【書籍化&コミカライズ】魔法女学園の売店ではたらく俺は、異世界から召喚された『ハーレム奴隷』です。 作:タイフーンの目
終業式の日、俺は夏休み前の最後の売店を開いていた。
ホームルームを終えた生徒たちが教室を出て行く――その喧噪を、カウンターの中で感じる。
「――少しだけ確認してみるか」
ぐっと目を閉じて、スライムへの魔力回路をほんの少しだけ繋げる。
「おお、ちゃんと全校生徒、挿入してるな……」
俺の造ったスライム性具。
さっきの時間に生徒たちへ配られて、挿入とペアリングをつつがなく完了させているようだ。
感覚を完全に共有してしまうと快感で倒れてしまうので、どこに、どんな風にして入っているのかだけをぼんやりと感じ取る。
教え子たちの、湿った狭い穴。ネチョネチョした肉襞に包まれて、そして子宮の中にまでみっちりと。
「……これ、間違って快感を受け取らないようにしないとな」
さすがに300人分、いや先生たちも含めるとそれ以上の女体の快感を、一度に受信してしまったら耐えられないだろう。……たぶん。
1学期の全行程を終えた生徒たちが、廊下に溢れてくる。
いつもなら俺の売店は大人気で、すぐに人だかりが出来るのだが、今日は様子が違う。
避けられているわけではないが、生徒たちは俺の姿を認めると、足を止め、顔を赤らめて遠巻きにチラチラ見てくるだけだ。
いま現在、彼女たちの膣内には俺そのものと言っていい魔力を持ったスライムが存在している。
その未知な感覚に戸惑いつつ、けれど、終業式だから俺にあいさつをしておきたいと思って、この微妙な距離感になってしまっているらしい。
そんな中。
「リュータ先生」
2人組の生徒がカウンターの前までやって来た。
「しばらくお目にかかれませんので、ご挨拶をと思いまして」
「リディ、アルマ」
リディは貴族のお嬢様。
そしてアルマはこの歳にして、国教であるトリア教の司祭だ。
「2人は帰省組だったな」
「はい」
「アルマはお仕事ですけどね――アルマのお説教は本当に人気で。声音も、内容も」
リディは、まるで自分のことかのように誇らしげだ。
アルマは恐縮しながら、
「そんな、リディ様だって。槍術の指南を受けたいという騎士の方々がお帰りを心待ちにしていらっしゃるではありませんか」
馬上槍術部の幼なじみコンビは、学園内でも人気者だが、外でも十分過ぎるほどの有名人なのだ。
この子たちに限らず、他の生徒たちも名だたる貴族や商家のお嬢様が大部分を占める。
改めて思うが、俺は凄い娘たちにセックスを教えてるんだなぁ……。
「スライム、どんな風に使う予定だ?」
探りを入れてみると、2人はやや赤面する。
ふむふむ、これはすでにしっかりと考えてあるな?
「リディは?」
「私は……。先ほどはアルマが『指南』などと言っていましたが、私はまだまだ未熟です。槍術や馬術、そして魔術について勉強させてもらいます。――いとこや姪には、教えてくれとせがまれていますので、その相手も」
リディは謙遜しているが、戦闘面では大人も圧倒する実力の持ち主だ。
「――それで。その最中も、挿入したままでいようかと……」
「スライム性具を膣内挿入したままの戦闘訓練か」
槍を教えるのも大変だろうが、馬に乗ったままってのもバイブ効果を倍増させそうだな。
「いえ、それはそうなのですが……」
「?」
「……膣だけでなく、その、もう1つの穴にも……」
「アナルにも?」
「~~~~っ♡ は、はい……。戦闘においては、いつ、どのような危機的状況に陥るか分かりませんから、それを想定して――」
スライムに二穴を犯されながら馬に跨がり、槍を振るう――
うん、それは確かに危機的すぎるシチュエーションだな。実際にあり得るのかはともかく。
「ア、アルマはどうするの?」
恥ずかしさに耐えきれなくなったリディは、あたふたと幼馴染みにバトンを渡した。
「……私は、教会で皆さんの前に立つことになるのですが……」
モジモジするアルマ。
俺は彼女のシスター服を想像してみる――
おごそかな教会。柔和な美貌の若き司祭。
けれどアルマの、成長中とは思えないほど豊満な肉体は、いくら質素で清楚な衣装であっても隠しきれないだろう。
「……スライムを下着として――コルセット状にして装着しようと思っています……♡」
「コルセット?」
下腹部から胸まで、すっぽりと(スライムなのでネッチョリと、だが)覆ってしまうつもりか。
「私、感じてしまうと母乳が溢れてしまいますから……服を汚さないためにも、スライムさんにゴクゴクしてもらおうかと……♡」
けれどそれは、当然快感を伴うだろう。
そうすると刺激された乳首からまたアルマの魔力たっぷりな母乳が噴き出して、スライムの活力源になって――
信者の前で、淫らな快楽に溺れてしまうアルマが容易に想像できた。
学園随一の巨乳と、催淫母乳をまき散らすいやらしい乳首。アルマは、お尻だって大きくて柔らかで。
そんな聖母様の淫らな女体を、シスター服の下でスライムが、ねっちょりと貪り尽くす。
「……その快感に耐えながら、隠し通しながら、お務めを全うしたいと思っています……♡」
「なるほど、よく考えてあるな」
これは、夏休み明けに2人の記録を回収するのが楽しみだ。
「それから、リディ様のお屋敷にもお招きいただいているので――」
「友人が集まってくれるので、お茶会を。それからアルマとは、私の家族と夕食も」
「で、そのあいだも2人はスライムを使い続けるわけか。……あ、もしかして『お泊まり』もする予定だったり?」
俺がたずねると、2人はチラリとアイコンタクトを取ってから、照れた顔でうなずく。
仲睦まじいところを見ていると、こっちまで頬が緩んでくる。
「よし、じゃあそんな2人にアドバイスだ」
「――はい? なんでしょうか」
「そのスライム性具な、装着者とのペアリング機能もあるけど、スライム同士のペアリングもできるんだ」
「スライム同士――」
「接触が必要なんだけどな。スライムとスライムを近づけるとペアリングできて、淫紋の『快感共有』が使えるようになる」
ペアリングについて電子機器で例えても2人にはピンと来ないだろうが、まあそういうやつだ。
「さらに密着――スライム同士を合体させれば、昼間の記憶も共有できるようになるから」
「み、密着……!」
「合体……っ!?♡」
「できればオマンコに挿入したままでくっつけると効率的だぞ。お泊まりして同じベッドで寝るなら、それがオススメだな」
「「…………っっ♡♡」」
とにかく『仲良し』な美少女コンビだ。
今からそんな夏の夜に思いを馳せて、下腹部をキュンキュンさせている。
そろって汗だくで、スライムの粘液でヌルネバになって、双頭ディルドと化したスライムを挟んで腰を擦りつける――そんな夜を夢想して。
「夏休み終わったらどんなだったか教えてもらうから、よろしくな」
「「は、はいっ――!♡」」
いい返事だ。
生徒たちの学習意欲を上昇させるスライム性具。開発して良かった。
「リュータ先生は『ご挨拶』ですよね」
昂ぶりの落ち着いたリディが、俺にたずねてくる。
「いつご出発ですか?」
「明日の朝だよ」
性奴隷の俺が初めて学園を出る――
これは、俺が思う以上に大事(おおごと)だった。
とある目的のために学園長ちゃんが外出許可を取りつけてくれたのだが、条件として女王の前で3回まわってワン! と叫び『お手』をしたらしい……。申し訳ない、学園長ちゃん……。
「俺が勝手に動き回らないように、勝手なことをしないようにって、監視も付いてくる予定だけどな」
「それは窮屈ですね」
「まあ仕方ない。俺は色んな意味で危険人物だからな」
自覚はある。
性奴隷実習が禁止されたこの国で、特例的に存在を許されている性奴隷。しかも、ほんの数ヶ月で生徒300人をセックス漬けにしてしまった人間だ。
本来なら、学園外に解き放ってはならない危険人物だろう。
女王は、とにかく俺を引き離してしまえば生徒たちの性行為実習への熱も冷めていく――とでも思っているんだろうか? 実家が遠く寮に残る生徒もいる。俺が外出すれば、性行為はしばらくおあずけになるが……。
しかし、もうそんなレベルじゃセックスを忘れられないくらいには育ててしまっている。生徒たちに忘れられない快楽を刻んでしまっている。
それにスライム性具も配ったし、生徒たちはきちんと毎日自慰行為に励んでくれるだろうから、授業の遅れも最小限で済む。
他にも思惑はありそうだが――。
たとえどんな横槍が入ろうとも、俺はこの学園で性奴隷を続ける。可愛い教え子たちにもっとセックスを教えたいし、望む相手には種付けもしてやりたい。
生徒を孕ませる。
その目的のための前段階というか筋を通すために、今回の外出は俺が望んだことだった。
「道中お気を付けて」
聖女アルマが、旅の無事を祈ってくれる。
「ご家族に、そして里の方々にも宜しくお伝えください。私たちもラビさんにはお世話になってますから」
そう。
俺はこの夏、ラビの実家に挨拶に行くのだ。ダンサーバニー族の里へ――。