし、感度を上げる効果がある...♡』
先生の手が彼女の胸を満遍なく揉みほぐし、その度に彼女は甘い息を漏らしている。
『そっ、即座に性感帯を直接刺激しないのは刺激した際の効果をより高め、性感帯そのものを拡げるためであるぅ...♡』
説明の通り、先生の手は胸の頂点だけは触っていない、その周辺をぐるぐると乳搾りの様に優しくマッサージしている。
『更にっ、揉むだけでなくっ、絞る様な動きや乳房内部を刺激する様な動きも効果的だと思われるっ♡』
暫くマッサージの時間が続き、気が付けば彼女の体勢が変わっていた。目は潤み、舌は出しっぱなしになり、閉じていた脚が開かれ、濡れそぼった股が服越しに丸見えになっている。乳首に至ってはノーブラだった様で服の上からでも分かる程勃起し、明らかに発情していた。
『フーッ♡フーッ♡ヘッ♡ヘッ♡こ、ここからはより強い刺激が必要な為、乳頭を直接あい...刺激してもらう♡頼む先生♡』
そう言われた先生は胸を張り待機している彼女の服を掴み─
『ンホォッ♡』
乱暴に上半身の服を脱がせた。巨乳が暴れ、彼女の身体がヒクつく。どうやら服が乳首に擦れた際に軽くイッたらしい。
『せ、先生、もう少し優しく...』
懇願する様な声色で彼女が囁く。しかし先生は
グニィッ♡
『ンホオ゛オ゛オ゛〜♡♡』
容赦なく乳首を思いきりつねった。本来なら快感より痛みの方が来そうなものだが彼女は下品な喘ぎ声を上げている。
『アヘッ♡ンヒィ♡ち、乳首いきなり潰すのダメッ♡オ゛オ゛ッ♡ぐりぐりするのもやめっ、オホッ♡』
最早取り繕う余裕も無いらしい、普段の冷静沈着は何処へやら、先生の手付き一つで体を震わせ、脚をばたつかせ、腰をヘコつかせながら無様なイキ顔を晒している。
『ハーッ♡ハーッ♡ホーッ♡』
漸く先生が満足したらしい、乳首から手を離し、彼女は先生に支えられる様に座り目を蕩かせながら快楽の余韻に恍惚としていた。
─サオリ。ここからが本番だよ。
ここで初めて先生の声が聴こえた。その声を聞いた彼女の目の焦点が合っていき
『あ、ああ、先生...こ、これで準備段階の『雌自覚アクメ』は終わった♡ここからは前回のま、『まんぐり返し潮吹きアクメ』の発展である─』
一言一句を聞き漏らさない様に耳をそばだてる。気が付けば私は前のめりになり目の前の映像に夢中になっていた。
『『まんぐり返しイラマチオ』から
─何してるの?ヒナ。
「!!?!!!?」
弾かれる様に立ち上がり距離を取る。気が付けばソファーの後ろに先生が立っていた。
「せ、先生...!?どうして...!?」
私らしくもない動揺した声が出る。
─どうしてって、準備が出来たからヒナを呼びに来たんだ。
「そうじゃなくて...!」
とぼけた様子の先生に少し苛立ちながら否定する。
「こ、この映像は...!?」
私はテレビに向かって指を指す。映像の中の彼女はカメラに向かって服越しの恥部を見せつけ、先程言ったま、まんぐり返しの姿勢のまま待機していた。
─ああ、それがサオリの『反省』だよ。
先生はこともなげにあっさりと言う。
─さっきも言った様にサオリも以前の事をとても気にしていたんだ。私も何度も気にしなくて良いって言ってたんだけどどうにも自分を許す踏ん切りが付かなかったみたいで。
先生は続ける。
─それで、何とかサオリに以前の事を吹っ切って欲しくて色々と試してたんだけど、結果的に「それ』が一番効果的だったんだ。
「こ、これが...?」
私は信じられない思いで映像を見る。彼女は先生に顔の上に跨られ、胸を弄られながら呻き声を上げていた。
初めは男女の、その、アレを記録した物だと思っていたが今なら分かる、これはそんな生優しいモノじゃない。
「こ、こんなの反省なんかじゃない...!」
私は映像から目を逸らす様に言い放つ。目を逸らしても先程の光景は目に焼きついて離れない。
─ヒナ、反省っていうのは自分の良くなかった行動を改める事だけじゃなくて、自分の心を明確に意識する事でもあるんだよ。
先生は私に近づきながら続ける。
─サオリの後悔はとても根が深い物だった、通常のコミュニケーションじゃ払拭できない程。
ソファーを回り込みながら
─だから方法を変えたんだ、取り除くんじゃなくてそれ以上の経験で塗り替える方法に。
テレビの前を通り過ぎ
─そしたらサオリがとても前向きになってくれて、余り眠れてなかった頃と比べても顔つきがスッキリしてたんだ。
わたしの目の前に立った。
─ねえ、ヒナ。
わたしの背に合わせる様に
─ヒナもホントは気付いてたんでしょ、サオリの様子に。
「〜〜〜!???」
心臓が飛び出るかと思った。何かを言おうと思ったが声が出ない。
─ヒナが私に何も言わずに家の中のDVDを再生する様な子じゃないでしょ?
...そうだ、私は何となくだが分かっていた。良くも悪くも平等な先生が錠前サオリの為だけにあの家を買う訳が無い。仮に拠点として買ったのならゲヘナ領などという彼女にとってリスクの高い場所を選ぶ筈が無い。明らかに変だ。
─サオリと私の関係に確信が持ちたくてこの家まで来たんだよね?
「そ、それは...」
否定の声は途中で萎んだ、その通りだったからだ。こんな所に共通の住居を持つ二人の関係を邪推した、それ以外の理由など建前だ。邪推が確信に変わった瞬間は──
─それにヒナ、家に入る前のサオリの声聴こえてたでしょ。
「!!」
またもや見抜かれていた事に愕然とする。そう、私はドアが閉まった後の先生達のやり取りが聴こえていたのだ。あのやり取りが聴こえたからこそDVDを見つけた時再生しようとあれこれと言い訳しながら考えたのだ。
「そ、その、先生、私は、私は...」
しどろもどろになりながら何とか言葉を紡ごうとする、しかし言葉は出なかった。
─...うーん、ヒナ、これは私の勝手な想像なんだけど...
先生はわたしを見据えながら言う。
─もしかしてヒナも『反省』したかったりする?
...飛び出た心臓が凍りついた気がした。そして心臓とは逆に顔の温度は上がっていく。
「ば、馬鹿言わないで先生!私はこんな...」
─ならどうしてあんなに食い入る様に映像を観ていたの?
「...ッッ!?」
ハメられた。どうやら先生は私に話しかけるより前から後ろにいたらしい。
─それに...
先生の手が私に近付き、
─どうしてこんなに濡れてるんだい?
「ンンッ...♡」
内股に少し触れた。それだけで分かる程私の下はしとどに濡れていた。
「こ、これはあんなもの見ていたから...」
─だとしても普通はこうならないよ。
先生に即座に看破される。
─ヒナ、君もあの時の一件を気に病んでいるのは気付いてる。
私の身体に手を回し抱きしめながら先生が囁く。
─サオリの方法がそのまま君に効くとは思っていなかったけどここまで興奮してるならひょっとしたら同じ方法が使えるかもしれない。
先生の心臓の音が聴こえる、いつもと同じ落ち着く音だった。
─ヒナさえ良ければサオリと同じ体験をしてみない?
背中を撫でながら先生が言う。今度こそ私から反発する声が発せられる事は無かった。
どうしてヒナがメインの筈なのに2話も本番が無いんですか?(現場猫)という声が聞こえる気がしますがすいません許してください、(次話投稿以外なら)何でもしますから!