※この作品はR-18です。

シャドウバースF 二次エロ置き場   作:南尾重国

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一通り進んだので合宿編とする事にしました、頑張ります。
あと私はスバフワ派です。
次話の水着エッチは近いうちに投稿します。

2025/08/22 タイトル変更


みんなでシャドバ合宿なんてどう?

「あ、あの! 相談したいことがあるのですが……」

 

 昼休み、ツバサとシノブでライトの扱いについて綿密な打ち合わせが繰り広げられていたところに深刻そうな顔でフワリがやって来た。

 元も含めて女部長たちが一堂に会するというのは珍しい。特に何やら抱えていそうな表情でフワリから2人の元にやってくるとあれば相当である。当人たちも至って真面目ではあったが、よりシリアスな問題の気配を感じて、お互いヒートアップしたテンションを抑えて、フワリに空いた席に座るよう促す。

 幸いツバサとシノブの苛烈な言い争いに他の生徒たちは気圧され離れていたし、フワリは緊張からどういったやりとりが繰り広げられていたのかに気付かなかったため、その詳細を知ったものはいない。

 

「何の用事?」

 

 シノブは大量に入った袋の中からパンを取り出してフワリに差し出す。フワリはそれを受け取って、しかし黙って下を向いたままだった。

 

「もしかしてウチのスバルが迷惑かけてる?」

「ウチのっ! あっ! その……いえ、スバルさんは真面目に取り組んでくれていて感謝しています…………」

 

 『ウチの』という表現に大袈裟な反応をしてしまい、そんな自分を恥じてか、フワリの語勢はだんだんと小さくなり、最後の方はほとんど聞こえなくなっていた。

 この反応を見て、ツバサとシノブはなんとなくピンと来た。どうも暗い話題ではなさそうだ。ツバサとシノブは顔を見合わて、アイコンタクトをしてお互い首を縦に振る。

 

「ここじゃ、場所が悪いね」

「ウチの部室なら今なら誰もいないわね」

 

 先程まで言い争いをしていたとは思えないほど息のあった動きで、2人は立ち上がりフワリの肩に手を置く。

 

「え? え?」

 

 急な展開に追いつけないフワリは、両手を抱えられセブンスフレイムの部室へと連行される。何事か気になって遠巻きに眺めていた野次馬も、彼女たちを追いかけてまで踏み込むものはいなかった。

 

 改めて部室の椅子に座らされたフワリの前に、野菜ジュースのパックが置かれる。菓子パンと共に、未開封のまま並べられていた。

 

「すみません、いま喉を通らなくて……」

「気にしなくていいよ。ところで、なにか相談って話だけど」

 

 俯き気味のフワリというのは本当に珍しい。

 フワリママと呼ばれるほど明るく朗らかで包容力のある普段の姿を見慣れている者ほど、信じられない光景だ。

 

「お、お2人はこ、恋をしていますか?」

 

 まぁそう言う話題だろうと2人は心の中で頷く。

 なにか恋愛に関する不安があって安心したいのだという思惑を感じ取って、素直に肯定した。

 

「好きな人はいるね」

「まぁそうね。してる、かな」

 

 現状を恋と言うには少々特異な気はするけれど、少なくとも嘘はない。

 そんな言葉でも、フワリを安心させるには十分だったようだ。少し顔を赤らめながら、言葉を続ける。

 

「その、最近キラキラしているといいますか、魅力的と言いますか、そういうふうに感じる人たちがいるんです。素敵だと思っていたんですが、最近部員の方に、綺麗になったと言われまして」

 

 少し取り留めない感じはあるが、必死に言葉を紡いでいるのがわかる。2人は真面目な顔で適度に相槌を打ちながら、話の続きを促す。

 

「もしかしたらって振り返ってみたら、あの、最近スバルくんにお会いできるたびに嬉しくなっている事に気づいてしまい……」

 

 ここまで言えば全て語ったも同じことだろう。フワリ本人も恥ずかしくなって、ここで言葉が詰まってしまった。顔を真っ赤にして視線を下げている様は、恋する乙女そのものだった。

 

「部員の子達に相談は……できないか」

「は、はい。なんというか、その、恥ずかしくて……。あ、あの! ツバサさんとシノブさんは男性とお付き合いされているんですか?」

「あー、うん。まぁ付き合ってる……かな?」

「まぁね。うん、付き合ってる」

 

 2人とも同じ男と。しかも片方は限りなく略奪愛にも似た何かだ。しかしまぁ1対1ではないとは言え、2人とも付き合っていると言って差し支えないと言えなくもない。

 もちろんそんな事情など知る由もないフワリは誰なんだろう、と考えながら──。

 

「あ、あの!」

「スバルじゃないから安心しなさい」

 

 焦った声に即座に反応されて、慌てふためくばかりだった。

 

「で、フワリはどうしたいのよ?」

「どうしたいんでしょう……」

 

 仲良くはなっていると思う。それなら、もっと、これ以上?

 それってどういう事なんだろうか。

 言葉では知っているが、それがいざ自分の身に降りかかるとなると、どうして良いかにっちもさっちも行かなくなってしまうものだ。

 

「それじゃあさ」

 

 シノブが指を上げて、注目を集める。

 

「みんなでシャドバ合宿なんてどう?」

 

 普段と違う環境に身を置いて、関係を進めてみるってどうだろう、そう提案した。

 

-----

 

 放課後、セブンスフレイムの面々が集まったところで、ツバサからシャドバ部合同の合宿を行なってはどうか、という新しい提案がされた。これは強くなることよりコミュニケーション強化の色が強く、ここ最近特にお世話になっている皆に対する感謝の気持ちも兼ねた親睦会のようなものだ。

 本当の目的は先の話の通りフワリのためなのだが、そこを正直に話すわけもなし、表向きの目的で押し通る。

 

「場所はどこなんすか?」

「スパリゾート、になるのかしら。ジェネシスカンパニーから貰ったチケット使えるの」

 

 色々合った縁で市内の施設で使えるものを幾らか貰っており、宿泊費は無料である。施設はそれっぽいものを選定したが、発案者の役得と見逃してもらう。

 

「ちなみに混浴よ」

「ああ、だから持ち物に水着があるんだ」

 

 情報を見ながら、ワイワイガヤガヤ。部内での感触は悪くなさそうだ。

 

「そういうわけで私は今日は水着を買いに行くけど、みんなはどうする?」

 

 言いながら、ツバサは軽くライトに目線を向ける。

 イツキ、スバルはそれに気づかずライトだけ軽く首を縦に振る。

 

「ボクは、行こうかな」

「はい! 私も行きます!」

 

 アイコンタクトなどなくても理解している2人が真っ先に声を上げ。

 

「僕は今日もリョウガくんのところに行くから、合宿に参加するかついでに聞いてくるよ」

「俺もフォースウィンドで聞いてきます」

 

 男子2人は、いつも通りそれぞれの場所に向かう事になった。

 

「あら、2人は新しいの用意しなくて良いの?」

「野郎はそんなに変えないんで大丈夫っすよ」

「俺も買いに行こうかな。荷物持ちでもなんでも任せてくれ」

「ライトくんは相手がいなくなっちゃうもんね。そこで女子の買い物に付き合えるってのはさすがライトくんだけど」

 

 未だバレていない事を凄いと思うべきか、ライトならという空気を作り出せるキャラクターが強いのか、いずれにせよそれぞれの方針は決まった。

 

「それじゃあ、今日はこんな感じで。みんな気をつけてね」

「おー!」

 

 部長の掛け声に、皆の声が重なった。

 

 部室を出て、ライト達がデパートに着く。以前女子3人が水着を買った店で、品揃えの豊富さは折り紙つきである。4人の来店に店員が明るく声をかけた。1人男のライトが混じっていることに僅かに疑問を抱きつつも、その堂々とした様に、例えば同じ部活のメンバーであると当たりをつけて、そのまま別のお客のところへと向かっていった。

 前回はレンとシオンがさまざまな水着の試着を行ったが、今回の品評者はライトになる。

 3人が思い思いに水着を取って、試着室に入る。

 

「ライト先輩! どうですか!」

 

 初めに顔を出したのはレンだった

 黒のチューブトップに、ローライズパンツで特筆すべきは布の細さだ。最低限隠れれば良いというか機能性を露出に振りきった水着で、健康的な肌を惜しげもなくこれでもかと見せつける。

 女性らしいはっきりとしたラインでこそないものの、少女の肉体を最低限の布で覆っただけの状態で、堂にいったポーズが裸より扇状的な健康的なエロスを演出する。

 

「凄いな、とても似合っている。ただ、その格好を他の人に見せるというのは少し悩ましい」

「あ,ありがとうございます」

 

 まじまじとまっすぐな視線を向けられて、思わず身体を手で隠してしまう。

 身体よりも、恥ずかしさを誤魔化すポーズのようなもので、そのままカーテンを閉じて次の水着へと着替え始めた。

 

「ライトー、今度はこっちきて」

 

 次に現れたのはツバサ。

 薄紫で胸の前に切れこみのあるプランジングなのだが、布が少なくハイカットを超え水着そのものがVの字のようだ。胸は乳輪を隠しているが、左右が溢れ、臍、鼠蹊部も隠れていない。全く毛が見えないのは剃っているか生えていないか、そう判断できるほど際どい布面積だ。

 どう、とツバサが振り返ると、背面は2本の紐が伸びるばかりで背中からお尻にかけて完全に見えてしまっている。どこにこんな水着があったのか、と思わず頭を抱えたくなる代物である。

 

「ツバサのスタイルなら十分着こなせているんだが、刺激が強すぎる」

「興奮した?」

 

 ライトは大きく頷く。ここがデパートでなかったら襲っていたところだ、とツバサだけに聞こえる声で囁くと、満足そうに笑ってカーテンの奥へ消えていく。試着室の中で顔を真っ赤にして蹲ったのはライトには気づかれなかった。

 

「ラ、ライト……」

 

 続いて、消え入りそうな声でシオンから声がかかる。

 そこには白のマイクロビキニ身につけて、手を横に顔を赤くして震えるシオンが立っていた。今日の3人はエロい水着を選ぶと決めていたのか、三者三様に見せつけてくる。ビキニは細い身体を覆うには頼りなく、肋骨のラインが艶かしい。

 ライトの視線に、シオンも身体を隠すように腕を交差する。レンよりも恥ずかしさが強いようで背中が丸まってより一層縮こまってしまう。

 

「シオンには悪いと思うんだが、恥ずかしがっているのも可愛い」

「ひぃぃ……」

 

 シオンは小さな悲鳴をあげて、シャッっと勢いよくカーテンを閉じる。試着室の中が暗くなって、少し落ち着いて、胸に手を当てる。肌に直接手が触れるほどのほとんど裸。そんな恥ずかしい思いをしたが、可愛いと言ってもらえた事にシオンは思わず手を握りしめた。

 

 その後もファッションショーは続き、都度ライトは真面目にコメントしていく。

 幸いと言っていいか悩ましいところだが、外で着ることを想定していないようなエロ水着は鳴りを顰め、それぞれに1番にあったと思った物をライトがお金を出して購入した。

 

「嬉しいけど、大丈夫?」

「あ、ありがとう」

「いいんですか? ありがとうございます!」

 

 三者三様の反応に、俺がプレゼントしたかったのだとライトは笑う。

 男としてなすべき事をしたとか、喜んでもらえるならとか、そういう思いもなかったとは言わない。

 ただ、今回はそれだけでは済まなかった。

 

「ところで、この後3人は時間はあるか?」

 

 少しだけ鼻息の荒くなったライトの台詞に、ツバサ、シオン、レンの3人はこの後の展開を察する。もちろん3人とも時間はある。仮になかったとしてもある。

 はやる気持ちを抑えながら、言葉もなく足早に歩き、皆が止まったのはいつものホテルの前である。そのまま中に入るとライトは受付で大部屋の鍵を受け取った。




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