第27話 土曜日~その1
――翌朝。目が覚めると、俺の腕の中で、美少女がすやすやと眠っていた。昨晩もまた激しく責めたててしまったが、シたのは一回だけ。俺も昨日は色々あって疲れてしまっていたこともあり、一度出してすっきりしたらぐっすりと眠ることができた。優衣もきっと同じだろう。優衣はグループのことや新しい仕事のことでストレスやプレッシャーに晒されている。セックスの時くらいは、すべて忘れさせてやりたい……というのはキレイごとだろうか。
美人の顔はいくら見ていも飽きないのだが、徐々に性欲と股間が頭をもたげ、俺は優衣の身体をまさぐり始める。小ぶりな乳房、細いウエスト、そして薄い恥毛の下にある恥丘から割れ目へと指先を伸ばしていく。昨夜のセックスの後はシャワーを浴びていないのでまだ痕跡が残っている。俺は気にすることなく、身体をずらし、乳首を吸い、陰核を優しく捏ねる。そして、眠っている優衣の手をとって俺の股間に導く。意思のない手で触れられただけでも朝立ちしている俺の肉竿はさらに滾りを増していく。
「んっ、ふぁぁ…ご主人さまぁ…おはようございまぁす」
「あぁ、おはよう、優衣」
乳房にしゃぶりついていた顔を上げて、優衣と視線を合わせると、どちらともなく顔を近づけてキスをす
る。何度も交わしたキスはすぐに昨晩残した残り火を燃え上がらせ、俺の指は膣口から侵入し、優衣の手も意思を持って手コキを始める。俺は口づけした口を離すと、優衣の上に覆いかぶさり、正常位の体勢を取り、ゆっくりと肉槍を優衣の狭い入り口から侵入させた。
「くっ…はぁ……優衣のココ、もうぐっちょりじゃないか。すぐ奥まで入りそうだ」
「っっ、んっはぁっ……だってぇ、優衣のアソコはご主人様のモノだからぁ――ァッ、ソコ、キモチィィ」
優衣の中はキュッときつく締め付けてきて、俺が先端で感じるポイントをコツンコツンと軽く突いてやれば、面白いように優衣が感じるのが分かる。ただ、朝からあまり激しくしてしまえば、優衣の今日の仕事に差し障る。俺は優衣の両脇の下に腕を入れて、優衣の小さな顔を両手で包み込み深いキスを落とす。その間も腰はほとんど動かさず軽く揺らすように奥のポイントを軽く突き続け、自分自身をゆっくりと高めていきながら、優衣もまた少しずつ絶頂へと押し上げていく。
「優衣…イキそうになったら言うんだぞ」
「ぅんっ、アッ、もう…もぅイキそう……」
「そっか、じゃあ、もうちょっと我慢して」
「えっ!いゃっぁ…ムリかも…すぐ…イッちゃいそ――はぅん、イジワルしないでぇ」
俺は優衣を焦らそうと腰を少し引くと、優衣は下半身を押し付けるようにお尻を上げて、奥に当てようとする。俺は半ばまで肉槍を引き出すと、優衣は切なげに嫌々と首を振る。
「俺はまだイケなそうなんだけどな…まぁいい、じゃあイカせるか」
俺は腰を落とし優衣に深く挿入すると、さっきよりも少しだけ腰の動きを早くする。優衣の甘い声が徐々に高くなり、しっかりと俺の首に両手を回してしがみ付きながら、「イキますぅ」と声を殺しながら耳元で言うと、優衣の全身は一気に脱力した。このまま俺が自分もイクために腰を使いすぎると、優衣の身体がきつそうと思えば、俺はゆっくりと抜いて、目を閉じて息を整える優衣を見ながら自分で扱く。目の前のイったばかりの美少女はオカズとしては十分だった。こんな表情の写真をファンが見たら、例え、裸の身体が映っていなかったとしても、セックスを連想させるには十分で、オカズにできるだろう。俺は網膜に優衣の表情を焼き付けた。
「はぁ…はぁ…優衣。あぁ、俺もイクッ」
俺は優衣の横に寝そべりながら、優衣のお腹目掛けて吐精した。しかし、角度が良くなかったのか、勢いが良すぎた白濁は、優衣の乳房、さらには首筋、顎、頬にまで跳んでいった。我ながら元気がいいなと思っていると、優衣は、目を開いて無邪気な笑みを浮かべている。「言っておくが、みんながみんなこんな跳ぶわけじゃないからな」と俺も苦笑しながら言いつつ、優衣は絶対に他の男には抱かせないという想いを強くした。
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優衣をベッドに残し、俺は自分の寝室のシャワールームでシャワーを浴びる。シャワールームから出ると、いつの間にか、さやかがバスタオルとバスローブを用意して待っていた。
「おはよう、さやか」
「おはようございます。ご主人様」
朝のキスを交わし、さやかに身体を拭いてもらう。平日の朝食はさやかが担当だが、土日の朝食は、夏美か晶子が担当となっている。さやかはたまには朝寝していいと言っているのだが、結局、いつも早起きしているので、もう言うのは諦めた。
「今日の朝食は、夏美だっけ?」
「はいっ。もう準備できてるみたいです」
俺はバスローブを羽織り、リビングダイニングに向かう。ダイニングテーブルに座っているのは、朝食を終えてスムージーのようなものを飲んでいる晶子。夏美はキッチンで料理をしている。みんなからの挨拶に応え、1人ずつキスをしていく。夏美の作る朝食は大抵洋風スタイル。今日もトーストに目玉焼き、ソーセージにサラダにヨーグルト、それとコーヒー。家族と暮らしていたころから料理はよくしていたそうで、料理は上手だ。彼女にこんな朝食を作ってもらえたらとても幸せだろう。ちなみに、料理の腕ランキングで言えば、1位がさやか、2位が晶子、3位が夏美、優衣と加菜は料理未経験者だ。
俺は席に着くと、がつがつと朝食を食べ終え、コーヒーもぐびっと飲む。急いでいるのには理由があった。
「じゃあ、俺と晶子はそろそろ行ってくる。帰りは明日の……多分、夕方かな」
俺はちらっとさやかに目くばせすると、さやかは一瞬表情を強張らせてから小さく頷く。
「あー私も行ってみたいなー。カナの応援」
「悪い、また今度な」
俺は若干気まずそうな表情が浮かんでしまったが、夏美には気づかれていないだろうか。すかさず晶子がフォローしてくれる。
「夏美さんはまだゴルフ始めたばかりでしょ。もう少しうまくなってからね」
「はーい。アキコさん、また今度打ちっぱなし連れてってくださいね」
「わかったわ。ご主人様、先に車に行ってます」
俺は小さく息をついて安心すると、キャリーケースを転がしながら出て行く晶子を見送る。スポーティ―なパンツルック姿の晶子は姿勢もよく、CAのようにも見える。今度コスプレしてもらうかと妄想するとそれだけでにやついてしまう。俺もコーヒー最後の一口を飲み干すと、さやかが準備してくれたキャリーケースを引きずり、さやかと共にエレベーターに乗り込む。
「えーと、鏑木さんへの手土産は…肉だっけ?」
「はいっ。バーベキューされると伺ったのでコス〇コで牛の塊肉とおっきなタン買ってきました。さっき車のトランクに保冷剤と一緒に入れておきました」
「そうか。ありがとう。肉ならいくらあってもいいだろう。あと明日のミーティングはいつものところで。時間はまた連絡する」
「わかりましたっ」
エレベーターを降りて、さやかが「行ってらっしゃい」とお辞儀すると、ぷるんと巨乳が揺れるのを見逃さない。あれをたっぷり味わうのは明日。でも、その前に今日だな……と思えば、グフフと笑みが駄々洩れする。
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さて、すでに紹介はしているが、俺のハーレムの姫の花村加菜はプロゴルファーだ。一昨年プロテストに合格し、今年はプロ2年目。シード権はまだ持っていないのの、QTの順位は上位なので、ほぼ毎週、全国を転戦している。加菜の一週間のスケジュールは、月曜日か火曜日に出かけて練習、試合。予選に落ちると金曜日か土曜日に帰ってくることもあるけど、予選を通れば帰ってくるのは日曜か月曜。時には、うちに帰らず、次の遠征先に向かうこともあり、この家に引っ越してきてからうちで寝たのは20日もないだろう。
女子プロゴルファーはとにかく金がかかる。交通費に宿泊費、食費にコーチ・キャディ費用、クラブにウェアにシューズ。加菜には元々のスポンサーもいたものの、資金不足は否めず、組織に入ったこともそれが大きな理由の一つだった。加菜は組織に入ると、すぐに新たなスポンサーが付いた。さらに、俺の資金援助もあり、チーム加菜は強化された。コーチとなる有名プロを雇い、宿泊先もアップグレードさせた。昨年は、期待のわりに活躍できなかったが、今年こそ飛躍の年となってもらいたいものだ。まだ大きな結果こそ残せてはいないが、今週のトーナメントも予選を突破し、これで3戦連続で予選突破中だ。
俺は平日はさすがに応援に行けないが、遠征先に2回ほど応援をしに行っている。そのうち2回とも、加菜の遠征先のホテルに行って、性欲の強い加菜との行為に及んでいた。俺としては、予選落ちして次の日試合がないならともかく、翌日も試合があるのにセックスしてもいいのかなとも思うのだが、睡眠時間さえしっかり確保できれば影響はないらしい。むしろ、した方が調子がいい、まであるらしいのだ。そして、今週の試合は都心から車で1時間くらいのコースで行われており、鏑木さんというハーレムオーナーのお誘いもあり、前々から応援に行く予定となっていた――。
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[回想シーンへ]
鏑木さんと初めて会ったのは、俺が2回目の加菜の応援に行った時だった。加菜が今シーズン初の予選突破を決め、俺は、居てもたってもいられず、3日目の応援に早朝の新幹線で向かった。ゴルフ場に着いた時には、加菜はすでにアウトの9ホールを終えており、順位は少しだけ上がっていた。俺はインの9ホール、加菜のプレーを見守るギャラリーの一人として観戦した。全く優勝争いには関係のないペアリングでありながら、美人ゴルファーと注目されているせいかギャラリーは多かった。加菜は、集中しきっていて、俺に気付くことはない。俺は遠慮なく加菜を見詰めた。ポニーテール、体にフィットしたポロシャツ、短いスカート。こうゆう見方をしてはいけないんだろうが、むっちゃエロい。普段の優しい面差しとは違い、気迫のこもった視線をコースに向けている加菜の表情は、ベッドの上でのMっ気の強い姿とのギャップがたまらん。俺は、加菜に見とれすぎて、スコアは全く気にしていなかった。
3日目を終えて、加菜は何とかアンダーパーをキープしていた。このまま行けば、今期初の賞金獲得となる。加菜はこの後まだ練習するそうで、練習を終えてから食事の約束をした。その後は当然ホテルで所謂19番ホールをプレーする。俺は、はやる気持ちを抑え、時間を潰そうと思いクラブハウスに向かった。ハーレムオーナーは組織の力でスポンサーのためのVIPラウンジに入れるとのことで俺は受付に行って名乗る。すんなりと通してもらえれば、早速バーカウンターでビールをもらい、プハーッと中ジョッキを一気に半分飲み干し、近くのソファに腰を下ろした。プレーはしていなくても、ハーフを付いて回ればそれなりにいい運動になる。俺は周囲を見回すと、大画面に最終組の様子が映っていた。ちょうどティーショットを打とうとしているのは、人気実力ともにトップクラスの阪本エルザだった。髪を金髪に染めているハーフ美女だ。長身でプレーも胸元も迫力満点だ。俺は、エルザの豪快なティーショットに見とれていると、声を掛けられた。
「――城宮様でいらっしゃいますでしょうか?」
「あっ、はい。えっとどなた様ですか?」
画面から目を離し振り向くと、床に膝立ちの姿勢で俺と視線を合わせるのは、20代後半…いや30代だろうか、人目を引く美人だった。俺はどぎまぎしてしまい、さらには胸元から深い谷間が覗けば、そこから視線が離せなくなるが、無理やり外し、問いかけた。
「ご挨拶が遅くなり申し訳ございません。金剛と申します。我が主が、ご挨拶したいとのことなのですが、よろしいですか?」
「主…あっ、ハーレムオーナーの方ですか。もちろん、是非お願いします」
俺はすぐに立ち上がる。直接ハーレムオーナーと挨拶できる機会などそうあるものではない。この時、俺が会ったことのあるハーレムオーナーは、姉河原さんとカズ、リャンさん(反社と知る前)だけだった。俺は金剛さんに付いて行き、VIPラウンジの奥の個室へと足を踏み入れた。部屋の中は、テーブルとイス、テレビが置かれ、給仕の女性が傍に立ち、1人の男性がワインを飲みながらゴルフ観戦していた。
「こんにちは。城宮さん。鏑木臣人と言います」
「はじめまして。城宮と申します」
目の前の男は、座ったまま俺に挨拶し、俺はぺこりと頭を下げた。鏑木さんは俺より年上。豊かな髪に穏やかな表情、中肉中背の体形。これまで見知ってきたハーレムオーナーの中では一番まともそうだった。
「花村プロ。なかなか調子良さそうじゃないですか。明日も楽しみですね」
「はい。そうなんですよ。あれ……えっと、私が加菜のオーナーということはご存じで?」
「あぁ、すいません。まだフレンズ申請していないのに。実は、花村プロが組織に入ったと聞いて、誰がオーナーになったか気になったので金剛に調べてもらいました」
「はい。黒鉄に聞いて、城宮様がオーナーと」
あぁ、黒鉄に聞いたのね。そして、今更ながら、金剛と呼ばれる女性のことを見遣る。姫ではなく……。
「はい。黒鉄と同じくハーレムプランナーです。鏑木様のプランナーを務めさせていただいております」
プランナーはみんな心読めるのかな。てゆーか、女性もプランナーいるのかー。
「それで、今日、城宮さんが観戦に来られていると聞いて、お声がけさせていただきまた」
「そうなんですか。あのぉ、もしかして、鏑木さんもどなたかのご主人様、ということですか」
「えぇ、私だけ知ってるというのはフェアでないですね。失礼しました。私はこの子のオーナーです」
鏑木さんは、テレビ画面に映る金髪の女子プロゴルファーに視線を送った。そこに映っているのは、阪本エルザだった――。