選ばれたのは綾香でした 京風義妹のお茶目な誘惑 作:馬門戒明/輪島ライ
伊右子さんは160cm以上はありそうな高身長のグラマラスな美女だが俺は別に彼女目当てで美術部に入った訳ではなく、運動部は面倒だが先輩後輩のつながりが濃い文化部には入っておきたいと考えたのが入部のきっかけだった。
俺が初めて出会った時伊右子さんは趣味の消しゴム版画を美術部室で一心不乱に作っていて、分かりやすいセクシーな美女なのにかなりコアな芸術家であるというギャップに俺は一目で恋に落ちた。
運命の巡り合わせというのは分からないものでそれから毎週2回美術部の活動に参加しているうちに俺は伊右子さんと交際するようになり、身体の関係こそまだないが俺は頼れる先輩であり素敵な彼女である伊右子さんとはずっと一緒に過ごしていきたいと願っていた。
「へえー、それじゃりっくんは妹さんによく勉強教えてあげてるんだ。義理のきょうだいなのにすっごく仲良しじゃない」
「妹も医学部志望だからってだけだと思いますよ。まだ高2なんで今日は高校の授業中だと思います」
ある月曜日の昼、俺と伊右子さんはお互い授業が午前中で終わる珍しい日ということで下校ついでにデートをしていた。
文教地区である大学近辺にはあまりカップルで行けそうな店はないので京都にでも行きますかと聞くと伊右子さんはそれならりっくんのお家で一緒に食べましょと言ってくれて、俺はついに伊右子さんを自宅に連れ込もうとしていた。
俺は自炊をしないし伊右子さんも実家住まいで料理は苦手らしいのでウーバーイーツで何か注文することになるが、そんなことよりも俺は今日この日晴れて伊右子さんと事に及ぶことができるのではと期待に胸を躍らせていた。どうでもいいがりっくんというのは伊右子さんが知り合ったばかりの俺につけたあだ名で、今では俺は男女を問わず先輩たちからこのあだ名で呼ばれていた。
「これが噂に聞く学生寮ってやつね。美人で気立てのいい未亡人の管理人さんとかいるのかしら?」
「ははは、伊右子さんよくそんな古いネタ知ってますね。もちろんこのアパートは初老の管理人さん一人ですよ」
やや古めかしい学生向けアパートを見て伊右子さんは引くどころか興味深そうに目を輝かせていて、やはりこの子は芸術家気質なのだろうと考えつつ俺は伊右子さんを先導して自室のある3階に上がった。
しかしドアの向こうに俺は誰かがいる気配を感じ、これはまさかと思いつつ鍵を開けて中に入るとそこには私服姿の可憐な女子高生がいた。
「あらっ、先客かしら? りっくんこの子もしかして……」
「ち、違います伊右子さん! この子は決して浮気相手なんかじゃなくて……」
「それ以上の関係ですよー。なんちゃって、私はリクにいの義妹の千野綾香です。リクにいの彼女さんですか?」
「やっぱりそうよね! わあーかわいいー、りっくんこれまで私たちが何回頼んでも妹さんの写真見せてくれなかったのよねー」
伊右子さんは綾香を浮気相手だとはそもそも疑っていなかったらしく、冷静に考えればどう見ても女子高生ぐらいの女の子と大学2回生の俺が同棲していると考える人はいないだろう。
「それより学校はどうしたんだよ。制服も着てないけど今日は休みなのか?」
「うん、体育祭が日曜だったからその代休。リクにいのGoogleカレンダー見たら伊右子さんとお家デートって書いてたからサプライズで挨拶しようと思って」
「いや人の予定勝手に見るなよ! まあ俺も伊右子さんにはいつか綾香を紹介したかったけどさ……」
「いいじゃないいいじゃない。綾香ちゃん、今からウーバーイーツで何か注文しようと思うんだけど一緒に食べる? 先輩だし私が全額おごるわよ」
「ありがとうございます。でも実は家でクッキー沢山焼いてきたんです。お昼ご飯にならないかもですけど美味しいお茶と一緒にどうですか?」
「そうなの? そういえばりっくん妹さんはお茶に詳しいって言ってたわよね。じゃあ皆でいただきましょう!」
「は、ははは……」
伊右子さんとラブラブお家デートのはずがいつの間にか綾香が焼いてきたクッキーを3人で食べることになってしまい、落胆している俺をよそに伊右子さんはさっさと靴を脱いで室内に上がっていた。
それから綾香は慣れた手つきで3人分の緑茶を湯呑みに注いでくれて、俺もクッキーをお茶うけにして緑茶を飲むことにした。
「ぷはー、今日もいい天気」
「本当にいい天気よね。綾香ちゃんって高校で茶道部の部長さんやってるんでしょ? 知ってるかもだけど湖南医大にも茶道部あるのよ」
「ええ、リクにいから聞いてます。大学でも茶道部に入りたいんですけど勉強の方が中々大変なんです。私生物選択なんですけど範囲が基礎じゃなくなってから難しくなってきて、リクにいは物理選択なので教えて貰えなくて。一応通信制の塾に行ってるんですけどね」
「あらー、それなら私が力になれるかも! 私大学受験で生物選択だったからちょっと教えてあげてもいい? 何か分からない問題ある?」
「いいんですか!? 嬉しいです、このクエン酸回路の所なんですけど……」
「流石は伊右子さん、ありがとうございます……」
生粋のブラコンである綾香は伊右子さんに警戒すると思っていたが実際知り合ってみると普通に打ち解けていて、それからは高校の定期テストに向けて教科書の単元をいくつか伊右子さんに教えて貰っていた。
そうして2時間ほど3人でまったり過ごし、伊右子さんがアパートの周りを見物しに行きたいと少し部屋を出た瞬間に俺は綾香にそっと耳打ちした。
「なあ、綾香」
「なーに?」
「あのさ、分かってると思うけど俺は彼女である伊右子さんを自宅に連れ込んだ訳だ」
「そうだね」
「しばらく席を外して貰えないか?」
「30分ぐらい出てればいい?」
「こ・の・ま・ま・か・え・れ」
「仕方ないなぁ、じゃあ伊右子さんに最後に挨拶したいからリクにいも外出て伊右子さんだけ中に入れて。それぐらいいいでしょ?」
「はいはい、分かったよ……」
案の定俺が伊右子さんと下宿で事に及ぶのは邪魔したかったらしい綾香は最後に伊右子さんに挨拶したいと言い出して、俺は仕方なく外に出ると伊右子さんに声をかけて一人で室内に戻って貰った。
それからは綾香が出てくるまでアパートの外で待っていることにして、俺はスマホを見ながら手持ち無沙汰にしていた。
そして、俺がいない間に綾香は……
「伊右子さん、いつもリクにいと仲良うしてくれてありがとうございます。うちも義妹として感謝が尽きまへん」
「あらっ? 綾香ちゃんさっきと何か感じが違うわね。そんな、こちらこそりっくんとお付き合いできて本当に嬉しいのよ」
「ところで伊右子さん、さっきうちが持ってきたクッキー全部食べはりましたね。あれ本当は2日分だったんですよ」
「そうなのね、確かにちょっと量が多かったかしら」
「そういうことでこれリクにいからプレゼントです。ちょっとお腹がだらしなくなってルイボスティーでも飲みはったらよろしいのにっていつも言ってましたさかい」
「へ、へえー……そうなんだ……」
「あれっ、伊右子さん綾香はどうしたんですか? さっき綾香に帰るよう言ったんですけど」
「そうよね、綾香ちゃんみたいにスレンダーな美少女じゃなくてどうもすみませんでした。ルイボスティーは後で女友達と美味しく頂くからっ!!」
「ええっ!? ちょっ、帰らないでください伊右子さんー!!」
綾香に何を言われたのか伊右子さんはカーキ色の袋に入ったルイボスティーのティーパックを持って怒りながら帰ってしまい、俺が慌てて部屋に戻ると綾香は何食わぬ顔で緑茶を飲んでいた。
「お前伊右子さんに何言ったんだよ!! 最近ちょっと太ってきたからルイボスティー飲めとか言ったんじゃないだろうな!?」
「あらあら、うちとリクにいは以心伝心やね。事実を言うたのがまずかったんかな?」
「お前なぁ、自分が細いからって伊右子さんにそんなこと言うなよ! 俺は伊右子さんのちょっとお肉の付いたお腹だって好きなんだよ!!」
「リクにいは伊右子さんの
「なっ!? くそう、そんなこと言うなら俺だって遠慮しないからな!!」
俺は伊右子さんとセックスできなかった怒りを綾香にぶつけたいと衝動的に考えて、義理とはいえ妹相手にこんな発想になってしまう自分自身に罪悪感を覚えつつもズボンとパンツを脱いでペニスを露出させた。
そして……
「うふふ、リクにいはうちが思うとったよりも変態さんやね。
「あっ、あはっ……綾香の綺麗な
ワンルームの床に寝転がった俺は座椅子に腰掛けて脚を伸ばした綾香の右足の親指と人指し指でペニスを挟まれていて、綾香は情けない声を上げる俺を見ながら綺麗な脚を上下させる。
「これなら、子供ができる心配だってないだろ……きょうだいだって、これぐらいなら……」
「リクにい、普通のきょうだいはおちんちんを
「あ、ああぁ……綾香、綾香っ……」
新鮮な快感をペニスに受け続けた俺は綾香の趾に挟まれたペニスから勢いよく射精し、飛び散った精液は綾香の右足と俺の下半身をベタベタと汚した。
「リクにいの精液、半透明で綺麗やね。れろれろれろ、リクにいの精液はうちだけのもんやさかいな」
「綾香、そんなの汚いからやめた方がいいよ。あ、あ、あぁ……」
「はむ、ちゅぷっ、そんなこと言うてうちもリクにいも汚いものから生まれた訳やあらへんやろ? れろれろれろ……」
「は、はあぁ……綾香ぁ……」
俺の下半身に垂れている精液を舐め取ったかと思えば俺のしぼんだペニスを咥えてしゃぶる綾香に俺はまた情けない声を上げ、薄れていく意識の中で俺はこんな姿は伊右子さんには絶対に見せられないと思った。