シャドウバースF 二次エロ置き場 作:南尾重国
シャドバトFが出るとか新しいアニメが始まるとか評価が増えるとか
嬉しいことがあったら投稿するかもしれません。(とか書いていいのかな?)
ここまでご覧いただきありがとうございました!
2025/08/23 タイトル変更
合宿が終わって数日後の部室。いつものようにメンバーが集まり、さてこれからどうしようかという場面で、ノックの音が響いた。ライトが扉を開けると、そこには白銀ミカドが立っていた。
「やあ、みんな。元気してた?」
ライトに案内され部室内に立ち入ったミカドの挨拶を受けて、部員たちの表情に疑問の色が浮かぶ。過去のわだかまりこそ消えたものの、理事長が部室へ来ることは珍しい。ミカドの来訪に対し、不審感というよりも純粋に「どうして」という疑問が浮かんでいた。
「白銀理事長、今日はどんなご用ですか?」
皆の疑問を解消するべく、部長のイツキが代表して質問を投げかける。
「この間の合宿の報告書の催促だよ」
そう言われて、イツキが頷いた。確かに合宿後に提出するように言われている書類がある。あらかじめ提出物が存在することは部員に伝えており、皆もなるほどと納得して緊張がほぐれていく。
報告書は合宿前に記載できる箇所は記載済みであり、あとは3日間の活動を書けばすぐに提出できるようになっている。内容もそこまで細かく要求されているわけでもないため、早めに終わらせてしまおうと、イツキは机の中にしまってあった書類を引っ張り出した。
「まぁそれは急いでないから、あとで出してくれればいいよ。本題は別にあってさ──」
記述が必要な箇所を埋め始めたイツキに対して、ミカドは今すぐ必要ではないと言う。確かにこの手の書類は別途先生に、それこそ引率担当したアンドレアに渡しても良いものではあるが、本題が別にあるとはどういうわけか。
改めて皆の視線がミカドに集まる。
「──アンドレア先生が産休、育休の園内規則を見てたんだけど、君ら何か知らない?」
そんなふうに注目されたミカドは、何の気無しに爆弾を投下した。
「ほら、こう言うのって本人に直接聞くとセクハラとかパワハラって言われちゃうからさ」
ミカドとしては本題と言いつつも軽い世間話のつもりで話を振ったのだが、部室内の空気が一変していた。
イツキ、スバルはそんなことが、という純粋な驚きの表情を浮かべ、女子3人の視線がライトに突き刺さり、ライトは1人むせている。
「あ、ふーん」
それだけでミカドはおおよそを察した。
もちろん全てを理解できたわけではないが、少なくともアンドレアとライトに何某かの関係があるのは間違いないと理解する。なるほどと出会ってばかりの頃には想像もできないような優しい笑みを浮かべている。もしかしたら揶揄う気持ちもあるかも知れないが、無茶苦茶なトーナメントを開催するような嫌がらせを考えているような顔ではない。
「世間体はよろしくないけど、大丈夫、僕は不純異性交遊がどうとかで咎める気はないから」
僕は味方だよと、教育者にあるまじき、ある意味で理解を示しながらミカドは部室から出ていった。
「ちょっと待ってくれミカド。多分勘違いが……いや間違ってはいないんだが、誤解があると思う」
ガラリと扉が閉まった後、ライトは慌てて席を立って後を追う。
「レン、シオン。ライトを追うわよ」
「はいです!」
「ああ!」
それに続くようにツバサの号令のもと、女子3人も部室を出てライトを追いかけていった。
「……部長知ってました?」
「ううん。合宿の時妙に距離が近いとは思ったけど……」
イツキとスバルもまさか全員がライトと付き合っているなどとは思いもしない。女子たちが追いかけていったのは、恋心かそれとも別の思惑か、と顔を見合わせて、2人で皆の出て行った開きっぱなしの扉を見つめていた。
明日の授業の準備をするアンドレアも巻き込んで、シャドバカレッジの騒がしい午後が始まるのだった。
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