※この作品はR-18です。

幼馴染が外国に売られたらしい   作:No_46

5 / 6
小説書いてると毎日投稿してる人すげぇってなる



オフ会しようぜ!明日な!

 ショッピングモールにあるカラオケ店、休日の土曜日は家族連れや制服を着た学生で賑わっている。

 そんな中、黒いズボンに灰色のコートを着た大男が一人、受付に向かい、

 

「すいません予約していた、

 チューリップ組の者です…」

 

 ブフッ…

 その図体から想像できない可愛らしい言葉に後ろで待っていた学生が吹き出した。

 大男はそのまま店員から予約していた場所に案内してもらい、個室の扉を開ける。

 

「お、これで5人目か

 結構来るねぇ」

 声を出したのは痩せたおっさん。

 

 そこには例のリアル男の娘と言われていたイッチ、中肉中背の女、痩せたおっさん、ピチピチのTシャツを着た恰幅の良い巨漢の4人がそれぞれ座っていた。

 コテハン持ちは自分含めて4人だけだったはずだが

 

「えっと、東北民です

 よろしく」

 

 とりあえず自己紹介をして入ると

 

「イッチです。

 東北からわざわざ東京までありがとうございます」

 

 顔写真と遜色ない美少女ぶりな少年が自己紹介をする。

 

「来るって言ってたやつも大体集まったし改めて自己紹介するか

 情報提供者1だ、まぁ呼びにくいだろうし田中とでも呼んでくれ」

 とおっさんが話し始め

 

「じゃあ私、コテハン反転信者です。

 よろしくね」

 

 女が続くように自己紹介した。

 反転信者はイッチのすぐ横に座り、腕に抱きつくような形だがイッチは気にしていないかのようにジュースを飲んでる。

 

「コテハンはついてないけど来ましたぞw

 まぁ巨デブとでも呼んでくだされwwwwブフォwwww」

 

 最後に残った巨漢はコテハンがついてないスレ民だった。

 

「自己紹介はこれぐらいにして、一応人探しについての情報を持ってるから集まったんだが」

 

 田中が巨デブに目線をやる

 

「フヒッwwww祭りになりそうな場所に駆けつけるのはネラーの宿命、当然ですぞwwww」

 

「はぁ

 良いがここでの話は他言無用だぞ

 一応話しても良いことしか話さないがな」

 

 田中は目線を戻し一息ついて話し始めた。

 

「イッチが人探ししてるって聞いたけど色々矛盾してるし、俺も色々聞きたいことがあった、すぐ会えて助かったわ」

 

 田中はイッチに向け話しかける。

 

「はい…

 調べてくださってありがとうございます。

 それで聞きたいことってなんですか?」

 

「ああ、イッチが探してるのってこの二人じゃないか?」

 

 そう言って出した2つの写真には彰と沙織の二人がそれぞれ写っていた。

 

「ッ! どうしてこれを!?」

 

 イッチは乗り出して田中に問いかける

 だが田中はすぐに写真を仕舞い

 

「やっぱりか

 この黒髪の子、白築財閥のお嬢さんだろ? 

 元々こっちの仕事で行方不明になってたことを調べてたんだよ。

 イッチも髪がボサボサになってて目の隈も酷かったからすぐわかんなかったけどよく一緒に居た子だろ?」

 

 田中の言葉にイッチが頷く。

 

「…仕事ってなんですか?」

 

「悪いがそれは言えない、まぁ見つけるって目的は一緒だ。

 安心しろ、悪いようにはしねぇよ

 で、だ

 例の半グレ集団、あいつらから情報を得たいんだがどうも警察と繋がってるみたいでな

 一応もう一度見せとくか

 っとその前に」

 

 田中はイッチ以外に鋭く視線を向ける

 

「こいつらはマジで危険だしオレのやろうとしてることも少々手荒だ。

 この件にそこまで深く関わってないだろう3人は、普通に過ごしたいならここで帰ることをおすすめする」

 

 その警告はさっきまでただのおっさんだった男の迫力ではなく、まるで喉に凶器を添えられたかの様だった。

 

 だが

 

「いえ、自分もその半グレ集団について聞きたいことがあってきたんです。

 こんなところで終われません!」

 

 東北民が啖呵を切り

 

「は? やっぱりイッチを独り占めする気!? 

 危険だが何だか知らないけど絶対私はイッチと一緒に居るわよ!」

 

 反転信者がイッチに更に抱きつき

 

「ヌホホwwwwこんな面白そうなことに参加しないなんてネラーの名折れですぞwwwww」

 

 笑いながら巨デブはその迫力を受け流した。

 

「そうかい、ならいい

 だがこの話を聞いたらこの人探しに強制的にでも協力してもらうぞ」

 

 その言葉に3人は頷いた。

 

「あと反転信者、お前のせいでイッチが苦しそうだぞ」

 

「あら?」

 

 イッチは意外とあった胸に押しつぶされて技を決められたレスラーのようにタップしていた。

 

 

 




読んでくださりありがとうございました!
緋色の鳥さま、感想ありがとうございます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。