※この作品はR-18です。

【書籍化&コミカライズ】魔法女学園の売店ではたらく俺は、異世界から召喚された『ハーレム奴隷』です。   作:タイフーンの目

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204 助手見習いは清純派⑤

 

 ――ニコを助手として連れ回しての、放課後。

 

「どうじゃった、リュータとともに体験した性行為実習は――」

「どうもこうもない……っ!」

 

 学園長室でニコはぷんすかと憤慨する。額の角から、今にも湯気が立ち上りそうな勢いだ。

 

「何なんだこの学園は!? いや、性行為実習は知っている! 我はこの世界を見守ってきた……そんな爛れた風習があったことは知っている。……だが!」

 

 ぐりん、と俺のほうを振り向いて、

 

「この男は何なんだ!? 生徒300人、今日だけで何人抱いた!? こんなのを放置しておいたら、世界中から処女が消えてしまう!」

「世界中……」

 

 俺はあくまでこの学園と――そしてダンサーバニーの里くらいでしか女を知らない。世界には、まだまだたくさんの魅力的な女性がいる。まだ見ぬ処女や淑女たち……いいな。

 

「ほーらこの顔! よからぬことを考えている顔!」

「そんなこと言って。お前も楽しかっただろ?」

「た、楽しくなーーーい!」

 

 午後の授業もニコに手伝ってもらった。2年生を全裸にしての69実習や、体操服を着た3年生のアナルを次々に犯す実習、1年生の発育中おっぱい検査。

 

「あんなにはしゃいでたのに」

「抗議していたんだ!!」

 

 午前中と同じように、俺のそばでギャーギャー騒いだり、目を剥いたり、興奮して汗をダラダラ流したりしていた。

 

「見てるほうは楽しかったが」

「だーかーら! 我は楽しくなかった!」

「そうは言っても――」

 

 俺も魔力の扱いが上達したから分かる。

 神獣ユニコーンが『スケベ魔力』とやらを食べて生きているのは本当らしい。彼女の周囲には、生徒たちが発したピンク色の魔力が引き寄せられている。

 

 しかし、学園長ちゃんの簡易結界のせいで取り込むことができず、ニコは相当フラストレーションが溜まっているようだ。

 

「まだ葛藤があるようじゃの」

 

 俺よりもう一段と深く魔力を理解している学園長ちゃんが、ニコについて指摘する。

 

「今回、妾の施した結界は、正確には2種類あった。1つは【処女返り】の魔術を封じるもの。こちらは妾の全力をもって厳重に封じておる。一方で、魔力を遮断する結界――こちらはごく簡単なものじゃ。神獣レベルならば、その気になれば打ち消すこともできたじゃろう」

 

 戦えば、学園長ちゃんですら苦戦する存在。

 神獣ユニコーンならば、結界を突破して『スケベ魔力』を食べられたはずだ――、と学園長ちゃんは続ける。

 

「しかし、それをしなかった」

 

 俺から見ても、ニコは明らかに魔力を欲していた。生徒たちから漏れ出る魔力を、喉から手が出るほどに。それなのにギャーギャーと喚(わめ)いて、素直に吸収しようとはしなかった。

 

「非処女の良さも分かったじゃろう? この学園の生徒たちは、リュータに性行為を教え込まれて、実に健全に、よほど淫乱に成長しておる」

「そ、それはっ……!」

 

 まだ食わず嫌いは治っていない。それでも、今日の実習助手体験には、一定の効果があったようだ。

 なにしろ――

 

(こいつからも漏れてるんだよなぁ……)

 

 スケベ魔力。

 午前中、俺が腰を掴んでからは特に――性行為を目にするたびピンク色の魔力を発するようになっていた。つまり性的興奮を覚えているということ。

 

「ニコよ。改めて、妾たちがそちに求めることは、次のいずれかじゃ。――1つ、処女至上主義を曲げないのであれば、この学園に関わらぬこと。居心地のよい住処(すみか)が必要であれば、妾のネットワークを使って手配しよう」

 

 俺たちは学園に囚われている以上、できることは限られているが、学園長ちゃんの人脈ならなんとかなるかもしれない。

 

「2つ目。あくまでこの地にこだわるというなら――非処女の存在を受け入れろとは言わんが、せめて容認してもらいたい。妾たちはここで、淫らな生徒を育てねばならん。――そこの、リュータのちんぽで、の。生徒たちもそれを強く望んでおる」

「むぐぐ……!」

 

 いかに生徒たちが俺との性行為を求めているか――それは、ニコも今日で身にしみて理解したはずだ。

 

「学園存続のためにも、そしてこの素晴らしい性行為自習をこの国からなくさぬためにも、これは必要なことなのじゃ。邪魔をするものは、学園長として排除せねばならん。……なにより、生徒たちの笑顔を守らねばならん……時折見せる、あの『アヘ顔ダブルピース』もな」

「あへ……? なんだその恐ろしい単語は!? 意味がわからないが、なんだか恐ろしい気がする!」

 

 お、さすがの直感だな。

 確かに『アヘ顔ダブルピース』なんて、処女好きには危険すぎる代物だ。

 

「俺は好きなんだけどな」

「変態だからな!?」

「理性がぶっ壊れたレベルのアヘ顔も好きだけど――ほどよく崩れて、ギリ恥じらいが残ってるアヘ顔もなかなか良いものだ」

「だから、知らーーんっ!」

 

 そしてそのアヘ顔に、さらにぶっかけて白濁コーティングするのが堪らない……うん。やっぱり変態だわ、俺。

 

「ニコにも似合うと思うぞ?」

「絶対ない! それはあり得ない! お前らが好きということは、淫乱なやつだろ!? そんなものが我に似合うはずない!……み、見るなっ!? 2人そろって我の顔で想像するなっ――! に、似合わんだろ……」

 

 とか言いながら、赤面してうつむくニコ。

 案外、自己肯定感が低いのかもしれない。

 

 ……あと一押しか。

 非処女を好きにさせて、ニコ自身にもエッチの楽しさを知ってもらえたら……。さっきの学園長の条件、いずれかを飲んでくれるかもしれない。

 

「学園長ちゃん」

 

 ひょいと手を上げると、2人の視線が俺に集まる。

 

「今夜、ニコを預かってもいいですか」

「!?!?」

「ほう――」

 

 少々荒療治かもしれないが、これがいいだろう。

 

「非処女の良さを突き詰めたひとつの境地――ラビとの『夫婦セックス』を、こいつに教え込んでみたいです」

 

 

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