※この作品はR-18です。

【書籍化&コミカライズ】ツンデレ女子が幼馴染の鈍感男子に「ざまぁ」されていたので、寝取って教え込んであげた話   作:タイフーンの目

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本日は3話更新です。(3話/3話中)



番外編12 もつれた家族の肖像 ★

 

 ■ ■ ■

 

 脱衣所で、汗だくになった真南可の制服を脱がせた。衣服と下着を剥いでいくたび、汗に混じったフェロモンが匂い立ってくる。

 

「もう寒くない?」

「――うん。涼介も、脱いで……」

 

 姉も、優しい手つきで涼介の肌に触れてくる。

 だがそれも束の間、身を屈めて、涼介の胸板に唇を沿わせてきた。

 

「んっ、ちゅっ、ちゅむっ……」

 

 発情が止まっていない。義弟の肌を、汗を、まるでご褒美かのように唇と舌で堪能している。

 姉は次第に身を低くし、膝を突き、まだそそり立っている下半身にむしゃぶりついてきた。

 

 ついさっきまで自分の膣に入っていたことなど気にもせず――いや、それすら興奮の一助にするかのように、大きく首を動かし、頬をすぼめて吸い上げる。

 

「――グポっ、ぢゅぼっ、ぐぶッ、ぐぶッッッ」

「今度こそ口でイっていいの?」

「ンぐっ、ぢゅぼッッ、ぐぶっ、ぢゅぶッッッ」

 

 喉奥までを使ってのディープスロートに、射精を促される。どくどくと脈打って、ペニスが精液を吐き出した。

 

「――ぉぶッ!? んぼ、ッッぶ、ぢゅぐぐっ、ぢゅぐッッ……」

 

 苦しそうにしながらも、真南可は尿道に精子が残るのを許さないとでもいうかの勢いで吸引しつづける。

 

「嬉しそうだね、姉さん。俺も気持ちいいよ」

 

 共感して頭を撫でてやると――姉は羞恥と背徳と、そして恍惚とが複雑に混じった顔で小さくうなずいた。

 おそらく、拓真には見せていない顔。

 

 あのときとは立場が逆だ。

 拓真が初めてこの家に来たとき、1階の涼介たちを尻目に、真南可たちは2階の自室でセックスに耽っていた。

 

 それが今や、義姉はこのざまだ。

 義弟とのセックスに溺れ、奉仕することに悦びを覚えている。

 

 ……拓真に恨みなど一切ない。彼は善良な人間だと思う。

 だが。こんな真南可の表情からしか得られない何かを、確かに涼介は感じていた。

 

「涼介……っ」

 

 口内に残った白濁を嚥下した真南可は、立ち上がると洗面台に手をつき、腰を差し出してきた。バストに負けない豊満な丸尻。その割れ目は、汗と愛液と、涼介が放出した白濁とでドロドロに濡れている。

 

「来て、お願い涼介、ここ……もう涼介のがないと――、あ、アぁあッ!?」

 

 まだ固いままのペニスを挿入してやると、真南可は全身を悦びで打ち震わせた。腰から背中にかけての艶めかしい曲線。髪が乱れてうなじに貼り付くのも、彼女は気にも留めていない。

 

 鏡に映る、はしたない顔の真南可は、

 

「きもちいいッ、ゴリゴリって、んぁっ、そこ好きっ――」

「兄さんより?」

「涼介のほうが気持ちいいのッ、こんなの、感じたことないっ――、あぁあッ、いく、またイっちゃう、ひぁッ、ふぁあッッ!?」

 

 彼女からは、もはや抑圧も忍耐も欠片も感じられない。男根に突かれるがままに達する姉を、涼介は軽蔑と共感をもって犯した。

 

 

 情事は、脱衣所だけで治まるはずもなかった。

 浴室に入ると、真南可は進んで身を寄せてきた。泡立てたボディーソープを自分の乳房に纏わせ密着してくる。

 

 にゅるにゅるとした柔肉の感触。

 

「気持ちいい? 涼介、涼介っ……、んっ、あんっ」

「自分のほうが乳首で感じてるじゃん。姉さん、発情しすぎ」

「だって、だって――」

 

 媚びた顔で見つめてくる。

 

「もう……涼介のこと見てるだけで、触られるだけで私――」

「このまま入れる?」

 

 コクリ、とうなずく姉の腰を抱き寄せ、腰の高さをズラし、亀頭で陰唇をかき分ける。ぬるっとした肉の海の中に、膣口のつっかかりを探り当て――

 

「ぁんッ!? は、あ、アッ……!」

「すんなり入ってくね。姉さんのマンコ、俺のを咥えるの癖になっちゃった?」

「うぅッ、アンっっ! ああっ、すごいっ、ずっといいトコロにばっかり当たるっ」

「だから――、さかりすぎだって」

 

 立ったまま真南可はグリグリと腰を押しつけてくる。泡と体液にまみれた女体。そして真南可は、自分から唇を重ねてきた。

 

「はむっ、んぢゅっ、れぅうっ……」

 

 肌と肌、粘膜と粘膜。出しっ放しにしていたシャワーから立ち上る湯気。反響する真南可の嬌声。

 

「そんなにしたいなら、俺、座るからさ」

 

 繋がったままシャワーチェアに腰を下ろし、

 

「好きに動いてよ」

 

 もはや躊躇うどころか真南可は、みずから腰をグラインドさせる。ジュクジュクとした膣襞が蠢いて、これでもかとペニスを扱いてくる。

 

「ンッ、あぁあッ……! 涼介、涼介っ……!」

「いいね、それ気持ちいいよ。でもこのままじゃ、またナカに出しちゃいそうだけど?」

「――――っ、だ、出してっ、涼介の精液、私の子宮に浴びせてっ……! 気持ちいいの、それ、いちばん気持ちいいからっ……! 大好き、大好きなのっ、精子出して、私のナカに射精してっ……!」

 

 締めつけてくる肉壺に応えて、容赦なく精を送り込んでやる。

 

「ふぁあああッッ!? き、たっ……、ビシャビシャって、子宮にかかってる、マンコに出てるっ……! 弟の精子、私の子宮にきてるっ……!」

「ははっ、本当に最低の姉さんだね」

「ご、ごめんなさい、ごめんなさいっ! 浮気まんこに射精されて、アクメしてごめんなさいっ……! 壊れちゃってごめんなさいっ、ひっ、はふっ、アぁあああああッッ……!」

 

 ビクビクッと大きく痙攣する火照った肉体を、涼介は抱きしめる。

 

「逃がさないから。まだまだ、姉さんの膣内に射精してやるから――覚悟してよ?」

「お願い、お願いっ……! もっとして、もっと――」

 

 もっちりした尻肉を鷲づかみにし、下から突き上げ、何度も真南可を果てさせる。突くたび、2人の結合部から白濁がドロドロと溢れ落ちるのを感じながら。 

 

「姉さんは、このためにウチに来たのかもね」

「…………ッ?」

「俺に犯されて――、幸せになるために」

 

 真南可が、身体の芯から震えるのが分かった。

 涼介も同じだった。

 

 それは恐怖でも、後悔でもない。

 ひたすら甘くて拙い、ほの暗い快楽の震え――

 

 家族でもない、恋人でもない、歪な関係。2人は混ざり合うように互いの肉体を貪り合った。頭の中には家族のことも、真南可の幼馴染みのことも、もうまったく残っていなかった。

 

 

 ■ ■ ■

 

 

「さあ、撮るぞ」

 

 父がスマートフォンを手に向かいに立った。

 

 3月。

 真南可たちの卒業式が終わって。

 

 両親とともに学校から帰って来た真南可と、師藤家の前で記念撮影をすることになった。涼介と真凛も家の中から引っ張り出されて、そして――

 

「つーか、本当にオレも入っていいんすか?」

 

 拓真も一緒だ。

 

「家族写真の邪魔になんないすかね?」

 

 言いながらも、たいしてバツの悪そうな感じはない。その自然な雰囲気が彼の持ち味でもある。

 すると父が笑いながら、

 

「拓真くんは、もう家族みたいなものだろう。これからも真南可ちゃんのことを頼むよ」

「じゃあ、お義父さんって読んでもいいっすか?」

「言うねぇ、はは。いいんじゃないかな。なあ、真南可ちゃん」

「えっ。あ、はい。うん――」

 

 言いよどむ真南可を、2人は照れによるものだと断定して笑い合っている。

 ただ、その小さな狼狽に後ろめたさが含まれていることを、涼介だけは知っていた――正確には、涼介と、そして義理の妹も、だが。

 

 写真は、真南可と拓真を中心に、涼介、真凛、義母とが並んで撮影された。

 次は父親も入ろうという流れになって、真凛が提案した。

 

「拓真さん。撮ってくれませんか?」

「ん。もちろんいいぜ」

 

 すっとポケットからスマホを取り出して、拓真が父と交代する。

 

 今度は両親が背後に、きょうだいが前列に並ぶことになった。

 

「兄さんが真ん中に立ってください」

「なんで俺が」

「年の順です」

 

 中央に涼介。その右側に真凛。左手には――

 

「…………」

 

 視線を合わさないまま、カメラのほうを――拓真のほうを向いて真南可が立った。

 

「みんな、寄って寄って!」

 

 朗らかな笑顔で拓真がジェスチャーする。

 

「――だそうです。さあ兄さん」

 

 言って、真凛がベッタリと右腕に抱きついてくる。

 

「はは、もう完全にお兄ちゃんっ子になったな、真凛ちゃん」

「ええ。拓真さんのおかげで――ねえ、兄さん?」

「――――」

 

 含みのある言い方だが、涼介は動揺などするはずもない。……隣の、真南可は別のようだが。

 涼介はあえて、わざとらしく肩をすくめてみせて、

 

「まあね。毎日、甘えすぎて困るくらいには仲が良いよ」

「まるで迷惑のような言い方ですね? 兄さんだって嬉しいくせに」

 

 じゃれついてくる妹は、どこにも邪心がないような振る舞いだ。けれど、誰にも見えないところで手を繋いできて――まさぐるように指を絡ませてきた。その細く幼い指からは想像もつかないほど艶めかしい動きで。

 

(こいつは本当に――)

 

 心の中で苦笑する。

 ストレートなように見えて裏表のある性格。態度。ふるまい。

 そんな真凛に対しては、父や母には感じられない親愛らしき感情を抱けるのだから、皮肉なものだ。

 

「さあ兄さんも、姉さんも」

 

 真凛が屈託のない声でそそのかしてくる。

 

「ほら、真凛ちゃんにも言われてるぞ?――真南可、涼介にもっとくっついて」

「わ、分かってるって。急かさないでよ」

 

 慎ましく身を寄せてきた真南可の肩と、真凛に押されるようになった涼介の肩とが触れあう。

 

「…………っ」

「姉さん」

 

 涼介もまっすぐにカメラを向いたまま、ごく小さな声で囁いた。

 

「卒業おめでとう。これからも……よろしく」

「――――。うん」

 

 消え入りそうな声音で、けれどはっきりとした発音で真南可が応じた。

 

「撮るぞ」

 

 拓真がスマホのボタンを押してシャッターを切る。涼介と真南可は、きょうだいらしい笑顔を浮かべた。両親からも彼からも見えない位置で――指と指とを絡ませたまま。

 

 

 

[第1弾 了]

 





番外編の第1弾はこれにて完結です。
お楽しみいただけましたら感想や評価をいただけると嬉しいです!

また、次の第2弾までは少しお待ちください。(涼介とキリエのイチャイチャをお届けする予定です)
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