※この作品はR-18です。

Re:転生エンブリヲで攻略するスパロボハーレムV ~スパロボV世界のエンブリヲに転生して時間を巻き戻せたので歯向かったメスどもを今度は絶対に最高のエロメス奴隷にする話~   作:真田クロ:B=Lack

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09 ファーストミッション:ヴィルキス捕獲作戦!

 さて、前回話した通り時間は一気に飛んで、現在はスパロボV本編開始の約10年前。

 あれからざっと90年が経ったことになるが……俺達が不老不死の存在になっているとは言え、その間だらだら待っている必要はないので、一気に時間を進める事にした。

 90年間プル達と爛れた性生活を続けても良かったのだが、早く次なるメス奴隷に会いたくて俺自身、うずうずしているからな。真実のアルゼナルが時の狭間に存在するのを利用すれば、過去に戻るならともかく時間を進めるだけなら殆ど力を使わずに行えるのだから、使わない手はないだろう!

 

 とは言え、ラグナメイル量産計画とか、本編へ向けてのちょっとした準備とかで、ちょくちょく進捗確認に下界へ戻ってはいた。なので体感的には、半年たったぐらいだな。

 ……77年目までは、だけど。本編開始に向けた重要な工作の為、開始23年前の時点からは、かなり大きく動き始めている。特にプルとプルツーには重要な役目をお願いしていて、かなり長い間、別次元に出張してもらっていたり。

 

 そしてその二人が今日、これから開始する最重要作戦の為に、久々に我が家へ戻って来るという事で……俺は真なるアルゼナルにある離着陸用滑走路へと、ハマーンと二人で出迎えに来たという訳だ。

 

「そろそろ時間だ、ご主人様……ふふ、プル様達に久々お会いするの、私も楽しみだよ♥ ああ、いや、ご主人様はあっちにも居るのだから、タイミングは私よりわかっているのだったな」

 

「ああ、今あっちの『俺』に別れを告げた所だから……っと、来たぞ!」

 

 滑走路上空にシンギュラーゲートが開き、2機のラグナメイルが優々と降りてきた。

(シンギュラーゲートとは、ラグナメイルによって開く事の出来る、次元跳躍の為のゲートだ。俺のメス奴隷たちは既に、自力でシンギュラーゲートを開く事が出来るぐらいには、ラグナメイルの力を引き出す事が可能になっている)

 黒金の基調カラーに、1機は鮮烈な紫色の、もう1騎はオレンジの差し色とマーキングが入っている。その機体のコックピットハッチが開いた直後……

 

バッ!! ……ガシッ!!

 

「おうふっ」

 

「たっだいまぁ~、ご主人様ぁ! うぅん、やっとおうちに帰って来れたぁ♥ あぁん、ご主人様ぁ♥ 会いたかったよぉ~♥」

 

「もう、お姉ちゃんたら、さっきまであっちのご主人様にも甘えてたくせにぃ♥ で、でも、うん……私も、ここは……アルゼナルはもう、特別な場所だから……えへぇ、ただいま、ご主人様ぁ♥」

 

 着陸と同時にコックピットから飛び出て、そのまま俺の両腕に飛びつく爆乳褐色ロリの二人。

 衝撃は凄じかったが、大ボリュームオッパイのムニムニ感触も凄まじい心地良さで、幸せが込み上げてくる。

 

「お帰り、二人とも! 長期任務、ご苦労様だったな! 俺も久々にこの身体で会えて、凄く嬉しいぞ! あの作戦の開始まではもう間もなくだけど、それまで目いっぱい、二人を労ってあげちゃうぞぉ~!」

 

「ラグナメイルの整備と調整は私に任せて、存分に楽しんでくると良い、プル様♥ プルツー様♥」

 

「やったぁ♥ ハマーンもありがとう! プルプルプルプルプル~~♥」

 

「ハマーンもこっちでのご主人様のお世話、ご苦労様♥ ありがたく堪能させてもらうよ♪ プルプルプルプルプル~~♥」

 

 そうして二人を腕にしがみつかせたまま、アルゼナルの居城内へと戻って行く。向かう先は当然、二人のお気に入りの場所だ!

 

 

かっぽん……

 

「はぁ~~~~~~♥♥ 気持ちイイ~~~~~~~~♥♥」

 

「はふぅ……♥ ご主人様と一緒に、ひっろいお風呂……♥ 極楽だよォ~~……っ♥♥」

 

 そう、プルと言えばやっぱり! お風呂だよね! 一番はプルとプルツーの為ではあるが、今後増えるメス奴隷たちの福利厚生の為にもと、アルゼナルにはスパや温泉を各種増設したのである。

 今入っているのは、純日本旅館風の温泉だ。ししおどしの音が風流でございますなぁ~

 

「ううん、俺も両手にお前たちのデカパイをモミモミしながらくつろげるのは久々で…… あぁ、この感触、たまらんぞぉ~♪」

 

「ふぅうっ♥ ご主人様のもみもみっ♥ やっぱり逞しくてカッコよくてぇ、すっごく気持ちイイよぉっ♥♥」

 

「あふっ♥ ああ、こうしてもらってると、帰ってきたって感じがするよ、ご主人様♥ ふふ、それにせっかくご主人様も裸だし……私も、ご主人様を感じたいから……ちゅうっ♥」

 

「あぁん♥ じゃ、じゃあアタシも、ご主人様の乳首、ペロペロしちゃお~♥ レロォ……じゅるぅ~~~っ♥♥」

 

 おぉおお~~~~~~! こりゃたまらん♪

 正に極楽。正に甘露。これから始まる重要な作戦を前に、これ以上ない程、英気が養えちゃうなぁ~~♪

 

 

 そうしてゆるりと湯船で楽しむ事、数十分。そろそろのぼせてしまいそうだし、チンポもギンギンだから、次はどんな事をするか……となったのだが。

 

「んふふ、それならぁ……♪ あっちでご主人様にした『アレ』、こっちでもして欲しいって、前に言ってたよね♪」

 

「あ、そうだねお姉ちゃん♪ 確かに、お風呂に入って綺麗になってる今が、丁度いいのもあるし……その、あっちでいっぱい練習してきたから……♥ ど、どうかな、ご主人様♥」

 

「お、『アレ』だね! 帰ってきていきなりはビックリだけど、当然OKだよ! ふふ、俺も楽しみだ!

 んじゃ、マット敷いて……俺はここに横になってればいいかな?」

 

 そそり立つチンポを見せつけるように、プル達の前で大の字になって横になる。その広げた足の間にプル達は椅子を置き、そこに座って……!

 

「よし、じゃあ、これでぇ……♥」

「いっくぞぉ、ご主人様ぁ♥♥」

 

ぐにっ♥ ぐにぐにぃっ♥♥

 

「こうっ♥ こうして、こぉ……でぇっ♥」

「コレが、イイのかぁっ♥ ご主人様ぁっ♥」

 

ぐにぐにぐにぐにぃ~~~~♥♥

 

「おっほぉ~ッ! これはこれは! これまでにないこの感触はぁ……うぅっ! 時に力強く、時にもどかしくチンポがコネコネされて……くぅうう~~~っ! こりゃぁたまらん! やはり初めてをしっかり楽しむため、あっちの俺と感触は切っておいて正解だったなぁ~!

 プル達の『足コキ』、実にマーヴェラスだ!! 最高に素晴らしく、気持ちイイぞぉ~~!!」

 

 二対四本の細く美しい褐色の足が足裏で器用に俺のチンポを挟み込み、グニグニと絶妙な力加減でしごいてくれている!

 早くも溢れ出てきた先走りで濡れ、テカテカと光る小さくて可愛い足で、プル姉妹が懸命に足コキをしてくれているのだ。こんなに素晴らしい事が、この世にあるだろうか?

 

 何よりこの最高のロリ爆乳褐色エロメスは、俺を楽しませるために常に進化を続けている! それはズバリ!!

 

「あはっ♥ おチンポ様、びくびく言ってるぅっ♥ こぉんなちっちゃい子の足で踏まれて喜ぶなんてぇ……ご主人様って、ホントにヘンタイさんだよねぇ♥ えいっ♥ えいえいっ♥ あ、またビクってぇ……♥ クスッ♥ もう先走りでぐちょぐちょだよぉ♥」

 

「ふふ、仕方ないなぁ、ご主人様は♥ でも私たちは、そんなヘンタイさんなご主人様が大好きだからぁ……んふぅううっ♥ ほらほら、こういうのが良いんだろぉっ♥♥ いくらでも足でおチンポ様虐めてあげるからぁ、存分に楽しんでくれ、ご主人様ぁ♥」

 

くにゅくにゅくにゅくにゅっ♥♥♥

 

 巧みな足コキのテクニックだけではなく! 絶妙なメスガキ煽りまで、習得しているのだ!

 それでいて、エロメス奴隷としての可愛い媚びっぷりも欠かさない……はぁ、プル姉妹は、やっぱ最高ですわぁ……ッ

 

「おぉ……おぉおっ! そう、そこだ……ッ 凄いよプル、プルツー……くぅっ!」

 

 足の指で亀頭を、かり首、裏筋から鈴口まで、手コキのような繊細さがない代わりにダイナミックに、カリカリ、ねちょねちょ、ぐにぐにしてくれる。同時に行われる足裏での竿全体への圧迫が、程よいアクセントになって……はえぇ~~、たまらん! 一気に射精までは至らない、素晴らしい塩梅だ!

 それに足コキの良さは感触だけではない。目線を上げればそこには、股を開いたプル達が俺のイチモツを見ながら少しサド気味な笑みで、興奮で頬を朱に染め汗ばんでいる姿が!

 

「はぁ……ご主人様のオスの滾り、足裏からでもすっごく感じられて……ニオイもぉっ♥ スンスンっ♥ すぅ~~っ♥♥ はぁんっ♥ あ、アタシも、興奮してきちゃってぇ……♥ だからぁ、オナニーしながら、させてもらっちゃうね♥」

 

「う、うん、私もぉ……んんぅっ♥♥ おチンポ様の熱さが伝わって、ドキドキするからぁっ♥♥ あぁんっ♥ 乳首、こんなに勃っちゃってるしぃっ♥ おマンコも……んひぃっ♥ ぐちゅぐちゅになっちゃってるぅ~っ♥」

 

くちゅくちゅっ♥ もみもみぃっ♥

 グニグニ、カリカリ、しゅこしゅこしゅこしゅこぉっ♥♥

 

 懸命に足コキを続けながらも、オナニーで感じまくる姿まで見せつけてくる二人。メスガキエロボイスに、甘い吐息。そして漂う、たまらなくオスが奮い立つメスフェロモン臭。プル達のもたらすドスケベ快楽に、五感全てが満たされて行く。

 そんな最強メスガキツインズのエロ奉仕により、湯船につかっていた間に程よく高まった性感が、今ここで最高潮に達しようとしている!

 

「くぅうう、二人の奉仕が最高すぎて、もう出てしまいそうだ、プル! プルツー! だから……ッ」

 

「うん、ご主人様♥ アタシたちも……んひひっ♥ 一緒にイキたい、からぁ……んんんっ♥♥」

 

「えへへ、だからお姉ちゃん、最後は一気にぃっ♥ それそれそれそれぇっ♥♥」

 

「おっけ~、プルツー♥ それそれそれそれっ♥♥」

 

「「プルプルプルプルぅ~~~っ♥♥」」

 

しゅこしゅこしゅこしゅこしゅこぉっ♥♥♥

 

 四つの足による巧みすぎる高速連携足コキしごき! 何たる刺激か! あぁ、マジでサイコーだぁ!

 

「「ほら、イっちゃえご主人様ぁ~っ♥♥」」

 

ずるんっ!

 

 最後に足指でのカリ首への強いしごきに、強烈な快感かチンポに走って……っ!!

 

「うぉおおおおおおぉっ!!」

 

びゅくびゅくびゅくぅ~~~っ!!

 

「あはぁああんっ♥ あっついザーメンきたぁっ♥♥ すごっ♥ こ、これで、アタシもぉっ♥♥」

 

「熱いの、足にイッパイでぇっ♥ ニオイもぉっ♥ んすぅう~っ♥♥ イ、イクっ♥ イっちゃうぅ♥♥」

 

「「あひぃいい~~~~~~~~~~っ♥♥♥」」

 

ぷっしゅぅううう~~~っ♥♥♥

 ぶびゅぅ~~~~~~~~っ♥♥♥

 

 俺のタップリ射精の直後に、プル達もミルク&潮噴きアクメに達し、温かい彼女の体液が俺に降りかかる。

 ふぅう、射精の余韻に、素晴らしいフレグランス! 脳にビリビリと快感が迸り、ホント極楽っすわぁ~!

 

「はぁ、良かったぁ~っ♥ んふぅっ♥♥ 足コキでちゃんとザーメンびゅっびゅして貰えてぇ、プル達、すっごく嬉しいよぉ、ご主人様ぁっ♥♥」

 

「うん、特訓の成果だね、お姉ちゃん♥ あっちのご主人様にも感謝しないと♥」

 

「あぁ、最高の足コキだったよ、二人とも♪ それじゃもうちょっとだけ時間あるし、このままミルクを飲ませてもらいつつ、二人のおマンコも堪能させてもらおうかな!」

 

「えへ、やったぁっ♥」

「私たち、準備万端だもん♥ だからぁ♥」

 

くぱぁっ♥♥

 

「「どうぞご堪能下さい、ご主人様ぁっ♥♥♥」」

 

 

 こうして出撃前に俺達は、久々の再開を祝しタップリと英気を養う事が出来た。裏方に回ってくれたハマーンにも感謝だな。

 あ、『あっち』とかプル達の任務に関しては、追い追い話していく事になると思うんで、その時までお楽しみに、だ。

 

 

 

 そしてついに、作戦開始の時が来た。格納庫ハッチが開かれ、俺のヒステリカと一緒に3機のラグナメイルも出撃体勢に入っていく。

 彼女らの機体、その名もラグナメイル『イシュタル』。『キュベレイ』と同じく大地母神であり、その中でも最も美しく、かつ、最も残酷な戦女神……我がメス奴隷騎士たちの機体に、最も相応しい名前だろう。

 最初はプルの機体に『イシュタル』と名付け、他にも色んな女神の名前を持ってこようかと思ったのだが、今後増えるメス奴隷たちの数を考えると把握できなくなりそうなので、やめる事にした。なので彼女らの機体の名は全て『イシュタル』統一で、『プルカスタム』『プルツーカスタム』など、クロスアンジュのパラメイルと同様の呼称になっている。

 

「ヴァイオレットローズ牝奴隷騎士団、騎士団長、プル! イシュタル・プルカスタム! 発進します!」

「副団長、プルツー! イシュタル・プルツーカスタム、出るぞ!!」

 

 全く同型、同装備で、機体マーキングエンブレムも同じ。ただマーキングと差し色がヴァイオレットとオレンジで違う、文字通りの姉妹機が、同時に飛び立つ。

 彼女らの機体マーキングは全て直線形。カッコいいぜ! デフォルトのラグナメイルと違い、背部に追加の武装が積まれているのが特徴だ。

 

「団長補佐、ハマーン。イシュタル・ハマーンカスタム、発進する!」

 

 続けて出撃するハマーン・カスタム。マーキング形状はプル達と同系統の直線系だが、細部に曲線の入るちょっと違うモノになっている。そしてそのカラーは当然、鮮烈なピンクだ! ハマーン様だもん、やっぱこの色じゃないと! 武装はラグナメイル基本のビームライフルと剣のみで、バランス重視の機体となっている。

 3機で編隊を組む、ラグナメイルの美しさよ……! ついでにコックピットカメラから見える、プリンプリンの褐色桃尻の並ぶ様よ……! スレイブ隊服のハイレグっぷりが、実にいい塩梅だ! これは……滾って来るね!

 

「では……行こうか、ヒステリカ。『支配者』となったこのエンブリヲの、初陣である! 『支配者』エンブリヲ、ラグナメイル・ヒステリカ! 出る!!」

 

 『調律者』ではなく、『支配者』。

 この『俺』の戦闘を目的とした出撃は、これが初めてだ。記憶はないが前世的なモノで実戦を経験しているはずもないし、正直、緊張しているが……

 

「行こう、ご主人様♥」

「新たな仲間を迎えに、だよね♥」

「私がお守りするから、安心してくれ、ご主人様♥」

 

 この頼もしい配下たちが居るし、何より俺が乗っているのは一作品のラスボスチート機体、ヒステリカなのだ。心配する必要など、有るだろうか?

 

「ああ、いざ……俺達のファーストミッションだ! 目標はこちらに奇襲を予定している、リベルタス勢力の要! ヴィルキスを駆る元皇女、アレクトラの捕獲である! 行くぞ、我が精鋭『ヴァイオレットローズ牝奴隷騎士団』よ!」

 

「「「ハッ! ご主人様っ!!」」」

 

 ……そう、思っていた。実際に戦闘が始まる、その直前までは……

 

 

 

 

<アレクトラ視点>

 

「はぁ、はぁ、はぁ…………ッ は、始まる……始まるん、だな……」

 

 純白のラグナメイル、ヴィルキスのコクピット内で、私、アレクトラ・マリア・フォン・レーヴェンヘルツは……いや、違う。今はもう、ただのアレクトラだ。その私『アレクトラ』は、迫りくる緊張感で何度も吐きそうになりながら、出撃する時間を、刻一刻と待ち続けていた。

 

 ここは始祖連合国の一角、ガリア帝国首都に最も近い山岳部。そこへ秘密裏に建設した仮設の隠れ家にて、私とヴィルキス一機のみが、奇襲作戦の為待機しているのだ。

 ラグナメイルであるヴィルキスのみが私の血と指輪で最大限の力を発揮出来て始めて、不死の存在である標的、エンブリヲを殺す事が出来る。

 

 そう、私が、私たちが行うこの作戦は、リベルタス。創造者、調律者を気取る闇の支配者から、世界を解放するための戦いだ。

 今はもう、他のリベルタス部隊が陽動で帝国への攻撃を開始している頃だろう。

 ここ数年、何の理由かはわからないが、エンブリヲが……我らノーマと古の民を虐げる、諸悪の根源が、ずっとガリア帝国に駐留しているという情報は掴んている。そして、強いドラグニウム反応も出続けている、とも。実際、アルゼナルで倒したドラゴン共の死体も全て、今はそちらに送られている……ならば、そのエンブリヲとやらがそこで何かをしているのは、間違いない。

 

(だがよりによって、その場所がガリアとはな……私は……私はもう、皇女じゃない。ノーマとなった、ただのアレクトラだ……! でも、あの場所には今も母上が、父上が居て、かつての友も、思い出も、全部……っ!!)

 

 でも、その全てはもう、私とは隔絶してしまった。私が、ノーマだったから。マナの光が、使えなかったから。ノーマだから私は皇女ではなくなり、母上の娘ですらなくなってしまった。

 そしてその母が残してくれた最後の絆……この指輪が、私をこのヴィルキスに乗る資格を与えてくれた。

 皮肉か、運命か、今の私にはわからない。ノーマの仲間たちの想いを全部背負って戦わないといけないのも、正直、重すぎるとも思っている。だから。

 

(イシュトバーン……私は……ッ)

 

 心の中で、想ってはならない人を、どうしても想ってしまう。

 イシュトバーン……ヴィルキスの騎士。私を守ってくれると言ってくれた、初めての男性。

 でも彼は古の民で、バネッサと言う妻もいる人だ。彼が本当に守りたいのは、私ではなくヴィルキス……そして息子であるタスクの未来なのだと、わかっている。結局ノーマである私には、本当の拠り所などないのだとも……

 そんな寂しさが、弱気な心を蝕んでいく。だけど……いや、だからこそ! 私は!

 

「このクソッたれな世界を作った奴を……許せない! 私がエンブリヲって奴を殺せば、ノーマは解放される! もう母上の元には帰れない、けど……やるんだ! だから行くよ、ヴィルキスッ!!」

 

 スロットル全開で、ヴィルキスを飛び立たせる。フライトモードで直接受ける風は、初めての時は怖かったが、今はこの風を受けている時が一番生を実感出来て、唯一心が満たされる時間な気がする。

 ここから一直線に、首都に向かうんだ。ヴィルキスのスピードなら、あっという間……

 

 だが、そんな私のヴィルキスに、接近する機体の反応が!?

 

「なっ!? 待ち伏せ!? そ、それに、この機体は……ヴィルキスと、同じ! ラグナメイルが……4機も……ッ!!」

 

『ふふふ、初めまして、可憐なる元皇女・アレクトラよ。ああ、情報通りに高貴な佇まい……実に素敵だ。俺にとっては、お前は今も皇女に違いない。

 さ、歓迎しよう、アレクトラ。我が配下と共に、着いて来てもらえるかな?』

 

 通信と共にホログラムか何かで、目の前に金髪のニヤケ面が映し出される。

 コイツが、エンブリヲ……顔立ちは整っているしが、しかし、品のない笑みから邪悪なプレッシャーを感じる。褐色の肌にどこか妖しい魅力を感じなくもないのには驚いたが、それ以上にハッキリとした嫌悪が、私の中から溢れたしてきた!

 

「ふざけた事を! 私はもう、ガリア帝国の第一皇女なんかじゃない! ノーマであり、アルゼナルパラメイル部隊の隊長であり! そして! お前を、殺す女だぁああーーーーーーっ!!」

 

 コイツを許してはいけない! そう本能が、私の根源たる何かが告げている!

 確かに相手は同等以上の性能であろうラグナメイルが4機、私では敵わないかもしれない。そもそもこの奇襲がバレているなら、リベルタスは失敗に終わる可能性が高いだろう。

 だが、それでも! 絶対に、ここでこのニヤケ面に、一矢報いてやる! それがノーマとなった私の、ヴィルキスを駆る私の、唯一にして最大の、意地なのだから!!

 

「させないよ!」

「大人しくしな、アレクトラ!」

 

 前衛を張る、2機の敵ラグナメイル……そのパイロットは、声音から私よりも年下なのがわかる。いや、同じラグナメイルだからか彼女らの顔もこちらのディスプレイに表示され、そこに映し出されたのは美しくも妖艶な瓜二つの姿をした、銀髪の少女たちだった。

 

(この子たちからも、不気味なプレッシャーを感じる! 一体、何者なのか……人間離れした美しさだが……しかし、彼女らも私の敵だ! 手加減など……してはいられない! やるぞ!)

 

 彼女らからの銃撃を回避しつつ、私もヴィルキスをアサルトモード(ロボ形態)に変形させ、反撃で対ドラゴンアサルトライフルをぶち込んでいく。

 よし、スピードはこっちが上だ! 流石ヴィルキス、じゃじゃ馬だが性能は折り紙付き! これならば!!

 前衛2機を躱して、そのままエンブリヲの紫の機体を攻撃……の前に、先に護衛を潰した方が良いと判断。もう1機の黒い機体へと、ライフルの集中砲火を浴びせる!!

 

「く、まさか、これほど性能差がッ!?」

「危ない、ハマーン!」

 

ドゴォーーーーンッ!!

 

「くぅ、何とかシールドで防げたが……っ!」

「そんな、ご主人様! お守りするのは、私の役目だろう!」

 

 まさか、大将である奴自身が、護衛であろう女の機体を守った、だと!?

 古の民の情報では、エンブリヲと言う男はとにかく性根の腐ったクソ野郎だという話だった。なんだか混乱してきたが、しかし……! この場を切り抜けなくては、どうしようもない!

 どうやら相手は、ヴィルキスの性能についてこられない様子だからな……勝機はある! 勝って、私はリベルタスを成し遂げるんだ!!

 

<アレクトラ視点、終了>

 

 

 

 改めて、今回のターゲット『アレクトラ』を紹介しよう。

 原作『クロスアンジュ』の重要キャラクターであり、スパロボVでは条件を満たすと仲間になる、隠し要素ヒロインでもあるお姉さんパイロットだ。

 武士ポニテのパッツン黒髪ロングで、切れ目で気の強い、長身ですらっとしつつグラマラスなプロポーションの、正にくっころの魅力がつまったヒロイン、だな。

 オッパイもケツもバインバインで大いに好み! この時点でもう十分に、大人の色香が漂っている。スパロボでもカットインの凛々しくエロい彼女は、本当に素晴らしいと思う。パープルのパイスーもね! 元皇女様と言う高貴な経歴もあり、そんな娘を原作でも『私』(エンブリヲ)はコマしていた……やっぱクロスアンジュは、素晴らしすぎるアニメやでぇ!

 

 ま、結局その後色々あって彼女はエンブリヲ絶対殺すウーマンになり、『ジル』という偽名を名乗る事になるんだけど……その運命を今回は、捻じ曲げてやろうって訳だ!

 あぁ……ようやくクロスアンジュのヒロインを手に出来る! アレクトラもヴィルキスも弱くはないだろうけど、この戦力差なら楽勝だろ、ガハハ!

 なんて思いながら、優雅に降伏勧告をした直後だった。

 

 不思議な力がヒステリカから周囲に広がって行き、俺達のラグナメイル4機に異変が発生したのだ。

 

「えっ!? これ、アタシの機体、急に動きが……!」

「私もだ! く、出力と、運動性が……」

 

 加えて俺には更に、大きな変化が起きていて……

 

(なんだ……意識が、身体から離れて……! これは、この戦場を俯瞰するような視点は!?)

 

 ヒステリカの力が元々想定していた戦場いっぱいに広がり、一種の異空間となっているのが、肉体から離れ上空にて俯瞰して見ている意識だけの『俺』にはわかった。同時に、時の流れがゆっくりになり……ほぼ止まっている感じになった。

 直後、脳裏に流れ込んでくる膨大な情報が、ある種のシステム(多分ヒステリカ)に処理されて、ゲームの情報画面の様に目の前に表示されて行く。

 

 その中で、最も大きく表示されたメッセージが一つ。

 

『運命改変マップの攻略を開始しますか? Y/N』

 

 このメッセージで、俺は直感的にすべてを理解した。

 俺が野望の為に新たな力『存在侵食』を手にしたと同様に、『俺』のヒステリカもその為の新たな力、『運命に干渉する』力を手に入れていた、と。俺にとっての『スパロボ』が、今ここで始まったのだと。

 

「当然、イエスだ!」

 

『了解しました。

 運命改変マップ『アレクトラ』の攻略を開始します』

 

 『運命改変』

 それは定めと戦い『原作』の流れを変えると言う事。今回の作戦で俺は『アレクトラ』を、スパロボV本編でも重要な役割のあるキャラクターの運命を、決定的に、俺に都合の良いモノに変えるつもりだった。

 しかしその為には、定められた流れに抗うという、『運命力』と言えるものとの対決が必要となるのだろう。そしてそれを実現するためにヒステリカの得た新たな力が、『運命改変』の為のスパロボ攻略マップという訳だ。

 

 プルとプルツー、そしてハマーンは、原作ではそのまま死亡する予定の『存在力』の低いキャラだった。故に、俺が愛でる為に手に入れるだけならば『運命力』的な干渉は少ないため、攻略マップまでは必要なかったと推測出来る。

 だが反面、彼女らを攻略マップの手駒として使う場合、大きなペナルティが発生するのが、ヒステリカから提示される情報の中で確認された。

 

「ラグナメイル適性、存在力不足により『C』に低下、か。それにより、機体性能が大幅に減少…… 他にも『USMS適性:B+』『アナザーMS適性:B-』って感じで……存在力不足の解決にはDBP(ドスケベボーナスポイント)の使用と、攻略進行による存在力の回収が必要、と」

 

 DBPはTacポイントみたいな感じだが、旧スパロボの個別ポイントと、全体で管理するポイント、その両方が存在しているようだ。まぁ要するに、俺とメス奴隷たちとの絆ポイントだな!

 一応3人には纏まった個別ポイントが溜まっていたので、まずは躊躇なく『存在力強化』に使う!これで3人とも、ラグナメイル適性が『C+』になった。

 

 お? ヒントメッセージが出てきたぞ。どうやらパイロットスーツを変えるだけでも、適性にボーナスが入るっぽい? なら、パイロットスーツもクロスアンジュのメイルライダースーツに変えてやれば……

 

「わっ! スーツが変わった? これ、ご主人様が?」

 

「ああ、これだけでも動きがマシになるはずだが……」

 

「ん、確かに。ちょっとだが、出力も上がったぞ! ふふ、さすがご主人様だ!」

 

 よし! 適性がちゃんと『B-』まで上がったな! そして意識を向ければ、パイロットの俺としても対応出来るようだ。時間が進んじゃうから、すぐに攻略プレイヤー状態の俺に戻ったけど。

 

 彼女らにはそれぞれ紫、オレンジ、ピンクと、機体の差し色と同じイメージカラーのスーツを着てもらった。言うてこの衣装もけっこうエロいから、悪くないな!

 そして『適性:B-』のペナルティは……と。うーん、彼女らの機体は標準的なラグナメイル、レイジアやテオドーラとほぼ差異が無かったのだが、軒並み弱体化してしまっている。だが『適性C』の時程、絶望的な数字じゃない。ビームライフルとか剣の攻撃力が3000切ってるけど、普通のMSの武装は元々そのぐらいだ。

 

 さて、肝心の『俺』の方はどうなってるかと言うと……元々持っていたはずのスキル、『2回行動』や『天才』がきれいさっぱり無くなっていた! まぁこれに関しては『俺』ではなく『私』のスキルだったので、仕方ない事ではある、か。

 気になっていたラグナメイル適性は、無事『A』だった。これなら機体のパフォーマンスは十全に発揮出来る。すると今回は、俺が中心になって戦う事になるか……と思った矢先。俺の乗機のステータスに、不安な文字列が浮かんでるのを見つけてしまう。

 

ヒステリカ≪運命改変攻略マップ中につき性能封印状態≫

 うん、わかる……ヒステリカ、そのままだと無双確定のチートだもんね。厳密にはほぼ全性能を運命改変の為に使っているため、能力が大幅に低下してしまってる、という事らしい。どうなってるか怖いが、意を決して性能を見てみよう。

 

 ……ふむ、ふむふむ……

 

 移動力まぁまぁ。運動性、命中値は微妙。装甲はちょっと高いが、HPは普通のパラメイルって感じ。そして武装が……

 

・腕部ビームサーベル  攻撃力2500 射程1~2 PB

・ビームライフル    攻撃力2500 射程1~6 B

 

 ……な~んか、見た事ある構成だよな。貧弱さ含めて。で、極めつけがコレだ。

 ……『修理装置』を装備。つまり、この機体は……

 

「メタスじゃねぇかッ!!」

 

 こうして俺のスパロボV世界改変攻略の戦いは、ヒステリカの皮を被ったメタスと共に始まったのだった。

 

 

次回!『ヒロインを堕とすなら徹底的に、だよな!』




前話のアンケートご協力ありがとうございます。
一杯読んで貰えてる……嬉しい……!
何やでこのエンブリヲ君、
今は8話を書いていた時以上に愛着持てて来たので、
何とか出来そうな気もしつつ。
言うてベラとベルナデットが出るの、
最終盤ですしね……それまでにいい案が浮かぶかも!
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