※この作品はR-18です。

俺がハーレムを作る話   作:どろんぱ(仮)

36 / 58
[前話回想シーン続き]


第35話 日曜日~その3

由芽は、肩までのストレートの黒髪、ぱっちりした目が印象的な文句なしの美人だった。和装が似合う薫子や愛、派手目な容姿の美鈴、アジア系ミックスの祥子とはまた違ったタイプで、カズのハーレムはなかなかバラエティに富んだ、いいラインナップやん、と感心する。ハルと呼ばれている少女も突如の由芽の畏まった雰囲気に圧倒されたのか、ぼんやりと立ち尽くしていた。

 

「あっ、どうも。城宮です。カズさんとは仲良くさせて頂いてます、ハイ」

 

俺も挨拶を返したものの、由芽の大きな瞳に見詰められると、相当年下のはずなのに、なぜか気圧される。なかなか迫力のある女だ。俺は助けを求めるように薫子に視線を送る。

 

「由芽さん。帰って来て早々申し訳ないけど、せっかくハルさんもお越し頂いているから、お勉強見てあげてもいいかしら。ご主人様はもう少し城宮様と大事な話がありますので、終わったら、ご主人様もお部屋に行かれますから、一緒に勉強見て差し上げて」

「はい、わかりました。ハルちゃん、それじゃお勉強しようか」

「はーい。バカカズは当分来なくていいからねー」

 

ハルは、分かりやすい肉まれ口を叩いて、舌を出すと、由芽と一緒にリビングから出て行った。カズを見れば、不愉快そうな顔をするわけでもなく、変わらず、デレっとしていた。

 

「――カズさんは、あのハルって子が好きなんですか?」

「ん?まぁ、好きっていうか、俺も高校生になったし、やっぱカノジョとか欲しいっしょ。ハルはたまたま近くにいたからコクっただけっつーか、そんな好きっつーほどじゃないけどね、マジで」

「3回目の告白で、お金をお支払いすれば遊んで頂ける関係になったのですよね」

 

今まで黙っていた愛が、冷静な口調で話に加わった。なぜ、結構辛辣なこと言ってるのに、そんな柔和な表情してるんだろ。だが、カズはその辛辣さに気付いていないのか、そもそも愛が辛辣な表現をしているつもりがないのか分からないが、カズは反論することなく認めた。

 

「そそ、愛から、俺の強みを出したほうがいいんじゃないかってアドバイスもらってさ。愛は、最近の恋愛リアリティショーみたいのはまってるから、俺の恋愛のアドバイザー的な?。んで、うち来てゲームとかするようになったんだけど、最近は、由芽にベッタリでさ。なんつーか、ハルにとっては由芽はアコガレみたいな感じ。由芽はトーダイセーだからさ。俺としてはうちに来てくれることは嬉しいんだけど、イタシカユシみたいなとこあるよね、ガチ気味に」

「なるほど……あれ、さっき桜坂って、……もしかして、カズさんが生徒会の選挙で負けた相手ですか?」

「ご主人様は、ハルさんとお近づきになるために、生徒会選挙に立候補されたんです」

「まぁハルのためってわけじゃないっしょ、俺のシゴトっぷり見たら、ハルの方から俺にホレるみたいな?展開あるかもなんて、軽く思ってたっつーか」

 

確か、前話した時は、役職につくのは人の役に立つためと言っていた気もするのだが、そんな下心もあったのか。さっき見た限りでは、全く、脈はなさそうだが、あの子が所謂ツンデレというタイプなら、ないこともないのだろうか。カズの意外な一面に驚きながらも、ハーレムと普通の生活は別という考え方からすれば、むしろ自然なのだろうか。今の俺は、完全にハーレムが普段の生活と一体化しているし、今更恋愛なんかもする気は全くないのだが。

 

「ご主人様…城宮様にご依頼したいことがあるのでは」

 

沈黙に割って入った薫子が話を戻すと、カズはデレッとした顔からまた困ったような表情へと変わった。何か、よほど言いづらい話なのだろうか。俺は少し身を乗り出して、カズの言葉に真剣に耳を傾ける。

 

「えーと…ミヤっちさ、夏休みとかあんの?」

「休みですか?基本的には、マーケットが開いてる限り休みはないんですが、一応、毎年まとまった休みは取ろうと思ってますが、それが何か?」

「俺と一緒にさ、……父上の誕生会に出て欲しいんだ――」

 

俺は、カズの深刻そうな表情と裏腹の「誕生会」という言葉のギャップに気が抜け、肩の力も一気に抜けた。

 

[回想シーン終わり]

++++++++++++++++++

 

 

車が、駅のロータリーに着くと、俺は晶子にキスをしてから車を降りて、さやかと待ち合わせしていたコーヒーショップに向かう。待ち合わせ時間の5分前であったが、さやかはすでに店のテラス席に座っていて、俺に気付くと、控え目に手を上げた。さやかはワイドデニムパンツに白のTシャツ、キャップにスニーカーという格好で、ごくシンプルでカジュアルなんだけど、やっぱり美人のせいか何を着ていても似合ってしまう。晶子と比べればオシャレという感じはなくむしろ野暮ったく見える格好も、逆にさやかの魅力を際立たせていた。今も、歩きながらテラス席のさやかを二度見している男やさやかの近くの席に座ってちらちら見ている男もいて、明らかに人目を集めていた。やっぱ美人って大変なんだなーと思いながら、俺はさやかに注目している男たちの視線を意識し余裕の表情を浮かべつつ、さやかに近づいた。

 

「お待たせ」

「いえ、全然、私もさっき来たばっかです」

 

テーブルに置かれたアイスコーヒーはほとんど干されていて、もっと前から待ってくれていたことを伺わせるが、俺は気づかぬふりをして、他の男達に親密さを見せつけるように、さやかの肩に手を置いて、もう片方の手でさやかの頭を撫でる。さやかは少し恥ずかしそうに視線を伏せてから、顔を上げて俺の顔を見詰める。やばっ、可愛すぎ。にやけそうな顔を引き締めて、行こうか、と促すと、さやかも立ち上がる。俺はさやかの肩をぎゅっとしてから、俺が歩きだすと、数歩後ろにいたさかやは俺の腕に自分の腕を絡ませる。んー、胸がっつり当たってるし、いい匂いがふんわりと漂う。俺はしっかりと鼻の下を伸ばしながら、歩き始めた。

 

~~~~~~~~

 

行先は、行きつけのラブホテル。俺はデリヘル呼ぶときは、見栄を張って、シティホテルを使っていたけど、さやかとのミーティングはラブホテルにしていた。今のラブホは食事も頼めるし、時間も短時間で使えるし、バスルームもエロい。それに何となくラブホの方が恋人感あって興奮する。部屋に入ると、俺はさやかを後ろから抱きしめて、こちらを向かせて、唇を貪る。

 

「ご、ご主人様、家計のご報告は…」

「そんなの後回しでいい」

 

俺は背後からさやかの胸を揉みしだく。んー、エルザのロケット乳やひらりの豊胸乳もよかったが、やっぱり胸ならさやかのGカップの天然爆乳が勝る。張りもあるけど程よく柔らかく、いくら揉んでも飽きない。

 

「ご主人様。遠くからお車で移動されてお疲れじゃないですか?まずは、浴槽にお湯を貯めるので、少しお待ちください」

「えー」

 

俺は子供っぽく駄々を捏ねる。ただ、確かに、シャワー浴びてないし、汗臭いかもしれんと思えば、一旦、さやかの身体から腕を解く。さやかはバスルームに入り、俺は一人でベッドルームに向かう。ローテーブルに置かれたレストランメニューを眺めていると、さやかが戻ってくる。――白の下着姿で。

 

「お湯が貯まるまで、ご奉仕しますね」

 

さやかの奉仕は何度も受けているが、興奮して思わず、ごくりと生唾を呑み込む。下着姿で立つさやかは、愛らしさとエロさと健康さが完璧に融合している。俺は自ら、ベルトを外し、ズボンとパンツを下ろすと、ソファに浅く腰かけて両膝を開き、上半身を背もたれに預ける。さやかは、俺の両脚の間に横座りすると、まずは俺の内腿に口づける。

 

「あぁ……」

 

もう気持ちいい。まだ触れられてもいないのに俺の息子はギン立ちで、びくびく震えている。さやかはそれを窘めるように軽く握る。

 

「ふぅ……」

 

指がそっと竿に絡まり、掌が袋に触れる。ただ、単に心地よい。さやかの舌はナメクジが這うようにゆっくりと内腿を少しずつ股間に向かって進み、またゆっくりと戻る。竿に絡みついた指はほとんど動かないのに、指先だけが竿を刺激してくる。舌がまた少しずつ進み、脚と袋の境目くらいまで来ると、その境目を下から上へと舐め上げれば、ぞくりと背筋に快感が走る。いよいよ、本体を舐めてくれるのか、と思えば、今度は反対側の内腿へと遠ざかる。

 

「あぁ、さやかぁ――もう挿れたい。ガマンできないって」

 

俺はまだ口での奉仕すら受けていないのに、さやかの性技に陥落寸前だった。さやかは俺との行為を通じて、常に俺の性感や好みの舐め方や触り方を学習していってるようで、弱点は知り尽くされ、奉仕のやり方は常にアップデートされていた。一見するとそんな器用なタイプには見えないのだが、他の姫達とは明らかに違う能力だった。これは専属の姫特有のものなのかもしれないと思えば、やっぱり専属の姫を、そしてさやかを選んでよかったと思えば、過去の自分を褒めてしまう。

 

さやかは俺の言葉に、反応し、少し上目で見ると、俺の両太ももに手を置き、俺のそそり立つ肉棒を真上から口に含み、ゆっくりと喉奥まで顔を下ろしていく。さやかの口の中は温かく、舌先が竿を這う。それを見ているだけで興奮が高まる。そして、ゆっくりとさやかの顔が上がって行けば、肉竿はすっかりさやかの唾液でコーティングされていた。

 

さやかは、俺を見詰めたまま立ち上がり、ショーツを脱ぐ。脱ぐときは、もったいぶった感じじゃなく、ちょっと急いだ感じて、片脚立ちになった時には少しバランスを崩したりして、エロいというよりはカワイイ。俺はその間に来ていた服を脱いで裸になる。そして、少しはにかんだ笑みを浮かべながら「失礼します」と言って、正面から俺の肩に手を置き俺に跨る格好で、ソファの上に膝立ちになる。さやかは、秘唇に俺の先端を宛がうと、角度を調節して少しずつ腰を落としていく。

 

「んくっ…はぁっっ――」

「はふぅ――アンッ…はぅンッ――」

 

さやかは俺の頭の後ろに両腕を回し、熱っぽく俺を見詰めている。俺はさやかの瞳を見詰めながら、少し視線を落とせば、目の前にはG乳。俺はさやかの背に手を伸ばし、ホックを外す。そして、さやかがブラを自ら外して床に落とす。ぷるんと乳房が揺れ、綺麗な乳輪と乳首が目の前にあれば、むしゃぶりつかずにはいられない。

 

俺が乳首を舐めると、膣内がきゅっと締まる。さやかの締りはエルザのような暴力的な強さはないが、これはミミズ千匹と言うやつなのだろうか、たっぷり濡れているのに襞の感触まで感じられて得も言われぬ快感が生み出される。そこにさやかの静かな腰の動きが加わると、いくら俺とて、とても余裕を保てなくなる。そして、さやかの身体に抱き付けば、しっかりくびれはありながら、程よい肉付と柔らかさを持ち、しっとり感のある肌の質感は、抱き心地が良すぎて、快楽への没入感がやばい、やばいとしか言えない。

 

「さやかっ、一回――出していいっ?」

「もう少し…このまま…だめですか?」

 

目を瞑り唇をきゅっと閉じて顎を上げて感じていたさやかは、俺を見下ろして見つめ、静かに首を振る。あぁ、その切なげな表情もたまらん。いくぶんさやかの膣内の肉棒へ絡みと収縮が弱くなって、腰の動きも止まる。それで、ちょっとだけ人心地つく。

 

「ご主人様ぁ、気持ちいいです」

「俺もだよ、さやか」

「ご主人様ぁ」

「さやかっ」

 

最小限で交わされる言葉以上に視線がお互いの気持ちを伝えあう。これだよこれっ。俺はこうゆう心の通じ合うセックスがしたかったんだ。これはソープやデリヘルでは味わうことは出来なかった。今まで付き合ってきた恋人とも出来てこなかったやもしれん。でも、今こうして金の力でハーレムを作り、俺は初めてセックスの充足感を得ていた。

 

俺は、我慢のストッパーを外し、射精に向けたトリガーを引く。下からさやかの感じる部分目掛けて突き上げる。一度突いて戻すと、後は単調なピストン運動が俺とさやかを絶頂に導くまで続く。さやかの中の収縮と絡まりもまた俺の射精感を高めていき、俺は自分の意思とは離れた身体の反応でいつの間にか吐精を開始し、俺の脳内はスパークして真っ白になっていた。そして、出し終わると、俺の身体は浮遊感と脱力感に包まれ、上半身に感じるさやかの身体の重さすら心地よかった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。