今度の舞台は異世界。
そこで行われるゲームに関しての募集をこちらから行っていきます。
興味がある方は、ぜひ。
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「また、参加してしまったのか」
そう、俺は呟く。
あの、ゲームマスターの言葉に、俺は否定する事は出来なかった。
自分のエゴの為に、本当だったら、命懸けのゲームから降りる事が出来たはずだった。
けど、俺は、彼女達に忘れられたくなかった。
その思いで、俺は再びゲームに参加した。
そこまでは理解出来た。
「だけど、ここは」
そうしながら、周囲を見渡す。
俺が居るのは、さっきまで居た場所とはまったく違う部屋だ。
窓はなく、ドアも一つだけ。
部屋の様子は見る限り、木製で出来ており、どこかログハウスを思わせる作りになっていた。
そして何より、俺が着ていた服はいつの間にか着替えさせられていて、まるで中世ファンタジーに出てくるような格好になっている。
これじゃあまるで、本当にゲームの世界にでも来たみたいじゃないか。
そんな事を思いながら、改めて部屋を観察する。
部屋の中に置かれている物はベッドとクローゼットだけで、他には何もない。
壁にはランプのような物があり、それがこの部屋を照らしているようだ。
とりあえず、ここから出る方法を探さないとな。
「一体、ここで何が起きたんだ?」
疑問に思いながら、俺は、今の手持ちに何かあるのか、確認するように見る。
「あるのは、スマホぐらいしかないか」
俺の手元に残されているのは、ポケットに入れていたスマホだけだ。
それ以外は、スマホを充電する為の物。
他には、何も残っていない。
こんな状況なのに、スマホがあるというのは、少しおかしい気がする。
それにしても、どうすればいい? この部屋に出入り口らしいものは見当たらないし、どうやって外に出ればいいんだろうか。
そもそも、ここが何処なのか分からない。
「何か、情報があるのか」
とりあえず、何かないかと思い、スマホを操作する。
すると、いきなり画面が表示されて驚いた。
スマホを操作した覚えはないのだが……。
しかし、画面に表示された文字を見て納得した。
「俺の能力は、以前と同じNTR。そして、ここは別の世界、異世界!?」
その内容は、あまりにも驚きを隠せなかった。
だけど、同時にあり得ないとは言えなかった。
その能力を得て、まるで怪物のような姿になった。
「……だとすれば、どうすれば」
「どうすればと言うと、私の言う事を聞いて貰うしかないな」
「えっ?」
その言葉と共に、部屋のドアが開いた。
そこにいたのは、赤い頭巾を被った少女。
頭巾からはみ出ているのは金髪である事から、海外の子供であるのは一目で分かる。
「えっと、協力って」
「お前が、あの狂った遊戯の参加者だというのは、知っている」
「遊戯って、もしかして」
「そういう事だ」
子供は、そのまま頷く。
「だからこそ聞く。お前は、その遊戯で何をするつもりだ?」
「……とにかく、生き残る事重視に行動したいです」
それだけは変わりない。
「……ならば、取引だ。お前は、私と協力して、この遊戯を勝ち残れ」
「勝ち残るって」
その言葉に、俺は首を傾げる。
「この世界では、人間以外の存在があまりにも多い。その存在は女性が多く、普通ならば味方にする事は出来ない」
「それで、その」
「そういう奴の元に遊戯の参加者も集まる」
「それって、つまり」
「お前には、私に協力して、他の支配者を寝取って貰う」
「……」
前回のゲームでは、そういう事はなかったけど、まさかそんな事を言われるとは。
「では、まずはお前の能力を聞かせて貰おうか」
「えっと、まぁ、俺の能力か」
それと共に、俺は自分の能力を説明した。
すると。
「なるほど、それはある意味、私にも有効だな」
少女は、そのまま俺に寄り添う。
「えっと」
「お前の能力は、私も相手に捕まる可能性は無くなる訳だ。だからこそ、お前の支配下に自ら入ろう」
「その、聞きたい事があるんだけど」
「なんだ?」
ここまで来て、俺は気になる事を、少女に確認するように見つめる。
「君の名前は一体」
「そう言えば、言っていなかったな、私の名は、グリムだ」
そう、グリムは、俺の方を見つめる。
次回、更新予定は5月7日。
更新が出来れば、また次回!