Re:転生エンブリヲで攻略するスパロボハーレムV ~スパロボV世界のエンブリヲに転生して時間を巻き戻せたので歯向かったメスどもを今度は絶対に最高のエロメス奴隷にする話~ 作:真田クロ:B=Lack
では、今回も『運命改変マップ』になるだろうし、出撃前にしっかりと機体のスペックを確認しておこう。
まず、ガンダムイシュタルの基本装備は『GNビームライフル』と『GNプラズマソード』(ビームサーベルは技術不足で無理だった……)、そして防御用のEカーボンシールドだ。この辺の攻撃能力はラグナメイル・イシュタルよりはかなり落ちるが、『適性B-』によるスペックダウン後の数値とほぼ一緒なので、気にはならないだろう。
パイロットスーツ込みで、プル達のOO系MS適性は『A-』だ。HP・装甲・命中値・運動性の基本値が補正後はラグナメイルを上回る事が出来るので、こっちを使う意味は十分にある。(サイズ差補正で少し命中が下がるが、許容範囲だ)
そしてここからはカスタムバリエーション。
プルとプルツーのイシュタルアイン、ツヴァイは追加装備、『GNビームランチャー』が肩部に付いている。F91の
次にハマーンのイシュタルドライは基本装備は同じで、そして目に付くのはやはり、スカートユニットだろう。こちらもここまで言えばOOファンはお察しの通り、これはファング用の格納ユニットである。その名も『GNインコムファング』!
……はい、未完成品です。実態は有線の中継ユニットが2機に、GNファング自体は4機装備となっている。しかもこの世界はサイコミュとか存在してないので、システム的に誘導は思念波2、機械制御8の割合で、思うまま操作する、という次元には到底達していない。故に、プル達はそれならお気に入りになったビームランチャーの方がいい、となったワケだ。
対してハマーンは、それでも切り札として有用だろうし、プル達との役割を分担するためにと、こちらの武装を選択してくれた。ハマーン……ホンマ、ええ子になって……よってフォルムはスローネツヴァイっぽいが、バランスが悪くなるからと『GNバスターソード』は装備していない。
名前は『アイン・ツヴァイ・ドライ』だが、内容的には『アイン・アイン・ツヴァイ』って感じだな。
ちなみに格納庫のさらに奥に、出撃準備もされていない、スローネツヴァイの『GNバスターソード』を装備した黒金カラーなガンダムが眠っているが……うん、そうだよ。俺用に用意した機体だよ。でもね……今の俺、OO系MS適性は『C』なんだ……いったん解体して、次のガンダム系メス奴隷の為の機体に調整し直し、かな……
だがいずれ、俺も絶対ガンダム乗りになってやる! いや、ガンダムじゃなくてもいいか……俺、ジム系も大好きだし! データも簡単に取れるし、アレハンドロさんの金ジムとか良いかもしれないな! 俺もラスボスだし、ガハハハハ!
最後にアレクトラの『レイジア』だ。こちらはストレートに、基本スペックのラグナメイルだな。能力解放とかはできないが、十分に強力だ。あ、あと、エルシャ用ではなくアレクトラ用の調整だから、『ビームライフル』の射程が1下がって、『剣』の射程が1上がっている。バランス型調整、だ。彼女だけは適性などの制限によるスペックダウンもない、強力なラグナメイルという機体をそのまま使える状態なので、次の戦いの主力になるのは間違いないだろう。
「さて、情報確認も終わったし、早速出撃……と行きたいところだが。今回は趣向を凝らしてな、こんなモノを用意した。着けてみるがいい、アレクトラ」
「これは……ヘルメット? いや、バイザーか。ありがとうございます、ご主人様。ふむ……おお、見た目の割に全然重くないし、ご主人様の御力も感じて……うん、イイ感じだ♥」
アレクトラに付けさせた黒いバイザーなのだが……デザインはズバリ、知る人ぞ知るロボットアニメ『ジャイロゼッター』に出てくる敵幹部ヒロイン、イレイザークイーンの付けていたアレ、なのである! イメージカラー部分は当然アレクトラ担当色の、紅紫色だ。アレクトラの言うように、まだ『成りたて』の彼女に俺の力を馴染ませ、力を使いやすくするという効果もあるが……
「コレの一番の効果は『認識阻害』だ。このバイザーを付けている限りは、例えお前を良く知る人間だろうとその声、容姿から、お前だと認識されなくなる。俺とメス奴隷たち以外からは、だな」
「なるほど……ふふ、そういう事でしたか♥ 確かに、ラグナメイルのフライトモード時は、直接コックピットが見えてしまいますからね……これで気兼ねなく、モードチェンジも可能になります♥」
「ああ、そういう事だ。それに、その方が絶対にお楽しみも増えるからな」
正体をばらすには、タイミングが重要。そして悪の軍団には、正体を隠すための仮面は必須……イイ、イイね! これだけで興奮度合いも一入と言うモノだ!
「あぁ、カッコイイなぁ……その、ご主人様ぁ♥ 私たちには必要ない機能だけど……♥」
「あ、プルもプルも!」
「ふふふ! そう言うと思って、お前たちの分も用意しておいたぞぉ! ほら、ハマーンの分も……」
「あっ♥ あぁ、ありがとう、ご主人様……♥」
プル達の陰でモノ欲しそうに見て居たハマーンにも、ちゃんと手渡してあげる。うっとり乙女の表情で嬉しそうにするハマーン、素敵だね♪
「いぇ~い♥ どうどう? ご主人様ぁ♥」
「ふふ、ご主人様のメス奴隷騎士、ここに見参! って感じかな♥」
おおおおお、素晴らしい、素晴らしすぎる! Vのエナメルハイレグ衣装で、銀髪褐色肌爆乳の、超ドスケベな仮面のメス騎士軍団が! それが4人並ぶと、それだけでも壮観だな!
そうだ、バイザーの差し色が各人のイメージカラーだし、この装備の時は紫色統一だったハイレグレオタードの色を、同じくイメージカラーに変えてやれば……!
「おぉおおおおおお! イイ、コレは最高だぁ! 正体不明の悪のドスケベ仮面ヒロイン部隊! 正にドラマティック! 正にマーヴェラス!! ぶらぼぉ~! ぶらぼぉ~~~っ!!」
「えへへ、やったねみんな! ご主人様がこんなに喜ぶのって、なかなか無いんだよ。ふふ、アレクトラ、早速大活躍だね♥」
「あ、そ、そんな、プル様♥ これもすべて、ご主人様の慧眼によるもの♥ 私など、キッカケでしかないですから♥」
新参のアレクトラも、早速メス奴隷の輪の中に溶け込みつつある。メス奴隷たちはみんな仲良く! それが俺のメス奴隷騎士団のテーマだし、そうなるようにちゃんと改造してあるからね! 仲良きことは美しき哉、だ!
く、しかしこのパーフェクトなドスケベ調和を、今回は乱さなくてはならない……! パイロットスーツによる適性を上げるためだ。
「くぅ、泣く泣くだが、プル達には着替えてもらう……今回は、こんな感じに、だ」
パチンッ
指パッチン一つで、アレクトラ以外のメスたちの衣装が一瞬にして別物に入れ替わる。
「おぉ、この感じは……?」
「ふむ、かつて私たちが着ていた、パイロット用のノーマルスーツに似た感触だが……」
「当時は私のスーツだけ、なんかぴっちりだったけど……これ、その時以上に肌にぴっちりな感じがする♥」
ボディラインのハッキリと出る、トリニティチームが着ていたパイロットスーツである! 奇しくもスローネっぽいガンダムになってるし! 色はバイザーに合わせて全員エナメルテカり黒基調に、硬質パーツも黒で、サイド部分のカラーが各人イメージカラーを濃いめにした色になっている。
他の候補はアロウズのパイスーだった。あっちはルイスのオッパイが素敵だったのをよく覚えている。やっぱパイスーは、体のラインが出てなんぼだよ! ショックアブソーバー的なのは、SF的な何かで解決すればいいんだよ!!
「よし、これでようやく、出撃前準備完了だな! 丁度良く敵さんも動き出したようだし、早速蹂躙しに行こうじゃないか! 我が忠実なる、美しきメス奴隷騎士たちよ!」
「「「「ハッ、ご主人様♥♥」」」」
前回もアレクトラを奮起させるためにちょっと言ったが、これから戦う相手は、アレクトラを救出に来る古の民の最終戦力になる。原作ではエンブリヲが一人で、ヒステリカのパワーでごり押しした上に、次元再融合の実験かなんかで全員『いしのなかにいる』にしてしまった、意外とグロくて残虐な戦いである。
なので敵の機体性能的には、何の心配もないのだが……決死隊と言うのはやはり、相手にするには怖い相手だ。原作通り進める為、無駄にグロく殺さないといけないのも、俺の趣味的には正直あまり楽しくはない。
だが、お楽しみもちゃんとある。
まずは何と言っても、タスクのママであるバネッサだ。ヴィルキスの騎士イシュトバーンの妻にして、アレクトラのライバル兼戦友。アーキバスに乗っていた事からわかる通り、かなり優秀なエースパイロットでもある。スパロボVには全く、アニメ本編にもほとんど出ていないが、ウェーブがかった栗色の長髪で優しげな垂れ目の、かなりの美人なメイルライダーさんだったはず。だけど……彼女もまた、クロスアンジュのヒロインだ、絶対にひと癖もふた癖もあるヤベェ女だろう。間違いない。『あの』タスクのママだしね。まぁ、そのヤバさも含めての、お楽しみなんだけどね!
後は……引く人は引くだろうけど、アレクトラ自身に古の民とイシュトバーンを直接手にかけさせたい、というのもある。この俺の為だけに、今までの彼女から名実ともに決別させる儀式……これを成した彼女は絶対的に元に戻る事は無いし、戻す事も出来ないだろう。実にそそられるし、それで何かが起こるという確信もある。『運命』への明確な反逆でありつつ、『俺』の存在を確立する行為でもあるのだから。大きな意味があるのは、間違いない。
困難が待ち受けているだろうが、お楽しみもまた、待っている! メス奴隷騎士たちと共に、絶対に切り抜けて見せようじゃないか!
<バネッサ視点>
これ見よがしにガリア政府から、ヴィルキスとそのパイロットがガリアの城に囚われていると喧伝がなされてから、半日。私たちアルゼナルのリベルタス賛同メンバーと古の民は、彼女の救出とヴィルキス奪還の為、罠と知りつつそれを食い破る為の決死隊を編成した。
その編成内容は生き残っている古の民のほぼ全員と、彼らに関係のあるメイルライダーたち……加えてヴィルキス専属の甲冑士であり、出撃直前までアレクトラを支えていたフェイリンまでも、今回は戦闘要員として参加している。
自分たちは多分、この戦いで死ぬだろう。それほど敵は強大で、容赦のない存在だ。
だが、それ故に。ヴィルキス……我らが手にした唯一の希望……あの『調律者』気取りから離反したラグナメイルだけは、絶対に、何を犠牲にしてでも取り返さなくてはならない。
「アレクトラは……」
「ああ、彼女も可能な限り、全力で救出する。彼女無しで我々にヴィルキスを扱う術は、今のところない。それに俺は、命を賭して彼女を守ると誓った身だ」
私の夫、騎士イシュトバーンが力強くそう応えた。古の民のリーダーにして、ヴィルキスの騎士筆頭。一時期はヴィルキスの操縦者になったアレクトラに付きっ切りで、それに嫉妬したこともある、けど……その彼の言葉に、今はアレクトラに同情の念を抱いてしまう。そう……彼の言葉通り……彼女の救出は『可能な限り』だ。
「もしアレクトラかヴィルキス、どちらかしか助けられないなら……」
「もちろん、その時はヴィルキスを優先だ。アレなくしては、我らが怨敵……あの邪悪な『元凶』を、殺す事は出来ないのだからな。……俺を薄情な男と笑うかい? バネッサ……」
「いいえ、それは私も同じよ、イシュトバーン。アレクトラは大事な戦友、だけど……ヴィルキスと、その力で切り開けるであろう未来の方が。私とあなたの息子、タスクに繋ぐ未来の方が、どうしても大事だと思ってしまう……
ホント、自分の浅ましさに心底情けなくなってくるわ……でも、だとしても、私たちは……」
「ああ、だとしても俺達は、歩みを止めるわけにはいかない。何、アレクトラを助けられないと決まったわけじゃないんだ。行くぞ……君にはまた、エースとして先頭に立ってもらう。頼んだよ、バネッサ」
「ええ、任せなさい、イシュトバーン……んっ」
出撃前に、愛する夫イシュトバーンと口づけを交わす。これが私たちの、最後のキスになるでしょうね……
そうして夫との最後の契りを終え、私たちはそれぞれ自分の乗機、パラメイルへと乗り込む。私が乗るのはこの中でも最高の機体、アルゼナルのパラメイルの中でも最も高価で高性能な、アーキバスの私専用カスタムモデルだ。
タスクの事は、私たちが壊滅するようなら彼だけは逃がすよう、信頼する部下に託してある。もはや、躊躇いはない。今こそ、私たち全ての命を懸ける時!
「バネッサ! アーキバス・バネッサカスタム、これより発進する! リベルタスの同志たちよ、私に続けぇ―――!!」
私たちに残された戦力をかき集めた、なけなしの『総力戦』。アーキバス1機、グレイブ6機、ハウザー3機。このすべてを犠牲にしてでも、あの『悪魔』には勝てないだろう。
みんな、この私も、無残に敗北するだろう。だが、私は……それすらも利用し、奴に一矢報いてやる!
こうして。
ヴィルキスの騎士イシュトバーンの妻であり、リベルタスのパラメイル隊リーダーである『私』としての、最後の戦いが始まった。
「な、なんだこの2本角の大きな機体は!? パラメイルの二倍近いサイズなのに、運動性も機動力も、さして変わらな……ぐぁあああっ!!」
ドゴォーーーンッ!!
「く、くそ、パラメイルだって7メートルはあるのに、なんでこんな大きいのが、ち、近づいてきて……だ、ダメです、バネッサ隊長! わ、わたしぃっ!!」
バシューーーンッ!!
ドォオオオオ~~~ンッ!!
「くっ……焦らないで! みんな、落ち着いて! コイツらはデカいけど、こっちより早いわけじゃない! 冷静に対処すれば……!」
闇夜に乗じての奇襲作戦だったが、やはり敵は網を張っていたらしく、直ぐに発見され、迎撃されてしまった。
現れたのはラグナメイル2機に加え、見た事もない2本角の大型な機体が3機だった。始祖連合国以外では大型機が好まれるなんて噂はあったけど、総じてパラメイルより圧倒的に性能は低いはず……だったのだが、この3機の機動力はこちらに劣らない。それ故に、パイロットの腕の違いもあってか、錯乱した味方機が次々と撃墜されて行く。
武装出力も申し分なく、恐ろしい機体だ。戦火に照らされる異形じみた2本角の姿は正に悪魔のような迫力があり、最初は私も面食らったが……自分で言った通り、冷静になれば対処のしようはある。何とか崩れかけている味方機をサポートし、連携して立て直そうとするが……
「おっと、よそ見している余裕が有るのかな? この私、ラグナメイル・レイジアの騎士相手に……舐められたものだなぁ!!」
ガキンッ!!
「くぅうううううっ! し、しつこいっ! このアバズレがぁ!!」
ドゴッ!
ダダダダダダッ!
敵ラグナメイルの振るう剣を、
敵の最前衛は、一番後ろでふんぞり返っている『ヒステリカ』を除く唯一のラグナメイル『レイジア』だ。それを駆る仮面の女騎士は、フライトモードで確認できたが無駄にグラマラスで色香に満ちた容姿をしていて、あの『悪魔』の情婦でもあるのだろうと容易に想像がつく。そんなクソ女を相手に私は、悔しいが手一杯で、味方の援護に向かう事もままならないでいた。
「バネッサ、こちらにかまうな! お前はラグナメイル相手に集中して、少しでも相手の戦力を削るんだ!」
「で、でも、イシュトバーン! それじゃあなたたちが……っ!!」
夫が奮戦してくれているお陰で、まだ総崩れにはなっていない。地上からも、古の民たちが対空射撃で援護してくれている。だけど……このままじゃ、一矢報いるどころではなく、全滅だ。
そんな焦りをレイジアのクソ女に見抜かれ、私は一瞬のスキをヤツに晒してしまった。
「さっきはよくも私を蹴り飛ばしてくれた、お返しだ!」
ドガァアアア!!
「あぐぅううう~~~~っ!!」
レイジアの蹴りで吹き飛ばされるアーキバス。何とか機体をコントロールし、そのまま墜ちる事だけは避ける。が、ヤツはその隙に、イシュトバーンのグレイブに襲い掛かっていた!
「コイツが気になって戦いに集中出来ないなら、もう気にしなくてもいいようにしてやろう! この私の剣で、なぁ!!」
「くっ、うぉおおおおっ!?」
相手の早くて巧みすぎる機動に、イシュトバーンでは対応出来ない! そうしてヤツの剣が、夫のグレイブの肩口から、彼の機体を斜めに、真っ二つに切り裂いて……
ザァアアアンッ!!
「すまない、バネッサ…… タスク……」
ドガァアアアアアアアアンッ!!
直後、彼の機体は爆発の炎に巻かれ、ガリアの城下町へと落下して行った。
あ、あぁ……イシュトバーンが……私の愛する、夫が……!
「う、ぁ……バ、バネッサ……」
「イシュトバーン! あなた、生きて!」
生きてる! 爆発の直前に、脱出していたんだ! 傷だらけだが、ボロクズになった機体の横で、彼が確かに生きているのをカメラアイでも確認する。流石イシュトバーン、古の民に伝わるあらゆる戦闘術をマスターした男だ! 今なら、まだ助けられ……
「ああ、そうだった。コイツらはしぶといから、確実に殺す事を含めて、実験材料に丁度良いのだったな。では、試させてもらおうじゃないか……この『ヒステリカ』の、次元融合の力を……!」
ブァアアアアアアアッ!!
「……え?」
悪魔のラグナメイル、ヒステリカの放った光が、夫とその機体、そして彼を助けようと駆け寄った地上部隊の仲間たちを、覆い尽くす。
直後、そこには……瓦礫の塊と、その中に埋め込まれ手と顔だけが覗く、確実に息絶えているとわかる彼らの姿があった。
「そ、そんな……あなた……っ!」
「そ、それが人間のやる事かよぉ! 許さねぇ、ぜってー許さねぇ!! こいつぅうううーーーー!!」
ドガァーーーーーーーンッ!!
悪魔の悪逆非道な行いを前に逆上し、最後の奇襲の為隠れていたフェイリンのハウザーが、奴らへの砲撃でその怒りを表す。
「ダメよ、フェイリン! そんな攻撃じゃ……逃げなさい、早く!」
「だ、だけど、バネッサ! 私は……私はぁ!! こんな奴ら相手に、妹のメイを戦わせたくなんて、ない……からぁあっ!!」
ドガァーーーーーーーンッ!!
ドガァーーーーーーーンッ!!
無我夢中で砲撃を繰り返すフェイリンだが、あぁ、その砲撃は簡単に護衛の機体に防がれて、その上……!
「あ、そんなところに隠れてたんだ♪」
「なかなかの射程だが、私たちのGNランチャーも同じ距離が得意だからな……ご苦労様、っとぉ♪」
バビューーーーーンッ!!
バビューーーーーンッ!!
「……あぁっ! め、メイっ! 私……」
ドゴォオオオオオオンッ!
ブァアアアアアアアッ!!
大型機体の長距離ビームで射抜かれ、その上で更にヒステリカのあの光が直撃……彼女も、助かってはいないだろう。
あぁ、やはり……やはり、こうなってしまった…… だけどこの被害は、覚悟していた事……ならば! 夫は死に、タスクはもう逃がした。もはや私に、思い残す事など……ない!
「ひひ、ひひひひ♥ あーはっはっはぁっ♥ やった♥ やりました、ご主人様ぁっ♥ 私がこの手で、ちゃんとあの男を仕留めました♥ 見ていて下さいましたか、ご主人様ぁ♥ あはははははははっ♥♥」
「何が、おかしい……! エンブリヲに尻尾を振る、このクソ売女がッ! 私の夫を殺して、何をそんなに喜んでいやがる!!」
コックピットを開いて狂った笑いを上げる仮面の女に、私もコックピットを開いて対峙する。コイツだけは……コイツだけは、絶対許さない!
「あ? あぁ、すまないなぁ、アーキバスの女。何、私にも因縁と言うモノがあっただけの事。私にはあの男を殺すだけの、大きな意味がなぁ……
あぁ、滾るっ♥ 新たな力が、入ってくるっ♥♥ あひっ♥ あひひひひっ♥ ご、ご主人様ぁっ♥ これならば、私でもぉ……っ♥♥♥」
「あぁ、彼女も同じく因縁のある相手だからね。お前が最大限力を発揮できるよう、俺も手伝ってあげよう。そぉら!」
コックピット内、エロく身悶えている仮面女の後ろに、突然金髪ニヤケ面の男が現れた。知っているぞ……コイツこそがあの『エンブリヲ』だ!
「貴様が、あの! 私たちの敵、クソッたれの調律者! よくものこのこ、私の前に出てきた……って! あ、アンタら、ちょっと、何やってんのっ!?」
露出していたコックピットが変形して複座になり、あのニヤケ面と二人乗りになったのは、まだ、わかる。
だ、だが、アームで女騎士の腰が固定化されたと思ったら、エンブリヲがおもむろにペニス(うわデカッ)を露出し……そのまま仮面女のまんこに挿入してしまった!?
「あぁああああんっ♥ 戦場の真ん中で、こんなぁっ♥ 奴を殺して昂った身体にぃ、おチンポ様ズッポリ、最高でございますぅっ♥ んふぅう~~~っ♥♥」
「は……はぁああああ―――――ッ!? な、な、な、なっ! マジで何やってんのよ!? こ、こんな、皆を、むごたらしく殺しておいて……更に私の前で、こんなふざけた真似を……!」
「いや、ふざけてなどいないさ。これは俺が、俺のメスたちが、最も力を出せる方法なんだ。それをバネッサ、お前にも教えてあげる為にも……行くぞ、わが忠実なるメス奴隷騎士よ! 『レイジア』の力を存分に示し、あの美味そうなメスもこの俺に献上するのだ!」
「はっ、お任せください、ご主人様っ♥ ふふ、覚悟しろ……こうなった私は、あはぁんっ♥ 先ほどまでの私とは、一味違うぞっ! んっ♥ んんぅっ♥ さぁ、堕としてやる、バネッサ! この私の手で、なぁ!!」
……ぷつんっ
私に向かって振り下ろされるレイジアの剣が、今はスローモーションに感じられる。
人間、怒りが限界を超えると、かえって冷静になるらしい。このふざけた、あまりにも唾棄すべき、恥知らずで邪悪なる敵を、絶対に許さない。その一心だけが、私の全てを支配する。
そう、私は……私の人生でこれ以上ないって程、完全にブチ切れてしまっていた。
「私の名を気安く呼ぶな、売女が…………殺すッ!」
ガキンッ!
ガキンガキンッ!
怒りで心身のリミッターが外れたのがわかる。スローモーションに見えたのは一瞬だったが、普段の反応速度を超え、精密動作も行えるようになり、こちらの剣戟でレイジアの剣をはじき返していく! 出力では負けているが、技量は上だ! この女に、負けるわけにはいかない!!
「殺す! 殺すっ!!」
「くっ! それしか言えなくなったか、アーキバス女! さ、流石、アルゼナルの元トップエース……だ、がぁっ♥ 私はぁ今こそお前を、凌駕するんだ! ご主人様と一緒に、なぁっ♥ んんっ♥ ふぅ~~~っ♥♥」
キィンッ!
ガッ! ガッ! ガキーーーーンッ!
(なっ……限界を超えた私の動きに、ついて来ているだと!? それにこの太刀筋、技量は……アレクトラに似ている! あの子はもっと未熟だし、剣筋に迷いがあり過ぎて、こんな力を出すには後数年の修練が必要だろう、けど……!)
私たちの希望を一身に背負い、その犠牲となって、今は虜囚の身である彼女の姿が、何故かチラつく。イシュトバーンに恋していた、あの生意気な娘の姿が……もしイシュトバーンが私より早く彼女と出会っていれば、あの人もヴィルキスの騎士として、その思いに応えていただろう。私にはヴィルキスは扱えなかった、から……元皇女ではない、ただのノーマな私には……!!
「いやな事を、思い出させてくれる! つくづくお前は、ムカつく女だよ! 仮面の、アバズレクソ女がぁ――――っ!!」
「はっ! 同じ手は何度も喰わないよ! それとアバズレはアンタだろうが、この猫かぶりがぁー!!」
私のアーキバスが蹴りを放とうとした瞬間、同時にレイジアも蹴りを放っていて……
ドゴォーーーーーッ!!
「ぐ、あぁあっ!」
「くぅううーーーーーーっ!!」
お互いぶっ飛ばされて、一旦距離が空く。そしてお互いライフルの銃撃でけん制し合うが、それでは決着がつきそうにない。
横目に、生き残った最後の味方機2機が大型2本角たちに特攻を仕掛け、こちらの1対1が維持出来るようにその身を捧げてくれたのが見えた。ありがとう……お前たちの犠牲、無駄にはしない!
「おぉっと。フフフ、この揺れもまた、チンポに響いてイイ感じだ。×××××のおマンコも一緒に良く締まるしね。ほぉら、決着は近いぞ。次で決められたら、ご褒美に射精してやる。励むがいい!」
「はっ、ご主人様ぁっ♥♥ ふふ、ご褒美、ザーメンっ♥♥ ひひ、ひひひっ♥ そう言う訳だ♥ コレ決めさせてもらうぞぉ、バネッサァーーッ!!」
本当に不愉快で、ふざけたクソ野郎どもだ。コイツらを殺せなかったら、私は死んでも死にきれない! イシュトバーンと、タスクのため!
「絶対にここで、お前らをぶっ殺す!! はぁああああああーーーーッ!!」
再突撃で左手に『Dスレイヤー』を構え、渾身の一閃をレイジアに叩き込む!
「そんな大振り、甘すぎる! これで終わりだなぁ、バネッサー!!」
ザァアアアンッ!
「くぅっ!」
アーキバスの左腕ごと切り落とされ、私は『Dスレイヤー』を失ってしまう。だが、それは囮! 本命はぁ!!
「行けぇ! 凍結バレットォオオオオッ!!」
右腕に仕込んだ、凍結バレットだ!
「はっ、だから甘いと言ったんだ! その程度、私にだって読めている! ふぅんっ!!」
ガキンッ!
アーキバスの右手がコックピットを襲う直前、レイジアの左腕に阻まれてしまう。
バキーーーーーーーンッ!!
「ぐぅううう!!」
発動した凍結バレットにて、レイジアが凍り付いた。
……その、左腕だけが。シールドがギリギリで展開し、バレットの威力を殺したのだろう。奴のコックピットは当然、右腕も健在であり……反面、自爆覚悟で至近距離発動したため、こっちの右腕も凍り付いてしまっていた。
「くく、やはりこれで、私の勝ちのようだな! さぁ、四肢をもいでコックピットだけにして、このまま連れ帰ってや……」
「ふ、甘いのはそっちだよ、クソ女!」
凍結バレットで仕留めきれなかったが、それすらもブラフだ! お互いの腕が凍結して繋がっているから、離れる事はもう出来ない!
ならば……!
「私を! 私たちの覚悟を! お前らは甘く見過ぎなのよぉッ!!」
バッ!!
「なっ!? コックピットから、飛んで……っ!? こ、コイツ、身体に爆弾を巻いている! く、ま、まさか、この距離で自爆を!?」
ふふ、イシュトバーンに教わった、切り札中の切り札だ。これで……終わり、だぁ!!
「あぁあああっ! ご、ご主人様ぁ――――っ!!」
ドゴォオオオオオオオオオンッ!!
<バネッサ視点、終了>
首都ガリア上空にて、閃光と共に爆音が轟く……果たしてバネッサの! アレクトラの! そして我らがエンブリヲの運命は!
次回!『スーパードスケベくノ一大戦V』
タグの『残酷な表現』はこの回のため、って感じです。
そしてバネッサが出てきちゃいました。
アニメではビジュアル以外の情報がほぼないので、
性格や口調は手探りです。
ほぼオリキャラになるので最初はどうしようか悩みましたが、
アレクトラの掘り下げには必須と思い、登場させました。
アーキバスに乗るエースでタスクのママのノーマなら、
このぐらいキレッキレな方がらしいかな、と。
皆さんの意見も聞きたくアンケート設置しました。
詳しくは活動報告にて。
バネッサにCVがあったとしたら
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桑島法子
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本名陽子
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沢城みゆき
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その他