※この作品はR-18です。

背徳デスゲーム   作:ボルメテウスさん

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不定期ですが、再度、連載再開させて貰います。
今度の舞台は異世界。
そこで行われるゲームに関しての募集をこちらから行っていきます。
興味がある方は、ぜひ。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=312226&uid=45956


異世界の始まりは閉じ込められて

「また、参加してしまったのか」

 

 そう、俺は呟く。

 

 あの、ゲームマスターの言葉に、俺は否定する事は出来なかった。

 

 自分のエゴの為に、本当だったら、命懸けのゲームから降りる事が出来たはずだった。

 

 けど、俺は、彼女達に忘れられたくなかった。

 

 その思いで、俺は再びゲームに参加した。

 

 そこまでは理解出来た。

 

「だけど、ここは」

 

 そうしながら、周囲を見渡す。

 

 俺が居るのは、さっきまで居た場所とはまったく違う部屋だ。

 

 窓はなく、ドアも一つだけ。

 

 部屋の様子は見る限り、木製で出来ており、どこかログハウスを思わせる作りになっていた。

 

 そして何より、俺が着ていた服はいつの間にか着替えさせられていて、まるで中世ファンタジーに出てくるような格好になっている。

 

 これじゃあまるで、本当にゲームの世界にでも来たみたいじゃないか。

 

 そんな事を思いながら、改めて部屋を観察する。

 

 部屋の中に置かれている物はベッドとクローゼットだけで、他には何もない。

 

 壁にはランプのような物があり、それがこの部屋を照らしているようだ。

 

 とりあえず、ここから出る方法を探さないとな。

 

「一体、ここで何が起きたんだ?」

 

 疑問に思いながら、俺は、今の手持ちに何かあるのか、確認するように見る。

 

「あるのは、スマホぐらいしかないか」

 

 俺の手元に残されているのは、ポケットに入れていたスマホだけだ。

 

 それ以外は、スマホを充電する為の物。

 

 他には、何も残っていない。

 

 こんな状況なのに、スマホがあるというのは、少しおかしい気がする。

 

 それにしても、どうすればいい? この部屋に出入り口らしいものは見当たらないし、どうやって外に出ればいいんだろうか。

 

 そもそも、ここが何処なのか分からない。

 

「何か、情報があるのか」

 

 とりあえず、何かないかと思い、スマホを操作する。

 

 すると、いきなり画面が表示されて驚いた。

 

 スマホを操作した覚えはないのだが……。

 

 しかし、画面に表示された文字を見て納得した。

 

「俺の能力は、以前と同じNTR。そして、ここは別の世界、異世界!?」

 

 その内容は、あまりにも驚きを隠せなかった。

 

 だけど、同時にあり得ないとは言えなかった。

 

 その能力を得て、まるで怪物のような姿になった。

 

「……だとすれば、どうすれば」

 

「どうすればと言うと、私の言う事を聞いて貰うしかないな」

 

「えっ?」

 

 その言葉と共に、部屋のドアが開いた。

 

 そこにいたのは、赤い頭巾を被った少女。

 

 頭巾からはみ出ているのは金髪である事から、海外の子供であるのは一目で分かる。

 

「えっと、協力って」

 

「お前が、あの狂った遊戯の参加者だというのは、知っている」

 

「遊戯って、もしかして」

 

「そういう事だ」

 

 子供は、そのまま頷く。

 

「だからこそ聞く。お前は、その遊戯で何をするつもりだ?」

 

「……とにかく、生き残る事重視に行動したいです」

 

 それだけは変わりない。

 

「……ならば、取引だ。お前は、私と協力して、この遊戯を勝ち残れ」

 

「勝ち残るって」

 

 その言葉に、俺は首を傾げる。

 

「この世界では、人間以外の存在があまりにも多い。その存在は女性が多く、普通ならば味方にする事は出来ない」

 

「それで、その」

 

「そういう奴の元に遊戯の参加者も集まる」

 

「それって、つまり」

 

「お前には、私に協力して、他の支配者を寝取って貰う」

 

「……」

 

 前回のゲームでは、そういう事はなかったけど、まさかそんな事を言われるとは。

 

「では、まずはお前の能力を聞かせて貰おうか」

 

「えっと、まぁ、俺の能力か」

 

 それと共に、俺は自分の能力を説明した。

 

 すると。

 

「なるほど、それはある意味、私にも有効だな」

 

 少女は、そのまま俺に寄り添う。

 

「えっと」

 

「お前の能力は、私も相手に捕まる可能性は無くなる訳だ。だからこそ、お前の支配下に自ら入ろう」

 

「その、聞きたい事があるんだけど」

 

「なんだ?」

 

 ここまで来て、俺は気になる事を、少女に確認するように見つめる。

 

「君の名前は一体」

 

「そう言えば、言っていなかったな、私の名は、グリムだ」

 

 そう、グリムは、俺の方を見つめる。




次回、更新予定は5月7日。
更新が出来れば、また次回!
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