シャドウバースF 二次エロ置き場 作:南尾重国
続きは……明日の私がなんとかしてくれるでしょう。
2025/08/23 タイトル変更
「もし重いなら振り払っていいんだよ」
ライトの耳元でアンドレアが囁く。
吐息を受けてライトは身体を震わせるが、それ以上抵抗はしなかった。
アンドレアがライトの上着を脱がせて、シャツに手をかける。アンドレアの指がライトの若い肌を撫でながら、シャツをたくし上げていく。
アンドレアはライトの両腕にシャツが絡まった状態で止めてやろうかと一瞬考えたが、僅かでも抵抗できない理由を与えないために、シャツも脱がせた。
これは儀式のようなものだ。アンドレアは受け入れてくれる世界があることを確認するための。ライトはアンドレアを受け入れるための。
耳を舐める感触、音に、ライトは目を瞑って堪える。
ズボンは膨れ上がって窮屈そうにしているが、最初に触れて以来あえて避けられている。
首筋、鎖骨、胸とアンドレアの舌が這い、その都度異なる快感にライトは息をこぼす。片方の突起を舐めながら、もう片方の乳首を爪で刺激されると、男でも感じるものなのかと思わされる。
これが正常な身体の反応なのか、アンドレアが相手だからなのかライトには判断がつかない。
ただ、ひたすら耐える時間が続いた。
「先生?」
鳩尾、へそと降りていったアンドレアが離れる。ライトの疑問の声は、後少し下まで行ってくれれば、という切なさが混じっていた。
そんなライトも、アンドレアが服を脱ぎ始めたのを見て口を紡ぐ。スカートが床に落ちて、下着姿のアンドレアがライトに寄り掛かる。
「これ外してくれる?」
自分で脱ぐこともできたのに、わざわざ見せつけるようにブラを寄せる。
ライトは恐る恐るアンドレアを抱きしめるように背中に手を回して、ホックに手をかけた。肩紐を腕に通すと支えられていた乳房が自重でたゆんと揺れる。思わず視線が釘付けになってしまったのは男の本能故か。ぷっくりと膨らんだ乳首がライトを誘っているようで、吸い付きそうになるのを必死に止めた。
「ふーん……んちゅ」
胸ばかり注視しているライトの顔をクイとあげて、アンドレアが唇を重ねる。お互いに啄むような軽い触れ合いから、少しずつ舌が絡み合う。
ライトが腰に手を回すと、びくりと震える。肌は少し汗ばんでいた。
未だズボンを持ち上げるばかりの肉棒に、アンドレアの体重がかかる。ストッキングにショーツと幾重の障がいはあるものの、女性が間近に迫り、その役目を果たそうと一層血が集まっていた。
「せ、先生……」
唇が離れて、目の前に映るのは、顔をうっすら上気させて、普段生気のない瞳も眼鏡越しに潤ませている女。
ここまで来て我慢はできなかった。アンドレアを押し倒しストッキングを破る。ズボンを脱いで怒張した肉棒をショーツをずらして女性器にあてがう。アンドレアは一瞬目を見開いたが、止める様子はない。
そのまま──。
「おい、何してやがる」
いざ、という段で声。2人が見たのは扉の前で腕を組み怒りを露わにするヒナだった。
忘れ物を取りに帰ったヒナが目にしたものは、自分の男が盗られる様、怒るなと言う方が無理がある。ただ、襲っている側はどう見てもライトでありこの場合は浮気性に怒るべきか、しかしアンドレアの普段から想像できない表情はヒナだから分かるメスの顔であり、やはり盗られたと考えるべきか、思考はまとまらない。
「ごめんね、ヒナちゃん」
「ごめんですんだら……あー、もう!」
ごめんね、言葉にすれば一語だが、アンドレアの謝罪の言葉には万感の想いが詰まっていて、ヒナはそれを一言で受け入れてしまった。
気の緩みからよくある慣用句で返そうとしてしまい、慌ててかき消した。悪が警察を引き合いに出してしまったら負けだ。
この場合、自分が泥棒猫か、アンドレアが泥棒猫か。
「なあ、ヒナは邪魔にならないか?」
「俺はみんなを選ぶ」
「そんな心配なら3人で新しい世界に行く?」
ライトの方はさておいて、アンドレアも冗談めかして言っているが、その気になれば本気で実行しかねない覚悟が見える。
ヒナにとって世界とは元々2人だけのモノ。それが壊れるより、そこに入り込んだ男がライトというなら、まぁ悪くない。
「チッ、仕方ねぇ」
「いいの?」
「強欲なのは悪っぽいからいい。それにあいつらの怒った顔を見るのは楽しそうだ」
横恋慕、悪である自分たちならば選んでも良いだろう。そうと決まれば、ヒナは服を脱ぎ出してライトに近づき、ライトを押し倒して、ヒナがはち切れんばかりの肉棒にスジを擦り付ける。
ヒナが横入りしたことでお預けになったアンドレアが少し恨めしそうな目で見ているがヒナも譲る気はない。アンドレアは仕方なしに破れたストッキングを放り一糸纏わぬ姿になって、ヒナの背後から抱きついた。
「おい、アンドレアっ、あぁんっ!」
アンドレアが閉じたスジを広げながらクリトリスを擦り、ヒナが嬌声を上げる。抵抗しようとしてもアンドレアを降り解けずにされるがまま。首筋から背中にかけてキスをしながら吸い付けば、ゾクゾクと震え背筋が伸びる。
ヒナの股を撫でるアンドレアの白い指が滑り、白濁した液をライトの肉棒に絡めて扱いていく。亀頭の先から先走る液体も合わさって、交わるには充分なほどしっかりと濡れていた。
「ねぇ、ヒナちゃん。赤ちゃん出来たらずっと一緒にいられると思わない?」
ヒナの耳元でボソリと呟かれた悪魔の誘い文句。
血のつながりがそれほど良いものとは思わないヒナだが、目の前のライトはきっと全てを抱え込む。具体的な実感はわかないが、想像すると体が熱くなる。
「それ知ったらあいつらキレそうだな」
「大丈夫。捨てられたら私が拾ってあげるから」
ライトには聞こえなかったが、目の前の2人の目が変に据わっているのは分かった。その笑みに妙な迫力がある。嫌な予感をひしひしと感じるが、下半身を握られて動くに動けない。
にゅるりとした触感が亀頭を包み込んで、思わず体を持ち上げようとするが、その両手をヒナに掴まれて、押さえ込まれる。そのまま騎乗位の形で、ゴムを付けないままヒナの中に入って行った。狭くライトを締め付けるようにうねる肉ひだに、今まで堪えていた分を全て吐き出しそうになるがどうにか堪えたが、時間の問題に思えた。
「ライト、我慢すんなよ。お前は、んっ、悪くない、ヒナがレイプしてるんだ。被害者は、はぁぁ……気に、しなくてっ、いいんだぜ?」
腰を上下に動かしながら、気持ちよくなるよりも射精させるための動き。悪を標榜するヒナにとってこの演技はしっくり来たし、段々と熱が入る。ライトの困っている顔が、堪える顔が愛おしい。倒錯しているのはわかっているが、そんな歪みがヒナ・シンクレアだった。
「ヒナ」
「なんだ? いまさらやめてくれって言ったってやめねぇぞ」
どちらが悪いか、でいえば今の状況ライトに責はないかもしれない。それでも、多くの女性と関係を持っている以上、いつかどこかで覚悟を決めなければならないところだ。それが今になったと言うのはいささか早いが、それが男の甲斐性というものなのかもしれないと思い至る。なにより、今このまま流されるままというのは性に合わない。
「ヒナ、俺の子供を産んでくれ」
「へぁっ!?」
急な告白に、ヒナの動きが止まった。バランスを崩しそうになるが、今度はライトの掴んだ手がヒナを抑えて離さなかった。
ライトのロジックはこうだ。自分から求めるならば、その結果に責任を負える。初めての夜に甘えた結果が一時とはいえ離別であったなら、離してなるものかという男の子の意地でもある。
「ふぁっ……ひっ、あぁ、ああん! あんっ! あん!」
こうと決めれば、躊躇いはない。お互いの快楽よりも一方的に腰を突き上げる。がむしゃらな動きが、容赦なくヒナの膣内を責め立てる。孕むことをより意識させられて、本能的な昂りが抑えられない。じゅぷじゅぷと音を立てて、肉棒を引くたびに白濁した液体が量を増して滴っていた。
「ヒナっ!」
「あぁぁぁぁ!」
ぎゅっと腰を掴んで、最奥に突き立てる。普段はゴム越しに放たれる精液が身体の奥に放たれる。普段とゴム1枚しか変わらない厚みのはずが、いやにはっきりと膣内で吸い付いているように感じた。避妊をせずに射精した事実に改めて心臓が高鳴る。これがどういう感情からくる動悸なのかライトにはわからなかった。
「ライト……覚悟しろよな」
ヒナは目尻に涙を滲ませながら、笑って力なくライトにもたれかかった。
軽く抱きしめて、息が落ち着いていることを確認して、布団の上に横にする。
「先生“も”ですよね」
2人の激しい性交を前に自分を慰めていたアンドレアの方を向くライト。
ライトは顔を赤くして、鼻息荒くアンドレアに迫る。思わず逃げようとして、しかしすぐに捕まって、ライトは背後から覆い被さった。割れ目はヒナのそれとは違い、スジというには歪で、それが大人の妖艶さを醸し出している。
「あぁぁぁん……っ!」
しっかりと濡れた秘所に陰茎を突き刺した。2度目の生の感触に射精したばかりのライトだが、十二分に血が巡る。尻を掴んで、何度も腰を打ち付ける。その度に、あの時よりも遥かに経験を積んだことを、アンドレアの口から漏れる喘ぎ声をもってわからされた。
後背位から背面座位へ、アンドレアを持ち上げて抱え込む。ライトの知る誰よりも大きな胸が揺れて、押さえるように背後から抱きついた。膣内の擦れる位置が変わったことで身体に快楽の予兆。ライトの肌と触れた箇所が敏感に反応するが、身震いしてもライトは抱きしめたままだ。
ライトは強欲になった。ヒナの件をきっかけに、2度と離さないと心に誓う。そんな真剣な意志を感じ取って、アンドレアも覚悟を決めた。
「ねえライト、2人きりの時はアンって呼んで……」
ふと蘇る幼少の温かい記憶。
「アン……アン!」
「来て、ライトっ!」
生徒とこんな関係になるなんて、快感に白く染まる思考の端で、そんなことを思いながら、全く後悔していない自分がいて、アンドレアは笑ってしまう。
アンドレアの膣中でライトのものが萎えたのを感じて、2人は離れた。
アンドレアをこんなにしてくれた逸物は精液と愛液で汚れていて、股から垂れる液体と合わせてティッシュで拭う。その刺激でビクリと反応したライトが愛おしく思うあたりアンドレアは戻れないところまで進んでしまったのだろう。
「ヒナちゃんにはアフターピル飲ませておくから」
「……アンは?」
アンドレアはいつもより優しい眼で微笑むだけで答えなかった。
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