※この作品はR-18です。

女性トレーナーとあまあま恋人セックスライフ❤️   作:27クラブ

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フウロと普通の恋人の一日を過ごす

朝のひざしとともに目を覚ますと、隣でアナタが寝息を立ててた。

こんなに幸せな一日の始まりってあるのかな、なんてつい顔がにやけてしまう。

そっと口づけすると、アナタは目を覚まして、それから和らげに微笑んだ。

 

「おはよう、フウロ」

「うん、おはよう」

 

キスしたことに気づいたのか、さくら色の自分の唇を、愛するアナタに、間近でしげしげと見つめられる。

 

「……あまりじっと見られると、恥ずかしいよ」

「ごめん。でも、フウロがかわいいから、つい」

 

アタシは手で隠そうとするが、アナタがその手をつかんで阻止されちゃう。

 

「顔、赤くなってる」

「……あつくて」

 

顔を背けて、目をつぶってしまった。

何も見えないけれど、親指が触れてきた。

ふに……ふに……と、唇の弾力を確かめるように押される。

 

「やわらか……」

「あ、もうっ」

 

しばらく遊ばれたあと、アナタはやっと満足したようで、アタシが目を開くと、指は離れていった。

 

「はい! もうおしまい!」

 

アタシはぷいっと横を向くが、アナタがすぐに頬に手を添えると、またゆっくり正面を向かされた。

ついに、アナタの唇が触れてくる。

近づいてくるそのかっこいい顔に、アタシは耐えられなくなって目をつぶってしまう。

 

あっ……と、思ったそのときにはもう、アナタの唇は触れていた。

いつも重ねあってるけど、今日はなんだか、特に丁寧にされちゃう。

 

「ん……」

 

その音を最後に、アナタは離れていった。

けれどすぐあとに、また触れられた感触がした。

 

「……んっ」

 

二度の短いキスのあと、アタシの唇は強引に奪われた。

何度も唇を押し付けられて、優しく食まれる。

そのたびに身体がビクッと跳ねてしまうが、アナタは離そうとしてくれない。

それどころか、唇同士が触れ合う時間がだんだん長くなっていく。

 

「ちゅ……っ、ちゅ……」

 

キスの音も、回数を重ねるごとに大きくなっていく。

何度も角度を変えて口づけをされ、舌が中に入ってこようとしたり、アタシの唇を舐めたりされるたびに、アタシはアナタに捕食されちゃうんじゃないかという錯覚に陥る。

 

「ん……ちゅっ……んむ……」

「フウロ……」

 

アナタの吐息も荒くなっていき、もう完全にキスに夢中だ。

アタシもなんとか応えようとするが、息継ぎがうまくできなくて、鼻からふーっ、ふーっ……と、必死に呼吸してしまってる。

なんだか、ちょっと恥ずかしいな。

アナタはアタシの頭を両手で押さえて、さらに強く唇を押しつけてくる。

 

「ん……んむ……」

 

アタシは、もう限界だった。

 

「ぷはっ! もうだめ!」

やっとのことでアナタの胸を押しのけることができた。

「……ごめん」

アナタは我に返ったように、少しシュンとしてしまった。

 

「ううん。アタシも、その……」

「?」

「……気持ちよかったから」

 

アタシがそう答えると、アナタは頭を撫でてくれた。

「……フウロ」

アナタはアタシの手を取ると、自分の胸に触れさせるようにした。

「あっ……」

服の上からでもわかるほど、心臓の鼓動が速かった。

「わかる?ドキドキしてるの」

「う、うん……」

アタシはアナタの胸に手を触れながら、その鼓動を感じていた。

 

「ほんとだ……。すごく速い」

「……フウロのせいだよ」

「わ、アタシ?」

 

アタシはなんと返したらいいのかわからず、口をもごもごさせていた。

「フウロ……」

 

今度は首筋に顔を寄せてきた。

音を立てながら吸われたりすると、そのたびに体がビクッと跳ねてしまう。

 

「ん……」

「あ、跡ついちゃう……」

 

アナタはアタシの首に何度も口づけをする。

まるで自分のものだと主張するかのように、強く吸い付かれる。

 

「……っ」

「フウロは俺のだから」

「……うん」

 

首からうなじ、もみあげ、耳と移っていき、目尻やおでこにもされちゃった。

 

「はぁ……ん……ぁあ」

「……フウロ、そばにいような」

 

アナタは男らしい顔で笑う。

まだ恋人同士じゃなかったとき、アナタから押しに押されて、晴れて恋人になってしまったときのことを思い出した。

 

アナタは、ずっとアタシのことが好きでいてくれた。

アタシも、どうしようもなくアナタが大好きで。

だから、恋人になってくれたときは本当に嬉しかった。

 

「フウロ」

「ん……❤️」

 

今度はまた、優しく口づけをされた。

 

「好きだよ」と囁かれて、アタシも「好き……」と返すと、またキスされるの繰り返しだ。

どうしよう、何度しても、もっと欲しくなっちゃうよ。

 

「んっ……ちゅっ……ちゅるっ……❤️」

「……んむ……っふ」

 

アナタの舌がアタシの唇を割って入ってくる。

アタシはそれを受け入れて、舌同士を絡ませ始めた。

軟体動物のように、舌と舌が互いを貪り合う。

 

「んむっ……ちゅっ……ちゅぱっ……❤️」

 

アナタはアタシの歯茎や上顎を舐めてきて、アタシはお返しにとアナタの口腔内をまさぐる。

アタシの唾液がアナタの口に流れ込んで、それを飲み込まれる。

すると今度は、アナタの唾液がアタシの中に流れ込んでくる。

 

「んっ……こくっこくっ……」

 

アタシはそれを何度も嚥下し続け、やがてアナタの方から口を離すまで、アタシたちはキスを中々やめない。

 

「ねえ、口開けて」

「?」

 

アナタは人差し指で、唇を叩く。

アタシが口を少しだけ開くと、すぐに中に指を入れられてしまう。

 

「あ……う……❤️」

 

指の腹や爪を使って、アナタの指で蹂躙されてしまう。

口を指で弄ばれるという行為はどこか背徳的で、しかもその相手が大好きな恋人なのだから、アタシは余計に感じちゃう。

 

「あぁむ……❤️」

 

我慢出来なくて口を開くと、今度は舌を摘ままれてしまった。

くにくにと捏ねられたり、舌乳頭と呼ばれる細かな襞のざらつきを擦られたりする。

 

「んへれぅ……❤️」

「ここ、気持ちいい?」

 

アナタはアタシの舌を指で優しく愛撫する。

指の先端や根元まで使って、ねっとりとした感触を楽しまれる。

まるでひとつの生き物のように口の中でうねる舌は、アタシの意志とは関係なしに蠢くので、アナタの指先に翻弄されてしまうの。

 

「ふへぅ……❤️」

「フウロの舌、分厚くて柔らかい」

 

アナタの指をしゃぶりながら、アタシはただじっとしていた。

もう完全にスイッチが入っちゃってて、今は何をされても気持ちよくなっちゃう。

舌全体が熱くて、ジンジンする。

 

「ん……っ❤️ー

アナタはアタシの舌を指先で弄びながら、もう片方の手で頭を撫でてくれた。

 

「フウロの口の中、あったかいな」

 

アナタの指は、今度はアタシの舌の上を滑るように動いた後、歯茎や上顎をなぞられる。

 

「んっ……ちゅる……❤️」

アタシはその指を舌で包み込み、ゆっくりと舐め回す。

するとアナタはそれに応えてくれるように、さらに深くまで入れてくる。

 

「んぐ、げっほ!」

 

アナタはアタシの舌を指で挟みながら、それを軽く引っ張ってきた。

アタシはえずきそうになるが、それでもアナタの指を舐め続けた。

 

「ん……ちゅぷ」

 

やがてアナタの指は引き抜かれた。

唾液でべとべとになったそれは糸を引き、アタシの唇との間に橋を架ける。

 

「……はぁ……はぁ……」

「フウロの口の中、犯しちゃったな……」

 

アナタはそう言って笑うけど、アタシも同じように興奮していたから、何も言えなかったよ。

指にまとわりつくアタシの涎は堪らないほど艶やかで。

アナタが、不意にそれをアタシの目の前に持ってくると、指を開いて閉じてをくり返す。

指の間に涎が糸を引く。

 

「ほら、フウロの唾液だよ」

 

アタシはそれを見せられて、顔が熱くなる。

でもアナタは、アタシの口から垂れた涎を自分の指に絡めると、そのまま口に含んでしまった。

 

「ん……」

「〜〜ーーッッ❤️」

 

アタシは恥ずかしさで、どうにかなってしまいそうだった。

 

「ん……おいし……」

 

その仕草がたまらなくエッチで、アタシはドキドキしちゃったの。

 

「ね……、わ、アタシのお願いも聞いてくれる?」

「いいよ、なんでも言って」

 

アタシはアナタの前に立って、顎に手を添えると、上目遣いで呟く。

 

「舌、出して……」

「お、ほうぁ(こ、こうか?)」

 

れえ……とアナタの大きな舌がアタシの顔の前に突き出される。

 

「そのまま、動かないでね……」

 

アタシは舌に吸い付きたい衝動を抑えながら、自分の舌をアナタのと、そっと絡めた。

 

「んむ……んっ❤️」

 

ゆっくりと舌を重ねると、アナタも応えてくれるように舌を動かしてくれる。

それが嬉しくて、ついつい調子に乗ってしまうの。

 

「……れぇ……っぬちゅっ❤️」

 

こちらから必死に舌を絡ませていたけれど、アタシももう限界だった。絡め合うのをやめて、うやうやしく唇で吸い付いた。

アナタの舌先を口に含むと、何度も吸い上げる。

 

「ちゅるる……ちゅぱっ❤️」

 

舌先をやさしく嚙んだり、強く吸ってみたりして、アタシの唇で犯していく。

 

「んっ……❤️ちゅっ……んむぅ❤️」

 

唇をすこしだけ窄ませて、何度も繰り返し吸うと、ちゅぱ……っ、ちゅぱ……って、やらしい音が出るの。

 

「……ちゅるっ❤️」

 

アナタの舌を唇で包み込んで、そのまま自分の口の中に招き入れる。

そして舌全体を口に含んで、また吸い上げる。

 

「んっ……ちゅぱっ❤️……れろ、……じゅじゅっ❤️」

 

アタシは夢中でそれを繰り返しちゃう。

アナタも、アタシのしたいようにさせてくれた。

 

アナタの舌をフェラチオしているかのように夢中でしゃぶり続けた。

 

「ん……んっ……❤️」

 

アナタがアタシの頭に手を当てて、髪を撫でてくれるのがとっても気持ちいい。

アナタはアタシが満足するまでずっと待ってくれていて、最後まで、頭を撫でるその優しい手つきは変わらなかった。

 

「……っはぁ」

 

やっと唇が離れても、お互いの舌と舌の間には唾液の橋がかかっていて、それが切れる前にまたキスをした。

今度はアナタの方から舌を入れてきたから、アタシもそれに応える。

でも、今度は我慢してない本気のキスだったから。

あっという間に腰が砕けて……❤️

 

「ん……はぁ……」

「……フウロ」

 

アタシたちは唇と唇をくっつけるだけのやさしいキスをして、身を預けた。

アナタは優しく抱きしめてくれて、アタシはそれに応えるように胸を押しつける。

ふふっ、たまらないなぁ。

 

すると、アナタの鼓動がドクンドクンって速くなるのを感じた。

アナタも同じようにドキドキしてくれてるんだなって思えて、すごく嬉しかったんだ。

頭を撫でてくれるのが嬉しくて、アタシも甘えちゃう。

もっといっぱい撫でてほしくて、頭をすりすりしちゃう。

 

「フウロ、もうそろそろ行かないと遅刻するよ」

「だ、だめ……もうちょっと……」

 

アナタから離れたくなくて、少しでも感じていたくて、アタシはずっとアナタの胸の中にいた。

 

「もうちょっとだけ……」

「仕方ないなぁ」

 

アナタはアタシを抱きしめながら、頭を優しく撫でてくれる。

それが気持ちよくて、嬉しくて、もっと甘えたくなっちゃうの。

 

でもそろそろ行かないとね……。

名残惜しいけど、最後にもう一度だけ触れるキスをしてから、アタシたちは離れた。

 

「行こっか」

「……うん!」

 

 

そうして、朝の支度を終えると、手を繋ぎながらジムに向かった。

フキヨセジムのジムリーダーとして、大事な会議があるから。

 

今日はなんだかすごくいい気分で頑張れそう!

あなたとの朝のスキンシップの、あの甘い時間を思い出すと、思わず幸せいっぱいでニヤけちゃうよぉ。

もちろん会議もちゃんとやるけどね!

 

……そして、会議室に入るとリーダー全員が集合していた。

そう、このイッシュ地方を代表する8人の実力者たち。

各タイプのエキスパートであるジムリーダー。

 

「やあフウロ、おはよう」

 

ヒウンの現代アーティストであるアーティさんが、笑顔でアタシを迎えてくれた。

 

「おはようございます!」

 

アタシも元気に挨拶を返す。

続くように、新米リーダーであるチェレンくんやシズイさん、ホミカちゃんも挨拶をしてくれる。

 

「皆さん、おはようございます」

 

アタシもみんなに挨拶を返すと、自分の席に着く。

すると隣に座っているカミツレちゃんが声をかけてくれた。

 

「フウロちゃん、今日はなんだか元気ね?」

「えへへ……ちょっといいことがあって……」

 

アタシは嬉しさを隠せないまま返事をした。

自分が恵まれてるなぁ、愛されてるなぁって、それがとっても嬉しいなぁって。

小さなことだけど、それを誇らしげに思いながら答えるのは悪くないかなって思うんだ。

だからアタシは笑顔でこう言ったよ!

 

「アタシって、幸せだなーって」

「……また朝からシてたの?」

 

私にだけ聞こえるように小さな声を出す、呆れた様子のカミツレちゃん。

 

「キスだけだよ?」

「はいはい」

 

カミツレちゃんは「始まったよ……」ってため息をつく。

アタシ何か変なこと言ったかな?

 

「……ねえ、もしかして羨ましいの?」

 

アタシはちょっぴり意地悪な笑みを浮かべて聞く。

するとカミツレちゃんの顔がみるみる赤くなった。

 

「ば……っ! 馬鹿言わないで!」

「またまた〜」

「昨日から一日会えなくて寂しいとか、思ってないわよ!」

「カミツレちゃん、心の声が漏れちゃってるよ」

 

そんな可愛い反応に嬉しくなって、ついからかっちゃうんだ。

でもカミツレちゃんだって、アタシと同じなの知ってるよ。

タートルネックで隠してるつもりなんだろうけど、首筋に赤く内出血した跡。

きっと彼氏さんに、たくさん愛されちゃったんだろうな。

 

「もうっ、フウロちゃん!」

「じゃ、また後でね!」

 

カミツレちゃんの怒った声を背中で聞きながら、アタシは会議室の前方へと移動する。

そして設置されているスクリーンの前に立つと、メンバー達に向かって元気よく挨拶をした。

 

「おはようございます! フキヨセジムリーダー兼この会議の司会を務めます、フウロです!」

するとみんなが拍手をしてくれる。

「今日集まってもらったのは他でもありません!冷凍コンテナ跡地に建設予定の『ポケモン・ワールド・トーナメント』の運営についてです!」

 

アタシがそう言うと、さっそくホミカちゃんが手を上げる。

 

「ねえフウロさん、そのトーナメントって何なんですか?」

「あはは……といっても、アタシも聞いたのはつい最近なの。詳しいことは、会場建設の指揮を執られてるヤーコンさんから!」

「……仕方ねえなあ」

 

と、しぶしぶ説明を始めるヤーコンさん。

 

「単刀直入に言うとな、『ポケモンバトルの世界大会』のことだ。それも、全地方のジムリーダーが集まる」

 

その言葉に一瞬、会議室がざわついた。

そう、アタシも初めて聞いたときは耳を疑ったよ。

だって、ジムリーダーが全員集まるバトル施設なんて、前代未聞のことだから。

 

二年前に世間を騒がせたプラズマ団。

事件の影響で安全性を考慮した結果、施設を移転した冷凍コンテナの、その跡地の有効活用に、ポケモンリーグの理事が協力してくれたらしいの。

どうやら理事は、元々ある地方のポケモンリーグに出張挨拶をしていたらしいんだけど、今回はその大会で知り合った3人の理事が話をまとめて、のこりの2人の理事と合わせて妥結したみたい。

 

今まさに同じように、それぞれ各地方のジムリーダーを招集し、この会議を開いているみたいなんだ。

全地方入り乱れるトーナメントへの期待は高まる一方で、ジムリーダーたちもみんな興奮してる。

だって、今まで以上に全力で戦える場所が出来たんだから!

 

しかも、一般のトレーナーも参加できる予定だと言う。

アタシはもちろん参加するつもりだし、もしかしたら、ほかの飛行タイプが専門のジムリーダーとぶつかる機会もあるかもしれないと思うと、ドキドキしちゃう。

 

そんなことを考えているうちに会議はどんどん進んでいく。

ヤーコンさんは会場の建設について話し始める。

そして、地方間の移動のためにアタシの街であるフキヨセシティの飛行場を、離着陸に使うことを説明した。

 

「開催はあと半年後!それまでに、みなさんでどうすれば『ポケモン・ワールド・トーナメント』を盛り上げられるのか、考えていきましょう!」

 

アタシはそう締めくくって、みんなに視線を向けると、強いやる気を感じた。

みんな頼もしいなって思って、ついつい嬉しくなったよ。

そんな想いを一旦胸にしまって、みんなの発言を待ってみる。

 

最初に声を上げたのはチェレンくんだった。

彼は少々恥ずかしそうにしながらも言った。

 

「ヤーコンさん、この際、一般トレーナーの参加を認めるのであれば、彼らのジムリーダーへの挑戦を認めませんか?」

「それは、ジム戦ってことか?」

「いえ、あくまでも非公式ですが、それでも全力の我々と真剣勝負をしてみるというのは、これまでなかったはず。それに、ジム戦禁止ではなく『挑戦不可』の状態です。これなら他の街にも公平になるでしょ?」

 

チェレンくんは「どうですかね……」とヤーコンさんに尋ねる。

 

「……面白えじゃねえか」

 

ヤーコンさんはニヤリと笑って言う。

その笑顔に、みんなの期待が一気に高まるのを感じたアタシは、少しドキドキしながらも声を上げた。

 

「アタシも賛成!だって、みんなより強い人ってまだまだたくさんいるよ、きっと!」

「ほお……それはそれは」

 

シャガさんが目をギラリと光らせる。

 

「それは……」

「あ〜、あれだ!前にカミツレさんが話してた彼氏さんのことでしょ!めっちゃ強いんでしょ、その人!」

 

遮るようにホミカちゃんがアタシに言う。

アタシは咄嗟に、

「うん……!強いよ、もしかしたらチャンピオンと同じくらい」

と、熱っぽく相槌を打ってしまった。

 

気づいたときには、もう遅い。

どよめきの後に、「彼氏」という言葉に反応したのか、ヤーコンさんもシャガさんも柔和な顔をしている。

うう……生温かい視線が向けられるよぉ。

カミツレちゃん、笑ってないで助け舟を出してよ……。

 

「そんな強い人が参加して、トーナメントでジムリーダー全員倒して優勝でもしたら、それは……ちょっとした事件レベルでしょ」

 

アーティさんは飄々として、それでいてどこか興奮気味に言う。

 

「おいアーティ、面白がってるのか」

 

シャガさんがジト目で言う。

でもアーティさんはぺろっと舌を出して誤魔化す。

するとシズイさんが豪快に笑いながら言った。

 

「おいおい、まるでオレたちを倒せるって前提で言っているようなものやなあ。並大抵のトレーナーじゃ、勝つんも大変やがな」

「でも、話題性は抜群だよね」

 

カミツレちゃんも賛成みたい。

ヤーコンさんは難しい顔のまま、小さく唸る。

そして何度かうなずくと、決心したように言った。

 

「そうだな……ジムリーダーのプライドもあるし、そう簡単に負ける気はねえが……大会は盛り上がってなんぼだ」

 

その言葉にみんなが頷いた。

それはそうだ。

この中の誰もが感じていることなんだもの!

 

「じゃあ決まりだねー!」

 

ホミカちゃんは立ち上がってみんなに言う。

その表情はどこか嬉しそうで、みんなもホミカちゃんの言葉に同意して賛同する。

 

「それなら、サンヨウやシッポウ、セッカのジムリーダーにも声かけてみよーか」

 

アーティさんの言葉に全員が頷く。

 

「いっそチャンピオンにも頼んでみるか!」

 

ヤーコンさんもいよいよ乗り気だ。

でも、アタシはそんなみんなを眺めながら、少しだけ不安にもなった。

 

ジムリーダーが本気で戦ってくれるのは嬉しいけれど……。

それってつまり、かなり危険ってことじゃない?

いくら一般トレーナーも参加可能とは言え、その強さのトレーナーたちに挑むなら、半端な実力だと怪我しそうだし。

 

「フウロちゃん?」

 

カミツレちゃんが心配そうにアタシの顔を覗き込む。

 

「え、あ、うん!大丈夫!」

 

そんなこんなで話はまとまっていって、最終的には、参加条件を一つだけ決めた。

それは、ジムバッジを5つ以上持っていること。

つまりヤーコンさんから推薦状をもらった人だけが、参加資格を得るってことになったんだ。

 

「それだけじゃまだ足りないんじゃないですか? 試合観戦の席数は限られますし」

 

ヤーコンさんの説明が終わると、チェレンくんが疑問を投げかける。

するとシャガさんがこう答えた。

 

「既に前代未聞の試みではあるが……それを可能にする方法がある」

 

その言葉にみんなが一斉に反応する。

そしてアタシはピンときたよ!

だってその方法なら、実現可能なんだもん!

アタシの恋人であるアナタが、アタシのジムに最近開発、導入したすごいマシン……!

 

「バトルレコーダー!」

 

アタシが叫ぶと、シャガさんもうなずいた。

ポケモンバトルの結果を記録するこのマシン。

カミツレちゃんの紹介でバトルサブウェイのノボリさん、クダリさんに紹介したら、とても好評でサブウェイ内でも配ってもらえることになったの。

いまではイッシュ地方の7割のポケモントレーナーが持ってる、ってチェレンくんが言ってた。

 

アナタが作ったマシンのおかげで、ポケモンバトルはさらに楽しくて、面白いものになってるんだ。

アナタの努力が報われるのが嬉しくて、思わず顔がにやけちゃった。

 

「他の地方では、まだバトルレコーダーの規格統一がされてないが……そこはどうにかしよう」

 

シャガさんは説明を続ける。

 

「それに、データを集めて分析すれば、個々の強さもわかる。より安全に、かつ実力の拮抗したもの同士で楽しめるようになるはずだ」

 

さすがスパルタンメイヤー。

みんなに分かりやすく、そして説得力のある解説をしてくれた。

その案を聞いたアタシたちも、感嘆のため息を吐きながら拍手をする。

 

「ねえねえ!それとさ!」

 

ホミカちゃんが元気よく手を上げる。

そして彼女はこう続ける。

 

「名前ももっとオシャレにしよーよ!名前長くて大変だし……『PWT』とかどう!?」

「いいねー!」

 

とアーティさんが言う。

シャガさんも面白そうだと判断したのか、それを許可した。

こうしてアタシたちの会議は盛り上がり、無事解散となった。

 

シャガさんはジムに戻り、ホミカちゃんとアーティさんとシズイさん、それからカミツレちゃんはそれぞれ「空を飛ぶ」を使って帰っていく。

カミツレちゃんとは、次のダブルデートの約束をしてから別れた。

 

アタシもそろそろ家に戻って、アナタの帰りに向けて準備しなきゃ!

そう思って立ち上がったとき、隣にいたヤーコンさんがアタシに声をかけてきた。

 

「なあフウロよ、お前の彼氏は、そんなに強いのか」

 

さっきの話を覚えてたみたい。

 

「……はい!」

 

アタシは少し戸惑いながらも、満面の笑みで答える。

ヤーコンさんは腕を組みながら考え始めると、次の瞬間、何かを思いついたように顔を明るくさせた。

そしてアタシの両肩を掴むと、大きな声でこう言ったの!

 

「よし……フウロよ!その彼氏を『PWT』に参加させるってのはどうだ?」

え、ええ〜〜〜〜ッッ!

ヤーコンさんのお誘いに思わず声が出た。

まさか本当に出してもらえるの!?

アナタの強さが、ようやくみんなに認めてもらえるんだ……って。

嬉しくて嬉しくて仕方ないよ!

 

「い、いいんですか!」

「ああ、だがな、ひとつ条件がある」

「条件?」

 

にやりと笑うヤーコンさん。

 

「その彼氏、俺とバトルさせろ」

 

……あちゃー。

やっぱりそう来るか。

でも、これはいい機会かもしれない。

 

「わかりました! いつにします?」

「ああ、今日は忙しいんでな、明日以降ならいつでもいいぞ」

 

アタシはすぐにをアナタに向けてメールを送った。

そして、こう続ける。

 

「彼、ほんとに強いですよ?」

「ああ、楽しみだ。こちらも、本気でやらせてもらう」

「ヤーコンさん……、よろしくお願いします!」

「ああ、任せとけ!『PWT』を盛り上げるためだ!」

 

その言葉に、アタシはしっかりと頷いた。

そして強く祈ったの。

アタシの大好きなアナタの素顔が、たくさんの人に知れ渡りますようにって。

 

 

家に帰ってくると、料理をしながらアナタの帰りを待った。

そして、時間になると玄関でお出迎えする。

 

「おかえり〜!」

 

満面の笑みで両腕を広げると、少しだけ困ったような表情でアナタはアタシを抱きしめてくる。

開口一番、少しの文句を交えて。

 

「フウロ〜、勝手にヤーコンさんとのバトル決めるなんて、俺の彼女はぶっとんでるなぁ」

「えへへ、ごめんね。でも、アタシ信じてるから」

 

アタシはそっと耳元で囁く。

 

「アタシの恋人は世界一だって!」

アナタは顔を真っ赤にして言った。

「そこまで言われたら、やるしかないよなぁ」

 

ほらね。

こうやってアナタは、なんだかんだいつもアタシを嬉しくさせてくれるの。

 

2人で食事を終えてから、お風呂に入る。

さっぱりして上がると、手持ちポケモンたちにブラッシングをした。

スワンナやココロモリたちのケアをしつつ、明日のバトルの対策を練るアナタを眺める。

 

真剣な表情が、とってもかっこいい……。

ケアを終えると、思わずアナタの背後に忍び寄って抱きしめる。

アナタは最初こそ驚いたけれど、次第にやさしく笑ってくれた。

 

「明日が待ちきれないよね」

「気が早いなあ」

アタシはそっと囁く。

「勝てるよね?」

するとアナタもつぶやくようにこう言った。

「もちろん、勝つよ」

そしてアナタの温かい手がアタシの頰に添えられる。

「明日のバトル……楽しみにしててね」

 

アタシは目を閉じる。

唇が、やさしく触れたような気がした。

 

「ねえ、続きしたい……」

「俺も、フウロともっと……」

 

そっと腰元に回されるアナタの腕。

そのまま求められるがまま、寝室のベッドへ向かう。

服を脱ぐと裸になって抱きしめ合ってキスを交わす。

じっくりと愛撫してから、大きなアナタのちんぽが、アタシの中に入り込んでくる。

 

「ねえ……好き……」

「俺もだよ」

「もっと……もっと言って」

「……愛してるよ、フウロ」

「うん……アタシも!」

 

そしてアタシたちは何度も体を重ねる。

そう、いつもみたいにめちゃくちゃに、エッチな声を出しちゃうくらい。

 

 

膣に押し込まれる極太なちんぽは、アタシを容赦なく追い詰める。

激しい突きに対して、アタシの体は快感を覚えながら悶えていった。

 

「だめぇ、そこぉ!いぐぅ!!!❤️」

 

アタシは大きな悲鳴を上げて絶頂を迎えた。

だけどアナタはアタシを開放してくれない。

まだいったばかりのまんこに思い切り出し入れする。

めくれ上がりそうなほどに激しく動かされる。

 

「あ゛っ!、あへっ❤️〜〜っっお゛!!❤️」

「フウロの膣内、あつくてヌルヌルして気持ちいいよ……」

「ひゃっ❤️んひぃっ!!❤️ほ゛お゛お゛ん!!❤️❤️❤️」

 

前戯の時点でびしょ濡れだったアタシのまんこを、何度もいじめられる。

強く締め上げても、アナタは強引に引き抜いて、奥のか弱い子宮口に何度も押し付けてきたの❤️

突かれるたびに激しい痺れが全身を駆け巡って、アタシは意識を失いそうだった❤️

 

そんなアタシに容赦することなく、アナタはおちんぽを打ち付ける❤️反則級に高いカリが擦れるたび、快感を覚えさせられた身体は簡単にアヘ声アクメしちゃう❤️

だめ❤️

ちんぽ気持ちいい❤️

ちんぽ激しいのぉ……❤️

 

「フウロは最高だ……」

 

うっとりと言うアナタに対して、アタシは潮噴きアクメを続けながら叫んだ。

 

「いくっ!!❤️んぉおお゛おぉおおおおっっっ!!!❤️イぐぅ!おぉぉっほ゛お゛おぉおぉぉっーーーーー!!!❤️❤️❤️」

 

腰が砕けそうになってもアナタはずっとピストンを続けた。

がん掘りされるたび、ちんぽにはアタシのまんこから、ごぷり❤️と溢れ出る本気汁が大量に絡みつき、泡立って白く濁った本気汁まみれにされちゃう❤️

 

「い゛っぱい突いてぇ!❤️゛」

 

やがて限界が来て、アタシは息も絶え絶えで必死になって叫んだ。

心臓の鼓動は破裂しそうなくらい早くて熱くて❤️

快感が滝のように腰を打ってる❤️

オス臭い勃起ちんぽからどぴゅっ❤️とザーメンが発射されるの!

 

「いぐぅう゛うぅうっ!!❤️❤️❤️」

 

子宮口にぴったりと押し付けられたちんぽは、アタシの子宮に大量の精液をどぷどぷっ❤️と注ぎ込んだ。

その熱さと勢いに、アタシはまたもアへ顔を晒してしまう。

 

「お゛っ!❤️んぼぉおっ!おぉぉんっ!!❤️」

 

びくんびくびくっ❤️と腰を大きく震わせて、アタシは舌を突き出してメスイキしちゃう❤️

まんこが危険を感じちゃうほど激しくドクドクと痙攣しっぱなし❤️

絶頂から降りてこれなくて❤️

 

何度も幸せに、おかしくさせられちゃった。

そして一呼吸してから、アナタはアタシの中から引き抜いた。

ぽっかりと穴の空いたおまんこは、まだまだ欲しがっていたのに……。アタシはアナタのちんぽをそっと撫でた。

すると、それはまたムクムクと大きくなっていく。

 

「ほしい?」

「う、うん❤️」

「もう……しょうがないなぁ」

 

そう言って頭を撫でてあげるとアナタは嬉しそうに微笑んだ。

そしてアタシは、アナタのちんぽを咥えてディープスロートする。

 

ん゛じゅぶ❤️と下品に音を立てながらしゃぶっていたけど、アタシの力ではすぐに息が続かなくなって離れちゃう❤️

 

はぁはぁと息を整えるけれど、今度はアナタにベッドに押し倒されちゃう。

そのまま再びの挿入。

正常位でさっきよりも深い場所まで届くちんぽに、思わずまたアヘっちゃった❤️

 

「気持ちぃよぉ……アナタぁ……❤️」

 

アタシはアナタの首に腕をまわしてしがみつく。

膣奥までみっちりと収まっているものが、まんこ全体に押し付けて引っ掛けてくるからたまらない❤️

 

「ごめん、俺、今日気が昂ってるから、フウロのこと久しぶりに堕とすよ」

 

あっ❤️ダメだこれ❤️

堂々とメス屈服させるって言われた❤️

それだけで子宮疼いて卵子たくさん作ろうとしちゃう❤️

耳元で優しくささやかれる声に、背筋がぞくりと震えて❤️

その間も打ち付けられる怒張に何度も責められ続けた身体は限界を迎えてて……❤️

 

「フウロの子宮口吸いついてきてる……かわいいよ」

 

ポルチオ揺らされまくる❤️

女の子が強制的に屈服させられるヤリ方❤️

そんなの絶対気持ちいいに決まってて❤️

 

「あ゛っ❤️お、 ぐっ!❤️んぉおっ!❤️イぐぅううっ!❤️」

 

アタシはもう完全にメスの声で喘いでた。

そしてアナタはアタシの名前を耳元で囁く。

 

「フウロ……フウロぉ」

 

その声だけでまた軽くイっちゃった❤️

子宮口がちんぽを離さないでちゅう❤️ちゅう❤️って、吸いついちゃっているのわかる❤️

もうやめて、これ以上は戻ってこれなくなるって❤️

でも、それは逆効果だったみたい❤️

 

「もっと欲しいんだね?」

 

そんなわけないのに、もう限界なのに❤️

サービス精神という暴力的な腰の動きが、アタシのまんこを快楽バカにしちゃうのは時間の問題で❤️

 

「あ゛っ!お゛ぉっ!!❤️❤️」

 

もう完全にメスの声が出ちゃってる❤️

子宮口もアナタのちんぽに吸い付いて、精子おねだりしまくってる❤️

 

「お゛お゛ぉぉっっ!?❤️ んお゛っ!……あ゛っ、んぶううっ!?❤️お゛ごっ!❤️❤️゛」

 

獣じみた声で喘ぐことしかできないの❤️

 

激しい腰振りで子宮を犯しながら、アナタはアタシにキスをした。

そして舌をねじ込んでくると、アタシの口の中をめちゃくちゃに犯してくる❤️

 

「んぶぅ!❤️んじゅるるっ!れろっ……❤️んぶっ!? ん、ん゛ぶぅぅうう゛ぅぅっっっ!!!❤️❤️」

 

上も下も同時に犯されて❤️

もう完全に頭がおかしくなって❤️

それがクセになって❤️

ジムリーダーのアタシはなす術もない❤️

アナタのちんぽしか考えられない!❤️

本気孕ませザーメンほしい!❤️

 

「お゛っ!?❤️んぉおお゛ぉっ!!お゛っ、あ゛っ!❤️あ゛ぁあっ!!いぐっ!いぐぅううっ!❤️いぐいぐぅううぅっ!!❤️❤️」

 

アタシはもう、完全にメス堕ちした❤️

アナタのちんぽで屈服させられて、もうアナタなしじゃ生きていけないの❤️

 

「お゛っ!❤️んぉおお゛ぉっ!!お゛っ!あ゛っ!あ゛っ!❤️」

「フウロ……出すよ」

 

もう限界を迎えたアナタのちんぽは、子宮口に強く押し当てられて、そのまま熱いザーメンが!

 

どぴゅっ!❤️びゅるるっっ!❤️

 

発射される❤️

 その勢いと熱さに、アタシはガクンッ!と白目を剥いてしまう❤️

腰をわなわなと痙攣しながら浮かせて、舌を突き出して鼻水垂らしてアクメをキメちゃうの❤️

 

「お゛……っ!❤️んぉ…っおお゛ぉっ!!❤️ぉ゛っ!❤️……あ゛っ!あ゛っ!あ゛ぁぁああっ!!❤️」

 

長い射精が終わると、アナタはゆっくりとちんぽを引き抜いた。

 

どろぉっと、まんこから逆流して溢れ出す濃厚なザーメンが、おまんこから漏れ出す感覚すら気持ちいい❤️

そしてアナタは優しく微笑みながらアタシの頭を撫でてくれる。

アタシはその手を両手で掴むと、必死に舌を伸ばしてちろちろと舐め始めた。

アナタもくすぐったそうに笑う。

 

「んちゅ……❤️っへっ❤️……へっ❤️゛あ゛〜〜゛❤️っんへぇっっ……❤️」

「ハマっちゃたな、指舐めるの」

「んれぅ……、んむんっ❤️」

 

あー❤️

幸せ……❤️

アナタの指舐めてるだけで、アタシもうずっとしあわせだよぉ❤️

 

温かな幸福感に包まれながら、アタシはずっと収まらないメスアクメに、身体をピクつかせていた。

 

 

それからシャワーを浴びて、アナタの胸に抱かれて眠りについた。

翌朝目を覚ますと、隣には、昨日と相も変わらずアナタの姿があった。

すやすやと寝息を立てている姿を見ていると、自然と笑みがこぼれてしまう。

 

「おはよう……」

 

そっと頰に触れるだけのキスをする。

するとアナタはゆっくりと目を開けたの。

まだ眠たそうな目を擦りながら微笑んでくれた。

 

「おはよう、フウロ」

「……腰が立たないの」

 

アタシはそう言って、もたれかかる。

するとアナタは優しく抱きしめてくれたの。

 

「今日はヤーコンさんとバトルするだけだし、少しだけ休んでから行こっか」

「うん」

 

アタシはそのまま目を閉じる。

アナタの温もりに包まれているだけで幸せだった。

ようやく回復したアタシは、アナタといっしょにまたシャワーを浴びた後、簡単な朝食を済ませた。

 

それから空を飛ぶでホドモエジムに行こうとした瞬間、

 

「待ちくたびれたぜ」

 

空からグライオンに捕まって降下してきたのは、なんとヤーコンさん本人だった!

 

「あっ、ごめんなさい! わざわざ来ていただいて!」

 

アタシは慌てて頭を下げた。

ヤーコンさんは「気にするな」と言って、アタシの隣に立つアナタに向かって手を差し出した。

 

「ホドモエジム、リーダーのヤーコンだ」

「どうも、ーー」

「今日はひとつ、オレとの真剣勝負に付き合ってもらうぞ」

「ジムリーダー直々のお誘いなんて光栄ですよ」

 

2人の目は自信に満ち溢れていて。

手を取り握手を交わすを見ると、ジムのフィールドへとアタシが案内した。

そしてアナタはヤーコンさんと対峙した。

アタシは観客席に座って、2人を見守ることにした。

 

「改めてルールの確認だが、手持ちは3体の入れ替え戦、道具の使用も認められる、先にすべて倒した方の勝ちだ」

 

ヤーコンさんは真剣な眼差しでアナタを見つめながら言った。

アナタがそれに頷くと、彼は満足げな笑みを浮かべて、バトル開始の火蓋は切って落とされた。

 

 

互いに最初のポケモンを繰り出した。

ヤーコンさんはエースのドリュウズを、アナタはエテボースを。

 

「ドリュウズ、ドリルライナー!」

 

先に仕掛けたのはヤーコンさんだった。

だけど、先手を取られたはずのアナタは、エテボースに指示を出した。

 

「ねこだまし!」

 

エテボースはドリュウズの懐へ飛び込むと、怯ませる一撃を叩き込む。ドリルライナーの体勢に入っていたけど、その動きは途中で終わってしまった。

 

「続けて、とんぼかえり」

 

そして流れるような動きでエテボースはドリュウズの背中に飛び乗り、そこからさらに高くジャンプした。

空中で一回転しながら放たれた突進がドリュウズに直撃し、その身体を大きく吹き飛ばしたの。

 

「ドリュウズ!」

 

ヤーコンさんは慌てて声をかけるけど、ドリュウズは軽々と立ち上がった。

その隙にエテボースと入れ替わりのポケモンをアナタも繰り出す。

 

「ロトムか、しかも水複合」

「ウォッシュロトムなら、ヤーコンさんにも有効打はありますから」

「はっ、違えねえや。だがな、その程度でやられはしねえ!」

 

ドリュウズを一度戻したヤーコンさんは、フライゴンをフィールドに投入する。

 

「フライゴン、ソーラービームだ!」

「ロトムっ、ひかりのかべを展開しろ!」

 

激しい光と共にフィールドに広がるシールド。

そこに太陽の輝きを集めた光線が放たれた。

その衝撃は凄まじく、砂煙が巻き上がる中ではどちらが立っているのかすら分からないほどだった。

やがて砂煙が消えると、ロトムはかろうじて立っていた。

 

「リフレクター!」

 

続け様に展開されるシールドによって体勢を整えるロトム。

だけど、フライゴンの流星群をくらって瀕死直前に追い込まれた。

 

「まだ耐えるとは、さすがだな」

「ヤーコンさんこそ、怒涛の攻めですね」

「これがオレの戦い方なんでな。そう簡単に崩されちゃ困るぜ」

「たくましいなぁ!」

「すなあらし!」

「っ!ロトム、ハイドロポンプをぶちこめ!」

 

だけど、その指示は遅かった。

既に砂嵐がフィールドに吹き荒れていて、ロトムの放つ水弾もかき消されてしまう。

そして砂嵐によって視界を奪われた一瞬、フライゴンのとんぼがえりが炸裂した。

 

「ロトム!」

 

ロトムが戦闘不能になるのと同時に、フライゴンとドリュウズを、ヤーコンさんは入れ替えた。

 

「さ、次のポケモンを出しな」

「ロトム、お疲れ様。あとは任せるぞ、サマヨール!」

 

先に動いたのはヤーコンさんだった。

 

「おにび!」

「ドリュウズ、ドリルライナー!」

 

フィールドを覆う砂嵐に、特性すなかきで速さが2倍になったドリュウズの最速の一撃が叩き込まれる。

けど……。

 

「効いてねえな」

「リフレクターしてますから」

「それだけじゃ、こんなにピンピンしねえぜ」

「……しんかのきせきを持たせました」

 

やっぱりな、と微笑むヤーコンさんはドリュウズに距離を空けるよう指示を出す。

だけど一歩遅く、アナタが指示したおにびが決まってしまう。

 

「搦め手が多いな!」

「褒め言葉として、受け取りますよ」

 

それから立て続けにサマヨールののろいを受けたドリュウズは、決定打を打てずにやられてしまった。

だけど、蓄積する攻撃と、ようやく止んだ砂嵐の砂塵でくらったダメージで大きく体力を削られたサマヨールも厳しい。

 

「ワルビアル、かみくだく!」

 

最後に繰り出されたワルビアルが、牙を向いて噛み砕こうとする。

サマヨールは避けられずに直撃を食らう中、リフレクターでギリギリ耐えたけど、もう瀕死寸前の状態だ。

どうしよう、エテボースしかいないのに、ここで手持ちを失ったら……っ。

 

だけど、ハラハラして見守るアタシを安心させるようにアナタは微笑むと、冷静に指示を出した。

 

「いたみわけ」

 

その瞬間、戦況はひっくり返った。

ワルビアルの満タンの体力と満身創痍のサマヨールの体力が、そっくり均等に分けられた。

サマヨールは完全に回復したのか、動きにキレが戻っている。

けれど、もともと豊富な体力をごっそり削られたワルビアルは、たまらず膝を着いてしまう。

 

「ヤロウ……、これのためにっ!」

「のろい!」

「ワルビアル、地震だ!」

 

互いの技を受けて、吹っ飛ばされる二体。

のろいの蓄積ダメージで追い詰められるワルビアルだけど、それはサマヨールも同じだ。

ワルビアルの攻撃の威力は凄まじい。

 

「ワルビアル、振り絞りやがれ!地震だ!」

「かげうち!」

 

渾身の一撃に、ついにサマヨールが倒れた。

だけど直前に放った影の一閃によって、同時にワルビアルも倒れてしまう。

 

「やるな!」

「ありがとうございます!」

 

アナタはエテボースを、ヤーコンさんはフライゴンを繰り出した。

互角の勝負をしていた両者だけど、互いにあと1体となっている状況。自然と残った一体への圧力と闘志が増していく。

 

「すなあらし!」

「ねこだまし!」

 

エテボースに攻撃の体勢をとったフライゴンが怯まされる。

 

「ダブルアタック!」

 

その隙を逃さず、得意技を放とうとする。

エテボースの2本の尻尾が鞭のようにしなりながら、フライゴンへと振り下ろされる。

だけど、ヤーコンさんは不敵な笑みを浮かべた。

 

「ーーっ!」

アナタは目を見開いて息をのむ。

 

「だいちのちから」

 

2匹が接触する瞬間、巻き起こる強烈な地面の隆起がエテボースをのみ込んでいく。

ダブルアタックは一発しか入らず、フライゴンを倒すにはあと一歩足りなかった。

反転攻勢に移るフライゴンに、ヤーコンさんの指示が下ろされる。

 

「これでしまいだぜ! フライゴン、りゅうせいぐんだ!」

 

フライゴンは雄々しい翼を広げて飛び上がり、エメラルドグリーンの光を集め始める。

そして、体内で作られたドラゴンタイプのパワーを天空に放つと、隕石群となってフィールドに降り注いだ。

強烈な攻撃に絶体絶命のピンチ。

 

しかし、アナタはまたも不敵に笑うと、フライゴンの死角に指で照準を合わせて、エテボースに指示を出した。

アタシが教えてあげた、鳥ポケモンの得意技を。

 

「つばめがえし!」

「なんだと!?」

 

エテボースが身体を回転させて生み出した真空波をまとい、りゅうせいぐんがフィールドに落ちるただ中に突っ込む。

そして、その身体が残像のようにかき消えたまさにその一瞬、背後から必中の一撃がフライゴンを襲った。

 

「フライゴン!」

 

地面に叩き落とされたフライゴンは、そのまま目を回し、倒れてしまった。

……アナタの勝ちだ!

 

「よくやった、ゆっくり休めフライゴン」

 

ヤーコンさんはフライゴンをボールに戻した後、アナタの前に立った。

 

「まいったね…… いっておくがオレさま手加減はしなかったが」

「こちらも気を抜けないバトルでした。手合わせできて、本当に嬉しいです」

 

差し出された手をアナタが取ると、熱い握手を交わす。

そして拳を軽くぶつけて健闘を称えあった。

それから2人は客席に座っているアタシのところへやって来る。

 

「フウロ、お待たせ!」

 

2人の笑顔を見ているとなんだか嬉しくなってしまって、アタシは飛び上がって抱きついた。

 

「わわっ!危ないよ!」

 

アナタは慌てて受け止めてくれたけど、勢いあまって尻もちをつく。

でも、お構いなしにアタシはアナタの胸に顔を埋めた。

 

「さすが!やっぱりアタシの見立てに間違いはなかったわ!」

「ありがとう、フウロ」

 

アナタは優しく微笑む。

その笑顔を見ているとまた胸が高鳴ってしまうの。

 

「ねえ、もっと強く抱きしめて?」

「うん……」

 

アナタの腕が背中に回され、ぎゅっと力がこもった。

その力強さが心地良くて、思わず吐息が漏れてしまう。

そして顔を上げると、アナタの顔がすぐ目の前にあってドキッとした。

 

「おうおう、お熱いことだぜ」

 

アタシたちを冷やかすように、ヤーコンさんが笑った。

恥ずかしくなって、アタシは慌てて離れる。

 

「ヤ、ヤーコンさん!」

「フウロ、お前さんの言ったとおり、コイツは相当強い。……ぜひ、PWTに出てもらいたいと思うが」

 

その言葉に思わず飛び跳ねてしまう。

嬉しい!

アナタの強さが、イッシュ地方でも屈指の実力者であるヤーコンさんに認められるなんて!

 

「お前さん、ひとつ頼みがある。今回のジム戦……オレさまに勝てたから、お墨付きをやろうじゃねえか」

 

その言葉に胸が高鳴るのを感じた。

だってヤーコンさんの後ろ盾があれば、イッシュ地方でもかなりの実力者として認められるから。

 

「それはつまり……」

「ああ、いま企画中のPWT……ポケモン・ワールド・トーナメントに強制的にエントリーしてもらう、オレさまの命令は絶対だ」

 

期待の眼差しでアナタを見つめると、アナタはこくりと頷いてくれた。だけど次の瞬間には真面目な顔になって答える。

 

「俺は出てもいいです。けど、正式な役職、肩書きをつけるのはやめてください」

「……ほう」

「ただの一般人としてなら、その大会に出ますよ」

 

ヤーコンさんはアナタの言葉に一瞬目を丸くした後、豪快に笑った。

そしてアナタに手を差し伸べる。

 

「気に入ったぜ。お前とオレさまは対等な、ただのトレーナー同士だ。それで行こう」

 

アナタはその手を取ると握手を交わし、立ち上がる。

ヤーコンさんとの絆が深まったことを感じながら、アタシはアナタの手を取ったまま、フキヨセの我が家に帰った。

 

帰り道、ふと、沈む夕日を眺めながらアナタは言った。

 

「フウロはさ、俺がPWTに出るの、賛成?」

「え?」

「俺は……フウロの隣にいられれば、それで良いんだ。でも、PWTに出ると、変な意味で有名になってしまうかもしれない」

 

アナタはそのことを心配しているのね。

もともと風のように、何にも縛られずに生きたいと願ったあなただものね。

でも……。

 

「そんなの関係ないよ」

 

アタシはアナタの目を見つめて言う。

 

「アナタがバトルをするのは、ただ強くなるため? それとも、ポケモンと、みんなと心を通わせるため?」

「……どっちもかな」

「だったらPWTに出ても問題ないわ! だって、イッシュ地方でもポケモンを大切に育てたトレーナーが出場するんだもの! 変な人はいないよ!」

 

そう伝えるとアナタは嬉しそうに笑った。

そしてアタシの手を優しく握り返してくれる。

その温もりを感じながらアタシたちは家路についた。

 

長い一日が終わりを迎えようとしている。

本当に激動の一日だったなぁ。

なんて思いつつ歩いていると、

 

「フウロ」

 

アナタが急に立ち止まった。

 

「どうしたの?」

 

そう問いかけると、アナタは少し顔を赤らめて言った。

 

「俺と、結婚しよう。俺はやっぱり、フウロの笑顔を一番近くでずっと見たいから」

「……うれしい」

「……それじゃぁ」

「アタシのほうこそ、お願いします……」

「フウロッッ!!」

 

アナタは満面の笑みで喜ぶと、その場でアタシを抱き上げ、くるくる回る。

まるで昔見たポケウッドの恋愛映画みたいに。

 

「あははっ! ちょ、ちょっと恥ずかしいってばー!」

「フウロ、大好きだ!」

「アタシも! だーい好きっ!」

 

そう言ってアナタは、アタシを抱きしめた。

温もりと鼓動が直接伝わってきて、胸が高鳴るのを感じた。

顔が熱くなるのを感じながらも、アタシは背中に手を回し、そっと抱きしめ返す。

それから目を見つめあった後、2人して笑い合った。

そしてまた歩き始めると、どちらからでもなく手を繋ぐ。

 

「行こう」

「うん」

 

夕日は沈みかけていて辺りは薄暗いけど……。

アナタとアタシの影が一つに重なる。

たしかに、重なるんだ。

 

アタシとアナタは、この日、夫婦になろうと、将来の約束を交わした。




ひさしぶりの投稿で大変でしたが、楽しかった!
作者です!
ついにフウロと婚約しました(最高だぜ!)。それから、PWTの設定も入れてみたので、これからどんどん別の地方のトレーナーも出す予定です!

他の地方のトレーナーのリクエストも受け付けますので、ご希望ありましたら、ぜひお願いします!
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