※この作品はR-18です。

シャドウバースF 二次エロ置き場   作:南尾重国

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前話シオンの続きからになります。

2025/08/20 タイトル変更


ドラマパートでは、三角関係があったりするんですよ(レン)

「あれはシオンちゃんと……ライト先輩?」

 

 ホテル街の側で幸せそうに腕を組む男女を目撃した少女が1人いた。

 それは偶然であり、ある意味で必然だった。移動に加え、3時間も休憩していれば、部活終わりの生徒と鉢合わせることもあるだろう。

 現場を目撃した風祭レンは一見天真爛漫で穢れとは無縁のようであるが、それが何を意味するのかすら理解できない無垢な少女でもなかった。男子のような趣味を持つ彼女であるが、年相応に色恋沙汰にも興味はある。

 幸せそうな2人をみてちくりと胸が痛む。これはなんの痛みだろうと心にトゲを残しつつ、その場で声をかけることが出来なかったレンだが、いざ家に着いても悶々とするばかり。翌日まで堪えることはできなかった。

 

 深夜。

 今日のあれこれを思い出しつつ1人ベッドで足をばたつかせたりしていたシオンのスマホに着信がある。差出人はレン。はて何事かと思いつつシオンは応答ボタンをタップする。

 

「シオンさん、お聞きしたいことがあるのですが」

 

 スマホ越しに聞こえるのはいつもと雰囲気の違う声色。なにか今日のセブンスフレイムの活動で問題でもあったのだろうか。それなら部長のイツキあたりから連絡が来そうなものだが、などと思案しつつ、用向きを確認する。

 

「こんな時間になんのよう?」

「今日部活を休んだはずのシオンさんとライト先輩がよからぬ場所を歩いているところを見てしまったのですが、説明願えますか」

 

 それはシオンにとって想定外の一撃。

 アレを知り合いに見られていた。

 確かに浮かれていて他人の目を気にしてはいなかった。特に帰り際のイチャイチャしている姿を見られているならこうなる危険性はあったが、その事をすっかり失念していた。

 第三者を経てではなく、直接連絡が来るならばましだろうか。いや、もしかしたらそのうち別の誰かから連絡が来るかもしれない。さてシオンはどうするべきか。

 

「シオンさん?」

 

 どう誤魔化すか、シオンは頭をフル回転させるが答えは出ない。沈黙を不審に思ったレンの声もシオンに届かない。長く迷っていても疑念が確信に変わるだけか、最悪尾ひれがついた妄想まで行く危険性もある。シオンが取れる選択肢はそう多くない。

 

「……はい、ボクとライトの2人でホテルに行きました」

 

 シオンは諦めた。

 どう考えても無理だ。次のターンも期待できない。

 電話越しの少女が抱える気持ちなど思いもよらず、もう誤魔化さなくて良いや、レンだし。そう割り切ることにした。

 

「シオンさん……大人の階段を登ってしまったんですね」

 

 どこか感心したような、それでいて乾いた声。

 

「あ、あのさレン、その『シオンさん』っていうのはやめないか。背中がムズムズする」

 

 いつまでもそんな調子で喋られてはシオンの方も落ち着かない。レンもハッとしたようで、あー、とかんー、とか言葉にならない音を幾らか発した後、意を決したように息を吸う。

 

「あの、あのですね……そ、そうです、初めての時は痛いって聞きますけどどうなんですか?」

「う、うん、まぁ、うん、痛かった。でも痛いだけじゃなくて満たされると言うか、幸せだなーって思ったりしちゃってさ」

「そう、なんですね」

 

 きゃーと顔を赤らめるシオン。質問を始めたのはレンだが、それを契機に動き始めたシオンの舌は止まらない。その後もシオンから語られる赤裸々な体験を聞くレンの空気はどこか暗く鈍いのだが、シオンは気づかない。

 半ば上の空で惚気話に付き合うレンだったが、彼女はその内に一つのことに気づく。それはレンにとって一筋の光明のようで、その声に少しだけ力が戻る。

 

「それで、どっちから告白したんですか?」

 

 はて。それはレンにとって正しく現状を打破する爆弾だった。

 

「告白?」

 

 ライトから可愛いと言われた。2人でホテルでえっちな事をした。帰り際に腕を組んで、いわゆる恋人繋ぎなるものもした。まだ違和感があるので行為は自重したが、さっきまで絡んだ指の感触を思い出しながら、今日という日に思いを馳せていた。

 が、別に付き合うとかそう言う話はない、な?

 シオンは喋りながら、頭を抱える。レンには見えないが、その顔はとても苦々しい。

 

 初めこそどんな話が来るのかと身構えていたレンだが、だんだんと語気の弱くなるシオンの言に、僅かな光明は光源へと変わり、力強く切り捨てる。

 

「それっていわゆる『セフレ』という関係では?」

「言うな!」

 

 まさかレンの口からそんな言葉を聞くとはとシオンは驚く。だがしかし、そんな驚きもそれが指し示す意味に比べれば些細な事だ。

 誠に遺憾である。遺憾ではあるが、それを否定しきれない。

 シオン的にはめちゃくちゃ恋人だった。常識で考えて、好意を持った年頃の男女がホテルに行くならばそういうことだろう。

 腕を組んで、指を絡めて、そばにいるだけで幸せなのに、付き合っていない?

 いや、これは普通に考えて恋人だろう。

 

「でも、ライト先輩がどう思ってるかはわからないって事ですよね?」

「うぅ……そうだけど、ボクがそれに『はい』と言えるわけないだろ」

 

 ライトからの好意はある、矢印は間違いなく向いている、と思う。だがあの天然男がどこまで考えてことに及んだのか、今更になって答えを聞くのが少し怖い。

 

「そうですか」

 

 電話越しに聞こえる声には、今までと違う感情が含まれたような気がして、嫌な予感がシオンの脳裏をよぎる。

 

「私が付き合って欲しいって言ったらOKしてくれるかな?」

 

 ボソリと呟かれた恐ろしい独り言は、高性能なマイクに拾われてシオンの耳に届く。

 付き合って欲しい?

 言葉の意味を理解できなかったシオンが文字一つ一つを咀嚼して思わず叫んでしまった。

 

「レン!?」

 

 しかしレン、この叫び声を意に介さず。

 

「シオンちゃん。もしライト先輩がシオンちゃんと付き合ってると言うなら私も諦めます。でも、そうじゃないなら私がライトさんとお付き合いしても良いですよね」

 

 良い訳ないだろと、シオンは心の中で叫ぶ。何がどうしてそういう結論に辿り着いたのか。

 

「2人が腕を組んで歩いてるのを見た時からずっとモヤモヤしてたんです。ライト先輩がシオンちゃんだけを見てるって思ったら苦しくて、でもシオンちゃんが幸せなら祝福しようって思ってたんです」

 

 でも、もしかしたら、レンにもチャンスがあるかもしれない。

 淡い感情でも、自覚してしまったら止められない。

 

「なんでライトなんだ。イツキだってスバルだって、それこそフィフスソードの部長だって良いだろ」

「それはシオンちゃんこそよく分かるんじゃないですか?」

 

 レンもシオンもセブンスフレイムに救われている。そんなセブンスフレイムの中心にいるのはライトで、ライトに憧れる気持ちを2人は間違いなく共有出来る。もし先にレンとライトがそういう関係になっていたら、シオンもモヤモヤした気持ちを抱えることになった……かもしれない。

 レンが本気である事を、シオンは理解した。そこに『僅かな可能性』でもあるなら、諦められないのだ。

 問題は、それが本当に『僅か』なのかという事。尊敬もしているし、憧れているし……好き。ただちょっとだけ思っているより奔放な側面があった、その奔放さがどれほどのものかシオンには計り知れない。

 

「とても不本意だが2人きりで話ができるようにしてやる」

「ありがとう、シオンちゃん!」

「まぁレンは友達だからな。……ライトがダメって言ったらダメだからな」

 

 なんでこんな事になってしまったんだろうか。

 

「横恋慕なんてヒーローらしくないじゃないか」

「ドラマパートでは、三角関係があったりするんですよ」

 

 そういえば、ロイヤルのエリカも男女関係ではないにしても倒錯していたな、無力感と悲しみに暮れる頭の端で、ふと、シオンはそんな事を思った。

 

 翌日。

 シオンは部室にレンを残し、ライトと2人きりになれるよう画策した。都合のいいことに、ツバサからは用事があり休むと連絡が来ている。男2人の誘導さえ出来れば良い、とりあえず人見知りを治すために特訓したいと言う理由をでっち上げる。

 

「ツバサ先輩とかレンじゃなくて良いのか?」

「それは……その、2人には知られたくないと言うか、そう言う感じだ」

「ああ、同性だからこそ相談できないって言うのはわかるかも。僕だってライトくんやスバルくんだからこそ言えないこともあるからね」

「そういうもんですかねぇ、ま了解、それじゃ今日は3人でシャドバスタジアムに行きますか」

 

 問題なく誘導成功してしまった。ひとまずグループメッセージに部活はお休みと送る。ライトは別途時間を指定して呼び出しており、3人がスタジアムに着く頃に部室に2人きりになる。

 どうなって欲しいのか自分の気持ちに整理もつかぬまま、レン達3人は学校から離れていった。

 

「レンだけか?」

 

 しばらくしてレン1人が待つ部室に、ライトが入ってきた。

 部屋の中はいつもと雰囲気が違う。窓はカーテンが閉じられており、出入り口のガラスにも覆いが被せられている。出入り口に背を向けて立っていたレンは、顔を見せぬままライトに問う。

 

「ライト先輩はシオンちゃんのこと、どう思っていますか?」

「大切な仲間だ」

 

 ライトはいっぺんの曇りもなく、言い切った。

 

「聞き方を変えますね。ライト先輩はシオンちゃんとお付き合いされてるんですか?」

 

 鼓動の音がうるさい。声は震えていないだろうか。

 ……ライトはなんと応えるだろうか。

 

「お付き合いというのは恋人ということだろうか。それなら付き合っていない」

 

 ふうん、そうなんだ。

 

「実は昨日、シオンちゃんと2人が手を繋いで歩いているところを見たんです」

 

 その事をシオンと話した事、もしシオンと付き合っていないなら告白しようと思っていた事、そのためにシオンに協力してもらって今この場にいる事、全てを話した。

 付き合ってください。

 もし拒絶されたなら、そんな不安は張り付いたような笑顔で塗りつぶす。

 そんなレンの覚悟を、ライトは軽々と粉砕した。

 

「俺は、シオンと約束した事がある。その約束を守るためにはレンの告白を受けるわけにはいかない」

「それなら、付き合わなくて良いです。それでシオンちゃんと同じ事をしてくれますか?」

「俺で良いのか? その2人の女性に手を出すのは良くないと思わないだろうか」

「構いません、私はライトさんが良いんです」

 

 シオンを気持ち良くさせると言う約束。誰かと付き合いながら、その約束を守ることは出来ないと言う。その約束があって付き合っていないという精神もどうかと思うが、思考がどこかずれているのは今に始まった事ではない。

 しかし、こと女性関係でも独自の世界観が出来上がっていると思っていなかった。多分シオンも想像だにしていまい。これはどうなんだろうか。

 レンにとって、最悪よりはずっと良い。

 

 制服とスカートとスパッツと靴下と。それぞれ脱いで椅子の背に引っ掛け、勢いそのままに下着も脱いでいく。こういう事を想定して上下揃えた白い下着。ブラを外して、ショーツに手をかける。

 

「2人だけです」

 

 大事なところは手で隠しながら、体温の残る布をパサリと椅子の上に落とした。

 

「え、えっちな事してください」

「わかった」

 

 ライトは頷いて、上着に手をかけた。

 放課後の締め切った部室で、2人は一歩先に進む。

 

「レン、ソファに座ってもらえるだろうか」

 

 服を脱いだライトは同じく全裸のレンをソファに座らせる。

 広げた脚の間に顔を埋めて、ぴっちりと閉じたスジを開く。

 レンは普段からそこを意識して触る事が殆どない。もちろん知識として知ってはいるが経験はほとんどない。あえて言うなら昨日シオンと話をした後に、興奮が抑え切れず刺激したがそれくらいだ。

 ヒダを広げるようにライトの指が粘膜を擦り、レンは肩を振るわせた。

 

「ひうっ……」

 

 慣れない感触にレンは声をあげるが、態度に拒絶の色は無く、ライトは止まらない。未だ使われたことのない秘所にライトの舌が触れる。少しずつほぐすように、唾で濡らしながら穴を広げていく。レンにとって未知の感覚。そのうちに唾液に塗れた穴を拡張する役目は指に譲り、舌は上へと動いていく。隠れていた突起は舌先で突かれるうちに充血し露出する。

 しばらく愛撫が続き、唾液以外の液体が混じりだす。

 指が滑らかに出し入れされるようになって、ライトは立ち上がった。

 

「それがコンドームですか?」

「ああ、避妊は大切だからな」

 

 ピンクのパッケージから取り出したゴムを上を向いた肉棒に、被せていく。

 もっと大切なことがある気がするが、そこを深掘りすると墓穴を掘りそうなのでレンは無視する。いま、ライトと結ばれる事以上に大切なことはない。

 

「あ、あの、後ろからでお願いします」

 

 これから一線を越える。レンの要望に、ライトは頷いた。

 ソファに手をつき、お尻を突き出す形のレン。陸上で鍛えられた下半身は適度なハリと柔らかさがあり、ライトの揉む掌に適度に反発する。

 背後からお尻を両手で掴まれて、そのままの流れで割れ目が開かれると、粘液が僅かに太ももに流れる。前傾姿勢で上半身をソファに沈めるようにしているため、振り返ることもできず、レンはライトにされるがままだ。濡れているのは先ほどの前戯だけでなく、これからの事を期待しているからか。

 

「ライト先輩……」

 

 レンの恥ずかしさに震えた不安げな声を聞いて、ライトは肉棒を構える。レンの股にひんやりとしたゼリーが触れて、そのまま穴の位置まで動くと膣内ににゅぷりと入り込んだ。

 レンの身体は強い抵抗もなくライトを奥まで受け入れる。あらかじめ指と舌で念入りに濡らしたことが功を奏したのか、シオンから聞いて想像していたよりは痛くない。ただ、今まで味わったことのない内臓が押される感覚に自分が女であると自覚させられる。

 

「ラ、ライト、せ、先輩、あっ、ああっ、あっ! やっ!」

 

 初めはゆっくり、壁を擦るようにライトが動く。レンがその刺激に慣れ始めた頃、だんだんとその速さを増し、パンッ、パンッとお尻の腰を打ち付けるような音が聞こえ、突かれるたびにレンは痺れるような刺激の波に襲われる。

 後ろから押さえつけられて逃げられない。レンはこれが気持ちいいのか、苦しいのかわからない。ただ、必死に堪える。

 

「レン!」

 

 好きな人から自分の名前を呼ばれて、意図せず狭い穴が収縮sる。その刺激で、ライトの動きが止まった。

 

「ライト、先輩?」

 

 真っ白になった脳にハァハァと息の整わない身体からライトが離れる。下半身は支えを失って支えきれず、地面に崩れ落ちる。太ももを少し粘度のある液体が流れていた。

 

「レンありがとう、気持ちよかった。レンはどうだろうか」

「はい、よかった、私もです」

 

 こうしてレンの初体験は終わった。

 

 火照った身体を冷やすように、2人隣同士でソファに座る。ライトに寄りかかるように、肩を寄せる。

 口の結ばれた性液入りのゴムを見ながら、レンを貫いたそれがどういうものかしっかり見ていなかった事を思い出す。そして、ライトの股間にあるソレの悦ばせ方を一つ思いついた。

 少しだけふにゃふにゃになった肉棒を軽く撫で、わずかに硬さを取り戻したのを確認してから口に咥えてみる。フェラチオ。にゅるにゅると舌でなぶると、拙いレンの口淫でも、しっかりと反応した。奥まで飲み込もうとすると苦しいが、舐めながら、吸い付きながら、ライトに髪を撫でられて、シオンが言っていた幸せな気持ちがなんとなくわかった気がした。

 ライトが気持ちよくなっている事が嬉しくて、知らず知らずのうちに股に手が伸びる。

 事後に汚れはティッシュで拭きとってしまったので、もう一度陰核を刺激するところから……。

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