シャドウバースF 二次エロ置き場 作:南尾重国
えっちすぎます。
2025/08/20 タイトル変更
シノブがライトの昼休みに教室に訪れるようになってしばらく。この日も例によってやって来た。
「あれ、今日はダメ?」
「あ、ああ。今日は用事があってな」
「そっか。じゃあ明日よろしく」
用事があると言えば、特に何かするわけでもなくそのまま引き下がる。さりげなく翌日の予定を埋めてかかるのは流石抜け目ないが、必要以上に絡むことはない。
「何だライト、用事って」
「……アンドレア先生にお願いしたいことがある」
スバルからの疑問に、ライトはぎこちなくもあらかじめ用意しておいたセリフを返して急いで昼食用に買ったパンを平らげる。
今日は先生に用事ね、と最近付き合いの悪くなったライトにスバルは辛口のコメントだが、それはあくまで軽口の範囲だ。気をつけて行ってこいよ、とパンをかじり始める。ライトは急いで食べ終わると、口元のくずを拭って、職員室へ向かった。
「ふぅん。それで来たんだ」
「は、はい。急に申し訳ありません」
「いいよ、生徒の成長を促すのは教師の勤めだからね」
いつも通り少し気だるげなアンドレアだが、急な来訪でもライトが邪険に扱われることはなかった。机の中から厚みのあるプリントの束が取り出される。ライトが以前受けた補習課題以外にもシャドバ用のテキストはある。
「はい、これ練習問題」
「ありがとうございます、それで……」
「そうね、ネクロマンサークラスの問題なら、私に聞くのもおかしくないわね」
とりあえず今日の昼休みはある程度時間を潰しておきたい。これが誰に対する後ろめたさからくるものか、ライトは考えないように首を振る。
「ありがとうございます」
こういう時は素直にお礼をするのが良い。心から感謝の気持ちを込めて頭を下げた。
早速プリントを捲って、ネクロマンサーのページを開く。普段ドラゴンクラスを扱うライトにとって、普段目にするカードならいざ知らず、馴染みの薄いカード群の問題はなかなかに難しい。今は余計なことを考えず、シャドバの腕を磨くのだと必死にテキストに向かう。
そんなライトを、アンドレアはいつもの表情でじっと見ていた。
いつかの夜を思い出しながら。
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深夜、白銀ミカドに挑み続けて倒れたライトが“2日ぶりに起きた”連絡を貰ったアンドレアは病室にいた。時間が時間だけに、教師であるアンドレアだけに連絡が回っていた。
「俺は、勝てませんでした……」
横に立つアンドレアに対して、ライトは病室のベッドの上で、力なく項垂れる。
勝てなかった事そのものに打ちひしがれている訳ではない。自分の声が届かなかった、伝えることができなかった、最後まで届かなかった無力さを嘆く声。普段であれば1人でも昇華できただろう、しかし目覚めたばかりの弱った心では1人で飲み込むことはできなかった。
「勝ちたかった?」
だから、この質問の答えはYESでありNOである。
シャドバで心が通じ合えば必ずしも勝つ必要はない。ただ白銀ミカドに思いを届けるには、勝たなければならなかった。
ただ、今のライトにはそれを言葉にする力が無かった。
「元気になるおまじないをしてあげようか」
「おまじない、ですか?」
「そう。君だけに特別」
もし、天龍ライトが普通の生徒ならアンドレアは気にも留めなかっただろう。しかし目の前にいるのはウルフラム・ゼルガに選ばれ、ドラグニルと共にいる少年であった。
歯車が狂ったのはこの瞬間だった。悲観して生きて来た人生の隙間にサイコロを幾つか振ったら、何やら運命的な目が出た、そんな程度の気の迷い。
何をしているのか、という心の声に、これは医療行為なのだと、嘘をつく。何故この子に構うのだろうかと、僅かに浮かんだ疑問を無視してアンドレアはライトを外へと連れ出した。
向かった先は、以後セブンスフレイムの面々がお世話になることになるホテルだった。
こんな所で何をするのか、と疑問に思いながらも、ライトは素直に着いていく。
教師と生徒の淫行など大問題になって当然であるが、ここはシャドバが全てに優先される街。たとえ未成年であってもシャドバで生計を立てられる世界にあって、才能あるものが優遇されるのは世の常である。このホテルが特殊な立ち位置であるのは確かだが、少なくともそういった需要を叶えるために存在し、街を構成する一要素として成り立っている。セブンシャドウズ所属ともなれば病院に口裏をあわせさせ、こういった場所を利用することも可能となる。
部屋の中に先生と2人きり。そんな状況でアンドレアは後から部屋に入り後ろ手に鍵をかける。
部屋の奥、逃げ道を無くされた事に気づいていないライトの前で、アンドレアは服を脱ぎ始めた。初めこそ辞めさせようとしたライトだったが、上着を脱ぎ、スタートのホックを外し、ブラウスのボタンに手をかける頃には言葉を失っていた。
「どうかしら」
ライトの目の前には、下着姿のアンドレア。
白い滑らかな肌と、落ち着いた雰囲気の下着が、大人の女性であることを強調している。特に黒のブラに覆われた胸はそこいらの生徒たちよりも大きく、いやでも視線が向かってしまう。どう、と言われてもライトにはそれを評価できる基準はなかった。
緊張で立ち尽くすライトは、アンドレアの力でも簡単に押し倒せた。
2人分の体重で、身体はより深くベッドに沈み込む。馬乗りされて、服越しにでも感じる柔らかさにライトは動けない。
「大きい」
ズボンを剥ぎ取られて、下半身が外気に触れる。そこにはこれでもかと膨れ上がった陰茎が腹まで伸びていた。
残る下着を脱ぎ去って、アンドレアはライトの上で動き始めた。素股などと言う言葉はライトの辞書の中に存在しない。ただ自分の竿を扱くように、股を擦り付けるアンドレアの姿がとてもいやらしいことは感じた。
ニチャニチャと音を立てながらアンドレアが前後するたびに、抑えきれない衝動が湧き上がる。解放されないモヤモヤとした想いが先端から雫となって溢れ出す。
とうとう耐えきれなくなって、身体を捩ってアンドレアのバランスを崩し、そのまま両手を掴んで組み伏せた。
動きを封じられてもアンドレアは動じない。ライトは十分昂っているし、自分の身体も受け入れる準備はできている。
「場所は分かる?」
興奮して股を擦る様を、揶揄うでも怒るでもなく優しく導いて。
「んっ……入ったね」
ライトは初めて女性に挿入った。
陰茎が包まれる初めての感触に、ライトは勝手もわからず、自分が気持ち良くなるためだけにへこへこと腰を振る。単純なストロークでは抜けそうになることもあるが、アンドレアは身体を上手く使ってリードする。
1秒でも早く吐き出してしまいたい衝動のままライトはアンドレアの身体を貪る。
はぁはぁと呼吸は荒く、汗が吹き出す。アンドレアの胸に顔を埋めながら、力任せの腰使いは段々と快感を得るコツを掴んでいく。それは決して女性を気持ちよくさせるものではなかったけれど、必死にピストンをする様は、アンドレアをして愛らしかった。
ふと、あっ、と声をあげてライトの動きが止まる。アンドレアは膣内でビクビクと動いているのを感じた。
ライトがアンドレアから離れると、膣口から白い液体が漏れ出した。
「膣中に出すならゴムをつけなきゃダメよ」
「ご、ごめんなさい」
自分から誘導しておいてこの言種。
対して、正気に戻って慌て出すライト。いくらズレているライトとはいえ、それが何を意味するかは知っている。ゴムの存在意義をいまいち理解していなかった少年も、実際に目の当たりにすれば、いやでも現実を見る事になる。
「あ、あの、俺、責任とります」
性行為の興奮に頭が茹ってしまっているのは確かだが、ライトの性根は善性である。
真っ赤に染まった真面目な顔で宣言した。
「ふふふ、変なの」
微笑みながらライトの頭を撫でる。
真っ直ぐな目で見られるのがアンドレアにはくすぐったい。自分が無くしてしまった大切なものがそこにある気がした。
「なんでエンドレア先生は俺と──」
「言ったでしょ、元気が出るおまじない」
撫でられ続けることも恥ずかしくなったライトの質問に、建前の答え返して、胸元に抱き寄せ額に口付けした。
「元気になった?」
ライトは黙って頷く。
「そう。なら今日のことは忘れてね」
ライトはこれにはなんの反応も返せなかった。
「……今日だけはいいですか?」
困ったように眉を寄せながら、アンドレアはライトを軽く抱き寄せる。
「次からは好きな人するのよ?」
ライトはやはり応えない。
今度はコンドームを装着して、ライトは何度も何度もアンドレアと混じり合った。
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この記憶は全て過去。
あれ以来2人は先生と生徒で、アンドレアの望む通り、ライトは他の女の子と一緒にいる。初体験の経験が強すぎて、人として誤った方向に進んでいる気がしないでもないけれど、それはまぁ別の話だ。
何をするでもなく一緒にいる時間が心地よくて、それを自覚してしまわないよう、心に無自覚に蓋をする。
昼休みの終了を告げる予鈴がなる。
「……楽しい?」
「はい、楽しいです」
先生がそうあれと願ったから。
先生はそうあれと願ったけれど。
とても短いやりとりの本当の意味に2人とも気づいていない。
相手を思いやる心が、時に人をすれ違わせる。たった一夜の忘れられない思い出。分厚いテキストを抱えて去っていくライトの背中を、アンドレアはいつもより気だるげな視線で見つめていた。
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