乗船前まだしばらく続きます
「ふぅ、これでひとまず終わりだな。今の内容まとめて、資料作成頼む」
「わかりました。それで、明日の何時から連絡が取れなくなるんですか?」
「11時以降だな。毎日朝と夕方に電話は出来ると思うから、何かあればその時に」
「メールも見れないんですか?…何かすごいイベントですね」
「まぁな…だけど、大事なお客さんだから、仕方ないさ。それじゃ留守中頼んだぞ」
俺は、山岸君とのリモート会議を終わらせて、ノートパソコンを閉じた。これで、明日までにやるべきことはすべて終えた。今年はここで休みを取ると、しばらく長い休みは取れなさそうだ。だったら、このちょっと早い夏休みを楽しまなくては損だ。今日も、博多の夜を存分に楽しみたい。俺が両手を挙げて伸びをすると、背後から「お仕事終わりましたか?」という声。振り返ると、優衣だった。
「あぁ。やっとな。さやかは?」
「明日の打ち合わせで、薫子さんのところです」
「そうか……」
ホテルの部屋に18才のアイドルと二人きり。二人きりになるのは慣れてはいるが、いつも自宅だから、こうゆう場所にいるのは新鮮な気持ちだった。優衣は何か話したそうにしていて、俺は「こっちにおいで」と手招きすると、優衣は、俺の太腿の上に横座りで座り、俺は優衣の肩を抱いて問いかける。
「明日のこと…不安なのか?」
優衣は黙って頷く。優衣にとっては、初めての大規模スワップ(俺にとってもだが)だし、無理もないか。まだ男性経験は俺と鏑木さんだけなわけだし、不安に思うのも仕方ない。しかも、粗相があれば、俺に恥をかかせることになる(らしい)し、芸能界のステップアップのためにも、うまいこと自分を売り込まなければならないのだから、気楽な立場の俺とは掛かるプレッシャーは段違いなのだろう。
「あのぉ…奉仕の練習…ご主人様でしてもいいですか?」
俺は思わず破顔一笑した。なるほど…それが不安だったのか。明日以降は、姫としての役割を果たすことになるのだが、口での奉仕を求められることも多いらしい。特に、優衣はまだセックスの体力があまりないから、奉仕で済むのなら、その方が体力的にも楽だろう。だけど、フェラは俺があまり仕込んでいないこともあり、同年代の子と比べたら段違いと思うが、姫レベルかと言えば決してそうではない。誕生会に行くことが決まってからは、さやかや晶子の指導もあって、俺から見ても十分上達したと思うが、初対面の男にするとなると、また違うのだろう。ただ、鏑木さんのあのサイズを経験したなら、大きさで驚くことはそうないと思うが。
「あぁ、いいよ。じゃあ、俺を他人と思ってしてみて。挨拶からしてごらん」
ノースリーブの白のリボンブラウスにハイウエストの黒のフレアスカートというシックな装いに、秋からのミュージカルのためにショートカットにした優衣を目の前にすると、場所が自宅ではなくホテルということもあり、妙な背徳感がある。俺のことを他人と思うようにとの言葉で、優衣は役に入り込むように、そう思い込んだのか、緊張気味の表情になると、俺の腿から降りて、正座に三つ指を付いて、お辞儀する。
「城宮様のハーレムの本谷優衣です。よろしくお願いします」
「あぁ、テレビで見たことあるよ。それじゃ、奉仕してもらってもいいかな。城宮君からは許可が出てるんだろ」
「はい。ご主人様からは、オーナー様からのご要望にはすべてお答えするようにと申し付かっております。それでは、未熟ではありますが、一生懸命、ご奉仕させていただきます」
優衣は、椅子に座った俺に膝立ちの姿勢でにじり寄ると、ズボンのベルトを外し始める。もうそれだけで興奮してくるが、ハーレムオーナーになって半年近くが経過した俺は、男として、ハーレムのオーナーとして、成長していた。以前の俺なら、獣欲のまま、優衣の下着を下ろし、スカートをたくし上げて、窓に手を付かせて、後ろから犯していたかもしれない。だけど、今の俺は、自分の欲望をいったんポケットにしまっておくことができるようになったのだ。俺は優衣の頬に触れ、きれいな顎のラインを撫でる。
「そんな感じで一生懸命ベルト外そうとしているのいいな。でも、時々、相手の顔を見て。優衣の上目遣いはすごく可愛いから」
優位ははにかみながら、俺に上目で視線を送る。そう、これだよ。そして、ベルトを外し終えたタイミングで、俺は立ち上がると、優衣は、ズボンを脱がし、下着も脱がせる。
「この時は手慣れてやろうとする必要はないから。優衣はまだ慣れていないし、それをそのまま見せた方が相手も喜ぶ。あと、サイズや状態は人それぞれだ。特に、状態は…そうだな、オーナーは年配の人が多いみたいだから、まだ反応してない人も多いかもな」
そうゆう俺の状態は、半勃ち状態で、まだ触れられてもいないが自然と徐々に上向いていく。仕事をしていた時間はそんなに長くなかったが、飛行機の疲れもあって、疲れマラ状態だったせいかもしれない。
「それでは、ご奉仕させていただきます」
優衣はまた丁寧にお辞儀をしてから、おそるおそる股間のモノに手を伸ばし、口を近づけて竿裏に舌を当てて舐める。まずは、竿全体に唾液をコーティングするようにひたすら舐める。そして、そこから袋の部分や内腿にも舌を這わせ、その間も肉竿からは手は離さず、気持ち軽くだけ扱く。
「うん、いいよ。だけど、男は人それぞれ感じるところは違うから。相手に、どこが気持ちいいのか聞くのも大事だな。舐めるのに集中するだけじゃなくて相手の表情もよく見て、上目遣い忘れずにな」
「はい。どの辺が気持ちいいですか?…ここですか?」
うん、真面目な表情で質問するところとか、ヤバいな。さやかや晶子なら、男の表情や反応でどこが感じるポイントか分かるが、優衣にはまだそれは難しいだろう。俺的には、ポイントが外れたむずがゆさも含めていいと思うが、初対面のオーナーにはそうゆうわけにもいかない。
「その下から上に舐め上げるの気持ちいいな。竿と亀頭のつなぎめのところとか。うん、そう、何度も何度もするんだ」
ようやく俺のはフル状態になった。優衣は、そろそろいいか?という視線を送って来たので、俺は黙って頷く。優衣は口を大きく開いて、俺のモノを頭から咥え込む。
「最初は浅くてもいい。舌使って、舐め回す…そう。この時も相手の顔見て気持ちよさそうなとこ探して…慣れてきたら、少しずつ深く咥えていこうか。ゆっくりでいい」
口に咥えるのが優衣はまだ長時間するのは苦手なんだけど…さやかや晶子との特訓の成果は出ているだろうか。うん、いつもより深く出来てる。手も遊んでない。
「鼻で息するの忘れずに。必死でしてるところは相手にちゃんと伝わるから。時々上目で見て…もっと頬窄めて吸い上げて。そう気持ちいいぞ。あとこんな風にされても慌てなくていい。ゆっくり鼻で息して。ホントにきつくなったら、手で相手の腿の辺りを軽くたたいて苦しいことを伝えるんだ」
俺は優衣の後頭部を抑えてモノの先端を優衣の喉奥に押し当てると、優衣は苦しそうな顔をして、パニックに陥る。やっぱり加菜のようにはまだムリか、歯も当たってるし。俺は手を放し、一度優衣の口から抜くと、口を半開きで息を整える優衣の頭を撫でる。
「いきなりイラマしてくる奴はいないとは思うけど…苦しかったら、苦手ということは伝えていいと思う…多分」
俺はノーマルな方だとは思うが、オーナー連中の中には様々な性癖がある奴がいそうだよな。やっぱり、優衣をこんなところに連れて来て良かったのか、今更ながら不安になる。ただ、優衣は俺をしっかり見て、健気な笑みを浮かべる。
「大丈夫です。ちゃんとオーナー様に気持ちよくなってもらうために頑張ります」
そう言うと、また頭から咥え込み、さっきよりも深く咥え込みながら顔を前後させる。俺は思わず、俺の太腿に置かれた優衣の手を握って、「がんばれ」という気持ちを込める。その気持ちが伝わったのは優衣の俺に向ける視線で分かる。
その時、ドアが開く音がする。入ってきたのは、さやかだった。さやかは一瞬だけ俺と優衣の様子に反応するも、俺に近づいて淡々とした口調で報告する。
「ご奉仕中すいません。さきほど、港に連絡し、私達の荷物が到着していることを確認しました」
「わかった。誕生日プレゼントも大丈夫か」
「はい。梱包を解いてもらって、キズとかないのも確認してもらいました」
俺が頷くと、さやかは一礼して自分の寝室へと下がった。俺は奉仕のペースが落ちた優衣に注意する。
「奉仕の場面は2人きりとは限りないから。相手から何か言われない限りは、誰かに見られてるとか気にしないで、奉仕を続けないとな」
優衣は口を放して、「はい」と返事をする。顎は相当疲れてそうだ。俺はそろそろイクかと思い、口に咥えた優衣に声を掛ける。
「頃合いを見て、相手に聞いてみて。今どんな感じなのか」
「はい。――オーナー様、このまま続けてもよろしいでしょうか」
「そうだな。そろそろイケそうだ」
「わかりました。それでは、お好みがあれば教えて頂けますか?」
「深く咥えなくてもいいから手で扱いてくれ。少し早めがいいな。――最後は出来るだけずっと相手を見詰めて。その方が相手も興奮するし、イクタイミングもわかるだろ」
いかん、今は俺の好みのイキ方だった。でも、まぁいいか。優衣にとっては一番慣れたイカせ方だ。顔の動きは浅くリズミカルに、竿の根元を軽く握って玉にも軽い圧を掛けながら、扱き上げる。しばらくして、俺は優衣の口の中に吐き出した。
「ムリに飲まなくてもいい。それ用のハンカチを用意しておいて、そこに出せばいいから。口から出す時は、はしたなくならないように気を付けて」
俺はデスクのティッシュを数枚取って、優衣に渡す。優衣は口に溜めてから、顔を後ろに伏せてティッシュに含ませた。そして、振り返ると、頭が床に付くほどに深くお辞儀する。
「ありがとうございました」
「うん。ありがとう」
俺は優衣に手を差し伸べて、優衣がそれを握るとそのまま抱き寄せる。優衣も俺に抱き付いてくる。
「前よりずっと上手になったな。俺はそこまで上手くならなくてもいいと思ってるんだけど」
「ありがとうございます。それじゃ、ご主人様にする時は手加減しますね」
間近で見つめ合いながら、優衣は冗談っぽく言うと、また跪いて、出したばかりの俺のモノを口で軽くしゃぶってから、ティッシュで丁寧に拭いてくれる。やっぱりむっちゃ可愛いなこの子。時間が経てばもっと大人っぽい美人になっていくんだろうけど、今、この瞬間の優衣を自分の姫に出来たことの幸運に感謝する。いや、マジで。
俺は、後始末を終えた優衣に礼を言うと、バスルームにシャワーを浴びに行く。シャワーを浴び終えると、いつの間にかさやかがバスタオルを手に待っている。何にも言ってないのによく気付くな。さやかが身体を拭くのにに任せつつ、俺は今後の予定を話した。
「19時まではまだ少し時間あるから。俺は少し仮眠を取るとしよう。20分前くらいに起こしてくれるか」
「わかりました」
俺の身体を拭くさやかを思わず、見詰める。やっぱり可愛いな。いや、こればっか言ってしまうが、ホントにそう思うから仕方ない。俺はさやかにバスローブを着せてもらい、寝室に二つ置かれたベッドの一つに倒れ込むようにして、身体を預け、目を瞑る。
――また少し回想シーン進めるか。