機動戦士ガンダムSEED TR -輝ける星を目指して‐ 作:開いたぞ、性癖の扉が!!
ナタルは今、夢心地だった。
昔から奥手かつ生真面目であった彼女にとって「一目見た時から好きでした」とはなかなか言えない言葉だった。
しかし今なら言えそうである。天国へ上るような、脳がいけない信号をバチバチと全身に送っている―――自我が薄れた今なら。
「ちゅっ、ちゅう……ちゅううっ」
「あひ!はひっ!」
「またイった?も~、ナタルったら……」
ナタルが見惚れた綺麗な顔が、彼女がたまらず噴き出した体液で汚される。
それでも嫌な顔を―――少しだけして奉仕に努めるその姿は献身的で愛おしく見えた。
本来はそんな事をするような関係性では無かったが、今彼女にそんな複雑な事を考えるIQは無かった。
じっ、と碧い眼とナタルの眼が合う――――
「あっ!ああっ!!はァっ、イ――イくっ!!イくイくっ!!」
「えっ、また?」
ナタルを背中から抑えるマリューが疑うのも他所に、ナタルが仰け反ると彼女の恥部が少年の綺麗な顔に押し付けられ、更に快感は倍増し彼女にフィードバックされる。
綺麗な物を汚す―――してはならない背徳的な行為がナタルにとっての快楽のスイッチになっていた。
相手は10も歳の離れた男の子―――そんな子に、自分は奉仕させていた。
ベッドに寝かされたナタルの脇に太ももを入れるようにして座るマリューに乳房を遊ばれ、少年には恥部を舐められ、吸われていた。
「はひっ、はひっ―――」
「強情ね……ケイくん、まだ"ごめんなさい"し足りないみたい」
「も、もうやめ―――ひぁっ!?」
「ん、ごめんなひゃい……じゅるるっ……れろっ!!」
「ア、あぅっ!ぁ~~ッッッ!!」
少年が申し訳なさそうな演技をしながら、どこかほくそ笑んだ表情でナタルを見上げながら股に顔を埋める。
どこで覚えたのか、或いはマリューが仕込んだのか―――答えはどちらでもないが―――ナタルは悔しさを感じながら愛撫を受けていた。
執拗な責めに既に身体はぐずぐずに溶けるかのように力が入らない。
今まで他人だった少年に、自身とのファーストキスが唇でもなく陰部だという背徳感がいつまで経ってもナタルを苦しめ、同時にたまらなくさせていた。
『嫌だ』『申し訳ない』といった感情など何処へやら、今やナタルはケイの頭を太ももで挟んで逃れられなくする程。
「どう?美少年にキスするより先にクンニさせるのは」
「ば、ばかなことをッ!!」
「美少年って、別にそこまでじゃ」
「そこまであるわよ?世間じゃコーディネイターですらケイくんみたいなのを探す方が難しいんだから」
ケイがひと段落ついて顔にべっとりついたナタルの汁を手で拭った。細くも骨ばった手が液体で光沢を付ける。
絵になるなぁ、とナタルはぼけーっとそれを見ていると、普段のムッとした表情に戻ったケイがナタルを見た。
「……まだ足りないんです?」
「えっ!?あ、いや……」
思わずその先を想像してしまい、ナタルは無防備に開いていた足を閉じた。
足りないか、と言われればそうではある。どうせならその先も欲しいと思うほどには精神が性欲にどっぷりと浸かっていた。
しかし真っ向からハイそうですと言うと、まるで手玉に取られたように思えて悔しい。ナタルの心は二つあった。
そんな内心で悩むナタルを放って、マリューはケイとのじゃれ合いを再開していた。
「じゃあ私ともう1ラウンド行きましょうか♪」
ナタルから見て馴れ馴れしく少年の背から抱き着き、マリューはその白い肌に唇を落とした。
少年はどこか嫌そうにしながらも抵抗はしない。
マリューが求めるから、快楽のためと割り切っているのだろう。むしろマリューの抱く腕に手を添えて迎えているようにも見えた。
完全に二人の世界に戻ろうとしている―――ナタルはそれが羨ましい。
出来る事なら、大人としての規範を取っ払って目の前の好物に飛び掛かりたいと思う。
しかしそれをしてしまえば己は軍人でも人間でも無く動物と同じになる。
が、同時に目の前の
「ま、待て―――っ」
「……なぁに?バジルール少尉」
うわ、とナタルを見たマリューが声を上げた。
「わ、私とて女だ…………裸と痴態を晒したというのに、男に放っておかれたら傷つきもする」
それは普段のナタル・バジルールを知る者が見れば卒倒する事だった。
彼女の生真面目さからは思いもよらない行為にマリューとケイも驚いた。
ナタルは羞恥に顔を赤くし視線を逸らしながらも、ベッドの上で開脚して秘部を開き少年に媚びた。
彼女自身の指によって強引に開かれたそこは、既に少年の奉仕によって十分に男を迎える準備が整っている。
入口はひくひくともどかしさに震え、それらはだらしなく目の前の未熟な雄に公開された。
「後生だ……抱いてくれ。お、お前が…ムラサメ少尉が、欲しい」
ケイはふとマリューを見た。
マリューは子供が親に助けを求めるような目に「どうしてこっちを見るかなぁ」と内心困ると、ナタルのプライドと自身の卑しい馴れ初めを踏まえてその背中をトンと押した。
ケイの方はと言うと、今までマリューのアクションによって性的興奮をしていたのに、今は自分からやる気になっている事に気が付いた。
堅実な軍人のナタルが脱いでいるという現実にもどこか浮ついていたが、こうして迫られるとそれはそれで戸惑うものがあった。
何故ならマリューから求められる事が多く、こうした自分からの行為は初めてだったからだ。
「……や、やはり私のような面白みのない女ではダメか?」
どこか早口になりながら、ナタルが卑屈な言葉を連ねる。
やれマリューと比べれば女らしさも無く胸も無い。挙句口を開けば叱責ばかりと。
ケイはそうしたナタルの情けない部分を見てやる気を出す節操のない己の下半身を見ると、スルスルと近寄り彼女が待つベッドへ躍り出た。
「うわぁっ!?」
ナタルの細腕を、同じかそれよりも細いケイの腕が掴む。
そして彼女の長身よりも小さな身体が、動物が獲物を捕らえたように抑え込んだ。
一見すれば彼女が抵抗すれば簡単に崩れてしまうパワーバランスも、蕩けたナタルの顔を見れば選択肢に無い事が分かる。
「ダメですよ、少尉―――子供を誘惑するなんて」
「う……な、ナタルだ……」
「ナタル、欲しい?」
「っ、あぁ。私は悪い大人だ……っ」
視線を背けたナタルを追いかけるようにケイの顔が動く。右へ、左へ。
そしてとうとう悪戯な表情の彼にロックオンされたナタルは、その唇を少年に奪われた。
長く、今までのもどかしい思いをしたナタルを思いやるようなキスだった。
最初は異物感を感じて眉を顰めたナタルも、すぐにケイを迎えて受け入れた。
「ん……」
ちゅ、ちゅ、とキスによって漏れる音が部屋に響く。
マリューが気を利かせて静かにしているおかげで、ナタルは今二人きりの空間を味わっているように感じた。
彼はいつもどこか浮いていて、それを隅で見る事しか出来なかった彼女にとってマリューと彼の関係はショック以外の何者でもなかった。
何せそんな素振りは見えなかったし、こう言っては何だがケイはとっつき辛い人間―――近づこうとする人間に威嚇するハリネズミのような存在だと思っていた。
しかし蓋を開ければ、こんなふしだらな―――こんな羨ましい関係だったなんて。
お互いの身体をただ性欲に任せてぶつけ合う、生産性の無い不潔な関係。
だが許されるならナタルもそれを味わってみたいと思った。
「んむっ!ちゅぱ……は、激しくないか?」
「まだそう何度もしてないし、どれが正解か分かんないけど……そうなのか」
「私も経験が無いのでな、多分……」
チラリ、と二人で残されたマリューを見る。
「それほどでも」と頭を抑えて照れる彼女を見て、大体察しがついた。
「でもナタルが悪い、誘ったのはそっちからで―――こうなるのもナタルのせい」
「あ、ああ……それは、そうだ。だからせ、せせ、責任を取らないとなっ!」
ナタルの視線が一直線に覆いかぶさる少年の下腹部へ集中する。
本当に"付いてる"んだと、半ば女かもしれないと思っていた自分の認識を改めつつ、顔に似合わない男らしさの塊を見てナタルは汗と苦笑いを浮かべた。
マリューはアレを楽々と美味しそうに咥えていたが、普通あんなものなのだろうか―――視線を逸らすとマリューがサムズアップした。
「お……大きいな、貴官……じゃなかった、ケ……ムラサメ少「ケイでいい」ケイ、のは……」
自分の名前、時々嫌いになるけどね。とケイが自虐たっぷりに笑うが、ナタルは呼びやすくて―――というか呼びたくて仕方が無かったので問題が無かった。
未だに自分の中で言葉遣いを迷うケイと、軍人が身に沁みすぎたナタルはどこか似ている。
ケイはナタルのもじもじとした様子を見て、聞いた。
「もう欲しい?」
「欲しい……ほ、他に何かあるのか?」
「まだいっぱいあるし―――そっちから俺にしてもいい」
敢えて誰とは言わなかったが「誰かは実際主導権を握っていたし」とケイは続ける。
ナタルはそれも良いと思っていたが、今の組み伏せられた状態も悪くなかった。
「じゃあ、その……好きなようにしてほしい」
ナタルは再度身体の力を抜くと、ケイを待った。
すると少年はナタルとの身長差もあってかスルスルと彼女の身体を滑るように移動すると、わざとナタルの性器の前で自身のものを見せつけた。
今からこれがお前を貫いて滅茶苦茶にしてから子供の種を吐き出すんだ。目の前の光景がナタルにそう思わせる。
そして入口にあてがわれたそれは、とうとう待ちかねた男に歓喜するナタルの膣内に招き入れられた。
「ァ―――き、来た……ッ」
サァ、と己ではない何かが入って来る不安がナタルを襲い、戸惑った。
しかし彼女の不安とは裏腹に肉棒は滑りよく彼女を貫ききった。
もう目も開けていられない―――恥を上塗りしているのに天井の染みなんて数えられるわけがない。
何より下半身の快感を感じ過ぎて相手や次の段階の事など考えられなかった。
「うっ、んんっ」
少年の腰が動く―――その度にナタルは己の舵を握られ、操られているかのように刺激が脳を駆け巡った。
目を閉じると余計に脳をめぐる刺激が強く感じられた。
トン、トン、トン―――ぎこちないリズムでナタルが揺れる。
「やっぱこれ、いぃ……」
「はっ……ん、あぁ…はぅ」
ケイは初めて自分から動いたが、ナタルのそれも彼にとっては良いものだった。
マリューには一方的に鳴かされていたが、今度は鳴かせる側になった事でケイの中にあった責めたいという感情がナタルにぶつけられている。
ごりっごりっと彼女の腹の内側からえぐるように突くと、ナタルが面白いように跳ねた。
「くぁっ―――お゛っぅ!?」
「ここ?」
「あ、ぉっ!おッ……ひぃっ!」
「く、絞めつけてくる……」
普段知るCICで檄を飛ばすナタルとは違った、スケベな女の一面に驚きながらも楽しむケイ。
対してナタルは見た目麗しい少年がもつえげつない物と容赦のない責めの濁流に意識を流されていた。
気持ちいい―――それしか考える事が出来なかった。
バチュッと二人が重なる音も水気を増し、結合部からは泡だった白い液が垂れ流される。
好きにしろと言われたが―――これでは玩具だった。
ゴツゴツと打ち付ける腰はナタルの戸惑う心を一切気遣わず、少年の突きたいようにぶつけられる。
「やっ! あ、あっあっ! っぅ!お、おかしくなるっ!はぁン……!はやく、終わって、く―――んぢゅ、んぶぅ」
「んん、れる…ぁむ」
騒ぐために顔を向けたナタルの口を、ナタルの腰をひっくり返すように持ち上げて彼女との身長差を埋めたケイが塞ぐ。
彼女の両手首、口、そして性器が15歳の少年の身体で制圧されていた。
若さをぶつけるように垂直に打ち付ける腰のピストン運動をハイペースにして、ケイは女を初めて貪った。
性欲にかまけた、ナタルが言う所のふしだらな行為は何よりも彼女を悦ばせた。
「んんっ―――んお゛っ!!ん、ァ」
キスをしながら、ナタルがくぐもった声をあげた。
ケイの右手がナタルの鎖骨をなぞるように撫でる―――そしてその手はするすると下へ滑り落ちる。
やがて彼女の胸へと到達すると、その外周をなぞって下から持ち上げ揉みしだいた。
ひとしきり捏ね終わると、今度はそのまま乳首を指ではじいて遊ぶ。
「ああっ、ケイ―――ッ!ケイっ!」
堪らなくなったナタルが壊れたようにケイを呼び、その頭を掻き抱いた。
汗で湿った肌が密着して、さらに密に触れ合う二人。
ケイもまた彼女の身体を抱きしめ、ラストスパートを走らせる。
ぐっ、とナタルの身体に何かがせり上がり、夢中になって足で彼の身体を絡めとった。
そして一段と膣が締め付けたと共に、ケイもそれに合わせて射精した。
「ん゛んーー♡!ううぅぅうあああっ!!」
「ナタル…ッ!」
ナタルの思考が白く弾けた。
「はぁ……はぁ……っ」
ナタルは自分から引き抜かれたそれと、栓を失ってドロリと流れる精液を見た。
そして思い出す、保健体育の授業。
女性の膣に射精した後、確実とは言わないがどうなるか。
「あっ、な……中……」
誰が中で出せと?―――自分だ。
自分が少年の腰を卑しく引きつけて放さなかったから、外に出しようが無かった。
マズい―――そう思い指で掻きだそうと必死になっていたが時すでに遅し。ずっぽりと奥で出されたそれは、指を入れた程度でどうにかなるものではなかった。
そして少年はどうなったのかと気になって様子をうかがうと―――
「はぁ、ふう……」
後ろ手にぼうっと射精後の余韻で気を飛ばしていた。
荒い呼吸で、未だナタルの体液と混ざった白い液体を性器から垂らしている。
ナタルは自分が少年をそこまでさせたのだと考えると、女としての自信がグングンと上がるのを実感した。
今まで鉄の女などと言われてきた事もあったが、自分にも男を満足させることは出来たのだと。
相手が特別ちょろいだけとはいえ、ナタルは調子づいた。
「―――はむ」
「うっ!?」
射精して尚勢いを治めない少年の一物を、ナタルは急に口に含んだ。
唐突にぬるりとした咥内に襲われた少年は腰を引こうとしたが、ナタルはそれを追いかける。
そして舌を動かしてまだ残っていた精液を舐めとり、吸い取る。
舌は裏筋を這いまわるように亀頭を転がすように舐めた。
「じゅる…んむ……」
「ぉあっ…!」
「ぢゅっぷ、ちゅ、ぶ」
口をすぼめてまだ射精を強請るナタル。
ケイが彼女の頭を抑えるように―――撫でる程の力しか入らないが―――前後させると、彼女も撫でられて機嫌が良いのかそれに抵抗する事無く受け入れた。
自分が世話になったそれにありがとうと念を送ると、ピクンと跳ねて面白い。
「んぐ、うっぐ」
少年に乱暴にされるとナタルは喜ぶ―――彼女自身が今日学んだことだ。
彼に気持ちよくなってほしい―――それは自分が気持ちよくなることに繋がるから。
少しの息苦しさも、目線を上げれば可愛らしく快楽に溺れる表情で全てがどうでもよくなった。
やがて喉の奥にケイの精を受けると、ナタルはそれを飲み込むところまで見せつけた。
「ごく、ん……」
「う、わぁ」
全てがナタルの胃の中に飲み込まれると、彼女は自分の行為に赤面しつつもケイの腕を取って言った。
「その、とても気持ちが良かった。まるでお前の女にしてもらったみたいで…………お互いいつ死ぬか分からないんだ―――その、こんなふしだらな女だが……身体の関係だけでも……今後とも頼む」
―――ナタル?体の関係だけ『でも』って何よ。
―――あ、いや……忘れてくれ。ラミアス大尉との関係に茶々を入れるわけでは。
―――別に私たちってそういう関係じゃないわよ。でもナタルが混じるのは私は賛成。
―――俺の意思は?
―――やはり、いけないだろうか?
―――…………あー、もう。知らないから。
―――そうと決まればシャワー浴びに行きましょ!
こうしてケイの覚悟が決まらぬうちに、性欲発散仲間が増えてしまった。
マリューに個室のシャワーに押し込まれながら、ケイは自分の節操の無さを恥じた。
確かに心地よかったが、これでは人として最低である。兄弟が生きていれば自分の事をなんと罵るだろうか―――そんな事を考えていた。
アークエンジェルが正式に軍に合流出来ればそれまで―――そう思っていたが、マリューやナタルがどこぞで殺されるような事があれば夢見が悪くもなりそうで。
ため息を吐いたケイを後ろから抱きしめたマリューが不思議そうに見るが、ケイは気づかない。
「―――っ」
そしてマリューは幸か不幸か、ケイの首―――普段では髪に隠れて見えなかったであろう、うなじの上部分にある『No.011K』の文字を目にした。
産まれて今まで研究所育ちであることや、同じ顔同じ声の兄弟が10人居た事、今も実験の被験体として活動している事―――どれも未だ打ち明けてはいない。
キラにはどこかでサラっと言ったような気もしたが。
よってマリューもそれが何だかは分からなかった。
しかし子供のうなじに彫り物をするにしては、あまりにも無骨かつ無機質で悍ましい文字。
「ケイくん―――これ、何かしら」
「ん……?」
つぅ、とマリューの指がその文字を撫でた。
くすぐったそうにする少年を他所に、マリューはシャワーを浴びているというのにどこか胸の芯が冷えるような感覚を覚える。
ケイの部隊にはケイ以外にパイロットも居なければ、整備員と謎の研究員、それからまともに仕事をしない専属の医師のみ。
謎に包まれたティターンズ―――連合軍の設計とは思えないMSに、事情を知るアルテミスの司令官ガルシアの態度。
マリューの脳裏に嫌な仮説が浮かんだ。
「首の……うなじにある、文字」
「――――――お洒落だよ、うん」
「そんなとこ見ないでくださいよ」とケイがうなじに触れるマリューの手を優しく退けて、髪で隠す。
嘘くさい笑みを浮かべながら、しかしマリューはそれを真に受けた。真に受けたいと思った。
こんな歳の、恐らく他に類を見ない程可愛い少年。
それがもし、マリューの考えている事と合致すれば―――戦争はこうも人を狂わせるのかと絶望してしまうだろう。
まして011―――彼の前にも10人、番号を振られた子供が居たとしたら。
「お洒落、ね」
ケイがスルリとマリューの腕から抜けて、顔を突き合わせる。
その鈴の音のような声で「大丈夫ですよ」「ね、いいでしょう?」と言われキスを強請られれば、マリューは信じるしかなくなった。
少年は魔性をフルで活用し、まるで悪い男を演じる。
マリューが疑念を晴らすまで、愛おしい誰かにするようにケイはスキンシップを彼女に送った。
Tips:ナタル・バジルール
マリューとケイの関係を知って叱責するも最終的には仲間入りした人。実は初見でケイが気になっていた。
すごくむっつり。
Tips:マリュー・ラミアス
ナタルを巻き込んでなんとか難を逃れた人。
ケイの体に刻まれた数字に気づいた。
Tips:ケイ・ムラサメ
気が付いたら相手が増えてた人。なんやかんやで嫌ではない。
型番がマリューにバレてしまったが、誤魔化し方が下手くそ。
主人公の見た目に関する挿絵
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いるね
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いらないね