シャドウバースF 二次エロ置き場 作:南尾重国
だからこういう関係性もありなんじゃないかと自分に言い聞かせます。
2025/08/20 タイトル変更
ヒナと連絡先を交換した日の夜、ライトを含む4人でグループ会話が行われた。
ライトは今更ヒナを放り出せるわけもなく、実現可能な範囲で、全面的に要求を受け入れるつもりで臨む。レンはどこか据わりが悪そうだが、好きな親友を引き込んだことに後悔はなく、ライトの味方(ライトが味方が正しいのだが、ライトの立ち位置的にこうなった)をすると鼻息を荒くする。
「……シノブから『セイラ、ヒナ』って来てるんだが、どういうことだと思う?」
そんな中放り込まれたシオンからの報告が、ライトとヒナの不適切な関係への言及に待ったをかけた。元々シオン宛に届いたメッセージについて心当たりのないシオンは、どこかのタイミングで聞いてみるかと軽く考えていたのだが、今回の議題をうけて『ヒナ』という単語の意味をなんとなく察した。
どこで情報を得たのか知らないが、そういう意味だとするならば、『セイラ』という単語も同等の意味を持つことになる。そしてその予想は、セイラと馴染み深いツバサを見て確信に変わった。
元からどこか押さえ気味だったツバサ。従来の彼女であればレンの態度に息巻いていてもおかしくないはずがどうもおとなしかった。その上で『セイラ』という単語に動揺する様を見ればシオンでなくても何があったか想像がつく。
「あー、うん。何となくわかった」
絶対面倒くさくなるやつだとシオンは未来を幻視する。
ライトにとって幸か不幸か、ヒナのことはなぁなぁで、結論が出ないまま会話が終了した。
ーーーーー
翌日の放課後、何を言われても受け入れてやろうと内心覚悟を決めていたライトだが、特にイベントもなく、部活としての軽い情報共有だけで各々の場所へと向かっていく。ライトはイツキ、スバルがいる場所で露骨な話はないか、と独りごちて部室で待機する。
しばらくしてシオンがやってきた。
今日の放課後はシオンの日なのだが、いつもと様子が違う。皆がいなくなればやって来てすぐに甘えてくるはずが、黙って扉の近くに1人立っていた。
昨日の件で不信感を抱かせてしまったかと、ライトがどう声をかけたものかと迷っているうちに、ノックの音が聞こえた。その音に反応してすぐにシオンが扉を開ける。
「シノブ? どうしてここに」
「ふふふ、来ちゃった」
そこに立っていたのはシノブだった。シノブは室内に入って、扉を閉じて鍵までかけてしまう。
どう言うことか、とライトがシオンに顔を向けると、すぐに視線を逸らされた。仕方なくシノブに聞く。
「シックスマジックはどうした?」
「いつもはジェントルマンが来てくれてるし、今日もそれぞれの練習は考えてあるから、たまにはこっちから来ようかなって」
ブイ、とピースサインをよこすシノブを横目に、ライトはもう一度シオンに顔を向ける。
黙って視線を逸らし続けるシオンだったが、しばらくしてようやっと、観念して口を開く。
「今日は、その、シノブとえっちなことをしてください……」
なぜ敬語。
そんな疑問も挟ませないような、どう見ても納得していない表情で、シオンはふるふると震えながら吐き出した。
「……ツバサ達は知ってるのか?」
「もちろん。私も本当はこんな事するつもりはなかったんだけどさ、ライトってば色んな女の子に手を出してるじゃない?」
シノブは外堀を少しずつ埋めていくつもりだったが、勝手に開城されていた気分だった。昼休みのそれでしばらくは我慢するつもりが、自分から隙を晒すとは、何といったものか。
結果として、このような機会が回ってきたのでシノブにとって悪いことではない。
「それで、早速今日お邪魔しにきたってわけさ」
シノブはニヤリと口角を上げてライトに抱きついた。服の上からでもわかる膨らみに、ライトは思わず息を呑む。その反応を間近で見たシノブは、前髪の奥の黄色の瞳を細めてもう一度強く抱きついた。
「シオンは……」
「今日は見学。もちろん帰ってもいいけど──」
チラと見やれば、少し離れた場所で堪えるような視線が向いている。
シノブにメールの内容について確認をとったシオンだったが、会話の流れで放課後やってくる事、シオンに変わって相手をすることの言質まで取られてしまっていた。
大切な人と大切な友達が自分の前で。
胸が苦しいが目を逸らす事もできず。
そんなシオンに見せつけるようにシノブがライトの服に手をかける。シオンの反応をチラチラと確認しながらゆっくりと上着、シャツ、ズボンと脱がせていく。わざと腹筋や脇腹を堪能するようにシャツの中に手を入れてみたり、接触が増える事でライトの身体はいやでも反応してしまう。
パンツ一枚だけになった時には、大きなテントが張っていた。
ライトをここまで剥いて、シノブも制服、スカートと1枚1枚脱いでいく。異性の前でこのようなことはもちろん初めての経験で、震える手でスカートを落とし、黒の下着だけを纏った姿でライトの前に立つ。
校舎裏でしていた時以上に興奮していて、シノブの心臓はドキドキが止まらない。目の前のライトの表情に、自分の感じる熱。お互いに顔を赤くして見つめ合う。
経験豊富なライトでもこうなるのかという感想がシノブの頭をよぎった。ここからは自分で考えて動いたわけではなく、本能に惹かれるままライトに抱きついた。
唇が近いて──。
「だ、ダメだっ!」
横からの大声に、2人の動きが止まった。
4つの目がシオンに向かう。
「あ、ちが、違うんだ」
注目を集めて慌て出すシオン。本人は思わず叫んでしまったが、意図してではなかった。押さえきれない感情が声になって飛び出していた。
「その、シノブはスタイルいいし、ライトはかっこいいし。2人が好きになっちゃったら、ボクが邪魔になっちゃうんじゃないかって……」
シオンは涙目で、必死に言い訳を口にする。
レンやツバサよりも近くて遠いシノブだからこその焦燥感。普段は皮肉屋で捻くれ者の彼女が慌てふためいて語る本心は、そのギャップからより強い破壊力を秘めていた。
「ライト」
「なんだ?」
「この可愛いの持って帰っていい?」
数瞬前までしようとしていた事も忘れて、シノブの口から思ったことがそのままついて出た。
大切な人なので勘弁してください、というライトのお断りにシノブが笑う。
「それって部員として? 友達として? それとも恋人として?」
具体的にどれとは言わず、ライトは眉を八の字にして微笑む。
一人頭を抱えるシオンを見守る2人のやりとりは、シオン本人には届いていなかった。
シオンの反応が楽しくてつい意地悪をしてしまったが、シノブは2人の仲を引き裂くつもりはない。元よりどこかのタイミングでシオンも巻き込んで3人で、なんて考えていた。男女の付き合いならば、誰か1人に絞らせるのが良いのだろうけれど、そんなことをするよりもこの2人と一緒にいる方がいい。
幸い、目下の障壁になり得そうなツバサとレンもシノブにとって好ましく、自分が受け入れられるかどうかという問題はあるが、そこを押し通す覚悟はあった。
「シオン」
「ん? んぐっ!」
顎を引き寄せて、不意打ち気味に唇を塞ぐ。思考の沼に溺れる最中、突然の事に処理がオーバーフローしたシオン。
シノブが離れても焦点が合わないままで、これ幸いとばかりに固まってしまったシオンのワンピースを脱がせれば、上下お揃いの大人びた白いレースの下着が露わになる。
「ふぅん?」
そのまま脱がせても良かったが、その下着を見てシノブは手を止めた。
「ライト、どうよ?」
流石に慌て出したシオンの背後から、両手で肩を掴んでライトの前に出す。体格差もあって、シオンでは対抗しきれなかった。
普段とは違う装い、その意味をライトも察する。シノブの件がなければ2人きりで披露される予定だった事を心に留めて、シオンと真正面から向き合って微笑んだ。
「可愛いよ」
シオンは恥ずかしさに染まった顔をさらに赤くして、唇の端が変に歪んでしまう。背後のシノブがニヤニヤと笑っているであろう事はシオンにも容易に想像がつくが、だからと言って堪えられれば苦労はない。
この感情をどう言葉にして良いか分からずに、シオンは上を見て、下を見て、悩んだ末に諦めた。
掴んでいた肩越しに力が抜けた事を確認して、シノブはシオンの手を引いてライトに近づいていく。
そのままライトをソファに座らせて、シオンとシノブの2人で左右から挟み込む。
「2人相手に頑張ってね」
耳元で囁いて、シノブは初めての異性とのキスをした。
「んちゅ……ん……はぁ、ちゅ……んぁ、はぁ……あっ」
シノブとライトの間で舌が絡み合い唾液の混じる音。
ライトはブラジャーの中に指を潜り込ませて、シノブの胸に触る。隠れていた乳首は撫でるうちに硬くなっていき、指の腹で擦る度に甘い声が響く。
シオンは、そんな2人を見ながらライトの胸を責める。片方に吸い付きながら、もう片方をカリカリと爪で軽く引っ掛ける。女のそれと同じように硬くなっている。表情は見えないが、シオンの腰に回されたライトの手が時折震えるので、気持ちよくなっているのだろう。
「んんっ……ライト、キス上手すぎ……」
シノブの息は荒く、唇の間に細い糸を伸ばしながら、表情は蕩けている。
「うわっ……すっご」
興奮しているのはシノブだけではない。皆、最低限の下着だけを身につけている状態だが、ライトのトランクスはこれでもかと盛り上がっている。中に手を入れて、熱い肉棒に触れる。ビクンと跳ねたのを確認して、トランクスを脱がせた。校舎裏で見た時と同じかその時以上に膨れ上がった逸物に、視線が離せない。
「シノブ」
夢中になっている隙にライトに押し倒された。
そのままショーツをずらして、股を露出させる。
「おおぉ……」
シオンの感嘆の声。
そこはすでに濡れていて、シオンのものと違い肉厚でエロスを感じたために漏れた声だったのだが、初体験を前に、何かおかしいのではという勘違いが起こる。
「あ、あの。ライト、私初めてで、その変だったら言って……ね……?」
今更になって恥ずかしさが込み上げてきたらしく、抵抗こそしないが、シノブは両手で顔を隠してしまう。そんなシノブを前に、ライトは急いでゴムを付けて、上に覆い被さった。
「シノブは綺麗だ」
耳元に拭きかかる息と言葉に、目を見開く目線が合って、下半身に当たる熱に気づいた。
「あ、あああぁぁぁ!」
身体の中に、何かが入ってくる感覚。おもちゃは入れたことがあるけれど、それとは比べものにならない太さと熱さ。ミチミチと押し広げられる肉の痛みに悲鳴が上がった。
「シノブ?」
「だ、大丈夫……んっ……あんっ……」
シオンの心配する声に、強がるシノブ。
少しずつ、少しずつ膣内を広げられていって、いくらか入ったあたりで、ライトの腰が引かれる。浅い位置でゆっくりしたピストン運動。初めこそ違和感しかなかったシノブだが、段々と挿入ごとに反応し始める。
「あっ……あっ、あっ……ん、ひぃう!」
少しずつ深くなっていくのに合わせて、膨れたクリトリスにライトの身体が触れて、悲鳴のような嬌声が混じる。とうとう最奥まで辿り着いて、ライトの動きが一度止まった。
肋骨に沿ってお腹の肉を押されて、息を吐く。そのまま胸へと肉を押しながら手が動いて、両方の乳房が揉まれる。
気持ちよさはないけれど、膣内の圧迫感が少し緩んだ気がして、苦しみは少し和らいだ。
それをライトも感じたのだろう、改めて腰がゆっくりと動き出す。
「あっ、あっ、あっ……ううぅ……」
いつの間にか、手がシオンに握られていた。昔想像した初体験とは全然違って、年下の友達に心配されながらセックスするなんて思いもしなかった。そんな現状がなんだかおかしくて、シノブは笑ってしまう。
気持ちが変わると、身体の感覚も変わるらしい。痛い、苦しさの強かった性行為に気持ちよさを感じ始めていた。
「ライト、シオン、あんっ」
パンパンとリズミカルにぶつかる肉の音。
「……す、好きだよ」
シノブの告白と共に、ライトの動きが一層激しくなる。そのままビクビクと震えて、膣内で陰茎が膨らんだ。
引き抜かれた肉棒から外されたゴムはわずかに血で汚れていて、中には性液が溜まっていた。
「ねぇ、シオン。私のこと好き?」
「ん、ボクも嫌いじゃない」
「あはは、なんだいそれ」
ソファに寝そべるシノブの手をシオンが握っている。
直接言葉にはしないが、ボクも、というあたり本心からそういうことなんだろう。
「ライトは?」
「俺は2人とも好きだ」
他に愛がないとは言えないが、今2人に向ける愛情は本物だ。
「そう。じゃあお願いがあるんだけど、聞いてくれる?」
「出来ることなら」
そんな難しいことじゃない。
2人がするところを見たい、その願いは、シオンとライトだけでなく、シノブも混じって、残る部活時間の間に叶えられた。
読んでいただきありがとうございました。
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