【書籍化&コミカライズ】ツンデレ女子が幼馴染の鈍感男子に「ざまぁ」されていたので、寝取って教え込んであげた話 作:タイフーンの目
襲っていいか、と尋ねてきたキリエは、鼻先がくっつくほどの距離まで大胆に顔を近づけてくる。今はむしろ彼女のほうが高熱に浮かされていそうな表情だ。
涼介は両眼をすがめて、
「うつるかもしれないけど?」
「……うん」
ここまで言われては――引き下がるつもりなど、もちろんない。
そっと首を傾けてやると、キリエのほうからキスをしてきた。
「んむっ、んっ――」
ちゅむ、ちゅむ、と唇がついばまれる。『もう耐えきれない』という彼女の熱情までもが伝わってくる。
頬にかかった髪を払ってやろうと左手で触れると、くすぐったそうにしながらも、
「……ダメ。今日は私が襲うんだから、涼くんはジッとしてて?」
吐息すらすでに熱い。
ここは、彼女に従って楽しませてもらうほうが良さそうだ。
「んっ、ちゅっ――」
そのまま、モゾモゾとベッドに這い上がってきた。キリエの髪や、制服、肌の匂いが、布団の中に入ってくる。
彼女は覆い被さるようにして、
「ちゅっ、ちゅっ……、ちゅっ」
顔中にキスを降らせ、両手では涼介の肩や胸板をさする。
ぴったりと唇を重ね合わせている最中、Tシャツ越しとはいえ中指で乳首を何度もこすられたときには、さすがにビクリと反応してしまった。
「――涼くん、感じてる? 体力落ちてるだろうから、本当に何もしなくていいからね……んっ、ちゅむっ……、私がぜんぶしてあげるから」
「俺、汗かいてるかもよ?」
ゆうべシャワーは浴びているが、昼寝から起きたばかりだ。体も拭いていない。
だがそんなことはお構いなしにキリエは、涼介の頬の汗を舐め取ると、耳殻にまで舌を這わせてきた。
左耳。
「ちろっ、ちろっ。…………」
そして、いったん、動きを止めたかと思うと、
「……ふーーーーっ」
「っ――」
「ふふ。涼くん、またビクってした。お耳、くすぐったかった? ふーーっ、ふーーっ……」
吐息とともに、いつもは聞かせてくれない嗜虐的な色が混じった声音が直接送り込まれてくる。
「あ……、むっ。れる、れるっ、――じゅるるっ、じゅろっ」
「う――……っ」
外耳だけでなく、伸ばした舌先で耳穴まで捕食されてしまう。
「じゅぷ、じゅぷ、ぢゅずぷっ……、ちゅばっ、ちゅばっっ」
キリエの甘い匂いと柔らかな体に包まれる。
思い切り身を重ねてくるキリエの、その圧巻なバストがこれでもかと胸板に押しつけられている。
いつの間にか足も絡められており――左の太ももで涼介は、スカート越しにでも分かる、女体の淫らな湿り気を感じていた。
……攻めに転じたくなる心を、ぐっと抑える。
せっかく、発情しきったキリエの愛撫を受けられるのだ。そのためなら、みずからの衝動を抑え込むのなんてワケはない。
「――んっ、あんっ。じゅるる、ちゅばっ、んぅっ……」
が。
太ももに下腹部をスリスリと、みずからの匂いと体液でマーキングするように擦りつけられると――
(動かない、ってのも楽じゃないな――)
さすがの涼介でも、理性を総動員する必要があった。
「はぁ、んっっ……じゅぽ、んじゅるるるっ……、ちゅっ」
まるで『耳への愛撫はおしまい』、とでも言わんばかりのキスを耳たぶに与えてから、キリエは次の箇所へと舌を這わせた。
横顔の輪郭をなぞって、首筋。
それから喉仏に。
「あ、むっ、れうっ……、ちゅぼ、ちゅぽ――」
ことさら硬いその部位を気に入ったのか、喉の突起を唇でついばみ、頭を上下させて――それこそ、フェラチオのように愛撫する。
「ちゅぶ、ちゅぼッ、くぽっ……、はふっ、涼くん、気持ちいい……?」
「ああ――」
滅多に味わえない感触に、思わずうめくように答えたのが、彼女にとって嬉しかったらしい。
ご満悦な様子で喉仏フェラを続ける。
「ちゅぽ、ちゅぽんっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅむっっ」
唇と同時に舌先も器用に扱い、口腔内で舌を蠢かせて刺激してくる。
当然、フェラチオの知識と
疑似フェラの背徳感に、スタートの中の湿り気も、いっそう増した気がする。もはや布団の中は、2人の肉体が放つ熱気でムンムンとしていた。
今日のキリエはどこまでも貪欲だ。
「服、脱がしちゃうからね――」
彼女はひとりっ子だが、お姉さんぶった口調でそう囁くと、Tシャツの裾から両手を入れてめくり上げた。
そうしてから、自分のブラウスのボタンにも手をかけ、前を開く。
白いキャミソールが露わになると、蠱惑的な肌の匂いはいっそう濃くなり、まだ成長中だという乳房の大きさもよりはっきりと分かるようになる。
とろんとした目でキリエも、はだけた涼介の肉体を見つめたかと思うと、また姿勢を低くして密着。下から上へと舐め回し、両手であちこちをまさぐる。
「はあ、はふ、……んっ、れぅっ、れろぉっ……」
唇で乳首に吸い付き、舌でぐるりと焦らすように。
いつも、涼介がキリエにしている愛撫だ。
涼介は彼女の頭をそっと撫でる――これくらいはいいだろう。
「キリエ、愛撫うまいね」
「――そう? んっ、れうっ……ちゅばっ、えへへ……」
半分は嘘だ。
テクニック面ではまだまだ拙い。
けれど快感と幸福感は十分すぎるほどだった。学校では手を繋ごうとするだけで精一杯になるくせに。暑さにやられてブラウスも脱いだ下着姿で、男の身体を愛撫している。学校の連中がこんなキリエを見たら驚愕するだろう。
「チロっ、チロッ……、ん、んぅ」
しかも、下腹部をもう、それとわかるほどにヘコヘコと前後させ、涼介の身体を使って自慰をしている。
「ごめんね、涼くん――」
「ん?」
胸のところから、上目づかいのキリエが、いっそう甘ったるい声で、
「全部してあげるって言ったけど……、もう無理。欲しく……なっちゃった」
布団の中でゴソゴソと涼介の下半身を露出させたかと思うと、
――ぺとっ
自身のショーツもズラして、濡れた秘裂を押し当ててきた。
「んっ、は、ぁ……、入れ、ちゃうね……? ごめんね。――んぅう、ぁんっっ!」
――ずぷ、ずぷっ
驚くほどスムーズに、剛直が肉壺に呑み込まれていく。
キリエはぐい、ぐいと自分の股間を押し付けてきて、
「きゃ、う……っ、はぁ、んっっ――」
根本まで挿入を果たした。
「あ、あ、――涼くんの、熱いっ、硬い……っ」
密着した体位。
結合部は見えないが、淫らな割れ目がぐっぽりと男根を咥え込んでいるさまが容易に想像できた。
膣壁は悦び、うねって、導かれるように突き当りの子宮口に、こつんと行き着く。
「あぁっ、んぅッ――!」
彼女がのけぞると、涼介の眼前にはキリエの胸の膨らみがぐいと突き出される。キャミソールとブラジャーを脱がそうと、途中まで手でたぐってやるが、
「ダメっ――、今日は、私がするんだってば……」
子どもを叱るかのような手つきで払って、キリエは自分でキャミソールを脱ぎ捨て、ブラジャーの肩紐を滑り落とし、背中に手を回してホックを外した。
ブルン、と乳房がまろび出る。
もはや凶器と呼びたくなるGカップのそれは、まだ発育中だというから驚きだ。重力に負けない瑞々しい張りがあり、先端では乳首がツンツンと愛らしくもいやらしく勃起している。
いつもなら『見ないで』と胸を隠すキリエも、今日は、むしろ見せつけるように涼介の鼻先まで乳房を近寄せてきた。
「ここは……触ってもいいよ? 舐めてもいいし……涼くんの、好きにして」
言いながら、肉壺がきゅうっと引き絞られる。
「――――っ、キリエ、発情しすぎ……っ」
「だって。ずっとずっと我慢してたもん……涼くんに会いたくて、看病してあげたくて……そばに居たかった」
「俺も」
と返し、許可が降りたとおりにキリエの下乳に両手を添えて持ち上げる。ずしりとした重量感。たまらない柔らかさ。少しあごを持ち上げるだけで――尖った乳首を口に含むことができた。
「ゃあっ、あんッ……! 涼くん、やっぱりうますぎるよ……っ、だめ、きゃんっ……」
感じながらもキリエは、下半身をぐりんぐりんとくねらせながら、胸に吸い付く涼介の頭を優しく抱く。
視界いっぱいが、キリエの乳房で埋まる。
肌のにおい。キリエのにおい。オスの本能をどこまでも刺激する、危険な甘やかさだ。
「あっ、あっ、あっ――」
腰の動きが変わる。
さっきまでの、もどかしいようなスローセックスから、お尻を持ち上げ、叩きつけるような動作に。
すっかり馴染みきった膣肉が、これでもかと勃起ペニスを上下にしごく。
「う、ぐ……っ」
「涼くん、涼くんっ……! あっ、奥まで響くっ、お腹の奥っ……! 涼くんのが、ズンズンって……っ!」
病み上がりの身体に、これは毒だ。
体力がつらいのではない。退屈を持て余していたつい先程までの灰色の時間が、キリエの色に染め上げられていく。
怠けていた思考と本能とが、すべて目の前の女体に向けられる。
――この身体に溺れたい。
――この身体に注ぎ込みたい。
キリエの動きが更に激しくなる。
上体を起こした拍子に、布団がベッドからずり落ちた。おかげで乳房への愛撫は中断してしまったが、それを補って余りある光景が繰り広げられる。
騎乗位。邪魔なものを取っ払うようにスカートを脱ぎ捨てたキリエは、ズラした下着だけの下半身で、大胆に両足を広げるとガシリと涼介の腰を持った。けっして逃さないように――
「うっ、うっ、うぁっ……!」
杭打ちピストンで結合部が粘っこい音を、振り下ろされたキリエの尻肉が太ももに当たりべちんべちんと激しい音をあげる。
涼介がオスの本能にやられているように、いや、それ以上に、今のキリエはメスとしての本能にかき立てられているようだった。
「は、ぁううっ! うっ、うっ……! 好きっ、涼くん、好きっ――!」
キリエの上下運動に合わせ、Gカップの乳房が暴れるように弾む。肉棒が搾り上げられる。
「くっ、キリエ……っ!」
「涼くんっ、涼くん、涼くんっっ……!」
見つめ合い、互いの名を連呼する。腰に添えられたままのキリエの手を取り、指を絡め、ギュッと握りしめ合う。
「気持ちいいっ――!? 涼くん、気持ちいいっ……!?」
「キリエと同じだよ、最高に気持ちいい――」
「〜〜〜〜っ、好き、涼くんっ……!」
「キリエ――っ」
快感に奥歯を食いしばり、必死に射精を耐える。彼女の子宮へと精液を送り込みたい本能と、まだまだ恋人が乱れるさまを目に焼き付けていたい感情とのせめぎ合い。
しているうちにも、激しい騎乗位は2人を否応なしに絶頂へと連れていった。
「あッっ!? イく、イっちゃぅっ!?」
ビクビクビクっ――
キリエのアクメ痙攣が涼介にとってもトドメになった。収縮する膣肉の誘惑に打ち勝てず、そのまま放出。
――ビュルルルルッッ!
「――――ッ!? 涼くんの、きたっ!? 熱い、熱いよぉっ……!」
射精を子宮で浴びてよがりながらもキリエの腰は止まらなかった。精液を搾り取られる。メスの肉壺に吸い上げられ、一滴残らず射精を促される。
「う、うぅううううっ……!」
大きく身震いをしたあと、キリエはどさりと崩れ落ちてきた。
■ ■ ■
「あっ、あんっ……、あんっ……」
一度、膣内射精を終えたあとも涼介とのセックスは続いていた。
(私、頭おかしくなってる……っ)
自覚しながらも、ベッドの中で睦み合うのをやめられない。
涼介が引き上げてくれた布団に包まり、結合したまま互いの身体を貪っていた。キスも気持ちいい。抱きしめるのも、抱きしめられるのも気持ちいい。
涼介のにおいで居心地の良さすら感じる布団の中に、自分のにおいが混じっていくのも嬉しい。
「涼、くんっ……、んちゅっ、ぇうっ、じゅるっっ」
とうに下着も脱ぎ去っていた。全裸で抱きしめ合い、けっして結合は解かないままで、上になったり、下になったり。横になって見つめ合いながら何度も、何度も果てる。
気が遠くなるほど幸せな時間だった。
涼介の雄々しい男性器に貫かれ、突かれ、愛してもらうのがたまらない。自分も、もっともっと、女の穴で彼を包み込んで、愛してあげたかった。
邪魔するものは何もない。距離なんてまったくなくて、時間も忘れて、ただ2人きりで。
「キリエ、大好きだよ――」
「大好き、私も大好きっ……、んむ、じゅむっ……」
たった数日会わないだけで、自分がこんなふうになってしまうなんて。
彼を襲ってしまった。
病み上がりなのに、彼を裸にして交わってしまった。
はしたなく腰を振って、セックスをしてしまった。
考えれば考えるほど酷い自分なのに――
そんな自分になれることを、どこか嬉しくも感じていた。2人で愛欲にまみれて、濡れて、とろけて、グチャグチャになるのが幸せだった――。
長い、長いセックスが終わって。
「はぁ……。キリエが来てくれて、良かった」
寝そべり、鼻の先っぽをくっつけた体勢で、涼介が言う。
「風邪なんて何ともないと思ってたけど。キリエに会えないのが、思った以上に堪えてたみたいだったよ」
「ホント……?」
「キリエは?」
「…………。会いたかった」
はにかんで、キス。
見つめ合い、また唇をくっつけて、二度目、三度目のキス。
「ふふっ」
幸せすぎて、気持ち良すぎて、自然と笑みがこぼれてしまう。涼介も、優しく微笑んでくれる。
「なんか、変なの」
「なにが?」
「涼くんって……こんなにカッコ良かったっけ?」
「それ、何気にヒドくない?」
冗談めかした調子で涼介が非難する。
「俺はいつでもカッコイイはずなんだけど?」
「はいはい」
「キリエはいつでも可愛いし」
「そんなこと言っても、これ以上なにも出ないからね?」
と、念を押しつつも自分からキスをしにいく。唇と、舌で絡まり合って、また互いの気持ちを確認する。
「どうしよ私……、もう、好きすぎて……ダメになりそう」
「なれば? ってか、もうなってる気がするけど」
「えー、まだそんなことないし」
「そうか? でも――俺は、もうなってるよ。キリエのことが好きすぎて」
「…………、ばか」
口を尖らせると、涼介がふふっと笑う。
「デートのやり直し、付き合ってくれる?」
彼からの提案。
もちろん、拒否する理由などどこにもない。
それどころか。
「……また、デート前のドキドキが味わえるから。私、得した気分かも」
ああ、こんなに素直に言葉が出てくるなんて。
本心を伝えることが――伝わることが、こんなにも幸せだなんて。
「遅くなったけど――誕生日おめでとう、キリエ」
スマホのやり取りでは交わした言葉も、こうして、目の前で伝えてもらえることも。
「……うん。ありがと。やっと涼くんに追いついたね」
次の彼の誕生日には、めいっぱい祝ってあげたい。
どんなデートにしようか、どんなプレゼントを贈ろうか。まだ半年も先のことなのに、考えるだけで今から楽しみだった。
(――あ。私……)
半年後も、自然と彼と一緒にいることを疑いもしていない。強い確信がある。そんな自分が、なんだかおかしくて、やっぱり嬉しくて。
「涼くん……デート、楽しみにしてるね」
「だな」
ぎゅうっと互いの背中を掻き抱いて、もう何度目かも数え切れない口づけを交わし――門限の時間ギリギリまで、2人きりで甘い時間を過ごした。
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