それは突然起きた。
「なんか腹がどんどん大きくなるよぉ〜」
デンジの腹部はまるで妊婦のように膨らんでいく
「う、産まれるぅ!おええええ」
なんとそれは尻からではなく口から這い出た。
その口から這い出た物体は赤ん坊の形をしていた。
そして、その赤ん坊はまるで人生が倍速したかのように急成長を遂げ女性の大人の身体となった。
━━━なんとそれは「マキマ」であった。
「マ、マキマさん!何で生きて・・・ナユタは━━━」
マキマはデンジにとってはそのイメージが崩れるほどの笑み浮かべていた
「これは奇跡です」
「この結果を作り出したきっかけの1つはデンジ君。あなたです。」
「あなたはチェーンソーマンとしてでは無くデンジの姿として私を食べた。」
「それにより完全な消滅までには至らなかった。」
「しかし、人間の姿だったとしてもチェーンソーマンはチェーンソーマン。そのまま時間が経てば私は消滅する。そしてナユタが生まれた時点で私という自我は消えるはずだった。」
「しかし「奇跡」は起きた。■■■■によって、そして私は支配の悪魔から■■■■の悪魔となった。」
「?」
■■■■という言葉が聞こえない。意味も分からない。まるで始めて日本語しか知らない子供が英語で喋る映画を見せられている気分だ。
「おや?わかりませんか?どうやらこの言葉はどうやら私以外分らないようですね」
「つまり貴女はマリアになったのですよ」
マキマさんの言っている言葉の意味が分からない。
始めて自分以上の▲▲▲▲にデンジの顔は恐怖で顔を引きつる。
「嬉しい。始めて私に「恐怖」してくれた」
そう言うとマキアはデンジの顔まで近づき接吻を交わした。
その接吻は歓喜と恐怖の味がした。
そしてマキマはマキマが現れる前、デンジと戦っていた読者の悪魔を視界に捉えただけで読者の悪魔の半身が塩の塊と化した。
「あぎゃあああああ」
「突発的すぎる!起承転結が無い!キャラに感情移入できない!伏線が無い!伏線!伏線!伏線ーーー!」
「俺が嫌いな漫画は無くなればいいのにいいいいい!」
その断末魔の束の間、読者の悪魔は塩の柱となった。
「私はもう一度私の目的やノストラダムスの大予言を回避するためにあなたを捕まえます」
「ですがデンジ君。過程はどうあれ貴方は私の復活を手助けてくれた。」
「だから今は見逃します。私も色々と準備をしないといけないですし」
「貴方はこのまま立ち尽くして捕まっても良いし立ち向かってもいい。」
「良い選択を「チェーンソーマン(デンジ君)」」
そう言った後、デンジの前から姿を消した。
まるで今の光景が幻であったかのように