選ばれたのは綾香でした 京風義妹のお茶目な誘惑 作:馬門戒明/輪島ライ
湖南医科大学はいわゆる駅弁大学なので在籍する学生たちには娯楽が少なく、今時バレンタインデー程度で盛り上がれるのはある意味では地方国公立大学の特権なのかも知れない。
「はいっ、りっくんこれ私からのプレゼントよ。面白いでしょー?」
「ありがとうございます伊右子さん。これはすごい、こんなでっかい板チョコ初めて見ましたよ」
俺の彼女であるところの伊右子さんが放課後に文化部棟の前でプレゼントしてくれたのはコンビニでよく見かける板チョコを巨大化させたようなミルクチョコで、俺が持ってきている大きめのカバンにも入り切らないぐらいの全長を誇っていた。
伊右子さんは芸術家肌なので彼氏へのプレゼントにも趣のある工夫を凝らしてくれることが多く、以前俺の誕生日に足つぼマッサージ器をプレゼントしてくれた時は俺はこの人に一生付いていきたいと思ったほどだった。
「パッと見は安いチョコみたいだけど中身もそれなりに高級なのよ。一人で全部食べたら太っちゃうかもだし妹さんと美味しく食べてちょうだい」
「そうさせて貰います。綾香もきっと喜ぶと思いますよ」
今日はこれから直帰して綾香の模試の成績を見てやる予定なのでその際に少し食べさせてやろうと考え、俺は伊右子さんを電車の最寄り駅まで見送ってから下宿に向かった。
「という訳で綾香、模試を見直す前に板チョコでお茶しないか。4分の1も食べれるか怪しいけどな」
「へえー面白ーい、伊右子さんってこんなお洒落なプレゼントしてくれるんだ。私も食べたいからお茶淹れるね」
俺が両手で抱えてきた板チョコを見て下宿で待っていた綾香は目を輝かせていて、伊右子さんのことは恋敵として嫌っていてもこのプレゼントには一本取られたという感じらしい。
板チョコを俺の分と綾香の分になるよう割って白い皿に載せ、残りは元の箱に戻して冷蔵庫で冷やしておいた。
「ぷはー、今日もいい天気。はむはむ、この板チョコすっごく美味しいね。コンビニのとは全然違う気がする」
「そうだろうそうだろう、伊右子さんも家庭教師のバイト代から奮発して買ってくれたらしいからな」
「伊右子さんって
綾香と並んでちゃぶ台に向かって板チョコをお茶うけにしつつほのぼのと抹茶を飲み、俺は綾香とこうしている時が人生で一番幸せだと思った。
「そういえば今日は綾香もチョコレートくれるのか? 去年は手作りしてくれたけど、今年は流石に忙しいよな」
「えへへへ、それは秘密だよ。ところでリクにい、今日は夕方から高校の友達と飲みに行くんだよね?」
「そうそう、だから今のうちに模試の見直ししないとな。じゃあまずは日本史からだ!」
綾香はもうすぐ高校3年生になるのでこの前の1月には初めて6教科8科目の共通テスト模試を学校で受験してきて、綾香の学年から大学入試が新課程になるので変更点が多くて大変らしい。
俺も新課程から必修科目として追加される情報Ⅰなる科目は全く分からないがそれ以外は今でも教える自信があるので、それからは最初の社会から順番に綾香と一緒に模試の復習をした。
「それじゃ行ってくるから。片付けとかは放っといていいから鍵だけ頼む」
「うん分かった。リクにいも飲み会楽しんできてね」
夕方18時頃には下宿を出る予定だったので化学の見直しを終えた俺は綾香に一言伝えて外出し、
結局綾香からはチョコレートを貰えずじまいだが、綾香も受験で忙しいし貰えなくても仕方ないと割り切って俺は電車の中で飲み会で何を話すか考えていた。
その頃、下宿に残っていた綾香は……
「……こんなもの! こんな、バレンタインチョコなんてっ!!」
俺が冷蔵庫に保管していた伊右子さんの板チョコを勝手に取り出すと、それを加熱された鍋の中で
「あれ、部屋に電気が点いてる。綾香まだ帰ってないのか?」
夜22時頃に下宿に戻ってくると下宿の窓にはまだ明かりが点いていて、綾香が消し忘れたのだろうかと考えて部屋に入るとそこではパジャマに着替えた綾香がちゃぶ台の前で正座していた。
ちゃぶ台の上には白い皿に綺麗に盛り付けられた緑色の生チョコらしきものがあって、俺はひょっとすると綾香はここで生チョコを作って待っていてくれたのではと思って声をかけた。
「よう綾香、もしかして俺にチョコレート作ってくれたのか? それ抹茶の生チョコか?」
「ええそうです、うちリクにいに食べて貰おう思ってあの後手作りしよりました。よかったら冷たいうちに食べてください」
「サンキューだ綾香、甘いもの食べたかったからちょっと貰うよ。……うーん、やっぱり綾香の作る抹茶チョコは美味いな。表面がしっとりとしていて、それでいてベタつかないスッキリした口溶けだ。抹茶は缶入りのやつを使用したのかな?」
「うふふ、ありがとうリクにい。去年より高級な抹茶とチョコで作ったんですよ」
ほのぼのとした会話をしているのになぜかインチキ京都弁になっている綾香だが手作りの抹茶生チョコは本当に美味しく、全体の4分の1ほどを食べた俺は残りは明日以降食べようと考えて冷蔵庫で保管しておくことにした。
しかし……
「なあ……綾香、伊右子さんに貰った板チョコがないような気がするんだけど別の所に片付けたんだよな?」
「うちの抹茶チョコは去年より高級なチョコで作りました。そういうことです」
「……あの、綾香。流石にそういうのは良くないんじゃないかなーって……」
「何ですか、リクにいはあんな売り物のチョコの方がうちの手作りの抹茶チョコより好きなんですか。うちの抹茶チョコはもう食べられへんいうことですか」
「そんなこと誰も言ってないだろ! だってさあ、俺はせっかく伊右子さんに高級なチョコ貰えて嬉しかったんだよ。そりゃ綾香は贈る方だし綾香がチョコあげたらどんな男子も喜ぶと思うけどさあ……」
「分かりました分かりました、リクにいがそないにぐちぐち言うならうちにも考えがあります。さっきお風呂入りましたからちょうどええです、ちょっと待ちよってください」
綾香は理不尽に怒りながら言うと冷蔵庫からスプレー式のホイップクリームを取り出し、俺がいつも寝ているセミダブルベッドに腰掛けるとおもむろにパジャマを脱ぎ始めた。
慌てて目をそらした俺だが綾香はノーブラだった胸をはだけさせるとそのままベッドに仰向けに寝転び、ホイップクリームをスプレーで自分の胸にトッピングし始めた。
綾香はAカップの乳房の先端にある
そして寝転んだまま俺の方を見て妖艶な笑みを浮かべる綾香に、俺はたじろぎつつも勃起してしまう。
「ほーら、今のうちはリクにいの美味しいデザートです。バレンタインのプレゼントにうちの身体を美味しく頂いてください」
「そんなことできる訳ないだろ! そ、そりゃ綾香の肌は綺麗だけどさあ……」
「うちこのままやと家まで帰れまへんわ。今日はここ泊まるけどこのままやと寝ることもできまへん。リクにいはそないに意地悪なん?」
「うっ……分かったよ、綾香の身体を綺麗にするためだからな! 本当にそれだけだからな!!」
俺は自分に言い聞かせるように言うとセミダブルベッドに歩み寄り、綾香の身体に優しく覆いかぶさると綾香のへその上に塗りつけられたホイップクリームを舌で舐め取った。
「んんっ……リクにい、舌使いがすっごくいやらしゅうて最高やわ。もっと舐めて……はあんっ……」
「れろれろ……綾香、いつの間にこんなにスケベな身体になってたんだよ。胸はまだちっちゃいけどさ……」
「ちっちゃいは余計です。ほらほら、ここも好きに舐めてちゅうちゅうしてください」
綾香の乳房の輪郭を舐め回す俺に綾香は乳首のホイップクリームを舐め取るよう視線で指示し、俺はズボンの中でペニスをギンギンに勃起させながら綾香の乳首に顔を近づけた。
「んっ! リクにい、そないにかわいく吸ったら赤ちゃんみたいです。もっと舌でぺろぺろしてぇな……」
「ちゅっ、ちゅうっ……ああぁ、ごめんな綾香……綾香のおっぱい美味しいよ……」
ホイップクリームの中から現れた綾香のピンク色の乳首は性的興奮でピンと勃っていて、俺はこんなことをしてはいけないと思いながらかわいい乳首に必死で吸い付いては舐め回す。
「リクにい、こんなんで我慢できまへんやろ。
「うう……ごめんな綾香、俺もう射精せずに終われそうにない……」
俺は綾香の誘惑に耐えきれずズボンとパンツを脱いで下半身裸になり、このまま綾香のパジャマの下も脱がせて挿入してしまいたい欲望に駆られたが流石にそれはまずいと理性がブレーキをかけた。
俺は自分からパジャマのズボンを脱ごうとした綾香を右手で静止すると綾香の裸の上半身にまたがるようにしてベッドに両脚を下ろし、ギンギンに勃起したペニスを綾香のAカップの乳房に押し当てた。
「はあっ、はぁっ……綾香、パイズリって知ってるか? ちっちゃいおっぱいじゃ難しいけど、今日は綾香のおっぱいで抜いて欲しいんだ……」
「何や、そないなことでええの? どうぞうちのおっぱいで気持ちよくなってください。ほら、ほらぁ」
綾香は控えめな胸を両腕で寄せるとささやかな膨らみで俺のペニスを刺激し、俺はその奉仕にどうしようもなく興奮すると綾香の乳首にペニスの先端をこすりつける。
必死でペニスを乳房にこすりつけてくる俺に綾香は優しく微笑むと首を前に傾けて俺のペニスの先端を舌でちろちろと舐め、俺はその快感で一瞬で絶頂に達してしまいそうになる。
「綾香、綾香っ……ああぁ、ごめんよ綾香……こんな変態の兄で本当にごめん……」
「うふふふ、うちはリクにいが変態さんな所も含めて大好きです。
「ううっ……綾香、好きだっ……あああああああああああああ!!」
俺は妖艶な笑みを浮かべる綾香に心からの言葉を告げると絶頂に達し、綾香のAカップの乳房に大量の精液がどくどくと降り注いだ。
それから俺は号泣しながらウェットティッシュを取り出して綾香の乳房を拭き、綾香は俺に一通り精液を拭き取られるといつものように俺のペニスを咥えて先端を舐め回し始めた。
「はむ、ちゅぷぅ……うちはリクにいのおちんちんしゃぶりよる時が人生で一番幸せです。リクにいの精液は伊右子さんやなくてうちのものです」
「はあぁ……綾香の口の中すっごくあったかいよ……ううっ……」
しぼんだペニスが綾香の口の中で再び勃ち上がってくるのを感じながら、俺は綾香とのセックスは人生で一番気持ちよくて辛い時間だと思った。