※この作品はR-18です。

【書籍化&コミカライズ】魔法女学園の売店ではたらく俺は、異世界から召喚された『ハーレム奴隷』です。   作:タイフーンの目

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150 旅路①【ミーティア】☆

 

 街道をガタゴトと進む馬車。

 初めての外出。初めての外の世界。

 

「……なんだけどなぁ」

 

 俺の乗る馬車は窓が塞がれている。どうやら、俺に余計な情報を与えたくないらしい。

 

 しかも、だ。

 

「鎖、もっと緩めません?」

「緩めない」

 

 俺の体は鎖で巻かれていて、身動きが取れない。

 向かいに座る赤髪の竜族騎士は、2人用のシートにどっかりと座って腕を組み鎖を握っている。

 

「女王様の命令。オマエは逃がさない」

「逃げないって。俺はダンサーバニーの里に行きたいだけだから。んで、こういうタイプのSMプレイも好きじゃない。……いや? 生徒のためには覚えておいたほうがいいのか? 実はドSです、って生徒もいるかもしれないしな――」

「やはり危険な牡……!」

「さんきゅー、竜族の騎士さん。えっと、名前まだ聞いてないんだけど」

「必要ない、オマエに名乗る名はない!」

 

 取り付く島もないんだが、もう1人の俺の監視役のほうは、少し様子が違う。

 

「この子はライザちゃん。私とは同い年なんだよ」

 

 魔術師然とした彼女は俺の隣にぴったり密着して座っている。

 銀色の見事な艶がある、長い髪の持ち主だ。

 

「ミーティア! 言う必要ないと――!」

「あるでしょー。この狭い空間に2日間缶詰なんだから。自己紹介くらいはしときましょうよ」

 

 彼女はミーティア。

 竜族のライザとは違って俺に強い敵意は抱いていないみたいだ。

 

 ただ、それがイコール警戒していないということでもない。

 俺を拘束する鎖には魔力が籠められていて、それはこのミーティアの魔術によるものらしく、鎖が生きた蛇のようにジャラジャラと動いて、まるで俺の体を物色しているようだ。

 

「はい動かないでね~? 報告によると、キミはありとあらゆる手で女性を籠絡する性獣らしいからねぇ」

 

 外見はクールそうな美女なのだが、鼻に掛かるような声は甘ったるい。

 

「だからライザちゃんも緊張してるんだよ?」

「してない! こんな弱そうな牡、なんてことはない!!」

「あははそうだね~。ライザちゃんに怖いモノなんてないよね~」

「ね~」

 

 1人分、余計に声が聞こえる。俺の左右から。

 

「でもこう見ると」「普通のヒト族にしか見えないよね~」

 

 ミーティアの声が2つ。左右の耳に。

 

「魔力はたっぷりだね」「間違いないね」

 

 2人掛けのシートに左右から密着されて、観察されいる――

 

 ミーティアはドッペル族。

 双子とは違って、生まれたあとに一定の魔力を身につけたら自然とある日、自分がもう1人増えるんだとか。

 

 左右対称のルックス。

 鏡写しのような外見で、声も仕草もまるで一緒。

 

 俺も最初は驚いた。

 馬車の外にいたミーティアに鎖を巻かれ、ライザに背中を小突かれて車内に入ると、まったく同じ見た目の魔術師が座っていたし、双子でも姉妹でもないと告げられるし。

 

 同一人物であるミーティアに、左右から挟まれて座ると、やたらと狭いし。

 まあ、いい匂いがするからラッキーなんだが。

 

「肩幅おっきぃねぇ」「臭いも、女の子とはやっぱり違うよね~」

 

 とはいえ、まったく同じトーンの甘ったるい声も左右から聞こえてくるから、気を抜くと混乱しそうになる。

 

 絶対数の少ない竜族のライザと、こちらも希少種だというドッペル族のミーティア。

 騎士と魔術師としての腕も一流らしい。俺が暴れ出しても取り押さえられる人選ということだろう。……ライザのほうは俺をぶっ殺しに掛かりそうな雰囲気があるけども。

 

 とはいえ、一人きりだったり、むさい男に囲まれるのと比べれば百万倍マシだな。

 

「2人は同い年か。学校も一緒に通ってたのか?」

 

 この世界、義務教育なんてものはないからそうとも限らないんだが、何となく2人の付き合いは長そうだ。

 

「通ってたよ~」「性行為実習も受けてたし」

「え? そうなのか? じゃあウチの卒業生――」

「違うんだな~」「他の学校だね~」

 

 ああ、そうか。

 女王が禁止令を出す前は、他の学校でも性行為実習をやってたんだな。

 

「一昨年まではね~」「途中で禁止令出たから」

「学校、卒業したばっかりか?」

「「そうだね~」」

 

 ……いい機会だ。

 直近の実習経験者として、女王の禁止令をどう受け止めているのか聞いてみよう。

 

「ん~? 別に」「なんとも」

 

 ミーティア(たち)はあっさりした返答だ。

 

「授業だからやってたけど楽しくはなかったかな」「卒業しちゃったら、たいして勉強にもならないし」

「……気持ち良くなかったのか?」

「あー、嫌じゃないけど」「好きでもない、みたいな?」

 

 うーん、もしかして性奴隷の腕が悪かったんじゃないか?

 俺だったら絶対に性行為を好きにさせられたと思うんだがな。

 

 しかし、みんながみんな実習に夢中でなかったのなら、女王の禁止令への反発もそれほど大規模ではなかったんだろう。

 

 性奴隷と実習の水準に問題あり……か。

 性行為実習を復活させるなら、その辺の課題もクリアする必要がありそうだな。

 

 そうだ、もう1人にも聞いてみよう。

 

「ライザちゃんも実習を?」

「名前! 呼ぶな!! グルルルルル……!!!!」

 

 おっと、つい軽いノリで話しかけてしまった。

 

「ライザちゃんは必須の時間だけだったね~」「同族以外とは子ども作りたくないんだよね?」

 

 俺を睨み付けるライザに代わって、左右のミーティアが答える。

 それで諦めたのか、ライザも渋々といった様子で、

 

「……当たり前だ! ひ弱な種族の子種などいらない! 性行為も、子を成す以外に必要ない!」

 

 もったいないとは思うが、信条は人それぞれだ。

 異種族とセックスしたくないってのを無理強いするのも変だしな。

 

 それはそれとして、性行為実習自体を押さえつけるのは反対だ。

 セックスを学びたい子もたくさんいるし。

 

 俺はやっぱり、性行為実習を推し進めたい。

 改めてそう感じた。

 

 

 ■ ■ ■

 

 

「……んで、これは何かな?」

「はい~?」「何って、身体検査ですよ~」「馬車だと」「狭すぎるしね~」

 

 夜。

 街道沿いのどこかの宿場で、俺は馬車から降ろされた。

 周囲に街はなく、月明かりだけの静かな景色だった。

 

 ラビの馬車は近くになかった。

 宿まで分けるつもりか……とガックリ来たが、ここで駄々をこねても仕方ない。ライザにせっつかれるまま安宿の二階に入った。

 

 ――で。

 続いてミーティア(たち)も入室、ライザはなぜか部屋の出入り口で仁王立ちになって俺を監視。

 

 ミーティアの魔術で動く鎖に、俺は服を剥かれてベッドに寝かされ、両手両足の自由を奪われたまま仰向けになっているのだった。

 

「こんなチャンスはないからね~」「女王様を困らせてる性奴隷のこと、隅々まで調べないとね」

 

 変わらぬテンションでミーティアが、俺の腰の左右に座る。

 質素な狭いベッドだ。

 3人分の体重でギシギシと軋む。

 

「――って、うわ」「ペニスでっか……」

 

 さすがの俺でも、鎖で拘束されただけで興奮はしない。

 だが、興味津々な視線でじっくり凝視されると、じわじわと勃起してしまう。

 

「えええ? 触ってもないのに」「勃ってきてる!? ねえライザちゃん、見てよ」

「見てる! それくらい――、そ、それくらい……、ま、まだ大きくなるのか?」

 

 ミーティアの距離が近いせいで、そして同じルックスの銀髪美女に、息が掛かるほどの距離で半勃起を観察されたら……まあ、勃つよな?

 

「マックスじゃないけどな」

「うそっ」「もっと勃つの? 知ってる性奴隷と全然違う……!」

「竜族と比べるとどうなんだ?」

 

 俺は首をひねって、扉のところで立つライザにたずねてみる。

 

「し、知るかッ! 見たことなどないッ――!」

「学校の性奴隷にはいなかったしね~」「獣人と、エルフと、ヒト族と……くらいだったかなぁ?」

 

 生徒の好みに合わせた種族を取りそろえる――ってのも大事か。

 俺が変化の魔術を習得しようとしているのも、無駄ではなさそうだな。

 

「ま、重要なのはサイズだけじゃないからな」

「それもそうだよね」「そこのところも確かめないとね~」

「……というと?」

「精液の~」「そこに含まれる魔力をね~」

 

 言うと、ミーティアたちは左右から顔を肉棒に近づけてくる。

 

「うわ、すっごい濃い臭い……」「ムレてて、ビクビク動いてて……」

 

 俺の勃起ペニスを前にしても、あくまでミーティアは平静だ。興味はあっても、興奮はしていない――そんな様子。

 

 2人(・・)そろって、横目でこちらを見上げてきたかと思うと、ぷるんとした唇を同時に尖らせて、

 

「「ふぅ~~~~~っっ♡♡」」

 

 今日一日、馬車に揺られるだけで欲求不満の溜まっていた俺の男根、亀頭へと吐息を吹きかけてきた。

 

「は、ぅ――ッ!?」

「腰浮いた」「敏感なんだ」

 

 同じ声でクスクスと笑われる。

 

「くっ、性行為実習、楽しくなかったんじゃないのか?」

「楽しくなかったよ」「性奴隷の人たち、こんな面白い反応しなかったしね」

「そりゃつまらないよな……!」

 

 それでも知識や経験はある。

 ミーティアは、俺に見せつけるように左手を――もう1人は右手を――剛直に這わせてくる。

 

 素手じゃない。

 黒革の手袋だ。上等な素材と造りで、薄手に仕立てられてあって手のひらの体温すら感じられる。

 

「さあ、ゴシゴシ扱いて射精させるね」「どっちの手が気持ちイイかな?」

 

 どっちも同じ!

 扱くリズムも、握りしめる指の力も……!

 

 ――しゅるッ、シュコシュコ♡シュコシュコシュコっっっ♡♡

 

「熱っ……!」「チンポって、こんなに太くて硬いんだ……っ」

 

 感嘆の声を漏らすミーティア。

 彼女も性的興奮まで紙一重といったところだろうか、息が荒くなっている。

 

「それじゃあ――」「――ここも、吸おっかな?」

「ちょっ!? ち、乳首ッ……左右同時にっ!」

 

 ――チュバッ♡ちゅぞっ♡

 

 弾力のある唇と、艶めかしい舌づかい。左右の動きがリンクする、未だかつてない快感に乳首がビンビンに勃ってしまう。

 

「ヂュッ、ぢゅば! 乳首、おいしっ」「男の人の肌って、こんなだっけ? んぢゅろっ、れろれろッ……ヂュゥうううううっっっ♡」

「ふ、ぉおおッッ!? そんな顔してっ、吸引力ヤバすぎだろっ!?」

 

 一方で、男根の先端からにじみ出たガマン汁が革手袋にこびりついき、それが潤滑油になる。

 

 ――ニュコっ♡じゅこじゅこじゅこッッ♡♡

 

 1人の手が亀頭を丸ごと包み、もう一方が肉幹を力強く扱いてくれる。

 

「さっきよりずっと大きいっ!?♡ こんなのって――」「今まで見た来たのなんて、比べものにならない……! 魔力も……手が、手袋越しなのにジンジン痺れるっ!?♡」

 

 左右から手淫と乳首舐めで責められている俺と、責めている彼女たちと。

 3人(ふたり)でベッドを軋ませながら高め合う。

 

 そうそう、これだ。これが性行為だ……!

 牡と牝とで、本能と欲望をぶつけ合って、グチョグチョにかき混ぜる。体液に塗れて、快楽に溺れて――

 

「出るっ、精液、出るぞッッ!」

「……!♡ 待って!」「口で、精液飲むからっ、魔力を確認しないとっ!♡」

 

 手コキのペースを上げながら、ミーティアは乳首から唇をチュポンと離して、

 

「いいよ出して――射精してッ」「極太ペニスの精液の味っ♡はじめての味っっ♡」

 

「「せーえき、出してっっっ♡♡」」

 

 ――どびゅ♡ぐびゅぅうううッッ♡♡

 

 1日我慢して、グツグツに煮立っていた精液が一気に弾けて噴火する。

 と同時に、ミーティアが左右から唇を近づけて、鈴口の先端に強く吸いついてきた。

 

「「チュぞぞッッ! ぢゅぶ♡じゅるぐぶぶぶぶっっっ♡♡」」

 

 銀髪の魔術師が同時に俺の白濁液を吸い立てるその様子は、唇の感触だけじゃなく視覚的にも興奮を与えてくる。

 

「ンぐぅうう♡濃いっ、多いっっ!?♡」「の、飲み切れないっ!? うぶぶっ!?♡ぐぽ♡うぷッッ♡」

「ほ、ぁああ……ッ!」

 

 ――ぴゅぐるるッ♡ぶぴゅッ♡どぴゅんッ♡

 

 俺は鎖で動けない手足に力を込めて、ドッペル族の特殊フェラチオで気持ち良く射精したのだった。

 

 

 

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