その日、あたしとアスランは二人で病院に来ていたの。
ドキドキしながらお医者さまの診察を受けて……結果を待ってました。そして──
「おめでとうございます。御懐妊ですよ、ミーアさん」
期待して待っていた知らせ。あたしは嬉しくなって隣にいるアスランに抱きついて……。
「やったっ! あたしたちの赤ちゃん、本当に妊娠しているなんて!」
「良かったな、ミーア。俺も嬉しい」
アスランもあたしを抱きとめて、優しく言ってくれます。それから彼はお医者さまに尋ねました。
「ドクター。その、お腹の子は大丈夫でしょうか? 俺とミーアはコーディネーターで……だから」
アスランの心配、あたしも分かるの。
あたしたちは生まれる前から遺伝子設計されて生まれた人間──『コーディネーター』。そのせいかもしれないけど、コーディネーター同士で子どもが出来るのは難しくて、仮に出来たとしても……もしかすると。
「……アスラン」
心配になって、彼の背中をぎゅっと握ってしまう。
「私もコーディネーターの方の診察、ましてや妊娠したケースは初めて取り扱うものでして。……それに妊娠六周目の段階ではなんとも言えず、今後の経過次第としか」
「そう……ですか」
「申し訳ありません。ただ、診察の方は今後も訪れていただければ、微力ながら私も力になります。
お子さんの健康状態も二十週目頃には分かるはずですから、その時になれば……」
眼鏡をかけた若くて真面目そうなお医者さま。彼だって本気であたしたちを気にかけているの、分かるから。
「ありがとうございます。あたしも心配ですけど……また、よろしくお願いしますね」
────
アスランと結ばれて、それに妊娠まで出来たこと。
とっても嬉しいことだって分かります。でも、無事に生まれて来るのかは……まだ気がかりで。
「──みなさんっ! 今日はミーアの歌、たっぷり楽しんでくださいね。
あまり踊ったりは出来ないけれど、あたし、心を込めて歌いますから!」
妊娠している中でも、あたしは歌姫ミーア・キャンベルとして活動を続けていたの。お腹の子もあって派手に動いたりは控えて、今はオーブの孤児院へ慰問に来てライブをしています。
今はまだ平和だけど、少し前の戦争で親をなくした子どもに……それに戦いのために作られた強化人間の子も、ここで引き取って育てているんだって。
今日はこの子たちのために、めいいっぱい歌うの。
「〜♪」
あたしの歌に、みんな座って聞いてくれる。……いい子たち。
(歌を聞いて喜んでいるみたいだし、良かった。ステージに立つとあたしも幸せで……心配も忘れられるから)
歌っている今の満足感も、間違いなく本物だから。充足した気分のままあたしはライブを歌いきりました。
「ミーアさんっ! 今日は来てくれてありがとう!」
「あなたのお歌……とっても綺麗だったわ」
ライブの後は子ども達が集まって来て会いに来てくれるの。
「ごめんね、あまりミーアさんに近づき過ぎないように」
あたしの護衛についていた私服姿のオーブ軍の中尉さんが、集まって来る子ども達に言って聞かせます。
「中尉さん、相手は子どもなんだからちょっとくらい……」
「駄目です! ミーアさんの夫でもある……私の上司より、何があってもお守りするようにと命じられていますので」
「もうっ」
アスランは心配性なんだから。でも握手くらいは大丈夫で、あたしは子ども達と握手して、お話したりして触れ合いました。
それに孤児院では、あの人と出会ったりも。
「みんなのために歌ってくれて、ステラ、嬉しい。……みんなも」
「お久しぶりです、ステラさん! 元気そうで良かったです」
あたしと年が近いくらいの可憐な女の子。彼女も、元は強化人間だったステラ・ルーシェさん。戦争の後、彼女もシンさんやルナマリアさん達と一緒にオーブに移住して、ここで先生をしているんだって。
「ステラも、ミーアの歌……すき。シンにも聞かせたかったな」
そう話しながら頬を赤らめるステラさん。彼女はシンさんの事が好きで、同じく彼を好きでいるルナマリアさんと三角関係なの。
ルナマリアさんもだけど、ステラさんもいい子だから、どっちの恋も応援しているんです。
それからステラさんと少しの間しゃべりを楽しんだ後、そのまま護衛の人に家に送ってもらったの。
今日アスランは休みで家にいて、早く会いたかったから。
「アスラン、ただいま!」
「おかえりミーア。その元気、ライブは満喫出来たんだな」
ライブ衣装のまま帰ってきたあたしを、アスランは口付けして迎えてくれました。
「あたしもたくさん歌えて……みんな喜んでくれたから! それにステラさんにも会ったのよ?」
「ステラ・ルーシェか、彼女も元気そうだったか?」
「はい! あたしたちの赤ちゃんの事も話したら、産まれたらシンさんと一緒に会いに来たいって。
ねっ? アスランもいいでしょ?」
「もちろん。産まれたらみんなに紹介出来れば、いいな」
夫婦二人の会話って感じ。とっても満ち足りた一時。
アスランはあたしのお腹を見つめて、気になるように言ったの。
「それにしても、見た所ミーアのお腹は変わらないな。妊娠してしばらく経っているとは思うけれど、膨らんでいたりとかまだ……」
「ふふっ♡ 妊娠した人妻だって、見ただけじゃ思わないでしょ?」
あたしはアスランの前、ライブ衣装でちょっと誘惑するようなポーズをとってみせました。
左腕を上げて右手を腰にあてたまま身体を突き出して、魅惑的な姿勢と表情を。たゆんと揺れるあたしのおっぱい、ふふっ、アスランの視線も独り占めかしら♡
ちゃんと彼もどきっとしてくれたみたいで。それをごまかすように咳払いを一つしてから、あたしに話しかけて。
「まぁ、確かにまだ妊娠しているとは思えない見た目だ。……けど」
「けど?」
「ただの気の所為とは思うが……胸とかは少しだけ、大きくなっているように見える」
アスランに言われてあたしは、ぽよんと膨らむ二つの自慢のものを見下ろすの。
「そう……かしら? 最近食べ過ぎな気もするから、太ったとかじゃないわよね……」
ちょっとだけ心配になるあたし。そんなあたしに彼は寄り添って、こう、愛おしく囁いてくれた。
「なら、後で寝室に行って、直接確かめてみようか。……ミーア」
あたし達はいつものように二人の時間を過ごした後……ちょっとだけ準備をしてから、寝室に行ったんです。
「おまたせしました、アスラン♡」
浴室から出て、裸な身体をバスローブで巻いてアスランのもとへ。彼はあたしより先に、下着一枚でベッドに座っていました。
裸の上半身はムッキムキじゃなくて、健康的なちょうどいい筋肉質な身体。そんなアスランの身体で抱かれるの……あたし、大好きなの。
「問題ない。いつ見ても綺麗だ、ミーアは」
「嬉しいわ。アスランも素敵ですよ? ……ふふっ」
そしてあたしは身体のバスローブをとって生まれたままの姿をさらけ出して、アスランに抱きつきます。
「あたしの身体を全身で……感じて。
アスランの両脚に乗せている太ももとお尻、背中に回している両腕。……ほら? 今右手で首筋を撫でているのも感じます?」
愛おしくアスランの首筋をくすぐるように撫でるあたし。あたしにされるままに受け入れている彼だけれど、触られるときにぴくって少し反応するところも、かわいい♡
「アスランも触ってみてください。あたしのおっぱいも……妊娠してどれくらい大きくなったのか」
「……確かにそんな話、だったな。なら俺がこの手で確かめよう」
アスランはそう話すと、あたしの大好きな手でおっぱいを触ってくれます。
「んっ♡ ……はぁ」
幸せと気持ちよさで声が出ちゃう。視線を少し落として見える、下から持ち上げられて、むにむに動かされるおっぱい。
「どう……アスラン……っ?」
揉まれてよがりながら、あたしはアスランに聞いてみるの。彼はおっぱいを揉む手を止めないまま、少し意外そうに答えてくれた。
「……確かに。妊娠する前と比べて、揉み心地が増しているな。
ミーアの両胸ともに少し膨らんでいるのは……間違いない」
「あん、アスランってばまだ揉むの?
でもいいわ……思う存分にあたしを、触って♡」
あたしとアスランは寝室のベッドの中で、互いの身体を存分にいじくり合ったの。
「ふふ……もうこんなに大きくしちゃって、アスランのえっち♡」
「ミーアが可愛いんだから仕方ないだろ? お尻だって、こんなにぷっくらしてるし」
「今度はお腹周りもぷっくら、なんて言わないわよね? ……やっぱりダイエットしようかしら」
そんな風にしながら、あたしはベッドで仰向けになるアスランの身体に馬乗りになって、こう提案します。
「ねぇアスラン、そろそろあたしに──挿れて?」
「ミーア?」
「だって、あたしで大きくなったアスランのおちんちん……欲しいの」
あたしからのお願い。彼は困った様子を見せていました。
「そうは言っても、お腹には子どもがいる状態でミーアに挿れるわけにはいかない。もし何かあったら」
「大丈夫。挿れるのは赤ちゃんがいる方の穴じゃなくて……もう一つの、こっちの穴だから」
話しながら下半身を少しだけ上げて、お尻を右手の指で広げてアスランに向けます。
「まさか……お尻の穴に、挿れるのか?」
広げて見せているあたしのお尻の穴、アスランも信じられないようにじろじろ見ている。あたしも……ちょっと恥ずかしい。
「お尻でえっちなら妊娠していても安全そうなの。いくら中に出してもお腹の子にも影響はないし、アスランも思う存分……ねっ?
……穴の中も、さっき綺麗にして来たから」
いわゆる『アナルセックス』ってこと。あたしも、アスランもそんなプレイはまだ全然した事なくて、提案したあたし自身とってもドキドキしているの。
(妊娠中でも出来そうなえっちを調べて、アナルセックスを初めて知りました。けど、アスランのおちんちんをお尻に挿れるなんて、あたし……大丈夫かしら?)
今になって心配になる。けれどアスランは……。
「そんなに言うなら試してみよう。ミーアを気持ちよく出来れば良いが」
「待ってっ! アスラン!?」
彼はあたしの太ももを両手で支えると、さっそく屹立したおちんちんをあたしのお尻の穴に当てるの。そしてあたしが止めるよりも先に、穴の中に……ずぶりって。
「──んんっっ!!」
声にもならないくらいの変な刺激が身体を貫く。おしりが……あたしの、おしりが……。
「ひっ……ああ……っ」
思わず身体が痙攣して、金魚のようにぱくぱくする口元から涎が垂れてしまいます。
「ミーア? 本当に大丈夫か?」
あたしの様子にアスランも心配してくれる。だけど刺激が落ち着いて、あたしは小さくうなづいて応えるの。
「心配してくれて……ありがとう。ちょっと変な感覚だったから、びっくりしちゃっただけ」
でもまだ変な感じがする。お尻に今、アスランのものが入っていて。なんかぎゅっと詰めて蓋されているみたいな、お尻の穴と中が押し広げられている感触なの。
「普通に中に挿れるのとは、確かに違うな。でも……ミーアのお尻の中も悪くない。洗ったばかりで濡れていて、少し水っぽい感触が伝わって来る。
これなら普通にピストンも出来そうだけれど……どうする?」
事前にそう聞いてくれるアスラン。挿れる穴がちょっと違うだけで、やり方は普通のえっちと変わらないもの。さっきは感覚に驚いちゃったけど、慣れたからもう大丈夫だし。
「ならお願い。お尻の穴からあたしを……気持ちよくさせて♡」
アスランは分かったって言うと、身体を動かしていつもするみたいにえっちを始めるの。
「ぐっ……やっぱり少し、きついか」
「はんっ! うっ! ──お尻っ、破けそうっ!」
お尻の中をアスランので擦られ、広げられる痛み。涙目になるあたしに彼は気にかけてくれる。
「そんなに痛いのかミーア? なら一端ここで、止めるか?」
「ううん! あたしは平気!
確かに痛いけど、でもその分……気持ちよくなって来たから」
お尻に挿れられて痛いけど、でも快感もあるの。
「あはぁ……♡ この感覚も、たまらないわ♡」
「なら俺も続けよう。もうすぐ出そうだけれど、ミーアは──」
「いいのっ! 来て♡」
あたしはアスランの想いを身体で受け止めるの。彼に合わせて馬乗りになっているあたしも動いて、少しでも味わえる快感を噛み締めようと。
「はあんっ! あんっ! しあわせっ……とっても! はぁんっ!」
「それなら良い! ミーアが夢中になってくれるなら! ──行くぞっ!」
「あああんっ──アスランっ♡」
お尻にたっぷり、アスランからの愛──白くて熱いのが溢れて来るの。
「あたしでこんなに出してくれて……しあわせ」
気持ちよくて頭がふわっとした感覚。気持ちいいのがまだ、お尻に感覚として残っているの。
「ミーアのお尻を使うのも、悪くない。これなら妊娠の間中、来にせずに君の中に出せるかもだ」
そう言った後、アスランはあたしのお腹を撫でながら……。
「大きくなって、生まれるまで──時間がかかるだろうな」
「あたしも早く会いたいわ。……でも、ちゃんと元気に生まれてくるかしら? やっぱり心配になっちゃう」
生まれて来る赤ちゃんが無事に育つのか、心細くなってしまう。そんなあたしの手をアスランが握って励ましてくれる。
「大丈夫。俺とミーアの子だ、きっと元気に生まれてくれる」
「それもだけど……あたしの顔、ラクスさまと同じ顔に整形して、元の顔と違うでしょ?
あたしは元気に生まれてくれたらそれだけで嬉しいの。でも、生まれた子があたしの姿を遺伝して……気に病んじゃったら、あたしのせいだって……嫌われるかもって」
実はこの事も不安だったの。生まれた子どもがあたしから遺伝したせいで……苦しむかもしれないってことも。
アスランと、整形したあたし。どっちの姿にも似てないって子どもにとってショックかもしれないし。そうなったらって考えると……。
「ミーアは心配し過ぎだ。そうだったとしても俺たちの子であることに変わらない。心から愛しさえすれば、本当の事を話しても分かってくれる。
ミーアの事だって嫌いになんてならないさ」
「……アスラン」
彼が優しいのはいつもの事だけれど、それでもあたしには変わらず嬉しくて。
「──うん。そうだったらあたしも、うれしい」
えっちは少し一休み、裸で二人で寄り添って過ごすの。
不安と期待。その両方を胸の内に秘めながら。
────
──月日はあれから流れて。
あたしがアスランとの赤ちゃんを妊娠してから、二十五週目になった頃。
「やぁん……♡ 大きくなったお腹で、この衣装。恥ずかしいです……♡」
軍のお仕事から帰って来たアスランからの要望で、家であたしはライブの衣装に着替えていたの。
いつもなら普通に着れる衣装……だけれどお腹の赤ちゃんが育って、信じられないくらい膨らんだせいで生地もパンパン。今にも破けちゃいそうだし……妊娠後半でのこの格好、あたしも恥ずかしくて。
「そんな事はない。とても……綺麗だと思うよ」
妊娠したお腹に置いている両手に、アスランも上から手を重ねて優しい笑顔と言葉を投げかけてくれる。
あたしの旦那さんで、お腹にいるこの子『たち』のお父さん。
(この前病院に行って検査してもらって、お腹の赤ちゃんには異常なし、健康に育っているって分かったの)
健康な赤ちゃんって分かって凄く安心したのは勿論なの。だけど、もっと驚くことも……病院のお医者さんから教えてもらった。
「まさか男の子と女の子、二人の子どもを妊娠していたなんて。
普通一人ずつしか妊娠しないものと思っていたから……すごいな、ミーアは」
「ふふっ。アスランがあたしに……たっくさん出してくれたおかげですっ♡」
そう言ってあたしが満面の笑顔を彼に向けると、照れたようにしてつぶやきました。
「そこまで笑顔で言われてしまうと……。俺も、普通に気持ちよかったせいと言うのもあるし」
「お互いさまよ、アスラン♡
……でも、コーディネーターのあたしたちに二人も子どもができちゃうなんて、凄いと思わない? もしかしたら神さまからの贈り物かもしれないわねっ!」
「……かも。しれないな」
アスランは愛おしく呟いて、あたしの傍でこう言ってくれる。
「君とお腹の子は……必ず俺が幸せにする」
「ハイ……♡ アスラン……♡」
二人でなんだか良い雰囲気。それからアスランは小型のカメラを取り出して言ったの。
「今の君、俺との子を妊娠した歌姫ミーア・キャンベルの姿。ちゃんと思い出に撮っておきたい。構わないか?」
「こんな姿で恥ずかしいけど……アスランがそうしたいなら。……可愛く、撮ってくださいね?」
彼はもちろんと答えると、カメラのレンズをあたしたちの方に向けて……パシャって自撮り。
撮った写真を一緒に確認すると、アスランってばクスクス笑ったの。
「くくくっ! 君が恥ずかしそうに笑っている顔、まるで幼い女の子みたいだ」
「──ああっ!? こんな顔の写真! だめっ! 撮り直してっ!」
慌ててカメラを取り上げようとする。けれどアスランってば、ひょいとカメラを持ち上げてかわしたんです。
「でも俺はこんな顔のミーアも好きだ。没にするなんて勿体ない、大切にとっておこう」
「もーっ! アスランのいじわるっ!」
……でも、口ではそう言ってもあたし、アスランがそんなに言うのならって思っているの。だってどんな形でも二人での思い出、大切にしてくれるのは嬉しいから。
────
妊娠した赤ちゃんが育って、お腹が大きくなってもアスランとイチャイチャは相変わらず。
朝と昼はもちろん──夜の営みも。
「ここから見上げると……すごく迫力のあるお腹だ」
ベッドに横になっているアスランの上に、大きなお腹で馬乗りになって見下ろすあたし。
「そうですよー♡ お腹のあたしたちの赤ちゃん……こんなに育ったんですから。
耳を近づけてみて。ちゃんと鼓動が聞こえるはずよ」
あたしの言葉に彼は少し上体を起こして、パンパンなあたしのお腹に耳をあてるの。両目を閉じて、耳をすましてくれる。そして……アスランはふいに嬉しげに微笑んで言った。
「確かに。お腹から二つの鼓動の音が聞こえる。俺たちの子どもがここに、元気に育っているのが分かるから。……凄く嬉しい」
「嬉しいのはあたしもよ、アスラン。
だから、お腹の赤ちゃんにもパパとママが愛し合ってるって伝わるくらい……今夜もっ♡」
今日はあたしの方から、アスランの大きくなったおちんちんに、自分のお尻の穴に挿れるのっ♡
「あはぁん! こっちも気持ちイイのっ!」
挿れただけでもピリッと走る快楽、とっても素敵!
アナルセックス……最初の頃は痛くも感じたけど、あれからアスランとたくさん使ったから。お尻の穴も彼のものに馴染んで、今じゃすっかり平気!
「心地がいいな、ミーアのお尻の中も。……最高だ」
「アスランが言うなら、あたしも張り切っちゃいますっ! ほらほらっ♡」
張り切ってアスランの上で、あたしは上下に動くのっ!
「ふぅん……はあんっ! どうっ? アスランっ?」
身籠でちょっとだけ大変だけど、彼と繋がっているの……とってもイイからっ。
「聞くまでもないだろう? 君を感じられて良い気持ちだ。……くっ!」
「熱いの……っ♡ お尻の中と……それにおっぱいもっ……火傷してしまうくらい!」
どっちもジンジンとして来ちゃう。お尻に挿っているアスランのおちんちんも熱くて、大きく膨らんで。そして──。
「んん──っ♡」
中に出された沢山の、彼の白くて熱いモノ。あたしも達して恍惚とした気分になるの。それにおっぱいから噴き出ちゃう別の白いの……乳首から噴水みたいに出ている、これって。
「もしかして、あたしの母乳?」
自分でもつい驚いてしまう。あたしのおっぱいから、お乳が出ちゃうなんて。そんなあたしにアスランは微笑ましく言ってくれた。
「そうか、ミーアが妊娠したから、ようやく乳が出るようになったんだな。
生まれる赤ちゃんに飲ませるために、お母さんの証だと思う」
「お母さん……あたしが、ふふふっ」
彼の言葉と、まだ出続ける自分の母乳を見て微笑ましく思うの。アスランの言うとおりお母さんの証……か。
「きゃんっ!?」
そんなに思っていたところにアスランがあたしの右乳首を口にしたの。おっぱいに口付けされている感じがしてドキドキする。
彼はあたしの母乳を飲んでいるのが見える。彼の口で乳首を吸われての感触もするし、胸がキュンキュンって感じちゃう♡
「やんっ! アスランってば。お乳は赤ちゃんにあげるものなのにっ」
「固いことはナシで頼む。ミーアから出るミルク、好きに飲める今のうちに……たくさん飲みたいんだ。──むぐ……んっ」
アスランに吸われて、右のおっぱいからお乳が絞られるの。あたしの膨らみの中からお乳が流れて出て行くのが分かって……。
「はぁ……あっ……お乳、吸われるたびに感じちゃう……あんっ!」
「ぷはっ! 君から出るミルクはとても美味しい。これから生まれる俺たちの子は毎日このミルクが飲めるのだから、羨ましい限りだ」
あたしのお乳を満喫してくれたアスラン。本当に美味しそうに飲んでくれて嬉しいの、でも。
「アスラン、口元にミルクがついてますよ?」
彼の口近くに少し、残りのミルクが付いていたのに気づきました。アスランもはっとした様子で。
「おっと、美味しくてつい気づかなかった。……みっともない所を見せてしまったか」
「大丈夫よ。そんな所も、とっても可愛いもの♪」
「はは……そう、かな?」
こんなアスランも愛おしくて堪らなくて。あたしはもう片方の、まだお乳がたっぷりで、待ち切れないみたいに乳首からぽたぽた垂らしている左のおっぱいを持って向けたの。
「ねぇっ♡ 今度は左のおっぱいも、ちゅっ……ちゅって……吸ってくれないかしら?
こっちもアスランにも吸って欲しいって、あたし」
赤ちゃんはまだ生まれていないから。それなら好きな人にもあたしの、おっぱいのお乳をたっぷり味わって欲しいから。
「嬉しい。ミーアのミルク、まだ飲み足りないから。
じゃあ遠慮なく……たっぷり俺に味あわせてくれ」
「ひん……っ♡ アスランっ、たくさん飲んで♡」
ふふっ、まるで赤ちゃんみたい。でも嬉しい……幸せ。アスランから求められるのはいつだって、そんな感情が胸の中に満ちるの。
────
赤ちゃんはすくすくと育って、大きくなったお腹ももっと大きくなって。
妊娠期間の最後の頃には病院に入院。そして……ついにその時が。
「……ミーアっ!」
「いくら何でも遅すぎです、アスラン」
「すまないメイリン! 産まれたと聞いて駆け付けたけれど、君から連絡が来た時には演習の視察中で遠くにいて……遅れてしまった」
アスランの知人で彼女さんだった、メイリン・ホークさん。彼女があたしの付き添いでずっと居てくれたの。……あたしのために、優しい人。
「謝るなら私より奥さんにでしょ? ──ほらっ! 早く会ってあげて!」
後ろに回って、ぐいぐいとアスランの背中を押してくれるメイリンさん。
あたしはベッドから上体を起こしていて、来てくれた彼に笑顔を向けます。アスランは遅れたのもあってバツが悪そうな様子で、あたしにこう言うの。
「ミーアもすまない。父親なのに出産に立ち会えなかったなんて、情けない」
謝るなんて、もう……気にしてないのに。
「アスラン、あたしは気にしていないわ。産む時はすごく大変だったけど……ちゃんと元気に産まれてくれたから。
そんなことよりも──ほらっ!」
あたしは両手に抱きかかえている二つのちいさな、アスランとの愛の結晶を見せるの。
「俺とミーアとの……子供なんだな」
「はいっ。よーく見て、とっても可愛いでしょ?」
毛布にくるまった、それぞれ男の子と女の子の赤ちゃん。
「こっちの子は先に産まれたお姉ちゃん。青い髪に緑色の瞳、アスランと同じね。顔立ちもちょっとだけ面影があるって思わない?」
「本当だ。俺に似た女の子なのか」
「ふふっ。そしてもう片方の子はお姉ちゃんのすぐ後に産まれた、男の子。顔はお姉ちゃんに少し近いけど、髪の色は元のあたしみたいに濃い灰色、瞳も黒に近くて。
……どっちも大切で可愛い、あたしたちの赤ちゃん。アスランも抱いてみて」
あたしはアスランに、赤ちゃんを両方とも受け渡しました。彼ってば戸惑ったみたいな表情ですごく緊張しながら両手に持ってるの。
「俺はどうすればいいんだ? こんな事にはなれてなくて……赤ちゃんもこんなに小さくて、持っているだけでも心臓がバクバクする感じだ。……えっ?」
その小さい手で、二人は抱いていたアスランの手を握っていたの。
「あら? 産まれたばかりなのにお父さんって分かるのね」
「こんなアスランの姿、思ってもみなかった。でも本当に可愛い赤ちゃん……良かったですね、アスラン!」
メイリンさんもこう話していて、彼は赤面しながらも赤ちゃん達を愛おしく眺めて優しく手を握り返してくれた。それから──。
「ミーア、この子達の名前はどうしようか。一緒に色々考えたが、いざ決めるとなると……悩むな」
「嬉しい悩みねっ、アスラン。だけどあたし、男の子が産まれたらこれしかないって決めていた名前があるの!」
元々のあたしの髪色と瞳の色を遺伝した男の子。あたしは傍にいるアスランからその子を受け取って、優しく抱き上げながら言うの。
「この子の名前は、レオン。アスランの名前って他の国の言葉で『ライオン』って意味でしょう? だからアスランみたいに強くて勇敢な、優しい子に育ってほしくて、この名前がいいって思うの」
あたしの大好きな人、アスラン。だから彼の事を想ってつけたいと考えていた名前。
この子も気に入ってくれたようにニコッと笑って、アスラン本人も照れくさそうにしながら言ってくれたの。
「レオン……素敵な名前だ。育ってくれるなら俺よりも良い子になって欲しいな。
──ミーアが男の子の名前を決めたのなら、俺は女の子の名前を決めようか。……そうだな」
アスラン似の女の子。彼が抱いたままのこの子を見つめて、考えるように少ししてから名前を決めたの。
「──ティア、なんてどうだろうか? ミーアと名前の響きが似ていて、君みたいにキラキラと輝いて欲しいイメージで決めた名前だ」
「とってもいい名前、さすがアスランねっ♪ 大きくなったらあたしみたいに歌姫になってくれるかしら? そうしたら……一緒にライブで歌いたいの。良いと思わない?」
ふと思ったそんな夢想。アスランは口元を緩めてこう言ってくれる。
「ふふ、まだまだ先の未来かもしれないが、素敵だと思う。ミーアとティアとのライブ、その時には真っ先に観に行きたい」
「本当はこの子次第だけど、もしもそうなってくれたら嬉しいな……あたし」
あたしは彼と一緒にたくさんの希望を胸に、二人のことをを見つめるの。
「ティアとレオン。あたし達の愛おしい子、会えて本当に幸せなのよ。
ママとパパになったばかりだけど、これからよろしくね。……たくさん愛情を注いで、大切に育てるから」
家族が……無事に自分とアスランとの子供が出来たって言う幸せ。
思っていたよりもずっと、ずっと幸せで一杯で溢れそうなくらい。アスランも大好きだけど、産まれて来てくれたこの子たちも同じくらい──大好きだから。
────
ある日の事。
アスランとあたしは子供たちと一緒に海水浴に来ていたの。
「家族みんなで海に──この前約束しただろ? ティア」
「ありがとパパ! みんなで海に来るの、久しぶりだから嬉しいのっ!」
彼の傍には水色の水着姿で、大きな浮き輪を持ってウキウキなティアの姿。レオンと同じ日に産まれてつい最近、八才の誕生日を迎えたの。
ティアはあたしの方にもきらきらした緑の瞳を向けてこんな事まで。
「ママだってパパと来れて嬉しいでしょ? だって家でパパが最近ずっと忙しくて寂しいって……言ってたもん!」
「あ、えっ!?」
「そうだったのか、ミーア? 確かに一月程軍部の仕事に追われていた事もあったからそのせいかもしれない。次からは家族との時間をもっと取れるようにするよ」
嬉しいけど、なんだか無理を言っちゃった気分。確かにここの所仕事が忙しくてあまり一緒にいられなかったかもだけど、その分こうして埋め合わせはしてくれているもの。
「ごめんね。あたしもライブもあったりするもの、出来る限りで大丈夫よ」
傍でニコニコと笑顔なティア。髪の色と瞳はアスランに似ているけど、長く髪を伸ばしたヘアスタイルはあたしそっくりに真似ていて。……ふふっ。前髪の髪飾りもあたしのは五芒の星型だけど、ティアのは四芒の星型の髪飾り。いつかあたしみたいな歌姫になりたいって言って、憧れてくれているの。
家では歌と踊りの練習もしていて、あたしがティアに教えたりも。大きくなったらあたし以上の歌姫になるって信じているの。もちろん──。
「ねぇ母さん、後で標本作るための貝殻……集めるの手伝って欲しいんだ」
あたしの近くには、大きな海洋図鑑を両手に持っているレオンもいるの。
アスランと同じ髪型の灰色髪で、黒っぽくて少し垂れ目なくりっとした瞳の内気な男の子。ティアとは違って大人しくて控えめな性格だけど勉強好きで、色んな事に興味を持って調べたり……将来は学者さんになりたいんだって。
産まれた時には強い男の子になって欲しいって思っていたけど、十数年前に比べたらずっと平和になったし、アスランみたいに軍人さんになるよりもそっちの方がいいかもって今は思うから。
「ふふ、もちろんよレオン! 後で一緒に集めましょう。ティアもアスランも手伝ってくれる?」
「そうだな。レオンのためなら俺も頑張るとも。ただ貝の種類にはあまり詳しくないから、後で色々と教えてほしい」
「私もっ! 何だか面白そうだし、可愛い弟の助けになるならお姉ちゃんとして力にならないと!」
あたしからのお願いに二人とも乗り気で良かった。
「手伝ってくれるのは嬉しいけど、お姉ちゃんって……産まれたのは同じ日で同い年じゃん」
「あら? でも私がレオンより先に産まれたんだから、お姉ちゃんでしょ? それに──」
「えっ!?」
ティアはレオンの持っていた海洋図鑑を取り上げると、そのままあたしに手渡しました。
「図鑑はママが預かっていて。レオンが持っていたままだと一緒に泳げないじゃない?
──ほらほらっ! ちゃんと後で手伝うんだから、今は私に付き合って海を楽しもうよ!」
「急に取り上げなくたって。……でもティアの気持ちはわかるし、いいよ。どっちが早く泳げるか競争しよう!」
「意外に乗り気ね! いいわよ、負けないんだから!」
性格はちょっと違うけどティアとレオンは姉弟仲良しで、どっちも優しくて良い子たち。あたしとアスランにとってもそれが一番。すくすく育って元気でいてくれて、嬉しいの。
「ティア! レオンもっ! はしゃぎ過ぎて怪我しないでね」
「「はーい!」」
二人は手を振って海に駆け出して行った。
海で泳いだり、水をかけあって楽しんでいる子供たち。
あたしとアスランは大きなパラソルの陰に敷いたシートに座って、二人を見守りながらゆっくりと。
「とっても元気な子たちだな。ミーア」
「はい。……二人ともあんなに楽しそう。
アスランもありがとう。家族みんなで海に行く時間を作ってくれて」
「ふふ、最近忙しくてなかなか一緒に過ごせなかったから、これくらいは当然だ」
彼のはにかむ表情。あたしもアスランと海で過ごせて、しあわせ♡
「……あっ♡」
そんな思いに浸っていると、右のおっぱいに彼の手の感触が伝わるの。
アスランってば……あたしのビキニに手を入れて、直接おっぱいをもみもみって。そして身体を寄せてそのまま口付け。
「はむ……ん」
「ちゅっ……ぷはっ」
互いに求め合うような熱烈なキス。一旦唇を離して、アスランは愛おしそうに呟いてくれる。
「──すまない。ミーアと二人になれて少し我慢がきかなくなった。魅力的で可愛い君の唇に、ふくよかな胸も。本当はすぐにでも君と、もっと……」
キスをしながら背中に手を回してあたしの長い桃色髪を撫でてくれる。あたしもアスランと同じ気持ちなの。……だけど。
「気持ちは嬉しいけど、それはまた夜にしましょう? 今はほら──」
あたしはそう言って、海の方向から呼びかけるティア、それにレオンに視線を向けるの。
「父さん、母さん! こっち来て!」
「家族みんなでビーチボールをしましょう! ママは私と、パパはレオンとタッグでどうかしら!」
子ども達の呼びかけにアスランも気がついて、愉快げに笑みをこぼすのが見えました。
「……俺としたことがうっかりしてしまった。君との時間は後の楽しみにとっておこう。今は家族みんなで、めいっぱい楽しもう」
あたしも笑顔で頷いて、彼の手をとって一緒に子ども達の所に──
「楽しそうね! あたしも張り切っちゃうわ!」
「こう言うのも悪くない。俺も存分に楽しむことにしよう」
こうして家族四人、みんなでビーチボールを。
「パパとレオンに勝つんだから! 一緒に頑張ろう、ママ!」
「ええ。アスランもっ、今日は負けないわ!」
対してアスランとレオンも……。
「勝ち負けよりも、何より楽しむ方が大切だと思う。アクティビティはそれが一番だ」
「言っとくけどパパ、ママが相手だからってあんまり手加減はしないでよ」
「…………まぁ、出来る限りは」
愛するアスランと、可愛い子どもたち。家族って本当に──素敵なものね♡