シャドウバースF 二次エロ置き場 作:南尾重国
2025/08/20 タイトル変更
「ねぇ、あんた達何やってるの」
レンでもライトでもない声の主は、いつの間に現れたのか、部室の入り口に立つツバサだった。レンは不意の出来事に驚き、思わず咥えていた肉棒に歯を引っ掛けた。唐突な痛みに股間を抑えるライトはツバサに応答できず、慌ててレンが釈明の声を上げる。
「ツ、ツバサ先輩! あの、あの、これはですね!」
「まず服着て」
「は、はい!」
凍えるような声に急いで服を着ると、誰に言われるでもなく、2人は自発的にツバサの前で正座する。
「忘れ物があって取りに来たら誰もいないはずの部室で、全裸でとても言えないような事をしてる人達がいたんですが」
冷ややかな目で見下されては、興奮も熱も一気に落ち込んでいく。
「い、言い訳をさせていただくとですね、そもそもの始まりは昨日のシオンちゃんとライト先輩にありまして」
「へぇ、シオンも関係してるんだ」
焦って自爆した。
しまった、と思った時にはすでに遅し。ツバサの指が高速で動き、シオン宛に強制参加の女子会の通知が飛ぶ。
(シオンちゃん、ごめん)
冷や汗を流しながら、レンは心の中で謝罪する。
シオンの下に、ツバサから集合の連絡が届いたのは、シャドバスタジアムの面々がそろそろ帰ろうか、などと話している最中の出来事であった。内容を聞いた男子2人から、ツバサ先輩からのお誘いなら遅くならないほうが良いね、楽しんでこいよ、などとレンは笑顔で送り出される。
1人になって再度スマホの画面を見る。普段の連絡と異なり、なんの飾り気もない要件のみを伝えた簡素な集合メッセージに、シオンは何か冷たいもの感じていた。
「ツバサ、聞いてくれ」
「嫌、聞きたくない」
一蹴。
部室では、ツバサがライトに対して完全なる拒絶を態度で示していた。
「2人に話聞くから、ライトは今日は帰って」
「俺は状況を説明する必要がある、と思う」
「明日聞くから、アンタは出ていって」
「しかし」
「出・て・いっ・て」
とりつく島もない。問答無用で部屋を追い出されるライト。目に見えて不機嫌オーラを放つツバサを前に動くことができず、レンはその背中を無言で見送るしかなかった。
そんなレンの姿にツバサは眉を顰め、僅かに怒気を和らげて、ハァとため息を吐く。
レンを立たせると、2人も部室を後にする。
「ツバサ」
部室を追い出された後、律儀に扉の前で待っていたライトだが、未だツバサの視線は冷たい。
「……部室、痕跡が残らないようにしっかりと掃除しといて」
それだけ言ってレンを連れて部室棟を後にする。残るライトの側には、いつの間に現れたのか、ドラグニルがおり、慰めるように肩を叩く。
「ライト、もうちょっと常識持った方がいいドラよ」
慰めてないね。あわれデジフレに常識を説かれていた。
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さて、小鳥遊家で行われることとなった緊急会議という名のパジャマパーティーであるが、初めこそツバサが尋問官として主導権を握っていたが、いざライトとの営みが白日の元に晒され始めると、白熱する2人についていけなくなっていた。
「レンは最初っから気持ちよかったのか!? ずるい!」
「私ライト先輩にそんな優しくされてもらってない!」
経験済みの2人の勢いは増し、反比例するようにツバサのトーンが落ちていく。
「あ、あのさ、ちょっと音量落としてくんね?」
憮然とした態度で臨んでいたツバサであったが、生々しい話題が続くと耐えられなくなった。ツバサはギャルをやっているがその人間関係は健全で、サードフェザーの部員も含めてシャドバが彼氏のような状況だ。付き合いたいと思えるほどの人がいなかっただけで、初体験に拘りがあるわけではないが、今現在この部屋で唯一の処女である。
後輩2人に先を越された事実を突きつけられているようで、少しだけ座りが悪い。
「そもそもさ、2人ともそんなそぶりなかったじゃん。なんでこんな事になってるのよ」
正直に言えば、ツバサはライトに1番近いと思っていた。あくまで妄想の域を出ないが、いい感じに仲良くなって、何かのきっかけで付き合う事になったら嬉しいかも、くらいの淡い想いはあった。今はセブンスフレイムのメンバーでシャドバに取り組むのが楽しくて、関係を進めようと思っていなかっただけで、間違いなく人生で最も男として意識していた。
それなのにまさか後輩2人に手を出していたとは。
ショックではあるが、ライトに魅力を感じなるかというとそうではなくて、その相手が自分でなかった事に対してである。
「ライトがこんな奴だなんて思わなかった」
「ボクとしては別に嫌ってもらって構わないぞ」
「嫌えたらイライラしてないわよ」
どう考えてもライトが悪いのだが、それで諦められるなら苦労はない。もしツバサが諦めたとしてもレンとシオンは変わらずライトと関係を続けるだろう。倒錯していることは十分理解しているが、ツバサはそれに耐えられる気がしなかった。
「じゃあ、明日はツバサ先輩ですね!」
レンはとてもカラッとしている。彼女の倫理観が不安になるが今更だ。前日友達と寝た男と今日は自分が学校で、なんて普通じゃない。もしかしたら運動部系はそうなのかもしれないが、それを確かめる気にはならなかった。
シオンもそれを当然のように受け入れている。皆厄介な男に惚れてしまったものだとツバサは思う。
異常な状況ではあるが、それでライトとの関係が深まるなら、いいこと……なのか。
「あのさ、こんなこと言うのも変だけど、ありがとね」
「本当に変だな」
「ツバサ先輩なんだか可愛いです!」
今この場での『可愛い』は嬉しくない可愛いだ。
うるさいし、とレンの頭をわしゃわしゃとかき回して、翌日に向けて3人は色々な話をしながら夜を過ごすのだった。
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「ライト、今日は私に付き合ってもらうよ」
部室に来るや否や、ツバサはライトを名指しで指名した。ライトも承知したと言わんばかりに無言で頷き席を立つ。
「なぁ、今週のライトやけに忙しいな?」
「ライトにも色々あるドラ」
スバルが2人と一緒に部室を出ていこうとするドラグニルに耳打ちすると、やれやれと肩をすくめながら首を振る。待つドラよー、とライトを追うドラグニルの背中を見つめるスバルの目には、あいつは大丈夫なのかという複雑な心境を隠せない。時々ドラグニルの方がライトよりしっかりしている気がする。
「風祭さんと乙坂さんは何か知ってる?」
「知らん」
「い、言えないです!」
レンは置いておいて、ぶっきらぼうに答えるシオンも何か隠している。これはどうしたものだろうか、イツキとスバルは顔を見合わせて首を捻った。
「問題ないんだよな?」
「セブンスフレイムに迷惑はかけない」
なんとも言えない答えだった。
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無言で移動するライトとツバサ。ドラグニルはまたも空気を読んで消えていた。
ツバサは誰もいない自宅の扉を開ける。ツバサの人生で異性を招くのは初めてだ。綺麗に整えた部屋、机の中にはゴムの残骸が入っているが、その存在は努めて無視をする。今日使う未使用分だけあれば良い。普段から飲み物の一つでも出すのだろうが、そんな余裕はない。ライトをベッドに座らせて、正面に立つ。
「ツバサ、昨日のことなのだが」
ライトの口が開いた。ツバサの思いとは裏腹に、ライトの関心は先日の言い訳にある。確かに要件も言わずに連れ出したツバサではあるが、女の子の部屋に入ってそれはないだろうと怒りが湧く。その怒気が伝わったのか、ライトは一層真面目な顔で、シオンとの関係から話し始めた。
違うそうじゃない。ただ、これがライトという男だったとツバサは頭を抱えたくなる。
「それはレンとシオンに全部聞いた、そのことはもういい」
「それなら」
「ねえ、私がなんであんたを呼んだか分かる?」
「それは……」
ライトは真剣に悩みはじめる。なぜ悩むんだ、というのは酷なのかもしれない。複数の女子に手を出しておいて、そこに自分も加えてくれなどという女がいるとは思わないだろうから。
怒っていないなら、その答えを出せずにライトは降参した。
「私は、あんたが、好きなの」
「そうなのか。ありがとう、俺もツバサが好きだ」
急な告白に純粋に感謝できる男。この笑顔に、多分シオンとレンはやられたんだ。そしてツバサも勝てないことを悟った。
この好きはどういう好き?
私と同じ気持ちなのか、ツバサはその問いは飲み込んだ。
「私も今すぐ付き合えとか、そう言う事は言わない。ただ、私はシオンやレン以上にあんたが好きで、2人とだけエッチなことしたのが許せない」
ツバサは我ながら無茶苦茶言っているなあと思ったが、感情のまま叩きつけた言葉に嘘はない。
「覚悟してよね」
顔を真っ赤にしながら、ツバサはベッドの上に座るライトの足元にしゃがみ込んだ。
ツバサの眼前に、ライトの下半身がある。股間部分を撫でると、内側から盛り上がっていくのがわかった。ガチャガチャとベルトを外し下着と一緒に引き下ろすと、パンツに引っ掛かった陰茎がぶるんと勢い良く跳ねる。
これがライトの、思わず唾を飲み指でサイズを測ってしまった。太さを示す指の間隔にこれが本当に自分に入るのかという思いがよぎるが、振り払う。誤魔化すように勢いよく口に咥えた。
「うっ」
ツバサの舌に柔らかい肉の感触が触れ、唇で刺激されたライトは声を上げる。あくまで聞き齧った知識ではあるが、ライトの反応を見る限り、ツバサの対応に問題はなさそうだ。震えるライトに気をよくしたツバサは、爪で傷つけないように注意しながら根本を抑え、飲み込んでいく。
唇を窄め、強く吸い付きながら、頭を前後に動かす。
「んむ、んちゅ……ンンッ……ケホッ!……ケホッ!」
口の中に苦味が広がって、思わず吐き出してしまった。ライトが慌ててツバサを心配するが、それは手で止めた。
ライトの亀頭唾液でない透明な液体が出ている。
気持ちよくなっているということだろう、準備はこれくらいにするとして、唾液も含めて肉棒を軽くティッシュで拭いコンドームを取り出した。
(使い方は……)
パッケージを破りながら、シオンから受けた使い方講座を思い出す。シオン曰く、プレイの一環でゴムを口で付けるというのがあり、これをすると男は興奮するらしい。レンもシオンもやっていないとのことで、是非とも自分が最初にやってやるとツバサは意気込んでいた。
中の空気を抜いて、亀頭に被せる。キスするように、唇で咥えながら少しずつ被せていく。半分くらい下げたところで、これ以上は口が苦しくなったので、残りは手で下ろしていく。薄いゴム越しに見える肉棒に、下半身が熱くなる。
装着を終え、問題がないことを確認してライトをベッドに寝かせる。下着だけ脱いでライトに跨った。
ニュルニュルと素股で竿を擦る。
臍まで持ち上がった肉棒は太く熱い。これがツバサの中に入る、覚悟を決めて竿を持ち上げる。
「あ、あれ、なんで」
ツバサは騎乗位で挿れようとしたがうまくいかない。ニュルニュルと穴を避けるように硬い棒が割れ目を、ひだを擦り滑る。ライトとしてはそれはそれで気持ちいいのだが、焦りが焦りを呼び、必死なツバサはそれどころでない。
「ツバサ」
今までされるがままだったライトが上半身を起こして、座ったまま抱き合う形になった。
「あ、あの、アンタの、私が、その……」
「うん、大丈夫だ」
抱きしめられながら、頭を撫でられて目元に涙が浮かぶ。先輩だから、格好いいところを見せたかった、そんな気持ちからライトの顔が見られない。
「ツバサ」
そんなツバサをあやすように優しい声で耳元で囁く。
少しだけ後ろに倒れるよう押された。ベッドに倒れ込むような力でなく、腰に回されたライトの手で適度な距離で体が止まる。そのまま唇が塞がれた。
初めてのキス。初めは唇同士が軽く触れ合うだけだったのに、唇が軽く噛まれて、舌が入り込んで、ニュルニュルと絡み合う。呼吸が出来なくて、鼻息がこそばゆい。
「はぁ……はぁ……」
ゆっくりと唇が離れて、目の前にはライトの顔があった。
ああそうだ、こんな顔をしていた。のぼせた頭でなんとなく思った。いつもとちょっと違うように見えるのは、ライトがこれからツバサを抱く興奮を抑えているからか、それともツバサの心持ちが違うからか。そういえば、ズボンを脱がせてから顔が見えていなかった。
「ゆっくり、落ち着いて」
「……うん」
ツバサは軽く頷いて、ライトの補助を受けながら、腰の位置を合わせる。割れ目を掻き分けるように何度か前後させて、ようやく位置が合う。覚悟を決めて腰を下ろしていくと、穴に少しずつ入り込んでいった。
「っ……」
「大丈夫か?」
ライトに言葉で返す余裕もなくて、わずかに首を縦に振る。
そのまま、ライトに体重を全て預け、全部を飲み込んだ。
「ヤバい……いまセックスしてるんだ」
改めて、その事実を口にする。
自分の部屋で、好きな男の子と初めて。
恋人同士でないのが癪だが、それはこれから埋めていく。
少し体を持ち上げて、膣からゆっくりと抜けていくのを確認する。
これくらいなら大丈夫か。
また体を落とし、奥まで受け入れて、もう一度。
それを何度も繰り返して、少しずつ慣らしていって、段々とリズミカルに動き始めた。
「あ、あんっ! あんっ! あんっ!」
勢いよく腰を上下させながら、ツバサは嬌声をあげる。ライトはツバサに合わせて腰を突き上げ、時々抜けないように抑えたり、腰や尻を撫でる。
指が、手のひらが肌に直接触れると、身体が熱くなる。
もっと、もっと。欲望に際限はなく、本能がライトを求める。
「チューして」
ライトの手が手が背中と首に回されて、抱きしめられる。身体が動かなくなると、そのまま唇が重なった。軽い、啄むようなキスを想像していたが、ツバサを貪り食わんとする激しいキス。唇が奪われて、口内に舌が入り込む。上も下も犯されているようで、深く突き刺さった下半身のさらに奥に押し付けるよう腰を揺する。
「ん! んんー!!」
グリグリと刺激し続けて、限界を超えた。身体は痙攣するが、力強く抱きしめられているため、動けない。抗議の叫び声は全てキスで黙らされていた。快感に連動した膣の収縮がさらなる快楽を送り込む。ピストンこそしていないが、この反応はお互いを刺激するには充分だった。
2人して果て、動けないまま抱きあい続けた。
しばらくして感情も落ち着いて2人はようやっと離れる。
こんなに繋がったのは初めてなのに、身体が離れると寂しい。
「あのさ終わってからいうのもアレだけど服脱がない? ほら熱くなったし」
本当は肌を直接触れ合いたいのだけれど、それは言わなくてもお互い同じ気持ちだった。
使用済みのゴムは捨てて2人で服を脱いでベッドに横になる。ライトの右腕を枕にして、寄り添うように肌を重ねると恋人みたいだった。
空いた左手が、手持ち無沙汰のようでツバサの胸に触れる。
男が胸が好きなのか、それともライトがエロエロなのか、もしくはどちらもなのだろう。
「ほら、おいで」
手を広げて、ライトを胸に当てるように抱える。胸の上で存在を主張する乳首がライトにぶつかって、そのまま口の中に咥えられた。
「ライト、おっぱい吸うの好きなの?」
「そうだな、とても好きだ」
まぁこの胸はあいつらじゃ真似できないからね、そんな優越感を感じたことが少しだけ悔しい。スタイルに自信はあるが、巨に分類はされていないので。
「ライトはもっと大きい方がいい?」
「難しい。今のツバサは柔らかくて気持ちいいから、変わってほしくない気もする」
そういう質問じゃないんだけど、それはそれとして自分が求められているのが嬉しくて、いつもの野菜ジュースじゃなくて、たまには牛乳に変えていいかもしれないなんてツバサは思う。
初めは吸い付いたり舌でチロチロと舐められるだけだったが、乳首に歯が触れて身震いする。刺激が気持ち良い訳ではないけれど、自分が好きなライトを楽しませているのだと実感出来るのが心地いい。
充分ツバサを堪能したライトが胸から離れる。片方だけテラテラと光りながらピンと立っているのがちょっとだけずかしい。
「ねえ、こっちも」
まだ濡れていない胸を持ち上げたツバサに対して、ライトは軽く頷いて、言われるままにもう片方の胸に顔を埋めた。
「んん……」
新しい刺激に艶かしい声が漏れて、ちょっとだけライトの舌の動きが早くなった。
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全員が関係を持った。今のところ誰も恋人ではなく、誰1人ライトを譲る気はない。ライトが選んだのならその意思を尊重するつもりだが、そもそもとして他の2人を選ばせる気などない。
誰を選ぶにせよ、それまでは3人で。
それはそれでとても不服ではあるが、最大限譲歩しあった結果、そう落ち着いた。
「それもこれもライトが全部悪い」
「そうだね」
「そうですね」
そう言うことになった。
6つの目が向けられて、ライトは力強く頷く。
「みんなを満足させられるよう、精一杯頑張る」
相変わらずの物言いに、3人は顔を見合わせて困ったように笑った。
読んでいただきありがとうございました。
投稿日は未定ですが次の3pパートで今の構想分終わる予定です。