※この作品はR-18です。

秘書子とソーマ   作:タイフーンの目

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極星寮のホットな宴(中編)

■04 彼のターン ~言っちゃう?~

 

 はじめのうちは躊躇(ためら)いがちな緋沙子の舌だったが、次第にその動きは滑らかになり、創真の動きに呼応して巻きつくように絡んでくる。

 

「う……ん、ふぅ――」

 

 とろけるような唾液の交換。一層の熱が籠もる彼女の吐息。

 

 創真は緋沙子の後頭部に添えていた左手を、彼女の背中へと這わせる。くすぐったさと驚きからか、緋沙子の背中の筋肉がビクンと跳ねた。

 

 少女の肌は熱くて滑らかだ。緩やかなカーブに沿って手のひらを動かす――スカート越しに臀部を撫で回したあと、さらにその奥へと指を忍ばせる。小ぶりなその臀部の瑞々しい張りを堪能する。

 

 キスを交わしながら、両手で揉みしだく――すると、緋沙子は切なげな声を上げながら身をすり寄せる。そのたおやかな腕で創真の背を抱いて、自らの肌を密着させてくる。

 

 唇に、手のひらに、胸に、腰に……全身で緋沙子を感じる。

 ――が、そこで創真は身を離した。

 

「あっ――」

 

 緋沙子は戸惑いを口にするが、創真は、

 

「そろそろ風呂入んねーとな。……どうする? まだオレと入るの嫌か?」

 

 彼女の目を見て訊ねた。緋沙子は唇を噛み、

 

「ずるいぞ」

 

 おずおずと創真の手首を掴み、潤んだ瞳で見上げながら呟いた。

 

「一緒に……入ろう」

 

   ◇

 

「やぁっ! そこはダメだと……ああもうっ!」

 

 湯気が満ちた、2畳ほどの洗い場のスペース。泡だらけの体で、緋沙子は創真の腕を遮った。

 

 ――洗いっこしようぜ

 

 彼の言葉に抗えず……というか返答する暇さえ与えられず、彼女の体に泡が広げられた。もちろん創真の手によって。

 

「変なところを触るなっ!」

 

 創真は彼女のことを、背後から抱きすくめて撫で回す。なめらかな肩を、むしゃぶりつきたくなるような鎖骨を、張りのある二の腕を――そして、指先を絡めるように。

 

「変じゃねーよ。緋沙子の体、すっげぇ綺麗だぜ」

「そういう意味じゃ――あんっ」

 

 つるんっと滑った先に、緋沙子の形のいいバストがあった。その柔らかさを手のひらで堪能し、先端の突起を執拗に責める。両手で後ろから、同時に――

 

「そこは、本当にっ……」

 

 緋沙子は手の甲で唇を押さえるようにして、声をかみ殺す。

 

「なあ、緋沙子」

 

 意地悪に笑って創真は言う。

 

「ここ、気持ちいいのか?」

「――っ! 気持ちよくなど……ないっ!」

「へえ……」

 

 強がる緋沙子の意志を砕こうと創真は、右手をさらに下へと伸ばす。太ももの隙間へと半ば強引に滑り込ませた。ボディーソープのぬめりが、それを容易にした。

 

 緋沙子の柔らかい女の子の部分へと、指を走らせる。

 

 前後に、ゆっくりと……

 にゅるっ、にゅるっ――

 

「なあ、これ泡?」

 

 耳元で囁く。

 

「それとも、緋沙子のエッチな汁?」

「ばっ、馬鹿者! 泡に決まっているだろう――」

 

 どちらであろうと、彼女が快感に体を震わせていることは確かだった。密着した彼女の背中は、創真の指の動きに合わせて艶(なま)めかしくうねり、それがさらに彼の興奮を押し上げる。

 

 指の先に、小さなしこりを覚えた。

 

「緋沙子、ここも好きだよな……」

 

 そこは殊更に丁寧に、転がすように刺激していく。左右の手で、上と下の突起物へと、同時に快感を与える。きゅうっと――彼女の全身が一層の反応を見せた。

 

「あっ、ひゃう――!」

「正直に言えって。気持ちいいんだろ?」

「――――」

「……じゃあ、やめようか?」

 

 創真が指の動きを止めると、

 

「っ! ダメ……それは……」

 

 切なげな声が漏れる。

 創真は、彼女の横顔を覗き込んで言った。

 

「どうなんだよ。触って欲しかったらちゃんとお願いしてみろよ」

「う……」

 

 緋沙子はおずおずと流し目を向けたが、顔を赤らめ、うつむいて……

 

「や、やめないで――もっと、して欲しい……」

「何を?」

「…………!」

 

 細い肩が震え、

 

「創真の指で、触って欲しい。胸も、あそこも……」

「ふうん。エロいんだな、緋沙子って」

「――っ、そうだ、全部君のせいだ!」

 

 うるんだ瞳を向け、

 

「君のせいで私はもうっ――、とろけてしまう……!」

 

 懇願するような響きに、今度は創真のほうが耐えられなくなり、愛撫を再開した。彼女の体を堪能したい。すべてを支配してしまいたい――欲望がとめどなく溢れた。

 

 指は、彼女の奥へと侵入する。

 

 つぷっ――

 

 柔肉をかき分け、肉壁を押し、擦る――。

 

「やあんっ! それ、ああっ――」

 

 さらに熱を帯びる嬌声。

 

 ぐにゅっ、ぐちゅ、

 にゅる――

 

「あうっ……、気持ちいい、そこ、すごいっ……」

 

 もはや緋沙子の膝はがくがくと震え、もはや立って居られないほどに筋肉は弛緩している。

 

 次から次へと愛液が満ちる――その肉壺を、創真の指はかき混ぜていく。押し広げると少女の体はビクンっと跳ね、擦りながら出し入れすると、「はああっ――」という切なげな声が、創真の耳に届く。

 

「あ、ダメ――!」

 

間もなく、緋沙子の声が一際甲高くなり……

 

「や、なにか来るっ! やあぁ、キちゃうっ――あんっ!」

 

 ぐちゅっ!

 じゅぶっ――

 

 創真の指は一定のリズムで刺激を続ける。腕の中で彼女は、絶頂への階段を登っていき……

 

「イク、イっちゃう――! だめぇ……っ!」

 

 小刻みに痙攣する。

 

「イッていいぜ緋沙子――」

 

 くちゅ……、くちゅっ!

 ぐちゅっ――

 

「ふぁあ、イッちゃう! きゃあぁ――」

 

 絶叫が風呂場のタイルに反響し、緋沙子の太ももを愛液が伝い落ちた。

 

 

 

■05 彼女のターン ~慈愛の女神~

 

「くぅ…………」

 

 緋沙子は背を向け、洗い場のマットに座り込む。肩を上下に揺らしながら、息を整えようと努めているようだ。

 

「ふ、不覚だ……こ、こんな恥ずかしい……」

 

 後悔に塗れた声で、ふるふると首を振る。

 

「なんだよ、可愛かったぜ緋沙子」

「うるさいっ――! もう、君が調子に乗るから――」

「オレのせいかよ」

 

 創真は爪で頬をかく。

 

「……よしっ!」

 

 言うと、緋沙子は座ったまま振り向く。と、そこには創真の屹立(きつりつ)したものが――

 

「うわあっ!」

 

 のけ反って声を上げる緋沙子。

 

「な、なんでこんなに元気なんだっ!」

「いや、仕方ねーだろ。そりゃこうなるって」

「う……そ、そういうものなのか……」

「おう」

 

 ややあって、緋沙子は意を決したように大きく息をつき、キッと睨み上げると、

 

「――今度は私の番だ」

 

 そのたおやかな指が創真の下腹部に添えられる。包み込むようなその刺激に創真は、

 

「うおっ――」

 

 思わず腰を引きそうになる。

 

「こら、逃げるな。しっかり触れないだろう」

「……って、お前、これは……」

 

 緋沙子は、中指で裏筋をつつーっとなぞり、もう一方の手で睾丸(こうがん)を揉み上げるようにする。控えめながらも的確な動きに、思わず創真はビクンと反応してしまう。

 

 その様子を見て、緋沙子は顔をほころばせ、

 

「ふふっ。可愛いな――」

「お前……それ、男子的にはショックなんだけど」

「そういう意味ではない……ここは――その、すごく堅くて、可愛くはないが……」

 

 緋沙子は、指で輪を作ると、竿を上下に擦る――痺れるような快感が、創真の腰を駆け抜ける。

 

「く、うっ!」

「ふふっ――」

 

 緋沙子は優しく笑う。

 

「君の反応を見ていると……何だか愛おしいんだ。こんなグロテスクなものでも――とても可愛く思える。……ここは、どう?」

 

 指先で、パンパンに腫れ上がった亀頭を慈しむように撫でてくる。

 

「ああ、すっげえ気持ちいいよ」

「よかった……」

 

 微笑んだまま緋沙子は、唇を近づけ、

 

 ちゅっ――

 

 先端にキスをする。

 

「ふふふっ、また動いた……」

 

 まるで子供のような、好奇心に満ちた表情で観察したあと――ちろりと、彼女の口から赤いものが伸び、肉棒の先を這った。

 

「苦い……」

 

 少しだけ眉をひそめるが、すぐに笑顔に戻ると、緋沙子は顔を埋めるようにして、

 根元から――先端へと。

 小さな舌を使って丹念になめ上げていく。

 

 大胆な行為に彼女自身も興奮しているのか、

 

「ふ……はぁ……」

 

 甘い吐息が漏れて、創真はくすぐったさを味わいながら、性器に与えられる彼女からの愛撫に身を任せた。

 

 ついには彼女は、

 

「はむっ――」

 

 ぱくりと亀頭をくわえ込んだ。はじめは遠慮がちに首を動かす。舌の蠕動(ぜんどう)。唾液が絡みつき、薄い唇がカリを吸って快楽を煽る。

 

「ふぅっ――、んむっ――」

 

 じゅぷっ、じゅぽっ――

 次第にストロークが大きくなっていく。

 

(なんだよこれ……!)

 

 初めて味わう感覚だった。膣内とは違う……緋沙子の内側。彼女の口内の感触は、また別種のものだ。自然と腰が動いてしまう。精気をすべて吸い取られてしまいそうな、どこか恐ろしいほどの蠱惑(こわく)――

 

 それに――この光景。

 

 あの緋沙子が、自身の股間に顔をうずめ、健気に頭を前後させ、小さな口で愛撫してくる――裸で座り込むその姿を見下ろすと、オスしての支配感と――同時に、彼女への激しい愛情が胸を満たす。

 

「緋沙子――」

 

 呼びかけると彼女は口を離し、不安げな声で、

 

「あ……良くなかったか?」

「いや。むっちゃ気持ちいいよ。やばいわコレ――」

「そうか」

 

 安堵したように微笑む。

 

「なあ、こっち見ながらしてくれるか?」

「え……は、恥ずかしいが……、そうしたほうがいいのか?」

「ああ、頼むよ」

 

 緋沙子は素直にこくりとうなずく。

 再び創真のものを咥(くわ)えると、今度は艶(つや)っぽい目で見上げながら、

 

 じゅるっ――くぷ、じゅぷっ――

 と、上気した頬をすぼめて、男根に吸い付く。

 

「すげえ可愛いよ、緋沙子……」

 

 髪を撫でてやると、彼女は嬉しそうに目を細め、さらにストロークを速めていく。

 

 ごぷ、くぷっ――じゅぶっ――

 ぢゅるっ!

 

「ふ、ふぅ――、んっ! はあっ」

「やば……緋沙子、オレもうイキそうだ……!」

 

「ぷあっ、――ん、うん。ああ……イッて……出して?」

 

 かぷっ、じゅぽ、じゅぽ、じゅぽっ――!

 吸い付く力が強くなり、緋沙子の口の端からは、唾液が糸を引き垂れ膝元に落ちる。言葉を失う光景。吐きそうなくらいの快感。

 

 亀頭を突っ込んだ口内では、緋沙子の舌がにゅるにゅるとうねる。

 我慢の限界だった。きゅうっと睾丸が持ち上がり、射精の波が押し寄せて――絶頂の瞬間、腰を引き抜く。

 

 びゅるびゅるっ――!

 

「んあっ――ぷはっ!」

 

 見上げる彼女の顔に、白濁の液が盛大に振りまかれる。粘ついたそれは、髪やまぶた、鼻先を汚した。

 

「わ、わり――」

 

 緋沙子は驚いたような顔でしばらく目を見開いていたが、頬についた精液を指ですくうと、そのまま口に含み、にゅるりと舐め取る。

 

「ふふ……変なにおい……」

「だいじょぶか――」

「ああ。少しアゴは疲れたがな」

 

 そう言って緋沙子はいたずらっぽく笑った。

 

「つーかお前、こんなテクニックどこで覚えたんだよ」

「な……、こ、これくらい一般教養だっ!」

「はは、そっか」

「まったく君は――って、何を」

 

 創真は膝を突くと、緋沙子の体をぎゅっと抱きしめた。

 

「いや、なんつーか……こうしたい気分なんだよ」

「……そうか。私もだ」

 

 そう言って、緋沙子も両腕を伸ばして抱きしめ返す。お互いの熱を確かめ合いながら創真は、腕の中の恋人に問い掛ける。

 

「なあ、最後まで……いいか?」

 

 訊くと、緋沙子は小さくうなずいた。

 

 

 

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