俺は強姦されていた少女を連れて、その場から離れた。
本当だったら、すぐにでも警察に行くべきだったのだろうが。
「お願いです、警察にはっ」
涙目になりながら、俺に目を向けずに言う。
彼女自身一体、何が起きたのか分からない。
それでも、彼女を放っておく訳にはいかない。
「だったら、あぁ、どうしよう」
周囲を見ても、休憩出来る場所はない。
あの時、強姦していた奴に見つかれば危険だ。
「……仕方ない、少しの間、俺の家で隠れるか?」
その言葉に対して、少女は頷く。
周囲の目を気にしながら、俺は少女を連れて、自宅に向かう。
幸いにも帰宅途中で、誰にも見つからなかった。
部屋の中に入ると、少女は何も言わず、何もできずにいた。
「とりあえず、シャワーを浴びたらどうだ?」
「はい、その、お借りします」
それだけ言って、浴室に向かっていった。シャワーの音が聞こえてくる。
俺は、台所に向かい、簡単な調理を行う。
そうしていると、少女が浴室から出て来た。
制服は俺のシャツを着ている。
髪も濡れており、頬が赤くなっていた。
少女は視線を逸らしながら、俺を見ないで言った。
俺は、そんな少女の様子に、何も言えない。
どうすれば良いか、分からなかったのだ。
どう声を掛ければ良いか。
何を言えば良いか。
何とも言えない、不思議な感覚に陥る。
だが、黙っている訳にもいかなかった。
俺は、少女に声をかける。
すると少女は俺の方を見る。
目が合う。
そこで俺は少女に声をかけた。
「その、大丈夫かい?」
「はい、その、助けてくれて、ありがとうございます」
そこで少女は、何かに気付いたように言った。
それは、どこか恥ずかしそうに見えた。
彼女自身、自分が襲われていたとはいえ、犯されていた所を見られたんだ。羞恥心があるんだろう。
そこで俺は少女に声をかける。
「あの時、襲われたのは知り合いなのか?」
俺は
そう聞くと、少女は首を縦に振った。
「私のクラスメイトです」
「そうか、そのクラスメイトとはどういう関係なんだ? もしかして恋人とか?」
それを聞くと、少女は顔を赤らめる。
そして、否定するように手を振りながら、少女は言った。
「違います。そういうのじゃありません」
「そうか、ならどうして、あいつに襲われていたんだ?」
「私は、その、突然に」
そう言って、彼女は俺の方に事情を話し始める。
彼女、東郷美森が事情を話し始める。
習い事の帰り道、夜道の公園を歩いていた時。
いきなり、襲われたという事だった。
クラスメイト力が強かったのだろう。抵抗しても、抜け出せなかったという。
東郷美森は思い出すように震えている。
襲われて怖かったんだろう。
「だけどっ、その時、自分が、その気持ち良くなっていたのに、気づいたんです」
その言葉に対して、俺は何も言わない。
「犯されていて、嫌な気持ちだったのに、身体が勝手に」
つまり、東郷美森は犯されている時に快楽を感じてしまったのだ。
自分自身の罪悪感に耐えきれず、絶望している。
そんな彼女に対して、俺は言った。
「俺は君の味方だから」
確かに東郷美森は被害者かもしれない。だけど、世の中にはああいう人間もいる。
もしも、同じような状況に陥ったらどうする?
「自分で判断して良いから、君が嫌なら、警察に通報する」
そんな俺の言葉に、東郷美森は何かに気付いたように、目を見開く。
そして、その目から涙が零れる。
その涙を見て、俺は何も言えないでいた。
すると、東郷美森は立ち上がる。
そして、俺に向かって言うのだ。
「ごめんなさい。私、帰ります」
「え?」
「だって、これ以上迷惑を」
「別に迷惑じゃないよ」
「いえ、でも」
「女の子が泣いているんた」
俺がそう言うと、東郷美森はまた泣きそうになる。
「あの」
「んっ」
涙目になっている彼女は、未だに涙を流している。
どうすれば良いか分からず、ただ黙ってしまう。
すると、東郷美森は俺の方に身体を近づけてくる。
俺の耳元で、囁く。
「今、貴方がいてくれて、本当に良かったと思います」
それは、どういう意図なのか。
俺には分からない。
ただ、俺は何も言えずにいるだけだった。
「あの」と東郷美森が俺に向かって言う。
「その、私は、あの男に襲われて、快楽を」
そこで、俺は東郷美森の言葉を遮るように言う。
「もう良いよ」
「でも」
「もう、良いから」
俺はそう言って、東郷美森を抱きしめる。
「君は被害者なんだ、だから」
そんな事を言わせない。
すると。
「お願いがあります。会ったばかりの男の人にこんな事を言うのは、間違っているかもしれませんが」
「ん?」
「今、私に、温もりをください」
そう言われたら。
同性
ターゲットを選択時、相手の性別に合わせた身体へと変化します。
また、行為を行う際には、既に自分の元にいる人物が条件を満たしても、解放されます。
【1段階】
相手と接近し、行為を開始した時点で、第二段階に移ります。
【2段階】
相手に対して、精液または愛液をかけた場合、第三段階に入ります。
【3段階】
数度の行為を行った後に解放されます。相手の心をある程度理解出来ます。その際、相手が今最も誰を思っているのか、理解出来ます。
【4段階】
相手にとって、最も大切な物と自分との間の天秤が理解出来ます。
【5段階】
自分の方に天秤が傾いた状態で告白した場合、解放されます。